上海−羽田チャーター便
2008.3.8.
チリ産銀鮭おにぎり
2008.3.2.
シンセンは今、そして、客家料理
2008.2.24.
台北のモスバーガー
2008.2.17.
TDKフラットパネルスピーカSP-XA40
2008.2.10.
ソースかつ丼
2008.2.2.
世界の大宮殿
2008.1.27.
ファラーとフォルマーの建物 その3(完)
2008.1.20.
フレデリック大王
2008.1.13
ファラーとフォルマーの建物 その2
2008.1.6.
ファラーとフォルマーの建物 その1
2007.12.30.
ドコモPHS終了--迷える子羊 その3(完)
2007.12.23.
中国語・英語資料作成 - 真理・真実
2007.12.16.
ドコモPHS終了--迷える子羊 その2
2007.12.9. / 2007.12.23
石油ファンヒータ vs. エアコン
2007.12.1.
ドコモPHS終了--迷える子羊 その1
2007.11.25 / 2007.12.23
これは宇宙だ!
2007.11.17.
eチケット
2007.11.10.
最新パソコンの性能は? その2
2007.11.3.
最新パソコンの性能は? その1
2007.10.28.
Antex(アンテックス)半田ごてヒータ交換
2007.10.20.
ヨーロッパの街 照明の調整と肖像
2007.10.14.
「実践ノイズ対策」アップデートとTIAS
2007.10.6.
ハマー
2007.9.30
コミュータ機EMB120
2007.9.23.
アムトラック サンタバーバラ駅
2007.9.16.
カリフォルニアへ サンタバーバラ
2007.9.9
世界の高速鉄道
2007.9.1.
日の当たる坂道
2007.8.26.
またしてもインターネット接続不良
2007.8.18.
鉄道模型をつくる
2007.8.11.
電車券売機、ICカード乗車券
2007.8.4.
COPとAPF、しかし・・・
2007.7.28.
あなた、何人?
2007.7.22.
異国でくつろげる音楽を
2007.7.15.
ヨーロッパの街 PICマイコンによる照明のコントロール その4
2007.7.7.
ヨーロッパの街 照明のPICマイコンによるコントロール その3
2007.6.30.
ヨーロッパの街 照明のPICマイコンによるコントロール その2
2007.6.24.
ヨーロッパの街 照明のPICマイコンによるコントロールその1
2007.6.17.
プラモデルの歴史
2007.6.9.
ハードディスクレコーダーつきCDプレヤー ソニー NAC-HD1
2007.5.27./6.2.
ブレードサーバー
2007.5.19.
一本足パンタグラフ
2007.5.13.
大聖堂のイルミネーション
2007.5.4.
フォルマー3739大聖堂とPDF版おとなが楽しむプラモデル第2版
2007.4.29.
路面電車のループ運転
2007.4.21.
パソコンのファンが回らない
2007.4.15.
フォルマー3739
2007.4.8.
エナジースター (Energy Star) バージョン4.0
2007.3.31.
答えが出た -- エレベータホールへの階段
2007.3.25.
動画収録
2007.3.17.
ジオラマ
2007.3.10.
PDF版 おとなが楽しむプラモデル 発売
2007.3.4.
ACアダプタ小型化
2007.2.25.
80 PLUS
2007.2.18.
路面電車用パワーパック
2007.2.12.
男女の比率
20007.2.4.
2軸路面電車
2007.1.28.
タイ、シンガポール - 気温差
2007.1.20.
模型電車走る
2007.1.13.
照明の明るさ
2007.1.7.
上海−羽田チャーター便

食事を配るワゴンが近づいてきた。
「ウナギと魚と、どちらがいいですか?」と尋ねているようだ。
変な選択肢だな、聞き違いかと思った。
ウナギではなく、ウサギではないかという声も聞こえてきたようだった。
横3席並びの自分たちに対しても、確かにウナギか魚かと聞いてきた。
通路側の人は魚、中央の人はウナギを選んだ。
迷ったが、以前食べた機内食のウナギはおいしかった記憶があるので、こちらを選んだ。
アルミのカバーを外して、中を見ると、中央のご飯を挟んで、右には火を通したキャベツ、左には茶色っぽいあんかけ風の物体。
ブロックを箸でつまんで口に運ぶ。
噛むと繊維質が感じられ、ウナギのとろけるような食感はない。
これがウナギ?いやこれは豚肉だ。
もしかして、ウナギも混じっているのか、いくつかのブロックを食べ終えてみても、すべて豚だった。
英語で長い魚のような言い方もしていたので、どこかで話が食い違ったのだろう。
隣の人も含めて、何がウナギだ、声もなく、静かに食事のひとときは終わった。
上海から羽田への飛行時間は2時間半ほどだった。
この程度の短い時間なので、席は通路側にはしなかった。
窓から眼下を見渡すと、陸地と海が目に入った。
遠景はまばらな雲と靄のためにはっきりしないが、近くは雲が切れて、日差しの中に日本列島が展開していた。
上海からは九州の北端をかすめ、関門海峡を越え、四国の瀬戸内海沿岸を東に進む。
高度がどのくらいか分からないが10,000m(10km)だろうか。
緑と茶色の陸地、紺碧の海が続き、これらが印刷された地図のようで起伏がない。
大小の島々が現れては消え、地理に詳しければ、今どこを飛んでいるのか逐一合点がいくだろう。
やがて、瀬戸大橋と神戸・鳴門ルートの橋が現れ、これには感動した。
このあたりから海岸沿いに長方形が目立つようになった。
人口密度が高まりに応じて埋め立て地が増えるのだと納得させられる。
黄土色の人工的な造形物が時々現れるのだが、どのくらいの大きさなのかスケール感が得られず、それらが何なのかは理解できなかった。
紀伊半島をまたぎ、太平洋沿岸を東進する。
このあたりから雲に邪魔されて、どのあたりなのか分かりにくくなり、富士山は視界に入らなかった。。
三浦半島を見下ろすといよいよ羽田空港校である。
この日は気流が悪く、ベルト着用のサインが終始消えることはなかった。
着陸時は強風にあおられて、何度も機体が傾くのを立て直しながらの着陸だった。
一大パノラマを満喫した空の旅は終わった。
窓側の席もたまには、いいものだと見直した。
上海−羽田便は虹橋(Hongqiao)空港を利用し、国際定期チャーター便として、2007年9月29日に運行が開始された。
成田便の浦東(Pudong)国際空港発は市街地から1時間ほどかかるのに対して、15分ほどと近いので大いにメリットがある。
ただし、ディスカウントチケットはあまりないようで、結局運賃は相当に割高になっている。
羽田 → 上海(虹橋)間は午前、午後各2便の計4便が現在運行されている。
なお、羽田 → ソウル(金浦)間にも計8便が運行されている。
2008.3.8.
チリ産銀鮭おにぎり

