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2011年12月31日
WSPRビー コン清須市に届く
135kHz Band
草加市から137.5kHz WSPRビーコンを出して愛知県清須市で受信された
 距離は約280kmでSNR=−17dB程度だったのでCWでも聞こえ出す良いSNRだった。
WSPRの限界と言われる−28dBに11dBの余裕なので、関西にも届いて不思議ではない。
 多分、1,000km程度は受信側の雑音環境が良ければ全く問題が無いはずだ。
 UTC   SNR
 0718   -21
 0720   -23
 0724   -17
 0728   -17
 0732   -21
 0746   -17
135kHzでコンテスト優勝
千葉コンテスト結果発表があり、136kHzバンド千葉県内で一位だった。
 http://www.jarl-chiba.com/26con/Result-26.html
 最下位の局がバンド違い(この局はこのバンドで活動しているという情報が無いし、免許検索でこのバンドの免許を受けていない)で紛れ込ん でいたと思われ、このバンドだけ未確定になっているが、私自身には影響が無いと思われます。
 尚、ログ提出が無かったり、136kHzバンドよりも少ないカテゴリも多いので、このバンドはまあまあの人気だ。
2011年12月28日
コイルQ、接 地抵抗の効果
短縮モノポールアンテナのコイルのQ及び接地抵抗と利得
 改めてローディングコイルのQと接地抵抗などの損失抵抗値が短縮モノポールアンテナの利得にどれ程に影響するかを整理してみた。
 判ってはいたが、コイルのQだけ又は接地抵抗だけを改良してもアンテナ利得向上の効果は限定的になる。

 アンテナの利得変化表:基準での利得は−26.2dBi
Rx (Ω) \ Q
150 (半分)
300 (基準)
600 (二倍)
900 (三倍)
9. 0(三分の一)
− 0.4dB
+ 1.9dB
+ 3.9dB
+ 4.8dB
13. 5(半分)
− 0.8dB
+ 1.4dB
+ 3.0dB
+ 3.7dB
27 (基準)
− 1.6dB
0dB (基準)
+ 1.1dB
+ 1.6dB
54 (二倍)
− 3.0dB
− 1.9dB
− 1.2dB
− 0.9dB
(Rx:接地抵抗などの損失抵抗、Q:8mHのローデングコイルのQ、輻射抵抗は40mΩとした、周波数137kHz)
2011年12月26日
Stew Perry コンテスト
得点増
再び自分の得点を確認すると、4点増えていた。
 これはログ提出局が増えて、QSO相手の中にLow power 局が存在してい事がスコアを計算するログ管理コンピュータが知る事が出来たのでこちらの得点が加算されたものだ。
This report generated on Sunday, 25-Dec-11 at 13:45.
CALL   C P GRID RAW DUPE BUST QSO PTS GRD CALL BEST DX KM QRP LOW TIME OVER
JH1GVY S L PM95  11   0    0   11 193  11 N5UL      10097  0   2   89    0

 所で、SOP LOWで交信距離が10,000kmを超えたのは今の所、私を含めて6局だけだ。
これは、使ったリッツ線MLAの性能の良さを示す一つのデータになるのではないか(LOWカテゴリは100W以下だが、当局は50W運用)。 一方、JE1SPYさんは何と17,000kmを超えている。
 CALL   C P GRID RAW DUPE BUST QSO  PTS  GRD  CALL      BEST DX KM
 W7RH   S L DM35 238   1    9  228  2470 140  JH6QFJ      10037
 R1DM   S L KO49 243   0    7  236  1977 150  CE1/K7CA    13247
 US8ICM S L KN87 163   1    8  154  1520 116  PJ2T        10164
 UR5IFB S L KN87 141   0    5  136  1087 108  PJ2T        10164
 JE1SPY S L PM95  32   0    5   27   532  24  CE1/K7CA    17101
 JH1GVY S L PM95  11   0    0   11   193  11  N5UL        10097
2011年12月23日
Stew Perry コンテスト
ログ提出
Stew Perry Topband Distance Challenge コンテスにMLAで参加のログ提出
 18日のコンテスト、ログを今日提出した。 ロボットが数秒でログ検査結果をメールで返して来て、修正を送り直す。 前日までに提出済みの局の一覧が得点と共に掲載 さ れているので、結果発表を待つまでも無く、自分の成績がつかめる。明日、朝9時を過ぎれば多分自分の結果も掲載されているだろう。
 と思ったら、既に一覧に載っていた。 コールサインのミスコピーは無かった、得点は189点、最遠は10,097km。
This report generated on Friday, 23-Dec-11 at 10:01.
