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ウェブ検索の勧め

●  キーワード検索入門
●  顔面痙攣の検索セット
●  ウェブ情報の信頼性
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◆  ホームページ

ご注意

「雑録 顔面痙攣」では、患者の視点で収集した情報をご紹介しています。記述には慎重を期したつもりですが、この章は多分に私の主観を含んでおります。不適切な医療情報が検索されるリスクも否定できませんので、ご自身の責任でご利用くださるよう、お願いいたします。


キーワード検索入門

 数えきれないほどのウェブページ(ホームページ)から欲しい情報を探し出すためには、検索機能を上手に使いたいものですが、手術を受けたころの私は「検索」を全く知らず、顔面痙攣の情報に辿り着けませんでした。そこで、検索に不馴れな方のために、「キーワード検索」について少し書いてみましたが、ご参考になりますかどうか‥‥。

 検索サイトや接続プロバイダのトップページには、検索窓とか検索ボックスと呼ばれる入力欄があり、ここに検索語(キーワード)をタイプして検索ボタンをクリックすれば、キーワードに合うページがリストされます。これが「キーワード検索」ですが、接続先のコンピュータ(検索エンジン)が探しに行くデータベース(索引)には、大きく分けて「ディレクトリ(カテゴリ)型」と「ロボット型」があります。

 ディレクトリ型は、手作業を経て収集されたウェブページが分野別のディレクトリ(カテゴリ)に分類登録されています。キーワード検索をせずに、「ビジネス」「健康」「趣味」などのディレクトリ一覧からリンクを辿ることもできます。公共機関のサイトや有名サイトを見つけるには便利ですが、網羅性や更新頻度に限界があり、あまり一般的でないテーマを扱った小規模サイトや新しく開設されたサイトは検索から漏れがちです。

 一方、ロボット型ではコンピュータが自動的にウェブページを収集していますので、桁違いに広範囲を検索できます。それだけに、キーワードを工夫しないと、望む情報が得られないページばかりが出てくることもあります。知りたいことを具体的に表すキーワードを選び、複数のキーワード(スペースで区切って入力)で絞り込むことが肝要です。

 さて、多くの検索サイトではディレクトリ型かロボット型かを選んで検索できます。また、別々の検索サイトが同じデータベースを使っていることもあります。下表の具体例(2003年7月に調査)で大凡の特徴をつかんでいただけたらと思います。詳細な機能まで説明しきれませんし、表の状況が既に変更されている可能性もありますので、各サイトの「ヘルプ」等もご参照のうえ、お好みの検索サイトを見つけてください。ちなみに私は、もっぱら Google のロボットを利用しています。

サイト名キーワード検索の初期設定データベースの切替え
Yahoo! Japan Yahoo! 登録サイト(ディレクトリ型)を検索、次いで右欄の検索結果を表示します。 「ページ検索」(ロボット型)が GoogleからYahoo! 自前に変わりました。2004.6.1
OCN
OCNサーチ
「ネット全体」で goo(ロボット型)を検索します。 OCNサーチのトップページにinfoseekのディレクトリ一覧がありますが、キーワード検索はできません。
@nifty
@search
Google(ロボット型)を検索しますが、ニフティー提供のサービスがあれば先に表示されます。 @searchのトップページにinfoseekのディレクトリ一覧がありますが、キーワード検索はできません。
ODN 「インターネット」でGoogle(ロボット型)を検索します。 「カテゴリ」で  looksmart (ディレクトリ型)を検索します。
Google 自前のロボット型を検索します。 「ディレクトリ」で  dmoz (ディレクトリ型)を検索します。
goo 「ウェブ」で自前のロボット型を検索します。 「カテゴリー」で自前のディレクトリ型を検索します。
infoseek 自前のロボット型を検索します。 検索結果のページの「カテゴリ」で自前のディレクトリ型を検索します。
excite 「ウェブ」でGoogle(ロボット型)を検索します。 「カテゴリ」で  looksmart (ディレクトリ型)を検索します。


顔面痙攣の検索セット

顔面痙攣に関連するキーワードを選んで 検索セットを作ってみました。チェックした項目の全てを含む検索(AND検索)の結果を新しいウインドウに表示します。あまり多くチェックすると極端にヒット数が減ったり、一部のキーワードが無効になることもあります。逆に1項目だけで「ボツリヌス食中毒」の情報ばかりがヒットするようなケースもありますので、組み合わせを工夫してください。「痙攣」と「けいれん」のような曖昧語も考慮しましたので、項目の見出し語と実際の検索キーワードは必ずしも一致しません。なお、疑問視する向きの多い情報に関連するキーワード項目も排除していないことを申し添えます。

