その1  その2  その3  その4   その5  その6  その7
その8  その9  その10 その11

Talking to myself その3

玩具市場規模と鉄道模型
2005.12.25.

秋月電子の通販
2005.12.18.

バンダイ リトルジャマー
2005.12.4.

観覧車キット その2
2005.11.27.

縮尺1/12 -- ドールハウス
2005.11.20.

観覧車キット その1
2005.11.12.

ブガッティと東京モーターショー
2005.11.5.

HOゲージ、Nゲージ ? 鉄道模型
2005.10.29.

展示会最終日−−私のせいではありません
2005.10.23.

香港にて
2005.10.15.

家庭用プラネタリウム ホームスター
2005.10. 8.

税関でチェック
2005.10. 1.

AIBOが来た!
2005.9.25.

FALLERのプラモデル
200.5.9.18.

ユザワヤとウッディジョー
2005.9.11.

ダンバリー・ミント社1959年キャデラック
2005.9.4.

ミニチュア紫陽花
2005.8.27.

FMアンテナ
2005.8.20.

明かり
2005.8.13.

ミニチュア茅葺き茶屋
2005.8.7.

われ中国語と韓国語と格闘せり
2005.7.31.

自分の部屋に坪庭
2005.7.23

携帯電話あれこれ
2005.7.18.

E17口金と調光可能な電球型蛍光灯
2005.7.10.

異説 ザ・ピーナッツ
2005.7.3.

本格翻訳4
2005.6.26.

白ROM携帯電話
2005.6.19

似たもの同士 ? 鉄道車両
2005.6.12

さらにLED照明
2005.6.4(動画追加 6.6)

ウォークマンとラジオ放送
2005.5.29

モヤシ攻め
2005.5.22.

白色LED実験のまとめ
2005.5.15.

CDとDVDの寿命

2005.5.8

メモリーオーディオプレヤー
2005.5.1

照明デザイン
2005.4.24


2005.4.17

日本語と中国語 ー 簡体と繁体
2005.4.9

電子辞書が壊れた − 最新の電子辞書は
2005.4.2

中国ビジネスと中国語ができる人材
2005.3.26

LED照明その後
2005.3.21

RGB LED、白色LED工作
2005.3.13

MJ無線と実験4月号に記事掲載
P.96〜104「実践 メカニカルノイズの測定」
2005.3.12


パワーLEDLUMILEDS
2005.3.7

蘭 (Orchid)
2005.2.26

キューブ型パソコン
2005.2.20

ゼンザブロニカS2
2005.2.12

Silver Stone、小型ベアボーン、BTX、Seasonic、AcBel
2005.2.5

オーディオ雑感
2005.1.30

タクシー
2005.1.22

ディスプレイ連鎖
2005.1.16

液晶ディスプレイ
2005.1.10

MJ無線と実験2月号に記事掲載
P.114〜124「実践 オーディオシステムのセットアップ」
2005.1.8


初日の出と露出補正
2005.1.2




玩具市場規模と鉄道模型
矢野経済研究所の玩具産業白書2005年版プレスリリース
http://www.yano.co.jp/pdf/press/050209.pdf
によれば2004年度玩具全体の市場規模は前年度比1.6%減の9,427億円と推定されている。

玩具は9品目に分類される。
分類と2004年度出荷ベースの推定金額は次の通り。

1, 電子玩具(電子ゲーム、電子ぬいぐるみ類、キッズパソコン、ハンディカラオケ、体感ゲーム)
500億円(前年比-9.1%)
2,模型・ホビー(プラモデル、ホビーラジコン、モデルガンなど)
370億円(前年比-1.3%)
3,男児キャラクター、男児玩具
845億円(前年比-1.2%)
4,女児キャラクター、女児玩具
290億円(前年比-3.6%)
5,ゲーム類(ボードゲーム、アナログゲームなど)
172億円(前年比+1.2%)
6,ぬいぐるみ
--
7,基礎玩具(知育、ベビー玩具、ブロック類、乗り物、ジグソーパズルなど)
470億円(前年比+1.1%)
8,季節物、雑玩具(節句人形、花火、水物など)
--
9,テレビゲーム(テレビゲームハード、携帯型ゲーム機、テレビゲームソフト)
6,300億円(前年比-1.2%)

このようにテレビゲームが玩具市場全体の2/3を占めている。
電子玩具の500億円を加えると6,800億円(玩具の72%)が電子回路を含むおもちゃということになる。

模型・ホビーの分類370億円中ではラジコンあたりが値が張り、やっている人も多そうに思える
プラモデルはそう高いわけではないので金額はたいしたことはないだろう。
では鉄道模型がのどの程度を占めるのか?

これについては、野村総研NRI発表「オタク市場:12分野で172万人、規模は4110億円」に気になる数字がある。

分野 人口(注1) 金額(注2)
コミック 35万人 830億円
アニメーション 11万人 200億円
芸能人 28万人 610億円
ゲーム 16万人 210億円
組立PC 19万人 360億円
AV機器 6万人 120億円
携帯型IT機器 7万人 80億円
自動車 14万人 540億円
旅行 25万人 810億円
ファッション 4万人 130億円
カメラ 5万人 180億円
鉄道 2万人 40億円
合計 延べ172万人 4,110億円
(注1) 各分野の人口は重複もあるため、合計は延べ人数
(注2) NRIのインターネットアンケートによってわかった、1人当たりの1ヶ月の平均消費額をベースに、業界ヒアリング、関連文献調査などから算出

ここでのオオタク層の定義は
「強くこだわりを持っている分野に趣味や余暇として使える金銭または時間のほとんどすべてを費やし(消費特性)、かつ、特有の心理特性を有する生活者」
である。

とりあえず、ここでは「鉄道、2万人、40億円」となっている。
この40億円を、そのまま鉄道模型を日本での市場規模としていいのだろうか?

鉄道模型の大手はKATOブランドの関水(せきすいと読む)金属とトミーである。
両社を較べるとKATOの方が店頭では優勢なようなので、関水金属を東京商工リサーチ企業情報G-Searchで調べてみた。(同社のHPでは公開されていない)
2005年5月期売り上げ30.85億円、利益3.67億円
(売り上げは2002年から30億円でほぼ横ばいとなっている)

このようにKATOブランドの売り上げが30億円なので、NRIの資料にある40億円は鉄道模型として、そんなところなのだろう。
ドイツでは300億円程度だそうで、日本では今後拡大していくだろう。

2万人の方はどうか?
これも、鉄道模型人口は現状そんなものないし、非オタクを含めて5万人といったところだろう。
というのは関係する月刊誌は2誌のようで、一方は置いている本屋は比較的多く、他方はターミナルビルの巨大本屋でしか見ることはない。
真空管オーディオ人口2万人、オーディオ誌読者がせいぜい5万人とすると、人口対雑誌数と関係が似ているような気がする。
この数字は最小人口の趣味を意味する。

総数2万人とか5万人とかいうのが、日本でどういうことなのかといえば、1万人に2人、ないし、5人なので、5,000人に1人、2,000人に1人ということになる。
人口が10万人の町でも、鉄道模型を趣味とする人は、せいぜい50人ということになる。
これでは専門店は成り立たず、非常に少ないといえるし、また同時に、そんなにいるのか?とも思える不思議な数字である。

玩具とは本来子供用おもちゃである。
先のオタク市場で、ゲーム、組立てPC、携帯型IT機器、自動車、カメラ、鉄道は大人のおもちゃでもある。
何時になっても楽しいおもちゃはいろいろあるものだ。

2005.12.25.





秋月電子の通販
秋月電子の狭い店内はいつもごった返している。
売っているものは多く、目線の上の壁までぎっしりである。
広告やウェブを見て、これを買おうと出かけても、不慣れな当方としては脈絡なく置かれている中から探し出すのは至難の技というか不可能である。
「これをください」と頼んでみると、店の人も分からず、他の店員に聞いて大分時間が経ってから持ってくることもある。
どうも店員でも、どこに何があるか頭に入っている人は少ないようだ。

なぜこんなに人気があるのか?
それは面白いものがあること、そして値段が圧倒的に安いからだ。
100円シリーズ、100円半導体というのがあって、この中から
ブリッジダイオードDIP型 DF06M 600A 1A 7個入
を買ってみた。
これは、プラモデルの照明をAC16Vで点灯させるのに小さくて都合がいいのだ。
電流もせいぜい100mAしか流さないのだが、どんなものかカーブトレーサでチェックしてみた。
ブリッジ7個に各4チップで計28チップはすべて不安定さは見られず立派なものだった。
ボストンバックに不動在庫を詰め込み買っていくような話も昔聞いたことがあるが、今は正規の仕入れをしていると商社から聞いたことがある。
本当のジャンク品も売っているので、そうでないものもあるが、安いからといって悪いということはなさそうである。

店はごたごたしていて、おちおち買い物できないとなると通販ということになる。
送料が800円かかるが、考えてみれば足を運ぶより余程安い。
試しに2度ほど頼んでみたが、届いたのは注文日の翌日と翌々日だった。
何を買ったかといえば1個80円の半固定抵抗2種5個、10個100円の電解コンデンサ、5個100円の箱色LEDとか、しょうもないものなのだが、感心するのは全て別々の袋に入れ、半導体にはデータシートが同封されてことだった。

支払いは代引きのみ。
確定した納品に対しての支払いになるので合理的だ。

納品が早い理由はこれも一つなのだが、もうひとつは通販対象を制限していることだ。
そうはいっても品揃えは配慮されていて、オペアンプであれば標準的なものの他に、4回路入り、低オフセット、ローノイズ、高スルーレイト品が揃えられている。
ただし何でもできるかといえばそうでもなく、ある回路を組もうとしたら買えない部品が出てきた。
22Ωと10MΩの1%誤差の金属被膜抵抗がこれだった。
買える抵抗はカーボン抵抗で100本1袋で100円。
この抵抗の誤差は、今までの実績として誤差とバラツキは小さい。
たいしたことをするわけではないので温度係数も気にしない。
しかし、必要な抵抗値がないのはいかんともし難い。
隣の店でも通販をやっているのだが、そちらは最低でも10本買わされる。
3本しか使わないところを30本買わされて、しかも送料を取られるので考えてしまった。

秋月のウェブ
http://akizukidenshi.com/
に小ロット生産者と歩むとある。
少ない数でも、早く、しっかりやってもらえれば助かっている人も多いのだろう。

カラープリンタで印刷したと思われるデータシートを小さな袋にきっちり詰め込むのは、さぞ大変だろう。
値段は他のアジアの国並みで、ここまでやっているのには驚異でもある。
店の様子は世に知られるようになった頃、昔昔のヨドバシカメラを彷彿させる。
秋月電子は長きにわたり秋葉原の有名店であり続けている。
しかし、どこかアマチュア的で相いも変わらず面白い店である。

2005.12.18.




バンダイ リトルジャマー
標準セットのプレヤー(人形)は、ピアノ、ウッドベース、ギター、サックス、ドラムスの5体で、それぞれの台座にはスピーカーが組み込まれている。
再生音とプレイヤーの動きとはシンクロしており、例えばピアニストの手はメロディに合わせて動き、左右の手は音の高さで振り分けられている。
ドラマーはドラムをたたきながら足でリズムを取り、アクセント音で帽子が上下する。
サックスは、これがまたそれらしく、音に合わせて体が上下左右に揺れている。
プレイヤー毎の独立したスピーカーからはそのパートの音だけが出力され、コントロールBOXのサブウーファーからは重低音が再生される。

バンダイのリトルジャマーという一種の音楽ロボットともいえるおもちゃである。
実際にどんなものかはデモ演奏の動画が
http://livehour.jp/demo.html
で見ることができる。
それぞれ面白いが特にボレロはなかなか聴き応えがあり、もっと聞いてみたい気がする。

どちらかといえば、強面のおじさんたちが演奏しているのだが、人形がスヌーピーのものもあり、こちらはぐっとかわいらしい。
http://livehour.jp/pj/
実物を見たい方は近くの取り扱い店にどうぞ。
http://www.happinetjp.com/original/littlejammer/list.html

2005.12.4.




観覧車キット その2
Fallerの世界に移動




縮尺1/12 -- ドールハウス
ミニチュアの世界に移動




観覧車キット その1
Fallerの世界に移動




ブガッティと東京モーターショー
9時35分海浜幕張駅到着。
ホームは人であふれ下り階段までなかなかたどり着けない。
やっと階段を下りたら臨時改札口を利用するようにアナウンスされていた。
年に何度か来るが、こんなに混んだことはなかった。
先が思いやられ、よほど予定を変更しようか迷った。
構内で入場券が売られており、これに吸い寄せられてしまった。
これで迷いは消え、幕張メッセへと急いだ。

入場者はこちらの階段を上ってくださいという案内に従った。
流れにのって進んでいくと、このままではオートバイ・部品館に入らされてしまいそうなので、途中で抜けることにした。
いくつかあるゲートのうち中央ホールに近い北3ゲートに着いたのが9時50分。
開場10分前だというのに、すでに長蛇の列ができていた。
およそ200人というところか。

開場のアナウンスの後、列が動き始めたのは10時3分。
手荷物検査(カバンの中をのぞくだけ)を受けて開場に足を踏み入れたのは10時9分だった。
多少の迷いの後、目当ての車に近そうな2階入り口を抜け、展示ホールを見渡した。
右から左に目を移すと、すぐ左下にフォルクスワーゲン、そして、ブガッティのブースを発見する。
階段を駆け下り、チラシを配っているのを無視して、ヴェイロン16.4にたどり着いたのは10時13分だった。
柵が設けられ隔離された状態だが、写真を撮るにはちょうどいい具合に置かれていた。
GT-Rの方に行ってしまったのか、そこには人はまばらだった。
3方向から写真を撮り終えたのは10時17分だった。
これではるばる出かけてきた目的は達成された。

ブガッティ・ヴェイロン16.4
http://www003.upp.so-net.ne.jp/hashizume/Talk/1.htm#37
は日本では全生産数300台中15台が売られるという。
価格が1億6千万円であっても、きっと完売なのだろう。
高校生らしきグループから「こんな車は要らない」という声が聞こえてきた。
然り。
公道を走るのなら660ccの軽で十分なのだから。

モーターショーに足を運んだのはずいぶんと久しぶりである。
「東京モーターショー国産車のすべて」「同外車のすべて」「号外GT-R&レクサスLSのすべて」の3冊を見ているので、後は特に見たいものはなかった。
それでも車でなくブースデザインを中心に見て回った。
印象に残ったのは、まずレクサスのブースだった。
白で統一され上品なデザインは秀逸だった。
床にタイルを貼るだけで相当なお金がかかったはずだ。
普通は赤い絨毯を敷いてごまかしているが、床はがたがた、でこぼこなのだ。
また、大きな円を頭上のアクセントとした日産のブースも、オーソドックスだがなかなかの出来に思えた。

東京モーターショーは1日の入場者が多い日では軽く10万人を超える。
これは他の展示会3日分の総入場者に匹敵する。
食事をするためにおっかなびっくり渡っていた道路は通行止めとなり、いつもはあるバス、タクシー乗り場はなし、辺り一面が封鎖され、巨大な展示場と化していた。
幕張がこういう使われ方をするのを見たのははじめてだった。

ブガッティだが、買おうと思えば買えるのだが止めることにした。
実物ではなく、ミニカーの話である。
1/18や1/43のモデルカーが9,000円ほどで売られている。
http://cis.store-web.net/r-orange/65df4/2549a/a7f04/fb60a/
過去のプロトタイプを模したもので市販車とはどことなく違いあるような気がする。
しかし、何種類も出ていると言うことはやはり人気があるのか。

GT-RやレクサスV10スポーツより、断然こちらの方がかっこういい。

2005.11.5.




HOゲージ、Nゲージ ? 鉄道模型
ミニチュアの世界に移動



展示会最終日−−私のせいではありません

香港での展示会は最終日をむかえた。
朝ブースに行ってみると側面にあったはずのパネルが見当たらない。
はああ、昨日できるだけ展示物を持ち出すと言っていたので、なるほど、そうかと反対側に目をやると、そちらは残っている。
変だなとよく見るとパネルは下に落ちていた。
昨年の上海での展示会では、大丈夫だろうと置きっぱなしにしたテーブルタップが盗まれた。
これにこりて、日本から持ち込んだ1巻2,000円もする「超強力両面テープ」で貼り付けてあったのだが、それほど強力ではなかったようだ。
本来は、日本で用意した電飾看板を、これで固定しようとした。
あまり「超強力」だと剥がれないとえらいことになると心配したが、杞憂だったようだ。

この展示場は、われわれ展示する側にとっては困ったことがある。
それは搬出と搬入がやりにくいことである。
駐車スペースが限られていて、車が入ってくるのに恐ろしく時間がかかるのだ、
搬入時にはタクシーでハンドキャリーした分は事務所から15分でブースまで持ち込めた。
ところが運送屋さんに頼んだ分は、到着まで3時間もかかってしまった。
搬入許可証云々もあるが、駐車場に車を入れるのに時間がかかるのだ。
最終日は1時間半早く、17時に展示会は終わるが、車が入れるのは20時からとなっている。
おまけにエレベータは2基しかないので、荷物を降ろすのも長い、長い待ち時間がかかるはずである。
2つの大きな展示会が幕張に匹敵する規模で併催されているので、すべてのブースが荷物を搬出し終わるのは多分翌日になってしまうのではないか。
これはたまらないので我々は3日目から、とりあえず要らなく荷物を運び出したわけである。
残った荷物は人海戦術で、運び出すことにしていた。

最終日は日曜日ということもあり入場者は疎らだった。
朝、興味のあるブースに入って話をして資料をくれといったらSold outだといわれた。
展示側は、全体に、やっと最終日、もう疲れたといった感じだった。
午後3時にもなると外来者登録所では係りは、ずらっと並んでいるものの、登録する人は、ほとんど皆無となった

会場では午後5時まではブースを開けておくようにとアナウンスが繰り返されていた。
ではあるが、15時半1つの決断を下した。
展示物や資料は残し、電飾パネル2つと液晶ディスプレイを、先に事務所に運んでしまおうと。
さっさと包み終えて、3人でこれを抱えて会場を出ようとしたら通してくれない。
許可書がないと出られないというのだ
入るときはフリーパスだったのに。
割り切れない思いで仕方なくブースに戻っていくと、あっちでも、こっちでも帰り支度がはじまっていた。
奥まった当ブースにたどり着くと、5時まではやるから、先に持出すもの以外はそのままと言ってあったのにもかかわらず、やはり片付け始めていた。

われわれが動く前からガムテープを切るビリベリという音は聞こえていたものの、荷物を持ち出したのは当方が最初だった。
連鎖反応を起こさせてしまったのか?

