ルールはわずか17条
| サッカーには、ルールが17条しかない。 1チーム11人で、ボールを足で蹴ったり、額で打って相手ゴールに入れれば得点となる。得点の数え方はすべて1点で、多い方が勝ちで、少ない方が負け。同点ならトーナメントでない限り、引き分けだ。 ゴールキーバーが、見方のペナルティエリア内で手を使える以外、他の選手はフィールドの中で手を使えないのが、サッカーの最大特徴。オフサイドのルールが少し難しいと思われがちだが、きっちりと説明を聞けばどってことないんですよ。ゲームをより一層楽しくウォッチングしたいならば、細かいルールを知っておいて損はないですよ。 |
試合の流れ
| ゲームはキックオフで始まる。コイントスによって、勝った方がエンド(フィールドの選択権)を取るか、キックオフを取るかを決める。 キックオフはゴールキーパーを含めた11人が双方に別れ、相手陣内に入らずに行われる。また、相手チームは直径10ヤード(9.15m)のセンターサークルの内にも入れない。 得点が入った場合は、相手チームのキックオフでゲームが再開され、後半はエンドが入れ替わり、前半とは反対のチームがキックオフを行う。 試合時間は正式には前後半45分ずつで、ハーフタイムは正式には5分だが、控室に行くまでの時間をみて、普通15分取っている。 ゲームはタイムアップのホイッスルで終了するが、ゲーム中に負傷した選手の治療などでロスしたインジュアリータイムを2、3分取ることがある。現在はこのロスタイムを表示することになっている。勝ち抜きのトーナメント大会の場合、延長戦(前後半15分)でも勝敗が決まらないときは、PK(ペナルティキック)戦で次のラウンドに進出するチームを決めることがある。両チーム5人ずつでPKを蹴り、得点が多い方が勝ちだ。それでも同点の場合は1人ずつどちらかが成功し、どちらかが失敗するまで続けるサドンデスになる。 |
ボールが外に出たときは
| ゴールに平行して短い方のラインをゴールライン、それに垂直に描かれている長い方のラインをタッチラインと呼ぶ(下図参照)。ゴールラインやタッチラインを割ってボールがフィールドの外に出た場合、ゲームはいったん中断される。その時のゲームの再開方法は3つある。 ●コーナーキック ●ゴールキック ●スローイン |
何が反則?
| ゲーム中の反則には、間接フリーキック、直接フリーキック、ペナルティキックの3種類のフリーキックが与えられる。 間接フリーキック ●危険なプレー ●タイミングがずれたチャージ ●オブストラクション ●キーパーチャージ ●オーバーステップ ●バックパス 直接フリーキック ●キッキング ●トリッピング ●ジャンピングアット ●ファールチャージ ●バックチャージ ●ストライキング ●ホールディング ●プッシング ●ハンドリング ペナルティキック |
オフサイドって?
| オフサイドは少し分かりにくいルールと思われがちだが、簡単に言うと、「待ちぶせは卑怯なプレー」というのが基本的な考え方だ。 2人以上の相手プレーヤがいないとき、相手ゴールに近づいて味方からのパスを受けるとオフサイドになる。 多くの場合、ゴールキーパーがゴール前にいるから、最後のディフェンダーより前に出て、相手バックスが誰もいない相手陣内で、、味方からのパスを受けるとオフサイドになり、相手チームの間接フリーキックになる。 「待ちぶせ禁止」なので、味方陣内でオフサイドにはならない。 また、オフサイドのポジションは、味方がボールをプレーした「瞬間」が基本となる。味方がパスを出した瞬間はオンサイドのポジションにいて、ボールが空中になる間に走り込んでオフサイドのポジションでパスを受けても、あくまで味方がプレーした瞬間が基準だから、オフサイドではない。 相手のバックパスをオフサイドのオフサイドのポジションで受けても、「味方のプレー」でないから、オフサイドにはならない。 次は図を使って、オフサイドになる場合と、ならない場合を見てみよう。 |
オンラインはインプレー
| サッカーは「完全通過」が原則となっている。地上でも空中でも、ボールが少しでもラインにかかっている間はインプレーとなる。ボールがゴール枠内でもゴールラインを完全に通過しなければ得点にならない。(図参照) ただし、コーナーキックの場合だけは例外で、ゴーナーエリアから少しでもボールがはみ出すことは、認められない。守備側が誤って、自陣ゴールにボールを蹴りコンでも相手側の得点となる。 |
レフリー
| 上から下まで黒づくめのユニホーム(最近はカラフルになった)を着ている人が、審判だ。1人が笛を吹くレフリーで、旗を持って左右のタッチライン沿いに位置する2人がラインズマン。 野球などでは、監督がアンパイアに抗議している場面を見かけるが、サッカーのレフリーは絶大な権限が与えられており、レフリーに抗議は一切できない。 言葉や動作で異議を示しただけで、イエローカードを示され警告を受ける。その他、無断でフィールドの外に出たり、ゲームの進行を故意に遅らせる非紳士的行為や乱暴なラフプレーも警告となる。 1試合でイエローカードを2枚受けると、今度はレッドカードが示され、退場処分となる。乱暴な行為や著しく不正なプレー、口汚い言葉で屈辱的な発言をするなど、警告よりも悪質とレフリーが判断した場合は、一発で退場させられる。 退場となった場合は、当然、交替要員の補充は認められない。さらに、次の試合への出場停止などとなる。 |
フィールドの大きさ
| 縦90m〜120m。横45m〜90m。「縦の長さが常に横幅より大きいものとする」という条件がついているが、非常に柔軟性を持たせてある。しかし、国際試合の標準フィールドは105m×68mと決められている。 「ゴールキーパーの身体的能力と、得点をあげようとする攻撃側選手の技術的要求との兼ね合いで決められた」というゴールの大きさは、ボスト間は8ヤード(7.32m)、地面とクロスバーの間は8フィート(2.44m)だ。 ボストやバーの形は「その断面が正方形、長方形、円形、楕円形のいずれでもよい」と規定され、12cm以下の角材でも、直径12cm以下の丸太でもよく、材質も木でも金属でもいい。普通は12cmのものを使い、ラインの幅もそれに合わせている。 |
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