ジャズ喫茶part2

 

 

 

<在庫>

 Concierto
The Koln Concert
The CAT
SHE
Bitches Brew
Left Alone
Helen Merrill
Collection
大橋 巨泉
Mad About The Boy
Alive!
Groovy
ジャズの伝記映画
GETZ/GILBERTO
Asceension
Return to forevere
Extensions
V.S.O.P

 

Concierto Jim Hall(CTI)
B面一杯をしめるアランフェスはイエペスなどクラシックギタリストや、かのマイルス・デイヴ
ィスもギル・エヴァンスと組んでレコーディングしているが、それらの中でもベスト演奏には
いるであろう。
ジャズって不協和音ばっかり、と思っていた私の認識を180度を変えてしまった作品。



The Koln Concert Keith Jarrett(ECM)
好き嫌いが分かれるかも知れないが、ある意味ではジャズの頂点に立つ作品ではないだろうか。
ピアノソロで、既存の曲ではなく全くの即興で、その時の自分の感性だけでコンサートを成立
させたとてつもない企画。
ジャズの命であるインプロヴィゼーションを最初から最後までやってのけたのだから・・・
特にA面1曲目の30分に及ぶ即興演奏は素晴らしく、最近ではTVCMにも使われていた。
その後日本でのコンサートで即興ピアノソロだけで10枚組のアルバムまで作ってしまった
(サンベアコンサート)・・脱帽。



The CAT Jimmy Smith(Verve)
ジャズ界にオルガンを広め、市民権を与えた男ジミー・スミス!
オルガンってこんなにもファンキーでカッコイイの?というのを改めて認識させられた。
アラン・ドロン主演「危険がいっぱい」の主題曲(ラロ・シフリン作曲)を中心に構成された
アルバム。



SHE Viktor Lazlo(ポリドール)
「スウィート・ハートエイク」なんてとんでもない邦題がついたヴィクター・ラズロのデヴュー
・アルバム。ジャズではないが、いい味だしている。
独特のハスキーなアルトヴォイスがすっごくエッチです。
フランス語で唄う「cry me a river」はおしゃれでジャジーで聴きもの!



Bitches Brew Miles Davis (CBS)
マイルスの1969年の2枚組み作品。
1970年代のジャズの方向を決めたアルバム。電気音楽にこだわるマイルスの最高傑作の一つ。
ect
評論家の間ではそれこそさまざまな、素晴らしい賛美の言葉がこのアルバムにかけられている。
だから、私はこれを何度も何度も聴いた。このアルバムの良さを分かろうと、それこそすり切れる
ほど(こりゃオーヴァーだ・・・)聴いた。そして私なりの結論が出た。
このアルバムのどこが良いのかわからん!
「おまえはジャズを全然分かっていない」と言われようと構わない。そうさ、俺はジャズを知ら
ないよ。しかし、このアルバムでは音を楽しめない。

やはり私にとってのマイルスは50-60年代のアコースティックな4ビートジャズである・・・。



Left Alone Mal Waldron(BETHLEHEM)
ビリー・ホリデイに捧げた一種の追悼版だが、こりゃもう完全に浪花節の世界。
それも最高の浪花節!
表題曲ではジャッキー・マクリーンのアルトが切々と唄い上げ、あまりにも感動的。
どこぞの国では、しょうもない映画の中で、チンピラ俳優がサックスでこの曲を吹いていたが、
それはマルに対する冒涜とも言える暴挙だった。そんなことをやっているから日本映画は
いつまでたっても・・・いかん、部屋を間違った。



HELEN MERRILL Helen Merrill (Mercury)
ヘレン・メリルとクリフォード・ブラウンとクインシー・ジョーンズが組んで作ったアルバムで
ある。
ジャケ写真を見ると、金髪のおばさんがマイクに噛みつくかんばかりの表情で唄っているアップ
である。最初見たときは、とんでもないばあさんかと思ったがこの頃ヘレン・メリルはまだ
25歳。アレンジ担当のクインシーはなんと21歳だった・・・。まあいいか、そんなこと。
1曲目「ス・ワンダフル」、2曲目「ユード・ビー・ソー・ナイス・〜」と続く。あのハスキー
・ヴォイスで唄われると、思わずゾクッとしてしまう。説明無用の傑作である。
当然だが、トランペット・ソロのブラウニーもいいよねえ。



