動 悸

 

 

 



A男
「こんにちは。」
Docトム
「こんにちは、どうなさいましたか?」
A男
「先生、動悸がして気持ち悪いんです」
Docトム
「ほう、それはそれは・・・。で、どんな動悸ですか?」
A男
「えっ?動悸に種類なんてあるんですか?」
Docトム
「それがあるんですよ。皆さんが一口に動悸といっている中には、いくつかのタイプがあるよう
 なんですよ。」
A男
「それは、どんな?」
Docトム
「一つ目は、脈が突然抜けるタイプ。これは急に心臓の拍動をドーンと一拍だけ感じる方が
 いらっしゃいます。」
A男
「あっ、私それです。他にどんなのがあるんですか?」
Docトム
「二つ目は、拍動が不規則なタイプ。ちょっとした運動や動作で強い息切れを感じます。」
A男
「ふんふん。」
Docトム
「三つ目は、何の前触れもなく突然脈が速くなるタイプ。人によっては胸痛や息切れをかんじ
 ます。」
A男
「あれあれ、大変だ。」
Docトム
「最後は・・・」
A男
「最後は(ドキドキ)?」
Docトム
「脈が速くも乱れてもいないんですが、常に心臓の拍動を感じてしまうタイプです。」
A男
「ふ〜〜ん、動悸ってそんなにあるんですか、、、。」
Docトム
「つまり、それだけ原因もたくさんあると言うことなんですよ。」
A男
「えっ?原因って心臓だけじゃないんですか?」
Docトム
「いや心臓は心臓なんですけれど・・。心臓の病気には狭心症や心筋梗塞といった虚血性疾患や
 弁膜症、心筋症、不整脈や先天性疾患などがあるんです。」
A男
「ふんふん。」
Docトム
「動悸という症状は、その中でも不整脈という心臓病によって起きるのです。」
A男
「やっぱり心臓病なんだ・・。先生、入院しなくても平気なんですか?」
Docトム
「いやいや、そんなに慌てなくても・・。」
A男
「で、でも・・。」
Docトム
「ほとんどは飲み薬で治るのですよ。」
A男
「なあんだ〜、そうか。じゃぁ先生、早く薬を下さいよ。」
Docトム
「まぁ、そんなに焦らないで。もう少し話を聞いて下さい。」
A男
「・・・・・。」
Docトム
「一つ目は期外収縮、二つ目は心房細動、三つ目は発作性頻脈。これが代表的な不整脈です。」
A男
「なるほど・・・。」
Docトム
「これらの病気の後ろには、心筋梗塞や弁膜症、心筋症のような心臓病の他に甲状腺や腎臓病、
 膠原病などの恐い病気が隠されていることがあります。」
A男
「なんか、恐い話だなぁ・・。」
Docトム
「でも、一般的にはほとんど心配ありませんよ。」
A男
「・・・・。」
Docトム
「疲れていたり、寝不足だったりなど日常の生活リズムが乱れると、一時的に不整脈が起きる
   ことがあるんです。」
A男
「ふむふむ(ひと安心)。」
Docトム
「しかし症状が強かったり長く続くときには、念のため是非診察を受けましょうね。心電図や
   24時間携帯型心電図や心臓超音波検査などで、ベースにある病気の有無を調べたり、治療を
   必要とするかどうかを判断します。」
A男
「なるほどなぁ、じゃぁ私には薬はいらないですね。」
Docトム
「そうですね、少し様子を見ましょう。」



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