「あいさつ」の手話表現のレッスンです!


 今回のレッスンでは、「おはよう」というあいさつの表現を例にしてコミュニケーションとしての手話について考えてみましょう。

 「おはよう」の手話表現は、次のようになります。

[ おはよう その1 ]

[ おはよう その2 ]


 上の手話表現の[おはよう その1]と[おはよう その2]の違いに気付きましたか? その1の方は「枕を頭からはずす」初めの表現の後に、「立てた両手の人差し指を向かいあわせて一緒に曲げる」挨拶の表現をして「おはよう」という言葉を表わしています。
その2の方は、「挨拶」の手話のかわりに「おじぎをするしぐさ」をしています。
その1の手話とその2の手話の使い分けはあるのでしょうか?どう思いますか? 手話は、コミュニケーションの手段と一言でいってしまいましたが、もう少し丁寧に考えてみると、1)人と向かい合って会話をするコミュニケーションと、2)なにか第三者的な情報を伝える時のコミュニケーション(たとえば、「彼が、おはようと言った。」とかなにか通訳するときとか)とがあります。
例題の「おはよう その1」と「おはよう その2」も手話を使う状況に応じて使い分けられそうですね。もちろん、その人なりの習慣があって常に「おはよう その1」だけを使うひともいると思いますが、知り合いどうしが挨拶するときには「おはよう 2」の方が自然かもしれません。でも、本当の知り合いならもっと簡単なボディーランゲージ、例えば手を上げたり、頭をちょこんとさげたり色々な表現があるでしょう。
手話を使ってコミュニケーションする時は、その場の状況に応じて寛容に時には正確に表現できるような柔軟性と表現技術を持っていたいものです。
皆さんも上の例題のようなケースを探してみて下さい。 そうそう、参考まで
「こんにちわ」と「こんばんわ」の手話も見て下さい。 それでは、今回はこれまで...。




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