|
腹 痛
|
|
看護婦
|
「先生、急患ですっ!」
|
|
Docトム
|
「急患?、ものは何?」
|
|
看護婦
|
「はい、腹痛なんですが、、、893さんみたいですけど。」
|
|
Y男
|
「う〜〜っ!!腹いてえよおっ、先生何とかしてくれー!!」
|
|
Docトム
|
「どうした?、腹でも刺されたのか?」
|
|
Y男
|
「冗談こいてねえで早く治してくれよ〜、イッテッテテテテッ!」
|
|
Docトム
|
「じゃあ、ベッドに横になって、両ひざ立てる!腹の力を抜いて!」
|
|
Y男
|
「判ったよっ!、うっせいなぁ〜・・・。」
|
|
Docトム
|
「ここは?痛い?・・じゃあここは?」
|
|
Y男
|
「あっイテテ、そこだそこっ。」
|
|
Docトム
|
「酒は?、タバコは?」
|
|
Y男
|
「そんなもん、やんねえよ。健康に悪いじゃねぇか。」
|
|
Docトム
|
「・・・・・・^^;」
|
|
Y男
|
「イテ〜〜ッ、急に背中叩くんじゃねえよ!腹の奥にまで響くじゃねえかっ。」
|
|
Docトム
|
「よし、レントゲン写真と小便の検査を。」
|
|
Y男
|
「・・・。」
|
|
Docトム
|
「ふむ、解った。ではまず△△△筋注、それと○○○を1日分処方、明日また来るように!」
|
|
翌日
|
|
|
Y男
|
「先生、こんちは。いやあ昨日は助かったよ、あれから全く痛みが消えた。」
|
|
Docトム
|
「そうですか、それはよかった。」
|
|
Y男
|
「で、何だったんすか?昨日のバカみたいな痛みは・・・。」
|
|
Docトム
|
「あれは、尿管結石ですよ。」
|
|
Y男
|
「そうかぁ、あれが尿管結石か〜。ダチにも教えてやるかな。」
|
|
Docトム
|
「やはり、お腹が痛いのですか?」
|
|
Y男
|
「そうそう、痛みの感じはちょっと違うみたいだけど、急に痛くなるみたいだから。」
|
|
Docトム
|
「お腹の痛みにはいろいろな原因があるんですよ。」
|
|
Y男
|
「知ってるぜ。盲腸だろ、胆石だろ、胃潰瘍だろ、それに尿管結石だよな。」
|
|
Docトム
|
「お〜っ、良く知ってますねえ。でもまだまだあるんですよ、腹痛の原因は。」
|
|
Y男
|
「・・・。」
|
|
Docトム
|
「例えば・・急性、慢性膵炎、胆嚢炎、急性胃炎、便秘、大腸憩室炎などの消化器系の病気や
|
|
急性心筋梗塞、大動脈瘤破裂などの心臓・血管系の病気、帯状疱疹の様な皮膚の病気、
|
|
|
子宮外妊娠、子宮内膜症、生理痛などの婦人科の病気ええっと、それから・・・。」
|
|
|
Y男
|
「いい、いい、もういいよ先生。そんなにあんのかよ・・・。」
|
|
Docトム
|
「よく見られる病気だけでもまだありますよ。」
|
|
Y男
|
「先生は、でも俺の病気すぐ治してくれたもんな、たいしたもんだよ。へっへへへ。」
|
|
Docトム
|
「ははは、ありがとう。これらの病気は痛みの場所、移動性、持続性、出現頻度、出現時間、
|
|
反復性の違いである程度予測がつくんですよ・・・。」
|
|
|
Y男
|
「ふ〜ん・・・。」
|
|
Docトム
|
「それに昨日の様に叩いたり、押したり、圧迫したりすると、より診断に近づくのです。
|
|
そして、最後に血液検査やレントゲン、心電図検査などをして病気を見つけるんですよ。」
|
|
|
Y男
|
「なんか、探偵みてえだなぁ。」
|
|
Docトム
|
「そうですね、確かに身体の中の悪者を見つけて、やっつけると言う意味では、身体の探偵で
|
|
すね。」
|
|
|
Y男
|
「(探偵とか刑事とか、俺は一番キライだ・・・。)」
|
|
Docトム
|
「しかしこの腹痛は、痛みを取るだけでは治ったとは言えないのです。」
|
|
Y男
|
「何でだよ?痛いのが治ったんだから、もういいじゃん。」
|
|
Docトム
|
「しかし、痛みの原因を治療しないと本当の意味での治ったではないのです。」
|
|
Y男
|
「おーっなるほど、そりゃそうだな・・・。」
|
|
Docトム
|
「特にしょっちゅう同じ様な痛みが起きる方は、慢性になっていますので薬を定期的に服用す
|
|
る他にも日常生活にも注意する必要があります。」
|
|
|
Y男
|
「どんな?」
|
|
Docトム
|
「病気にもよりますが例えば、アルコールやタバコを控えるとか、睡眠を充分とるだとか、
|
|
食事の時間や内容に注意するとか、ですね。」
|
|
|
Y男
|
「そうか、そうか。分かったよ、先生。勉強になったぜ、じゃあな。」
|
|
Docトム
|
「はい、お大事に。」
|