「ちまた」で言われている事柄か ら、、、 聞こえど飛ばず、
呼ばれど聞こえず1、日本からヨーロッパ=聞こえど飛ばず。
2、日本からアメリカ=呼ばれど聞こえず。(何故呼ばれていると判るのか?)
という現象が有るらしいがこれは何故だろう。
電波伝搬の可逆性は保証されているはづだから、双方の設備が同じならば電波は相互に届いているはずだ。
この二点に共通するのは受信側が朝でなく夕刻であるという事だ。
『1、日本からヨーロッパ=聞こえど飛ばず。』 を言いかえると、
『ヨーロッパから日本=呼ばれど聞こえず』 になり
『2、日本からアメリカ=呼ばれど聞こえず。』と同じになり、
受信側が夕刻の時に聞こえない事になる。→夕刻のノイズレベルは朝よりも高い? 雷は午後に多く、午前は少ない!
従って、JAからすれば対アメリカではノイズの影響が少ないアンテナで自分の受信能力が勝 負所?
同じく対ヨーロッパ、アフリカには自分の送信能力が勝負所?
アンテナ近傍大地 導電率が悪い大地(岩や砂、乾いている)の場合には非接地アンテナ(水平)が良い?
導電率が良い大地(海水)の場合には接地アンテナ(垂直)が良い?アンテナ偏波 対アメリカ間は水平アンテナ
→経路に海が支配的だから?、アメリカでは水平アンテナを使う局が多い?
対ヨーロッパ間は垂直アンテナ
→経路に陸が支配的だから?
逆Veeアンテナでは垂直と水平の両偏波が出るが、水平偏波は水平ダイポールと同じ方向 で、垂直偏波は水平偏波とは直 角方向なので、水平ダイポールと考えて北米に向けて逆Veeを張ればヨーロッパ向けには垂直偏波が出るので丁度良い!
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低雑音と言われる受信アンテナ 種 類 特 徴 (低雑音のヒント?) ベバレッジ 地上高が低い、垂直方向の寸法が少ない、進行波型アンテナ、単一指向性で比較的半値角が狭い 地上高の低い水平ダイポール 地上高が低い、インピーダンスが低い、垂直方向の寸法がほとんど無い、打上角が高い、電界型アンテナ、8の字指向性 マグネチックループ 寸法が小さい、インピーダンスが低い、一般的には垂直偏波で使う、磁界型アンテナ、8の字指向性 シールドループ 静電シールド、寸法が小さい、インピーダンスが低い、一般的には垂直偏波で使う、磁界型アンテナ、8の字指向性、地上高を高くす る方が良さそう、都市雑音が多い場所にて効果的? ペナント、フラグ
(一点抵抗装荷ループ)一般的には垂直偏波で使う、進行波型アンテナ、カーデオイド指向性、地上高を高くする方が良さそう、都市雑音が多い場所にて効果 的?、利得は -30dBi 前後(大きさ 数m x 数m) EWE、K9AYループ
(接地された一点抵抗装荷ループ)進行波型アンテナ、カーデオイド指向性 アレイ・アンテナ(指向性を狭めたアンテナ)
単一指向性、半値角が狭い
短縮ロータリーダイポール
回転させて指向性のヌルで妨害等を排除出来る。 他に比べて利得が有りそう(信号レベルが高そう)でフィーダでの雑音の混入が少なく、確実性がある。
(市販の3.5MHz ロータリーダイポールの給電部にローデングコイルを入れて160mバンドの受信用に改造して使う。 意外に使われている方が多い。 農繁期にベバレッジを撤去しなくてはならない局や、既に3.5MHz ロータリーダイポールを使っている局、べバレッジは無理だが3.5MHz ロータリーダイポールならば可能な敷地がある局)
受信アンテナ成功の秘訣は? ●受信専用アンテナを建てても成功しない例が多い
見聞きしたり、自身の経験で、受信専用アンテナを建てても、世間で言われる程の『良好な受信』を実感できなくて成功しない例が多いように感じる。 自分でも成功していないので、その問題点は推測してみるしかないが、以下の点が考えられる。●給電同軸フィーダとアンテナのアース接続?