展示会は会期終了すると片付けとブースの解体が始まる。
これ同時に待機していたトラックがなだれ込むのが、日本の幕張メッセである。
この展示場にはトラックは入られないので、装飾業者は違ったやり方をとるのだろうが、会場が広い割には、出入りが細いので大変だろう。

結局、だれかが手際よく搬出許可証をもらってきて会場を後にしたのは16時だった。
手に手に、荷物を持った8人が、まだ空いているエレベータでタクシー乗り場に降りたら、すでに数10mにおよぶ長蛇の列ができていた

かの地ではやってはいけないというアナウンスは、それでも必ずそれをやる人がいることを意味する。
「当会場は禁煙です」と繰り返しアナウンスがあっても、あっちでも、こっちでも吸っている。
斜め前のブースなどはごみ集めのおばさんに灰皿を掃除させていた。
おはさんもまた雑巾で丁寧に拭いているので、何だかよくわからない。

ブースを訪れた人の名刺は国別では、香港、中国が多いのは当然として、韓国、台湾、タイ、フィリピン、シンガポール、トルコ、イタリア、イスラエル、南アフリカと雑多だった。そして、目立ったのはインドだった。
多くは商社である。
日本とは違いトレードショウという意味合いのだ。

香港ではブース装飾のレベルは高く、特にハイアールが印象に残った。

香港6泊、シンセンに入り東ガン1泊、そして香港に戻り、もう1泊と長くきつい出張だった。

2005.10.23.




香港にて
トラムの2階席から過ぎ去る町並みを見渡す。
往復の線路を挟み両側は狭い二車線の道路。
背が高い建物が両側から迫っている。
場所によっては、看板が道路にはみ出している。
2階建てバスが下を通れるようになってはいるが、これは見慣れない風景である。
ここは香港。
展示会のために来ている。
土地が限られているので、当地では空間が有効利用されている。

展示会はワンチャイにある大きな会場で催されている。
この展示場だが、日本の幕張メッセとかビッグサイトとかとは大きな違いがある。
日本では平面にホール1,2・・・と配置されているのがふつうなのに対して、ここでは例えばホール7はホール5の上というように、やはり空に向かった空間が活用されている。
天井が低いのが欠点といえばいえるが、それはそれでいいようにも思える。

展示時間も出展者にとって日本とは大きな違いがある。
日本では会期が水、木、金の3日間、時間は午前10時から午後5時までというのが多い。
ところが、今回の展示会は木曜から日曜までの4日間で、時間は午前9時半から午後6時半まで。
3日目ともなると出展者は疲れたとみえて、開場時間になっても幕が下りたままのブースが目立つようになってきた。
6時半までぎりぎりいっぱいブースを開けておくと帰途の混雑が大変なので、20分を余して、もう終わり!片付けを始めるブースもある。
日を追うごとに平均的な実質開場時間は短くなっているようだ。
何にしても1日9時間というのは勘弁してもらいたいところである。

香港は雨も降らず、気候としては過ごしやすい日々が続いている。

2005.10.15.




家庭用プラネタリウム ホームスター
部屋で寝転がって見えるのは天井である。
椅子をリクライニングさせると、やはり天井を見ることになる。
天井にあるのは照明だけで、他には何もない。
このがらんとしたスペースを活かせないか?
ぼーっとしながら見る天井に何か変化があれば楽しいのではないか?
レーザー光で模様を描かせるのも面白いかも知れないし、それより星がまたたく天体を見れるのもいいかもしれない。
そう、プラネタリウムである。
セガトイズのホームスターは、天井を利用した家庭用プラネタリウムなのだ。
http://www.segatoys.co.jp/homestar/
仕組みは簡単なもので、白色パワーLEDを光源として4cmほどの星を描いたスライドを天井に投影する。
底の部分に光源があり、スライドを収納する引き出し式トレイが中間にあり、レンズは上を向いて取り付けられている。
電源は5V1.2AのACアダプタである。

星の数は1万個以上、約12分で全天が一周させることや、ランダムに流星を発生させることができる。
日周運動はモーターでスライドを回転させている。

このホームスターは7月の発売以来、どこも売り切れの大人気である。
20,790円(税込み)のところオークションでは3万円以上の値段がつけられていたことがあった。
ある店では、2回入荷して即売り切れ、何個はいるか分からないので予約も受けられなかったとのことだった。
今日現在も、インターネットで調べると、どこも売り切れのようだ。
多分年内は入手難が続くだろう。
もし、どうしても手に入れたいと人がいれば、ターミナルビルにある大きめのおもちゃ屋さんをさがすといいかも知れない。

今時のおもちゃ屋さんには、びっくりするようなものが並んでいる。

2005.10.8.




税関でチェック
台北発EG206が成田に着陸したのは19:30分過ぎだった。
飛行機を後にして、混み合った動く歩道ではなく、歩く歩道の方をどんどん進んだ。
1日に歩くのはせいぜい500mくらいの生活を続けた割には足がよく動いた。
入国審査は並んだ列の進みは早く、すぐに抜けてしまった。
手荷物もベルトコンベアのそばに行ったら、改良を重ねた目印が功を奏して、すぐに自分のバッグを見つけることができた。
税関検査も、2人目で自分の番となった。
「お仕事ですか?」「はい}
「申告するものはありますか?」「ありません」
この後は、当然「どうぞ」とくると思った。
しかし、意外にも「カバンを調べます」と言うではないか。
今まで日本では一度もこんなことはなかった。

一体どうしてすんなり通してもらえなかったのか?
仕事だと答えた割に、かっこうはといえば、ズボンはよれよれ、気温は18℃と機内でアナウンスがあったのでワイシャツにチョッキ。
このチョッキが仕舞い忘れていたのを急遽持ってきたのでぼろである。
革靴もカバンの中だ。
それとも、「ありません」の言い方が不真面目だったのか。

まず、背広収納専用スペースが開けられた。
軽く全体を押さえ、隅に手をはわせる。
これで、ここを終わり。

問題は、その下を開けられることである。
といっても、何かまずいものが入っているわけではない。
普通カバンの中は、お土産などですし詰め状態になってしまうのだが、あるのは洗濯物ばかりでスカスカなのだ。
恥ずかしいような気もする。
調べる方も、おや?と感じたかも知れない。
隅を少しさぐってから「すみませんでした」と、通してもらえるお許しが出た。

何でひっかかったのかな、みんなフリーパスではまずいので、ちょうど頃合いだったのかな、検査官の気の迷いかななどと考えながら外に出た。
それとも単に確率の問題なのか?
そんなことを考えながら、成田エキスプレスの時間を見たら、大変である。
30分後の次は、さらにその1時間後なのだ。
いつも行く、土産物屋に急ぎ、台湾土産のバナナケーキと、ベルギー土産のチョコレートを買う。
これをカバンに急いで詰め込み、手近な手荷物宅配の受付に走る。
その後に、一度外に出て、喫煙所に向かう。
とって返し、エスカレータでJRの切符売り場にたどり着けば、長蛇の列、それも3列。
これには驚いた。
発車までは20分。
列の消化状態からして、発車時間に間に合うかどうか厳しい状態だった。
駅員が、このあたりは間に合わないので、乗車券だけ買って乗ってくださいと言う。
だめなら京成にいいやと、ねばってやっとの思いで指定券を手にした。
ホームに急ぎ、自動販売機でペットボトルを買っているときに電車がホームに入ってきた。
いつもなら指定券はすぐに買えていたので、こんな経験ははじめてだった
台北の空港が、やけにがらがらなのが不可思議だったが、最後までおかしな一日だった。

何はともあれ、何度行っても厳しい台湾出張から戻ることができた。
大手ノートパソコンメーカのロビーが外来者で活気が満ちていたこと、某社の屋内照明が見たこともないようなセンスがいいものだったこと、そして、某社購買担当女性が活き活きしていて輝くばかりだったのが印象に残った。

2005.10.1.




AIBOが来た!
充電ステーションにまたがっていたAIBOを床におろし、起動ボタンを押す。
元気な音楽が流れ、顔にあるLEDが点滅し、歩き出そうと起きあがる。
AIBOのお目覚めだ。
来た!といっても、残園ながらわが家ではない。

ソニーのエンターテイメントロボットAIBO(アイボ)が世に出てから6年、現行モデルは2003年に登場したERS-7の改良型ERS-7M2である。
価格は20万円弱。
かっこうとしては4つ足で歩く犬型ロボットということになる。
AIBOの最初期にはインターネットで予約開始したら即売り切れだった。
しかし、最近ではとんと話題になってはいない。
電池の残量が少なくなると自分でステーションに戻り、充電するのが、なるほど思ったくらいだった。
2年以上も新型を出していないので、影が薄くなってしまったのかもしれない。
しかし、今回実物を目の当たりにすると、AIBOは想像を絶する素晴らしいものだった。

AIBOがどんなものかは公式ホームページをごらんいただきたい。
http://www.jp.aibo.com/index.html
2足走行のアイボ、本田のアシモ、トヨタの楽器を演奏するロボットなどは、どこでも黒山の人だかり、子供も大人も大喜びである。
イベントだけではなく、ロボットは身近なものになりつつある。
特に2足走行ロボットはめざましい進歩を遂げている。
プラモデル・ラジコンショーに出てきた2足歩行ロボットは
http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0509/21/news103.html
に動画つきレポートがある。
倒れないで歩くのがやっとだったものが、走る、でんぐり返しをする、片足立ちができるようになった。
このあたりは内容的には技術志向のロボットで、人間を模した動作がどこまでできるかを目指して進歩し続けている。
さらに進歩すれば、人間を超える能力を持ち、超絶的なオーケストラ演奏ができたり、ロボットサッカーだったりするのだろう。
ただし、いかに上手な演奏であっても、いくら人間にはできない技を披露しても、ヘーすごい!、で終わりなのかも知れないのだ。
心を持たないロボットは、仕事はできても人間と、それほど仲良くはなれないのだ。
動画にある程度の芸では、すぐに見飽きてしまう。

動きはないが、会話を楽しむためのロボットというのがあり、ハローキティロボ(45万円)あたりが値段からして、多分よくできているのだろう。
http://www.business-design.co.jp/product/002/

約20万円もするが、AIBOのすばらしいところは、動き、芸ができ、かつ、あたかも心を持っているかのように錯覚させるようにできているところにある。
名前をよぶと、そちらを向いて、しっぽを振りながらAIBO語で答える。
「おいで」といえば近づいてくる。
顔には3色LEDが組み込まれていて、色で感情を表現させている。
普通は青や緑がピカピカしているが、来客のために1時間くらいほっぽっておいて戻ってみたら赤が全点灯といった具合である。
かわいがっていれば言うことをきくが、機嫌を損ねれば「お手」といわれて、手ではなく足を差し出す。
接し方で反応が違ってくるのは、心を持った、ちょうど子供を育てるのに似たところがある。
意味不明のAIBO語しかしゃべっていなかったのが、突然人間の言葉を1言、2言しゃべったりしようものなら人間は大喜びである。

ガチャコン、ガチャコンと動作は鈍い。
「ステーション」といっても充電ステーションをなかなか見つけることができない。
仕方がないので、近くに持って行ってやっても、定位置に収まるのに10分も15分もかかり、見ている方は疲れてしまう。
ステーションに向かって進み、方向を真正面に変える、180度方向転換する、後退して、しゃがみ込む、電源端子ににじり寄るといった次第で、万事スロモーなのだ。
このあたりは、放っておいたら、いつの間にか戻っていたということもあり、自分のペースで自分の面倒は見ているともいえる。
純粋に制御技術としては、赤い玉や骨で披露してくれる芸はなかなか高度なものである。

「おーい、アイボ」と呼びかければ、手を挙げて応える。
命令を連発すると、考え込んでしまうこともあるが、人間の方でこつを飲み込めば、決して無視したりせずに、動き、音、そして視覚にうったえる反応を返してくれる。
機嫌を損なわなければ動作は愛らしく、まさに人間を楽しませるエンターテイメントロボットである。
改良の余地はあるかも知れないが、現状でも、十分実用レベルを超えている。

ソニーが再生計画なるものを発表し、AIBOの開発は縮小すると伝えられている。
ロボットに心を持たせるのは大変なお金がかかっているはずだが、その割に良さはAIBOに接した人にしか分からない
AIBOでソニーが儲かったとはきいていない。
しかし、この技術はホンダやトヨタ、そして、大手の他の働くロボットとは指向が異なっていて、このまま進んでいけば、ますます他は追いつくことはできないはずである。

AIBOに熱いエールを送りたい。
2年間も改良品を出さないのは、それだけ完成度が高いからかも知れない。
若い人をターゲットにした企画、販売プロモーションを展開しているように感じられるが、むしろ年寄りの方が喜ぶのかも知れない。

2005.9.24.




FALLERのプラモデル
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ユザワヤとウッディジョー
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ダンバリー・ミント社1959年キャデラック
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ミニチュア紫陽花
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FMアンテナ
駅から自宅まで歩きながら、屋外アンテナをさがした。
昔は林立していたVHF、UHF用テレビアンテナは、ほとんど目にすることはない。
特に自宅前の通り300mは皆無といっていい状況だ。
2年前の統計で個別受信は50%で、個別アンテナ使用はその半分、つまり4件に1件だそうで、今では、さらに減ったのだろう。
近所にV、U用屋外アンテナがないのは、月たしか200円の共同アンテナに、ずいぶん前に変わってしまったのだ。
個人で大きな屋外アンテナを設置、維持するのは大変だった。

自宅は谷間に位置しているために受信状況は相当に悪い。
その昔のことだが、高さ4mのアンテナでは映りが悪く、2本つないで8mのアンテナをたてようとしたことがあった。
材料を買ってきて試みたが、まずもって直立させることできなかった。
マストがしなってしまい水平に持ち上げて、それ以上にはならず屋根の上で困ってしまった。
これは無理だと、プロに声をかけてやってもらった。
マストを立てて、これによじ登っての作業は、まねのできないものだった。
しっかり立ててもらったので、近所で台風のためにアンテナが何本もひっくり返ってびくともしなかった。
ただし、要らなくなってから、高さ8mのアンテナは片づけるのが大変だった。

別の場所でも同じように観察すると、場所によっては、今でも多くのUHFアンテナが使われている。
さらに大型のFM用アンテナはといえば、20分歩いてあるかなしかである。
たまにあると、古いものが放置されている感じで、現用ということではない感じをうける。
今では自宅でFM放送を聞く人はほとんどいないのだろう。
FMエアチェックは死語となり、FMファンとかFMレコパルなど番組誌が廃刊になって久しい。

折しも家人がFMを聞きたいと言い始めた。
軟弱なフィーダーアンテナは役に立たず、共同アンテナにはFM信号は出ていない。
当家にも5素子のFMアンテナが野ざらしになっているのを思い出し、見てみたら長い年月を経て今や3素子になっていた。
慌てず騒がず、給電部の1素子を外し、これを部屋に持ち込んだら、これで何とか用を足すことができそうだ。
取り付けネジはさび付いていたが、中身は単純なので、特段劣化したということではないようだ。

今時、FMアンテナなどないのかと思えば、さにあらず。
ヨドバシカメラでは、しっかり品揃えされていた。
サン電子IDA-305というFM/VHF/UHF、地上波デジタル放送用というブースターつき室内用アンテナを買ってきた。
他に専業メーカー2社の同種のものが置かれていたが、地上波は別にして、はっきりFMの文字が目についたのはこれだった。
また、ロッドアンテナが2本あるのはどれも同じだが、ループ部が加わっているのが何となく効きそうな気がしたのだった。

あまり期待をしたわけではないが、これが、どの程度有効なのかが問題である。
早速自宅で試したところ、万能ではないが、効果はあるといえる。
アンテナの向きを調整し、つまみを最もよく受信できる位置に合わせた。
受信できるであろう7局のうち、常時聞けるのは1ないし2局で、雨戸を閉めない昼間は、大体はなんとか聞けるといったところである。
意外にも東京を通り越して埼玉の局Nack5が、受信状態が最も良好である。
ブースターを働かせなくても、アンテナとしてそれなりに働き、オンすれば、雑音のみだった局が受信できることもある。

最近アキュフェーズが新型FMチューナを発表した。
http://www.accuphase.co.jp/prodo_j2.html
アキュフェーズいわく
「ネットワークを通じた音楽配信など、ソースは多様化しているが、FM放送には幅広いジャンルと年代の音楽を一日中提供しているという魅力がある。また、最近では地元密着型のコミュニティーFMにより、生放送の強みを発揮する身近な局も増えている」
とのこと。

自宅でFM放送を聞かなくなってから久しい。
やかましかったり、気に入った音楽をやっていなかったりで見限ったのだった。
室内アンテナのおかげで、あらためてFM放送に耳を傾けてみると、なかなかいいなと感じている。
少なくとも、AMのように民放もNHKもみなプロ野球ということはないのだけでも救いである。

2005.8.20.




明かり
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ミニチュア茅葺き茶屋
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われ中国語と韓国語と格闘せり
中国語や韓国語を表示させようとしても、うまくいかないことはないだろうか?
IEを使っていてインターネットでの話であれば、「表示」−「エンコード」−「その他の言語」といって、表示させたい言語があるか、もし見当たらなければ、追加すればOKである。
これは、そう面倒なことではなく、意味が理解できるかどうかは別にして、然るべき画面面表示となる。HTML形式であれば、たぶんこの手で、多くの言語を正しく表示できるはずである。

さて、では、テキスト形式ではどうだろうか?
中国語や韓国語の文字化けは、どうしたら防げるのか?

