ORUの飛行機撮影の話
第三部 Last Update 03/04/07
■ TEXT & PHOTO by ORU (橋本 徹) ■


飛行機撮影の話 第三部 です。

このコーナーでは、カメラと写真の話をメインに進めていきます。

とはいうものの、極めて個人的な価値観、
使用方法、撮影目的を前提として書いており、
一般的なカメラの使用方法とはおそらく大きく異なるものであり、
ほとんどの人にとって参考にならないかもしれない、
カメラと写真の話となっている可能性が大きい点を御承知下さい。

  1. F100 及び AF-S 500mm 実践編 -初陣- Up 2002/4/24
  2. 問題点の整理 Up 2002/6/6
  3. 比較 Up 2002/6/6
  4. 再現性!??? Up 2002/6/25
  5. 隠しキャラ?Up 2002/6/25
  6. F100 及び AF-S 500mm 実践編 -でもその前に- Up 2002/8/31
  7. フォトEXPO(其の一)Up 2003/3/19
  8. フォトEXPO(其の二)Up 2003/3/21
  9. F100 及び AF-S 500mm 実践結果Up 2003/4/6

飛行機撮影の話 第一部へ

飛行機撮影の話 第二部へ

TOP PAGEへ


1. F100 及び AF-S 500mm 実践編 -初陣-  2002/4/24 up

やっと、F100とAF 500mmを使うことができました。
フライパスのみの撮影だったので、まだ使いこなしているとは到底言えませんが、取りあえず、Nikon F100のAFシステムで、熊谷基地でフライト撮影を行いました。

ソロの救難デモ、UH-60Jのデモフライトは、何の問題もなく、イメージ通りにきちんとフォーカスし、おそらく、きちんと撮れているでしょう。
しかし、リモートによる編隊フライパス(通過飛行)は、AFでまったくピントが合わず、結局一枚も撮れませんでした。
2機による編隊飛行だったため、中央フォーカスエリアから外れてしまい、ピントが合わなかったものと思われますが、他の4点のAFエリアがバックアップを行う、ダイナミックAFモードを使っていたにもかかわらず、バックアップは効かなかったようです。

EOS-3の時は、まったく気にせず、AFエリア自動選択でフォーカス出来たので、同じつもりで撮影に望んだのですが、やはり、一世代AF性能が違うようです。(つまり5点AFでは不足ということ?)
今回、T-4ブルーインパルスの4機編隊も同様に、まったく、AFでピントをあわせることが出来なかったことは、ちょっとショックです。

また、AF/M のシームレスな切り替えも、期待はずれでした。
AFがピントをロストした時、ピントリングを手で動かし、マニュアルで撮影をしようとする時に、切り替え自体はスムーズに行くのですが、ピントの移動量が小さすぎるので、マニュアルでピント合わせしているつもりでも、カメラはそれが分からず、すぐにAFに戻ってしまい、再びロストして、ピントは至近距離に移動、ということが多かったです。

ピントをロストした時、無限遠側でなく、至近距離側で停止するアルゴリズムが、非常に使いにくいです。
AFでロストした時、マニュアルで至近距離付近から、ピントを無限遠近くまで持っていくまでに、被写体は通過してしまい、シャッターチャンスを逃したことが、何度もありました。

ピント制限の範囲が広すぎです。
もう少し細かく設定できるといいのですが…。


2. 問題点の整理  2002/6/6 up

引き続き、下総、静浜と航空祭に行き、F100&AF-S 500mmを試用して来ました。
前回の撮影結果と併せて、AFで撮影するにおいての問題点の確認と、その問題点を克服する方法の開発が急務です。