給電同軸フィーダで拾ったノイズ、又はそれを伝わってきたシャックからのノイズがアンテナとの接続点で受信信号に混入する事がある。 受信用アンテナは利得が低いことが多いので、ちょっとしたノイズの混入でせっかくのアンテナの性能を生かせなくなる恐れがある。
ベバレッジ、EWE、K9AY Loop、など接地があるアンテナではアンテナの接地と同軸グランド側を接続してはいけない?。 必ずアイソレーションして信号のやり取りを行うこと?。 例 えばインピーダンスマッチングの為のインピーダンス比9:1のオートトランスに同軸ケーブルを直接接続してはいけない?。 この場合には更に1:1のアイソレー ションされたトランスを介さなければいけないが、オートトランスで無い一次と二次巻き線が分離されたマッチングトランスを使えばその様な必要も無い。 一 次と二次巻き線は静電容量的にも結合が少ない方が良いのではないだろうか。
●ループアンテナ
ループアンテナを使ってみるとその利得の低さをはっきり認識してもらえると思うが、ほんの2mから3mの短縮ホイップアンテナの方が利得が高い。 それを 高く揚げるとその給電同軸フィーダは良好なバーチカルアンテナになっているのでループアンテナで受信しているのかバーチカルで受信しているのか判らなくなる?。
フェライトバーアンテナを地上1m程度で使うと、知られるとうり8の字指向性を実感できるが、同軸ケーブルを延長して10mの高さに揚げてみたらほとんど指向性は感じられなかった。 同軸とアンテナの接続方法や同軸のシールド性能に問題があるのではないだろうか。
●海岸の波打ち際にベバレッジを建ててはいけない
例えば完全導体(海水はほとんど完全導体に近い)の上にベバレッジを建てると、それはほとんどアンテナにならない。 アンテナ下の物質が電波に対して損失を持っていることがベバレッジをアンテナとして成り立たせている。
●送信アンテナとの結合を防ぐ
受 信専用アンテナは利得が低い場合が多いので、フィーダに雑音が乗ったりすると簡単に妨害されて本来の性能を発揮できない。 受信アンテナが送信アンテナ、 一般的にはバーチカル系、の近くにあると結合して送信アンテナで受信したノイズを拾ってしまう。 アンテナは受信した電力(当然、雑音も含まれる)の半分 を受信機に供給して残り半分は空中に再放射する。 どうしても送信アンテナからのノイズを拾ってしまう場合には、受信時に送信アンテナを離調させてそれが 受信周波数付近のノイズに対して良好なアンテナにならない様にする。
●妨害
例 えばベバレッジ、ペナント、フラグ、EWEなどは周波数特性が非常に広帯域なのでダイポールなどの周波数選択性を持つ定在波アンテナと違ってアマチュアバ ンド以外の電波も周波数選択される事なく受信してしまい、放送局は圧倒的大電力なので結果的に放送信号は圧倒的な強さで受信端に現れる。 従って受信機で妨害排 除能力が十分でないと大電力のAM放送信号で受信機が潰されて大幅な感度劣化を起こす場合 がある。 この場合にはプリセレクタやアッテネータを挿入すると妨害から逃れられる場合がある。
また、アンテナやフィーダのどこかにフェライトコアが使われている場合にはそこでの非直線性の為に混変調等が生じている場合がある。 コアを排除したり他の物に交換することを検討する必要があるかも知れない。
●道路をまたいでベバレッジを建てる
ベ バレッジを建てるのに道路の存在が障害になって必要なエレメント長さを確保出来ない場合には、その部分だけ交通の邪魔にならない様にエレメントを高く保持 するのが一般的だろうが、それも交通量の極めて少ない場所以外では心配が残る。 それではと地面を這わせたり側溝を通したりすると多分その場所で、500 オーム前後と思われる高いインピーダンスのアンテナが、低いインピーダンスで地面に終端されたのと同じになると思われ、給電点からそこまでの長さのアンテ ナに成り下がってしまうのではないだろうか。
一つのアイデアとしては、例えば道路の両側でトランスによりインピーダンスを50オームに下げて、同軸ケーブルで地中や側溝を通して道路を渡すと、アンテナエレメントから道路 の両側の部分を見たときに、そこがトランスによりアンテナと同じインピーダンスになっていればアンテナとして何も問題が無く、道路で寸断された短い複数の エレメントはあたかも長い一本のエレメントとして動作しそうに思える。 いわば『継ぎ足しベバレッジ』とでも言おうか、果して旨く行くのか?。
●EWE 対 ベバレッジ
EWEとベ バレッジはほとんど同じ構造をしているが指向性は180度方角が反転している。
その差は展開方向のエレメント長さが約半波長より十分に短い(EWE)か長い(ベ バレッジ)かにある。 半波長程度ではFB比がゼロに近い。
以下のアンテナ定義ファイルは100m長の160mバンド用ベバレッジ及びそれを元にその長さ方向の 寸法のみ60m、30mと短くしていったもので指向性の変化が確認できる。 大地特性は 比誘電率=10、導電率=5mS/mを想定。
MMANA用アンテナ定義ファイル: 100mベバレッジ、60m中間 、30m EWE
高雑音と言われる受信アンテナ 種 類 特 徴 (高雑音のヒント?) 垂直アンテナ 垂直方向の寸法が大きい、電界型アンテナ、水平方向無指向性 スローパー 垂直方向の寸法が大きい、電界型アンテナ、水平方向無指向性に近い JH1GVY Home Top へ Top Band 移動運用DXへ戻る
接地とは何だ バーチカルアンテナにおける接地とはどういう意味があるのか、どういう動作をしているのか いわゆるバーチカルと言われるアンテナに代表されるモノポール系アンテナにおいて接地は必須である。
接地という物の本質を考えるにはダイポールアンテナから考えたらどうだろうか。
モノポールアンテナは接地という方法でダイポールアンテナの片側エレメントを大地で代用しているのであり、従って大地のアンテナとしての特性はモノポー ルエレメント部分と同等に重要だ。 大地に高周波電流や電磁界に対して損失が有ればダイポールの片側エレメントに損失が有るのとまったく同じだ。 また、 大地にそれらの損失が有るのは、無線に多少経験があれば誰もが直感的に感じるだろう。
