1. ウェブ翻訳
2, 1語1語に意味をもたせよう
3, 辞書
4, A(An), The, なし、複数
5, Yesの言い過ぎ?
6, ポイントだけは、はっきり言おう
7, 桃太郎さん -- 英語での文章のつなぎ
8, 数の表し方
9, 電話をかける
10, 電話を受ける
11, 英語でプレゼンテーション
12, 類義語、同義語
13, だろう - 確実性の程度
14, アポをとる、訪問する
15. Me, too!
15. Me, too!
会話集というのがあり、こういう場面では、こう言えば、相手はこう答える、そうしたら、こちらはこう応じて、そうすれば相手は、またこう答える・・・。
こういうのを一生懸命練習して覚え込んでも無駄である。
実際の場面でのやりとりは全く違うのが当たり前なのだ。
版を重ねた年代物の会話集は特にひどい。
あいさつとして
How are you?
といえば
Fine, thank you.
And you?
これに対しては
i'm fine, too.
となるはずのところ
Me, too.
だったりする、というか、この方がむしろ当たり前かも知れない。
さて、某国の首相が当時のアメリカ大統領のクリントンに初めて会ったときの話しである。
How are you?
に対してクリントンは
Fine, thank you And, you?
と型どおりに応じた。
i'm fine, too.か Me,too!
と言えば良かったのに、どうしたことか
Who are you?
と出てしまった。
ここでクリントンは考えた。
I am the president of united statesiof America.は当たり前すぎる。
そこでとっさの機転で
I am the husband of Ms. Hillary Clinton.
ヒラリークリントンは大統領以上に有名人であったからだ。
これに対して某首相は
Me, too!
周りに居合わせた人々が大笑いしたのは言うまでもない。
嘘か誠か、この時はこう、次はこうと、丸暗記して、いざその場面であがってしまうとこんなことにもなりまねない。
この話しのように高度のユーモアにでもなればいいのだが。
2006.7.17.
14, アポをとる、訪問する
来週、お目にかかれますか?
Can we set up (arrange) a meeting next week?
火曜日のご都合はいかがですか?
Can you manage Tuesday?
金曜の方が都合がいいです。
I'm afaraid Friday suits me better.
何時が都合がいいですか?
What time suits you best?
田中さんにお目にかかる約束になっています。2時にお目にかかることになっています。
I'm here to see Mr. Tanaka. I have an appointment with him at 2 o'clock.
2004.5.20
13, だろう - 確実性の程度
Today the government announced that we will certainly have a biggest earthquake tomorrow.
Today the government announced that we will possibly have a biggest earthquake tomorrow.
いずれも日本語では「本日政府は明日大地震があるだろうと発表した」である。
違いはcertainlyとpossiblyとの1語だけだ。
certainlyは「だろう」でも、これは「間違いなく」つまり、ほぼ100%に近いということであって、もう大変である。
しかし、possiblyのほうは「もしかして」「ひょっとして」「あるかもしれない」くらいの意味である。
主語が政府だと、どちらにしても、これはまずい、一体どうしたらいいのだろうとなるが、後の方で
It is said that we will possibly have a biggest earthquake tomorrow.
であれば、ああ、また週刊誌ネタかで終わりである。
「だろう」でも確実性には幅がある。
確率の高い順に並べてみよう。
90%以上(ほとんど確実に)
definitely,
certainly
(inevitably, necessarily, unquestionably, undoubtedly)
most likely
50%以上90%くらいまで
likely
probably
(should)
50%以下
maybe
perhaps
possibly,
(could, might)
となる。
最後のあたりは可能性がないこともないくらいである。
Public lottery could possibly present you a billion yen.
宝くじで10億円当たるかもしれない。(確率がゼロではない)
2004.1.12
12, 類義語、同義語
類義語または同義語は synonym(シノニム)、類義語辞典は thesaurus (シソーラス)である。
また、反義語はantonym(アントニム - アクセントは先頭のa)である。
同義語を使う目的は2つある。
*より適切な言葉はないか?
*言葉の繰り返しを避ける
happyを類語辞典引いてみよう。
うれしい ? happy, glad, grateful, joyful, welcome
おめでとう ? congratulation, happy, Nice going!