キリキリキリ(おもりを巻き上げる音)
グワシャーン(おもりが落下してコンクリートを壊す音)
グラグラグラ(滞在しているホテルが揺れる)
日曜日の夕方だというのに工事は休みなく続けられている。
台湾ででは、建設工事は休日、夜間でもお構いなしである。
日本のように文句を言われることはないそうだ。
ホテルの隣はマンションになるらしい。
重機を持ち込んでいるので大変な騒音がひっきりなしに聞こえてくる。
朝、ガーと轟音が響き始めた時に時計を見たら8時14分と18分だった。
そこは異国の地であり、日本とは違い、一種のバックグラウンドミュージックのようなノリで、それほどは気にならない。
それでも、午後8時を過ぎると、やはり勘弁してもらいたくなる。
音が止むのは午後10時ころである。
工事をしている人たちのエネルギーにはほとほと感心する。
何度も泊まっている台北のホテルではあるが、通りを挟んで斜め向かい吉野家があるのは知らなかった。
どんなものか試しに行ってみたいところではあるが止めておいた。
日本人2人の食べてみての感想はこうである。
@ひと味違う。セットでついてくる甘い飲み物(紅茶?)にがっかりした。
A日本では牛丼をよく食べるが、味が全然違いうまくない。
台湾の人の嗜好に合わせて味を相当変えてあるようで、自分もがっかりするような気がした。
台北市内には日本でおなじみのコンビニがそこここに見られる。
ホテルを出て4つ角をおれるとすぐにセブンイレブンがある。
屋根の下を通っていけるので雨の日には便利だ。
交差点を渡るとすぐにファミリーマートある。
セブンイレブンはやや狭い店だが、ファミリーマートの方は広い中型店だ。
外国で、日本語が通じない個人の店で買い物をするには勇気がいる。
何しろ中国語では数字が満足に勘定できないのだ。
その点でコンビニならレジの機械に数字が出るので安心である。
食事を簡単に済ませようとセブンイレブンの店内を物色した。
ベビースターラーメンを見つけた時には思わずほおがゆるんだ。
食べ物の候補はといえば、おにぎり、サンドイッチ、弁当、カップ麺といったところだった。
弁当は日本と同じで買えば暖めてくれそうだ。
漢字からして何となくどんなものなのか分かるがような気がする。
しかし想像とかけ離れている危険をはらんでいるので止めておいた。
カップ麺も外れを選んでしまう恐れがあるので、これも候補から外した。
サンドイッチは日式とあるものを選び、迷ったのはおにぎりだった。
ウナギの蒲焼き入りは多分日本で売っているものと同じだろう。
しかし、写真のチリ産銀鮭とはどんなものだろう。
チリ産、そして、銀鮭とわざわざ断る理由は何なのだろうか?
もろもろをレジに持って行くと合計195という数字が表示された。
念のために、これですねという感じで数字を指さしたら「ヒャクキュウジュウゴです」と日本で言ってくくれた。
何を買ったかで、ははぁ、日本人だなと読まれていたのだった。
チリ産銀鮭おにぎりであるが、ご飯もおいしく、日本の鮭おにぎりと何ら変わらなかった。
2008.3.2.
シンセンは今、そして、客家料理

香港からシンセンに日帰りすることになった。
シンセンといわれて気が重くなった。
それは
http://www003.upp.so-net.ne.jp/hashizume/Talk2/4.htm#135
に書いたように、そこは恐ろしく、口には出さないものの正直行きたくないのだ。
以前と同じように香港から電車でシンセンに入った。
香港から毎日通勤する人も多く、香港のIDを持っていれば入出国手続きは簡略化されたが、そうでない人にとっては、どこに行ったらいいのかわかりにくくなった。
面倒を見てくれる人がいるので、その人について行けば良いだけだが、一人だったら難渋することだろう。
中国に入国してあたり見回すと景色は一変していた。
内地人との間にあった柵は取り払われ、これにもたれて怖い眼差しを向ける人もいなくなった。
駅前からまっすぐに広い通りが何百メートルも続いている。
確か土産物街があり、ビルも建ち並んでいたような気がする。
拍子抜けしたように緊張がほぐれた。
春節前後から続いた寒波もこの日は一息つき、そこには春を感じさせる日差しがあふれていた。
道行く人たちの表情も穏やかで、日本と何ら変わらない。
新宿あたりの方が、ずっと怖いくらいである。
聞くところによれば、強制退去により再開発を行い、公安(警察)が徹底的な取り締まりをしたそうだ。
今でも私服の公安が目を光らせているらしい。
わずか1年3ヶ月の変わりぶりに驚かされた。
北京オリンピックを控え、力を入れたということなのだろう。
さて、仕事をすませ、その後は宴会だ。
3時間以上しゃべらされて、本当は勘弁してもらいたいのだが、一人では香港に帰ることができない。
今日は客家料理だという。
客家はハッカと読むのが正しく(キャッカという人も多い)
(Hakka) 中国の広東省を中心に南東部の諸省において、かつて華北から南下移住してきた漢族の子孫として、他の漢族や少数民族とは区別されてきた集団。独特の習俗を保ち、言語も独自の方言をなす。
【岩波書店 広辞苑第五版】
中国、台湾、香港でいろいろな料理を食べさせてもらっているが、この客家料理は台湾でも食べたが、特においしいと感じた。
どこがおいしいのかといえば、うまく言えないのだが味付けのような気がする。
醤油を使っているのではなさそうだが口に合う。
骨付きぶつ切り豚肉?、大腸のショウガ炒めがベストディッシュだそうだ。
シンセンは怖いところではなくなった。
しかし、香港に再入国するとほっとした。
ホテルに帰り、体重を量ったら前の日に較べて700〜800g減っていた。
人いきれでむせかえる部屋でしゃべったせいもあるが、シンセン行きはやはり厳しいことには変わりなかった。
2008.2.24.
台北のモスバーガー