その大地の損失をいかにして克服するかの一つの答えが、AMラジオ放送等の送信アンテナにおける放射状の数百本(例えば200本)の(埋設された)接地 電線であり、その形状から(埋設)ラジアル( radial = 放射状の)と呼ばれている。 これは、本来ならば良好な金属板を敷詰めたいところを電線で簡略しているという見方もできるし、一本の損失抵抗のあるアース 線を多数並列接続してオームの法則でその損失抵抗値を並列本数分の一(例えば200分の一)に低減しているとも見れる。 しかしそれでも、地面に近接して 置かれたダイポールは損失が大きそうなことを考えると、そのダイポールアンテナの片側のエレメントが地面に埋まっているならば“それなりの損失はある”と 考えられる。
バーチカルを海上に立てると、海水はほとんど良好な金属に等しいのでアース線は簡単なもので済ませられるはずだ。
数百本のラジアルを敷設する敷地を得られる人はアマチュアでは少ないだろうし、移動運用であれば敷地を確保したとしても敷設労力は並大抵ではないだろう。
カウンタポイズ(エレベーテッドラジアル)
昔から知られる様に、良好な接地が得られない場合にはむしろカウンタポイズと呼ばれる電線を地面から数メートル以上の高さに地面に平行に設置してそれを 接地の代わりにする方が良い場合があるとされている。 カウンタポイズの本数が例え1本から数本であっても、最近はそれをエレベーテッドラジアルとも呼ん でいる。
カウンタポイズは地面に近づけてはいけない。 それは正にダイポールアンテナの片側エレメントであると考えて、地面から遠ざけなければいけない。 カウ ンタポイズが地面に近いと、損失の有る物体(大地)がアンテナに近接していると考えた方がよい。 カウンタポイズをどの程度に高さに上げれば良いかは、損 失をどれだけ許すかによると思うが、まだ不勉強でよくは判らない。 160mバンドでのTバーチカルの対向2線ラジアルでは電流の最大点である給電点部分で4m以上は欲しいという感触はある。結 論
ここまで考えて来ると、自由空間のダイポールが周囲物体による損失 が無くて最良であり、次に損失が少ないのは地面から十分な高さにあるダイポールやエレベーテッドラジアルを備えたアンテナで、中途半端な接地は最悪でダイポール の片側エレメントを地面に埋めている様なものでろくなことは無さそうだ。
大地は絶対的理想物体というイメージがあるが、対地電位を下げて感電を防ぐ目的ではそうかも知れないが、アンテナの場合にはその様な理想物体であると考 えるのはまったく間違えだ。 アンテナにおいて大地への接地は「いかにして大地に低いインピーダンスで接続するか」と考えがちだがそれは「いかにして抵抗 器(=大地=損失がある)に低いインピーダンスで接続するか」ということに等しくて意味が薄い。 AMラジオ放送用の垂直アンテナにおいて多数のラジアル 電線を大地に敷設する意味は、それを大地に対して低いインピーダンスで接続するのが目的では無くて、垂直エレメントに相対するエレメント(ダイポールの片 側 エレメントに当たる)を大地の影響(=損失)を極力排する形で敷設しているのである。 出来ることならば、ラジアルの周りに大地はあって欲しくはないが、 経 済的理由から地上数十メートルの高さにラジアルを展開し、またその為に垂直エレメントの地上高をかさ上げする事は出来ずに、止む無く埋設するしか無いの だ。 そういう事だからアンテナにおいて「接地」というのは本質を誤らせる言葉だ。 東北地方で160mバンドのデルタループを送信アンテナとしている局 があるが、電波の飛びの強さには定評があってDXクラスタにDX局から書き込まれる内容を見るだけでその電波の強さは十分に理解できる。 しかし、デルタ ループは指向性もほとんど無くて無指向性と大して変わらない、ということは大した利得は無いのだ。 比べて利得の有る4SQアンテナを使っている局が電波の強さで負けているのは、アンテナが接地を使っているかどうかに因るのではないだろうか。
垂直アンテナの高さを半分で済ませられるので接地は便利だが損失を考えると接地しないで済むならばそれに越したことは無い。 接地が不要な点と電流の腹が 地面から離れた高い所にある為に大地による損失が少なくて他に比べて打ち上げ角も低いという点からマイクロバート(MV)アンテナは期待が持てるかも知れ ない。 但し、いかに損失の少ないローデングコイルとRFチョークにするかに因るだろう。
JE1SPYさんのMVアンテナ・レポート
MV設計支援シート HAM RADIO NEWS 2005年2月
JA6GAN/ガンさんのホームページ: DL7PE Micro Vert Antenna の動作解析について
Benさんのホームページ: 短縮アンテナの放射抵抗
JF6LIUさんの実験室: VCH式移動用アンテナ
7MHzでの比較一例: 利得の一例を dBi/@仰角 で示す
VCH式は :-3dBi/29度 (給電点高 0.1m、先端高 4.9m)
MV は :-3dBi/22度 (給電点高 1m、先端高 11m)
λ/4 Vertは: 0dBi/27度 (給電点高 0m、先端高 10.4m、接地抵抗0Ω)
( by MMANA、 利得はあくまでも一例であり条件による、コイルのQは150としたが利得損失約3dBに相当、現実にはVCH式は更に利得が低いと想像できる、VCH式は グランドワイア方向に若干の指向性があるが他は無指向性、λ/4 Vertical は接地抵抗により実際にはこれよりも利得が下がる。)
大気電気学、その他から 項 目 説 明 裸のアンテナ・エレメント 大気中の荷電粒子:
雪、砂塵、チリ、水蒸気などが電荷を帯びている。
これらが裸のアンテナ・エレメントに衝突すると電荷を放出するので雑音が受信される。
アンテナエレメントは絶縁被覆されているべき。地球と電離層下端 【地球と電離層下端の間の電気的等価回路】
地球と電離層下端(高度50km)間の電気的等価回路を書くと、
1.8F(ファラッド)のコンデンサと222オームの抵抗が並列接続されている。
【電位と電界】
地球と電離層下端間のコンデンサには300kVが充電されている。
電界は地表では平均 120V/mあるが高度と共に急激に減少する。
トップバンド・バーチカルアンテナ40m高と同じ高さでは、
120x40=4.8kVの電位になる!
