コラム中の時間で「残り時間」と記載されているものは筆者の観戦メモによる時間で公式記録による物ではありません。 FOOTBALL COLUMN INDEXへ
| ●「ゴジラ松井」の名付け親判明 2003.5.3 | ||||||||||||||||||
| 日本人大リーガーは松井だけとちゃうやろ!
連日の松井報道に最近食傷ぎみ且、マリナーズの長谷川がちょっと好きな私はその日も3時の休憩時間に職場でワイドショウを苦々しい気持ちで見ていた。今回のネタは「松井=ゴジラ
のニックネームを名付けたのはある主婦だった。」どうせ近所に住むおばちゃんが付けたんやろう。お、でかい家やなぁ
ん? あれ? あ、ああっ赤星さんじゃありませんか!!! かつて日刊スポーツでアメフトなどの記事を執筆されていた赤星美佐子氏。彼女が書く記事の大ファンだった私はその引退を知った時、あまりのショックにこのサイトでコラムなんぞ(関西学生アメフトの姉兄)を書いてしまった事がある。その赤星氏とブラウン管を通して思いがけず再開したのであった。今 TVってブラウン管使ってたかな? 現在は結婚されて名字も変わりお子さんがいらっしゃる。 彼女の記事の面白さはたとえマイナースポーツの取材でも、多くの人に興味を持ってもらおうと工夫を凝らした内容、そして表現に安易な常套句を使わない事。 興奮した私は彼女がいかに素晴らしいスポーツライターであったかを、同僚のおばちゃん達に力説したのだが、「………きれいな人やね」という極めて薄ーい反応しか帰ってこなかった。しかたない、おばちゃんはスポーツ新聞など読まない、この感動には一人で浸る事にしよう。 松井が高校3年生の93年頃にはすでにゴジラと言うあだ名は浸透していたらしい、もちろん歯並びやにきびの多いルックスから思いついた名前。まだ若いが才能のあるこの選手をいかに印象づけようかと言う工夫だろう。松井本人はあばた面を気にしていたので実はこのあだ名が嫌いだったと言う話になり、食いいるように画面を見つめている私の目の前で「はい、お仕事の時間」とスイッチを切られてしまった。何年も前の仕事が今こうして話題になるとは…やはり良い仕事を数多く残された方だと改めて感心し、それが日の目を浴びた事を嬉しく思った。 |
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| ●アメフトのルールは難しい 2003.2.10 | ||||||||||||||||||
| 「アメフトのルールは難しくありません」なんて書いてあるのを見ると、そりゃ詐欺だよ!!と思ってしまいます。ポジション名だけで40もあるスポーツのどこが簡単? 「へ?そんなルールがあったんだ!」と毎試合驚くほど奥が深いからこそアメフトは面白いんじゃないですか、難しい事を承知でいかに説明するかを考えなければせっかく興味を持ってくれた人も「やっぱり難しいじゃん、うそつきー」って逃げてしまいます。アメフトのルールは難しい上に内容も膨大な量です。でも、日本では野球がこんなに人気があるのに、アメフトに負けず劣らずの量を誇るそのルールを詳しく知っている人はどれくらいいるでしょう? TVを見ながら「やっぱXXXは打てへんなぁ」と評論しているあのおばちゃんがルールに精通している様には見えません。ルールに関する膨大な情報の中で、観戦初心者のために必要なものはそれほど多くはないのです。教える内容を厳選しましょう、アメフトに関して言えば ●ボールを持った選手がつぶされたところでその回の攻撃が終了する。 ●攻撃権は4回与えられ、10yd以上進む事が出来れば新たに4回の攻撃権が与えられる。失敗すれば攻守交代。 ●得点パターンが4種類。 初めて試合を見る人ならキックオフ前にこれだけ知っていればいい、得点パターンのうち「セーフティー」なんて滅多にお目にかかれないものは知らなくったって困りません。「アメフトのルールはいろいろあって難しい、でも最初はそのうちのほんの少しだけを知っていれば試合は分かる。分かって来た後に必要があった時より楽しむため他のルールを覚えればいい」そんなアプローチでいいのではないでしょうか。 球技場で観戦する人はまぁ、それでいいとしましょう。隣でルール解説をしてくれる人がいればベストですね。困るのがTVのルール解説、多重音声にでもしない限りルールに詳しい人とそうでない人に対して同じ情報を提供することになりますが、頻繁にアナウンサーの説明が入るとルールを知っている者にとってはうるさくて試合に集中できません。