ミニチュアの世界


自分の部屋に坪庭
2005.7.23.

ミニチュア茅葺き茶屋
2005.8.7.

明かり
2005.8.13.

ミニチュア紫陽花
2005.8.28.

ダンバリー・ミント社1959年キャデラック
2005.9.4.

ユザワヤとウッディジョー
2005.9.11.

HOゲージ、Nゲージ--鉄道模型
2005.10.29.

縮尺1/12--ドールハウス
2005.11.20.

坪庭は
2006.1.21.




自分の部屋に坪庭
ふと思った、部屋に庭があったらいいなと。
しかし、水をやったり手間がかかるのは面倒だ。変な虫などが居着いても困る。

一念発起して、部屋を片づけ、それなりのスペースを確保した。
しかし、ここに何が収まるか、それが問題だ。
左の画像では、現場の写真を撮り、これに、インターネットで見つけた坪庭セットを合成してみた。

坪庭セットはここにあった。
http://www.bloom-s.co.jp/shopping/interior/tsuboniwa.html

竹や苔などは模造品なので手間いらずである。

ミニ坪庭セット(大)というのが奥行き59cmで、このあたりが自室では大きさの限度である。
しかし、あいにく売り切れ中となっている。
みんなが良さそうに思うのは同じようで、めぼしいものは、すべて入荷待ちとなっている。

ここに出ている坪庭関係商品は一見和風ではあるが、それにしては違和感がある。
目につく曲線は日本的な感覚ではないのでおかしいなと、よく見てみたら中国製だった。

さらにさがしてみると似たようなものが結構いろいろ売られている。
ポンプが組み込まれ、水がチョロチョロ流れるがある。
水の流れる音が聞けるのはすばらしいような気もするが、すぐに飽きそうな気もする。
また、純和風で立派な石がセットになっていて、これには感心したが、なにせ25万円と大変お高いものであった。

さて、発想を転換して、水耕栽培というのは、どうだろうか?
ポンプがセットになったプランターのようなものが売られている。
これで果物を栽培して食べられたらより魅力的ではないか?
日々、実が大きくなり、色づいていったりした楽しみである。
しかし、できたのはたった1個きりだったりしたら、これは寂しい気がする。
とすれば、やはりオーソドックスに鉢植えの観葉植物か?

2005.7.23.




ミニチュア茅葺き茶屋
幅20cm弱の藁葺き茶屋キットを組み立てた。
通販で4,000円ほどのものである。
http://www.ac-fan.com/mart/dtl.php?ct=CR1202&icd=5924
面倒くさいので座布団、のれん、団子などは作っていないが、ごらんのような状態で出来上がりとした。
このキットは、なかなかよく考えられていて、素材と、その活かし方はすばらしい。
ただし、作るとなると根気と、ある程度の器用さが求められ、自分に合っているかといえば、なかなか苦しいところだった。
中でも難しかったのは屋根の茅葺きだった。
茅に相当するのは、箒で、これをバラバラにして屋根に木工ボンドで貼り付けるのだが、これがうまくいかなかった。
説明書には1本ずつ中央から貼れとあるが、やってみると、平らな屋根ではあっち向いたり、こっち向いたりしている箒材は言うことを聞かなかった。
仕方がないので大量のボンドを塗りつけ、押しつけ、さらにスプレー糊を吹き付けた。
何とかへばりつけることができることはできたが、屋根の地が見えていたり、寸足らずになったり、格好悪いことになってしまった。
仕方がないので、スポンジの細かく草を埋め込んでごまかした。

家の中には、本物の畳が敷かれている。
このあたりは、このキットの芸が細かいところである。

室内が明かりとして、2個の白色LEDを組み込んだのだ。
秋月で買ったおいた1個90円もする高級品に拡散用キャップを被せてある。
冷たい色になるのではと危惧したが、まずますである。

写真のバックに竹垣がちょっと見えている。
そう、前記坪庭セット中を買ったのだ。

2005.8.7.