高さ方向に長いアンテナはこの電圧の雑音成分を拾う?
【大気の導電率】
大気はわずかな導電性を持っていて、高度と共に導電率も上昇するが、地表での
一例としては 6E-15 [S/m] 。
【雷雲による発電】
地球と電離層下端間の電位300kVと大気の導電率により平均電流=2.7E-12 [A/m^2]
(1平方メートル当り2.7ピコ・アンペア)が空地電流として流れている。
これらを支えているのは雷雲の活動であり、雷雲から電気が供給されなければ222オーム
の抵抗で1.8Fのコンデンサの300kVの電圧は数分で放電されてしまう。
全地球上には常時2,000個前後の雷雲が存在し222オームの抵抗に1350Aの電流を
供給している。セント・エルモの火 平坦な地表で大気電界が400V/mを越えると突起物先端でコロナ放電がおきる。
船のマストや山頂からの先端放電は、セント・エルモの火として知られる。
アンテナには鋭い突起を作るな!、エレメントを露出せずに絶縁物で覆え!
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160m バンド DX QSO 一日の時間経過 160mバンドのDX QSOのチャンスは、QSO相手を選ばなければ自分の日没(SS:sunset)前後から日の出(SR:sunrise)前後までの長い時間帯の間ずっと 続いている。 但し、ある特定の地域、例えば南米、北米、ヨーロッパ、アフリカのどれかを希望するならば日没から日の出までの長い時間帯の内のある短い時 間帯に限定される。
そのなかで最も容易にQSO可能な時間帯は更に絞られるので能率良くQSOしたり少ない空中線電力でQSOしたい場合にはそのような時間帯を選ぶ。 それ がグレイラインと呼ばれる時間帯である。
グレイラインとは昼と夜の境目、つまり日没と日の出のプラスマイナス30分それぞれ合計一時間程度の時間帯でありこの時に最もコンディションが上昇する。 (但し、午前零時から午前四時頃は皆さん寝ているので現実にはQSOは少ない。)
昼間はDX QSOのチャンスはほとんど無く、自分の側の日没前後の絶好のチャンスから始まり日の出前後の絶好のチャンスで一日が終わる。
グレイラインの時間帯は当然自分の側と相手の側にあり、つまり一般的には特定の地域に対しては一日で最大四回のチャンスが訪れるが、相手の地域と 季節によっては回数が減って一回も無い場合もある。 自分と相手のグレイラインが同時である場合が絶好最大のQSOのチャンスになる。
自分の側の日没前後を迎えると、日没を迎えている地域及びその東側でまだ日の出を過ぎていない地域(オセアニア、太平洋の島々、南北アメリカ)ま での広い地域とQSOが可能となる。 またその中で日没又は日の出を迎えている地域は自分と相互にグレイライン上にあるのでその地域との間では最もコン ディションが上昇している。
自分の側の日没を30分程度過ぎると自分側のコンディションは絶好最大を過ぎて安定期に入るが相手のグレーライン、つまり日の出又は日没を迎え る地域が次に好機となる。 つまり自分の東側の日の出地域と西側(東南アジア、インド洋、中東、アフリカ)の日没の地域にQSOの好機となる。 この時間 帯はひたすら相手側のグレイラインに頼るQSOとなる。
やがて自分側の日の出前後を迎えると一日で二度目の絶好のQSOのチャンスを迎えて、既に日没を過ぎている地域と容易にQSOが出来るし、相手の 日没と重なれば絶好最大のチャンスになる。 自分側の日の出を30分程度過ぎると潮が引くようにフェードアウトして一日の160mバンドDXが終了する。
もう少し具体的に説明すると、
日本の日没のグレイラインを迎えると北アメリカがQSO可能になるが西海岸は時刻が朝早すぎて就寝中であり相手が居なく、東海岸局はQSO可能だ が距離がある為に1kW出力でも容易とは言えないQSOとなる。 その時に南米では日の出グレイラインを迎えて日本のグレイラインと重なるので絶好最大で 且つ唯一のQSOチャンスとなるがやはり距離があるので1kW出力でもQSOは難しい。 まだ日の出を迎えていない太平洋諸島やオセアニアもQSOが可能 だ。 やがて時刻が過ぎると日本の日没のグレイラインは過ぎて安定期に入るが、北米の日の出グレイライン時刻を迎えてその地域のコンデシィョン上昇と就寝 から目覚めた局のQRVと相まって東海岸から徐々に西海岸にQSO地域が移って来る。 北米の局が聞こえていても夜の早い時間帯では空中線電力が低い局は 電波が届かずに20時半から21時頃からやっとQSOが出来るようになる。
東南アジア、インド洋の島、中東、アフリカ東海岸、などは日本の夜に日没を迎えるので相手のこのグレイラインの時間帯にQSOのチャンスが大きい。 つま りアフリカとは日本の日の出時刻だけでなく夜遅い時間帯にもQSOのチャンスが有ることは忘れてはならない。 FT/X とはその時間帯の方がQSOが容易だったように思える。