自分が分かっていることは
1, ウインドウズはXP、または、2000
ただし、2000ではコントロールパネルの「地域オプション」の全般タグで、システムの言語設定で使いたい言語、例えば簡体中国とか韓国語にチェックを入れて、追加インストールする必要がある。
2, ソフトはオフィスXP、2003を使う。
である。

ワードでは、デフォルトの表示フォントは、全角がMS明朝、半角がCenturyなはずで、これで中国語や韓国語ドキュメントを表示させると画面はメチャメチャになる。
このようなときは慌てず騒がず
簡体中国語はSimで始まるフォント
韓国語はBatang、または、GulimなどGuで始まるフォント
に切り替えよう。
表示は正常となり、印刷も「常にTrue Typeフォントを使用する」に設定すれば、問題なくできる。
さらに、PDFファイルを作成するのであれば「すべてのフォントを埋め込む」「フォントを送信する」と設定すれば、どのパソコンでも正しく表示、印刷することができる。

ここしばらく自分の書いた文章を外部で翻訳してもらい、簡体中国語や韓国語の編集をしてきた。
自分のパソコンで編集できるか不安だったが、ここのところは案ずるより産むが易しだった。
ウインドウズもオフィスの多国籍対応はたいしたものだと思われる。

また、翻訳してもらったものを少しだけ変えたい時はどうするか?
キーボードから簡体やハングルを入力することもできるが、便利なのはこれである。
http://www.excite.co.jp/world/
exciteでは日本語と英語、中国語、韓国語との相互翻訳が可能である。
中国語と韓国語は、試したところ、単語や短い文章であれば、まず問題ないよう感じである。
特に日本語から簡体への変換は、もっぱらこれに頼っている。

翻訳してもらったテキストを入れ替えるだけならば何とかなるだろうと始めてみたものの、やってみると、これは大変なことだった。
やっとこさっとこトンネルの出口が見えてきた。

2005.7.31.




自分の部屋に坪庭
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携帯電話あれこれ
携帯電話SO505iSのRF部である。
ベアチップが、ここに1個、そして、ディスプレイ部にさらに大きなベアチップが、もう1個組み込まれている。
加えて、積層ICも何個か見られる。
解体したうちで、この機種が構造も含めてひときわ印象的だった。
多彩な機能を備えた携帯電話の中身は想像以上に高密度であり、少し前の単純なPHSあたりと較べると隔世の感がある。
最近の携帯電話はいろいろなことができるのは、よくは分からないものの、こういうことかと少々驚いた次第である。

自分はといえば、未だにドコモのPHSなのだが、ソフトバンクBB、イーアクセスなどの新規参入、フェリカ内蔵、電子マネー決済など、まっとうな携帯電話は気になる存在である。
フェリカ(Suica)については
http://www003.upp.so-net.ne.jp/hashizume/Talk/2.htm#40

カメラや音楽プレヤー内蔵とか、テレビが見られるとか、着メロとかには興味がないが、携帯を持たずしては暮らしにくい時期が迫りつつあるようでもあり、とりあえず、携帯電話のことを、ちょっと調べてみよう。

まわりが持っているのは、NかPではじまるドコモが多いようだ。
ドコモの機種の頭は製造メーカを表していて、N−NEC、P−パナソニック(松下)、SH−シャープ、F−富士通、D−三菱、SO−ソニー(エリクソン)、M−モトローラである。
auとボーダフォンでは、メーカ名が最後で、CA−カシオ、T−東芝、K−京セラ、SA−三洋、H−日立、SE−ソニーエリクソン、NK−ノキアといった具合で、ドコモには登場しないメンバーが加わる。

キャリア毎の興味あるサービスを列挙すると

*NTTドコモ
1,お財布ケータイ
JR改札が来年1月からフェリカ携帯対応となるのに合わせて、auやボーダフォンからも対応機種が秋にはそろうといわれているが、今日現在ではドコモの最後に「C」のつく機種だけである。
2,テレビ電話
700i、900i、901iシリーズ

* au
1, GPSナビ
2, FMラジオ
3, EZチャンネル
ニュース、天気予報などを映像と音声で配信

* ボーダフォン
1, 地上波テレビ視聴

また、海外での利用については

* NTTドコモ
FOMA N901iGのみが3GとGSMとの自動切り替えで対応

* au
手続きなしで海外でも同じ番号が使えるグローバルパスポートサービスあり
A5505SA、A1305SA

* ボーダフォン
3G端末のほとんどは海外に持ち出して、そのまま使用可
902SH、802SE、702NKなど

ということのようだ。

ドコモはPHSから撤退を決め、乗り換え優待期間は今年の9月までとなっている。
PHSサービスはその時点で打ちきりになるわけではなさそうなので、このままにしようかと思っている。
プラン1,350は別格の安さであり、ほとんど使わないこともあり月額料金は1,000円プラスアルファで済んでいる。
公衆電話ボックスを持って歩いていると思えば安いものである。
自分の価値観では、携帯料金は、せいぜい2,000円くらいまでがいいところと感じる。
ツーカーセルラは、液晶さえないボタンだけの端末を売っている。
いつでも、どこでも話せるのが携帯電話の本来の姿である。

携帯料金は高止まりしているが、新規参入により、来年以降は下がるはずである。
相変わらずの抱き合わせ販売のために、最新機種以外の端末は不当に安い値段で売られている。
料金はといえば、割引、各種サービス、ポイント制と、いくら払えばいいのかさっぱり見当がつかない。
来年、再来年と、すっきりしていくだろう。

しばらくは模様ながめとしよう。

2005.7.18.




E17口金と調光可能な電球型蛍光灯
シャンデリアの電球が切れた。
E17口金60W電球4個のうちの1個である。

1個500円、2個980円くらいで安売りされている電球型蛍光灯はE26口金の60W型である
このE17とかE26というのは口金の径で、昔からの白熱電球はE26である。
口径が小さなE17電球はダウンライト、シャンデリアなどに使われるもので、E26に加えて、今では、電球型蛍光灯も売られている。
ただし、1個1,200円くらいと高めの値段がつけられている。
おりしも近くのダイエーで、1個780円で売られているのを見つけ、思い切って4個買ってきた。

このE17口金40W蛍光灯は60W電球より多少暗めではあるが、実消費電力は9Wとなっている。
60W電球の実消費電力を54Wとして、電気料金を較べてみたい。

4個を1日6時間点灯するとして
電球型蛍光灯 9×4×6=216Wh
電球 54×4×6=1,296Wh

1年365日の総電力と、1Wh=20円としての電気代を計算すると
電球型蛍光灯 216×365=78.84kWh ->1,576円
電球 1,296×365=473.04kWh ->9,460円
となり、電気代の差は年7,884円となる。
ということは、電球型蛍光灯4個の780円×4=3,120円は5ヶ月弱で回収できてしまい、以降は月にして657円だけ電気代が安くつくことになる。
(1個では164円/月)

E17型電球型蛍光灯の公称寿命は3,000時間とE26型の半分となっている。
これは、インバータの組み込みスペースが小さいために温度上昇が大きいためと思われる。
それでも白熱電球は1,000時間なので、3倍は長持ちすることになる。

さて、ダウンライトなどで、それが調光できるものだと電球型蛍光灯は使えなかった。
これは、電球型蛍光灯は位相制御による調光には対応できないからである。
しかし、調光対応の電球型蛍光灯を昨年から松下と東芝が売り始めた。
http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn041007-1/jn041007-1.html
今のところ松下は電球色のみ、東芝はこれに加えて、3波長型(白色)も製品化している。
価格は60W型で2,200円位している。
PFC回路つきインバータが組み込まれているようだ。

*電球のような調光操作はできません。
*調光操作では明るさがゆらいだり、点灯しない場合があります。
の注意書きがあるので、どんなものか買って試してみた。
明るさにして十分50%以下まで調光できる。
しかし、つまみのあるところまでは変化が少なく、それを過ぎると激減し、さらに絞ると消えてしまう。
この変わり方は、それはそれでもいいとしても、減光時にコイルのうなりと思われるが、ジーという音がかなり耳障りである。
この音については異常ではありませんと注意書きにはあるものの、静かな環境では相当に気になるレベルではある。

白熱電球の照明は、夏になると暑くてたまらない。
電球型蛍光灯は、例え、1個2,000円以上していても、電気代を考えれば1年を待たず回収できてしまうので、絶対お得である。
微力ながら地球温暖化防止にも貢献できることにもなる。

さらに松下には1個5,000円もするが無電極型というのがあり、この公称寿命は30,000時間とされている。
これは10年以上というより、実質、交換なしで使い続けることができる。
はしごや脚立を持ち出して、怖い思いをして、やっと交換できるような場所では価値ありといえる。

電球型蛍光灯は多様化している。
明るさは100W相当まであり、外形も様々でコンパクトなものあり、そして、同じ電力でも明るいものもある。
3波長型というのは、自然光に近い光が得られ、ダイニングなどに適している。

当家ではE17クリプトン球のダウンライトがいくつか残っている。
これは、ランプが横付けなので電球型蛍光灯は収まらない。
なんとかしたいが、これは器具まで交換しなければならないので、そのままにしてある。

2005.7.10.




異説 ザ・ピーナッツ
ザ・ピーナッツは、双子の女性歌手(デュオ)で、姉 伊藤エミ(本名 日出代)、妹 伊藤ユミ(本名月子)、1959年に「可愛い花」でデビューし、1975年に引退した。
引退してから30年も経っているにもかかわらず、今だファンサイトが健在で、
http://peanuts-holiday.m78.com/
CDもぽつぽつではあるが、再発売されている。

ザ・ピーナッツの25曲入りCDベストアルバムというのをもっていて、たまにかけている。
少し音量が大きいと、家人が入ってきて、窓が開いていないかと見渡したりするのである。
ザ・ピーナッツを聞くのは大変なのだ。

さて、このCDの25曲中、すばらしいのは前半の13曲目までで

1,南京豆売り (1959)*
2、可愛い花 PETIRE FLEUR(1959)*
3,悲しき16歳 (1960)
4、恋のバカンス(1963)
5、心の窓に灯を(1960)
6、情熱の花 PASSION FLOWER(1959)*
7、乙女のいのり(1960)*
8,月影のナポリ(1960)
9.ふりむかないで(1962) 
10,ヘローメリールウ(1961)
11,マイホームタウン(1960)
12,ルナ ナポリターナ(1960)
13,愛のフィナーレ(1960)

()内はシングル盤発売年、*つきはモノラル録音である。
1963年以降の録音は完全ステレオなので、ステレオに移行する過渡期の録音ということになる。
これら13曲は、16年の活動期間中の、デビューしてから4年目までということになる。

この内の何曲かは、なぜこんなひどい録音をしたのか、かねがね大変残念に思っていた。
元の音が損なわれるくらい強烈なエコーがかかっている。
これでは、不世出のザ・ピーナッツが台無しである。
当時は、こういう音が好まれたにしても、何ということをしてくれたのか、実にけしからんという気持ちだった。

ところがある、つい最近のことだが、もしかして、そうではないのかも知れないと思い始めた。
デビューしてから何年間かは、こういう加工をせざるを得なかったのではないかと。

「一卵性双生児ゆえに、2人の歌はぴたりと合っている。しかし、微妙なずれがあり、これが何ともいえないハーモニーとなっている」
という言い方がされる。
ということは、ほとんどぴったり合っているが、ごくたまにずれることもあるととれる。
実際問題、いくら一卵性双生児といえ2人の声は、タイミング、高低、そして、抑揚は、ごく細かくいえばバラバラというのが本当のところだ。
2人が左右に振り分けられているステレオ録音を聞いていると、あっ、左が遅れた、今度は右が出っ張ったとか、始終違いが気になることがある。
2人だから、こういうことになるのだが、4人くらいになると、変だなあと感じても、だれがずれているとかは気にならないものである。
オーケストラの録音を聞いていて、不揃いが気になったことがあった。
そんなはずはないと、有名どころをいろいろ聞いていって、安心して聞けるのは唯一カラヤン/ベルリンフィルだったことがあった。
このように、神経が過敏で、かつ分析的な聴き方になってしまうようなことは希にしかないが、あまり楽しいことではない。

歌声が変質してしまうようなエコーを、なぜ、かけたのか?
それは、そういう録音が流行だったこともあるだろうが、そうしないと商品にならなかったのではないかと思い始めたのだ。

ザ・ピーナッツは熱心に歌のレッスンを受け続けたようなことが、どこかに書かれていた。
先の13曲以降の、例えば、ウナ・セラ・ディ東京(1964)などでは、弱音がきれいに出せるようになり、無理のない歌い方に変わったように感じられる。
声の出し方がうまくなったので、歌い方をコントロールできるようになったのだ。
反面、生来の天才的な歌い方が後退してしまったように思える。
どちらがいいかといえば、何も分かっていなくても、ガンガン歌っていたときの方が、らしくて魅力的である。
これは、他の天才的な歌い手である、あの人も、そして、別の人も、同じように思われる。

ぴたりと声をそろえるのは、さぞ大変だったろう。
相当な葛藤あり、ストレスありで、疲れ果て、これも、引退につながったのだろうとも想像したこともある。
でも、今は、それはそうかも知れないが、結構、割り切っていたように思える。

ザ・ピーナッツの英語は、聞いて恥ずかしいくらい下手である。
それはそれで、時代が感じられ、いいものである。

ザ・ピーナッツは1つの殻に2つ入っているところからきているのだろう。
1つの殻から出てきた2つのピーナツは、似てはいるが、かなり違うものである。

2005.7.3




本格翻訳4
ソースネクストの英日・日英翻訳ソフト
http://www.sourcenext.com/products/honyaku4/
は優れものである。
これは、日本語を英語に訳す場合であり、英語を日本語に訳すのは試していない。
過去に、有名どころの英訳ソフトはいくつか試してみたが、どれも、使う気はしなかった。
はじめから自分でやった方が、結局は早く、翻訳ソフトは単語登録などの労多くして、それに見合った結果が得られないからである。

総ページ数24の資料を、自分で訳すかどうか迷ったついでに、あらためて英訳ソフトを試してみることにした。
どんなソフトが現在手にはいるか調べてみると、以前から売られているものも健在だが、ひどかった何とかバンクというのは、さすがに、もう売られていないようだ。
そんななかで目についたのが本格翻訳4だった。

単語の登録がてら、何ページかを訳してみると、これがなかなかのものなのだ。
原文が、複雑な構成ゆえに、ほとんど全部を書き直さなければならない。
にもかかわらず、なぜ優れていると感じたかといえば、キラッと光るところがあるからだ。
自分では思いつかない表現が出てくるし、たまには、大正解で書き直し不要というのもある。
それと、縦横厚さ云々とか、何倍、何乗いった技術的な表現に強いのである。
例えば、0.78倍は、0.78 timeなのか、0.78 timesなのか迷うが、後者が正解とポンと出てくると心強い。

翻訳結果は、一見めちゃめちゃであっても、入れ替えれば結構使えるので、変な言い方だが、間違え方が優れているともいえる。
翻訳量が多いと、だんだんに拷問にあっているような気分になるのだが、これなら十分な手助けになる。

Web翻訳との比較もしてみた。
当初、圧倒的に、本格翻訳の方が優れているような気がした。
しかし、さらに較べると、よく分からなくなった。
いずれにしても、自分専用辞書が手元に置けるソフトの方がいい結果が得られるはずである。

このソフトは、あの有名人が関係するソースネクストが売ってはいるが、開発元はNECである。
本格翻訳4には、スタンダード、スーパー、ゴールド、そして、プラチナムの4種類があり、値段は\1,980、\2,970、\7,980、\19,800となっている。
4種の違いは、追加辞書の数である。
一般に、翻訳ソフトは、辞書が大きく登録語数が多いほど、結果がいい。
そうとすれば、高い方がいいに決まっているのだが、買ってみてわかったのは、一度に使える辞書は5つで、基本辞書を除いた4つが追加できる辞書数ということである。
追加辞書をインストールするには、辞書ごとに異なったIDを入力する必要がある。
やっとのことで、すべてをインストールし終わって、使えるのが、このうちの4つだけと知り、がっくりきた。

このソフトのお世話になりながら何ページかを訳した結果、効いたのは自分と登録した分だけであって、科学、情報、ビジネス、医学の追加辞書は全然役に立ってはいない。
ということは、一番安い\1,980でよかったということになる。

昨日も今日もやって1週間がかりで、やっと半分くらいまできた。
とても最後までは無理そうなので、翻訳ソフトの能力調査は終わったことでもあり、そろそろギブアップしようかと思う。

以前は何万円もしたのが、まともな翻訳ソフトだった。
安い、上手い・・・どこかで聞いたような。

2005.6.26.