明かり
ショッピングセンター、駅ビル、レストラン、地下街、ホールなどに行くと上を見るのが癖になった。
照明に目が向くのだ。
新しい商業施設では力が入っているようだ。
入れ物はただの箱でも、照明にお金をかければ、相当に雰囲気は変わる。
基本は、一定の明るさを確保すること、そしてその上で、目を引くポイントを設けるということのようだ。
照明を気にかけるようになってから、最も感心したのは帝国ホテルの宴会場だった。
何より暖かいブラウンが基調になったインテリアがすばらしく、照明は控えめではあるが、落ち着きがありながら華やかな雰囲気を演出していた。
デザイナーのセンスがいいというか、お金のかけ方が違うというか、たぶん両方だろう。
器は平凡で、照明に工夫をした新しい商業施設も好きだが、それとは格の違いが感じられた。

ハリーポッターのDVDを見直した。
照明について言えば、第三作「アズカバンの囚人」は、第一作「賢者の石」と第二作「秘密の部屋」とは違いがあることに気づいた。
一言でいえば、前2作の画面は嘘っぽい。
大広間の画面でよく分かる。
両サイドの壁面にかがり火が配置されていて、無数のローソクが空中に浮かんでいるにしても影がなく光が回りきっているのは、どうも妙である。
人物にはガンガン光を当てておいて、まわりはコンピュータグラフィックスなのだろう。
第三作は、全体によくできているように感じられた.
照明を心して見るのも面白いものである。

ハリーポッターの魔法の世界では、太陽、月、星、そして、火が明かりである。
建物の中や夜の画面は相当に暗い。
対して現代は電気のおかげで、夜でも昼間と同じくらい明るくできる。
さらに、光源を増やせば、明るいところはもっと明るく、そして、色調を含めていかようにも演出できる。

電気に頼らない明暗は自然で疲れないような気がする。
しかし、暗いのは不安でもある。
実利でいえば、現代の人工照明に分があるのは確かである。

写真は現状の坪庭に置いたミニチュア茅葺き民家である。
前面からは可変色フルカラーLED、斜め上からは白色LEDスタンド、そして、背面からは間接光として蛍光灯を使っている。
茅葺き民家は白砂上で、とりあえず映えている。

2005.8.13.




ミニチュア紫陽花
この紫陽花の全高は看板までいれて7cm足らずである。
細工は細かく、花びら1枚1枚にいたるまでとても手抜きはない。

なかでも感心するのは、写真では右端に写っているデンデン虫で、体長数ミリにもかかわらず目だが飛び出したツノまでしっかり作り込まれている。

ミニチュア藁葺き茶屋を作ってみたところ、これだけでは寂しいように感じ、大きさのバランスを崩さない範囲でいっしょに置ける物がないかさがした。

まず園芸センターやデパートの園芸品売り場に足を運んでみた。
箱庭用の五重塔とか、赤い太鼓橋とか、作り物の松の木とか、昔はあったような気がしたが、今では、このような単価の安いものは扱わないようだ。
ただし、例えあったとしても大きさのバランスがとれなかったり、粘土の焼き物に色を塗ったものだったりでは、質感の面で不釣り合いのような気がする。

インターネットでさがすと、なかなか良さそうに思えたのは
http://digimoba.com/products/sekitei/maeniwa.htm
のテーブル石庭「枯山水」坪庭だった。
ただし、静かすぎるような気もするし、実物が期待通りのもかにも不安が残る。
(現在は職人の都合で生産中止となっている)

あれやこれやで見つけたのが浅草仲見世通りにある江戸趣味小玩具のみせ「助六」だった。
http://www.nakamise-tu.com/tenpo/sukeroku.html
店に並べられたものは、店の職人によるもので他では買えないそうだ。
通販で手に入るものの値段を見れば、写真の紫陽花も、そうは安いものでないことがお分かりいただけるだろう。
ちなみに4,000円というのが、そのお値段である。
高いともいえるし、出来からすれば安いともいえる。
職人の手間賃は小遣い稼ぎ程度、時給にすればコンビニバイトの何分の一なのだろう。

この店も浅草仲見世という地の利もあって生き延びてきたのだろう。
店には所狭しと、1,000円くらいで買えるものから、何万円もする屋台のような物まで並べられている。
唯一無二というのは強みではあるが、それにしても、この店にはこれからも続いていって欲しいものである。



もう一つ買ってきたのは、写真下、傘のおもちゃである。
こちらの方は、3つの傘が2つの支点でぶら下がり、わずかな風でも回転しながら動くようにできている。
民家や紫陽花には動きがないので、なにがしかの動きが欲しいのだ。
こちらは、紫陽花のような超ミニチュアではなく、支柱最上部までは10cmほどある。


坪庭の左半分は、とりあえずこれで落ち着いた。
残る右半分は、少しく現代的にしたいと思っている。




2005.8.28.