最も遅い時には夜の12時過ぎまでアメリカ西海岸とQSOが出来る。
北米がフェードアウトした後ヨーロッパとの交信時刻となる朝4時頃まではコンディションは開けていると思われるが就寝時間帯なのでQSOはあまり行なわれ ないが東ヨーロッパの日の出グレイラインなので十分にQSOの可能性は有る。
日本の朝4時頃から目覚めた日本の局のQRVでヨーロッパやアフリカとのQSOが開始され、日の出のグレイラインが過ぎるまでQSOが行なわれ る。 また東南アジア、インド洋の島、中東、アフリカの東海岸などの地域は日本の日の出のグレイラインでもQSOのチャンスが大きい。 ヨーロッパを目当 てにQRVして来る東南アジアやオセアニアの局をつかまえることも出来る。
まとめると、最もコンディションが良いのは双方のグレイラインが重なった時、つまり相互に日没であったり、相互に日の出であったり、一方が日没で且つもう 一方が日の出である三つの場合が有る。
次にコンディションが良いのはどちらかが日没あるいは日の出のグレイラインにある時。
但し、例えコンディションが良くてもどちらかが就寝時間帯であったり、極めて遠距離で有ったりする場合には現実にはQSOは難しい。
また、距離がそう遠くなければ、どちらもグレイライン上になくてもお互いに日が上がっていなければ一応QSOは可能だ(アラスカ、極東ロシア、東南アジ ア、オセアニア)。
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160mバンド WAC 早道 ・アジア、オセアニア、ヨーロッパ、北米は全く問題なし。
ヨーロッパはロシアのヨーロッパ圏で、オセアニアはグアムかサイパンで簡単。
・アフリカは最も近いインド洋の VQ9LA チャゴスがアクティブかつ信号が強い。
日本のPM10時頃から明け方まで注意。 日本の明け方は競争相手が多いがPM10時頃はそれが少ないので狙い目。
距離約8000km前後で近く、アメリカ西海岸同等距離。
現地は高雑音な模様なので強く受信出来てもQSBの山にタイミングを合わせないと届かない場合がある。
現地の日没前後(日本のPM10時前後)が雑音が少ないかも知れず届き易いのでは。
タイムテーブル(ヨーロッパ・アフ リカ)
・南米は HC8N ガラパゴスがコンテスト及び前後の数日にアクティブ。
日本の夕方からPM9時(現地の日の出)頃まで注意。
12月頃には最大で5時間程度の交信可能時間があり大陸に比べ時間的余裕がある。
距離約14000kmだが大海の島なので、経路での損失が少ない上に現地は低雑音な模様で50Wでも届く。
タイムテーブル (南北アメリカ)
・VQ9LA と HC8N をコンテスト及びその前後の数日間などで運良く 捕まえ られれば出力50Wでも1シーズンで 160m WAC の可能性は大きい。
その他に、アフリカと南米は島から のQRV(ぺディションなど)が最も交信が容易で狙い目。
JH1GVY の160mバンドWAC
160mバンド DXCC 獲得のJA局(05 Jul 2007現在) ・05 Jul 2007現在で日本で160mバンドDXCCを獲得しているのは、合計でちょうど100局。
エリア別では下記の様になっていてJA9エリアは皆無、また頭文字J以外(7J、7K、など)は居ない。
1:29、2:21、3:13、4:10、5:4、6:5、7:11、8:3、0:4
Listings DXCC 160M pdf
ローパワー、初心者の160mバンド DX QSOテクニック アメリカの局は100Hzから200Hz程度下、場合によってはもっと低い周波数、で呼んで来ることが多いので広い範囲をワッチ する。
パイルアップが起こる(起きた)局はスプリットで UP2(2kHz上の周波数)を指定する場合が割合と多いのでパイルアップが起きている周波数の2kHz 程度下を受信するとDX局を探せる確率が高い。
DXペディション局には運用期間の終盤で、呼ぶ局が 少なくなってきたらコールすればローパワーでも交信可能だ。
それまでに送信・受信周波数や時間帯などの傾向を知っておけば良い。
JAのベテランは超DXを狙っているので日没と日の出前後のQRVが多く、その他の時間帯はQRVが少ない。
ローパワー局や初心者はベテランと肩を並べても勝ち目が低い。
ベテラン不在の夜9時以降朝4時頃までの時間帯は私のようなローパワーの初心者にうってつけだ。 つまり、あまり遠距離でない地域で電波が届き易く、且つ 競争相手が少ない。
東南アジアの局はその地域の雑音の多さからか強く入 感してもこちらの電波は中々拾ってもらえない。 韓国の局でさえ拾ってくれない場合も多い。
夕方のアメリカ方面と朝のヨーロッパ、アフリカ方面が印象に強いが、日本の夜の東南アジアからアフリカ東海岸にかけてと、日本の朝のDXタイムの少し前の ヨーロッパの夫々の日没グレイラインにも注目しよう。