テロップで流すのも読んで理解しようとする間に試合が進行してしまいます、「ええっと、トライフォーポイントはキックが成功すると1点追加で、パスとランが……え、もう次のプレー始まってるの!?」 で、思い出したのがオリンピックの中継。「スケルトン」とか「フィギュアの採点法」とか「カーリング」などCGやVTRなどを使ったルール解説を必ず試合前に流していました、5分位のものだったと思いますが実に簡潔でわかりやすかったです。アメフトの試合中継も最初に基本のルール解説をすませてしまえばいいんですよ。リーグ戦の中継で毎試合やってくれれば自然にルールも浸透していくでしょう、興味のない人は観戦前のトイレタイムです。試合中は特殊なルールに関してのみ説明を入れるようにすればじゃまになりません。知らなくても大して困らない内容はテロップであっさり、試合展開に大きく関わる内容はアナウンサーや解説者による音声で詳しく。 アメフトのルール解説はどの内容をチョイスするか、そして伝える手段をどうするか。そのあたりのセンスが問われる仕事だと思います。 |
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| ●特別な存在 2001.10.28 | ||||||||||||||||||
| 全勝対決となった京大vs立命戦。下馬評ではこれまでの試合で大量点を上げてきた立命オフェンスと、前節までリーグ最少の失点7を誇る京大ディフェンスの勝負と言われていたが、この試合勝利を呼び寄せたのは意外な選手達であった。 立命初回の攻撃は反則で10ydの罰退、京大ディフェンスにパス攻撃を完全に封じられ1度ダウンを更新したもののパントとなった。 ここで立命の鏑木が蹴ったパントはカバーのうまさもあり京大陣5ydで止まる。京大のQBは前節先発した稲葉、パスを主体に攻めるタイプだが危険地帯からのドライブではターンオーバを避ける為、ランで確実に前進するしかない。3度の攻撃もほとんど陣地を回復出来ずこちらもパント。立命2度目の攻撃は京大陣33ydからだったが京大ディフェンスが好調で自慢のパス攻撃はまったく決まらずまたパント。ここでも鏑木のパントは京大エンド前1ydの好パント。京大はRB畑のランでようやくこの試合初めてのファーストダウンを得るが依然敵陣は遠い、自陣12ydから稲葉が投げたパスは立命DB今井がインターセプト! 京大陣22ydという絶好のポジションからの攻撃となった。 ここで2Qに入りエンドを変えての立命オフェンス、しかし反則が多く思う様には前進できない。TD狙いのパスは失敗するがここで京大のパスインターフェアがあり立命は一気に京大陣15ydへ前進。結局この攻撃はFGトライに。立命が苦しみながらようやく先制点と思い気や京大がキックを好ブロック、均衡崩れず0−0。 京大の次のドライブはパントに終るがここでようやく京大は陣地を大きく回復。立命オフェンスもやっといいパスが決まるようになったが反則罰退が目立ち波に乗りきれない。両軍のディフェンス優位は変わらず。 流れを変える意図があってか京大はQBを今西に交替、ところが彼の投じたパスは立命がインターセプト。京大陣26ydでターンオーバーと言う結果を招く。 このチャンスに立命QB高田はパスを成功させ京大陣8yd、WR木下へのパスで京大陣5yd。最後もパスでTDと今まで苦しんでいたのが嘘のようにわずか2分であっさりと先取点をもぎ取った。 続く立命のキックオフ、京大リターナーの関根が41ydのビッグリターンで立命陣48ydからの攻撃。しかし近年あまりオフェンスの調子が良くない京大はこのチャンスを生かせずダウン更新すら出来ぬまま第4downの攻撃を迎える、ここで京大はギャンブルを選択したが失敗。前半残り時間20秒を切っての立命オフェンス、時計を止めながら徐々に前進、残り1秒を残してのFGは鏑木が44ydのロングキックを成功させ貴重な追加点を得て前半戦が終了。わずか3点とは言え両チームのオフェンスが苦しんだここまでの展開を考えれば大きな3点である。 3Q開始後の立命のキックオフはそのままサイドラインを割る反則、この日パントで大活躍した鏑木もキックの場面ではややミスが目立っていた。初回の攻撃をほとんどゲインを得る事無くパントで終えた京大は立命攻撃中にLB辻尾がインターセプト、さらに10ydを走り立命陣内に入った所で攻撃権を得た。WR青木へのパス、RB関根のランで1down更新、青木へのロングパスで一気に25yd前進し立命ゴール前7ydに迫る。