Collection Sarah Vaughan (Mercury)
サラ・ヴォーンがマーキュリー・レコードに吹き込んだ曲の中からの12曲を選んだ、いわゆる
ベスト版。
しかし、この人は本当に歌が上手い、上手すぎる!!!。
ジャズヴォーカルは上手い下手ではなくて、そのエモーションだ等と言うが(誰が言っているかは
知らないよ)、そんなこと全部超越している。まさに「すごい!」の一言に尽きる。
曲目は12曲全て有名な曲ばかりで、聴いたことのあるモノばかりだが、それもサラ・ヴォーンに
かかるとまるで新しい命を吹き込まれた如く、より素晴らしい曲に変身してしまう。

万が一、サラ・ヴォーンを聴いたことのない人は何でも良い、一度は聴くべきです!



大橋 巨泉
あの大橋 巨泉である。麻雀、釣り、ゴルフ、ボーリングをやり、TVで、芸能人を気安く愛称で
呼び、テレビのバラエティ番組の礎を築いた、あの大橋 巨泉である。
半年を海外で生活し、残りの半年は日本に戻りテレビ・ラジオでジャズ番組をやっている、れっき
としたジャズ評論家である。
彼の批評内容に関しては好みの違いがあるので何も言わないが、彼の勉強量・情報量は大したもの
である。悔しいが頭が下がる。と同時に、彼をメインキャストにしてジャズ番組を作っている日本
のマスコミもまだまだ捨てたもんじゃないなあと感じて、ちょっとばかりほっとするのである。

ただ一つだけ注文、自分の番組で豪華なバックで下手な歌を歌わないでほしい。歌は娘に任せて
自分は解説だけにして下さい。



Mad About The Boy Cybill Shepherd
ジャズではない・・・よなあ
女優のシビル・シェパード(タクシー・ドライバー、ラストショーetc)がなんとサックスに
スタン・ゲッツをフューチャーしてレコードを出してしまった。
決して上手ではないんだが、あの気怠いと言うか、うまへたと言うか、味のあるヴォーカルを
聴かせてくれる。
「マスカレード」や「スピーク・ロウ」など10曲を無難に歌っている。
これで気をよくした彼女はフィニアス・ニューボーンJrのピアノでジャズスタンダードのアルバム
まで出してしまったのだ・・・。



Alive! Richie Cole (Muse)
いやはや、なんとも楽しいサックスを吹きまくる人だ。
リッチー・コールがアルトマッドネスを率いてヴィレッジバンガードでレコーディングした
このアルバムも、それが遺憾なく発揮されている。
バップがどうのこうの、モードがどうのこうの、ブルーノートがどうのこうの、何てどうでも
いいジャン、音楽は楽しくなくちゃってなノリである。
しかし、実力はしっかりしたもんで「Body and Soul」なんざ聴かせてくれる。
このアルバムには収録されていないが「Tokyo Rose Sings The Hollywood Blues」は一度聴い
てみる価値あり。
そういえば、最近はあんまり彼の名前を聞かないがどうしたんだろうか?私が知らないだけ
なのか・・・。



Groovy The Red Garland Trio (Presige)
その名の通りにグルーヴィなピアノトリオアルバムである。
マイルスのオリジナルクインテットの一人であるレッド・ガーランドの不滅の1作。
「Cジャムブルース」などノリノリのチューンもあるが、しかし私にとってはこのアルバム
ジャケットのかっこよさが全てである。カッコ良すぎる。
たしか吉祥寺の「サムタイム」の壁がこの卓越したジャケットを模倣していた。



ジャズの伝記映画
伝記映画とは、一般的には偉人の生涯を描いた映画のことである。なんとジャズマンを描いた
伝記映画は数多くある。ここでは独断で選んだ5本をピックアップする。
「グレン・ミラー物語」は映画的にも素晴らしい1本である。なによりジェームズ・スチュアート
が本人以上に本人らしく?G・ミラーを演じていた。
「ベニー・グッドマン物語」この映画を見るとB・グッドマンはホントにトントン拍子に頂点に
登り詰めたみたいだ。でもいいよなあ、ラストの「メモリーズ・オブ・ユー」・・・。
「5つの銅貨」私はこの映画のレッド・ニコルズなるジャズマンを知らなかった。でも映画は
すっごく良かった。主演はダニー・ケイ。
「バード」クリント・イーストウッドが監督したチャーリー・パーカーの伝記。この監督はジャズ
好きだよなあ。彼の監督第1作は「恐怖のメロディ(Play Misty For Me)」
「ビリー・ホリディ物語」主演のダイアナ・ロスとB・ホリディ、なんか違うんだよなあ。
でも映画を見終わると、目頭が熱くなってしまった。D・ロスはこの映画でオスカーの主演女優賞
にノミネートされた。獲得出来なかったのは黒人だから・・・?