相手が大海の孤島の場合には、電波伝搬のロスが少なく且つ相手の受信ノイズが少ない場合が有り、例え距離があってもQSOが容易な場合が多い。 サイパンに出かけた日本人の話ではほとんど受信ノイズが無く静かだったとのことです。 日本での160mバンドのWACには南米やアフリカが難しいがそれ らの地域の島からのQRV局はWAC達成の絶好のチャンスだ。
いくら呼んでも届かない場合、他のバンドと大きく異 なるのは送受で別のアンテナを使っている局が多く、送信は無指向性あるいはそれに近い物を使う場合があるので四方八方に電波を振りまいているが、受信は指 向性のある物を使うので呼ばれても聞えない場合がある。 落ち着いて、相手がどの方向に受信の指向性を向けているか(どの方向と交信しているか)を考えよ う。 JAと交信しているのに自分の電波が届かないのは自分の性。
CQを出そう、叱られたらQSYすれば良い。
ローパワー局はキーイングスピードを程々に速くした方がコピーされ易 い。 ローパワーなのでゆっくり送信するとQSBで所々コピーされないことが繰り返される場合があるが、早く送ればQSBの山で完全にコピーされる。
OTH レーダ信号(ジャミング)自衛策
アジアの何処からかOTHレーダ信号と考えられる信号がアマチュア 無線バンド内に侵入してくるときがある。
その強さは、時にはS9+にも達してDXはおろか国内通信もままならなくなることがある。
自衛策としては、
1、受信専用アンテナとして指向性にヌル(Null)点のあるアンテナを使う。
また、妨害信号がそれ程に強くない場合には、例えばエレベーテッドラジアルを地上高 数メートルの受信用ダイポールとして使うことで妨害を多少軽減できる。
例えばEWE、フラグ、ペナント等の一点抵抗装荷ループアンテナ系では妨害信号到来方向と反対方向に目的信号がある場合に使える。
また、 受信用なので短縮バーチカルで構わないが、逆相給電した2エレメント・エンドファイア・アレイのブロードサイド方向の指向性ヌルを妨害信号到来方向に向けて設置するとそれと直交する2方角の目的信号の受信に使える。
地上高が低い場合の垂直設置ループアンテナやダイポールのヌル点は一点抵抗装荷ループ系アンテナ程の効果は期待できない。
2、夕方(発信源はまだ日没前)は妨害信号が弱いの でその時間帯で交信する。
3、妨害が休止する場合に時刻や曜日の傾向を示す場合があるのでそれを読み取りタイミングを計る。
4、Up 100、 DXの場合には1.8MHz帯でCQを出し、QSX 1913 とかで1.9MHz 帯で受信する。
5、日本上空で強い雷(ノイズ)があればOTHRは休止
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タイマー・ラジオ・ブイ?
160mバンドをワッチしていると時折アマチュア無線以外のモー ルス符号を聞くことがある。
かなり遅い速度で二文字から四文字の識別符号とおぼしき符号と最後に連続キャリアを送出し、それを三回程繰り返す。 その後は次の送出まで数分以上の時間 間隔(タイマー)がある。 2008.Nov.26 20JST頃に受信した 1822.1kHz 当りの“7P”は時間間隔約4分3秒、”7P + ピーー”を三回繰り返し、QSBは結構大きかったが最大RST599は間違いない。
やはり、漁業用等のタイマー・ラジオ・ブイと思えるが、何処からのものかは不明だ。
不意に現れるので、CQの場合には、KHzジャストの周波数は使わない方が無難かも知れない。
受信例:18nn.n kHz/符号/符号 (周波数の0.1kHz台は多少の誤差がある)
30.0/H3、26.0/I5、25.2/FK、25.0/AGI/3LEE、
24.2/TL2、23.0/CYL/4ATI、22.2/9G/7P、22.0/4EAQ、21.0/DA9、
16.0/IY7/QEM/4W、15.0/BQ/FS2、
12.0/4DZZ/3OHD、11.0/3MOQ、10.0/C8、
■海上通信 ラジオ・ブイ 1.6 - 2.0MHz
無線設備を内蔵した浮標を目標物に置き、これから発射される電波を船舶等において受信し、その方位を測定するシステムである。
主に次の4種類がある。
ア 一般ラジオ・ブイ・・・常に電波の発射と休止を繰り返し行うもの
イ タイマー付きラジオ・ブイ・・・タイマーを内蔵し、特定の時刻から一定時間にわたり電波の発射と休止を繰り返すもの
ウ セルコール・ブイ・・・選択呼出しを受けたときのみ電波を発射するもの
エ レーダー・ブイ・・・レーダー電波を受信したときのみ電波を発射するもの
DXバケーション 160m用アンテナ
・FAQ (繰り返し聞かれる質問)
DXバケーションにお勧めの160mのアンテナは何ですか?
