頭 痛

 

 

 


 

Docトム
「次の方、どうぞ。」
N子
「はい、初めまして宜しくお願いします。」
Docトム
「こちらこそ、さて、どうなさいましたか?」
N子
「はい、昨日から頭痛がひどくって・・・。」
Docトム
「ほほう、どんな感じの頭痛ですか?」
N子
「頭の右側だけなんですけど、ズッキンズッキンするんです。昨日は仕事も手に付かなくて早
 退した位なんです。」
Docトム
「今までにも何回か同じような頭痛はあったのですか?」
N子
「2〜3年前からちょくちょくあるんです。」
Docトム
「その時はどうしましたか?お医者さんに行きましたか?」
N子
「はい、頭のMRIっていうんですか、撮りました。異常はないって言われて痛み止めだけ貰い
 ました。」
Docトム
「飲んでどうでしたか?」
N子
「その時は良く効くんですが・・・、また頭痛が起きるんです。」
Docトム
「頭痛以外に何か症状はありますか?例えば吐き気、手足のしびれ、眼がちかちかする・・。」
N子
「いえ、ありません。あっ、ただ頭痛の前にたまに眼がちかちかするんです。それでまた始ま
 るって思うんです。」
Docトム
「なるほど、そうですか・・・。」
N子
「先生、何とかして下さい。」
Docトム
「わかりました、とりあえず今日お薬を出しますので1錠お飲み下さい。それでも治まらない
 ときには30分くらいしてからもう1錠。ただし1日5-6錠以上は飲まないで下さいね。」
N子
「はい、ありがとうございます・・・。」
  翌日
N子
「先生、ありがとうございます。おかげで楽になりました。2錠飲んで治りました。」
Docトム
「よかったでしたね、でも昨日の薬は決して飲み過ぎないで下さいよ。」
N子
「はい。でも先生、頭痛って辛いですよね。」
Docトム
「そうですね。普通の人にも良くあるんですが、辛いですよね。その上、おっかない病気が
 原因のこともありますからね。」
N子
「えーっそうなんですか?」
Docトム
「そうですよ。例えば、脳腫瘍、脳出血、クモ膜下出血、硬膜外血腫などはすぐにでも手術を
 しないと生命を脅かします。」
N子
「私は違いますよね・・?」
Docトム
「はははは、N子さんは違います。他にも命に直接関係ないですが、急性緑内症と言った眼の
 病気や側頭動脈炎と言った膠原病でも頭痛は起こるんですよ。」
N子
「恐いですね。」
Docトム
「そうですね、でもほとんどは片頭痛、緊張性頭痛と言われるものですよ。N子さんの場合は
 たぶん片頭痛です。」
N子
「どう違うんですか?」
Docトム
「片頭痛というのは、発作的に起きる慢性頭痛なんですが1度起きると数時間から数日続き
 ます。頭全体より、頭の一部分に痛みが起こるんです。」
N子
「私はそうだったわ・・。」
Docトム
「それに発作の前兆として眼がちかちかしたり、ぼんやりしたりと言った症状がでる人が
 います。」
N子
「それもあったわ・・・私。」
Docトム
「ズッキンズッキンする拍動性の頭痛で血管性頭痛とも言います。ほら、二日酔いの時に頭が
 ズキズキするのと同じです。」
N子
「治療はどうなんでしょう?」
Docトム
「慢性的な頭痛ですので、発作があった時に直ぐ痛み止めを飲むのが一番です。なかなかお薬
 で予防するのは難しいのです。」
N子
「そうですか・・・。では緊張性頭痛というのは?」
Docトム
「こちらの方は、一番一般的な頭痛なんです。その特徴としては、締め付けられるような
 非拍動性の頭痛です。つまり、いつも重い痛い感じがあるのです。」
N子
「ふんふん。」
Docトム
「首や肩の筋肉が緊張して起こるもので、ストレスや過労が原因とされています。だから重く
 鈍い痛みが一日中だらだら続くことが多いのです。」
N子
「いわゆる、肩こりが強くなって起こる頭痛なんですね。」
Docトム
「ん〜ん、まあそんなものですね。で治療は、筋肉をほぐす薬や痛み止めなんですが、それ
 以外にも体操などの理学療法や心理療法等も有効ですね。」
N子
「そうですか、良く分かりました。」
Docトム
「はい。」
N子
「また、もし痛くなったらすっ飛んできますね、先生。」
Docトム
「お大事に。」

 


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