1. 編隊飛行撮影時、中央AFエリアに被写体が無い時、ピントをロストする。

2. 一度、中央AFエリアで被写体を捉えても、AFエリアから外れた瞬間に、ピントをロストしてしまう。

3. ピントをロストした時、ピントが最短焦点距離に移動して、停止する。
 再度AFを作動させ、ピントを探す時にロスが大きい。

4. AF動作を開始すると、ピントリングが短焦点距離方向(左回り)に回り、最短焦点距離で止る。
 再度AFを作動させても、そこから、短焦点距離方向(左回り)にしかピントリングが回らないので、
 手動でピントリングを(右回り)無限遠に移動させ、再度AFを動作させなくてはならない。
 手動で移動させている間に、シャッターチャンスを逃してしまう。

1. 編隊飛行撮影時、中央AFエリアに被写体が無い時、ピントをロストする。

編隊飛行のように、中央のAFエリアに、被写体が来ない可能性の高いシーンに対応するために、F100では5点AFエリアを持っていて、複数のAFフレームを使用して、ピント合わせを行う、ダイナミックAFモードで撮影しています。

しかし、この機能が上手く動作していないようです。
何も無い空に向け(コントラストが低いのでピントを何処にも合わせられない所)、AFを作動させ、中央以外のAFフレームにピントの合うはずの建物などを入れても、何の反応も無いのです。
(正常に作動するならば建物にピントが合うと推測しての検証)

ダイナミックAFモードの正常な動作を、検証する手段がはっきりしないので、動作が正常かどうか判断できません。
ダイナミックAFモードに、期待しすぎなのかもしれません。しかし、この機能が使い物にならなければ、常に手動でAFフレームを指定しなければなりません。

フライトディスプレイ撮影時に、そんな余裕は無いと思います。
が、どうも納得いきません。
常にピントを追いかけ続ける、コンティニアスAFサーボを使い、カスタムセッティングで、至近距離優先ダイナミックAFは使わないように、設定しています。
設定的には、特に問題になる点は思い当たりません。

2. 一度、中央AFエリアで被写体を捉えても、AFエリアから外れた瞬間にピントをロストしてしまう。

近づきつつある、速度の速い航空機を、中央AFエリアで捉え続けるのは難しい。
まだまだ被写体が小さく、かなり遠くにいる時から、フレームに捉えていても、細かくレンズがぶれて、AFフレームから逸れてしまい、その瞬間にピントをロストしてしまうことが、時々ありました。

近づいて来てからカメラを構えたのでは、間に合わないことも多く、動態予測フォーカスを働かせるために、早めに構えて、AFフレームに捉えることを心掛けているのが、裏目に出てしまったようです。

対策としては、AFフレームから被写体を外さないようにする (腕力を鍛える?)が一番ですが、外れた時、一時的にAFをストップさせるのが、効果的でした。
具体的には、レンズ側面のフォーカスロックスイッチを使うか、シャッターボタンから一時的に、指を離すことです。
撮影中はレンズでカメラを支えているので、指を動かして、レンズ側面のボタンを押すのはかなり難しく、主にシャッターボタンで制御していました。

3. ピントをロストした時、ピントが最短焦点距離に移動して停止する。
 再度AFを作動させピントを探す時にロスが大きい。

前回の熊谷での撮影現場では、「使えねーなー、これ!」と思って、どう使うかばかり考えていました。

最初の撮影となった、単機の救難ヘリコプターのデモフライトは、きちんとAFが働いて撮影できたと思われます。
機体の移動量が少なく、常に画面の中央付近に機体が在ったため、と解釈していますが、ピントをロストした時、最終的に最短焦点距離で停止するのは、飛行機を撮影するには使いにくいですが、近くの被写体をメインターゲットにしていると考えれば、AFのアルゴリズムとして納得がいきます。
少なくともこの時点では、AFで撮影出来ていました。

4. AF動作を開始すると、ピントリングが短焦点距離方向(左回り)に回り、最短焦点距離で止る。
 再度AFを作動させても、そこから短焦点距離方向(左回り)にしかピントリングが回らないので、
 手動でピントリングを(右回り)無限遠に移動させ、再度AFを動作させなくてはならない。
 手動で移動させている間にシャッターチャンスを逃してしまう。