・その事情 主役はやはりハイバンドであるし、航空手荷物の重量オーバー料金が 掛からないか、かさまない様にする為にローバンドのアンテナはどうしても優先順位が下がる。
しかし、同じパワーを送り込んでも飛びが悪いのがローバンドでもある。
そこで、軽くてかつ、飛びの良いアンテナを模索する訳だ。・一言では難しいそ の答え その質問に対する答えは一言では難しい。
なぜかと言うと、ハイバンドのアンテナは多分、組上げてそこそこの高さに揚げれば想定している性能が再現性良く得られると想像するが、ローバンドではアンテナが建てられる環境(場所)に因って お勧めのアンテナは違ってくるし、接地や大地特性の十分な知識や経験が 無いとハイバンドの様に容易には想定している性能は得られないかも知れない。・よく見聞きする例
バト ルクリークスペシャル:http://www.pi4cc.nl/link/mkII.htm
7〜1.8MHzの 3バンドで、7HMzはλ/4フルサイズバーチカル、3.5MHzと1.8MHzはトップロードワイア(逆エルの場合の水平ワイア)付きの短縮トラップバーチカ ルであり、パイプをつないで組み立ててゆく。
市販化されているのかも知れない。 ステーは幾段か必要みたいだ。
ローバンドをこれ一本で済ませられるので便利だ。
トラップでの許容電力限界が気になるが大掛かりなDXペディションで使われている所をみると数百ワットで問題ないレベルなのだろう。
このアンテナではラジアル(接地)の性能が重要だ。
その他の市販アンテナ等:
・TITANEX Vertical ANT
・Force12 Vertical EF-160V (リニアローディング)
・ス パイダービーム 18m長グラスファイバー・ポール
逆エル (L):
Akiスペ シャルと呼ばれる形態で建 てられることが多い。 つまり幾段かの金属パイプとグラスファイバー竿をつなげて、ある程度の高さの垂直部を確保してそれにエレメントを沿わせ、λ/4 に足らない分のエレメントは糸で引いて略・逆エル(L)字型にエレメントを空中に展開する逆エル型垂直アンテナだ。 エレメント全長はλ/4 垂直アンテナよりも若干長くなる。
ローディングやトラップ等の素子が無いので許容電力が気になることはまず無い。
エレメント構造が簡単で再現性も高く、性能も得易い。
接地特性が重要な点は接地型アンテナ共通でこのアンテナでも同じだが、輻射抵抗が大きめなので他の 短縮バーチカルに比べると接地特性への要求は厳しくはない。 従って、例えばエレベーテッドラジアルの使用も検討の余地が有る。 但し、垂直部を短くした り水平部エレメントを急激な角度で下方に引くと輻射抵抗が下がるので建て方に注意が必要。
いかに垂直部長 さを稼げるか、いかに水平部エレメントを高く揚げられるか、いかに良い接地(ラジアル)を得られるかがポイントになる。
水平部エレメントと逆の方向に若干(1dB前後)の指向性がある。
基本的にシングルバンドアンテナであり、他バンドで使う為には工夫が必要。
・逆L型アンテナ
・逆L型アンテナ研究
・他のアンテナとの比較
逆ブイ (V):
良好な特性かつ安全な接地を得るのは場合に よっては面倒でもあるので、接地が不要かつ、やり方によっては建てるのが簡単 な のでこのアンテナを使っている例も見受ける。
ホテル宿泊での運用の場合には、諸々の事情から全長約80m程度の長さが問題になる事もあり、立てずらい場合もある。
特性は安定していて再現性も高い。
160mバンドDXに向く低い打ち上げ角を得る為の地上高を確保するのは、バケーション用の宿泊小屋では一般的には困難と言える。
しかし、50W出力の国内移動運用局も高さ7mから15m(私の場合には20m)でDXと交信することもある。
土手の上、傾斜地、水(海)辺で性能が高まる。
頂角の高さが低い場合に少しでも全体の高さを確保する目的で端点を高く確保したいのは人情だが、そうすると高さの低い水平ダイポールになってしまい、ほと んど天頂を向いた指向性になってしまいDXに向かないので、むしろ端点はなるべく低 くして地面すれすれにした方が最大利得(天頂方向)が下がる為に近距離からの妨害信号を低減し、逆に低い仰角 での利得が出てきてDXへの送信能力向上になる。 ある例では、端点を強く大地と結合させてDX向けのアンテナとしています。 また、この 様にするとアンテナ 面に垂直な方角には水平偏波、アンテナ面に平行な方角には垂直偏波が出て合成すると無指向性に近い放射になります。 この様に、逆ブイは場合によっては水 平偏波でなく垂直偏波が主な成分のアンテナに変身します。
・ 逆ブイ 頂点高さと端点高さによる特性変化 φ2mmアルミ針金
NEC-2 for MMANAで評価、大地誘電率10、導電率5mS/m、1825kHz
端点高さ m 頂角高さ m
10
15
20
0.2
利得@仰角 15度 dBi
−7.0
−5.1
−3.9
4.0 利得@仰角 15度 dBi
−7.8
−5.8
−4.4
0.2
利得@仰角 90度 dBi
−0.9
+1.2
+2.3
4.0 利得@仰角 90度 dBi
+1.4 +3.0 +3.8
給電点に複数バンドのアンテナエレメントを同 時に接続しておいて、バンド間で干渉させない為にエレメントを、垂直方向でも水平方向でも構わないので少し開 いておけば、マルチバンド化が容易だ。
7MHzエレメントを付けておけば21MHzにも使える。
・逆ブイアンテナ。
ロング ワイア:
多分、λ/4 よりもかなり短いエレメントを兎に角、空中に張ってアンテナチューナで同調/マッチングをとるのが現実と思いますが、短縮アンテナであることからバトルク リークスペシャルと同じく接地特性の要求が厳しいと思えます。 簡単な接地をしてアンテナチューナで同調/マッチングをとっても接地抵抗に大半の電力を吸 わ れてしまう可能性が高い。
アンテナチューナで容易にマルチバンドに出られるのは便利。
・基本的な考え方
アンテナ設置場所:
