はぶちゃん 見ました!特別編
tikaさん よりの情報です。
詳細な目撃記録と写真まで届けられています。
私はこれはかなり信憑性があると思っています。
皆さんはどうご判断されますか?
ご紹介しますので、
御家族親戚親類縁者兄弟姉妹隣近所友達飼犬飼猫飼鼠などと議論し、
検証していただけると幸いです。
・・希少生物捜索隊日誌・・
<<一日目>>
希少生物を研究保護する為に組まれたこのチーム、
目撃情報を元に第一キャンプを張る。
これから始まる冒険、新たなる発見に胸を躍らせている。
今日は初日の慌しさもあり、
細心の注意をはらったが姿を見せてくれる気配はなさそうだ。
目的の動物以外の動物もどこかに息を潜めて、こちらを伺っている気配はある。
手始めに虫を観察してみる。
もしかしたらこの中に目的の動物の餌になっている
形跡もあるかもしれないので、屍骸等ももらさず採取していく。
夜になり、なんと宴会が始まった。
まあ初日だし、浮かれる気分もわかるが、もう少し控えてほしいものだ。
しかし、これから始まる過酷な任務を思えば初日くらいは仕方がないか。
ビールが喉と腹に染みる。ゴチソウサマ。
<<二日目>>
今日から本格的に捜索が始まる。
捜索といっても交代で息を潜めて辺りを観察するだけだが、
いつ出るかもわからない。
いや、本当に姿を見せてくれるかもわからない動物を待つ。
実際かなりの重労働だ。
(重労働という言葉が適当かどうかはわからないが)
ある人が言った。
「この仕事は短気では務まらない。短気でなくてはイイ結果は出ない。」
はじめは「そんな物か」と妙に納得したが、
よく考えれば考える程わけがわからない。
カッコつけて適当に言ったんじゃないの??
夜になり、また宴会が始まった。
連中はホントにヤル気があるのか。呆れたものだ。
しかし、労働の後のビールは格別である。もう一杯・・・。
<<三日目>>
二日酔いらしい。
腹には吐くものなどないのに何故か吐き気がする。
酔い覚ましに川に水を浴びに行く。
冷たい水は気持ちがいいのだが、酔い覚ましの為に期待した効果は全然なさそうだ。
と、体に何かが付いているのに気付く!
「何だ?これはっ!」
どうやら昨夜は腹踊りを披露したようだ・・・。目鼻口が描いてあるだけだった。
暗くなると、当たり前のようにまた宴会が始まる。
いい加減にしてほしいと思う。が、私もその頃には二日酔いもすっかり治っている。
人間とはかくも学習しない生き物らしい。合掌・・・・・・・・&乾杯。
<<四日目>>
非常事態が発生!!
食料が底をついた。なんと食料の半分以上が酒類とつまみだったらしい。
隊長から個人で持ってきた食料や菓子類を集めて、
平等に分けるように提案があった。
私のバッグを開けると、個人的に密かに楽しもうと持ってきた
エビスビールが顔を覗かせる。
その下にはエビスビールに欠かせないビーフジャーキー。
この2つは私にはワンセットだ。
牛肉の旨みを「ギュゥッ」っと凝縮した濃厚な味のビーフジャーキー。
そして適度に喉を乾かせる塩分。間髪入れずにエビスビールを流し込む。
これがまたジャーキーの濃い味に負けないシッカリとしたコクがあり、
更に口の中をリフレッシュして、また初めて味わうかのようなジャーキーの味。
この繰り返しの至福の時。私にはある意味麻薬である。
この非常時ではこの楽しみも捨てざるをえない。
皆、自分の食料を持ち寄る。
なんということだ!!
皆が持ってきたのは揃いも揃って”発泡酒”。
おまけにつまみはお手軽な小粒あられ等安上がりな物ばかり。
一人は「柿の種」。それしか入っていない袋。
誰かが、ピーナッツ入り位奮発しろと突っ込みを入れていた。すると、
「これが好きなんだ。」
と有無を言わせないこだわりの発言。
しかし、当の本人は二日目の宴会で「柿ピー」が出た時、
ピーナッツ3粒に柿の種2粒の割合で
嬉しそうにほおばっていたのを私は覚えている。
これを集めて平等に分けるというのだ。一体何が平等なのか。
しかし、これが豊かな恵みを与えてくれる大自然のもう一つの顔。
厳しさと残酷さである。
<<五日目>>
キャンプの近くを流れる川の音で目が覚める。
魚が餌を捕らえる為に飛び跳ねるそれとは明らかに違う動物の音である。
高鳴る鼓動を抑えつつ、期待と不安を抱えながら音のした方をそーっと覗く。
「いたっ!」
捜し求めていた姿が今、目の前に・・・。
まだ朝もやが煙る渓谷に優しい朝日が差し込んでいる。
その光に照らし出される、やわらかな風が水面をそうっと撫で、
それに微笑み返すようなおだやかな”さざなみ”。
そして、その中に移動する五つの影。
「はぶすたー」だ。
・・・tikaさん撮影・・・
捜し求めていたはぶすたーが遂に我々の目の前に姿を現した。
泳いで対岸に渡ろうとしているみたいだ。
一匹が気付いたのか、ふっとこちらを見た。
すべてを知っているかのように、仲間を驚かせないように
何事もなかったフリをして対岸に泳ぎ着き、消えていった。
あのはぶすたーが噂に聞いた”はぶちゃん”なのだろうか。
この瞬間がたまらない。今までの苦労がアッという間に吹き飛ぶ。
いや!それ以上の感動がある。
よく「酷い目に会うばかりで、そんな仕事の何処がいいの?」
なんて聞かれるが、目的を達成するのに、苦難を避けて通れないのは当たり前。
苦難があるからこその感動。任務の一つ一つが大自然と人生の縮図である。
普通の人は生きているうちにこれだけの感動を何回味わえるのだろう。
その感動をこの仕事で普通の人の何倍も味わえるのである。
おそらく達成した者にしか分からない感動だろう。
その神々しくも見えるはぶすたーを見送りながら、私は心に誓う。
今度は本格的に生態を調査するチームが組まれる。
そのチームの一員として再びこの地を訪れると。
そして、エビスビールは二度と持ってこないと・・・・・。
tikaさんからもう1枚写真を頂いています。
これも 決定的な写真
です。
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