幸運な ? lucky, fortunate, happy
たのしい ? pleasant, happy, enjoyable, nice, good, merry, lovely
さらにこれらの単語を英和辞典で調べればどんなときに、どれを使えばぴったり来るかがわかる。この例は簡単なので英和を引くまでもなく
宝くじが当たったのはhappyでありluckyだし
努力の結果として何かがうまくいったのはhappyであってもluckyではない
くらいの感じはわかる。
適切な語を選べば自分の気持や状況を、よりうまく相手に伝えることができる。
後のような状況の時にluckyといったら相手は気分を害するかも知れない。
1ページ内に同じ語が何度も出てくるのは英語圏では嫌われる。なんだ知っている言葉はそれだけか、内容もたいしたことはなかろうにつながってしまう。
そのような認識に立つと、自分が読んでいても4、5行先の同じ表現が出てきたりすると気になるものである。
何ページもわたる日本語で書かれた資料を英訳しようとすると、何度も何度も「そのために」「だから」「しかし」が出てきて困るものである。And と Butのオンパレードではまずいので、適当に言い換えてはいく。
それでも手詰まりになる時は原文自体の見直しが必要になるかもしれない。
あまりにも目まぐるしい言い換えは避けた方がいい気もするので難しいところである。
多分、声をだして読んでみて、読みやすいのがいい書き方なのだろう。
ここまでは「書く」のを主体とした。
「話す」のは経験的に少し違うような気がする。
例えば「よい」「悪い(悪くない)」であれば
good, better, best, not so good
くらいにしておいたほうがよさそうだ。
とても良いをexcellentとかsuperiorとかdistinguishedと言い換えてながらしゃべると、聞く方はは分かりにくくなるようなのだ。
はまった言葉やフレーズというのはあるもので、できれば最小の語数でぴしりと決めたいものである。
いい辞書をもっていて、それをまめに引くのが良しとされているのだが。はて・・・。
2004.1.10
11, 英語でプレゼンテーション
こう書くと「英語で」が目立ってしまう。しかし、本当は内容や構成の方がずっと重要である。「英語で」というのは表現の問題である。100点満点での配分はといえば、中身が85から90点、「英語」はせいぜい10から15点くらいのものである。したがって図を指し示したり、書いたりしながら、英語の方は単語だけ並べたとしても、十分合格点をもらうことができる。
プレゼンテーションは話す側の都合があり、それはそれできちんと話さなければならない。そして、聞く側にとっても「ああ、聞いて良かった」とか「ためになることが聞けた」とかでないと困るのである。英語だけは快調でも中身がないのと、早く終わらないかな、いつ席を立とうかなどと聞いている方は考え始めてしまう。日本国内なら義理で聞いてくれることもあるかもしれない。しかし、外国に出ると反応は極端だし、厳しいものである。
あくまでも大事なのは英語の上手い下手ではなく、中身である。
英語でのプレゼンテーションは、実はそれほど難しいことではない。それは、自分が言いたいことを、自分が言いやすいように、限定された単語を話せばいいからである。
決まり切ったパターンをいくつか憶えれば話を組み立てることができる。
そうはいっても「英語で」というのは、やはり敷居が高いのも事実である。
単語を並べるにしても、まずは挨拶をして、自分が誰であって、何を話すのかくらいは言っておきたい。
話のつなぎは、締めくくりはどうするのか?
企業としてのプレゼンテーションを前提としてメモ程度を書いてみたい。
(はじまり)
Good afternoon (morning), (ladies) and gentlemen.
My name is ** and I am from ** corporation.
Thank you very much for giving us this opportunity to
Thank you very much for taking time out of your busy schedule
I will talk about
I would like talk about
Today I will focus on
If you have any question, please do not hesitate to ask me
Please feel free to
Firstly,
To begin with,
I would like begin with a brief outline of our company.
Let’s take a look at
Let’s review
(話題の転換)
Now, we have covered
Let’s go to second topic
Next,
Now, I would like move on to
(つなぎ、その他)
You know,
You understand,
As you know,
As you understand,
I would like to make some suggestions as to
Let me give you some suggestions about
As I talked earlier,
As I explained before,
In other words,
For example,
In addition,
Similarly,
In contrast,
In other words,
As far as I know,
I’m sure that
In fact,
As a result,
The reason for that is
Anyway,
(締めくくり、まとめ)
Finally,
To conclude,
To summarize,
To wrap up,
In conclusion,
繰り返しになるが、発音の良し悪しなど気にしないではっきり話すことが大切である。
発音が悪くても何とかなってしまうのである。
例えば冒頭に
Gu-do i-bu-ning, gent-ru-man.
