雑録 顔面痙攣

瞼がピクピク痙攣する

ご注意

「雑録 顔面痙攣」では、患者の視点で収集した情報をご紹介しています。記述には慎重を期したつもりですが、私は医師・薬剤師ではありません。「参考情報のひとつ」としてご利用いただき、ご自身の責任で専門家にご相談くださるよう、お願いいたします。

 瞼(まぶた)がピクピクと痙攣(けいれん)するのを初めて自覚すると、直接の不快ばかりでなく、何か悪い病気ではないかと不安を感じる方もおられるでしょう。そんな思いは私にもありましたが、圧倒的に多いのは「数日から数週間で自然と治ってしまうピクピク」のようです。ウェブ検索してみると、日記ページに頻繁に書かれていますし、Q&Aサイトや掲示板には、「瞼が ぴくぴく するのですが?」「目が ピクピク するのですが?」という質問や「私も時々なります」といった回答も少なくありません。そのような情報でホッとするのは、大多数の方にとって結構なことなのでしょうが、一部の方が適切な治療機会を逸することも懸念されます。と申しますのは・・・

 私が経験した片側顔面痙攣をはじめ、専門医による注意深い診察・検査によって診断される病気もいくつかあり、それぞれ原因も治療法も異なるからです。ところが、インターネット上のQ&Aサイトや掲示板では、「瞼がピクピクする」という限られた情報だけで、顔面神経痛(医学的に誤りの俗称)やチックなどと病名をつけたり、原因について、眼精疲労や精神的ストレス、ビタミンやカルシウム(マグネシウム)の不足、甲状腺機能障害などと断定するアドバイスも散見されます。紹介された情報源を遡ると、いかにも公的な医療機関を連想する団体名でありながら、実は健康食品販売会社と一体というようなこともあります。善意の回答であっても、不適切な情報に惑わされないよう、ご注意いただきたいと思います。

 さて、ピクピクが数日で、他の症状を伴っていないなら、急を要する病気は疑われないようです。この段階で病院に駆け込んでも、「ありふれた一時的なピクピク」と「片側顔面痙攣の初期症状」を区別するのは難しいとも聞きますし、診察時に症状が出なければ、ますます診断は困難になるでしょう。もし数週間以上も続くなら、専門医の診断を受けることを考えてください。顔面神経障害の診断治療を得意としている病院・医師は限られていますが、熟達した医師に出会える可能性が高いのは、神経内科や脳神経外科です。 雑録 顔面痙攣では、他にも片側顔面痙攣に関連する情報をご紹介していますので、ご参照ください。

警告

Q&Aサイトの回答の中に、このページの文章のコピーが散見されます。症状にお悩みの方への情報提供には感謝いたしますが、医師法第17条、著作権法第32条、同第48条、同第52条にもご配慮ください。


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New!  June 16, 2003; Modified on May 28, 2005    Thaz6