一番下のテキスト欄に書き込んだ語(複数の語はスペースで区切る)も AND検索 の対象になります。例えば「○○県」等と疾患名の AND検索 で近隣の病院を見つけられる場合もありますが、病院所在地と疾患名がサイト内の別ページに書かれていればヒットしません。私が収集した 病院サイト集 も、網羅性や更新情報のフォローには限界があります。地域の病院を探すには、「地域情報」等のディレクトリや病院検索サイトから病院をピックアップし、その病院のトップページから各診療科や医学部のページに進むのが確実かもしれません。

「○○病院」と「顔面痙攣」のAND検索でも、病院名と疾患名がサイト内の別ページに記載されていることが多いため、病院の公式ページはヒットしないかもしれません。一方、疾患名だけの検索では埋もれてしまうような「学会プログラム」等がヒットする可能性もあります。「○○病院」を医師名に代える手もあります。この方法で「その施設(医師)が、その疾患を、多く手掛けているか」ということが見えてくる場合があるのです。ただし、「個々の患者」にとって良い施設(医師)かどうかは別問題でしょうし、ヒットしなくても「学会より臨床を重視してる」ということもあり得ます。そういう性格の検索です。

蛇足ですが、「私」「わたし」「僕」などと疾患名の AND検索 では、「私たちは○○の治療を行っています」といった病院公式ページのほかに、患者が経験談を書いたページ(掲示板サイトのログも含む)が目立ってきます。生の声に触れる可能性が高まる一方、情報の信頼性に関しては玉石混淆になりがちです。

なお、ロボット型検索を想定せずにデザインされたページでは「疾患解説のページがヒットしても病院案内へのリンクがない」といったケースもあります。そんなときは、URLのスラッシュ「 / 」から後を右から順に削ってみてください。例えば、
http://www.○○○.xx.jp/●●●/△△△/▲▲▲.html が解説ページなら、
http://www.○○○.xx.jp/●●●/△△△/ を試し、
もし「404 Not Found」とか「403 Forbidden」とか出てきたら、次は
http://www.○○○.xx.jp/●●●/ のように順に削っていくと、病院案内のページが見つかると思います。

疾患名  症状 使い方↑  
顔面痙攣 眼瞼痙攣 顔面麻痺
三叉神経痛 顔面神経痛(俗称)
治療選択肢
ボツリヌス(ボトックス)注射 神経ブロック
手術(神経血管減圧術=微小血管減圧術) 鍼、漢方
診療科
神経内科 脳神経外科 麻酔科
眼科 耳鼻咽喉科 形成外科
その他
上で何もチェックしないと標準の Google検索 となります
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※検索されたページの信憑性等についての責任は負いかねます。ご理解ください。
※文字化けにより正常に検索できない場合があります。その節はご容赦ください。


ウェブ情報の信頼性

インターネット上には色々な人・団体がウェブページ(ホームページ)を公開していますから、信頼性の度合いも千差万別です。怪し気なページも娯楽として見るなら良いかもしれませんが、医療や法律の情報を利用する場合に「インターネットに出ているのだから信頼できるだろう」と鵜呑みにするのは危険です。ここでは、情報の信頼性を判断する目安について、私見を書いてみます。

まず、情報提供者の素性・立場を確認します。病院や医学部の公式サイトの情報は、概ね信頼性が高いと考えて良いでしょう。ただし、診療科等によって見解が異なるケースもありますし、ごく一部の病院や医師のみが行っている特殊療法などは(たとえ画期的なものだったとしても)医学的な検証が不充分というリスクは否定できません。失礼ながら、医師が発信するページに医学的な誤りが書かれていることも皆無ではありません。複数の情報源で一致している内容かどうかを確認する慎重さは必要と思います。

我田引水のつもりは毛頭ありませんが、患者自身の発信するページや、患者の互助グループ(組織された患者会に限らず)も、それなりの評価を得ているようです。 "口コミ情報としてのインターネット"(小内亨, あいみっく, Vol. 22, No. 4)は興味深い一文でしたが、残念ながら掲載号のウェブ閲覧は終了しており、詳細は失念してしまいました。一方、特定の商品やサービスの販売と連携しているページは、たとえ医師や医学博士が推奨していても、警戒感を持って見るのが賢明と思います。

掲示板やメール回答の形で医療相談や質問に応じてくれるサイトはどうでしょうか。所属を開示した医師が回答している場合は概ね信頼性は高いでしょうが、その医師は「質問者を診察していない」ということが重大な欠点でしょう。患者グループの掲示板では、何より悩みに共感できる意義が大きいと思います。ただ、患者(私も含めて)として知った医学知識は、教育・経験を積んだ専門医とレベルが違いますし、特に「診断」については無力であることを忘れないでくだい。一方、匿名性の高い不特定多数が回答しているサイトでは、いわゆる回答マニアが消化不良の受け売りを繰り返していることもあり、たとえ善意でも、不適切な情報が寄せられるケースが少なくありません。


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New!  Feb 7, 2002; Modified on Dec 10, 2004    Thaz6