CALL   C P GRID RAW DUPE BUST QSO PTS GRD CALL BEST DX KM QRP LOW TIME OVER
JH1GVY S L PM95  11   0    0   11 189  11 N5UL      10097  0   0   89    0
2011年12月21日
135kHzバンド送信用
 Loop ANT

135kHz MLA 様子見
アンテナを上げた
今日午前中、135kHz MLA の様子を見る為に20/φ0.32構成のエレメントでアンテナを上げた。本来、三束で3/20/φ0.32とする所を仮に一束で済ませる事で軽量化して実 験が簡単になる様にした。
 同調はとれて、同調容量も想定範囲だったが、ほんの数ワットの送信電力で同調コンデンサ及びマッチングトランスが温まっている。送信開始するとアンテナ 電流がスーっと下がってゆくので共振周波数が大きくドリフトしている。 多分この様な問題があると思っていたが、極端なので驚いた。コンデンサの質とトラ ンスのコアをまともな物に変更を要す。
 計算では、最終的な形でのループの入力抵抗は1Ω以下なので場合によっては50Wの電力でも数Aから10A程度の電流がループに流れる事になる。 ルー プのインダクタンスは55μH前後、同調容量は25nF(25,000pF)前後
試験送信
 ついでなので、もしかしたら誰かに受信されるかも知れないと思って、試しにWSPR信号を1ワット程度で送信してみたが、どこにも届かなかった模様で、 ループアンテナでの送信の厳しさを改めて実感した。
2011年12月19日
Stew Perry コンテスト
参加記

Stew Perry Topband Distance Challenge コンテスにMLAで参加
 昨晩18日、3/10/30/φ0.08構成のリッツ線エレメントで作った160mバンドMLAで20時頃から22時ま での約 2時間の短い時間だったがStew Perry コンテストでこのアンテナを50W出力で試した。
 アンテナのエレメント全長は44mで一本の15mグラスファイバー伸縮ポールによって支え、地面に向かう四本の糸で空中に六角形に展開した垂直偏波アン テナ。エレメント重量が2kgになるのでポールの上から3っ目のつなぎ目から左右にステーを取ってポールのシナリを抑える。近くの電力線からのノイズ受信 を抑えられるかも知れないと考えてアンテナ展開方向(指向性方向)はほぼ東西で若干東北東に向けた。
結果
 コンデションがあまり良くなかった性か、アンテナの性能の性か、草加市内で雑音が高い性かあまりDXは聞えなかった。  DX局を呼ぶも21時頃までは応答が無いのでJA局と交信したりして過ごしてその後、時間経過と共に北米にも届く様になったのはいつもの事だ。
DX交信局; KG7H, W7EW, K7RAT, N9RV, N9ADG, K7QQ, N5UL の計7局だった。
一番遠距離はN5ULのNM州 GL:DM82中心で約1万km。
 飛 びは50Wでは並かなと思える感触だったが、一回だけで判断は難しい。 今回、北米には届いているので取り合えず第一段階としては良しとしたい。
共振周波数ドリフトと狭帯域幅の 欠点
 1kV耐圧バリコンの耐圧が足らなくて放電するので固定コンデンサを組み合わせて使いバリコンに掛かる電圧を下げてい る。 しかし、その固定コンデンサが送信時に少し温まってアンテナとしての共振周波数が数kHzドリフトする。元々、帯域幅の狭いアンテナなので周波数ド リフトは困るので高周波大電流に耐える固定コンデンサ、又は高耐圧のバリコンが必要だ。
 また、コンテストなので頻繁に送信周波数をバンド内で変更するが狭帯域の性でSWRが悪化している周波数の場合が有って、その度にATUのチューンを取 ると他局の迷惑になるので、対策をしないとコンテストに はあまり向かないアンテナになってしまう。 元々、8の字指向性なので指向性の向きを変えられない限り、あまりコンテストに向いているとは言えないが。