昨日香港から台湾・台北に移り、久しぶりというか初めて海外で一人でゆっくりできる日曜を迎えることになった。
台北には何度か来ているが、空港に迎えに来てもらって、後はすべて車で移動、そして空港に送り届けられる生活だったので、何度か泊まっているこのホテルの周りも全く知らない。
12年も使ってきた移動用手提げ袋がぼろぼろになってしまったので、後継と、お昼でも買おうかと9時半にホテルを後にした。
ホテルの案内用地図、グーグルマップ、そして、会社の人に送ってもらった周辺地図を頼りに、まずMRT中山駅、および、新光三越あたりを目指した。
冬の台北は雨ばかりといわれているが、時折日が差し、寒くて震え上がった香港とは違い、快調に目標に到達した。
商店街では歩道に店ごとに段差があって歩きにくいのは南の高雄と同じだった。
横断歩道では青信号があと何秒続くのかが分かるようになっているのは安心で、日本でも取り入れてたらどうかと思われた。
ほとんどの商店とデパートはまだ閉まっていた。
デパート開店は11時と遅い代わりに、夜は9時、10時までやっている。
思い起こせば昔からそうだった。
勤め人には便利だが、こちらとしては1時間も待つことはできず、新しい手提げ袋を持って帰るのはあきられることにした。
デパートのそばで子供が一生懸命肉を炒めていた。
若いお母さんと一緒に食べ物屋台を営んでいる。
何かの物語を感じ、お昼をここで買おうことも思ったが、例の冷凍食品が気になってやめてしまった。
台北駅、善導寺駅と地図で確かめながら、約2時間でホテルに帰ってきた。
セブンイレブンでお昼を買おうかと考えていたが、MOSという文字が目に入った。
日本ではチリドックをよく買っているモスバーガーで、台湾ではどんなメニューなのかに興味がわいた。
メニューの絵を見て品定めをしていたら日本語のメニューが出てきた。
日本ではホットドックにはプレーン、チリ、スパイシーと3種類あるが、チリだけなかった。
買ってきたのが写真のプレーンドックと、日本にはないエビの天ぷらのようなものである。
プレーンドックは、大体日本と同じようなものだったが、ソースは若干甘めかも知れない。
エビのほうは想像したとおりのものだった。
さて、夜はどうするか。
日本食が恋しくなるだろうという人もいる。
全然そんなことはなく、強いて言えばおいしいパンが食べたい。
嗜好の違いで、焼きたてのパンはおいしくても中身にがっくりさせられたことが何度かある。
一休みして、また出かけるとするか。
2008.2.18
TDKフラットパネルスピーカSP-XA40

PC用のNECフラットパネルスピーカの音が忘れられない。
振動板は発泡スチロールのような感じで、これを簡単なアンプで鳴らしていた。
低い音も、高い音も出ない。
しかし、ボーカルなど音の良さは格別だった。
誤って高い電圧をかけたのか、よくは覚えていないが壊してしまった。
NECは撤退してしまい、手に入らなくなった。
以来、フラットパネルスピーカには格段の興味を覚えることとなった。
しかし、感度が低いために、まともな音が出なかったり、携帯性を優先するあまり音が犠牲になっていたりで、がっかりさせられてきた。
写真は
TDK SP-XA40で、このアンプが内蔵されたサブウーファつき2.1chスピーカは4,980円で購入した。
ポータブルCDプレヤーで何枚かCDをかけたが聞き惚れてしまった。
ボーカルや弦楽器、管楽器など濃厚で響きがいい。
ハイフィディリティ(死語か)とは違うが、かなりの価格のコンポアンプとスピーカでも、このような音(空気感)は味わえないはずだ。
入力1系統で切り換えなしのシンプルアンプで、かつスピーカコード最短が効いている上に、フラットパネルスピーカならでの良さが出ているといえる。
すこしだけ難点があって、それは低音が出すぎることである。
サブウーファの効果が誇張されたチューニングは商品として、こうなりがちだが、レベル調整はついていないので使いこなして何とかするしかない。
まず、裏側に開いたバスレフ開口部を布きれでもビニールでもいいが、ふさいでしまうこと。
これで低音レベルはかなり下がる。
あとできるのは低音が響かない、しっかりした床に置くなど、工夫することになる。
TDKは、この他にSP-XA160、SP-XA80、SP-XA60、SP-XA10と4種を出している。
最上位の
SP-XA160は新しい駆動方式を取り入れていて、ギターの音がいいらしい。
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20061129/tdk.htm
価格は25,000〜30,000円で、こちらは低音レベルを調節できる。
なお、最下位のSP-XA10は、音が出るだけの商品なのでご注意を。
SP-XA40にはトランス式ACアダプタが付属し、国内用なので入力はAC100V専用である。
これをAC200V、AC110Vの香港と台湾で鳴らすにはどうしたらいいか?
海外旅行用トランス式電圧変換アダプタはか重いのでごめん被りたい。
AC100〜240V入力DC12V出力スイッチングACアダプタが手元にあったので、これで動かしたところ、音は暗く、重くなるような気がするが、音の良さは失われることはなさそうだ。
いずれにしても、ソニーやオンキヨーのポータブルスピーカとは一線を画する音がする。
大きさ165×175×180mm、重さ1.5kgが問題ではあるが、持って行くように努力しよう。
2008.2.10.
追記
かばんに、まずこのスピーカを入れた上で他を詰めていった。
しかし、何せ9泊10日である。
下着類は途中で洗濯に出すようにして減らしたが、どうしても収まらない。
やむなくオンキョーLX-1Jに選手交代してもらうことになった。
ソースかつ丼

ラーメン、焼きそば、餃子、カレー・・・ご当地名物は観光客の誘致に一役買っている。
伊那を車で走っていて、馬刺し、かつ丼の看板が目についた。
ソースかつ丼が伊那名物とは知らなかった。
そもそもソースかつ丼には馴染みがない。
かつ丼といえば、タマネギといっしょに甘辛く煮たカツを卵で閉じ、これが載ったどんぶりと認識していた。
調べてみると、これは卵とじカツ丼といい、その他に、ソースカツ丼 、煮込みソースカツ丼、みそカツ丼、塩カツ丼、おろしカツ丼、カレーかつ丼、えびカツ丼などがあるようだ。
みそカツというのは食べたことがあるが、どれも分かるようで、よくは分からない。
果たしてみそカツとはいかなるものなのか?
画像は伊那ソースかつどん会のウェブで、クリックすると同ウェブが表示されます。
出てきたソースかつ丼定食には目を見張った。
カツが顔を出し、その上に蓋が傾いて載っている。
これでは蓋をする意味がない。
蓋をどけて、のぞき込むとカツの厚さは優に1cmを越えている。
量が多いので、上に載っているだけではなく、一部ご飯を押しのけて下の方まで達している。
どこかにカツは250グラムと書いてあったが、まさしくそんな感じであった。
ブルドックソースのレシピ
http://www.bulldog.co.jp/recipe/novem/01.html
によればソースかつ丼作り方は
*特製ソースは、ウスターソース1に対して、とんかつソース2の割合でミックスし、砂糖・みりんを大さじ各1ずつ加え、味を調整する。
*豚肉に塩、コショウで下味をつけ、衣は薄力粉、溶き卵、パン粉の順にしっかりとつける。
*サラダ油を180℃前後に熱し、かつがキツネ色になり火が通ったら、油をきる。
*特製ソースの中に、かつ全体をくぐらせる。
*千切りキャベツをしいた丼の上に、食べやすい大きさに切ったかつを並べる。
*お好みで上から特製ソースをかける。
ポイントとしては
かつが熱いうちにソースにくぐらせれば、衣がしんなりしない。
ということらしい。
簡単そうなのでお試あれ。
さて、食べてみるとカツがおいしい。
全部おなかに収まってしまいそうだ。
これは1,500kcal、明らかに食べ過ぎである。
カツ、キャベツ、ご飯がおなかを満たしていく具合を確かめつつ、慎重に判断してカツは半分残した。
一緒に馬刺しも食べた。
出先のこともあり、こちらは1切れだけにしておいた。
本当はもう一切れ食べようかどうか迷ったが、時間切れになったのだった。
4人なので4人前注文しようとしたら店の人が2人前でいいのではと言ったのもの気になっていた。
これが幸いだったかどうかは分からない。
同行某氏は後にお腹の具合が悪くなりトイレに駆け込んだ。
同氏は馬刺しを2切れ、ソースかつ丼は全部平らげていたのだった。
できたてのソースかつ丼というのはおいしいものである。
2008.2.2.
世界の大宮殿