ダンバリー・ミント社1959年キャデラック
1/24スケールなので全長は229mm、ダイキャストのミニカーは、値段は相当なものではあるが、よくできている。

http://www.tamiya.com/japan/products/danburymint/d1003.htm
左の写真はといえば、1/16のメルセデスSLRマクラーレンである。
両車はいかなる関係にあるか?
かくなる次第である。

キャデラックは、アメリカを代表するゼネラルモータースの高級車である。
今でこそ、レクサスあたりの日本製に脅かされてはいるが、1959年、すなわち、46年前(昭和34年)は、ロールスロイスやベンツと並び称される存在だった。
当時の日本では、3輪トラックが走り回り、クラウンは全長4365mm、エンジンは1500cc 60馬力の4気筒だった。
対するキャデラックは、このコンバーチブルで全長5.7m余、エンジンは6.4リッター325馬力(bhp)のV8である。
今でこそ軽でも当たり前だが、PW(パワーウインド)、PS(パワーステアリング)、AC(エアコン)、AT(オートマチックトランスミッション)は高級車の証だった。
これら2P、2Sつき国産車はなかった。

1960年前後はアメリカ車の最盛期だった。
存在感、装備、馬力はもちろんだが、何よりスタイリングは一時代を画したものだった。
長大で、地をはうように広く低く、そして、何より象徴的なのがテールフィンだった。
これらの特徴を、もっとも華やかに表現しているのが59年型のキャデラックである。
ピンと跳ね上がったテールフィンの高さは最高で、テールランプまわりにジェット戦闘機の排気口を連想させる。
デザインのためのデザインで、テールフィンに実用的な意味があったわけでは、次年度以降は次第に低くなり、ついになくなってしまった。
そして、大きさも萎み、エンジンは小さくなり、かっこうも特徴が薄れ、今ではレクサスの方がいいなどといわれるようになってしまった。
無駄がなくなるのと引き替えに、当たり前な存在となってしまったのだ。
59年キャデラックは、富と栄光の絶頂期にあった良きアメリカの、そしてアメリカ車の象徴的存在なのだ。

キャデラックの変遷は
http://www.100megsfree4.com/cadillac/cad1950/cad59s.htm
に詳しい。
ここで59年と、その前後とを較べてもらうと、よくお分かりいただけるはずである。

数年前のことだが、多くにミニカーに混じって純白のキャデラックコンバーチブルを見かけた。
1万3千円以上だったような気がする。
次に見かけたときは非売品となり、それ以降は忘れ去ってしまった。

改めて調べてみると、これはダンバリー・ミント社のものだったようだ。
ドア、ボンネット、トランクは開閉可能、ステアリングは前輪と連動、サスペンションが動き、細部の部品はフォトエッチングで作られているようだ。
ミニカーといえば一目見て違和感を覚え、そういうものだと思っていた。
ところが、このキャデラックの精密さは、このような常識を覆すものだったので印象に残ったのだろう。

現在、日本で手にはいるのはタミヤ扱いのピンク色である。
通販で最も安いのは13,860円だった。
白はないかとさらに調べると、赤が159米ドルで売られていた。

クーペ、救急車(アンビュランス)もあり、そして、5,000台限定版というのも見つけた。
http://www.diecast.org/diecast98/html/asp/list_reviews/xq/ASP/id.1364/qx/reviewpix.htm
一段と凝ったもので、エンジンルーム、内装、幌は写真を見ると、本物で見まがうほどのできのようだ。
さらに見ていくと、59年のキャデラックというのはアメリカ人にとっても特別なもののようで、見た目はそっくりで30米ドルほど安いもの、1/18スケールで25米ドルと当たり前の値段のものなど、実にさまざまなものが売られている。

