サッカーの語源
| イングランドで、Association Footballの略称。FA(イングランド協会、The
Football
Association)が創設され、ラグビーと区別するために、協会(Association)フットボール(Football)と呼ばれたが、当時の学生の間では、名称の第1音節(associationならば、associが第1音節)にerをつけることが流行していた。AssociationがなまってSoccerとなった。 早稲田大学のサッカー部は、今でも正式名称としてア式蹴球部を使用しているし、慶應義塾大学では、ソッカー部という名称を残している。 |
英国の4つの協会
| サッカーの母国の特権で、イギリスはイングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランド、の4協会が、それぞれ独立した国のように、独立した協会としてFIFA(国際サッカー連盟)に認められている。4つの協会が統一チームを作れば強力なチームができると思われるが、頑固に伝統を守り、ワールドカップにも別々に出場している。 日本サッカー協会やウェールズ協会は「日本」「ウェールズ」という固有名詞がつくが、イングランド協会はあくまでも「The Football Association」とし、創始者としての権威を表している。 |
世界の元締め「FIFA」
| どんなスポーツにも世界的な運営のための統轄団体というものがある。サッカーの場合、その団体は「FIFA」という。Federation
Internatinal de
Football
Associationの頭文字をとったもので、日本では「国際サッカー連盟」と訳されている。サッカーの母国はイングランドなのに、なぜ名称がフランス語になったのかというと、1904年、FIFA創設が決まったとき、当時の初代会長のロベール・ゲラン氏がフランス人だったためだ。 このFIFAの最大の役割は、創設当時、急速に世界中へ広がっていったサッカーの選手権を開催することだった。サッカーはすでにオリンピックの競技種目の1つだったが、参加資格はアマチュアに限られていた。プロも統轄するFIFAでは、南米諸国のレベルアップなども目指して、真の世界チャンピオンを決める大会が必要だと考えはじめた。 しかし、サッカ−界に大きな影響力を持つ「母国」イギリス系(イングランド、スコットランド、ウェールズ、アイルランド)が世界選手権は必要ないと唱えたため、なかなかうまくいかなかった。 ようやく大会実施が決定されたのは、1928年のFIFA総会。大会の名称は「ワールドカップ」と決まった。 そうしてFIFA創設から26年後の1930年、南米のウルグアイで第1回ワールドカップが開催された。このワールドカップの成功を基礎に、FIFAは確固たる地位を築き、世界のサッカーを統轄する大元締となった。 |
サポーターって?
| サッカーでは、サポーターという言葉をよく耳にする。サポーターは、単なるサッカーファンとは違うのだ。 まずサッカーが好きというだけでなく、自分のひいきチームを持っている。そのひいきチームの勝利を願ってスタジアムに足を運ぶ人たちのことをサポーターと呼ぶ。 ヨーロッパや南米では、ほとんど自分の産まれ育った街のチームをひいきにしている。 サポーターの仕方は人それぞれだが、チームの勝利を願って、地元のゲームはもちろん、海外の遠征先まで出かけていくほど熱を入れているサポーターもいる。 |
ホーム アンド アウェイ
| トーナメントでも、日本の高校選手権のようにどこか1カ所で大会を開くという形式は、諸外国では例外的で、だいたいがそれぞれのホームスタジアムを使って行われる。ホームグランドで、見方のサポーターに応援されながら戦えば、当然ゲームは有利になる。 トーナメントのカップ戦でも、どちらかのスタジアムで1回だけゲームするのは不公平となるので、同じチームがホームとアウェイ(相手側)で2回戦い2試合の合計得点で次のラウンドに進むチームを決める。合計得点が同じ場合は、アウェイで多く得点したチームが勝ちとなるルールが採用されている。アウェイはとかく守備的になりがちなので、攻撃的なゲーム展開をして、得点をあげたチームの勇気を買うという考え方なのだろう。 |
キッコーボールの始まり
| ボールの外周は68cmから71cm。重さは396gから453gと幅を持たせてある。外側の材質は「皮その他認められたもの」となっているが、1986年のメキシコワールドカップ大会で、合成皮革が公認球となってからは、本革は次第に姿を消し、安価で大量生産が可能な合成皮革が全面的に使われている。 色に関しては特に規定がなく、ボールに回転をかけるのが得意だった南米勢がキッコーボールを使いはじめたが、今では各種の模様を合成皮革にプリントして、キッコーボールと同じように回転を分かりやすいようにしてある。 |
フーリガンって?