かなり深刻な問題です。

この点だけで、NikonのAFは使い物にならないと、判断してしまうに十分です。

前回の熊谷での撮影現場では、「なんだ!これ?ぜんぜん使い物にならないジャン」と思って、AFモードのまま、マニュアルフォーカスで、どうカバーするか、ばかり考えていました。

しかし、今回、色々と考えて、どうしても納得できないのです。

この、一方向にしかピントリングが回らない、AFアルゴリズムは絶対に納得がいきません。
このシステムでは、AF開始時にピントが、無限遠より近い所にあった場合、無限遠の被写体にピントを合わせることは不可能ですし、距離が変化する被写体に対して、ピント合わせが出来るのは一瞬だけで、追いかけ続けることなど、理論上(アルゴリズム的に)不可能です。

色々なAFモードや、カスタムセッティングも一応ためしてみました。
設定で逃げられる、又は、自ら設定でそういう動作を強いている可能性も考慮しましたが、そうではなさそうです。
とても、「オートフォーカス」とはいえませんし、エンドユーザーに販売されている商品であるとは信じられません。

この結論に達する頃には、熊谷、下総、静浜の午前中を消費してしまいました。

おそらく、ほとんどが全滅でしょう。
それ以来、諦めてマニュアルフォーカス オンリーで撮影していました。
それが可能なNikonだしね、悲しいけど…。

このアルゴリズムが、正常なものとはとても思えず、結局、この個体になんらかの異常があるのではないかと、考えるに至りました。

最初から、この状態だったのか?
確信はありません?

熊谷の最初の撮影、救難ヘリの時は気になりませんでしたし、それ以前に、ほんのちょっとだけ使用した「ズーラシア」でも、大丈夫だっだように思います。


3. 比較  2002/6/6 up

幸いにも、AFカメラは、私にF4S,ME-YAがF100と、F801Sを持っています。
その場でF100を、帰宅後、F4Sで動作チェックを行いました。
レンズの影響も、考慮に入れるため、ボディとレンズを、あれこれ入れ替えながら比較作業をしました。

結果としては、ME-YAのF100と、私のF100では、明らかに動作が違うのです。

ME-YAのF100やF4Sでは、AFの動作が開始されると、ピントリングは、その場から最短焦点距離まで移動するのは同じなのですが、そこまで移動してピントが合わない場合は、もう一度無限遠方向にもどって行きます。
それでも、ピントを拾えない場合は、無限遠側の終点で停止します。
このAFアルゴリズムなら、納得がいきます。

さらに不具合を発見しました。

問題のF100は、レンズを駆動する時に、スー と滑らかに動かず、「クッツ、クックク」と、所々で引っかかり、動作そのものも、非常に遅いのです。

いろいろやってみたけど、カメラそのものの不具合ではないか、との結論に達しました。

なんか やっと すっきりしました。

悲しくて、頭にくるけど…。


4. 再現性!???  2002/6/25 up

しかし、さらに追い討ちをかけるように、問題が持ち上がってきたのです。

不具合の症状から、内部の電気的な問題か、接点の接触不良、センサーの汚れ等による誤作動、などが考えられます。
少なくとも、撮影現場では、100% この症状が出ていました。

家でじっくりと、いじって見ると、この症状が、出たり出なかったりしています。
原因は、結局はっきりとは分かりませんが、内部のメモリーや、レジスタがおかしくなっているのでは?と考え、一度、電気的にリセットかけたら、直るのでは?と考えました。
カスタムセッティングをリセットし、電池を抜き、しばらく放置してみました。
すると直ったのです。というか、直ったように見えたのでした。

しばらくすると、又同じように不具合が再現します。
結局、不具合を起こす設定上の共通点は、見つけることが出来ず、不具合が起こったり、正常に動いたりと、不安定です。

不具合を確認した段階で、サービスセンターに持ち込むつもりでいましたが、心配なのが、不具合の再現性です。
サービスセンターに持ち込んで見たものの、不具合が確認されなかったら…。
おそらく、サービスセンターでも直せないでしょう。