白ROM携帯電話
白ロムとは、携帯電話(PHS含む)のROMに電話番号などの情報が書き込まれていない状態、もしくは、解約などによってそれまで書き込まれていた情報が消去された状態の端末本体を指している。
携帯電話は、新規加入時に内部のROMに電話番号などの情報が書き込まれる。この状態のROMが黒ROMである。
さらに灰ROMというのがあり、これは、解約されたにも関わらず利用可能のような振る舞いを見せる、白ロムと黒ロムの中間に位置する。
本来はROMそのものの状態を表す言葉なのだが、FOMAのように機種交換しても従来のROMを挿せば動く機種では、ROMが入っていない本体が白ROMとよばれている。

なぜ白ROM携帯が存在するかといえば、新規購入から1年未満などの短期間での機種変更をしようとすると、高い本体を買わされることになるが、白ロム携帯なら事務手数料だけすむ。
また、FOMAやVodafone 3Gなら、FOMAカード、USIMカードを自分で入れ替えれば、そのまま動いてしまい、事務手数料もかからない。

手に入る白ROMには3種あるような感じである。
1つは、個人が機種変更していらなくなったもので、オークションに出てくるものの多くはこれで、いわゆる中古である。
ショップから流れた未使用新品というのもある。ショップが契約をしないで売ることはないはずだが、実際には、手に入るようだ。物量を確保しなければいけないインターネット通販で売られているのは、これが主と思われる。
3種目は、新古品で、これはクレジットカードで正規に契約購入したうえで売り飛ばして、現金化されたものである。
クレジットカードや契約が、本人名義でなかったりすれば、もろ犯罪なわけで、このようなものを手を出すとまずいことになる。

現在、いわゆる中古の携帯電話を手に入れることはできない。
以前はジャンクなども売られていたが、規制のために今では一掃されてしまった。
某所では日曜日に出没する露店で売られているという情報もあることはある。

携帯電話には興味がなく、白ROMなどは全く知らなかった。
どうして、こんなことに興味を持ったかといえば携帯電話の中が見たいからである。
自分が契約して、それを解約すれば最新機種が手に入る。
しかし、そこまではしたくないので調べていたら、そこそこのお金を払えば、どのキャリアの、どの機種でも買えそうなことが分かった。
もう少しで買いそうなところまでいったが、踏みとどまった。
どうも、暗めの世界のようで、ふんぷんと犯罪の影が見え隠れするのだ。
プリペイド携帯という手もあるが、販売禁止法案がとりただされるくらいなので、こちらも。まともな世界のものではなくなりつつあるようだ。

事業者をまたいで機種を替えても電話番後は変わらない携帯電話ポータビリティが2006年秋に導入されようとしている。事業者は契約期間に応じた料金割引などでユーザをつなぎ止めているが、こうなれば競争激化は必至である。
料金と、携帯本体価格とは切り離して、すっきりとさせてもらいたものである。

写真は、携帯電話用ドライバーである。
三角、星形など変なかっこうのネジ用がセットとなっている。
携帯電話を開けても何もすることはないはずなので、どうして、このようなものが売られているのか分からない。

2001年製ノキアの携帯を解体したものを見た。
これは、すごいものだった。
基板上で、ブロック化された回路は、それぞれが壁に囲まれた上で蓋がされていた。
ノイズ対策といったレベルではなく、こうしないと、まともに動かないのだろう。

携帯の解体は、ここだけの話なのだが、あまりまじめにやる気はない。
解体できる個体は集まりそうではあるが、実際のところなかなか手に入らない。
もし、2003年以降製で、手元に不要なものがあれば、寄付していたもらえないかとも思っている。

2005.6.19




似たもの同士 ? 鉄道車両
写真は相鉄の最新車両10000型である。
従来車両に較べ、身が軽くフットワークよし、音は静かなので乗っていて気持ちがいい。
相鉄の海老名・かしわ台間の登り勾配がきついのだが、他がどこか重々しく上るのに対して、、10000型は軽々と駆け上がる感じである。

10000型は側面から見ると、窓枠に丸みがあるのが特徴だ。
日頃よく利用する路線は、相鉄、小田急、そして、JRなのだが、この相鉄10000型は、小田急やJRの車両と殆ど同じものがあるのではないかと気づいた。
最前部と最後部はかなり違うし、ベルトラインの配置と塗装色も異なるので別物に見えるのだが、窓枠の丸みは同じようだ。
さらに、観察すると窓やドアの位置関係は同じ、社内のシートや手すりも然りである。
何日間かの観察の結果、間違いなく共通車両があるとの結論に達した。

相鉄のHP
http://www.sotetsu-group.co.jp/kawaraban/130/gozonji.html
によれば10000型は
「従来の電車より価格を抑えながら、安全性や快適性を向上できないか検討しました。そして生まれたのが、東日本旅客鉄道(株)で運行中のE231系電車をベースにした・・・」
とある。
鉄道車両に明るいわけではないので、ここに気づいたのは、われながら見事な観察眼であった。
さらに調べると、小田急の3000型、さらに、東急の5000型も、同様にJRのE231をベースとしているようだ。

10000型はフットワークが軽いのはモータが違うからという話もあったが、GTOインバータによる直角カルダン駆動だったものが、JRの231と同じ三菱製IGBTインバータを仕様変更して採用されているのが大きいようだ。

首都圏で走る通勤電車は、新造車両ばかりになっている。
これは、償却年数である13年間でのリースとなっているから、ここで更新するからと聞いたたことがある。
相鉄では、このあたりがどうなっているのかは知らないが、モータがコーコーうなって、ゴリゴリ重量級の走りをする古い車両は、いつの間にか目にしなくなった。

かしわ台から海老名までは、下り勾配がきつい。
改札は到着最前方に位置しているので、乗客は1両目と2両目に偏っており、それ以降はまばらである。
慣性運転で最高速に達するあたりは右カーブとなっている。
左側は土手である。
スピードメータを見ていると、このあたりでは100km/hか、さらに超えるようなこともあったような気もするが、最近では5〜10km/hくらいスピードが落ちたようだ。
先頭がカーブを曲がりきるあたりで全制動がかかり、今度は左にカーブとなる。
ここでは、速度は20km/hほど落ちていて、右側は道路で建物からは離れているし、脱線防止用補助レールもしっかり設置されている。
この後はブレーキが一度解除され後に、最後の難関踏切が待っている。
見通しが効かなくて突然現れる感じなので、ここさえ過ぎれば一安心である。
再度、全制動がかかった後に終点海老名駅構内への進入となる。

以前は枕木上の速度標識を大きな声で指し示す運転手は希であったが、最近はそうでもない。
規定速度はきっちり守られているようである。
結果として、若干、到着時間は遅くなったようではあるが、せいぜい、10秒くらいのものだろう。

乗り継ぎのために、危ないかなと危惧しつつ、それでも何年も最前部に乗り続けてきた。
スピード超過で進入、最短でぴたりと止めるのに拍手した時代もあったものだった。

ドアが開くのを待ちかねて脱兎のごとく駆け出す人が何人もいる。
たぶん、小田急の方も同じようにゆっくりになっているだろうから、乗り継ぎに遅れることはないだろう。

2005.6.12




さらにLED照明

ここをクリックすると動画(WMV)が再生されます
白色LEDを使った間接照明
http://www003.upp.so-net.ne.jp/hashizume/Talk/3.htm#76
だが、今ひとつ物足りないと感じられたので、知恵を絞り、資本を投下し、こんなことになった。
1.6mに5連白色LED×8、しめて40個の手前に、さらに、5連RGB3色LED×5 計25個を配置した。
5連LEDは
http://akizukidenshi.com/catalog/items2.php?c=color&s=popularity&p=1&r=1&page=2&cl=1

で、RGBのうち、R(赤)は点灯させず、G(緑)とB(青)を時間とともに変化させながら点灯させている。
この3色LEDは1つのパッケージにRGBの3チップがアノードコモンで組み込まれていて、個別に点灯させることができる。
店頭で最初に見たときの印象はよくなかった。
というのは、各色ともに色に濁りが感じられるからであり、特に青は緑がかっていて気に入らなかった。
今回のように、白色に被せるように使ってみると、意外に感じがよかった。
青は弱いが、緑とともに点灯させた時は、心地よい色合いになる。
物の本には、RGBの3原色が重なると白になるとの図が出ているが、これは純粋なRGBならではの話であって、なかなかそうはならないようだ。
ちなみに、RGBを全部点灯させる、濁った感じで、白のようなとしか言いようのない色合いにしかならない。

色合いを時間とともに変化させるのにはマルカ電機
http://www.maruka-denki.co.jp/
のフルカラーLED駆動基板組立てセットMK-100を使った。
専用IC使用とあったので、そんなものが出ているのかと思いきや、正体はPICのようだ。

5連白色LEDの電源電圧は12Vなのに対して、RGBの方は5Vである。
MK-100には6V 2AのACアダプタをつないでいる。
GB各25チップ計50チップに35mA流すので、最大電流は1.75Aになるが、平均ではずっと低い電流しか流れないので、これでいける。
ただし、MK-100の各色最大出力は0.8Aなので出力トランジスタは大型のものに入れ替えた。
こんな次第となったわけであるが、現状での照明用LEDの使い方としてはいい線となったような気がする。

LED照明が輝度で蛍光灯に追いつき、価格面でも実用期を迎えるのは2010年ころと予測されている。
松下電工や東芝ライテックが照明用LEDを売り始め、今年がLED照明元年といった感じである。
とりあえずは、補助用や装飾用なのだが、そんな中で、数珠繋ぎに接続できるLEDユニットがある。これは、今回自作したものと考え方が全く同じである。

写真の左右が青くしているのは電球型LEDで、これは青色LED 25個を整流回路とともにE26口金のパッケージに収めたものである。
このような使い方をしようと買ったものではなく、結果としてこうなった。
これもマルカ電機で買ったもので1個4,200円だった。
もろ砲弾型LEDが外から見えており、1個に15mA流すとして25個では計375mAになる。
これは、ルミレッズの1W型パワーLED相当となる。
組み込まれたLEDは、以前は台湾製だったが買ったものは日亜製だそうだ。
店の人は、電球型LEDはコンスタントに売れ、リピート客も目立つと話していた。
電球型LEDでも白色の方は光量不足のうえに、赤系不足の疑似白色なので、現状での実用価値は低いが、青の方は価値ありで、装飾用に使える。
この青は、電球では出せず、ハロゲンランプにダイクロイックフィルタをかけるなどでないと出せる色なのだ。これには、莫大な発熱をともない、相当に高価でもある。
光を散らすためにポリ袋を被せたが、このような安直な方法がとれるのは発熱の少ないLEDならではである。

日経エレクトロニクス2005年4月25日号に「LEDが蛍光灯を超える」という記事が載っている。
5年後はともかく、今日現在では、5連LEDは白色、RGBともに、なかなかの傑作といえる。
白色の方は、こんなつまらないもの、RGBは、きたない色、というのが初対面の印象ではあったが、相対的に価格が安いこともあり、得難いものといえる。
ただし、諸般の事情で入手不可となる恐れもないとはいえないような気もする。

LED照明のいいところの一つは電源が簡単なことだ。
LED照明カタログには見覚えのあるACアダプタが出ている。
同じようなものを使っている当家としては、不安はぬぐいきれず、タイマーを入れて完全オフとなるようにして使っている。

LEDに限らず、照明というのはまこと興味深いと感ずる今日この頃である。

2005.6.4




ウォークマンとラジオ放送
ネットワークウォークマンNW-E505の有機EL表示である。
NW-E505の詳細は
http://www.ecat.sony.co.jp/audio/walkman/products/index.cfm?PD=20672&KM=NW-E505
有機ELは携帯電話、PDA、デジカメのディスプレイとして使われ始めたが、携帯音楽プレヤーには初お目見えである。
有機ELは有機材料に電圧をかけると発光するエレクトロルミネッセンス現象が利用され、PDPとともに画素自体が発光するので、バックライトや光源ランプの類は不要である。
理屈は別にして、見やすくてきれいである。

ATRAC3 Pro 256kbpsで記録した音は大変よく、聞いた人が例外なくびっくりする。
CDからリッピングした音には十分満足できるうえに、意外なのはFM放送の受信感度がいいことである。
これまでウォークマンの類はほとんどがチューナだったが、どれも動いている電車のなかで放送を安定して聞くことはできなかった。駅構内に入ると雑音のためにスイッチを切らざるを得なかった。
ところがNW-E505では20分の乗車中、聞こえないのはトンネル通過中の20秒ほどだけである。
今更、FM受信感度を高める画期的技術が出てくることもあるまいし、ソフトウェアで雑音除去や、ステレオ・モノの切り替えなどをうまくやっているのかと考えた。電車内で聞いているのは特に電波が強い局なのだが、そうは強くない他の局も結構聞こえる。
過去の数台より明らかに感度が高いようで、ソニーさんはがんばったようである。

電車から降り、最近は天気がいいので、会社までの25分ほどを歩いている。
電車から引き続きFM放送は聞くのが習慣になってしまった。
周囲の音が聞こえないというのは、時として危ないものではあるが、それでも聞いているのはFM放送がおもしろいからである。

自宅でラジオをよくかけているが、ほとんどはAMの某国営第一、ないし、第二放送である。
これと較べると、軽快でテンポがよく、若い人向けではあるが、かといってミーハーにおちいることもなく、聞いていて楽しい。
国営放送は、どちらかといえば年寄り向けなのだが、内容は最近動脈硬化を起こしているようだ。
正時の5分間ニュースで、取り上げられるのは、まず、誰が殺された、火事で焼死、交通事故死・・・といった事件である。この類が最優先に取り上げるのが決まりにしているようだ。
1時間置きに聞かされるとたまらない。
センスとしては芸能番組並みである。
こんなことばかり聞かされれば世の中が暗くなる。

母が言っていた、あんなにプロ野球ばかりやっていて誰が聞くのだろうと。
特にシーズン終盤はひどく、試合がもつれると11時過ぎまでやっている。
あきれるばかりである。
民放がやっているから、NHKは別の放送をすればいいと思うのだが、こうなるのは、たぶん、番組編成する人の中にプロ野球好きがいるか、そういう組織を抱えているからかも知れない。

NHKの技研公開があった。
ここでのスーパーハイビジョン、22.2チャンネル音声、屋外でのテレビ受信、携帯でのテレビ受信、サーバー型受信など、はたして本当に必要なのかと疑問に思えた。
何か、ちょっとおかしくなってはいないだろうか。

FMチューナを片付けてしまって以来、FMは聞かなくなっていた。
自宅は谷間のような場所にあり電波が弱く、ミニコンポではFMは入らないとあきらめていた。
改めて簡単なアンテナをつけてみたら何とか受信できることが分かった。
自宅でもFMを聞く機会が増えてきた。

2005.5.29




モヤシ攻め
社員食堂で、めいめいが自分のトレイを見渡す。
おかず、つけ合わせ、汁物、一品料理に目を走らせ、安堵の声があがる。
「今日はモヤシがない!」
「ああ、本当だ!珍しいなー!」

定食はA,Bの2種類、Aは肉、Bは魚が中心である。
麺類は、そば、または、うどんが選べる。
そして、別途カレーが選べ、さらに、一品料理を追加できる。
カレー本体は別にして、日替わりメニューとなっている。
定食とカレーには汁物がついている。

モヤシが頻繁に登場するのは、汁物の具、定食のおかずである。
青椒牛肉絲は牛肉とタケノコではなく、豚肉とモヤシだった。
生揚げの味噌煮は、生揚げとモヤシだった。
野菜炒めは、当然、モヤシ炒めである。
みそ汁の具は、だいたいモヤシである。
その他にも、サラダ、酢の物・・・。
このごろは、モヤシ攻めといった状態なのだ。

なぜ、モヤシなのか?
もっとも安い野菜かといえば、必ずしもそうでもないようだ。
にもかかわらず、どうして、こう頻繁にモヤシなのかといえば、たぶん、手間いらずでかっこうがつけられるからのような気がする。
袋から出して、さっと水洗いすれば準備完了、火の通りもいい。
ジャガイモ、にんじん、大根などを考えれば、皮をむいて、輪切り、細切りと、下準備だけでも手がかかるし、火もなかなか通らないので調理時間がどうしても長くなる。
味に癖がないので、応用範囲が広いのも都合がいいのだろう。
モヤシは、食堂にとっては貴重な野菜なのである。

もやし【萌やし・】
豆・麦などの種子を水に浸して発芽・軟白させたもの。また、その状態。食用。〈本草和名〉
【岩波書店 広辞苑第五版】
なのではあるが、モヤシとは、なかなか奥深いものなのである。

モヤシといえば、もっと細くて色黒だったような気がする。
ビニール袋に詰めて売られるようになってからは、むっちりしていて色白になった。
これは、昔は緑豆を使ったが、現在はブラック・マッペという東南アジアから輸入する豆が用いられているためである。
ブラックマッペモヤシ100g中に11mgとビタミンCが豊富、糖質が少なく低カロリー、亜鉛や繊維質も多く含んでいる。美肌効果、便秘改善、動脈硬化予防に役立つ、免疫細胞を活性化するレクチンという成分も含んでいると、いいことずくめである。
きっと体のことを気遣って、モヤシがよく出てくるのであろう。
やれ、今日もモヤシだ、もう見たくもない、などと文句を言ってはいけないのである。

モヤシは英語ではbeansproutである。
豆 ? bean、プラス、芽 ? sproutなので納得。
中国語では豆芽であり、モヤシ炒めは炒豆芽である。

しかし、モヤシというのは生白く、無表情で、どこか不気味ではある。
モヤシの森に迷い込んでしまい、周りからモヤシが迫ってくるとか・・・雑踏で、はっと周りを見渡したら、みなモヤシだったとか。
おおー、怖――。

2005.5.22




白色LED実験のまとめ

5連白色LED PARA LIGHT LS1255-175W512
http://akizukidenshi.com/catalog/items2.php?c=white&s=popularity&p=1&r=1&page=4&cl=1
は、LEDが載った5枚の基板が40mm間隔でつながっていて1,450円で売られている。
各基板の寸法は36.7×12mmで、12mmという幅は100円ショップで買ってきたコードカバーの溝にぴったりはめ込むことができる。
基板には3個のLEDチップが収まったパワーLEDと、33Ωの抵抗が2個載っている。
3個のLEDと2個の抵抗とは直列につながり、12V電源で35mAを流す設計になっている。
基板自体は並列接続されているので、5連状態では35×5の計175mAが流れることになり、電力としては12(V)×175mAで2.1Wとなる。
要は、この5連白色LEDは2.1Wの照明ということになる。

5連状態で売られているが、各基板内は並列なので、並列数をどんどん増やすことができる。
コードカバーは全長800mmなので、基板間隔をぎりぎり狭めると、20個、すなわち、LS1255-175W512 4つ分が組み込める。
これを2組用意して、間接照明となるかを試みた。
2.1W×8で17Wくらいが総電力である。

総費用は
LS1255-175W512 8組 1,450円×8
コードカバー 2 200円
12V 2Aスイッチング電源 1,000円
で計12,800円ということになる。

本当は、1組だけどんなものか思い、買ってみたのだが、やっているうちに、こんなことになってしまった。
既製品で、長さが1.6mもある照明は売っていないようだし、照明装置の値段はバカ高なので、決して高いともいえない。

写真右では2重カーテンのうち、内側のカーテンレール上に載せ、垂直壁面、および、天井を照らしている。
部屋が明るければ存在感は十分ではないが、他の照明を消せば、まあ満足ともいえる明るさである。


照度計を使って、自室の照明の明るさを較べてみよう。
といっても、5in1テスター
http://www003.upp.so-net.ne.jp/hashizume/Talk/2.htm#43
で、およそ30cmの距離をとった気楽な測定結果である。
いずれも現用照明機器は使用状態のまま、すなわち、カバーのあるものはカバーをしたままである。

@ 最新のスリムサークライン蛍光灯86W型(34W+27W)
  4,400lux(全光時)
  2,700lux(70%減光 )

A 30W直管蛍光灯×5本
  2,000lux

B 27W蛍光灯スタンド
  1,200lux

C 電球型スパイラル蛍光灯60W型(12W)
  1,200lux

D 60W白熱灯ダウンライト
  1,100lux

E 白色LED 5個つき懐中電灯
  700lux

F白色LED90個を市販蛍光灯に組み込み(自作)
http://akizukidenshi.com/catalog/items2.php?c=white&s=popularity&p=1&r=1&page=#I-00730

  400lux(カバーを閉めた状態)
  470lux(カバーを開けた状態)

G 今回制作した白色LEDアレイ
  330lux

といった具合である。

測った数字は正面での明るさであって、制作したLEDアレイでは、個別LEDの照射角は100度なので、全体では40個あっても、せいぜい3数個しか測定値に効いていないと思われる。

白色LEDは明るい上に、消費電力が小さいので省エネになると思われている。
これは、白熱電球やハロゲンなどが相手での話であり、蛍光灯との比較では、明るさは遠く及ばないというのが現状である。
@ からFを較べると、その通りということが分かる。

@は6〜8畳用としてリモコンつきで1万円以下で買える。
昔ながらの照明器具と取り替えると、部屋が一変するほど明るくなる。
取り付けも引っかけシーリングなので、とても簡単である。
なお、同じ電球型蛍光灯でも、Cのスパイラル型は最近出てきたもので、従来品より際だって明るい。@のスリム型を捻ったような感じである。

さて、試しに作った間接照明のためのLEDアレイであるが、もう少し明るくしたいような気もする。
基板を縦にびっしり並べれば、密度を3倍にできそうだ。
総電力は16.8W(1.4A)から50.4W(4.2A)に増えるが、LED懐中電灯が700luxなので、この程度にできるとすれば、明るさとして満足できそうにも思える。

LEDの追加投資は、23,200円(1,450円×16)で、電源も12V 60Wの電源は1,700円だ。
電源はまだしも、LEDの方は、ちょっときつい。

間接照明の光源は、かなりの明るさがなければいけないようだ。
また、白ではなく、暖かみのある色か逆にさえざえした青もが良さそうだ。
また、気分により色が変えられるのいいかも知れない。

2005.5.15.