にやったとする。聞いている方は
Good evening, gentlemen. だな、しかし、何かおかしいなと感じるだろう。
聞き手が複数なのにGentlemenを単数にしてしまったのは多分気づかないだろう。
書いたものであれば見直すことがあるかもしれないが、話はどんどん通り過ぎてしまい後に残らない。
次に
Sa-n-ku be-ry much for gi-bing us zi-su opportunity to
と続ければ、ははぁー、この人はthはs、vはbになるのだと気づいてくれることになる。以降は聞く側で自動翻訳機能が働いて、発音がおかしいところは翻訳しながら聞いてくれる。これは、日本語でも、ひどい訛りある人を相手にする時は、ひとりでにこんなことになっている経験があるはずだ。
本論を話し始めたら、聞いてくれている人、または、聞いてくれそうな人にさがして、とりあえず、その人に向かって話しかけるようにしてみよう。その人は自分に話してくれていると感じるので、ますますよく聞いてくれる。話が伝わっているかどうか、分かってもらえてるのかが、その人の様子でモニタできる。そんなことをしながら、他の人の様子もちらちら見回してみて、何人かが聞いてくれているようならば、まずは順調に事が運んでいることになる。
このあたりの呼吸は日本語で話すときと同じで万国共通のようだ。
最後に、参考書を紹介しておきたい。
役に立ちそうなのはこれしか見当たらなかった。
お奨めするとまでは言いがたいのは、ばかに立派なプレゼンテーションのやり方のような気がするからである。
「英語プレゼンテーションの技術」
安田正、ジャック・ニクソン著ジャパン・タイムズ刊 \2,913
2004.1.10
10, 電話を受ける
ABC社です。おはようございます。ご用件を承ります。
ABC Corporation, good morning. How may I help you?
もしもし、こちら高橋です。
Hello, this is Takahashi speaking.
(高橋さんはいますか?- Hello, is Mr. Takahashi there? )
はい、私です。
Speaking.
どちらさまですか?
May I ask who's calling, please.
May I have your name, please?
Who’s calling, please?
電話番号を承ります。
May I take your phone number?
よく聞こえないのですが。もう少し大きな声でお話しいただけますか。
I can’t hear you very well. Would you speak a little louder?
ちょっとお待ちください。
One moment, please.
受話器を持ったまま(そのまま)お待ちください。おつなぎします。
Hold on a minute, please. I''ll put you through.
すみません、今彼は電話に出られません。
I'm afraid he is not available at this moment.
彼をよんできます。
I’ll go and get him.
あいにく彼は今不在です。3時間くらいで戻ると思います。
I’m afraid he is not in right now.
I think he will be back in about 3 hours.
彼は電話中です。
He is on another line.
彼は会議中です。
He is in a meeting.
ただいま席を立っています。
I'm afraid he is away from his desk at this moment.
He is not at his desk.
出かけていて本日は戻りません。
He is out, and will not be back today.
He has left the office for the day.
まだ出社していません。
He is not in yet.
今日、彼は休みです。
Today, he is off.
Today, he is taking a day off.
彼に電話をさせましょうか?
Shall I have him call you back?
1時間後にかけ直していただけますか?
Could you call back in one hour?
伝言はありますか?
Would you like to leave a message?
明日電話し直していただけますか?
Would you call again tomorrow?
彼のアシスタントがお話を承ります。
His assistant will speak with you.
国際営業におつなぎします。
I’ll connect you to our overseas sales department.
彼は辞めました。
He is no longer with this company.
He has retired.
恐れ入りますが電話をかけ直して、内線2345の高橋をお呼びいただけますか?
Could you call again, and ask for Mr. Takahashi on extension 2345?
電話をいただきましてありがとうございました。(最後に忘れずに!)
Thanks for calling.