GETZ/GILBERTO Stan Getz (Verve)
かの「イパネマの娘」をフューチャーしたアルバムである。
スタン・ゲッツとアントニオ・カルロス・ジョピンの名前を世界に知らしめた(いわゆるジャズを
知らない人々に)アルバムなのだが・・・。
これって、ジャズかなぁ・・・。でもアルバムを通して聞くと、完全にブラジルのボサ・ノバ
だよなー。でもバリバリのイーストコースとジャズのゲッツがやっているんだからジャズなんだ
ろうなぁ・・・。
まぁ、どっちでもいいや。夏のになるとなぜか聞きたくなってしまう、一風の風のような爽やかな
アルバム。



Ascension John Coltrane (Impulse)
コルトレーンの超問題作。
いわゆるフリージャズである。従ってシロートが聞くと(プロが聞いても同じかも知れないが)
旋律が全くない。様々な楽器が自分勝手に音を出している。ひたすら雑音である。
それを知っていながら、LPもCDもつい買ってしまった。コルトレーンの怨念か、それとも魅力
か・・・?
聞いているのが苦痛である。決してBGMとしては聞けない。途中でCDを止めたい欲求に駆られる
、が止めることが出来ない。ついつい最後まで聞いてしまう。どっと疲れが出て、しばらく何も
手に着かない。
何故、こんなに苦しい思いをしてまで聞くのだろうか?まだそれに論理的な答えが見つかって
いない。
誰か教えて欲しい・・・。



Return To Forever Chick Corea (ECM)
70年代の最大のジャズというかフュージョンのヒットアルバムである。もちろんチックの作品の
中でも日本では最高のヒット作品にあたる。
御存じ「カモメ」のジャケで有名なあれである。
ジャズファンは「あんなのジャズじゃねえ」と言い、フュージョンファンは「へ〜、ジャズって
結構聞けるじゃん」と言ったかどうだか・・・。
賛否両論あれど、心地よい音でリラックス出来ることは確かである。普段は鼻につくエレピの音も
聞きやすく、なんと言ってもクリスタルなヴォーカルが良い。
「What game shall we play today」などは最近またTVのコマーシャルに使われていた。
しかし、このアルバム・・・何故かブルーノートと間違えてしまう。



Extensions Manhattan Transfer (Atlantic)
驚異的なコーラスを聞かせるあのマン・トラの大ヒット作。
「バードランド」「トワイライト・ゾーン」等を収めたポップアルバム。これでマン・トラの存在
を知った人も多いのではないかと思う。
その後どんどん進化を続けたマン・トラはついにアルバム「VOKALESE」では、全編ジャズの曲
にヴォーカリーズをつけるという離れ業をやってしまうのである。
なにせジャズのアドリブ部分にまでヴォーカルをつけてしまうのだから、もう脱帽するしかないの
である。当アルバムと併せて必聴である。



V.S.O.P. Herbie Hancock (CBS)
「ニューーポートの追想」という副題のついたこの2枚組アルバムは1976年のニューポート
ジャズフェスティバルのライブ版である。それもハービーのこれまでの音楽を追想しているの
である。
1枚目は60年代の4ビートジャズ。マイルスの代わりにフレディ・ハバートを入れただけで、
ほとんど内容は当時のマイルスコンボである。
VSOPとはVery Special Onetime Performanceの略。ところがどっこい、これが大受けしてし
まったのである。そのため1回限りでなくなって、その後数枚のアルバムを発表した。尤もすべて
ライブではあるが・・・。内容はあのメンバーがやっているのだ、悪いはずがない。
60年代の音が大好きな私にとっては、たまらない企画である。
2枚目はフュージョンというかクロスオーバーというかハービーお得意の電気楽器のオンパレード
。かの「ヘッド・ハンターズ」のメンバーが賑やかにやっている。