お立ち寄り有難う御座います。 少数派の犬種で知名度が低く、其の姿を見かける事
 も滅多に無いので、言葉より画像で諸々を表現してみました。


縁あって日本テリアとお付き合いして10数年になります。 ブリーディングを経験して、

やっとこの犬種の特性を掴めたのも最近のことです。


日本テリアは元々個体数の多い犬種ではありません。 ビロードの肌触りの極短毛で、

寒さに弱いため室内飼育になりますが、テリア系でかなり活発、一頭より複数いた方が

運動不足、ストレスが解消され、体調管理に余り気を遣わなくて済むのでお勧めです。

昨今、専門のブリーダーさんが少なくなり、子犬の入手はかなり難しくなった事もあり、

各オーナーさんがブリーディングを試みて、犬種の維持を図る努力をされています。


一般に日本テリアの繁殖は難しいと言われていますが、台牝の大きさ如何であり、

チワワ程の大きさで胎子数が少ないと、出産時に人の手助けが必要となりますが、

基本的に丈夫な犬種であり、誕生した子犬の可愛さは無論のこと、風変わりな親子の

顛末を覗ける楽しみは格別です。


他犬種では母犬以外は新生児に近寄りませんが、仲間全員が子育てに参加するのには驚きました。
 ドキュメンタリー番組でよくある野生動物の家族の強い絆が、日本テリア
 にあるのか、又は母犬が適当にお任せの手抜き育児をしているのか。


子犬も誕生の産声を出した後は音無しになり、日々、ただ丸々と肥っていくだけです。

目が開いて間もない赤ちゃんに触れると,ちっちゃな耳を倒して人への反応を示したのに

はビックリ、エイリアン! こんな未熟な赤ちゃん犬が、もう人間との関わりを承知してい
 るのかと考えると不思議が増します。 この親にしてこの子ありのようです。


飼育において、他の室内犬と同様な飼育方法は日本テリアには適していないと思われま
 す。 車に例えれば、スポーツタイプの車種を購入して、街なかの買い物だけに使ってい
 るようなもので、エンジンのトラブル続きで閉口する筈です。


日本テリアはアウトドアーで全力疾走させ、生来のスプリンターとして備わった本領を発
 揮させることで、バランス良く体調が整えられ、引き締まったボディに自信に満ちた風格
 が備わる犬種だと、認識した方が賢明のようです。


主人は一人と決め込む犬種で、融通の利かない頑固な面もあり、かなりの心配性らしく

子犬の時から、生涯のパートナーを見極めないと落ち着いて遊ぶことも出来なさそう。

年上のお仲間も、代わる代わる忍耐強くベビーシッターやってくれるのは助かります。

乳歯で噛まれよく悲鳴が聞こえ、又はライオンのような大きな声で子犬を叱っています。
  とにかく子犬のいる生活は賑やかで退屈しようがなく、 経験を生かして、更に健全な
 日本テリアの育成に思いを馳せ、青写真を描くのも楽しいものです。