これは面白そうなので、ゆっくり見てみたくなった。
値段は税抜き4,300円と高いので、どうしようかと迷いつつ、小銭入れにいくらあるか調べると517円あった。
税込みでは4,515円なので、これは運命的に買うことになっていたのであろうという気になった。
アンリ・スティルラン著/森山隆訳
空から見る驚異の歴史シリーズ
世界の大宮殿
ISBN978-4-422-23984-2
創元社刊
http://www.sogensha.co.jp/mybooks/ISBN978-4-422-23984-2.htm
この本は変わった作りになっている。
本を開いた状態で見開きの2ページが上に持ち上げるような作りになっていて、A4の4ページ分に1枚の写真が印刷されている。
取り上げられているのは
ハドリアヌス別荘(イタリア)
アルハンブラ宮殿(スペイン)
紫禁城(中国)
トプカプ宮殿(トルコ)
シャンボール城(フランス)
シュノンソー城(フランス)
ハンプトン・コート宮殿(イギリス)
クションジュ城(ポーランド)
カルロス5世宮殿(スペイン)
カプラローラのファルネーゼ宮殿(イタリア)
エル・エスコリアルの修道院・旧王宮(スペイン)
ヴェルサイユ宮殿(フランス)
ブレナム宮殿(イギリス)
サンスーシ宮殿(ドイツ)
ストゥピニージ宮殿(イタリア)
エカテリーナ宮殿(ロシア)
エステルハージ宮殿(ハンガリー)
カゼルタ王宮(イタリア)
ウダイプールの宮殿(インド)
ハワ・マハル(インド)
プノンペンの王宮(カンボジア)
皇居(日本)
ノイシュヴァンシュタイン城(ドイツ)
ペナ宮(ポルトガル)
サユーンにある白亜の王宮(イエメン)
ヴィスカヤの別荘(アメリカ合衆国)
チャウシェスクの宮殿(ルーマニア)
パレ・ビュル(フランス)
イスタナ・ヌルル・イマン(ブルネイ)
で、空撮といっても衛星写真のように真上からではなく、ちょうどアングルから全体を撮っている。
名所旧跡の類の写真は撮影ポイントが決まっていて、どれを見ても光線の具合、季節、天候に違いがあっても大体同じようなものである。
この本は、さすが金をかけて空撮しただけのことがあると感じられる。
「王や貴族たちは自らの住居に機能性や居住性を求める以上に、見た目の豪華さや壮大さを重視した。おかげで私たちはバラエティあふれる造形や規模をもった宮殿の数々を観賞することができる。フランスのヴェルサイユ宮殿からスペインのアルハンブラ宮殿、ドイツのノイシュヴァンシュタイン城、インドのウダイプールの宮殿、ロシアのエカテリーナ宮殿、中国の紫禁城、日本の皇居まで。全29の名だたる宮殿の全容がわかる」
が出版社の紹介文である。
この本を見ていって、はっと目を奪われたのは実は日本の皇居だった。
豪華絢爛の大宮殿に較べるとペチャンコにさえ見えるが、単純な直線で構成される建物は他にない美しさと思えた。
建物に関する情報は非公開というのには、そうだったかなと意外な思いがする。
都会にありながら建物に対して、これを取り囲む緑の面積が極端に広いのは、最高に贅沢といえそうだ。
このようなことが分かるのは空撮ならではである。
29の宮殿のうち、最後の4つは一体何だろうと解説を興味深く読んだ。
最も面白いのはパレ・ビュル(泡の宮殿)で、潜水服の頭部がゴロゴロしているような造形となっている。
説明が難しいのでどんなものかは、立ち読みでもしていただければと思う。
現在の所有者はピールカルダンだそうだ。
宮殿というものは、時の権力者が財力にものを言わせて作り上げている。
陰では多くの人たちが犠牲になり、貧困にあえいだであろうが、時代を超えて形あるものとして残されたのはすばらしいことではある。
最近ではオイルマネーでいくつも宮殿ができそうな情勢である。
この本の最後に出てくるブルネイは産油国であり、その宮殿は、オイルマネーによる。
ブルネイでは税金がないそうで、大変結構であり、宮殿は別にして、うらやましい限りである。
2008.1.27.
フレデリック大王

写真の中央にあるのは
ファラー180559フレデリック大王で高さは7.5cmほどである。
これはキットではなく完成品として売られており、人手によるエージング塗装が施されている。
そばで見ると、まだらで、かなりひどいと感じたが、離れればご覧の通り様になっている。
プロシャ王(プロシャは英語で、ドイツ語ではプロイセン)Frederick the Greatのブロンズ像はオリジナルはベルリンにあり、観光のポイントとなっている。
オリジナル像はクリスチャン ダニエル ラウフの手により1851年に完成したもので、ファラーの製品は、台座の装飾をすべて取り去り、簡略化している。
http://www.aviewoncities.com/berlin/reiterdenkmal.htm
この写真は年賀状用に撮ったもので、このHPにも年初載せていた。
もう一体の
180558ゲーテ&シラー像とともに置き場所と照明を変えながら、2晩あれこれ試みて、結局これが一番良かった。
ゲーテ&シラーも悪くはなかったが、そちらは縦位置で、横位置のこちらの方が落ち着いている。
照明を変えるといっても大げさなものではなく、背景空の青が目障りだったので、下向きに青色LEDを取り付けている基板をひっくり返しただけだった。
像を見上げるような感じにするためにカメラ位置は、ほとんど床まで下げている。
ピントは像に合わせ、絞りとシャッタースピードはF3.2、1/8だった。
レンズの焦点距離は35mm換算で100mm程度と思われる。
ノートリミングで、撮影後の補正は必要なかった。
街灯が傾いていたり、これを固定する接着剤が見えたりしている細かい欠点には目をつむるとして、この写真で気になるのは、主のフレデリック大王に対して背景の建物のぼけ方が中途半端なことだ。
主題で、かつ手前に位置する像にピントを合わせるのが、この場合には必然であり、あとはレンズの被写界深度まかせになる。
撮影位置を離して、より望遠で撮ろうか考えたが、自然な距離感は失われてしまう。
絞りを開けようにも、すでにレンズは開放状態にある。
どうしてもいうことであれば、明るいレンズに代え、それがつくカメラも一緒にとなれば何十万円もかかってしまう。
これは、余計なことは考えない方がよさそうだと諦めた。
タンスの中で眠っている
銀塩用オリンパス100mmF2だったら、どんな写りになるのか気にはなるが、シャッターを押すだけで、この写りというのは、デジカメの進歩はあらためてすごいと感じられる。
2008.1.13.
ファラーとフォルマーの建物 その1