CDとDVDの寿命
CD ROMやDVD ROM  30年〜100年
CD-R、DVD-R、CD-RW、DVD-RW、DVD-RAM  10年〜100年
が寿命とされている。
音楽や映像が入ったCDやDVDで30年、書き込めるCDやDVDでは10年が最低線ということになる。

和紙で1,000年以上、酸性紙で50〜100年、中性紙では、その何倍かが紙の寿命といわれている。製紙工程で硫酸アルミニウムが使われるのが酸性紙で、使われないのが中性紙である。
西洋紙はもともと酸性紙だが、時間が経つとぼろぼろになることが分かり、欧米では1960 年頃から中性紙が製造され、現在ではかなり普及している。
日本でも1980年代から、中性紙が書籍用紙として多く使用されるようになった。

人間の平均寿命が70年とか80年とすれば、紙の寿命は短いとはいえない。
対して、CDやDVDの寿命は十分とはいえない。
書類などのデータは電子化が図られ、データ自体は永久不滅であっても、これを記憶するメディアの寿命は案外短いのである。

なぜこんなことを話題にするかといえば、読み出せないCD-Rがぼつぼつ出てきたからである。
DVD-Rも然りであり、こちらの方が、遙かに短い時間でこうなってしまうことがある。
DVD系は、データ量がCD系の数倍と多いので、その意味で、より深刻ともいえる。

書き込めるCDやDVDの、最低で10年というのは条件つきである。
これから外れれば、それこそ、数日とか、ごく短期間で読み出せなくなる恐れがある。
条件とは

1, メディア
2, 書き込みドライブ
3, 保存状態

であって、すべて良好で(問題がなくて)、はじめて、10年〜100年である。
その他に、記録面に傷をつけるようなことをすれば、即時読み出しできなくなる恐れがある。
また、文字を書く場合には油性ペンを使うように推奨されている。
これは、反射面が化学的に侵されることがないためである。


わが書き込みドライブの歴史をたどると

4倍速CD-R/RW -- ’99
12倍速CD-R/RWドライブ -- ’01

を経て、40倍速プレクスターCD-R/RWドライブ、パイオニアDVD-R/RWドライブで落ち着いた。
読み出せなくなったCD-Rは‘99年ないし、2000年ころのものである。
時間としては5年くらいということになる。
今のところ読めないのは安物メディアに限られている。
この当時は、ドライブも万全ではなく、12倍速ドライブまでは、定評あるメディアでも、ごくまれに書き込みを失敗することがあった。

プレクスターのドライブでは、数100枚のCD-Rへの最高速で書き込んでいるが、書き込み失敗は1度も起きていない。(このドライブは、メディアごとに試し書きをしたうえで、速度が設定される)

書き込み速度について触れておきたい。
書き込み速度が速いほど、時間は短くてすむ。
当然その方がいいわけで、CD-Rは50倍速あたりで頭打ちになっているが、DVD-Rでは、どんどん速くなって、最新のものは16倍速に達している。
一般論ではあるが、書き込み速度が速いほど、対応するメディア単位面積あたりの書き込みエネルギーは小さくなる。
これは書き込んだデータは読み出しにくいことにつながる。また、湿度や紫外線などの影響を受けやすいといえる。
つまり、一般論ではあるが、高速で書き込むと、保存性が悪くなる。

書き込みメディアについては、ごく初期はべつにして、太陽誘電(ソニー)、マクセル、三菱化学、TDKなど、日本製、ないし、日本ブランドのものを使ってきた。
恐ろしく安いメディアが売られている。しかし、安心できるものであっても、それほど高いわけではないので、後々のことを考えれば選択肢とはなりえない。

さて、CD-R、DVD-Rは不滅ではない、また、ハードディスクは数年〜10年で必ず壊れる。
一体、どうしたらいいのだろうか?
答えは、大切なデータは、複数のメディアに記録しておき、必要に応じて更新し、また、違う場所にも保存しておくこと(持っていてもらう)である。

これまで、データがなくなって決定的に困ったことはない。
それでも、多少はトラブルに陥った経験はある。

改めて、自分にとって時間が経っても価値あるデータはと考えると、ないのかもしれない。
それは、それとして、現状では、複数のハードディスクを主に、データを保存している。
USB接続リムーバルの2.5インチHDDが1台、3.5インチHDDが2台、自宅と職場の内蔵HDD、CD-R、DVD-R・・・。
これは、やり過ぎかも。

2005.5.8.




メモリーオーディオプレヤー
カセットウォークマン2台、CDウォークマン(ディスクマン)、MDウォークマンの計4台が、これまで使ってきた携帯プレヤーである。
最後のMDウォークマンは、気づいたときにはなくなっていた。
どこに置き忘れたのか分からずじまいで、以来ウォークマン族とは縁を絶ってきた。

4台は、すべて、放送が聞けるチューナつきだった。
カセットにしろ、CDにしろ、MDにしろ、どれを持っていったらいいかを迷い、やがて同じものが入ったままになってしまう。
このような状況を推し量り、放送が聞けるようチューナつきだったのだ。

iPodの大ヒット以来、ハードディスク型が勢力を増した。
それ以前はフラッシュメモリを使ったものはソリッドオーディオと呼ばれ、携帯プレヤーの主流だった。
モータを使わないので、電気を食わない、振動や衝撃に強いと、進歩したものだった。
それなのに、またモーターつきハードディスクというのは、何か割り切れない思いがある。
20GBとか40GBのハードディスクなら、たくさん詰め込めていいのだろうが、音楽のゴミ箱になりかねない。

アサヒパソコン5月1日号に「iPodで超絶の高音質」の秘密とは、というのがでていた。
前にSEDのことで悪口をいってしまったAV評論家が書いている。

ポイントは4つあって

1,圧縮の低いモードで記録する
2,CDからの取り込みはUBS接続のドライブからではなく、内蔵ドライブから
3,CD取り込み時は、TOC信号を読んだ時点で一度イジェクトし、再度CDを入れ直す
4,付属のヘッドホンは使わず、音のいいものに替える(オーディオテクニカATH-EC7)

とされている。

1と4は当然として、2は言われてみればごもっとも。
余分な変換が音を悪くする可能性がある。
3については、2回目の方がサーボ電流が安定するからだそうで、こんなことは全く知らなかった。
恐れ入りました。

最も圧縮率が低いモード(ATRAC3 Pro 256kbps)で512MBのフラッシュメモリプレヤーには、4枚分のCDが収まる。
音にこだわらず、例えば4倍に圧縮率を上げれば、CD16枚分となる。
割高ではあるが1GBなら、この2倍になるので、十分な気がする。

昨今の3.5インチハードディスクはよく壊れる。
実害は生じてはいないが、ここ2〜3年で4台が壊れた。
ハードディスクプレヤーに使われるような小型のものでは、どうなのかは知らないが、そんなにはもたないはずである。
もっとも、音楽を取り込み、プレヤーと連携させる仕組みがしっかりしているので、ハードディスクが壊れても、それほど困ることはないどろうが。
いずれにしても、また、ハードディスクではなくフラッシュメモリ利用が携帯プレヤーの主流になるのだろう。

高ビットレートでの音だが、まずまず不満のないレベルといったところだろうか。
だたし、これは星の数ほどあるメモリオーディオプレヤーの中で、最近やっとMPにも対応したメーカー製での話である。

2005.5.1




照明デザイン
幕張メッセで行われた展示会の自社ブースでの話である。
通路を隔てた向かい側ブースのおじさんがとことこやってきた。
シンガポールの人で、日本人向けの英語を上手に話す人だった。
「ブースのデザインがすばらしい。いくらかかったか?準備期間はどのくらいか?・・・」。

このブースは、いくつかのポイントを提示し、「照明を工夫して欲しい」と希望を出してできあがったものである。
実物を見て、正面上、社名の照明あたりに斑があったのが気になったので、その点だけは手直ししてもらった。
他のブースと較べて、出色のデザインで、満足だった。

最近は、照明に興味をもっている。
ブースのデザインに限らず、エクステリアデザインにしても、インテリアデザインにしても、照明はとても大切である。

石井幹子(いしいもとこ)さんは、日本での照明デザイナーの草分けである。
http://www.motoko-ishii-lighting-design.co.jp/
ベイーブリッジ、東京タワーなどの照明を手がけ、愛知万博の仕事もしているようだ。
少し前にNHKラジオで話をしていた。
とても魅力的な話しをする人で、興味深く聞かせてもらった。

日本では照明デザイナーという職業は存在せず、フィンランドの著名にデザイナーに手紙を出して、1年間勉強をして、その後はヨーロッパで仕事をして、日本に戻って仕事を始めたとのことだった。

今では、照明に関心をもつ人が増えて、仕事として認められるようになってきたようだ。
http://allabout.co.jp/house/light/subject/msub_G.htm

パリの夜、あたり一面の建物がライトアップされているのには一種のカルチャーショックを受けた。
以来、照明を意識するようになった。
今までは気づかなかったが、商業施設の天井を眺めると、色違いの照明が使われていたりする。
夜、電車から流れすぎる照明を見てみると、中には興味を引かれるものがあり退屈しない。

冒頭の展示会ブースでの照明だが、あらためて照明は難しいものだと感じた。
蛍光灯のつなぎ目で暗くなる斑があるし、色についても必ずしもイメージ通りではないのである。
斑なく、思い通りの色にするには、然るべき技術が求められる。

用もないのに、ぴかぴか明かりを点けて、エネルギーの無駄遣いであると考える向きもあるかも知れない。
写真のブースでは電力は3kW弱である。
これで電気代は1時間で70円、1日8時間では560円、会期が3日間なので計1,700円である。
石井幹子さんによると、横浜では建物全体をライトアップしても1時間100円で済ませられたそうだ。これが高いか安いかは、価値を認めるかどうかである。

石井さんの話で「騒光」という言葉があるそうだ。
騒音からきた言い方で、パチンコ屋のフラッシュライト、夜の街に目立つ移動点滅看板などである。
目を引かんがための、騒々しい光で、なるほど景観を乱す騒光である。

ヨーロッパで照明が発達したのは、冬に夜が長いことが関係しているような気もする。
しかし、一種の心のゆとりからくる、文化でもある。
日本にも照明の文化がないわけではない。
ただ、かなり暗めなので、明るい西洋風照明デザインが取り入れられ、街が快適で住みやすくなって欲しいものである。

2005.4.24





接頭語お「お」は、もともとは平安時代に尊敬する人に関係のある限られた語に冠せられた。中世以後は、広く口語で用いられてきた。
1,「お正月」「お菓子」「お天気」・・・聞き手に対する丁寧の気持を表す。
2,「早くお帰り」・・・やわらかに命令する。
3,「お富さん」・・・女の名の上に付けて尊敬・親愛の意をそえる。
といことではあるが、犬に「お手」といえば2だが、ほとんどは、1の丁寧な気持ちを表す使い方がされている。

「お」は、特に丁寧でなくとも、つけた方が自然だったり、をつけても、つけないくもよかったり、そして、つけてはいけない場合もある。
「おハンカチ」「おワイシャツ」など水商売の女性が言ったりしそうだが、これは×である。
間違いことばの辞典を見ていたら、外来語には「お」はつけてはいけないとあった。
「お靴下」「お手袋」というのも、おかしいので、身につけるものが、いけないかと思っていたので、そうではなかった。

実は「お原稿を」といわれて、ひどく引っかかったことがある。
「お」はバックに尊敬・親愛の念がある丁寧な表現なのだろうが、違和感、不快さを与えることもある。

話すのも、書くのも、短きをもってよしとする考え方がある。
やりすぎると、味がなくなってしまうのかも知れないが、変な無駄はない方がいいのは間違いない。

2005.4.17




日本語と中国語 ー 簡体と繁体
一番上の行が読めますか?
「国際電源産業展覧会」である。
簡体(カンタイ)で書かれている。
読めそうで、読めないのが、簡体である。

中国大陸、シンガポール、マレーシアで使われているのが簡体であり、台湾、香港、マカオでは繁体(ハンタイ)が主に使われている。
日本の漢字は旧漢字(繁体字)を簡略化したもので、簡体とは親戚同士である。
とはいえ、画数の少ない簡体字は読めないことがある。

簡体字は文字改革運動によって簡略化された文字で、1964年に 文字改革委員会が「簡体字」として公布された。
以降 中国では「正字」として社会に通用し、学校教育も簡体字によって行われている。
その後、さらに簡略化されようとしたが、知識人からの反発は強く、1977年文字改革委員会によって公布された「第二次漢字簡化方案」は実施されてからまもなく廃案となった。
これは、あまりにも簡略化しすぎると、漢字そのものの美しさや、形態からくる情報の豊富さは損なわれるからである。

中国語は、北京語、蘇州語、広東語、福建語、客家語などの5大言語に分類される。
標準の中国語は、このうちの北京語をもとにして作られている。
方言間で発音はまったく異なっていて、標準語で教育を受けた人は広東語が分からないし、年輩者が話す北京語も理解できないようだ。
発音は異なっていても、使われている文字は北京語も広東語も同じだそうだ。

インターネット上で、簡体、あるいは、繁体で書かれたページを見ると、表示がメチャメチャになってしまう。
このようなときに、IEであれば、表示、エンコード、その他で、簡体と繁体との両フォントがインストールでき、こうすれば画面は正しい表示となる。
両書体のコード、フォント名は

GBコード
主に中国大陸で使われている中国政府制定の文字コードで使用される文字は主に簡体字。
明朝系はSimSun、ゴシック系はSimHei

BIG5コード
主に台湾や香港で使われている文字コード。使用される文字は主に繁体字。
明朝系はPmingLiu、ゴシック系はBIG5 Gothic

簡体は昨年始めて中国に行った時に、読めそうで読めなくて戸惑った。
英語が併記されていても、どの字が相当するかわからものもある。
ここのところ簡体と日本での漢字との対応表をながめ、辞書を引いていたらだんだんに読めるようになってきた。
そこにいくと、画数は多くても繁体は、なんとか読めることが多い。

第二水準漢字はほとんどが旧漢字と認識していたが、あらためて見てみたら簡体も紛れ込んでいた。
个と从が目についたが、これらは、個と従である。
また、日本の漢字そのものが、簡体では意味が異なるものがある。
例えば、雲は云、機は机、製は制、荘は庄、葉は叶と簡略化されている。
その他に微妙に違いがあるもの、画数が増えているものなど、頭が混乱して、日本で通じない変な漢字を書いてしまいそうでもある。

さて、字体とは関係ないが、中国で英国、意太利と書かれていれば、これらはイギリス、イタリアなのは見当がつく。
さて、美国、法国、徳国はどうだろうか?
アメリカ、フランス、ドイツである。

念のため、日本は日本、中国も中国のままである。
美や、法や、徳というのは、うらやましいような気もする。

2005.4.9




電子辞書が壊れた − 最新の電子辞書は
開こうとした時に違和感があり、ヒンジ部が折れてしまった。
金属とプラスチックとの接合部で、強度が劣るプラスチックが負けてしまったのだった。
買ってから3年、落としたりしたことはないが、最近では閉め方が多少乱暴だったような気がする。
この状態ならまだ修復可能だったのだが、右側が外れてしまい、この時にキーボード部と表示部を結ぶフレキシブルプリント基板が切れてしまった。
万事休すである。

この電子辞書は辞書の数は多くはないが、字が大きくて見やすいこと、そして、連続した辞書引きができた。例えば、英和を引いて、そこでさらに知りたい語があれば再度入力せずに広辞苑にジャンプできる。買った当時、これができたのはキヤノンだけだったように記憶している。
後継機種には英英辞書が収録されていて、これが気になっていた。
英語を書くときに役立つのでは思っていたからである。
そんなこともあり最新の電子辞書を見渡すことにした、

大手電気店の売り場には、カシオ、シャープ、セイコーインストルメンツ、キヤノン、ソニー製の数十機種が並び、どこがどう違うのか、どうしてこんなにたくさんなのか戸惑ってしまう。
分類としては多コンテンツタイプ、英語など語学重視タイプ、そして、学習用となるようだ。

英英辞書だが実際の使ってみると、期待したほどではなかった。
むしろ英和活用大辞典というがよさそうだ。
例文集のようなものだが、単語のニュアンスとか、前置詞との関係とか、書くときに役立ちそうだ。