ダンバリー・ミントの実物がどんなものか見ようと、いくつかの店に足を運んでみた。
残念なことに、いや、幸いなことに、どこにもなかった。
ただし、たぶん同社のものとおぼしき白のサンダーバードがあった。
手にしてみるとダイキャスト製のために、ずっしり重みがある。
しかし、2万円もする割には、ボンネットフードの隙間が目立つし、グリルの細工も安物とさして違いがないように感じられた。
自分の記憶違いだったか、インターネットにある写真は写りがいいのか?
あたりを見回していたら、ラジコンのメルセデスSLRマクラーレンが気になった。
http://www.toynes.jp/summer/ccp/11.htm
同種のラリーカーやパトカーは、いかにもおもちゃ然とし見えるが、こちらは銀色モノトーンにもかかわらず出来がいい。
おもちゃも進歩していて、ダイキャスト、エッチング、ヤスリがけなどといわなくてもプラスチック成形でここまでできるのだ。
ヘッドライトとウインカーはラジコンでコントロールでき、ブレーキランプも点いて、これで6,000円である。
ヘッドライトは白色LED、ウインカーは自動点滅の橙色LEDが組み込まれている。
箱庭は明かりにこだわっているので、ここに置くにはぴったりである。

坪庭に置いて面白い悪戯ができる。
誰かを呼んでくる。
これよくできているでしょう、などと言いながら、ラジコンでヘッドライトを点灯させる。
相手が、おやと思ったところ、ウインカーを点滅させる。
しかる後に、ラジコンカーは静止状態から一気に加速して、箱庭の柵を乗り越えて飛び出す。
こんなことをしたら、相手はさぞびっくりすることだろう。

この1/16モデルの最高速度は12km/hだそうだ。
ということは実スケールなら192km/hもでることになる。
値段相応というか直進性が悪く、一気に加速させると必ず左によれてしまう。
運転を誤り、衝突させるとボディは柔なので、自慢のヘッドランプが壊れてしまいそうだ。
そんなことにならないよう、その日のために備えよう。

このモデルの出来が良いように感じたのは1/16と、かなり大きめなためだと気づいたのが大分後のことだった。

2005.9.4




ユザワヤとウッディジョー
ダンバリーミントのミニカー扱い店一覧
http://www.tamiya.com/japan/products/danburymint/list.htm
を見ると首都圏のユザワヤ各支店がでてくる。
このうちの2店に足を運び、ここで前記のラジコンを買った。

趣味の品の店としては東急ハンズしか頭になかったが、ここは最近では、一部を他店に貸したり、高額商品にシフトさせたりしている。
このような店は難しくなったのかなと感じていた。
ところがユザワヤのおもちゃ類のフロアを見て、大げさにいえば狂喜乱舞した。
他にはない坪庭用素材が、それこそ、ここにも、辺り一面状態なのだ。
今ではもうなくなってしまったと勘違いしていたプラモデルや鉄道模型が、半端ではない品揃えで並んでいた。
http://www.yuzawaya.co.jp/

週末の模型売り場は、もちろん子供もいるが、大きな子供でにぎわっている。

かってプラモデルというのは子供にとってお小遣いで買える魅力的なアイテムだった。
車、電車、飛行機、船、はては、お城、お寺のような建物まで、いろいろなものが買えた。
薄暗い駄菓子屋に、ほこりをかぶって山積みされていたり、こぎれいな店にHOゲージやNゲージなどの鉄道模型とともに売られていた。
プラモデルに色とりどりの塗装を施すのを楽しみにしている人も結構いた。

いまでもガンダムのプラモデルを売る店はあることはあるが、かなりマニアックで、戦車、軍艦、戦闘機、モデルガン、はては迷彩服などが一緒に売られていて、近づきがたい。

ユザワヤには発売元ウッディジョー製の木製帆船、五重塔、お寺、御輿などの木製キットが置かれていた。
そのなかでスウェーデンログハウスが気に入ったので、これを買ってきた。
http://www.woodyjoe.com/catalog/other.html#01
カティサークや日本丸などの帆船キットは値段が5万円、6万円、組み立て所要時間が150時間、200時間というかなりの代物である。
http://www.woodyjoe.com/catalog/hansen.html#16
発売元ウッディジョーというのは、以前はイマイという社名だったか、ここから製品を受け継いだか、いずれかのようだ。

木製キットを作るのははじめてで、1週間がかりでなんとか完成させた。
多少出来の悪いところもあるが、遠くから見ても分からない程度である。

よくできたキットともいえるが、窓枠の細かいところ1カ所欠けがあったり、バリとりが難しいところがあったりで、多少難ありでもある。
割り箸と同じような柔な素材が使われているからのような気がする。
ただし、ごまかしうる範囲ではある。
木製キットというのは多分こんなものなのだろう。
木工用ボンドの使い方を飲み込めてからは、おおむね思い通りに事が運ぶようになった。
帆船や五重塔など大物に挑戦するとすれば、これは難渋必至であり、簡単なもので予行練習した方がよさそうだ。

坪庭の右にログハウスを置いたので、メルセデスSLRマクラーレンのラジコンとあわせて、こちらはヨーロッパ風となった。
ただし、ログハウスのスケールは1/80、マクラーレンは1/16なので、大きさが何とも不釣り合いになってしまった。
ラジコンに代わるものをさがすようだ。

2005.9.11.