だって壊れてないんだもん。

仮に、そのままオーバーホール等の整備をしても、直る保証はどこにもありません。
とりあえず、週末を待って、サービスセンターに持ち込んでみます。


5. 隠しキャラ?  2002/6/25 up

比較実験をしていた所、カタログには載っていないスペックを、発見しました。

F100は、標準で単三電池4本で、動作します。
この状態で、約4.5コマ/秒の連続撮影が可能です。

MB-15マルチバッテリーパックを取り付けると、単三乾電池6本使用して、連続撮影スピードが約5コマ/秒と、ほんのチョット向上するのですが、AFによるレンズ駆動速度も、速くなるようです。(これはかなり嬉しい!)

きちんと計測したわけでは在りませんが、体感で1.5倍ぐらい、速くなっているように感じます。
私は、縦位置シャッターレリーズが付いている点と、取り付ける事により、手のひら全体で、カメラを支えられる、ホールディング性能向上のために、MB-15マルチバッテリーパックを使用していましたが、思わぬ利点があることを、 発見しました。


6. F100 及び AF-S 500mm 実践編 -でもその前に-  2002/8/31 up

サービスセンター

さて、新宿のNikonのサービスセンターに持ち込んだところ、心配していた通り、不具合は再現されませんでした。
レンズを変えたり、バッテリーパックを変えたり、フィルムを入れてみても結局、不具合は出てきません。
一応、係員には症状を伝えるものの、「そのようなAFの不具合は、聞いたことが無い」と言われ、一応点検を、その場でお願いしました。幸いにも、ほかのお客さんが少なかったため、点検の最中いろいろと話をしてみて、仮にオーバーホールに出しても、再現されない不具合を直すのは難しい、との結論に達しました。
そうしてるうちに、点検から戻ってきました。結果、「問題なし」。
オーバーホールに出したとして、料金は約2万。さー、どうしよー。

信頼性?

再現しない不具合、サービスセンターでも問題なしとされているので、オーバーホールしても、直る可能性は低いと思います。大事な撮影時に、不具合に見舞われる可能性にあるこの個体を、このまま使い続ける気は非常に不安です。

金額次第ですが、一応、「問題のない」とNikonのサービスセンターで、お墨付きをもらったこの個体を下取りにだして、同じ、F100を購入しようかと考えています。この個体を下取りに出して、中古を新しく買っても、差額は2万もかからない気がします。それを確認してから、改めて、オーバーホールに出すかどうか、決めてもよさそうです。

下取り、中古購入

同じ新宿にある、マップカメラに持ち込みました。とりあえず見積もりです。
下取りで約9万、下の階に移動して、Nikonのコーナーに行き、新品と中古の価格を確認。新品だと、ちょっと予算オーバー、中古なら十分予算内。

さて、どーしましょう?
中古だと、自分が下取りに出したように、「表に出ない不具合を抱えている個体」、の可能性があります。でも、新品でも、「表に出ない不具合を抱えている個体」可能性は同じ、だって、メーカーであるNikon(のショールーム)でも、不具合を確認できないのだから・・・。
多少確率が違っているとしても、新品を買ったところで(メーカー保証があったとしても)、直してもらえないのなら、(保証が)無いのも同じ。

予算の関係で、中古を買うことにしました。
手続きをしようと、買い取りセンターに戻ると、「絞り連動リングが、正常に作動していない」と、買い取りセンターに預けておいた間に、不具合を発見されてしまいました。
直前に、Nikonのサービスセンターで、問題無しと言っていたのはなんだったのか?
見ると、確かに絞り連動リングが、おかしいようです。これにより、下取り金額を下げられてしまいましたが、とりあえず、予算内で収めることが出来ました。
オーバーホールに出すより安かった上、購入したのは、まだメーカー保証が4ヶ月残っている、ほとんど新品。結構お買い得品だったかも…。

次はいよいよRIATでの本番、やっと本当の意味での実践編です。


7. フォトEXPO(其の一)  2003/3/19 up (4/5 改定)