英語重視タイプには定番ジーニアスの他にオックスフォード英英などの大規模辞書が複数収められている。これらは、本当の英語専門家とか、文学作品を日本語に翻訳をというようなごく少数の人以外には宝の持ち腐れになりそうだ。自分にとっては、英和・和英、類語、そして、英和活用大辞典があれば十分と感じる。

英語以外に、ドイツ語、フランス語、イタリア語、スペイン語、そして、中国語、韓国語モデルもある。
中国の略字は読めそうで読めないし、ハングルなどは始めから、あんなのは読めるわけがないと諦めていた。しかし、電子辞書のカタログを見ているうちに、それは怠慢ではないかと思い始めた。
さらに、ドイツ語が分からなくて電話をかけるのに苦労したとか、食事メニューも何が何だか分からないとか、これまでのいろいろなことが去来した。

我が意を得たりと、うれしかったのは英会話Make
http://www003.upp.so-net.ne.jp/hashizume/Talk/2.htm#8
がカシオとシャープの多コンテンツ型に入っていることだった。
一度も使った覚えはないが、外国行きではいつも持って行っている。

日本史事典、家庭の医学、食事メニュー辞典、大百科事典・・・みんなあった方がいいように思えてくる。多コンテンツ型が売れ筋で80コンテンツ収納などというのがあるわけだ。

電子辞書は持ち歩いてどこでも引けるのが特徴である。
けちって安物で我慢するようなものではないような気がする。

調べてみると多コンテンツ型には英和活用大辞典がはいったものは、どのメーカからもでていない。
オプションの追加辞書にこれが用意されているのはカシオのみだった。
さすれば、最新機種、バックライト付、画面が大きいXD-WP6800あたりが最有力候補となる。
http://www.casio.co.jp/exword/2005/xd_wp6800/
これは、いささか大きくて、重すぎると感ずる向きには、バックライトなしだがXD-FP6800がある。
http://www.casio.co.jp/exword/2005/xd_fp6800/
収録辞書は、まったく同じである。


辞書追加に関してはカシオが一歩リードしており、SDカードに複数追加でき、本内辞書同様に一括検索の対象となる。
他社はROMのみであり、内容もおざなりで、魅力に乏しい。

なお以前はキヤノンだけの特徴だった大きな文字表示と、ジャンプ検索は、今ではほとんどどれでもできるようだ。

電子辞書選びを楽しんでいて気づいたのだが、どれも辞書引きの結果をパソコンに取り込めない。
なぜ、英語辞書云々などと考えているかといえば、少しまとまった英訳をしようとしているからである。英訳はパソコンでするわけで、それなら、パソコンに英和活用大辞典を入れるのが正しい選択である。調べてみるとパソコン用も売られていた。

壊れてしまった電子辞書だが修理できるかキヤノン東京QRセンターに電話してみた。
電子辞書は修理ではなく、交換になるそうだ。
事情を話したところ、3年使ったものなのにもかかわらず、新品との交換に応じてくれた。
電話した上で窓口におもむき、ばらばらになったの見せて、これなのですがと言ったら、すぐに代品を渡してくれた。かかった時間はものの30秒ほどで、あまりのあっけなさに唖然としてしまった。
QRはQuick Response、Quick Repairだそうだが、これ以上のQuickはないだろう。

キヤノンの電子辞書は今でも最メジャーではないが堅実な品揃えで、なかでも手書き入力できる中国語対応機種は他にないものである。

多コンテンツで、いくらたくさん辞書があっても、そうは役立ちそうにもない。
しかし、日本語類語辞典とか、ことば選び辞典とかは、ちょっと違う。

例えば「考える」を引いてみると
意見、異存、一存、一考、色眼鏡、異論、愚考、苦慮、見識、高見、考察、考慮、思案、私見、思索、思想、主観、熟考、所見、専心、先入観、浅慮、卓見、定見、偏見、瞑想、塾考、了見、熟慮断行、深謀遠慮、先見の明、頭脳を絞る、イマジネーション、イメージ、アイデア、イデオロギー、ポリシー、イズム、コンセプト、セオリー・・・。
といった具合である。
ここまでの言い換えは思いつかない。
それに、カタカナ英語まで出てくるのも誠に結構。
これなら、イメージ通りの表現を見つからなくて、行き詰まったときに役立ちそうだ。

電子辞書には中学生用、高校生用をうたうものがある。
結構なお値段で英語の発音が聞けたり、TOEIC受験用コンテンツが入っていたりする。
そうはいっても、電子辞書そのものなわけで、買ってもらった人たちの中から、とんでもなく知識豊富な新人類が出現する?かも知れない。

なお、これを見て電子辞書を買う人はいないだろうが、使いやすいか、本当に役立つかは実物を動かしてみないと分からないかもしれない。
それと、反応がやけに鈍いものもあるようにも聞いている。

2005.4.2




中国ビジネスと中国語ができる人材
JEPIAの「日中ビジネスの昨日・今日・明日」というセミナーを聞きに行った。
JEPIAとは日本電子機器輸入協会で、商社を中心とする任意団体である。
中国製品を中国で売るにはどうすればいいかという観点で活動してきていて、この話は非常におもしろく、なるほどそうかと合点がいったことがいくつもあった。

日系企業で働くには日本語と中国語ができて、かつ、両国のビジネスを知っているのが理想だが、それはなかなか難しい。候補として

1,日本留学経験者
2,日本に長期滞在した日本でのビジネス経験者
3,中国で日本語を勉強した
4,中国国営企業の元営業マン

があげられ、それぞれの欠点は

1,日本・中国両方のビジネスを知らない
2,中国のビジネスを知らない
3,日本のビジネスを知らない
4,日本語はできないが中国のビジネスを知っている

というわけで、1よりは2、2よりは3が有能で、注目は4で、宴会となると3人前くらい飲み食いして、なんだかよく分からないが注文をとってくるそうだ。
いずれにしても、辞めてしまうことを前提としてシステムを組まなければいけなくて、それは、人に客がついているのは同じであるとのこと。
4に、1から3をペアとすると、早く結果がでそうだ。

1から4までに分けたのは中国人のことであって、中国語ができ、中国ビジネスを知った日本人が最も優れた人材である。
そうはいないわけだが、そのような人は貴重である。

日本の常識世界の非常識?
中国の常識世界の非常識?
とレジメにあったが、日中ビジネスは非常識同士となる。

よく分かるような、分かるような・・・。
中国で営業をやると、人間が壊れるそうである。

2005.3.26




LED照明その後
東急ハンズでLEDイルミネーション用として恰好の素材を見つけた。
3連の一輪挿しで、ガラス製試験管3本がクロームメッキの試験管立てにささる形で並んでいる。840円也。

写真では、左に青色LED3個、中央に赤色LED4個、そして、右側はRGB自動変色LED3個を、それぞれ基板に取り付け、これら基板を下部に置き、試験管を覆い被せるようにしている。
青と赤LEDは、いずれも高輝度と称するものである。
電源はNiHとNiCd電池を各2本で、これらを直列にした5Vである。
LEDには20mA程度を流し、赤のみ2S2Pで4個、これ以外は3Pとしているので計8パラ、合計電流は実測170mAなので1,000mAHの電池で5時間くらいは連続点灯できる計算となる。
単純な構成なので作るのは難しいないが、極薄のポリ袋を切って試験に軽く押し込んだところがミソである。
LEDの光は指向性が強く、こうしないと試験管を光が通り抜けてしまうことになる。

撮るのが難しく写真はイマイチなのだが 、実物はもっときれいに見える。
特に青と赤の色純度が高いのはLEDならではと感じられる。

右側の変色するLEDは明るさで青と赤に負けている。
いっそのこと、緑にしようかとも考えたが、ただ点いているだけではやはりつまらないので、こんなところに落ち着いた。
東急ハンズでは白いハートのなかに同じくRGB組み込んだものが1,500円で売られていた。
なるほど、同じようなことを考える人がいるものだと思ったが、ちゃちで安っぽかった。

1週間をかけて、別に組み上げた白色LED90個を組み込んだ間接照明は明るさが足りなかった。
基板1枚に15個を載せ、この基板6枚を台所用蛍光灯器具の中身を取り出し、この中に基板を組み込んだ。
期待した明るさに対しては、1/2から1/3くらいにしかならない感じで、他の明かりを消してみても薄暗くてインパクトがなかった。
オスラムのドラゴンあたりが、そこそこの値段で手にはいるようになってから再度挑戦してみようと思う。

100個のうち使ったのは90個だが、残ったのは5個だった。
無理な力をかけたために足がもげてしまったものもあったが、半田付けするときの熱で壊れてしまうものもあった。
静電気注意とされているが、これは多くの場合に壊れやすいのの隠れ蓑である。

また、同じ電流を流しても明るさには相当なばらつきがあった。
特性がそろっていて、なおかつ、同じ電流を流せば、明るさがそろうというのが本当のところだろう。
100個で3,200円だったので、こんなものなのか。


1ヶ月にわたるLED遊びは、これにて終了。

2005.3.21




RGB LED、白色LED工作
これは何かお分かりいただけるだろうか?
RGB LEDを使った室内イルミネーションである。
RGB LEDというのは、格好としてはごく普通で5mm径2端子LEDなのだが、R(赤)、G(グリーン)、そして、B(ブルー)の3個のLED、そして、点滅用ICの計4チップが組み込まれている。
ルーペで覗くと4つのチップ、それにワイヤが何本も見える。
5V電源から100オームを通して20mA程度を流せば、勝手に色が変わってくれる。

ここでは3個のRGB LEDを家具センターで買ってきたガラス製壺に収めている。
3個が勝手に変色するので夜になるとなかなかきれいである。
LED3個、抵抗3個、そして、5VのACアダプタだけで作れる。

このRGB LEDは1個200円、秋月電子で売られている。
http://akizukidenshi.com/catalog/items2.php?c=color&s=popularity&p=1&r=1&page=&cl=1#I-00503

さらに、同店では白色LEDが100個3,200円で売られている。
http://akizukidenshi.com/catalog/items2.php?c=white&s=popularity&p=1&r=1&page=#I-00730
型番がOSで始まるのでオスラムかと思いきやOpto Supplyという香港メーカのものだった。
現在、秋葉原では日亜化学や豊田合成の白色LEDは150円以上している。
これに較べると1個32円は破格の安さである。
あくまでアマチュア用であって、安いからとこれを市販製品に組み込むことはできないだろう。
日亜などからクレームがついて、販売差し止めなどという事態も十分あり得る。

この値段であれば、自室の照明に使えないかと考えた。
メーカ製照明機器はバカ高である。
カタログを見てこれは良さそうだと値段を見れば数万円もする。

自作するとすれば何個を何に組み込むかが問題である。
LEDは一般に指向性が強く、光を拡散させる道具立てが必要だが、機能とデザインとが両立されるような自作は難しい。
そこで思いついたのは台所用蛍光灯である。

さっそくコジマ電気におもむき、2,750円で買ってきた、
蛍光灯管、安定器を取り外し、側だけを使うすれば小型基板が8枚組み込める。
1基板あたり15個、×8枚で計120個の白色LEDを押し込むことができる。
電源は12Vで、LEDは3シリーズ、電流制限抵抗が150オームだと電流は20mA弱となる。
電力としては計8Wといったところになるはずである。
基板を1枚目だけをくみ上げて、試験点灯してみたところ、間接照明用してならば、まあいけるかなというところである。

3mmLEDをぞろぞろ基板に載せるのはしんどくて挫折しそうである。
このような事態を見越して、冒頭にあるごく簡単なイルミネーションをまず完成したわけである。
読みがいいというか、何というか。

2005.3.13




パワーLEDLUMILEDS
2つの疑問をたどった結果をまとめる。

疑問の1つは、上海で印象に残った建物のイルミネーションであり、もうひとつはソニー液晶テレビQUALIALEDバックライトである。

くくりとしては、パワーLEDの話となる。

LEDといえば発光させるために流す電流は1020mAなのに対して、3501,000mAと桁違いに大きいのがパワーLEDである。

昨年秋、上海の街では華やか夜間イルミネーションが随所で見られた。
この中でひときわ印象に残ったものがあった。
車の中から、それもほんの短い時間で通り過ぎてしまったのだが、高層建築の建物全体が明るさに斑なく、闇に浮かんでいたのだった。
多くのイルミネーションは、光源がどこにあり、どう照らしているのかが分かるし、明暗差も目立つものである。
建築時に光源を組み込むにしても、このようなライトアップは相当に難しいと思われた。

フランス、イギリス、中国、台湾、ギリシャなどのパワーLEDを使った今様イルミネーションである。
古い建物の代表のようなウィーン国立オペラ劇場にもLED照明が取り入れられているのは意外である。

上海で見たイルミネーションは、たぶんここにあるような凝ったものではなく、中国産の白色パワーLED何千、何万個を建物外装に埋め込んでいたと思われる。

LUMILEDS(ルミレッズ)ライティングは、元々はHPのオプトエレクトロニクス部門として発足し、現在はアジレントテクノロジーとフィリップス ライティングとの合弁会社である。
(2005.8フィリップスが96%の株を取得し、この子会社となった)


イルミネーションに使われているのはLUXEON(ラクシオン、ルクシオン)というパワーLEDで、1ワット、2ワット、そして、5ワットタイプが製品化されている。

白、赤、緑、青だけではなく、温白、シアン、ロイヤルブルー、赤橙、アンバーが揃えられている。
深く、ソフトな青の演色効果はパワーLED固有のもので、これは夜景や水中照明に特に合うようだ。

LEDの基礎知識は
http://www.mew.co.jp/Ebox/everleds/led/
に、しっかり解説されている。

LEDは長寿命で電力消費が少ないとされている。
パワーLEDではない白色LEDの、主な用途は携帯電話のバックライトである。
今後、LEDの用途は拡大して市場規模は年15,000万円になるといわれている。
車のヘッドライトや屋内・屋外照明ではパワーLEDが主役となる。

赤、黄LED30年以上前からあるが、青色LEDの開発されたのは1993年、緑は1995年である。
白色LEDは青色LEDと、黄色発光の蛍光体との組み合わせが現在の主流となっている。
3強は開発元の日亜化学、そして、豊田合成、アメリカのクリーである。
台湾、韓国、中国をのぞいて白色LEDチップの製造メーカは、この3社と、ルミレッズ、オスラム、そして、星和電機だけである。

台湾、韓国、中国などアジア勢の参入が続き、市場価格が下落しており、ランプ状に加工した白色LEDの市場価格は2005.13月期で40円、青色では25円といわれている。これは20mA程度で動かす小型のもので、より輝度が高く、照明や車載用途に向くパワーLEDに関心が向いている。

パワーLEDに強いのがドイツのオスラム、そして、ルミレッドであり、オスラムは特に車載用に強く、ルミレッズは放熱構造に長けている。

日亜化学は、2002.10にルミレッドと、そして、2005.2にクリーと、それぞれ、クロスライセンス契約を結んでいる。

封止している樹脂の劣化によりLEDの寿命が決まり、温度が高いほど、発光エネルギーが大きいほど短くなってしまう。

発熱が大きく、光度が大きなパワーLEDでは、デバイス自体がそれに応じた構造をとり、かつ、組み込む側でも放熱に気を遣わなければならない。

パワーLEDに流す電流は

1ワット型で350mA
25ワット型で7001,000mA

である。

携帯電話のバックライトは20mA程度の電流で動作していて、LED 1個あたりの消費電力は4Vをかけて80mワット程度である。
これに対して350mAを流すパワーLEDは、電圧である3.54Vをかけ算して損失は1ワット程度となる。

パワーLED照明が省エネになるのだろうか?
これは、何を基準とするかで、正しくもあり、間違いでもある。

LCDバックライトは、CCFL (環境有害物質である水銀が使われている)の代替えであり、このようなそう電気をくわない光源相手を基準とすると、そうは省エネ効果にはならない。

対して、パワーLEDは、電球、メタルハライド、ハロゲンなど何100Wも消費する光源が相手なので、十分に省エネになりうる。

住宅用照明としては、白熱電球、クリプトン球に較べれば省エネとなるが、蛍光灯との比較では、現状では何倍かの電力を消費するというのが現実である。

LED照明機器として、スポットライト、スタンド、懐中電灯など補助的用途のものはすでに市販されているが、室内用メイン照明が出てくるのは2005年半ばからである。例えば
松下電工の住宅用LED照明機器
http://www.mew.co.jp/Ebox/everleds/new/050301.html
が、その例である。

松下電工製消費電力25Wの LEDベース機器シリーズNNY20040の明るさは、白熱電球では40W相当、蛍光灯では10W相当とされている。つまり、消費電力の比は

白熱電球              1:
LED照明              0.7:
蛍光灯                0.25:

であり、蛍光灯比では、LED照明は3倍近い電力をくうのである。

車載用途でもヘッドライトは1灯あたり数個のパワーLEDが必要とされ、消費電力は10W程度が想定されている。
ここでも、電球比では省エネとなるが、HIDディスチャージランプ相手では、それほどでもないのかも知れない。
LEDヘッドライトは、長寿命やハンドル操作との連動
(AFS)メリットとされ、立ち上がりは2007年、広がりを見せるのは2010年といわれている。


白色LEDの寿命は1WクラスパワーLEDでは40,000時間とされている。
1Wクラスと断ったのは、2W5Wのものでは5,000時間がめどと短いからである。

NECライティング(株)資料を基に各種照明の寿命をまとめてみたい。

電球                                   1,0002,000時間
直管蛍光灯20W                     7,000時間(交換時期5,000時間)
環状蛍光灯30W                     6,000時間(交換時期4,000時間)
環状スリム蛍光灯27W       12,000時間(交換時期6,000時間)
電球型蛍光灯                          6,000時間
ミニクリプトン球                          2,000時間
ミニ小丸、常夜灯                       3,0005,000時間
ミニハロゲン                             2,000時間
パワーLED                             〜40,000時間

これを見ると、寿命を左右するのは温度であり、パワーLED同様に、うまく放熱できるかがポイントのようだ。
蛍光灯についてはエネルギー効率を高めるためのグリーン購入法に関連した性能向上が図られている。
適合したスリム系蛍光灯、そして、照明機器は割高だが、高周波点灯によるノイズの少なさを含めて、長い使用期間を考えれば価値ありと考えられる。