2004.1.10
Update 2004.5.20
9, 電話をかける
Placing a Phone Call
もしもし、こちら高橋です。
Hello, this is Takahashi.
高橋さんとお話ししたいのですが。
Can I speak (talk) to Mr. Takahashi?
May I speak to Mr. Takahashi?
Y社のXですが、Zさんをお願いします。
This is Mr. X from Y corporation calling for Mr. Z.
This is X from Y corporatio. May I speak to Mr. Z, please.
海外営業部の高橋さんとお話ししたいのですが。
I’d like to speak (talk) to Mr. Takahashi in overseas sale department?
高橋さんはいらっしゃいますか?
Is Mr. Takahashi in?
もしもし、そちら高橋さんですか?
Hello, is this Mr. Takahashi?
内線1234の高橋さんをお願いします。
May I speak to Mr. Takahashi at(on) extension 1234, please.
内線2345をお願いします。
Extension 2345, please.
海外販売担当の方をお願いします。
May I speak to someone who deals with overseas sales?
後でまた彼にかけ直します。
I’ll call him back later.
彼と話せる別の番号はありませんか?
Is there another number I can reach him at?
高橋から電話があったことを彼にお伝えいただけますか?
Would you tell him that Mr. Takahashi called?
お帰りになったらすぐに電話をくださるようにお伝えいただけますか?
Could you tell him to call me as soon as he comes back?
伝言をお願いできますか?
May I leave a message?
こちらの電話番号は2345-6789です。
My telephone number is 2345-6789.
どうもありがとうございました。さよなら。
Thanks a lot. Bye.
2004.1.10
Update 2004.5.20
8, 数の表し方
数が出てきた途端に話が分からなくなってしまうことがある。
数や計算の表し方をまとめてみる。
234 two hundred (and) thirty-four
2,300 twenty-three hundred
2,345 two thousand, three hundred, forty-five
23,000 twenty-three thousand
234,567 two hundred (and) thirty-four thousand, five hundred (and) sixty-seven
234,000,000 two hundred (and) thirty-four million
(2億3千万400万)
2,340,000,000 two billion, three hundred (and) forty million
(23億4千万)
0.2 point two / zero point two / naught point two
2.345 two point three four five
234.5 two hundred thirty-four point five
3.3333 three point three recurring
-2 minus two
1/2 a/one half
1/4 a/one quarter
1/32 a/one thirty-second
1/234 a/one two hundred thirty-fourth
2/3 two thirds
3/45 three forty-fifths
23/45 twenty-three over forty-five
2と3/4 two and three quarters
2の平方根 square root two
2の立方根 cube (third) root two
2の2乗 square of two
2の3乗 cube of two
23の45乗 forty-fifth power of twenty-three
(twenty-three to the forty-fifth power)
2+3=5 Two plus three equals five.
Two and three is five.
Two plus three makes five.
Two and three makes five.
5-3=2 Five minus three equals two.
Five minus three is two.
Five subtract three is/equals two.
Three subtracted by 5 is/equals two.
23*4=92 Twenty-three times four is/equals ninety-two.
Twenty-three multiplied by four is/equals ninety-two.
6/3=2 Six divided by three is/equals two.
Three (divided) into six is/equals two.
2004.1.6
7, 桃太郎さん -- 英語での文章のつなぎ方
昔々あるところにおじいさんとおばあさんが住んでいました。
おじいさんは、山へ芝刈りに、おばあさんは川へ洗濯に行きました。
ある日のことでした、おばあさんが洗濯をしていると、川上から大きな桃がドンブラコと流れてきました。
おばあさんは「なんて大きな桃だこと。家に持って帰りましょう」といいました。
そして、それを背負って家に帰りました。
おばあさんが桃を切ろうとすると不思議なことに、桃は勝手に2つに割れてかわいい男の子が出てきました。
「なんてこと不思議な!」
二人はとても驚きましたが、でも、子供が授かったのは幸せでした。
おばあさんがたずねました。「名前はなんてつけようかしら?」
おじいさんは答えました。「桃から生まれたのだから、桃太郎はどうだろうか」
このように日本語では「主語」「述語」の並びを繰り返しても特におかしくはない。
これを英訳すると
Once upon a time, there lived an old man and his old wife.
The old man went to mountain to gather firewood, and the wife went to river to wash clothes.