HOゲージ、Nゲージ -- 鉄道模型
ドイツFALLER製プラモデルはSPUR H0、SPUR N、SPUR Z用のように分類されている。

これは鉄道模型の大きさ(縮尺)である。
H0(エイチゼロ)はヨーロッパではこう呼ばれることが多いが、日本やアメリカではHO(エイチオー)といわれている。

HOゲージは軌間16.5mmの鉄道模型を表す呼び方で、縮尺は日本では1/80、国際的には1/87となっている。
縮尺の差はオリジナルの車両が、狭軌であるか、広軌であるかからきていて、いずれのモデルであっても同じレール上を走らせることができる。

NゲージのNはNineで、9からきていて軌道は9mmとなっている。
縮尺はイギリスでは1/148、アメリカやヨーロッパでは1/160、日本では1/150が基準となっている。
日本でも広軌の新幹線は1/160である。

最後のZゲージは軌間)が6.5mmで、縮尺がおよそ1/220、これ以上小さいゲージはないという意味でつけられている。
アタッシュケースを開けると中で電車が走り回り、はい、63万円!とやっているのは、これだ。
ドイツのメルクリン社が線路やパワーパックから車両まで取り揃えていてつとに著名である。

住宅事情の違いで日本ではNゲージが、アメリカやヨーロッパでは、より大きなHOゲージが主流となっている。
Zゲージは高価であり、また、個人の工作には向かず、やや特殊な位置づけにある。

鉄道模型の世界でストラクチュアといえば建物、建造物、ビル、橋などであり、フィギュアは人形を指している。
例えば、Nゲージ用で揃えれば、同一スケールの景観のなかで電車を走らせることができる。
FALLERは、駅舎から、教会、住宅、給炭塔、役所、変電所、温室、農園セット、園芸センター、はては、観覧車までがプラモデルとしてそろえている。
これらをひとつずつ組んでいけば、一大パノラマを作り上げることができる。
日本製ではKATOやTOMIXからキットではない完成品が出ている。

このNゲージであるが、例えば60×90cmのスペースがあれば10年くらい楽しめるといわれている。
車両、線路、駅、ポイント、コントローラが含まれる入門セットとして、KATOからはEF65ブルートレインセット・スペシャル (16,800円)、TOMIXからは入門セット<ベーシックセット>(価格は同程度から)が売られている。
これだけは、まわりには何もない線路の上を電車が走るだけなので、建物を配置して街を作り、山あり、谷あり、鉄橋あり、トンネルありの景観を作っていけば、それこそ何年がかりの大事業となる。
KATOのカタログを見ると、道路シートには高速道路、地方道、アスファルト、石畳用があり、水面工作用樹脂、岩石用樹脂、樹木製作キット、草原用ファイバーなども売られている。
http://www.katomodels.com/

鉄道模型で極めつけで楽しそうなのが車載カメラシステムセットTOMIX5591 41,790円で、運転席からの映像を無線で飛ばし、これをテレビに写すことができる。
http://www.tomytec.co.jp/tomix/products/n/5591.htm
自分が作り上げた街や、風景の中を走る画が見られたら、それこそ最高なのだろう。

NゲージはDC12Vで動き、右側レールが+なら前進する。
速度は電圧で制御するので、同一レール上の車両はすべて同じ動きをする。
これでは物足りなければ、新しい仕組みであるDCCというのを買えば複数車両を個別にコントロールできる。
このように鉄道模型というのは、際限なく拡大する趣味となりうる。
必ずしもお金をかけるだけではなく、工夫したり、手先の器用さ活かしたり、多様な楽しみ方もできそうだ。

坪庭、箱庭、ジオラマなどをたどっていったら、行き着くところは鉄道模型のようだ。

2005.10.29.