可能ならば、良好な接地特性及び海面での反射を考慮して海岸を選らぶ。
アンテナ種類:
基本的にはDXに向いている垂直系を 使い、接地(ラジアル)を十分に考慮する。 簡単なエレベーテッドラジアルは下手な接地よりも良さそうだ。
十分な接地やエレベーテッドラジアルができそうも無い場合には接地が不要な逆ブイやループアンテナを 使う。
垂直偏波ハロー(Halo)アンテナ
逆ブイの片側2m、両側合わせて4m程度延長 して給電点の下に引いてきて、角を糸で引いて三角でも四角でも菱形でも良いが開ループ(ループを閉じない)に すると、垂直偏波ハロー(Halo)アンテナになり、寸法も小さく、指向性もどちらかと言うとDX向けの特性になる。 垂直偏波・菱形Haloアンテナ/20m高:定義ファイル
エレメント材料:
DXバケーションでは荷物が軽量であることが必要ですが、エレメントは園芸用アルミ 針金が軽量で特性も十分、但し半田付けは使えないので接続方法を考慮し ておくこと。 大きく短縮したアンテナを除いて、直径1.5mmのアルミ針金で電気的特性は十分(0.5dBから1dB程度の損失に収まる)。
フルサイズエレメント:
エレメント長さ の短縮は極力避けること。 どうしても寸法を縮小したい場合には、折り曲げ(ベントダイポー ル、ベント逆ブイ、Halo、ベントバーチカル=逆エル)でエレメント全長を短縮しない。 折り曲げは垂直方向でなくとも水平方向でも構わない。
またはトップワイアを取り付けてT型などとして容量ローデングにすること。 コイルによる短縮(アンテナ チューナは場合によってはこうなる)は最悪、せめて根元で水平でも構わないのでワイアを40cm程度の間隔で往復させてリニア・ローディングにする(往復長さは、不足しているエレメント長さの2〜3割増)。
フルサイズ逆ブイなどは直径1mmのアルミ針金でも無損失エレメントに比べて0.7dB程度の損失。
エレベーテッドラジアル付きのバルーンアンテナ(λ/4 バーチカル)ではわずか直径0.36mm銅線相当で無損失エレメントに比べ0.7dBの損失で済んでいます。 短縮しないことのメリットは大きい。
垂直系アンテナの接地対策:
海水にワイアを幾本か投げ込んで接地できるならばそれを選ぶ。
海岸だが、海水に接地できない場合には地面にラジアルを多数張る。
簡単に済ませるには半波長ダイポールの長さの高さ3m程度のエレベーテッド・ラジアルを一本張り、その中点に接地する。
・ 逆ブイ、Halo、T型バーチカル
(IV、Halo、の条件:端点高さ2m一定、φ2mmアルミ針金)
NEC-2 for MMANAで評価、大地誘電率10、導電率5mS/m、 1825kHz
アンテナと高さ m
IV 10
IV 15
IV 20
Halo 20
T-vert 22
インピーダンス Ω
43
43 44 18
22
利得@仰角25度 dBi(垂直偏波)
−5.4
−3.4
−2.2
−1.4
−0.4 最大利得 dBi
/ @仰角 deg
+0.4
/ 90
+2.2
/ 90+3.2
/ 90+2.8
/ 90
−0.4
/ 23
IVの利得は無損失エレメントの場合に比べて約0.3dB程度劣化している。
IVはφ1mmアルミエレメントにすると、無損失エレメントに比べて約 0.7dB劣化する。
右端T-vert22は、エレベーテッドラジアル二本付きの22m高傾斜ワイアT型 バーチカルアンテナ
・GVYのアンテナのDXバケーション評
私の160mバンドDX用アンテナは、軽さが重視されるDXバケーション用にはできていません。
ポールは20mから22mを必要とします。 バルーンアンテナはガスボンベが20kgも有りますし、小型な物であっても高圧ガスなので輸送手段が難しく、 航空機には乗せられないかも知れません。
また、基本的に移動局の50W出力までの許容電力しか考慮されていま せん。 例えばマグネチック・ループアンテナに使っている同調バリコンは1kV耐圧ですが、工夫しないと50Wでも簡単に放電してしまう。
使わない方が良い周波数
使わない方が良い周波数がある。
AMラジオ放送の周波数は9と10の倍数なので、そこから発生するビート妨害もその倍数で発生し易くなりその周波数は使わない方が無難だ。
南北アメリカのAMラジオは10の倍数、例えば 590kHz, , , 910kHz, , , 1430kHz, , , その他の地域は9の倍数、例えば594kHz, , , 918kHz, , , 1431kHz, , , , なのでその高調波又は混変調は10又は9の倍数になり、160mバンドでは10の系列で1820、1830、1910、9の系列で1818、1827、1908はビート妨害が発生し易く、使わない方が良い。
これらの周波数は、例え自局で受信してまったく問題が無い場合でも相手の地域において妨害が出ているかも知れない。
埼玉県には954kHz/100kWのラジオ放送局があって、関東の広い範囲で 954kHz x 2 = 1908kHz で常にビートがある。 同じく、693kHz/300kW、1134kHz/100kWがあって 693kHz + 1134kHz = 1827kHz で常にビートがある。
その他にも、恐らくは漁業用のタイマー・ラジオ・ブイと思える信号が突然に聞えることがあるので、こちらも要注意で kHz ジャストの周波数は使わないで500Hz程度ずらせた方が無難かも知れない。
季節による伝播の違い
冬 はDX信号の到来仰角が低く、夏はそれが高い? 夏場は仰角の高いアンテナで受信した方がS/Nが良い場合がある? 例えば、地面近く(高さ0mから数 m)の水平ダイポールで受信するとシーズン中はバーチカルに比べてDX信号の了解度が上がるという事が少ないが、夏場は了解度が上がる事がよくある。
・KCJ トップバンドコンテストに関して
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