畑の中央を突くランは2ydの前進、稲葉が自らボールを持ちTDを狙うがここは立命がこらえる。ゴールまでわずか1yd。1塁側スタンドの誰もが3点差に追い上げる京大のTDを確信した次の攻撃、ボールはゴールライン手前止まった、そればかりではない、立命の選手達が小踊りしてサイドラインに引き上げて行くではないか。ファンブル・ターンオーバー、審判の声がスタジアムに響く。この絶体絶命のピンチに立命のディフェンス陣はTDを阻止したばかりか相手から攻撃権すら奪ってみせたのである。試合の流れは完全に立命の物となった。 京大はこれで気落ちしたのか4Qに入ってからは目に見えてディフェンスに粘りが無くなる。QB高田からWR冷水へのパスが成功して35yd前進し京大陣5ydのTDチャンス。その後10yd罰退の反則があるなど試合開始当初から続く立命オフェンスの不安定さは相変わらずだが、短いパスと高田自らがボールを運んで京大ゴール前1yd。次の攻撃が第4downとなるためタイムアウトを取って選んだ攻撃はFG、あえてTDを狙わずとも3点はだめ押しに十分すぎる点数である。鏑木が難なく最後の得点を上げた試合残り時間6分29秒、勝敗の行方は決した。 この試合立命、京大ともオフェンスは不調であった。立命は京大ディフェンスの前に反則罰退をくり返し最終的に奪ったTDは1本、京大は攻撃権を3度のターンオーバーで失う、特に3QのTD奪取失敗は立命を大いに勢い付かせるミスとなった。両チームのディフェンス優位で運んだこの試合、勝敗を分けたのは京大オフェンスを3度もゴールライン前に釘づけにして完全に無力化した立命パントチームの妙技であろう。
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| ●X-west フルコース 2000.11.5 | ||||||||||||||||||
| *第1試合はイワタニサイドワインダーズvsファイニーズフットボールクラブ。 | ||||||||||||||||||
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イワタニが7点先取の後、ファイニーズもすぐにTDをあげるがTFPのキックが不成功。第1Q残り時間49秒にターンオーバーで攻撃権を得たファイニーズはRB磯田、RB井場らのランプレイ主体の攻撃でゴール前1yd。ここでクォータータイム、ファイニーズ応援席ではチアリーダーのダンスに合わせて客席のマッチョな一団がダンス・ダンス。 2Q残り時間11分56秒RB山崎がTD。だがまたしてもここでTFP失敗、追加点は6点のみ。残り時間2分56秒、イワタニRB川田が60ydを独走、ファイニーズ陣内30ydにせまり得点のチャンス。 しかし、クリッピングの反則で15ydと大きく罰退、さらに残り時間2分8秒にファイニーズ谷にインターセプトされるなど、試合の流れをモノに出来ない。一方のファイニーズもFG失敗でインターセプトによって得た攻撃権を生かせないまま終る。 3Q 残り時間9分40秒、イワタニ阿部がインターセプト。パス主体の攻撃でファイニーズ陣内22yd、このシリーズはTDが奪えず32ydのFGトライとなったが失敗。逆に3Q終了直前にファイニーズ山崎がTD、TFPもようやく成功してイワタニを突き離す。それにしてもこの試合イワタニの負傷者が多いのが気にかかった。4Q、イワタニに三たび得点のチャンスが生まれるが、ゴール目前まで進んだ攻撃は反則で5yd罰退、ダウン更新まで5ydを残してのギャンブルはWR下里へのパスが通らず万事休す。ファイニーズがQB義永の独走TD、TE吉光へのTDパスで14点を追加。イワタニは6戦全敗で6位、ファイニーズは4位となった。
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| *第2試合は松下電インパルス工vs井内盛栄堂ブラックイーグルス | ||||||||||||||||||