135kHz 免許増減なし 135kHz免許取得局、全199 2011年11月26日現在
    約2週間前に比べて、増減なし
2011年12月18日
160mバンドDX用Loop ANT
160m MLA 細い素線(φ0.08mm)でのリッツ線
アンテナを上げた
今日午前中、やっとこの3/10/30/φ0.08構成のエレメントでアンテナを上げた。Stew Perryコンテストには夕方から出られるかも知れない。
 3/20/φ0.32構成の物のに比べてインダクタンスも入力抵抗もほとんど変化が無い感じだ。強いて言えば入力抵抗が気持ち下がった(損失抵抗が下 がったか?)感じ程度で、SWR2の帯域幅は約14kHzだったのでこれもほとんど変化しなかった。果たして、細い素線の御利益はあるのだろうか。 あま りに大雑把過ぎるので、もっとしっかりと測定しなければいけないのだろうか。それとも、上記の比較内容で両エレメントに明らかな差が出なければ実用上もあ まり差が出ないと考えれば良いのだろうか。
アルミエレメント
 以前の48mのアルミの太いエレメント(φ2.5mm、二本並列)の残骸を今回のエレメント長さ44mに切り詰めて比較実験するのも良い手かも知れな い。 こちらのエレメントは48mで1.3kgなのでアルミだけあって軽量に仕上がっている。二本並列を三本に増やしてもリッツ線エレメントよりも軽量 だ。同じ重量ならば径が太くなるアルミ針金の方がリッツ線よりも 損失が少なかったり、同等な結果になるのか??
2011年12月17日
160m DXCC JA抜粋
 2011DEC17_ARRL_160m_DXCC JA 抜粋
 全世界で1764局がARRL 160m DXCC リストに有るがその中でJAは175局だった。
 国内の特にトップ5のエンティティー数は僅少差で、激烈というべきか。DXペディションでNEWが得られる場合に、それを逃すと致命的になりそうだ。
2011年12月16日
160mバンドDX用Loop ANT
160m MLA 細い素線(φ0.08mm)でのリッツ線
今日午前と午後に各一本ずつ作成して、 10/30/φ0.08構成の物が都合三本が出来上がった。三本まとめて重量を量ったら2.05kgあって、先日から試している20/φ0.32構成の物 よ り50g程度重いだけで誤差の内で両者ほとんど同じ重量だ、後は使って試すだけ。
2011年12月15日
160mバンドDX用Loop ANT
160m MLA 細い素線(φ0.08mm)でのリッツ線を作成中
他の用事と、日が短いので今日は3時間をかけて長さ44mの30/0.08リッツ線を10本束ねて 10/30/0.08構成にする作業を一本しか行えなかった。長さ44mのテープ巻きは幅8mmのマイラーテープ30m巻が2巻で少し余る程度の量が必要 で、作業時間に2時間程度が必要だ。2時間もの間、道路に立ちっ放しで延々と44mのリッツ線にクルクルとテープを巻いて仕上げてゆく。 この作業はやり だすと途中で止められないので天候や日没時刻や周囲状況に注意して開始しないとリッツ線がパーになってしまう。
これを後2本作って最終的に3本並列接続で3/10/30/0.08構成のMLA用リッツ線にする予定。1本、2本でも使える様に10/30/0.08の 3本は並列にして7箇所を軽く結わくだけだ。
2011年12月14日
M型コネクタの危機
M型コネクタのレセプタクル(MR)で座が四角い物が秋葉原の店から少なくなっているし、価格 も上昇している。店主の話では需要が少なくメーカーが生産中止したとか。別のメーカでは価格が上がってまだ入荷しないとの事。
 以前に、絶縁体が白い物を買ったらネジのピッチが少し異なっている模様で従来使用している絶縁体が茶色のプラグを使うと最後まで締め付けられなくてグラ ンドが浮いてしまう。 つい先日、店頭で見たものは絶縁物の色が緑色だったし値段が高いので購入を止めておいた。 今日は何とか従来のMRが他の店の二分 の一から三分の一の値段で安く手に入ったので10個まとめて買っておいた。もっと多量に買っておくべきか、他の電子部品も値段が上がったり希望の物が手に 入り難くなっている。