One day, when she was washing, a big peach came floating down the river.
She said "What a big peach! I'll take this home.” and came home with it on her back.
When she began to cut it, to their surprise, the peach cut apart by itself, and a big baby came out of the peach.
"Oh, my God!"
They were much surprised but very happy to receive him.
"What shall we call him?” she asked.
"He was born from peach. So, how about calling him Peach Boy?” he answered.
としてみた。
英語では「主語」「述語」の単調な並びを嫌う気がある。
この例は、時を表すフレーズを前にもってきて流れを変えた。
入り組んだ関係を分かりやすいように書くのは難しい。
文書が長すぎると分かりにくくなる。かといって、細切れもまた読みにくいものである。
キーになるのは文章のつなぎ方である。
つなぎ方の素材についてはあらためて書きたいと思う。
2004.1.6
6, ポイントだけは、はっきり言おう
日本人は英語の発音が悪いといわれる。多くの場合にはこれは事実であり、筆者もその典型である。LとR、VとBの区別、thとかが日本人が苦手とするところだ。米(rice)がしらみ(lice)になったどうするなどといわれ続けてきた。こんなことが引け目になって、もごもごしゃべったりしてはいないだろうか?
特定の発音が不得意なのは日本人だけではない。Lは得意だが、ガギグゲゴのような濁音を苦手とする人たちがたくさんいる。大体からして他人のことを発音が悪い悪いといっている人たちが正しく発音できない音だってあるのだ。(難しい発音となると特別の教育を受けた人でも発音できる人と、そうでない人がいると聞いたことがある)
英語圏では雑多な民族が入り交じって生活しているわけで、発音の悪い人から全然しゃべれない人までいろいろである。何にしても発音の良し悪しなど全然気にしなくていいのである。そして、すべて文法的に正しく、単数と複数を間違いないように、しゃべろうなどと考えない方がいい。
「タクシーを呼んでもらえますか?」
Would you call me a taxi?
この場合には語尾を上げたtaxiだけをはっきりはいえば通じるはずである。極端に言えばその前はどうでもいいのだ。
モゾモゾモゾ taxi?
酒屋のようなところで
「ワインはありますか?」
Do you have wine?
は
モゾモゾモゾ wine?
である。
ごく簡単な例を挙げたので、つまらないことを言っていると思われるかも知れない。
しかし、変に考えすぎないで、はっきりいうことは大切である。
そうこうしていく内に自分の発音が相手に通じる(相手が分かる)ようになっていくものである。
いずれにしても何かを口にしなければ、何も始まらないことだけは確かである。
2004.1.6
5, Yesの言い過ぎ?
日本人はやたらにyesを連発する癖がある。これは「はい」のかわりがyesだったりするからだ。
日本語の「はい」は単なる相槌であって、必ずしも肯定ではない。電話でのハイ、ハイというのがこれに相当する。電話でyesのオンパレードは格好が悪いものである。
一方、外人はyesやnoだけをあまり言わない。
Yes(肯定)としてよく使われるのは
Exactly. (まさにそのとおり)
Absolutely. (間違いなくそのとおり)
Certainly. (確かに)
Sure. (同上)
Of course. (もちろんそうです・あたぼうよ)
I agree. (自分もそう思う・同じ意見だ)
I think so. (同上)
Me, too. (同上)
I see. (わかったよ・了解)
I understand. (同上)
That’s right. (そのとおり)
I knew it. (知ってたよ)
I know it. (知ってるよ)
So it is. (そうなんです)
I believe so. (そう思う)
I think so. (同上)
Apparently. (どうもそうだろう)
Go ahead! (どんどんいこう)
などで、大体の日本語での感じを付け加えた。
yesにもいろいろあるわけで単にyesではなく場面に応じて使い分ければ相手に自分の気持ちを伝えることができる。
ExactlyとAbsolutelyは流行言葉のようで、よく聞く言い方である。
Noと明確に否定しなければいけない場合はある。
それはそれとして、単にNoと言わない和らげた表現としては
I’m afraid not.
I don’t agree.
I don’t think so.
I don’t know it.