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最終戦を待たずして松下はすでに優勝を決めており、第1試合の結果でファイニーズの4位、井内の5位が決まった為、この試合の結果は順位には影響しない。試合に対するモチベーションが下がるのではないかと危惧していたが、残念ながらその通りの試合になってしまった。 松下のQBは高橋で始まったが連続のサックで前進できず、一方の井内もまったくと言っていいほどチャンスがなく、両チームとも何の見せ場も無いまま1Qが終ってしまった。2Q井内の自陣47ydからの攻撃はQBサックでファンブル、幸いリカバーは味方であった。1downまで3yd、松下陣内30yd地点での4down。ここでタイムアウトを取り、選択した攻撃はFG。これを成功させてこの試合両チームにとって唯一の得点を上げた。 その直後のキックオフにはフェイスマスクの反則、インターセプトから得た攻撃権を生かせずにパント。QBサックなど、両チームのオフェンスにはほとんど見るべきものが無いまま最終クォーターを迎える。 井内はランプレイで松下エンドゾーン1ydのTDチャンスに見えたが井内に罰退15ydの反則。33ydのFGに失敗した所で試合残り時間は1分。パスを連発する松下の攻撃は井内陣17ydまで迫ったが、TDパス2本は失敗、最後はQBサックで試合終了。
対松下戦連敗記録ストップにかける井内の執念がほんの少し上回った結果だった。松下の主将が不甲斐ない試合をスタンドのファンに詫びていたが、熱心な松下のファンがスタンドのあちこちでメンバー表片手に試合を見守っていただけに、そんなファンにアピールするプレイを見せて欲しかったと残念に思う。
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| *第3試合はマイカルベアーズvsアサヒ飲料チャレンジャーズ | ||||||||||||||||||
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この試合、勝利した方がファイナル6出場を果たす事ができる。アサヒQBは桂、しかしパス主体のこのシリーズはほとんどゲインが無く、早々にパントで攻撃権を渡す事になる。マイカルQBは夏目、しかしランプレイはアサヒの強力なディフェンスに合い後退し続け、1Q残り時間5分3秒にセーフティーで失点。続くアサヒの攻撃はマイカル陣19ydからのTDパスを成功させて残り時間2分35秒追加点。2Qもアサヒの一方的な展開、ランプレイで確実に前進し続け残り時間7分54秒にTD。さらに直後のオンサイドキックをモノにしてアサヒが攻撃を続ける。罰退10ydの反則、QBサックによる後退をものともせず残り時間4分12秒に吉田がTDラン。 3Q、アサヒはQBを新生に交替。前半だけで23-0と大きく点差が開いた為、アサヒの方はメンバーの入れ替えが多くなる。アサヒのディフェンスの良さが目だったが両チームとも得点を上げられず最終クォーターヘ。中村のランなどでマイカル陣11yd、マイカル城阪のQBサックで後退したが30ydのFGを決めて26-0。マイカルはRB波武名のランプレイで一気にアサヒ陣21ydへ、RB徳重のランでアサヒ陣10yd。最後は波武名のランでTD。この後のオンサイドキックは失敗、攻撃権はアサヒ飲料へ。新生からWR梅田へのロングパスでマイカル陣28yd。残り時間3分22秒、30ydのFGを成功させてさらに突き離す。その後マイカルの反撃を断ちアサヒ飲料がファイナル6出場を決めた。 |
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| ●ハーフタイム 2000.11.12 | ||||||||||||||||||
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京大のキックオフで始まった試合、関学RB三井がいきなりのリターンTD! 雪辱に燃える京大の出鼻をくじく。 その後、京大の攻撃がパントに終り 関学2度目の攻撃はRB大谷が右オープンを40yラン。前節甲南大戦の後半以降ランプレイを中心に攻撃を展開する関学だが、彼らのランプレイの早さに京大ディフェンスがまったく適応できていない。残り時間8分50秒早くも2度目のTD。関学の一方的な展開に大量点差の予感が強くなる。京大の攻撃はQB今西からWR青木へのパスがようやく決まるようになり、50yd付近まで前進するが反則で罰退、またもパントで終る。しかし関学に翻弄され続ける京大ディフェンスに対して、オフェンスチームは目覚しい前進は無いが徐々に自分達のペースを掴みつつある。残り時間2分17秒、関学が攻撃中にファンブル。これを京大が押えて自陣43ydからの攻撃。これまでの試合、徹底マークに合って実力を発揮できずにいたRB関根が久々に快走。関学20ydまで攻め込んだところで1Q終了。 