Stew Perry コンテスト
160mバンドCWだけのStew Perry Topband Distance Challenge コンテストが今週末の日曜日、18日にある。
 ここ数年は参加していないが、過去にSingle OP. Low Power (100W未満)カテゴリーで50Wで参加して日 本で一位になった経験がある。一位と言ってもログ提出はたったの5局だが少しの得点差でJE1SPYさんを上回った。使ったアンテナは20m高の T形(傘形)でエレベーテッドラジアルを使用した。 昨年の結果をみるとやはり常勝のJE1SPYさんが一位でマイクロバートアンテナを使用したとの事。
160mバンドDX用Loop ANT用として30/0.08リッツ線を一巻購入した。
 現在のエレメントは3/20/0.32の4.83mm構成だが、3/10/30/0.08の 4.58mm構成にして、コンテストに間に合えば良いが。 と言っても事情でコンテストに参加できる時間は極めて限られているの で、コンテスト参加というよりは飛びの確認が出来ればと思う。果たしてリッツ線の導体断面積をほぼ同等にして素線をφ0.32mmからφ0.08mmにし た事による表皮効果の低減によりアンテナ効率は上がるだろうか。
2011年12月13日
160mバンドDX用Loop ANT
160m MLA リッツ線三重/トランスマッチング
マッチングトランスに手を入れて再度実験した。
 1.8MHzのSWR最良点では50Wでバリコンがバリバリと放電したので、昨日よりもマッチングが上手くいった模様だ。そこでSWR=2の帯域幅を調 べ直したら15kHzも有った。
 1.9MHzもSWRが完全に落ちる様になった。
2011年12月12日
160mバンドDX用Loop ANT
160m MLA リッツ線三重/トランスマッチング
7日に記事を書いた、インピーダンス・マッチングにトロイダルコアFT114#77(φ29mm、 T7.5mm)を使ったトランス回路で TRCV側にタップを切り替えるSWを設けて実験したみたら1.8MHzのSWRは十分に下がった。結果のトランス巻数比では、想定していたよりもルー プのインピーダンスは高い模様で、つまり損失が大きそうだ。 1.9MHzではまだ少し合わせ切れないのでトランスの巻数比をもう一つ下げる必要がある模様だ。 50Wでキャリアを出しているとマッチング/同調バリ コンBOXで何か音がするが、SWRに変化は無いので放電ではないと思える。トロイダルトランスを触ると少し温かいが、通常のCW交信では問題無さそうな 感じだ。
 同調容量はバリコンの回転角から1.8MHzでは約75pF、1.9MHzでは約60pFだった。MMANAのシュミレーションでは1.8MHzで 77.5pFだったので概ね予定通り。
TS480の表示でSWR=2の帯域幅は1.8MHzで11.5kHz程度で昔の20m高ポールによる アルミエレメントMLAと概ね同じ(当時のIC706MK2での表示)。50W出力の時にSWRによる出力電力低減機能が働きだす帯域幅は5.5kHz程 度。 し かし、アンテナ同調バリコンを再調整しなくても 1.810 - 1.825kHz はTS480内蔵ATUでSWR=1にしてカバーできるので便利だ。IC706MK2を使用していた頃にはATUが無い状態だったのでバリコンによる周波 数再同調に苦労 した。 送信開始のCWの頭でSWRが一瞬飛ぶ現象が有ったので、同調バリコンが塵などで放電しているかも知れない。