これらはNoなのだが、絶対的な真理としてはYesかも知れないが自分としては(の考えでは)Noであると限定的に否定している。
Yesとは言い切れない、あいまい、Noに近い表現としては
Maybe. (まあ、そうだろう)
Probably. (たぶんそうなんだろう)
Possibly. (同上、ただし、確度が低い)
Really? (本当かい?)
I hope so. (そうだといいのですが)
Surprising! (びっくりしたなぁー、本当かい?)
Amazing! (同上)
といった具合である。
単にYesという前に適切な言い方がないか考えてみよう。
2004.1.3
4, A(An), The, なし、複数
どう使い分けるか迷った時期があった。今はこんな風にしている。
1, A(An)とTheは意味をもたせるときつける
2, myとかourなどをつかう。そのほうが英語らしくなる
3, それ以外や迷ったときは何もつけない
4, 複数にした方がいいかどうかに注意する
5, AをAnにするのを忘れたり、複数形にしそこなうのを防ぐにはワープロソフトのスペルチェック、文法チェックなどの校正機能を利用する。
校正機能はマイクロソフトワードならデフォルトでオンになっているので、キー入力直後に誤りに気づくはずである。また、最後に文書校正ツールを動かせばポカは防げる。
迷っていた時期に外人が「つけるなら全部つける、つけないなら全部つけない」と言っていたと聞いた。これは、とんでもない話で、定冠詞、不定冠詞がぞろぞろ目につく文章は読みにくいのである。
極力つけない、もって、文字数は減らすが流れである。
A(An)とtheとの使い分けをウェブ翻訳を例に説明したい。
======================================================================
朝食のときに同行者が、寒いと思ったら窓が空いていたと言う。戻ってみたら確かに分厚いカーテンに隠れた開き戸が閉まっていなかった。
At breakfast, my friend said that he also felt cold, and found a window was vacant. Returning my room, I also found a hinged door, hidden by thick curtain, was sure to be not closed.
解説
a windowはいくつもある窓のうちの、あるひとつの窓
a hinged doorも同じ
thick curtainは何もつけていない。本当はカーテンは何重かだったが、そこまで言っても意味はないと考えて、さっとやり過ごした
このホテルは17世紀の農家を改造したもので三ツ星クラスである。<BR>
遊びできたらよさそうだ。
The hotel is originally farmhouse in the 17th century, and is a three-stars class hotel. I guessed it would be a wonderful hotel for non-business stay.
解説
ホテルはSt. Mary’s Innと特定のホテルのことなのでTheをつけた。もちろんThisのほうが素直である。
the 17th centuryについは世紀にはtheをつけることになっている
a three-stars class hotelとa wonderful hotelは、いくつもあるうちのひとつであることを強調した
複数にした方がいい例として
「製品は高品質だが価格は高くない」
Products are high quality, but not expensive.
日本人には単数と複数という観念が希薄なので、複数にするを忘れがちである。
この例ではTheをつけたほうがいい場合があるのは当然である。ただし、A productとすると、製品のうちのどれかひとつだけは -- つまり他はそうではない、となってしまう。
なお、定冠詞、不定冠詞の使い分けは、他の項でも同じルールでいきたい。
そちらの方も見てもらい。
ここでは書くことを前提にした。
話すときはといえば、この問題はあまり大切ではないようだ。
2004.1.3

3, 辞書

昔は辞書をよく引いた。辞書とは、もちろん印刷したあの分厚い本である。
しかし、英語辞書に限らず国語辞書も、印刷された辞書は、もう使わなくなってしまった。
その代わりに電子辞書をかばんに入れて持ち歩いている。
使っているのはキヤノンIDF4000である。
電子辞書はカシオ、セイコー、シャープ、ソニーなどからたくさんの製品が出ている。
機種選びの参考にしたのは
http://members.tripod.com/~sekky/icdic1.htm
などである。
電子辞書は1,000円とか2,000円の安いものもあるが全く使い物にならない。
IDF4000のいいところは英和、和英、広辞苑などの辞書間を自由に行き来できることある。例えば、和英を引いて、そこで出てきた英単語をさらに英和にジャンプして引くことができる。
これができる機種は少ないようだ。
現行機種のIDF4100や4600では英英が加わっている。
これらの機種でもうひとつのいいところは表示文字が大きくできることで、若いとは言いがたい層にはありがたい。
電子辞書は英語で仕事をしているときはほとんど使った記憶がない。
何とかなってしまったり、辞書など引いている余裕がなかったりするからである。
どんな時に役立ったかといえば、外国に行く少し前に、こんな時はどう言ったらいいかなど生活のなかでトレーニングするときである。
電車の中ででも引くことができるのは電子辞書ならではである。
電子辞書は内容や見やすさを考えると2万円くらいするものがよさそうだ。
2004.1.2
2, 1語1語に意味をもたせよう
It was a very fine day yesterday, so I left behind my umbrella at my home.