クォータータイムの後、京大が攻撃を続け残り時間10分45秒にようやく反撃のTD。関学にはそれまで全く感じられなかったあせりが見られるようになり、プレイに小さなミスが目立つようになる。それまで思うままに進んでいたラン攻撃が止まり、ディレイオブゲームでの罰退、QBサックによるターンオーバー。第2Qは京大の時間になった。ショートパスを交えながらの攻撃は関学陣39ydまで前進、しかし残り時間1分4秒にパスプレイ中に起きたファンブルで攻撃権を失う。14−7、ここで関学から点を奪えなかった事が後の展開に大きく影響する。 3Q両チームの攻撃は得点にはつながらず、関学がパント。だが、パント中に京大のリターナーがファンブル、これを関学が押え京大陣34ydでたなぼたのTDチャンス。残り時間8分20秒関学がTDパスを決めて、更に京大を突き離す。京大はファンブル、4downギャンブルの失敗で自らピンチを招き残り時間4分39秒関学がFG成功。 4Q、第3Q終了前からの関学オフェンスは残り時間11分58秒に三井がTD、直後の京大ファンブルから関学がTDと一方的な試合展開になった。京大は関根が残り時間7分に38ydを走ってこの試合2本目のTDを得るがすでに試合の勝敗は見えている。その後も京大はパントリターン中にファンブル。京大陣6ydから岡村と交替した関学QB尾崎が自ら走ってTD。45−14の大差で試合は終った。 ハーフタイムまでは京大にも勝機があったが、後半からはボールがまったく手に付いておらずキッキングゲームでのファンブル、パスプレイでのキャッチミスからピンチを招き期待された試合は凡戦となってしまった。
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| ●ラスト8秒の決断 2000.11.4 | ||||||||||||||||||
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2000年10月29日三強対決の第1ラウンド立命館大学vs京都大学。試合開始前の静かな時間を思い思いにすごす観客。後ろの席では競馬新聞を片手に天皇賞の話題で盛りあがっている。前の席では御主人と観戦に来た中年女性が、前の試合で若い衆が座席に置き去りにしたごみを回収して捨てに行く。(反省したまえ某大学の学生諸君)京大の応援団長は丸坊主になって、さながら修行僧のようである。 第1Q コイントスに勝った京大は後半をチョイス。立命の先発QBは1年生の高田、しかし今期リーグトップの5サックを記録している京大の山下に捕まり、続くプレイでも雨上がりのグランドに足を取られてニーダウン。ダウン更新できぬままパントになる。京大のQBは今西、ランで着実にボールを進めていたが、残り時間7:11ファンブルでターンオーバー。両チームのディフェンスが健闘しチャンスを掴めない。残り時間3:59、立命のハードタックルで京大に2度目のファンブル。今度は京大陣21ydで立命に大チャンスが転がり込む、立命が先にTDを上げるかと思われたが京大ディフェンスがふんばり、残り時間2:43立命の先取点はFGの3点。 2Q 残り10:35京大畑にエンドゾーン前まで迫るビッグランが出る。その後ランプレイを繰り返すが立命の強固なディフェンスの前にじりじり後退、京大のTDチャンスも最後はFGの3点で終り。そのままハーフタイムを迎える。 3Q、ゲームは突然動いた。京大山本が自陣4ydから独走、最後はキッカーをかわしてエンドゾーンに踊り込む。これに呼応するように京大のディフェンスが立命の反撃を押え込む、しかしこの日京大は反則やミスでリズムを崩す場面が多く見られ、パスインターフェアの反則を取られてからは立命のオフェンスが進むようになっていた。残り時間7:28立命は不調の高田に替わって4年生QBの宮崎がロングパスを投じるが、これを京大西村がインターセプト。立命に傾きかけた流れが再び京大に戻る。京大の攻撃は立命陣12ydまで進むが立命ディフェンスがTDを許さない。このシリーズはFGトライとなるがこれが失敗。再び流れが立命に傾く。残り時間3:02宮崎−西川のパスが決まった後、宮崎−加藤へのTDパスが成功、がっぷり四つの好ゲームとなった。スコアは10−10のままいよいよ最終クォーターヘ。 立命の攻撃は京大陣30ydまでドライブするがそれからが進まず、長い距離を残してのFGトライは失敗。京大は今西のランで1down更新したかに見えたが反則で10ydの罰退、どちらも主導権を得られない。