日没が16:20頃で丁度、富士山に日が落ちる。1.8MHzでCQを出したが17時少し過ぎに、浜松 市と結城市の2局に呼ばれただけ。浜松はLoopのサイドになり599のレポートだったがQTHをコピーできなかた模様で送り直した。結城市は正面にな るが、信号が弱くて579を送り599を受け取った。何か、あまりアンテナの効率が高そうでは無い感触だ。 リッツ線は現状0.32φ x 20本 x 3束だが、素線を0.08φの細い物にしてエレメント合計断面積を同一にすれば改良されるだ ろうか。
2011年12月8日
分散接地の落とし穴
JD1AHCでの接地の不思議
・135kHzでの父島と本土間の交信を目指して先月に約一週間、父島からの135kHz運用が行われた。 この時に接地抵抗を極力下げる目的でシャック 脇のアースマット5.4uによる接地に対して地下に埋めた貯水槽に銅版を投げ込んだ水没接地が併用された。
 各々の接地抵抗はアースマットが74Ωで、水没接地が34Ωだが、併用すると54Ωになるとの事で、水没接地抵抗の34Ωよりも高い値になる事が不思議 な現象として報告されている。
分散接地の落とし穴
この現象は恐らく、以前にも書いたが『分散接地の落とし穴』の一種ではなかったかと想像される。今回の接地の不思議はその 落とし穴の中でも最悪の例で、一方は数メートルの接続ワイアでの静電容量的接地、もう一方は42mに及ぶ長い接続ワイアによるインダクタンスが直列に存在 する接地の為にLCに由るインピーダンス変換が行われて遠方の水没接地抵抗の低さが活かされない事になったと考えられる(最終的には水没接地単独を選ん だ)。

・アースワイアのインダクタンスを58μHとして計算するとこの回路のインピーダンスは
  54+j43 (Ω)になります。 j43Ωはアンテナ共振の中でキャンセルされて、接地抵抗として測定されるのは54Ωだけです。
分散接地の反省点
1、静電容量的接地(アースマット、カウンタポイズも?)に対して埋設や水没接地を併用する事には注意を要する。
2、アースワイアのインダクタンス間に大きな違いが有る場合には、接地装荷コイル(造語)を挿入して接地ラインのインダクタンスの均等化を図ること。(依 佐美送信所の接地でも資料の中に接地点毎に異なるインダクタンス挿入がされていたと記憶しています、セルフトランス的だったか?  JA5FP 間氏によれば各接地回路のQ、つまり ωL/R が等しい時に最も接地効果が高いとの事。 JA7NI さんの実験によればL2の挿入ではなく、長い距離のラインに直列にコンデンサを挿入してLW1をキャンセルできるとの事で す。)

 L2をバリオメータにして最も接地抵抗の低くなるインダクタンスを模索するのも面白いかも。
JD1AHCでの接地抵抗値 父島での接地抵抗は意外に大きい
 JD1AHC 2011 の場合、5.4uのアースマットで74Ωの接地抵抗との事で面積抵抗は 399.6(Ωu)と計算されます。 注)“面積抵抗”は私が勝手に付けた名前です。
地盤が岩盤との事なのでこの様な高い値になったのかも知れません。

以下は自宅のある草加市とその周辺において実測した面積抵抗(Ωu)の一例です
 ・水 没         11.3(Ωu) 農業用U字溝水路にて
 ・地 面 置       71.2(Ωu) 農道の土混じりの砂利道
 ・アスファルト舗装面置  145(Ωu) 農道の一部分
この値から、見込まれる接地抵抗を計算するにはアースマットの面積で割る。
  例:地面置きアースマット5.4uの場合
    接地抵抗=地面置面積抵抗(Ωu)/アースマット面積(u)
          =71.2/5.4≒13.2Ω (同じ面積でJD1AHC 2011 では74Ωだった)
JD1AHCでのアンテナ特性 JD1AHCの齊藤さんからの情報からアンテナの特性をMMANAで計算した
 大地特性    利得dBi  100WでのEIRP    アンテナ定義ファイル
・海水       -28.7   -8.7dBW  (0.135W)
・代表的な台地   -29.4   -9.4dBW  (0.115W)
・岩石・砂地    -29.7   -9.7dBW  (0.107W)
