天のうずめのおはなし

うづめちゃんは二人描きました。
第2バージョンもロールアップしてみて下さい。



あめのうずめ



アマテラスが岩戸に隠れて以来、

世の中は光を失って

外界は、神々も人々も暗闇に閉ざされて困っていた。


そこで「オモカネさん」という神代切ってのアイデアマンが

アマテラスの気を引く為に、一大ショウタイムを企画した。


主役に、めっぽうネアカでプリンプリンに可愛い

「アメノウズメちゃん」を抜てきして、

「みんなが困ってる。嬉しくなるような踊りを一つたのんます!」


いっぱつで「いいわよ!」と気軽い、

極良い性格だ。

バックコーラスからバンドから、にぎわし方、動物達まで動員して、

オモカネさんのアレンジメントは最高だった。


ウズメちゃンがお立ち台にたった。


たっただけで可愛い。

踊り出すにつれて、みんな心がほどけて楽しくなり、夢中になった。

うずめちゃんもノリにのった。

”おちちも、モモも、おなかも、惜し気も無く出してトントンとおどった。”

..と、古事記は記している。


岩戸の前の皆さんは、総立ち状態で共に手拍子を打ち、

笑い声が満ちあふれた。


そのにぎわいをいぶかったアマテラスがのぞいてみたくなって

岩戸をほんのちょっと、ほそーく開けてみようとしたところを、


待ち構えていたマッチョな「タジカラヲ」という神さんが

タイミングを逃さず岩扉の端を捕まえて


ガラーリ。  力一杯引き開けた。



岩戸は完全に開いた。



そして、


世の中は、ふたたび光に満ちたのだ。



おめでとう!


02.1.1







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