日本語では
「昨日は天気がとてもよかった。それなので傘を持たないで出かけた」
のつもりである。
傘を持たないで出かけたのは明らかに「私」なので、日本語では主語である「私」は省略されている。
「傘を持たないで出かけた」は
I went out, having no umbrella.
でもいいし、他にも言い方はあるので、ここはあまり気にしないで欲しい。
ただし、自宅から出かけたと解釈できるし、もっていかなかったのは自分の傘なので、その意味では先の訳のほうが事実関係が明確といえる。
さて、次の場合はどうだろうか。
「昨日は天気がとてもよかったとはいえない」
It was not a very fine day yesterday.
この例は日本語と英語との違いのいい例である。
日本語では最後の「とはいえない」で、それ以前を否定している。つまり、最後まで聞かないと事実関係が分からないのである。
それに対して英語では1語1語に意味があり、事実を絞り込んでいる。
It --- (人間のことではない)
Was --- 現在や未来のことではなく、過去のことである
Not --- 否定
Very fine day --- とてもいい天気
Yesterday --- 過去のうち、昨日のことである
日本語のような最後に来てのどんでん返しはない。
英語をしゃべったり書いたりする時は、このように1語1語に意味をもたせ、かつ、そううちでも重要なことを前にもってくるのが普通である。
簡単な例を取り上げたが、これはとても重要である。
言葉は何かを相手に伝える手段である。相手に間違って伝わったりしないようにしたい。この意味では日本語より英語の方が機能として優れた言語である。
ここでは上手に英語を書いたり、しゃべろうとしているわけだが、実はそれ以前の問題がある。相手が理解しやすい言い方があるのだが、こういったことを考ない人もいるのだ。
例えば、
* 3日前に、生ものを買った
* 冷蔵庫に入れなかった
* ちょっと心配だったが今日食べた
* 家をでて電車に1時間乗って、ここに来た
* おなかが痛い
* 我慢できなくなった
* もう歩けない
* 医者に連れて行って欲しい
* そうでなければ救急車をよんで欲しい
この例で差し迫って重要なのは最後の2つである。
上のほうは後で医者に言えばいいことである。この事実関係をはじめから全部話されたら、聞いたほうはいやになってしまう。また、どうしたらいいのか混乱してしまう。
こう書くと、当たり前だ、何をばかなことを言っていると思われるかもしれない。
しかし、この手のことを長々と話すので、何を言いたいのか、何が大事なのか、よく分からないことが日本語の話でもよくある。
頭を整理する、あるいは、英語的な発想への切り換えは大切なことである。
重要なことは何か?どうしたら相手が理解しやすいか?
本来、日本語も英語も同じである。
2004.1.1
1, ウェブ翻訳
以前は翻訳ソフトを使っていたが、今はもっぱらウェブ翻訳を利用している。
市販の翻訳ソフトと同等の能力をもっているからである。
ただし、和文英訳となると市販ソフト、ウェブ翻訳にかかわらず十分に実用的とはいいがたい。
これは、どんなに高価で規模の大きなソフトでも現在のところ同じである。
機械翻訳の英訳が上手くいかない大きな理由は、日本語と英語とでは言葉自体が違うことである。つまり英語にしようとしても出来なかったり、無理に英語にすると日常からかけ離れた、おかしなものになってしまうことがあるのだ。
日本語のあいまいさも障害になり、そして、日本語の原文自体に問題があることが多い。
さて、それではExcite翻訳
http://www.excite.co.jp/world/text/
で実際に試してみよう。
題材は私の書いた
http://www003.upp.so-net.ne.jp/hashizume/Feeling/ST/ST.htm
である。
最初の部分
原文
「今日のねぐらにやっと到着である。
真っ暗な中に明かりが、あちこちに点いているのだが、どこが入り口なのかわからない。
3時間半ドライブをともにした運転手が案内してくれた。
フロントというか、大き目の電話ボックスのようなところでチェックインである。」
をそのまま英訳してみると
It is arrival at last in today's roost. As for 点いている, pitch-black
inside does not understand a light for where is an entrance but here and
there. The driver who did both 3-hour and half drives showed around. It
is called a front or is check-in in a place like the telephone booth of
size き目.