・輻射抵抗 約28mΩ
  水平パターン(円形)の右方向がDの方向(北)で若干利得が下がっています。
  計算の都合上D点は狭角度を避けダミーとして短い線を挿入しました。
135kHzという低い周波数なので、大地特性によるアンテナ利得の変化は少ない。
計算外
アンテナ直下に木々が有るとの事で、これらは損失を生むと思いますがそれは計算には反映されていませんので、実際には上記計算結果よりも低い利得になると 推測されます。
シャックの存在も、損失要因ですが計算には反映されていません。
本州での受信例
CWでは受信されたなかった模様だがQRSS10で受信例がある。
  草加市秋田県大仙市東京台東区、八街市(画像なし)
父島からEIRP 1W EIRP 1W (0dBW)の可能性
アンテナ利得向上と送信電力増強 では
アンテナ特性計算で利得が約 -29dBi だったので、送信電力が100W(20dBW)とすると9dB利得アップの -20dBi が最低必要。 その実現の可能性は、
 1、接地抵抗      今回50Ω→例えば15Ω
 2、コイルの損失抵抗 今回11Ω→例えば5Ω、これで利得は -24.8dBi でまだ4.8dB不足。
Powerを200Wにすると3dB Upでまだ1.8dBの不足、Powerを400Wにすると6dB Upで計算上は 1.2dBの余裕。 しかし、周囲の木々がどれだけ損失を発生しているか不明だが、恐らく400WでもEIRP 1W に達しない可能性が高い。
ベバレッジアンテナで送信?
 受信用アンテナとしてベバレッジアンテナがあるが、このアンテナは利得が低くて送信には向かないというのが定説だ。 しかし、135kHz送信アンテナ は上記で示した通りに普通はかなり利得が低くて -30dBi より少し高い程度で使っている例が多いので、ベバレッジアンテナでも可能性が有る利得ではないだろうか。 父島は岩盤で大地特性が良く無さそうだが、ベ バレッジアンテナではその様な大地の方がかえって利得は高いという話だ。アンテナのインピーダンスが高くて接地抵抗の高さはあまり問題にならない。  MMANAでベバレッジの利得をシュミレーションするのは危険だが、ON4UNの書籍によれば半波長以上のベバレッジでの利得は -10dBi を上回っている。135kHzで半波長は1,100mだが。 周囲の木々の影響はどれ程か。
ループアンテナ
 幾度も書くが、VE7TILはアンテナ周囲の木々による損失の為に接地型垂直アンテナを諦めて20m x 30mのループアンテナに1kWで日本との交信を果たした。父島でも周囲の木々が邪魔をしているならばループアンテナの選択もあるかも知れない。
バルーンアンテナ
 このアンテナは建設が簡単な上に40mから50mのエレメントにすれば接地特性があまり良くなくても輻射抵抗が高いので十分な利得が得られそうだ。垂直 高さが高いのでアンテナ電流の帰路となる地表面積を多く利用できるので木々による損失は軽減できる可能性も有るかも知れない(樹木という損失抵抗器の並列 接続を増やす)。 風に弱い事と、高圧ヘリウムガス・ボンベが必要な事が弱点。 JD1AHC の齊藤さんからの情報では小笠原は世界自然遺産に登録されている関係で、バルーンアンテナは問題視される可能性があるので検討を見合わせているとの事で す。
2011年12月7日
160mバンドDX用Loop ANT
160m MLA リッツ線三重で再々実験
・マッチング容量を減らしてもSWRはほとんど変化しなかった。
ここで思い出したが、MLAを初めて検討した数年前に作った調整板が有った。移動先で固定コンデンサで回路定数の吟味は手間が掛かるので、 バリコンを三つアクリルの板に取り付けて全ての定数を可変できる様にしてある。これならばバリコンで徐々に調整して、置き換え可能な部分は後で調整後のバ リコン容量に等しい固定コンデンサに置き換える。