施設、道路、商品ディスプレイ用照明には、電球、ハロゲン、水銀、メタルハライド、HIDが使われている。
これらの寿命は
1,000時間単になので、LED10,000時間単位の寿命は強みとなる。
交換が容易でない道路照明では、明るさより交換頻度を減らせるので長寿命に価値が見いだせる。

LED照明の最大の難点は価格が高いことで、明るさを同じとすれば、21倍も高いという統計もあるそうだ。

白色LEDを作ることは、それほどは難しいくはないようだ。
日亜が特許侵害や販売差し止め訴訟を、よく起こしている。
そのせいか場末ではLED懐中電灯灯などが安く売られている。
ついつい買ってしまうのだが、要はLEDが好きなのである。
ルミレッドのパワーLEDを調べていたら、やはり好きな人ががたくさんいるようだ。
ルクセオンは秋葉原でも買えるし、出力350mAの点灯回路も出来合いものが売られている。

ハイパワーLEDのパーツコーナー
http://www.audio-q.com/led-6.htm

若松通商の通販
http://www.wakamatsu-net.com/cgibin/biz/psearch.cgi?page=0&word=超高輝度LED


いささか長くなってしまったが、液晶テレビのLEDバックライトについては、ルミレッズの資料に答えがある。
http://www.lumileds.com/pdfs/AB27.PDF
使われているのはLuxeon DCCというRGBパワーLEDアレイである。

46インチQUALIA 005ディスプレイ部だけの消費電力が550Wと大きいのが何故か、また、単なる白色LEDではなく、どうしてRGB3色制御なのかも分かる。
PCモニタ用LCDバックライトは高い色再現能力は求められないので白色LEDでいいが、テレビとなると特に赤と緑を再現するハードルが高く、高度な3色LED制御が出てきたようなのだ。

ルミレッズは演色(色彩)効果に長けていて、その延長線上にLEDバックライトがある。
ここ以外のメーカーでは、発光効率の向上、ばらつきの減少、輝度を上げるための実装に力を注いでいる。
ルミレッズも当然そうなのだろうが、日本文化からすると縁遠いものではあるが、演色する技術には絶対的な価値があるように思われる。


以下に、パワーLEDのドライブに関する情報リンクをあげておく。


マキシム標準及び白色LEDの基礎と動作
http://japan.maxim-ic.com/appnotes.cfm/appnote_number/3070/ln/jp


マキシム白色LEDを定電流で駆動するのはなぜ?
http://japan.maxim-ic.com/appnotes.cfm/appnote_number/3256/ln/jp


LUXEON FLASH用ドライバIC
http://www.lumileds.com/pdfs/AB28.pdf

2005.3.6




蘭 (orchid)


蘭(広辞苑より)
本来は一本の花茎に一花をつける東洋蘭のこと。日本にはカンラン、シュンラン、クマガイソウなどが自生、また、観賞用として洋蘭、東洋蘭の栽培も盛ん。

洋蘭(広辞苑より)
欧米経由で日本にもたらされたランの園芸上の通称。
多くは熱帯アメリカ・アジア原産のカトレア、デンドロビウム、パフィオペディルム、シンピジューム、ファレノプシスなどの原種のほか、多くの交配種を含む。これに対して、主に中国原産のシンピジューム属のものを東洋蘭と呼ぶ。

胡蝶蘭
花言葉は「幸福が飛んでくる」「あなたを愛します」、清純、機敏など。

世界ラン展日本大賞2005
2005年2月19日(土) 〜27日(日)東京ドーム
http://www.jgpweb.com/index.html

2005.2.26




キューブ型パソコン
前言を翻し、キューブ型PCを使うことにした。
シャトル(Shuttle) XPC SB61G2の大きさは高さ18.5幅20奥行き30cmである。
今まで使ってきたデスクトップPC高さ44幅20奥行き47cmと較べると、奥行きが17cm短いのがポイントである。
写真のように机の横に置くのではなく、棚の上に載ってしまった。
キューブ型でもBTX規格のものはマザーボードの奥行きがあるのでプラス7cmくらい、すなわち自分ところでは、このような置き方ができない。

過去には、ちょくちょくCPUを換えたり、CPUが対応しなくなるとマザーボードまで買い換えてきたりした。しかし、今回はCPUとメモリは前のままで、デスクトップの中身をそのままキューブに移し換えた。
今様のCPUの値段は、そんなには高くはないのだが、セレロンDでもTDPは73W、速いペンティアム4では115Wと消費電力が大きいのを嫌った。
CPUのペンティアム4 2.4GHz (TDPは60W)を買ったのは2003年3月なので、よくもった方である。
今年デュアルコアが出るようで、そのあたりが換え時と踏んでいたが、どうもTDPは高そうなのでやめにした。
同じペンティアムでもノート用MはTDPが25Wくらいなので、こちらの系統でデュアルコアが出てきたら考えることにしよう。

シャトルSB61G2はベアボーンキットといい、CPU、メモリ、ハードディスク、そして、光学(DVDなど)トライブを組み込めばハードとしては完成する。同種のベアボ−ンが2万円くらいから買えるところを、7千円くらい高いだけであって、大変よくできている。
これを組んでみて、値段が安い汎用部品を使うとすると、今回注目した奥行きを含めてこれがほぼ最小寸法であることが分かった。
狭いスペースなのでケーブル類の取り回しに苦労するところだが、よく考えられていて、すんなりできあがってしまった。
DVD-R/CDRドライブは、前のを、そのままにしようとしたが、DVD-RAMを含めたすべてのメディアに書き込み可能なLG製スーパーマルチドライブが7千円台だったの、これを組み込んだ。
SCSI接続のMOとこれでおさらばである。

動作時騒音は大きくもなく、しかし、小さくはないといったレベルである。
電源のファン口径が小さく回転数が高いのと、同様のファンがチップセットにもついているからのようだ。
CPUの発熱はヒートパーパイプで風冷ヒートシンクに導かれる冷却機構が気に入って、これがシャトルを選んだ理由である。

何してもCPU発熱が多いはネックであり、ペンティアムM系CPUで設計すれば、よりスマートで静かなPCになるだろう。
発熱が多いというの車でいえばターボエンジンのようなもので、一般人に、そんなものは不要である。

ハードディスク1台、光学ドライブも1台だが、USB2.0×4、光SPDIF入出力、IEEE1394があるので、これで十分、これまで何であんな大きいPCを使ってきたか、ばかばかしい気さえする。

ソフトは、できれば今まで通りに移行できないか、やってはみたが、うまくいかなかった。
至極当然な話で、すべて一からインストールし直しである。
ここのところに抵抗感があったのだが、一度ご和算にするのもいいようだ。
古くはウインドウズ95の時代から延々とアップしてきたので、使わないソフトやゴミがいっぱいの状態になっていた。翻訳とか辞書とか、今やインターンネットで事足りるので要らないソフトも結構ある。
しばらくは、使うものから順番に入れ直しである。

何でこんなことを始めたかといえば、リスニングポジションであるマッサージチェアをスピーカに近づけたいからである。デスクトップPCがなくなれば、その分だけ前に出せる。
現状では、スピーカ対抗面の壁に近すぎするので離したいのだ。

部屋での周波数特性を測ってみたら部屋の影響が大ききことに気づいた。
できることに限りがあるというか、あまりないのだが、とりあえずのところをやっている。
定在波計算ソフトというのを見つけたので、これも試みたいと思っている。

以前から、アンプやCDプレヤーを載せているラックを左右スピーカの間にもっていくかを悩んでいる。
アナログプレヤーを使っていたときは、ラックが柔なことあり、この配置はあり得なかった。
しかし、今や、この制約ない。
一長一短なのでやってみないと、どうなるか分からない。
それに重さ計百何十kgの移動である。
しばらく考えることにするか。

ラックをスピーカの間にもっていくと配偶者に怒られそうである。
そこは雨の日に洗濯物を乾かすホットスポットなのだ。
ここはよく乾くのでと、上に洗濯物をぶらさげられるのも困りものである。

ここのところ音が悪くなり、原因を見つけて直すのだか、また2ヶ月ほど経つと同じようなことになるので気分がすっきりしない。
パソコンで遊んでいる方が楽なようだ。

2005.2.20




ゼンザブロニカS2
カメラ・写真に移動。

2005.2.12




Silver Stone、小型ベアボーン、BTX、Seasonic、AcBel
ディスプレイ交換の連鎖がまだ続いている。
2台あったデスクトップPCの1台を持参金をつけるような感じで送り出したが、新たな持ち主は喜んで使ってくれていてうれしく思っている。
1週間四苦八苦したがマザーボートを交換してからは快調で、2時間くらいでセットアップができてしまった。終わりよければすべて良しで、PCいじりも面白いものだと改めて感じた。

おりしも、残したPCの見かけが部屋の中で違和感を漂わせているような気がしてきた。
新しいディスプレイを載せている、これまた新しい座り机は高いものではないのだが、しっかりできていてデザインも気に入っている。対して、この横に置いているPCはファンスピード調整ノブがピカピカして目立っているし、色合いがチギハグなのだ。

だからどうということはなかったのだが、たまたま見つけたのがTJ-01というタワーケースだった。
表面パネルは蝶番つき蓋になっていて、ドライブ類は隠れてしまうようになっている。
縦のストライプがアクセントになっていて、これはあか抜けしたすばらしいデザインである。
国産メーカーのPCにも、こんなすっきりしたのはなかったような気がする。

シルバーとブラックの2種類あるようなので、実物がどんなものか秋葉原に寄り道をしてみた。
めぼしい店を回ってみたが、どこにも置いていなかった。
シルバーは売れてしまい輸入元にも在庫はなく、次の入荷は2月中旬ということのようだ。
ついでにフロアいっぱいケースを置いているツクモ本店などで、改めてどんなものが売られているかを見聞してみた。
売られているケースを国内で作っているのは1社のみ。工作精度が高く出来が良いのが売りだが、いかんせんデザインはありきたりで、平面的で悪くいえば蒲鉾の板のような感じである。
アルミ製タワーけーすは高級と思われているが、大体のところ良いところはなく、軽いからといっても持ち運ぶわけではないのだ。
類型的ではなく、子供っぽくない、かつ、悪くないものもあるのだが、それにしても、TJ-01のような魅力を感じさせるものは見あたらなかった。

TJ-01はシルバーストーンという台湾メーカーの製品なのだが、この方面でもデザインの優れたものがぼつぼつ現れ始めたようだ。
台湾や中国の製品といえば、デザインにはこだわっていないのものが多いのだ。

自宅のPCは考えた末に、5インチベイにあった多点温度測定、ファン回転数表示、そして、ファン回転数調節できるパネルを外してしまった。
動作時の騒音も5つのファンの回転数を調整したので、前のよりはずっと静かで満足できるレベルである。

落ち着いたところで、改めてこのPCを見ると、デザインは別にして、これはもはや前世の遺物になってしまったようだ。
5インチベイにはDVD-R/RWマルチドライブ、プレクスターのCD-R/RWドライブ、MOドライブ、そして、リムーバルハードディスクと4つ、さらに3.5インチベイにはフロッピードライブ、同シャドウベイにはデータ用ハードディスクである。6つあるPCIスロットのうち2スロットにはMO用SCSIボードとTVボードしか使っていない。昔はサウンド、モデム、LANはPCIボードだったが、今ではみなオンボードになってしまった。
グラフィックはFX5200ボードを使っていることはいるが、自分にはオンボードで十分である。

そんなことで探すでもなく調べていたら、座り机の下に収まってしまう小さなベアボーンキット(CPU、メモリー、ハードディスク、光学ドライブを足せばPCになる)を見つけた。スリムドライブでない標準の光学ドライブ、ノートPC用ではない標準のハードディスクが組み込めて、PCIMスロット、SDやMS用メモリースロットつきで高さ275mm、幅91mm、奥行き357mmである。(今使っているのは高さが44cmで奥行きは46cm)
オンボードビデオはRADEON9100相当でデザインもなかなかいい。
現在使っているソケット478ペンティアム4やメモリー、そしてハードディスクは流用できる。

フロッピードライブとMOは、もういらない。したがってSCSIカードも不要。ハードディスクもパーティションを切ってCとDドライブにして、バックアップ用ハードディスクは外付けで事足りる。光学ドライブも1台で十分。
つまり贅肉を取り去れば、机の横にでんと構えるPCは机の下に収まってしまうのである。
このベアボ−ンに興味のある方はさがしてほしい。
A社のPではじまる製品である。

キューブ型というのが流行っている。
デスクトップと較べると、幅は同じ、奥行きはちょっと短いくらい、高さだけが1/2から1/3となっている。つまり床面積はほとんど変わらないので、こんな不格好なものが持てはやされるのは不可解である。

ついでなので、最近ぼつぼつ製品が出始めたBTXも再度調べてみた。
前はインテルの考えが理解できなかった、これなら分かる。
http://www.formfactors.org/developer/specs/20040805174550_BTX_System_Design_Guide_1.0.pdf
286ページもの資料なのだが図たくさんで、これらの図を追っていけばBTXがどんなことを志向したかが理解できる。

前面から取り入れた空気が、できるだけこの気流を妨げないよう配置された部品をぬって流れ、背面に排出される。
CPUソケットが斜めに向いているのが気になっていたが、これはVRDのコンデンサをくまなく冷やすためである。
なぜこんなことを考えなければいけなかったかといえば、CPUの電力の増大はもちろんだが、周辺IC(ノースブリッジやサウスブリッジ)の損失も周波数が高くなったので増えてしまい、これらに対処しなければいけなくなったからである。

見ればマザーボードと取り付け面との隙間に流れる気流までコントロールしようとしている。
これは、筐体内熱設計のお手本であるが、ここまでやるのかの感を抱かせる。

CPUのヒートシンクはダクトと一体され、ATXでは450グラムまでだったのがBTXでは900グラムまで許容限度が上がっている。こんなにすごいヒートシンクが同梱されたBTX用CPUはお買い得かも知れない。

今後PCはBTXに移行していくだろう。
しかし、わざわざ乗り換えるかどうかといえば、ノーである。
4GHzとか5GHzとか中途半端な速さには興味がないので、何が当面のメリットかといえば「信頼性の高さ」「長寿命が期待できる」である。
しかし移り変わりの早いPCでは、長くてもせいぜい5年が使用期間なので、そんなには長持ちしても意味がないのである。

秋葉原に行ったついでにどんな電源が売られているかも見てきた。
相変わらず静音一色である。
もち焼き網と12cmファンで回転数を下げた安物が幅をきかせている。
静音ばかり謳うのは、自らすぐに壊れますといっているのと同じである。
そこにいくと、某ターミナル駅そばのソフマップは偉い。
SeasonicとAcBelのフォワードコンバータ回路で効率を高めた電源がしっかり置いてあった。

今使っているPCはリムーバルハードディスク3台の入れ換えでWindows2000、XP、そして、英語版XPがそれぞれ動くようにしてある。メインは2000で、XPはお試し用、そして、英語版はPDFの表示を確認するためである。
このリムーバル可というところに価値を見出し、かつ、ごたごた始めるのは面倒なので、今のをこのままとすることに決定した。
見かけは美人ではないが、機能そのものの顔をしている。

なお、今年出てくるインテルのデュアルコアCPUは現行品に較べて価格はそれほど高くはないといわれている。シングルコアでも速いもののTDPは115W、セレロンDでも73Wである。こんな大食らいは自作市場で支持を失いつつあることを認めている現れのようにも思える。
TDPが20W前半のノートPC用ペンティアムMやセレロンMの単体売りで手に入りやすくなっている。これ用のベアボーンも人気があるようで、CPUも新たに買うのであれば、こちらの方が正解である。

SLIの悪口を書こうと思ったが止めにして、2回に渡る憎まれ口シリーズを終わりにしたい。

後日談
TJ-01の現物は見れなかったが、同社他社製品からすると、細部のデザインは、それほど質感が高くないように思われた。
ASUS Pundit-Rは、なかなかキュートでよかった。ただし、チップセットが実績のほとんどないATI製というのが不安材料ではある。

2005.2.5




オーディオ雑感
某BBSをのぞいたら「某誌ブラインドテストで某社の超高級アナログアンプが最下位になっている」という書き込みがあり、また、評論家の一言一句で売り上げが左右されるなんて…ともあった。
ちょっとだけオーディオのことを書いてみたくなった。

MJ2004年10月号に「実践ノイズ対策」が載った。
以前に掲載されたものは読まないと書いた。
実際そうなのだが、これについては、手にしてすぐに気になっていた「あれ」がどうなったかを確かめた。
「あれ」とは最後にある「あとがきに代えて・・・」である。

「ことオーディオに関しては人間に対するEMC対策が最重要である。外来ノイズはマスメディアや商業主義である」「年輩の評論家の言うことは信じないことにしている」
としてある。
ここでは、相当にひどいことを書いているわけで、よくそのまま出したものだと思っている。
マスメディアとはMJを含み、S、A、SS、AVなどオーディオ関連誌であり、「年輩の」といってしまうと、名の通ったオーディオ評論家はみな年輩者なのだ。

さらにいえば、評論家の大先生達のご託宣を真に受けて、特選品、推薦などを買ったりする人はいませんか?ともなるわけで、これは読んでくれている人たちも敵に回していることになる。

この記事はアマチュア向けのノイズの話としては出色だとお褒めの言葉をいただいた。それは別にして、「あとがきに代えて・・・」だけは出色だと自負している。

2005年2月号「実践オーディオシステムのセットアップ」では
「マスメディアなどの情報は参考になる。しかし、その機器を自身のシステムに導入したらどうだろうか?多くの場合、前提条件が異なるので同じ結果が得られるわけではない」
が、この記事のポイントはここである。
平たく言えば、雑誌で良いことが書かれているからといって、高い金を出してあなたのところにもってきても音なんか良くなりませんよということである。

R技術にベスト・ステレオ・コンポグランプリというのがあったので、何十年かぶりに買って読んでみた。驚くべきことに30年以上前から活躍しているオーディオ評論家の先生たちが集まって年度賞を決めているのだ。
読んでみたら、ある人には試聴機器が届かなかっとある。メーカ側も、あんなところに出してもしょうがないと見限っているのだろう。
こんな賞をもらったと宣伝に出てきたりするのは幻滅である。