となった。
これは、かなりめちゃめちゃである。
日本語を英訳しやすいように次のように書き換えてみる。
機械翻訳用書き換え
「やっと我々は今日のねぐらに到着した。
周囲は真っ暗だったが、我々にはあちこちに明かりが見えた。
しかし、我々にはどこが入り口なのかが分からなかった。
3時間半ドライブをともにした運転手が我々を案内してくれた。
我々は大きな電話ボックスに似たフロントでチェックインした。」
日本語書き換えの機械翻訳結果
We arrived at today's roost at last. Although the circumference was pitch-black, we caught sight of a light here and there. However, we did not know where is an entrance. The driver who did both 3-hour and half drives guided us. We checked in in the front similar to the big telephone booth.
これはかなり英語らしい。
次は私の訳である。
私(人間)の訳
At last, we arrived at today's roost.
In pitch-black, lights were on here and there, however, we couldn’t find
the entrance.
The driver, who took us here after 3-hour and half drive, helped us, and we finally checked in the hotel at a front desk similar to big telephone booth.
というわけである。
較べていただければ、かなりの違いがあるのがお分かりいただけるとはずだ。
では、機械翻訳が役に立たないかといえばそんなことはない。
辞書代わりになるし、自分には思いつかないような、いい表現もある。
1から考えるよりは何か土台になるものがあれば、そこからはじめればいいので楽なのだ。
以降を順次、日本語、機械翻訳、人力翻訳をお見せしたい。
部屋に入ると、大きな木造ダブルベッドが2つ、重厚でクラシックというか、率直に古いというべきか。
機械翻訳
When it went into the room, there were two big wooden double beds. Should you say that it is profound and classic, or should say that it is old frankly?
人間翻訳
In my room, there were two big wooden double beds. Should I say that it is profound and classic, or should say frankly that it is old?
広広としていて、薄ら寒い。暖房はと、見わたすとスチームヒータが目に入った。近づくと、その周りだけは暖かだった。
機械翻訳
the room is considerable -- large -- and 薄 et al. -- it is cold When overlooked with heating, the steam heater went into the eye. Only the surroundings of it were warm when approached.
人間翻訳
The room was considerably large but somewhat chilly. Looking around, I found a steam heater. It was warm only nearby the heater.
午前4時に寒さで目がさめてしまった。パジャマの上にセーターを着て、また眠りについた。
機械翻訳
The eye has awoke in cold at 4:00 a.m. It had the sweater on on pajamas, and was attached to sleep.
人間翻訳
At 4:00 am, I woke up because of cold. I wore sweater on pajamas, and fell asleep again.
朝食のときに同行者が、寒いと思ったら窓が空いていたと言う。戻ってみたら確かに分厚いカーテンに隠れた開き戸が閉まっていなかった。
機械翻訳
If it thinks that a companion is cold at the time of breakfast, it will be said that the window was vacant. When returning to 自室, the hinged door which hid in curtain thick to be sure was not closed.
人間翻訳
At breakfast, my friend said that he also felt cold, and found a window
was vacant. Returning my room, I also found a hinged door, hidden by thick
curtain, was sure to be not closed.
このホテルは17世紀の農家を改造したもので三ツ星クラスである。
遊びできたらよさそうだ。
機械翻訳
hotel is what converted the farmhouse in the 17th century, and is the Mitsuboshi class. What is necessary is just likely to be to be able to play.
人間翻訳
The hotel is originally farmhouse in the 17th century, and is a three-stars
class hotel. I guessed it would be a wonderful hotel for non-business stay.
私の訳は特別上手ではないが下手でもない。
日本語と英語とは違うという例、そして機械翻訳の限度の例として見ていただきたい。
2004.1.1