しかし、この際は、数年前に考えたが試さなかった別の給電回路(右図)を試みようと思う。 インピーダンスマッチングはトロ イダル・コアによるトランスを使って、同調とを別々に行うものだ。MMANAでシュミレーションするとトランスの巻数比は1:2.84程度で済む。トラン スならばタップを細かく出しておき、ワニグチでつなぎ変えて実験は簡単に済むし、50Ω側のタップならばあまり神経を使わなくてもワニグチ接続で特性に問 題は無さそうに思える。
2011年12月6日
160mバンドDX用Loop ANT
160m MLA リッツ線三重で再実験
・同調容量不足を直してリッツ線三重で 1.9MHz 1.8MHz 両方に上手く同調可能になった。
しかし、1.9MHz でSWR=2、1.8MHz でSWR=3に悪化した。
・TS480内蔵ATUでSWRを下げて数分間50W送信するとSWRが悪化するのは共振周波数がドリフトしている為と思 える。同調とマッチングのコンデンサを指で触ると少し温まっている気がする。
・リッツ線三重ではエレメントの重さが2kgもあって、その重さとエレメント展開糸の張力で竿がお辞儀をするので、竿にステーを二本取ったが、竿の段数が 10段でつなぎ目は9箇所 ある内の下から4つ目のつなぎ目でステーを取るのでは低いので次回からは下から5つ目のつなぎ目で取る事にする。
SWR改善の為にマッチング容量を少し減らしたので次回実験でSWRを確かめる。
2011年12月5日
135kHz 免許1増1減
135kHz免許取得局、全199 2011年11月12日現在
    約2週間前に比べて、関東+1、東海−1、 合計±0

 JH1GYE  高崎市  50W
(消 滅 JQ2XVY )
2011年12月3日
160m デルタLoopで135kHz
160mバンドのデルタ・ループで135kHzのMLAにすると
 160mバンドのデルタ・ループに135kHzを乗せる為に同調コンデンサを直列に挿入してMLAとしてシュミレーションしてみた。結果は50W (17dBW)の空中線電力で1WのEIRPを実現する−17dBi の利得を得る為に必要なエレメント導体径は銅線で直径8mm、アルミで直径10mmが必要で、線と言うよりは棒の領域だ。 リッツ線にしたらどの程度で済 む か? 尚、同調容量は約 4,900pF、入力抵抗は約0.71Ωなので巻数比1:8.4程度のトランスで50Ωにマッチング。
2011年12月2日
160m 北米 - ヨーロッパ
160mバンド K1JT WSPR ビーコンのG8HUHでの受信SNR変化
 K1JT の5Wの160m WSPR ビーコンの11月18日から12月1日までの二週間のG8HUHでの受信SNRをグラフにしてみたら、受信毎の変動は有るもののその傾向は明らかに SNR が向上している。 耳で聞え始める -18dBから -17dBの領域に到達している。

2011年12月1日
Litz 線MLAはλ/4Vertical 同等?

160mバンドのLitz線利用MLAは λ/4 Vertical と同等の利得か?
 Litz線の160mバンドでの損失抵抗が幾らになるのかまだ判ら ないが、仮に直径4mmアルミ線と同じだとして15mポールを利用しての周長44mの六角MLAの利得をシュミレーションすると、信じられないが 160mバンドの接地型 λ/4 フルサイズVertical で接地抵抗が10Ω程度の場合と同等の利得になった。 アンテナ定義ファイル
良好な接地が得られない環境ではMLAが大変に有効かも知れない。
 高さも15mで済むが風には弱そうだ。 

ア ンテナ 最 大利得@打上角 利 得@仰角
備 考
MLA
+ 1.70dBi @90度
+ 0.24dBi @30度
6MLA44r2AL
Vertical
+ 1.33dBi @22.7度 同左
接 地抵抗  0Ω
Vertical + 0.23dBi @22.7度 同左 接 地抵抗10.6Ω
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