これまで紹介してきたように両社はドイツの2大プラモデルメーカーである。
かねて両社の建物はデザインに違いがあるのが気になっていた。
当HPのカバー画像で、上段の遊園地では中央にあるハーフティンバーのピザレストランはフォルマーだが、大観覧車をはじめ他はファラーである。
下段には建物を並べているが、これらはすべてフォルマーである。
ファラーにも数多く似たような建物があるにもかかわらず、フォルマーなのは、購入した当時には手に入りやすかったこともあるが、何といってもデザインが好きだからだ。
しかし、ヨーロッパの写真を見ると、ファラーの方が実物を基にそれをプラモデル化しているように思える。
フォルマーの建物にはオリジナルが存在するのか?
かねてより疑問であった。
ここでいうファラーとフォルマーの違いが、どのようなものかは、
ユーロバーンのウェブをご覧いただきたい。
ここは新着情報が興味深く、時々のぞいている。
(
ホビダスにも出展していて品揃えが微妙に違い、在庫の有無にも差がある)
http://www.euro-bahn.com/20.html
開いていただいたCity & townのページには現在34の商品が並んでいる。
これらは1点だけがフォルマーで、残りはすべてファラーである。
どれがフォルマーなのか、多分すぐにお分かりになるだろう。
順にクリックしていけばメーカーが書いてあるが、フォルマーは下から2段目左の
マンションである。
最上段のシラー通りの街並み 4棟セットや、コーナーハウス ゲーテ通り90あたり(ファラー製)にはオリジナルがあって、それをモデル化しているらしいことは容易に想像がつく。
バルセロナで似たような建物を自分でも見ている。
この時には建物のかっこうには全く興味がなく、ただ、隙間なく建ててあるので、立て替えは難しいだろうくらいにしか思わなかった。
あらためて写真を見ると、建物はファラー製シラー通り、あるいはゲーテ通りと銘打った建物とよく似ている。
フォルマーは、いったい何なのか疑問が深まる。
写真のハーフティンバーはヨーロッパの建物には特徴的なデザインである。
縦と斜めの柱と、これらの間を埋める白壁が、はっきりしたコントラストを作り出している。
先のユーロバーンの
City & townのページにも、このデザインを取り入れた商品があるし、
Country & Villageのページには本物のハーフティンバーが数多く出ている。
ハーフティンバーとは、中世のフランス、イギリス、ドイツなどで多く見られた建築形式で、柱、梁、斜材など木造骨組をそのまま外部に出し、木造骨組みの間を石やレンガで埋めて壁とした。
「木骨様式」ともよばれ、チューダー様式を代表する建築形式とされている。
日本の伝統的な神社仏閣と同様に釘を使わない木組み建築で、オークなど良質の木材を用いれば数百年の耐用年数がある。
この様式はアメリカにも渡ったが、釘を使う安価な工法の隆盛とともに、廃れてしまった。
釘で固定する工法で建てた家の寿命は、10年単位。
対して、良い材料を用い、高度の技術をもって建てられたハーフティンバーをはじめとする木組み建造物では100年単位の寿命があるらしい。
ハーフティンバーで思い出すのは、今年サンディエゴのそばにあるデンマーク村だった。
ここにはペンキで塗った白壁に、柱、梁、斜材が茶色で描かれている家があり、これには恐れ入った。
これは、あまりもひどいが、前面のデザインをハーフティンバー風にした家はよくある。
デザインとしてハーフティンバーを好む人は少なくないようで、日本でも注文住宅に取り入れられているようだ。
個人住宅だけでなく、相当大きなものもある。
私としては、特に大きな建物はこせこせした感じを受け、好みではない。
ハーフティンバーの建物はフォルマー、ファラーともに数多く製品化されている。
さてプラモデルについて、ハーフティンバー、ファラーの本物風建物、そして、フォルマーの建物(プロフェッショナルシリーズなど一部だけだが)の違いはどこからきているのだろうか?
ずばり、それぞれ、民家、実用的建築物、そして、贅を尽くした貴族、大金持ちの宮殿、豪邸に対応する。
実用的建築物は、敷地を有効に活かし、内部スペースが広くとれるように、外壁は平面を基本としている。
これに窓やひさし、階の区切りに、装飾を施し、個性を演出している。
シラー通りの街並みやとコーナーハウス ゲーテ通り、フォルマーのマンションとを較べると、前者は平面が目立つのに対して、後者の外壁は装飾だらけで、屋根前面以外に単純な平面はほとんど見あたらない。
一体、こんなマンションがあるだろうか?
建築費が莫大で、工期が何倍もかかれば、家賃も高くなり、入居者は集まらないだろう。
仮に、古い建物を利用しているのであっても、多額の保守、修繕費用がかかるだろうし、エレベータの設置もままならないだろう。
本当は、近代建築技術を持ってすれば容易に建てられるだろうが、このような古典的な装飾がごてごてしたものではなく、未来志向のすっきりしたデザインになるだろう。
豪華絢爛という言葉がぴったりの建築物の軒先を素晴らしいできの彫像が飾っている。
こういうのは、一体だけでも当時の価格で数千万、現在の価格は数億円というのも珍しくはない。
信じられないほどの金をかけた建物を現在われわれは目にすることができるのだ。
HOスケールのプラモデルでは、このような細かいところは省略されている。
それは、1/87では再現が難しいからだ。
ファラーの
フレデリック大王のモニュメントを実物と較べるとよく分かる。
実物はベルリンに存在する。
比較すればモデルの台座はのっぺらぼうなのに対して、実物は実に手が込んでいる。
自分が気に入って並べているフォルマーの建物、
郵便局、
ホテル、
公文書館、
銀行は、オリジナルがあるのかどうかは定かでない。
あったとしても、それは、そこ、ここにあるようなありふれたものではないことだけは確かである。
現在のところ、フォルマーを日本で買うのは難しい。
ユーロバーンのフォルマー製マンションは「取り寄せ可」と売り切れている。
最後の1個を買ったのは、何を隠そう、自分である。
実物があろうが、なかろうが、どうでもいい。
どれもというわけではないが、フォルマーはデザインが優れている。
さて、久しぶりにプラモデルでも組むとするか。
2007.12.30.
ファラーとフォルマーの建物 その2


