MOVIE REVIEW
[ 1999 ]
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 ワタシが1999年に観た映画のハナシです。まあ、下らない ので、テキトーに見て下さい。
 特に面白かったモノにはを付けてます。(最高3個)
ウェイクアップ! ネッド
マトリックス ★★
奇跡の輝き
ライフ・イズ・ビューティフル ★★
アルマゲドン
リトル・ボイス ★★
スター・ウォーズ エピソード1
シン・レッド・ライン
ガメラ3
ノストラダムス

ウェイクアップ! ネッド AWAKING NED


ギネスが美味そう

 アイルランドのド田舎の村、宝クジを当てたショックで死んだネッドの代わりに村中みんなで賞金をもらっちゃえ!
 …という、マンガみたいな他愛のない映画なんですが、味のある人々、荒涼として美しい港町の景色、 美しい音楽、それに飲みまくられるギネスがたまりません。
 家でビールかウィスキーを飲みながら、テキトーに眺めていたい作品。

ギネスあります

 劇場窓口でもギネス売ってました。特殊缶の美味い方というのも気が利いてます。
 ホントは、劇場にバーカウンターがあって、樽詰めギネスが飲めたら最高なんですけどね…。

リトルボイス LITTLE VOICE ★★


監督: マーク・ハーマン

失意の中の光

 『ブラス!』の監督による、ミュージカル作品の映画化。
 ストーリーが個人的な分、全体のトーンは『ブラス!』以上に重くなっていくんですが、 それでもその中にちゃんと光を感じられるのがいいですね。
 吹き替え無しで演じられるリトルボイスのステージも素晴らしい。コレこそ本物の舞台で 観たら凄かっただろうな…。

 

英雄よりもハマリ役

 内気な伝書鳩マニアとして、七三分けで登場するのがユアン・マクレガー。 ジェダイより、こういう少し情けない役の方がハマリますね。

マトリックス THE MATRIX ★★

監督: ウォシャウスキー兄弟

大技バグ・無敵コマンド

 電脳世界の無敵コマンドを見つける話。

 マンガ的バカらしさ全開の演出がカッコイイ。特にカンフー練習は最高。
 電脳世界での戦いなら、もっと反則全開でもいいような気がしますが、ココまで やってくれれば文句無し。
 コレの続編もイイですけど、『モータルコンバット』とか撮ってくれないかなぁ…。  

スター・ウォーズ エピソード1 ファントム・メナス

監督: ジョージ・ルーカス

どっちの料理ショー

 待たされに待たされまくった『エピソード1』。
 旧三部作で非デジタルSFXを極め、デジタルSFXの予告編とも言える特別編の後、 完全なデジタルSFXの集大成となるであろう、この作品には非常に期待していたのですが…。

 CGの質は最高で、特に遠景などは見事だったんですが、それは「何か新しいモノ」ではなく、 今までに見たモノを最高の材料で作り直したような、完成度を上げる方向に振られているように 感じました。それはソレで凄いとは思うんですが、出てくるモノがことごとくカッコ悪いので、 なんか凄くもったいない映像になっちゃったような気がします。
 『どっちの料理ショー』じゃないですが、「それだけの素材を揃えたんなら、メンチカツじゃなくて もっと美味いモン出来るだろ!」と突っ込みたくなります(笑)。 

 ストーリーがイマイチなのは前からだからイイとしても、予告編などではカッコイイのに 本編では淡泊な活躍しか出来ないというボバ・フェット型演出だけでも、今後何とかして欲しいですねぇ。

チャンバラは見事

 劇中一番カッコ良かったのは、SFX無しのチャンバラシーン。
 ダース・モールは、ジェダイとの戦いだけじゃなくて、ナブーの兵隊を一瞬で蹴散らすような活躍も して欲しかったなぁ…。

奇跡の輝き

主演: ロビン・ウィリアムス

SFXもココまで来たか…

 不慮の事故で死を迎えた男が向かった天国は、妻の描く油絵の世界だった…。
 SFXで「絵の世界」を現実化するなんて、SFXが「絵のような世界」しか描けなかった時代には 考えられないですよね。このアイディアだけでも、SFXが大きく進歩した事を実感させてくれます。

 でも、観客的にやや時期尚早だったのかな?という気もしないでもありません。
 油絵と現実の中間のような映像は、油絵の具のネバっとした動きなんかもあって、非常に良くできてはいるんですが、 ワタシの脳のどこかで「絵のようなSFX」との合成がおきてしまい、何だかイマイチなSFXを観ているような気に なってしまいました。