縮尺1/12 -- ドールハウス
通販カタログをぱらぱらとめくっていくと最後のページに目が釘付けになった。
金髪の女の子が2階建ての家をのぞき込んでいる。
ガリバーが小人の家を見ているようだ。
右下にはめ込まれた写真は、どういうことなのか理解に苦しんだ。
1階と2階に、それぞれ2部屋、そして、屋根裏部屋が見えているのだ。
どうも、このミニチュアハウスの正面は観音開きに開き、屋根もはね上がるようだ。

別の写真では、各室内の様子がわかる。
家具、椅子、テーブル、掛け時計、花瓶、ベッド、玉突き台、みなまるで本物そっくりだ。
さらに驚いたのは、この値段だった。
これはVictorian Houseというドールハウスの豪華フルセットで、照明14、家具27、その他284点つきで178,500円なのだ。
同じものをインターネットで見つけたのでご覧いただきたい。
http://www.dollhouse-kado.com/fullset/
この建物はW960cm×H740cm×D560cmと相当な大きさであり、本体と家具の重さは合わると50kgを超えるようだ。

ドールハウスは16世紀にさかのぼり、オランダ、イギリス、ドイツの王侯貴族が自分の屋敷を縮小して作らせたのが起源とされている。
本来は1フィートを1インチに置き換えているので縮尺は1/12ということになる。
上にURLを示したKADOのHPを見ていくと、例えば椅子は天然木と布を組み合わせた作りで写真だけでは本物かミニチュアか区別がつかないような商品がずらっと並んでいる。
照明だけは3万円近い特別に高かいものもあるが、あとの家具、調度品は何百円から1,000円台、高くても3,000円位で売られている。
既製品を買いそろえ、あるいは自作して、好みのレイアウトで部屋を作り上げたり、季節により模様替えして楽しむのがドールハウスである。
当然女性主導の趣味であり、近年とみに人気が出てきているようだ。

縮尺1/12は鉄道模型HOの1/80、あるいはNの1/150に較べるといかにも巨大である。
もう少し手軽なドールハウスはないかとさがすと、建物だけで40,000円くらいのものが見つかった。
その寸法はいえば幅が50から60cm、高さもその位ある。
この部屋が10何畳くらいないと、とても置ききれない。
ただし、大きいということは、それだけリアルなミニチュアを作りやすいということではある。

近所に100円ショップならぬ1,000円ショップが出現した。
早速どんなものかのぞいてみることにした。
衣料、バック、時計あたりが目につくのだが、それと、おもちゃが目玉となっている。
何か臭いなと、親子連れをかき分けそのあたりに行ってみると案の定子供用ドールハウスがごろごろしていた。
ドールハウスというより、女の子用おままごとセットなのだが、てんこ盛りが1,000円なのだ。
何種類もあるセットを慎重に比較検討を重ねた結果、ドアが開き、屋根がとれる家が3棟、家具とキャラクター人形との組み合わせ8パックも入った大入り袋を買うことにした。
自室に建設中のミニチュア遊園地のアクセントとしてキャラクター人形がユニークかつ愛嬌があるので、使えるかも知れないと思えたからだ。
HOゲージの人形(フィギュア)は5体で1,000円、高いものではその何倍もするのだ。


2005.11.20.




坪庭は
肝心の坪庭だが、2005年末現在はこのようになっている。
ここには出していないが、当初はマサキを置いたりして純和風だった。
ログハウスあたりから和洋半々になり、ファラーを取り入れてからは洋風が優勢になり、大半は遊園地と化している。
坪庭の初期段階と較べると、残ったのは枠だけになってしまった。
将来構想図を描いていて、行き着くところは、ほぼ「和」は残らない予定である。

当初は、床にオーディオラックで要らなくなった棚板2枚を並べていた。
観覧車や遊園地が勢力を増してくると、何か台に載せたくなった。
というのは見下ろすのおかしいように思えるのと、それにもまして踏みつぶしてしまわないか心配になったからだ。
なにせプラモデルは極壊れやすく、ひやひやするのが、しばしばなのだ。

適当な台として見つけたのは50インチPDPテレビ用ラックで、寸法は巾180cm奥行き50cm弱、高さ40cmとなっている。
この手の台はメーカー純正品は、10万円もしたりするのだが、買ったのは14,000円くらいだった。

奥の壁は白色LEDアレイ4つで照らし上げている。
明るく、かつ、色合いが純白なために良い感じになっている。


今後は上面だけではなく、ボックス内もフルに活かして遊園地やヨーロッパの町並みを作り上げていきたいと思っている。

2006.1.21.