両社のコーナービルディングを並べてみた。
右がファラーの130925、左がフォルマーの3771銀行である。
こうして並べてみると両社の特徴がよくわかる。
繊細で優美なのがフォルマー、無骨で力強いのがファラーという印象を受ける。
右の写真はファラーには
専用電球3個を組み込んでいる。
ショーウインドウには店内の様子を摸した紙を貼り付けてある。
これが厚いので光を透すか心配だったが、これは杞憂であった。
中ががらんどうなことを隠すためのカーテンも然りであったが、建物全体としていい感じになった。
ファラーのゲーブル(屋根にある三角型の飾り)やロシア風の塔は好きではないが、光が支配する世界では悪くはない。
縮尺はHOスケール1/87で、2つの建物の高さは20cmほどである。
小さく、細い部品は扱いづらい。
不用意に持ち上げようものなら、即補修ということになりかねない。
ファラーは大味ではあるが、反面丈夫で壊れにくく、組み立てやすい。
塔の下にある出窓あたりに、この特徴が顕著で、見た目は良くないががっしりと頑丈である。
このあたりは考え方であって、ファラーがフォルマーに劣るとということではない。
キットとしての設計、部品の精度はいずれ劣らず優秀で、説明書に従えば、きっちり組み上げることができる。
ファラーは組み終わってから大量の部品が残るのは社風だろうか。
頭の中で理解できても若干割り切れない思いが残る。
2008.1.6.
ファラーとフォルマーの建物 その3

両社はフランスやスイスとの国境に間近な南ドイツにある。
ファラー社はグーテンバッハにあり、南に下ればすぐスイス、西もすぐプランスである。フォルマー社はシュトゥツガルトにあり、両社は直線距離にして150kmほどしか離れていない。
シュトゥツガルトはご存じ、メルセデスベンツ、ポルシェの本拠地でもあり、また、数十キロ東のゲッピンゲンにはZゲージで著名なメルクリン社がある。
このあたりはおもちゃ産業の盛んなところである。
ファラー社の住所は
Kreuzstrasse 9 D-78148 Gutenbach im Schwarzwald
http://www.faller.de/start.php?lang=dt&naviUp=6
に社屋の写真があり、グーグルマップ
http://maps.google.co.jp/maps
でKreuz Gutenbachで「地図を検索」すると、地図、および、航空写真で、ああ、ここだ!と確認できる。
フォルマー社の住所は
Porschestraβe25 70435 Stuttgart-Zuffenhausen
であり、やはりグーグルマップで
porschestr 70435 Stuttgart-Zuffenhausenで地図を検索すると、ピンが立つ位置は少しずれるがポルシェ通りが見つかり、航空写真で通りの左詰め近くにあるのが多分フォルマー社だろう。
ファラー社はシュヴァルツヴァルト(黒い森)の住宅地にあり、フォルマー社は工業都市の一角、それも近くにはポルシェがあるようだ。
ファラーはのんびりと自由な発想で他社にないものを、フォルマーは職人芸を発揮して凝りに凝った製品を出しているという、両社の製品から受ける感じに結びつけることもできそうだと感じられる。
両社の位置づけは「鉄道模型ストラクチュアでは世界的に有名なファラー社」に対して、フォルマーはだいぶ差があり、いいものを作るが、知る人ぞ知るというところだろう。
上の写真はファラー130925シラー通りの街並み4棟セットを並べ、180670ビルディングライトをコーナーハウスには3個、中間ブロックには2個の計10個を組み込んでいる。
建物の緑色は許容限度を外れた気に入らない色と感じていたが、このような夜景では目立たない。
この緑は日本の建物では見慣れない色だが、もしかしたらドイツやオーストリアにはあるのかも知れないと、いろいろな本を見てみた。
以前にフォルマー3772ホテルの黄色が同様の感じを受けたが、マリア テレジア イエローというのがあるのを後に知ったからである。
緑色の屋根はよくあるが、建物本体というのはなかなか見つからなかった。
しかし、ついにウィーンのカールプラッツ駅に緑が使われているのを発見した。
確かに金の文字とか、装飾とかとは合いそうな感じがする。
それと、もしかしてファラー社がシュヴァルツヴァルトにあるので、単に緑が好きなのかも知れない。

こちらはフォルマー3775マンションである。
3773公文書館を3つ並べ、中央の前後を入れ替えている。
組み立てて改めてフォルマーのすばらしさに感心させられた。
正確な組み立てを補助するための部品の突起、へこみ、盛り上がりには設計した人の執念を感じさせる
ファラーは、金型が高くなるので、そこまではやることはないとの考えだろう。
細かい凹凸、優美な曲線で構成された装飾はフォルマーが断然勝っている。
ファラーのゲーブルは付けない方がいいかもと迷ったが、同じゲーブルでもフォルマーのデザインは見事である。
予定の場所に、ファラーを右サイド、フォルマーを正面に並べてみた。
考えていることは、ちょっと早いがクリスマスイルミネーションで彩られた夜の街並みの再現である。
単独の建物としては出色と言っていいフォルマーではあるが、この想定ではファラーが勝っている。
ファラーの1階は商店で、このショーウインドに貼ったシールを裏から透かして、あるいは回り込むようにした光が照らしている。
絵柄が妙に現代的で、場違いな感じだったが、意外に雰囲気がいい。
無骨な看板も組み立てている時は、どうかと感じられたが、出来上がってみるとこれも悪くはない。
対するフォルマーだが、中にLEDを入れてみたが窓が明るくなるだけで、ぱっとしない。
夜を演出するには外に街灯を立てるくらいしかないようだ。
思い切って別のモデルを投入するか、追々考えることにしよう。
シリーズ完
2008.1.20.
中国語・英語資料作成 - 真理・真実