| サポーターと並んで、よく耳にするのがフーリガンだ。チームを応援する気持ちが先に突っ走れすぎて、サポーターやチームにまで迷惑をかけてしまう人たちのことをいう。言葉自体は19世紀末、イギリスで「街頭で非行を働く若者たち」ということで使われはじめたが、今ではサッカーの専売特許になってしまった。 相手チームのサポーターを暴力で襲い、勝っても負けても街中で破壊行為を働く。フーリガンのためにチームが罰金を払うこともある。もっとも最近ではサッカーに関係なく、暴力沙汰を起こすのが目的というフーリガンや、ドイツのフーリガンのようにネオナチといような政治的な背景を持ったものまで現れ、複雑になってきている。 |
釜本の不滅の記録
| メキシコオリンピックで、通算7ゴールをあげて得点王になった釜本だが、リーグでも抜群の得点力を発揮した。1967年にヤンマーに入社、翌年14点をあげ、初の得点王なる。71年、72年に連続、74年から3年連続、78年にも得点王になった。釜本の得点は16年間の在籍で202点で、2位の碓井(日立)85点と大差をつけている。 ヘディングに強く、胸でワントラップ、振り向きざまのシュート、右45度からのシュートなど、得意の型を持ったストライカーだった。 |
南米型とヨーロッパ型
| 試合を行うときに、外国のチームは芝生にこだわる。にこだわるには、それなりに理由がある。芝生の刈り方によってプレーが変わってしまうからだ。概して、南米の芝生は深く、ヨーロッパの芝生は短く刈ってある。ドリブルを得意とする南米選手は、ボールに摩擦がかかる深い芝生を好み、グランダーの速いパスを得意とするヨーロッパチームはパスがスムーズにできる短い芝生を好むからだ。 芝生の刈り方1つで、ゲームの勝敗が左右されるのだから、こだわるのも無理はない。 |
ワールドカップ歴代優勝チーム
大会名 |
開催年 | 優勝チーム | 準優勝チーム |
| 第1回ウルグアイ大会 | 1930 | ウルグアイ | アルゼンチン |
| 第2回イタリア大会 | 1934 | イタリア | チェコスロバキア |
| 第3回フランス大会 | 1938 | イタリア | ハンガリー |
| 第4回ブラジル大会 | 1950 | ウルグアイ | ブラジル |
| 第5回スイス大会 | 1954 | 西ドイツ | ハンガリー |
| 第6回スウェーデン大会 | 1958 | ブラジル | スウェーデン |
| 第7回チリ大会 | 1962 | ブラジル | チェコスロバキア |
| 第8回イングランド大会 | 1966 | イングランド | 西ドイツ |
| 第9回メキシコ大会 | 1970 | ブラジル | イタリア |
| 第10回西ドイツ大会 | 1974 | 西ドイツ | オランダ |
| 第11回アルゼンチン大会 | 1978 | アルゼンチン | オランダ |
| 第12回スペイン大会 | 1982 | イタリア | 西ドイツ |
| 第13回メキシコ大会 | 1986 | アルゼンチン | 西ドイツ |
| 第14回イタリア大会 | 1990 | 西ドイツ | アルゼンチン |
| 第15回アメリカ大会 | 1994 | ブラジル | イタリア |
| 第16回フランス大会 | 1998 | フランス | ブラジル |
| 第17回日本・韓国大会 | 2002 |
トヨタカップ全成績
| 回 | 南米代表 | スコア | 欧州代表 | ||
| 第1回 | ナシオナル・ |
○ | 1−0 | ● | ノッティンガム・ |
| 第2回 | フラメンゴ (ブラジル) |
○ | 3−0 | ● | リバプール (イングランド) |
| 第3回 | ペニャロール (ウルグアイ) |
○ | 2−0 | ● | アストン・ビラ (イングランド) |
| 第4回 | グレミオ (ブラジル) |
○ | 2−1 | ● | ハンブルガーSV (西ドイツ) |
| 第5回 | インデペンディエンテ (アルゼンチン) |
○ | 1−0 | ● | リバプール (イングランド) |
| 第6回 | アルヘンチノス・ ジュニアーズ (アルゼンチン) |
● | 2−2 PK2−4 |
○ | ユベントス (イタリア) |
| 第7回 | リバープレード (アルゼンチン) |
○ | 1−0 | ● | ステアウア・ブカレスト (ルーマニア) |
| 第8回 | ペニャロール (ウルグアイ) |
● | 1−2 | ○ | FCポルト (ポルトガル) |
| 第9回 | ナシオナル・ モンテビデオ (ウルグアイ) |
○ | 2−2 PK7−6 |
● | PSV アイントホーフェン (オランダ) |
| 第10回 | ナシオナル・メデリン (コロンビア) |
● | 0−1 | ○ | ACミラン (イタリア) |
| 第11回 | オリンピア (パラグアイ) |
● | 0−3 | ○ | ACミラン (イタリア) |
| 第12回 | コロコロ (チリ) |
● | 0−3 | ○ | レッドスター・ ベオグラード (ユーゴスラビア) |
| 第13回 | サンパウロ (ブラジル) |
○ | 2−1 | ● | バルセロナ (スペイン) |
| 第14回 | サンパウロ (ブラジル) |
○ | 3−2 | ● | ACミラン (イタリア) |
| 第15回 | ベレス・サルスフィエルド (アルゼンチン) |
○ | 2−0 | ● | ACミラン (イタリア) |
| 第16回 | グレミオ (ブラジル) |
● | 0−0 PK3−4 |
○ | アヤックス (オランダ) |
| 第17回 | リバープレート (アルゼンチン) |
● | 0−1 | ○ | ユベントス (イタリア) |
| 第18回 | クルゼイロ (ブラジル) |
● | 0−2 | ○ | ボルシア・ドルトムント (ドイツ) |
| 第19回 | バスコ・ダ・ガマ (ブラジル) |
● | 1−2 | ○ | レアル・マドリード (スペイン) |
| 第20回 | パルメイラス (ブラジル) |
● | 0−1 | ○ | マンチェスター・ ユナイテッド (イングランド) |
レフリーは石になる
| ゲーム前でも、選手は競技場に入場したときから、レフリーの支配下におかれる。また、フィールドの外のベンチで監督や役員が判定に異議を唱えて退場や警告処分を受けることもある。その反面、レフリーはフィールド内では「石ころ」と見なさる。つまり、レフリーにボールが当たって、どちらかのチームに有利に働いても無視される。 |