シン・レッド・ライン THIN RED LINE

監督: テレンス・マリック

寝ちゃいました

 静かで美しく、しかも同じ様な映像イメージが続き、何となく気持ちよくなって寝ちゃいました…。
 タミヤ系のヒトには、かなり肩すかしに映るんではないでしょうか(笑)。 

1分

 有名俳優大挙出演…なんですが、ジョージ・クルーニーなんて1分しか出ません。

ライフ・イズ・ビューティフル LIFE IS BEAUTIFUL  ★★

監督・主演: ロベルト・ベニーニ

極端なコメディー

 ユダヤ人収容所を舞台としたコメディー。マジメに考えると、気軽には笑えないシチュエーション ではあるのですが、その極限状況もギャグの一つと思って観てました。
 いいハナシ好きなら必見。しゃべりまくるベニーニにも圧倒されます。

ガメラ3 邪神覚醒

主演:ガメラ 前田愛

ガメラは確かに東京に来た

 「あー、何だかオモチャっぽいなぁ…」
 映画のコトではありません。有楽町でガメラを観終わった直後に見た外の景色です。
有楽町マリオンも、新幹線も、駅に止まっている山手線も、どこか何となくオモチャのようです。 それに、東京の夜空の色がガメラで観たのと全く同じで、「何かこのままガメラが来そう」 と思えたのには、我ながらちょっとビックリしました。

 見慣れた街の見慣れない出来事、という驚きとリアリティは、ホントに楽しめました。しかも映画館を出た後まで…。
 コレは確実に結果を出してきたガメラ『特撮』の勝利だと思います。
 渋谷を始め、いいシーンはホントに素晴らしかったんですが、その中にいかにもCG、いかにも模型ってカンジの 低クオリティなカットが紛れ込んでしまってたのはちょっと惜しかったですね。

 この「惜しさ」が、映画全体(特に脚本)に何となく出てしまっていたような気がします。 予算や時間の問題もあったんだと思いますが…。

 とりあえず、日本の特撮でもここまで出来るコトを証明してくれたんですから、今後はこの作品を最低ラインと考えて 作ってもらえればなぁ…と思います。
 ガメラシリーズを「無かったコト」にするなよ『ゴジラ2000!』

前田愛の怒り

 前田愛、キライじゃないんですが、何かホノボノ感が漂ってるような気がしました。
「両親を殺された」というよりは、「ワタシの焼き肉取ったでしょ!」レベルというか…。
 男の子の妹やってたコの方が儚げでいいと思ったんですが…。

みんな無力

 前2作で気になった「何であんたがソコまで分かるの!?」っていいたくなるような街の大天才がいなくなって、 みんな無力になったのは怪獣映画っぽくて良かったですね。

アルマゲドン ARMAGEDON

主演:ブルース・ウィリス

期待したんだけどなぁ…

 プロトン魚雷を正確にデススターにぶつけるため、魚雷にR2-D2を組み込んで発射しなければならない…
 例えば『スター・ウォーズ』がこんな映画だったら、エンディングの表彰式で拍手出来ますか?

 『ディープ・インパクト』にインパクトを感じなかったワタシにとって、『コン・エアー』のスタッフが手がける隕石モノ、 『アルマゲドン』にはホントに期待してました。今度は燃える映画になるに違いないと。
 でもまぁ、確かに燃える、いや燃えてるんですが(画面が)、何だかやたらに長いだけってカンジでした。
 いかにも金のかかってそうなSFXも、良くできてはいるんですが、どこかで見たような気がするものばかりでしたし。

 『コン・エアー』はジョン・マルコビッチらの悪役がイイ味出してたんですが、今度の敵はただの石。 たまたま地球にぶつかっちゃうだけで、別に何か仕掛けてくるワケでも無い石に向かって戦いを挑んでも あんまり盛り上がらないんですよね。

