カラオケ病

 

 

 


 

B子
「おはようございます。」
Docトム
「あれ、B子ちゃん。どうしました?その声。」
B子
「ひどい声でしょう。」
Docトム
「まるで、どらエモンですよ、それじゃあ。風邪でもひいたかな?」
B子
「風邪なんかひいてないですよ〜。熱っぽくないし、咳もでないし、食欲もあるし。。。」
Docトム
「念のために喉診てみましょう、はい、ア〜〜ン。」
B子
「ア〜〜〜〜〜〜ン。」
Docトム
「ふむ、扁桃腺は大丈夫ですね。」
B子
「ほらね、風邪じゃないって言ったでしょ。」
Docトム
「・・・・。」
B子
「昨日だって、会社のみんなで納涼会の後カラオケでビンビンだったんだからぁ。」
Docトム
「B子ちゃんもカラオケやるんですか?」
B子
「昨日なんか、2時間唄いっぱなし。」
Docトム
「ハハ〜〜ン。」
B子
「ん?」
Docトム
「それか、声のかすれの犯人は・・・。」
B子
「何?」
Docトム
「カラオケですね。」
B子
「・・・・。」
Docトム
「昔は歌手やバスガイドさんの専売特許だったんですが、最近はカラオケのせいで一般の人にも
 見られるんですよ。」
B子
「何が?」
Docトム
「声帯ポリープ。」
B子
「何ですかそれ?」
Docトム
「カラオケ好きな人で、声のかすれや、がらがら声、高音がでなくなったなんて方は、是非
 耳鼻科に行って喉を診てもらって下さい。」
B子
「耳鼻科ですか・・・。」
Docトム
「そうです。声帯は喉のずっと奥の方にあって、左右の粘膜をふるわせて声を出させて
 いるのです。」
B子
「ふ〜〜ん。」
Docトム
「だからカラオケで無理に高音をだそうとしたり、連続して唄っていると声帯に負担をかけて
 しまうのです。」
B子
「そのためにポリープが出来ちゃうのですね。」
Docトム
「そうです。その上アルコールを飲んだり、煙草を吸ったりすればますます負担がかかって
 しまうんです。」
B子
「(全部当たってる・・・・)」
Docトム
「あと・・・」
B子
「まだあるんですか。」
Docトム
「空気環境です。エアコンで空気が乾燥して、換気が悪くなればどうぞポリープが出来て
 下さいって言ってるも同然です。」
B子
「先生、私耳鼻科に行って来ます。」
Docトム
「そうしなさい。今なら手術しないですみますよ。」
B子
「えーっ!手術っ?」
Docトム
「そう、小さいポリープなら声帯に負担をかけないように大声をださない、刺激物を控える
 などで治ることもありますよ。でも大きくなったら場合によっては呼吸困難にならないように
 手術する事もあるんです。」
B子
「・・・・。」
Docトム
「カラオケもストレス発散には良いかも知れませんが、過ぎたるは及ばざるが如し。そのために
 病気になったら何のためのストレス発散か分からなくなっちゃいますからね。」
B子
「は〜〜い。」
Docトム
「では、早めに耳鼻科で診てもらって下さいね、お大事に。」

 



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