3つの中国語・英語資料を印刷するための編集がほぼ終わった。
簡体中国語への翻訳を外部に依頼し、原文である日本語あるいは英語との対訳テキストをもらう。
そして、特に中国語は原文と慎重に入れ替える。
ウインドウズXPであれば特別な設定をしなくても(2000では言語を追加する設定要
-- 多分、よく覚えていない)原文である日本語や英語と置き換えができる。
ウインドウズ標準であるSimSum、SimHeiが明朝、ゴシックに相当し、これで印刷の体裁をまずまず整えることができる。
以前にもやっているので、大きなトラブルは起きないが(はずだが)、困るのは原文に書き損ないがあったときだ。
もちろん手に負えないような間違いは翻訳会社に頼まなければいけないのだが、例えば「低くなる」をうっかり「高くなる」と書いてしまったように傷が浅ければ自分で何とかしたくなる。
ご存じのように簡体中国語は日本語と似ているようでちょっと違う、一部だけ、あるいは全く違うのだが、これを入力することができない。
それなりのやりかたはあるのだが、このような場合に役に立つのが無料のインターネット翻訳だ。
例えば
http://www.excite.co.jp/world/chinese/
で、これを日本語−中国語変換(中国語入力に利用している。
確認のために、中国語を再度日本語に翻訳してみれば、おかしなミスを回避できる(はずだ)。
この手は少なくとも繁体中国語や韓国語までは通用する。
英訳は、量が多い方は翻訳会社に頼み、文字数がすくない10ページほどの方は自分でやっている。
頼んだ方の英訳は、さすがプロと感心しながら読ませてもらった。
自分にはとてもできない訳がたくさんある。
英語表現集
http://www003.upp.so-net.ne.jp/hashizume/Eng/2.htm
に思ったほど多くはなかったが、これらを追加した。
この表現集は、何だこんなものと思われる方もいらっしゃるかも知れない。
しかし、これは頼りになるもので今でも英訳する時は必ずこれを見ている。
繰り返しを避けるたり、シチュエーションに応じてニュアンスとして適当な表現を選んだり、これをヒントとして考える基にしたりしている。
ここに新たに
真理・真実という項をもうけた。
これが役立つことはないかも知れない。
翻訳してもらった英訳に「gospel truth」とあり、これが気になった。
そこで英和活用大辞典でtruthを調べたところ、このgospel truthをはじめ、あるはあるはいろいろな言い方が数珠繋ぎだった。
本来は真理というのは唯一無二ではあるが、人間が絡めば、いろいろなことになる。
皮肉な訳としてはこんなものである。
accepted truth
今のところ多くの人が受け入れているが、本当かどうか疑わしいし、時が経ればどうなるか分からない
established truth
学者、権力者、あるいは時間が作り上げた(疑わしい)
known truth
こういうことを言う人だけが勝手にそう思いこんでいる
absolute truth
みなが疑うことのない真理 - よく吟味すれば本当かどうかわからない
fundamental truth
根源的真理 - 根源的であるかどうかを疑わしいいし、根源自体を勘違いしているかも
grim truth
動かしがたい真理 - 状況が変われば、いとも簡単に崩れ去る
obvious truth
明白な真理 - よく考えなかったり、考えが至らない
selfevidnt truth
自明な真理 - 上と同じ
ultimate truth
究極の真理 - 些細な、どうでもいいような点にしか思いが至らず、これでいいと結論を出している
gospel truth
私はキリスト教徒ではありません
お粗末さまでした、はい。
2007.12.16.
石油ファンヒータ vs. エアコン

「いくらだったと思う?」
昨年は確か1,200円くらいだったような気がしたので、感で
「1,680円!」
と答えた。
返ってきた答えは
「1,780円だった」
灯油18リットルを流しから買った値段である。
大体当たっていたのはいいが、考えてみれば、これはリッター100円ではないか。
少し前のガソリンの値段だ。
ガソリンの値上がりには直接の影響を受けてはいないが、これには恐れ入った。
リッター100円にもなると、もはや石油ファンヒータによる暖房はエアコンより経済的とはいえないのではないか?
折しも物置から出してきたファンヒータが動かない。
着火しないのだ。
石油は抜いてからしまってあったが、夏が暑く長かったので若干の残りが変質したのか?
1週間にわたり、あれこれ試み、1回だけ着火してが煤がひどかった。
調べてみると同メーカで近い品番のものがリコールになっているし、6年は使っているので買い換えることにした。
買ったのはコロナFH-M257Y
http://www.corona.co.jp/zoom_up/fh/mini.html
で、選んだ理由は幅が、これまでのものより10cmほど狭く、30cmくらいなのか決め手だった。
今まではオーディオラックの前に、でんと鎮座していて嫌だったファンヒータがパソコン脇にすんなり落ちついた。
タンク容量が3.6リットルと小さめなのが欠点ではあるが、まめに給油することにしよう。
さて、本題の石油ファンヒータとエアコンではどちらが経済的かを考えてみよう。
新しく買ったファンヒータの関連する仕様は
暖房出力:2.50〜0.66kW
消費電力(50/60Hz)(W)
・点火時:600/600
・強燃焼時:15/15
・弱燃焼時:8.5/8.5
燃焼継続時間(H):14.8〜56.3
燃料消費量(L/h):0.243〜0.064
となっている。
消費電力を実測してみると
点火時 546W
強燃焼時 13〜16W
弱燃焼時 9〜10W
で当方の測定誤差を考えればメーカ発表の数字は正確といえる。
そこで燃料(灯油)消費量が0.243〜0.064リットル/時間と、灯油100円/リットルとから計算すると時間あたりの灯油代は
24.3〜6.4円となる。
連続して強燃焼したとして電気代は0.3円(1kWhが20円として)となる。
以上、このファンヒータの運転すれば1時間あたり
24.6〜6.7円
かかることになる。
一方のエアコンだが、ファンヒータのような資料がないので電力を実測してみた。
10畳用で、6畳用より1クラス上のもので、パワーセーブをオンにしてある。
実測電力は1,154Wが最大で、部屋の温度が上がるにつれて850W、672Wと次第に下がり400Wあたりで落ち着いた。
やはり1kWhが20円として計算すると、これは
23.1〜8円となる。
簡単な比較ではあるが、弱運転ではエアコンの方が20%くらい暖房費用は高いとなる。(8円と6.7円の比較)
これまでのように石油ファンヒータが圧倒的に安いということはなく、灯油がリッター110円を超えれば,
どっこいどっこいになってしまう。
(すでにそうなっているのかもの知れない)
エアコンは洗濯物が乾くものの、湿度が低くなるのは喉に悪い、石油ファンヒータは湿度が適当に上がり、暖かく感じられるが灯油の補充が面倒と一長一短である。
うまく併用するのがいいのだろう。
電力を実測してわかったのだが、ファンヒータはさすが最新型で、待機電力(スイッチを切ってもコンセントを差しておけば消費される電力)がゼロ(測定限界以下)なのに対して、エアコンは2〜3Wだった。
エアコンのコンセントを差しっぱなしにすれば1年で
3×24×365÷1000=26.28kWh
が無駄になり、その電気代は525円となる。
2007.12.1.
ドコモPHS終了--迷える子羊 その1

