か ゆ み

 


 

F子
「先生っ!、かゆい!!何とかして下さい!」
Docトム
「・・・?どうしたんです。落ちついて、落ちついて。」
F子
「あっはい。でもかゆくて、かゆくて夜も寝れないんです。」
Docトム
「いつ頃から、どの辺がかゆいのですか?」
F子
「11月も半ば頃からなんです。足のすねとか、腕とか、お腹、腰回りとか、胸元とか、
 とにかく全部かゆいんです。」
Docトム
「あれあれ、それはつらい。っで、一日中かゆいんですか?」
F子
「そうなんですけど、特に夜寝るときが一番かゆいです。」
Docトム
「では、ちょっと診察しましょう。F子さんは、小さい頃アトピー性皮膚炎って言われたことは
 ありますか?」
F子
「いえ、ないです。」
Docトム
「花粉症はありますか?」
F子
「いえ、ありません。」
Docトム
「最近、エステに行きましたか?」
F子
「はい、最近ではないですが、、、一ヶ月ほど前から、通っています。気持ちいいですよ、
 アカ摺りなんかやってもらうと、肌がすべすべするし・・・。」
Docトム
「なるほど〜。」
F子
「先生、虫刺されか何かですか?」
Docトム
「何か、ペットは飼っていますか?」
F子
「いいえ、飼っていません。なんで、こんなにかゆいんでしょう?」
Docトム
「どうやら、乾燥肌が原因のようですよ。」
F子
「えっ?乾燥肌?」
Docトム
「はい、さっきF子さんがおっしゃった場所は体の中でも「かさつき」が強い部分なんです。」
F子
「そうなんですか。」
Docトム
「そのうえ、この時期は空気も乾燥してきますから、肌も乾燥しやすくなってしまうのです。」
F子
「どうすれば良いんでしょうか?」
Docトム
「まずは、アカ摺りをやめましょう。あれは皮膚の一番表面の角質層と言うところを削り取って
 いるのです。そこがなくなると、皮膚の水分や脂肪分がなくなり、皮膚のしっとり感を維持
 できなくなってしまうのですよ。」
F子
「そうですか・・・。」
Docトム
「あと、お風呂に入った時にはあまりゴシゴシこすらないこと。」
F子
「はい。」
Docトム
「あとは・・・。」
F子
「え〜っ、まだあるんですか?」
Docトム
「そうだなあ、あと、、、乾燥肌だけの問題ではないのですが、身体が痒いときにはアルコール
 や香辛料、熱い食べ物などは避けた方がいいですよ。」
F子
「私の好きなものばっかりだわ・・・。」
Docトム
「ははは、では今日から塗り薬を使ってみましょう。風呂上がりに塗って下さい。一週間位
 したらまた拝見いたします。」
F子
「はい分かりました。」
 一週間後
Docトム
「次の方、どうぞ。」
F子
「はい、先生!かゆいのがなくなりましたぁ。」
Docトム
「やぁ、F子さん。良かったですね。」
F子
「肌もすべすべして、寝るときも「かさつき」がなくなって良く寝れます。」
Docトム
「これから、冬は空気の乾燥が強いですから薬はしばらく続けていると楽ですよ。」
F子
「はい、分かりました。ところで先生?」
Docトム
「はい?」
F子
「かゆいのってつらいですね。」
Docトム
「そうですね。痛いのもつらいですけれど、かゆいのもつらいですよね。」
F子
「まったくそうですね。」
Docトム
「皮膚のかゆみを起こす病気は内臓の病気もありますが、ほとんどが皮膚病ですね。」
F子
「・・・。」
Docトム
「今回の乾燥肌や、アトピー性皮膚炎、蚊やダニ、毛虫などに刺される虫刺され症や、蕁麻疹も
 そうですね、あと慢性的な各種湿疹、それと・・・水虫やインキンタムシなどの白癬菌症など
 が多いですね。」
F子
「そんなにあるんですか?」
Docトム
「まだまだ、挙げれば切りがありませんよ。もっと言いますか?」
F子
「いえいえ、もう結構です。」
Docトム
「これらの病気は、みんな当然ですが治療法が違います。」
F子
「そうですか・・そうですよね。」
Docトム
「そうです、ですから自己判断で薬を付けるとよけい悪化してしまうことも多いのですよ。」
F子
「なるほど。」
Docトム
「ですからかゆみが出たら、そしてなかなか症状がとれなかったら必ず受診して下さいね。」
F子
「はい、分かりました。」
Docトム
「では、お大事に。」



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