ずいぶんと放置してありましたが、改めて再開したいと思います。
今回は番外編です。

先日、有明ビックサイトにおいてフォトEXPO2003というカメラ展示会がありまして、行ってきました。
実は、カメラの展示会は初めてでして、思っていたより規模が小さく、中は思った以上に熱気に満ちていました。今回の目的はもちろん新製品のチェックと、各メーカーの人気度を知りたいというところでした。新製品および、気になる商品についてメーカーから直接話が聞ければと思っていました。

まずは入場すると、いきなりNikonです。向かいはオリンパス。Nikonでは一番いい所に、新製品COOLPIX 2100、いじってきました。かなりいいです。前作、COOLPIX 885を持ってますけど、欠点をきちんと潰しています。単3電池2本で使えるのが気に入りました。正確には単三型リチウム電池か単三型ニッケルマンガン電池、単三型ニッケル電池ということですが、1.5Vなんで緊急時には普通の電池でいけるはずです。
新しいDXレンズとAF-S 80-200oのVRレンズを手に取って見ました。
DXレンズは確かにこの画角にしては軽いのでしょうが、いまいち興味が沸きません。35oフィルム用の超広角レンズと同様に周辺領域の像のゆがみは結構ありますが、光量低下はそれほどではありませんでした。
VRレンズはかなり良く仕上がっています。ズームも滑らかです。個人的には花形フードが気に入りませんが、欲しいです。ちょっと値段が高いので躊躇してます。このVRレンズが今回一番見たかった物でして、早速係員に質問です。CanonのISには流し撮り用の「モード2」があるが、このレンズはどうなのかと聞いたところ、通常のモードでレンズが判断して、流し撮りにも対応する、とのこと。さすが後発、CanonのISよりいいじゃん!そこでさらに突っ込んでみました、飛行機を撮ってて、水平方向なら補正されるでしょうが、天頂方向にレンズを振ったらどうなるのでしょう?
つまりCanonはX軸とY軸のどちらかのみを停止させて、流し撮りモードを実現させていますが、NikonのVRはどうなんでしょう?Nikonの人はうーん唸って、「わかりません」だって、難しいでしょうとも言っていました。やっぱりだめ?自動判別して、片方の軸を停止しているだけ?なんでしょうねー、きっと。

Canonは会場で展示物としては一番、混んでいました。EOS-10Dのところ、デモ機はかなりありましたが、すごい混雑。あきらめました。

KODAKのブースにはFマウントでNikonのレンズが使えるDCS Pro 14n がありました。13.7メガピクセル 35mmフルサイズCMOSセンサーを搭載して、RAWとJPEG同時記録が出来るという、スペック的には魅力的なデジカメです。ベースはNikon F80。しかーし、手にしてみるとまったく別物、はっきりいって持ちにくい。外装はマグネシウム合金製の新設計KODAKオリジナルボディ。電源は小さな専用バッテリー。価格的には70万ぐらいだそうで、フルサイズセンサーは魅力ですが、カメラとしての魅力を感じません。

FUJIFILMはFinePix S2 Proが見たくて行って来ました。すでに販売されている製品ですが、店頭ではがっちり鎖で繋がれてて、さわるとブザーがすぐに鳴ってしまい、じっくり見ることが出来ないのです。しかしこの日の稼動機は一台だけ、気になる所CCDのクリーニングについて聞くと、マニュアルに載ってます。今日の個体では出来ません。と嫌な顔されました。電源関係の話やコンパクトフラッシュの話など聞きたいことはあったのですが、対応悪りーぞ、FUJI!
FinePix S2 Proはかなり魅力的ですし、フィルムのFUJIの発色は気に入ってるので、かなり心引かれる製品なのです。サポートに不安があったのが、一気に加速。メーカーとしての信用を(私の中で)かなり落としました。


