| やまのいも(山芋 英:yam) 〔特徴〕
ヤマノイモ科の蔓性多年草。茎は長細く左巻き。葉は対生し長心臓形。夏、白色の小花を穂状につけ、三稜翼をもつ果実を結ぶ。「むかご」という珠芽を葉のつけ根に生じ、これでも増える。世界に六百種もあり、亜熱帯と熱帯に分布している。日本では、さつまいもやじゃがいもがなかった時代には、いもといえば、やまのいもを指した。やまのいも、やまといも、長いも、いちょういも、自然薯(じねんじょ)、大薯(だいしょ)などさまざまな呼び名があって、混乱している。例えば、やまといもといえば、関東ではいちょういものこと、関西では、つくねいものことである。
〔種類、品種〕
日本で栽培または自生しているヤマノイモ科の野菜には、長いも、大薯、自然薯の三種がある。農林水産省の統計資料でもこの三種を「やまのいも」と呼んでいる。
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