立命の攻撃がパントに終った後、今度は立命ディフェンスに痛い反則が出る。立命陣40ydでのパスインターフェア。その後2度のランプレイをぴしゃりと押え、今西−脇田へのパスもダウン更新にはわずかに届かず、残り時間3分1秒で京大の攻撃はパントになった。パント体系からスナップされたボールは、パンターではなくセンターのすぐ後ろにいた秋原に渡る。立命ディフェンスがそれと気が付いた時には秋原は立命陣24ydに進入していた。ギャンブル成功! 残り時間が1分を切り、京大はじりじりとランプレイで時間を消費しながら立命ゴールに迫る。残り時間8秒からの攻撃は今西のダイブ… TD! 立命に残された時間は6秒、宮崎のロングパスが再び西村にインターセプトされ試合が終った。 京大は今年、コーチ主体のチーム作りから一転、学生の自主性に任せる運営を行ってきた。「優れたゲームプランの用意が勝利への近道」を信念とする水野監督からすればこれまでの主張に逆行する取り組みである。しかし、選手が自らの意志を希薄にしてコーチ頼りになる傾向を憂いた監督はあえて自論に背いた。残り時間8秒で監督はリスクを避けFGを指示、だが攻撃陣は攻撃続行を志願し見事に成功させた。本当に意義があったのはTDを取った事よりも、自らゲームプラン変更を主張した彼らの固い意志の表明だったのではないだろうか。
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| ●宿題 2000.10.25 | ||||||||||||||||||
10月1日。京都大学対同志社大学戦、共に上位進出を狙うには今ひとつ物足りない戦いぶりの両チーム。不安要素はまず第1Q同大のプレイに現れた。京大キックオフで始まった試合、同大リターン中にファンブル。いきなりのターンオーバー。 京大、敵陣25ydからの攻撃は先発QB#16今西のランで敵陣5yd。残り時間11:46に難なくTD。1Q終了約3分前、今西から#4脇田へのパスで京大陣29yd。今西から#22青木へのパスは同大のマークに合い失敗。今西→脇田へのパスなどで敵陣20y。ここで1Qが終了。 2Q 残り時間11:55、#31畑の22ydランでTD。しかしTFPはキック失敗。同大の攻撃、#7QB前川から#24大岡へのパスで京大陣30yd。#85西井へのTD狙いのパスは失敗。その後#3松田へのパスが決まって京大陣13yd。大岡のランは京大ディフェンスに押し戻され−5yd。その後パス失敗が続きFGトライは失敗。 京大自陣20ydからの攻撃、#16(!?)の25ydランで京大陣45yd。今西がパスを狙うがターゲットが見つからず、苦し紛れに脇田へ投げた地面すれすれのパスは失敗。結局このシリーズの攻撃はパントへ。残り時間02:58京大の攻撃、今西、畑のランで自陣40yd。残り時間33秒にパス失敗の後、再び投げたパスを同大#40岡山がインターセプト! これを京大が止められず、そのままエンドゾーンまで60ydを独走して残り時間18秒にTD。 3Q 同大はパス攻撃が決まらずパント、京大は好リターンで同大陣36yd。しかし、どの試合でもがっちりマークされている#25関根のランは横へ流れてゲイン無し。4downギャンブルはあと数インチが足りずに失敗。同大は自陣27ydからの攻撃だったが、ランプレイは京大ディフェンスが的確に対応しておりパス便りの攻撃になる。しかし#85西井へのロングパスが失敗しパントへ。京大の自陣20ydからの攻撃は、#40山田が13ydラン、今西が9ydラン。関根はこの場面でも徹底マークに合い走れず。#32秋原が3ydを走り1down更新。3Q終了と同時に畑が独走でTD、TFPは失敗。京大キッキングチームの不信が目立つ。 4Q 同大、自陣45ydからの攻撃、京大#11塚原のハードタックルで同大前川のファンブルを誘いまたもターンオーバー。京大は関根、畑、がボールを進めるが2度の反則で20ydをロスする苦しい展開。残り時間7:29この日好調の畑が独走でTD。直後のキックオフがややミスキック気味となったが、同大にまたしてもファンブル(!? 速報掲示板投稿中で見逃し)があり、同大陣10ydでターンオーバー。残り時間6:07京大がたなぼたのTDをあげる。 同大はビッグランが出て京大陣30yd。西井へのパスが決まって京大陣15ydのTDチャンス。だが、京大#29山下のQBサック、パス失敗でチャンスを逃し残り時間3:04にやむなくFGトライ。しかしこれも失敗し無得点。その後は共に得点を上げられず試合終了となった。 |