8. フォトEXPO(其の二)  2003/3/21 up

SIGMAのブースでは300-800mm F5.6 というレンズと 120-300mm F2.8 というレンズに気を惹かれ、手に取ってみました。300-800oズーム、すごい物が製品化されているもんです。超音波モーター搭載で動きもきびきびとしていてなかなか。でも5.8sオーバーはちょっと重すぎ、むしろサンニッパでズームという120-300o、こちらも超音波モーター搭載で2.6s。なかなか良いレンズだと思いました。

会場では「趣味の写真セミナー」の一つとして、「航空写真」講師/「航空ファン」(文林堂)桜井 健雄 氏、という企画をおこなっていました。約一時間のセミナー、聞いてきました。空撮の話を、素人にもわかるように言葉を選んでたせいで、話がなんども中断し、脱線し、なかなか話が進みません。リノエアレースの話がメインだったみたいでしたが、結局は時間切れでちょっと触りだけ、という感じでした。でも、南アフリカのバッカニアやスターファイターズの話など、大変興味深く聞かせていただきました。


KODAKのDCS Pro 14n の一体型アルミダイキャスト

常に混雑しているCanon

Nikonの新製品 COOLPIX のマスコット

AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-200mm F2.8G (IF)

SIGMA の 超音波モーター搭載
APO 120-300mm F2.8 EX IF HSM

趣味の写真セミナーで空撮写真について語る桜井 健雄 氏

Nikon

Konika

SANYO

Canon

OLYMPUS

Polaroid



9. F100 及び AF-S 500mm 実践結果  2003/4/7 up

RIAT 及び ファーンボロでの実戦結果はAFで撮影できると認識するのに十分な結果でした。
水平飛行する戦闘機や、正面方向から接近して着陸する航空機に対して、十分なスピードとピント検出精度を持っているように感じました。
今回のイギリスは天気に恵まれませんでした。薄暗く光量が少ない、ピント合わせが困難な状況が多く、若干心配でしたが、特に問題なくAFは動作していました。ただし全体の当たりの数はEOS-3の時の方が多かった気がします。

問題となっていた動作も、この個体になってから発生していません。
何よりAFでの撮影は圧倒的に楽なのです。その分ほかに集中できます。おそらくもう以前のマニュアルによるピント合わせには戻れないでしょう。
ほかの部分に集中できる点として、手ブレに対するホールドというポイントを感じました。浜松での撮影で、夕方の今まででは撮影をあきらめていた時間帯でも、AFはきちんと追従していだけでなく、ピント合わせに気をとられることなく、手ブレを起さないように被写体を追うことに専念でき、結果今までなら恐らくぶれていただろうショットを撮ることが可能だったのです。

これぞ、求めていた撮影エンベロープの拡大です。

機械的手ブレ補正(IS)があれば、さらに撮影チャンスが広がるかどうかは疑問です。あの時間帯、光量はすごい速さで減っていき、加速度的に撮影は困難になります。
あれ以上はISがあっても不可能だったと思います。AF化することにより、あの状況で撮影できるのであればそれで十分です。

その後、やはり天候に恵まれず、厳しい条件で臨んだ、新田原でも十分使い物になりました。
ただし暗く、光量が不足する場面では、機体のサイズや姿勢が激しく変化するような、高機動飛行を近くで撮影しようという場面ではピントをロストしてしまい、再びピントを拾うことは困難でした。
光量が不足する場面では、一度ロストしたピントを再び捕らえるには、時間が掛かるため、常に被写体をAFセンサーから外さないテクニックが必要なのでしょう。

逆に、好天に恵まれた入間の航空祭では、芯のある非常にシャープな写真を撮る事が出来ました。
結果としてはAFというテクノロジーに非常に満足しています。

しかし、時代はすでにデジカメに移って、銀塩が生き残る道を探っている時代背景にあって、今更オートフォーカスが使えるのか?などと考えているとは、ちょっと時代遅れな気もしてきます。



飛行機撮影の話 第一部へ

飛行機撮影の話 第二部へ

TOP PAGEへ

ACM in Web This PAGE OPEN 2002/4/24