MJ用としての第3作「実践メカニカルノイズをさぐる」というのを書いた。
載るのか、どうするのか分からないが、CDプレヤーは相変わらずマランツSA8400である。このプレヤーでインシュレータの効果やトレイの振動を測定した。
正直なところ、このプレヤーにはしっくりきていない。
1年以上経ったのに、いまだボタン操作に迷い、トレイオープンボタンを度々押し間違えている。
それと、たまにではあるがキー操作をまったく受けつけなくことがあるのが気にくわない。
SA8400は標準価格が90,000円のSACDプレヤーなのだが、多くの人が手を出せるのは、このあたりまでだろうと考えている。
オーディオ雑誌の推薦品といえば何十万円とか100万円をこえるのが当たり前である。
誰がそんなものを買えるのだろうか?
いまだにバブル呆けのままである。

オーディオ評論家をぼろくそに言ったついでなので、資格試験に合格しないとオーディオ雑誌に評価記事など書けないといたらどうだろうか?
ブラインドテストで聞き分ける能力が劣る人や、せめて10kHzくらいまでは聞こえない人は失格である。
もっとも、「実践オーディオシステムのセットアップ」に書いたように、ただオーディオ機器を持ってきてつないだだけでは本領は発揮されない。
これは、個別にセッティングを煮詰めていないブラインドテストなど無意味だというであり、誌面を埋めるだけの安易なブラインドテストなどを掲載する出版社もとんでもないのである。
テスターより、企画した編集の方が責任大である。

決めつけたうえで押しつけがましい、そして、やたらに高いオーディオ機器ばかり持ち上げるオーディオ関係者は大嫌いである。
しかし、評論家のなかにはさすがと感心させられる人もいる。
先にグランプリにも顔を出しているIさんである。この人はしっかり書いていて、翻訳すれば自分にとってどうかの予測がつく。
他の評論家はといえば、慣性飛行をしている人が多くようだ。

「実践オーディオシステムのセットアップ」は以上書いたマスメディア以外に、もう一つ頭に置いている人たちがいる。それは、ライン、スピーカ、電源などのケーブルで音が変わらないといっている人たちである。これは、比較のしかたが悪いか、耳が悪いか、頭の中で差があるはずがないと決めつけているかの、いずれかだと思っている。
音が変わるのを(わけがないので)(理論、あるいは、データで)実証しろといっている人もいる。
しかし、音が変わるのは事実である。多くの場合、事実が先行して理論は後からついていくものである。大体からして、理論とかいっても、われわれの生活する環境、つまり、常温とか常圧とか、日は東から昇り、西に沈む、そんな中での常識である。どこか、M78星雲とかに行けば、どんでもないことになるのかも知れないのだ。
分かったような気になっているとすれば、それは慢心ともいえるわけで、分からないことがあるから知りたくて努力するのである。
てなことを言いながら、面倒くさいので分からないことは、分からないままでほっってあるのが本当のところであるのだが。

だれかが「味とオーディオは議論してはいけない」という諺がどこかの国にあるといっていた。
諺というのは眉唾くさいのだが、これは本当である。
聞いた話だが、某電子回路の研究会ではオーディオの話になると最後は大げんかになるのだそうだ。優秀な人たちでさえこうでなのである。
いやだ、いやだ。

「実践オーディオシステムのセットアップ」を読んだ友人が、こんなめんどうくさいことまではやりたくないといっていた。実際のところ、これをまともに読む人はほとんどいないだろうと思っている。
この原稿の元タイトルは「アキュフェーズC-2000/P-3000導入記」だった。当方としてもオーディオに命をかけるのようなことをいう人にはついては行けないわけで、高い金を出して買ったアンプなので特にマメにやったわけである。

年輩のなどとオーディオ評論家の悪口を書いたが、現在のオーディオマニアの年代層も、そんなものである。したがって、ちょうどお似合いともいえる。お金をたくさん持っている人も多いだろうから、高価なものほど満足度も高くて結構なのだろう。

MJの読者欄を見たら最年少は36歳だった。高級オーディオの購入層とも一致し、若い人はいない。オーディオ誌は権威ある先生方や真空管なくしては、とりあえずの発行部数を維持できないのである。若い人たちは私を含めて年寄り達は七面倒くさいことをゴタゴタやっていて近づき難いだろう。
でも、歳に関係なく音楽が好きな人は多い。
同じ聞くなら音は良いに越したことはない筈である。
できれば若い人にも、2チャンネル純粋オーディオに人を虜にするような世界があることを知って欲しいと思っている。
どんなものなのかを身近なところで経験できないかも知れないが、さがせば見つけられるものである。

いやだ、いやだ、深入りするのは止そうと思いつつ、スピーカケーブルに流れる電流を測ってみようとしている。
現用のシステムで、これをやろうとすると大事なので実験用にもなるPC用アンプつきスピーカを買ってきた。オンキヨーのGX-D90で16,500円だった。
これにCDプレヤーの光デジタル出力を入れて鳴らしてみた。結構いい音がする。もちろん、アキュフェーズで鳴らすルネッサンス90とは差はあるのだが、手を入れて、知らんふりをして聞かせれば勘違いする人がいてもおかしくない気がする。
デジタル出力つきCDプレヤーがなければソニーのディスクマンをO電池で動かし、出力はアナログ利用で十分、D90は内部や電源ケーブルをメーター300円くらいのスピーカケーブルに替え、中は見ていないが電源は3端子レギュレータで安定化して、電解コンデンサを海神無線で売っているようなのに入れ替え、そして、日曜大工センターで売っている堅い木で作ったスタンドに載せたら・・・。
箱の作りがしっかりしているので、相当に良くなりそうだ。

オーディオ関連マスメディアは無理に差を見つけ、その差を誇張する傾向がある。
これは一種の商売のために演出である。
わざわざほじくるから差が出るのであって、較べなければ、それはそれで満足できるものである。

冒頭のデジタルアンプとアナログアンプだが、デジタルでの音作りのノウハウはアナログとは違うようだ。
http://www.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0411/12/news055.html
http://www.jp.onkyo.com/product/comment/a1_v1.htm
当然買う側のデジタルらしいイメージに沿った音に仕上げるだろうし、現在のところはアナログのように価格差に応じたチューニングというのも確立しているわけではないようだ。
デジタルアンプはそれらしい新鮮な感じのする方向が、逆にアナログアンプそのものに音が仕上げられているはずで、聞かされた方は、どちらなのか区別できないだろう。

ハイエンドアンプも確実デジタル化されていくだろう。
音にも流行というのがあり、音としてはデジタルらしさが表に出したものになるだろう。
では、とりあえず流行遅れになるアナログらしい音が退場したままかといえば、しばらく時間が経てばまた回帰してくる。
こんなことをにらんでアナログらしいアナログアンプであるC-2000/P-3000を無理して買ったわけである。
願わくばオーディオメーカーには年寄りばかりを相手にするのではなく、B&Oのようにおもいっきりスタイリッシュで生活の中にとけ込むような、それでいて、それほどは高くない音のよいデジタルアンプを出して欲しいものである。

最後にきて書いたことをひっくり返すようではあるが、CDプレヤーSA8400のアナログ出力と、C-2000に追加したDAコンバータDAC-10を通した音とを較べると、後者の方がいい。これは、スイッチで瞬時に切り換えられるので分かりやすい。何人かに比較してもらったが判定は同じだった。SA8400の音は不満なく聞いていたわけだが、これも事実である。
音の差が投資に見合ったものかどうか、それ以前に価値観を見出すのかが問題だが、自分としては明からな差を認識すると後には戻れない。
ただし、お金をかければかけるほど良くなるかといえば、そんなこはないはずである。

当HPの写真を入れ替えたので、これについて書こうとしたのだが、ついつい脱線してしまった。

2005.1.30




タクシー
「これは、ほんの気持ちです」
820円のところ、1,000円札を出したら200円のおつりを渡された。
「それは逆でしょう」といったものの、ありがたく20円をちょうだいした。
タクシーに乗って、チップ?をもらったのは初めてだった。
最近タクシーを運転しているのは中高年で若い人はいないようである。
以前なら「××のほうに」ないし「××から××の方に」といえば、後は「ここでいいです」ですんだ。
今は「××交差点から、××の方に向かって、登り切ったら信号を右に、あとは道なり」のように言わないと通じないことがある。
リストラにあった人たちの多くがタクシーを運転している。
道を知らなかったり、客は無口だったり、勝手なことを言ったりして運転手さんたちにはストレスがたまっている。せめて自分が乗ったときは、後で事故をおこしたりしないように励まし、気分良くなるような話をするようにしている。

運転手さんには、以前は怖い人や態度の悪い人が目立っていたが、今ではほとんどが人柄がいい人たちである。聞けば、雲助運転手たちは軒並み定年退職したとのこと。
こんなところでも世の中は変わっているようだ。

日本では主要な建物、施設、ホテルならカーナビや無線問い合わせで連れて行ってくれる。
テレビを見ていたら上海に出かける人が、ホテル名とその住所のメモを用意していて、これでタクシーに乗るのだといっていた。あの人が、どんなことになるのか気がかりだった。
日本でも不慣れなドライバーが多いが、上海ではその比ではないのだ。建物も道路名も何もかも分かっていない人が多いというか、ほとんどそんな感じなのだ。
街が急激に発展し、それと地方出身者にとって、とりあえずできる仕事というと、やはりタクシーということなのだろう。
同乗してくれた中国ができる人が、くどくど長々と説明しないとつかないのだ。ひどいときは、それでも違うところに連れて行かれたことがあった。
一人で乗るなら分かりやすい地図を見せて、印をつけておいて、ここにと言っても安心できない感じである。

「ホテルまでは100NT$か、ちょっと越えるかもかも知れません。それでは、また」といわれて、自分一人を乗せたタクシーは走り出した。台湾高雄の夜のことだった。
100NT$札も小銭もあった。しかし何種類かある小銭は、どれがどれだか区別がつかなかった。
100NT$以内か、それを越えるかは大問題である。
メータを見ている、段々と数字は増えていく。
そして、ついに105になったところでホテルに到着である。
さて、困った。5NT$コインがどれだか分からない。
タクシーの室内灯では、細かい字が見えないのだ。
このような場合の常套手段は、全部出して「どれでしょうか?」といって相手に選んでもらうことだ。
出した中に該当硬貨はあったのだろうが、運転手は「ああ、いいよ、いいよ」という感じで手を振り、行ってしまった。
運転手は年配の人で、日本人に好意を持っているように感じた。

翌日、このことを話したら「うまくやりましたね。私はタクシー代をまけてもらったことはありません」といわれてしまった。
冗談じゃないよ、こっちは大変だったんだぞ。

何はともあれ、タクシーというのは目的地に着いて降りるとほっとするものである。
乗せた方も、きっと、そうなのだろう。

2005.1.22




ディスプレイ連鎖
ディスプレイが壊れた
液晶ディスプレイに買い換えた
パソコンラックの奥行きが短くて済むようになった
かねてより、座り机に魅力を感じていた
あわせてパソコンラックの高さが抑えられ、スピーカ前の目障りな障害物が少なくなる
座り机は以前より幅がある
実験用のデスクトップPCが邪魔になった


のような連鎖でPCは1台だけにすることにした。
もともとPCは1台あれば十分なのだが、音を静かにする実験用として増やし、その後はサウンドボートを使っての測定用として、たまに使ってきた。
マザーボード搭載のオンボードサウンドは、サウンドブラスターより周波数によっては10倍くらいノイズが大きいのだ。
たまたまノートPC(レッツノートY2)のオンボードサウンド機能を使ってみたところ、こちらはそれほどノイズが多いわけではなく、これで十分というレベルなことが分かった。
レッツノートの省電力設計が、こんなところにも効いているのかも知れない。このような次第で、サウンドブラスターつきデスクトップは不要になったわけである。

これも、かねてよりなのだが
http://www003.upp.so-net.ne.jp/hashizume/Thinking/PC/PC-1.pdf
にある、No.1の中身をNo.2に入れ替えて、これを使っていくことにした。
No.1のケースはアルミであること、そして、ケース上面にファンがあるために、あまり静かとはいえないからだ。
メインだったNo.1の中身をNo.2のケースの入れ替えるのは、それほどでもなかった。
大変だったのは、No.2の中身をNo.1のケースに入れた方だった。

動くようにして知り合いにあげたのだが、左側の音が出ないとのことで直ぐに戻ってきた。
使いませんか、どうでしょうかと声をかけたところ、すぐにでも取りに来ますと、大いに期待されてしまった。
この時点では、ハードがやっと動いたところだったので、あわてて使えるようにしたのだが、左側の音が出ていないのには気づかなかった。

以来、ウインドウズをインスト−ルすること5回、ハードディスの再フォーマットまでしたが、それでも、動かなかったのだった。
左の音が出なかったのはオンボードサウンド機能の異常が原因で、それ以外は問題ないようだった。これを切り離して、サウンドボードを追加して音を出そうとしたのだが、これが、うまくいかなかった。
現行品ではないないので、インターネットからドライバをもってはきたが、はかばかしくなかった。
やっと音が出て、やれやれと、最後にDVDを見られるようにしようとしたら、すべてが振り出しに戻ってしまった。この時の疲労感は相当なものだった。
このビデオというのが難物で、サウンドとビデオ機能、そして、DirectXが絡み合い、古い世代のサウンドカードでは対応できないようなのだ。
苦労賛嘆5日間、最後には子供も呼んできて散々やったが、ついには諦めた。
度々、戻ってくるようでは困ってしまう。

ビデオ、サウンドオンボードの865Gマザーボードを買ってきた。
こちらは、組み込みからソフトのインストールまで何も問題なし。
あっけなく、すべてが順調に動いた。

つまらないことで不毛な時間を費やしてしまったものだ。
用無しのサウンドブラスター2枚、接触不良時々起こすビデオカードはゴミで出してしまおう。

新しく買ったマザーボードはGigabyteのGA-8I1000 Pro-Gである。
本当はASUSのものを買おうとしたが置いてなかったので、これにした。
中身は満足なもので、ドライバソフト関係も出来がよかった。

VRMの電解コンデンサはルビコン、CPUソケット周りのコンデンサは日ケミとニチコンと、すべて日本メーカのものがついていた。先のコンデンサ不良は、よほど身にしみている様子だ。
3相同期整流回路のコントローラはTI、MOSFETはST Microといったところで、SBDはSR32等どこのものかは分からない。
箱には、6相にできるVRMアダプタの絵があって、どんなものか見てみたかったのだが、これはよく見るとオプションだそうだ。
若干詐欺にあったような気分である。
何はともあれ、余分なPCがなくなったし、もう四苦八苦する必要もなくなり気分がすっきりした。

座り机は、至極快調である。
ディスプレイとキーボードの位置関係が決まり、足を床に投げ出せるので、椅子に座るより楽だ。
座椅子はうまく腰を支えてくれている。
始めて書いた文章がこれなのだが、疲れが少ないような気がする。

2005.1.16




液晶ディスプレイ
ディスプレイが壊れた。2001年3月に買った某M社製国産CRTディスプレイである。
電源を入れても絵が出ず、何回か入れ直すと何とか使える状態から次第に悪化した。
AC電源を受けるコネクタを動かすと直ることがあったので、そう難しい故障ではなかったのかも知れない。しかし、ここぞ、という時に画面が出ず、ついに見放した。いやに早くダメになったような気がしたか、記録によれば、それでも4年使ったことになる。
国内メーカー品でも今はこのレベルか。以前は10年くらいもったような気がする。

新しいディスプレイは17インチの液晶である。
CRTとは見え方が随分違う物で、明るさやコントラストを調整しても違和感がとりきれず、DVの静止画を見るモードにして、やっと落ち着いた。
デジタル接続にしているので細かいところまで見えるのだが、目にはCRTの方がやさしいようだ。

液晶19インチの価格が急落しており、アナログ接続のものの安い物では45,000円程度となっている。ただし、PCリサイクル非対応である。

奥行きが短いのでラックを取り替えることにした。
熟慮の結果、ノートPC用座り机と、座椅子を選んだ。
奥行きがマイナス15cm、高さがマイナス30cmくらいになるので部屋が広くなるのを期待している。
届くのを楽しみにしている。

買った液晶ディスプレイは、最新の最も売れている機種である。
たまたま、頼まれて15インチ液晶の中古品を買うことになった。
できるだけ安い物をさがして、14,000円のを買ってきた。
新品でも、他の中古でもスペックは同じ、画面の明るさが他に較べて劣るように感じたが、出ている絵の違いのせいと判断して最も安いこれにした。

家で動かしてみたら、これで十分である。
自分のは、目がちかちかになって、やっと違和感なく見られるようになったのだが、買ってきた中古は何もしないでも同じような見え方なのだ。
絵の細かさには差があるが、ディスプレイとしては必要にして十分、不満を覚えることはなかった。
何か損をしたような気分である。

2005.1.10




初日の出と露出補正
今日現在の東京での日の出は6時51分である。

カーテンを開けると東の空が白みはじめていた。
濃紺に僅かにオレンジ色が混じりはじめ、次第にその面積を増していった。
雲一つない快晴だといいたいところだが、あいにく水平線には低く雲がかかっていた。
初日が顔をのぞかせたのは7時少し前だった。
この写真は-2.0EVの露出補正をしている。

その昔、ミノルタSR-1SとかブロニカS2とか露出計が内蔵されていないカメラを使っていたことがあった。露出はセコニックズームメータという単独露出計で決めていた。
被写体の部分部分を測って、どう写したいのか、反射率を勘案して最終的露光量を決めるのだがリバーサルフィルムでも結構うまくいっていたつもりである。
勘を頼りに±1EVの範囲で露出補正していた。

露出計を使うのはじっくり撮るときいいのだが、段々にやっかいになり、カメラは自動露出のものに替えた。このあたりは、それでも状況に応じて露出を補正していた。
これがデジカメともなると、一段と無精になり、何も考えずにシャッターを押すだけになった。
分割測光とか評価測光とかは有能で、余計なことを考えなくてもいいのである。

今回のような日の出とか夕日では明るく写りすぎてしまう。
このような場合ではデジカメなら写りを即確かめることができるので補正したよさそうである。
たいていのデジカメでできるはずである。

風景写真ではマイナス側に補正した方がいい結果になることが多い。
露出をマニュアルで補正したのは随分と久しぶりだった。

2005.1.2




トーク2(この前)に