 まぁ何でもいいんですが、とりあえず誰かを犠牲にして泣きを取るっていうヘンな流行だけは、 イイ加減終わりにしてもらえませんかねぇ…

意外に可愛くない…

 エアロスミスのビデオに出てた頃のリブ・タイラーはけっこう好きだったんですが、 なんか大スクリーンで改めて見るとあんまり可愛くないですね。

ロシア人はけっこう好き

 アルマゲドン御一行の中では、唯一のプロ宇宙飛行士なのに一番バカなロシア人は けっこう好きでした。でも差別意識丸出しって気も…

ノストラダムス NOSTRADAMUS

主演:チェッキー・カリョ

1999年を飾るにふさわしい作品、ではある

 1999年、7の月。ノストラダムスの大予言が、今現実に…

 それはプルトニウムを積んだ土星探査船・カッシーニの地球衝突から始まった…。
 ワシントンに衝突したカッシーニの核爆発により、壊滅的打撃を受けるアメリカ政府。
 その機に乗じて、サダム・フセイン(そっくりさん。クリソツ!)はイスラエルに、金正日(そっくりさん。こっちはイマイチ) は韓国への侵攻を開始。米軍の支援を受けられない国々は簡単に敗れていく…。
 同じ頃、オゾンホールの拡大による紫外線異常により突然変異した新型ウィルスがアフリカを襲う。
 また、日本ではノストラダムスの予言に触発されたカルト宗教(教祖:天本英世)が、 ドイツではネオナチ(リーダー:ドルフ・ラングレン)がテロ活動を開始。
 そして、ローマ法王は平和を求める説法中に射殺。ケネディを殺した「組織」最強のスナイパー(スティーブ・ブシェミ) の犯行である! 後任の新法王(ルトガー・ハウアー)こそ、反キリストなのである!
彼の呼びかけで侵略を開始する異星人のUFO! 宇宙からの攻撃で噴火する火山! 襲い来る津波!
 この極限状況の中、指揮機能を回復したアメリカ大統領(マーロン・ブランド。カメオ出演)に出来ることは、 核ミサイルの発射ボタンを押すことだけであった…

おいおいおいおい、たった1ヶ月でこんなに色んなコトが起きるの?













 ↑っていうのが観たいじゃないですか。1999年なんだから。

(以下、ホントの感想)
 炎の中にケネディやらフセインやら崩れ去る街やらが写ってるポスター、カッシーニがどうこういう宣伝コピー、 『ドーベルマン』警部役の狂った演技が光るチェッキー・カリョ、『ブレードランナー』は言うに及ばず、 『サバイビング・ゲーム』で人間狩りを楽しむ狂った神父も忘れられないルトガー・ハウアー、 それに、何と言っても新宿ジョイシネマ3とくれば、もうバカ映画としか思えません。

 ところが、この映画は『ノストラダムスの大予言』じゃなくて『ノストラダムス物語』。
 キリスト教が絶対の中世社会で、異端と言われながらも科学を追究しようとするノストラダムスの姿を マジメに追った『知ってるつもり!?』みたいな作品でした。
 中世はキライじゃないですし、最初から歴史モノと思って観ればイイんですけどね。

 一応、フセインもヒトラーもケネディーも出ては来ます。5秒位。あと、ナゼか鉄十字を付けたT-34が、 なぜかドイツ兵を襲うナゾのシーン、ノストラダムスがカベに鉤十字を描くシーンとか、「おぉ、来た来たぁ〜!」 とか思わせぶりなシーンは結構あるんですが、結局、一番長い「これから何が起こるんだ!?」ってトコには触れずじまい…。

 ノストラダムス本人も、狂気や重苦しさはあまり無く、なんかモテモテの青年医師ってカンジでした。 ベッドシーンの方が予言シーンよりぜんぜん長いし、ノストラダムス最大のピンチが、 彼を誘惑しようとするのに相手にされない兄嫁の逆ギレっていうスケールの小ささ。
ソレをカバーするためか、エンディングでナゼか巨大宇宙ステーションを登場させてムリに スケールアップてみたりと、とにかくヘンな映画でした。

 しかもこの作品、1994年に作られてるんですよね。こんな昔の地味な作品を、一大スペクタクルであるかの ようにブチ上げた東宝東和のハッタリはサスガです。

新宿ジョイシネマ3

 歌舞伎町の隅にあるB級専門シアター(笑)。
ギャガ・ヒューマックス系が良くかかってます。
ここでワタシが観たのは…
サバイビング・ゲーム』(アイスT、ルトガー・ハウアー)
モータル・コンバット』(クリストファー・ランバート)
スウォーズマン』(東方不敗)
とか、そんなんばっかし。
いつ行っても、予告編か本編に必ずルトガー・ハウアーが出てくる劇場です。

やる気あるの?

 パンフの代わりに売ってたのがプレスシート
うーん、やる気ないなぁ(笑)。

ぴあ出口調査

 初日最終回に行ったところ、『ぴあ』出口アンケートに遭遇。
低い点つけたので、すぐインタビュー終わり。

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