ドコモ905シリーズ7機種「D905i」「F905i」「N905i」「P905i」「SH905i」「SO905i」「N905iμ」が11月26日から30日かけて発売になる。
http://www.nttdocomo.co.jp/product/foma/905i/index.html
世界で使える!最新機能を全て搭載した「ALL IN 世界ケータイ」がキャッチフレーズになっている。
利用料金は905シリーズ以降の対象機種については「ベーシックコース」と「バリューコース」との2から選べるようになった。
905シリーズを
選ぶとすればどの機種か?
持つにはいくらかかるのか?
を話題にしてみたい。
シリーズ共通の特徴
●WORLD WING(3G+GSM)」や「FOMAハイスピード(HSDPA)」、「ワンセグ」、「GPS」、「2in1」、「DCMX」、「iD」と、最新の機能を全て搭載
●動画番組に対応した「Music & Videoチャネル」や、音声入力に対応した「直感ゲーム」などエンターテインメント機能を拡充。
●「地図アプリ」の搭載や「きせかえツール」、「2in1」のバージョンアップなど、便利機能の充実。
●緊急速報「エリアメール」や「シンプルメニュー」「拡大もじ」など、ユーザビリティにも配慮したあんしん機能の充実。
ワンセグは地上波テレビの視聴と録画(N905iμなし)、GPSは地図アプリとの連携で場所さがし、周辺情報を検索、DCMXはケイタイクレジットの利用が可能になっている。
その他、当然おさいふケイタイにも対応している。
WORLD WING(3G+GSM)については世界中ほぼすべての国から、日本の国番号080をつければ通話ができる。(申し込み必要)
また、これはあまり知られていないが、3G+GSMであれば、海外に出かけた場合、現地の携帯に、現地の番号で電話をかけることができる。
つまり、905があれば、海外用レンタル携帯を借りなくてすむことになる。
料金は1分間で
滞在国内への発信 125円(アメリカ)50円(韓国)
日本への発信 140円(アメリカ)125円(韓国)
滞在国内での受信 175円(アメリカ)70円(韓国)
となっていて、かなり高い。
さて、WORLD WING、GPS、おさいふケイタイあたりには魅力を感じるわけだが、7機種の機種ごとの売りは次のようになっている。
D905i「ハイライト再生対応のワンセグを搭載したビジュアルスライドケータイ」
F905i「3.2インチ高精細フルワイド大画面でワンセグを楽しめるヨコモーション・ケータイ」
N905i「ダブル補正でブレない5.2メガカメラ搭載の「ワンセグ」+「ヤマハサウンド」ケータイ」
P905i「WオープンスタイルTMで快適なワンセグ視聴が可能なVIERARケータイ」
SH905i「ドルビーRモバイル」搭載、薄さ16.9mmのスリムワンセグケータイ
SO905i「ソニーのBRAVIAR&WALKMANRの技術を採用、スピーディーな操作が可能な「+JOGTM」ケータイ」
N905iμ「薄さ12.9mmのエレガントスリムケータイ」
こうしてみるとN905iμ以外は、ワンセグ、カメラ、音楽プレヤーが売りとなっている。
テレビは見ない、写りの悪いデジカメや、音の悪い音楽プレヤーはいらないとなると、あえて905でなくてもよさそうだ。
あらためてカタログをながめ、若くはない自分が、あえて905を買うとすると落ち着くところはF905iとなる。
各機種で、まず、キーの文字が見やすさを比較する。
SH、SOがもっともよく、Fはまずますで、ワンセグなしで薄いN905iμは少し見にくい感じがする。
最低でも2年間は使うことになるので、構造的に複雑なのは好ましくない。
Fの決め手になるのは、指紋認証と、周囲の騒音レベルに合わせて、相手の声がより強調されるスーパー「はっきりボイス」と、自動的に自分の声を強調し、通話相手に自分の声をしっかり伝える「はっきりマイク」である。
これらは、実用性がある、この機種だけの技術として評価したい。
料金はわかりにくい。2つのコースがあり
「バリューコース」は、おトクな基本使用料に加えて特典もご提供し、さらに携帯電話機購入代金を一括払い・分割払いのどちらで支払うか選べます。
「ベーシックコース」は、携帯電話機購入代金の一部をドコモがサポートします。
となっている。
ベーシックコースは従来料金に近く、新顔のバリューコースは
http://www.nttdocomo.co.jp/support/topics/value/
にあるように、携帯本体は12ヶ月、24ヶ月の分割払い(または一括で)で購入する代わりに、従来の料金プランから一律800円(税込840円)〜1,600円(税込1,680円)安くなる。
一方のベーシックコースは、本体価格が15,750円安くなるが、料金は従来通りで、2年以内に解約すれば15,750円を月割りにした違約金をとられるし、その後も料金は下がらない。
通話料が30間21円と高いが月額基本料金が最も安いSSコースで割り引き込みで比較すると
ベーシックコース 1,890円
バリューコース 1,050円
となる。(いずれも無料通話分1,050円あり。SSコースで25分間に相当)
905iは機種によらず(薄型iμや派生モデルはのぞく)関東では50,400円で売られている。(バリューコース)
バリューコースで24回払いにすれば、5.04万円÷24=2,100円(金利、手数料はなし)を、2年間
毎月 料金に上乗せして払うことになる。
ベーシックコースでの本体価格は35,000円くらい(50,400-15,750)することになる。
ベーシックコースは、2年を過ぎるとバリューコースに較べて余計に払うことになるので差額は増え続ける。
ずいぶんと手が込んだ仕組みを考えたものだ。
長々と905について書いたのは、今使っているドコモPHSは2008年1月7日をもってサービスが終了することに関係する。
今使っているのがドコモのPHSなのだ。
使い方は公衆電話代わりで、ほとんど利用しないので月々1,000円くらいしか支払っていない。
写真は切り替えを促す本体無料券で、905を含めて端末はどれでも「タダ」になる。
905はだいぶ前から情報が流され、3G+GSMになるのは知らなかったが、GPSには魅力を感じ、905が出てくるのを待っていたのだ。
いよいよ切り替えのタイムリミットが迫ってきた。
無料券ではベーシックコースしか選択できない。
無料になるのは50,000円ではなく35,000円だ。
それはいいのだが、2年を経過した以降は毎月840〜1,680円を余分に払わされることになる。
35,000円は42ヶ月から21ヶ月で取り返されてしまう。
バリューコースを選択できないのだから、「無料」ではなく「当面の支出ゼロ」というのが正しい。
905iが5万円というのは、内容からすればそんなものなのかも知れない。
ただし、これまでは少し待てば、極端な場合は0円になると思っていた感覚からすれば高い。
それは、あれもこれも、と機能を詰め込んだせいであり、905を境にして、シンプルで安い方向に向かうのではないだろうか。
また、ドコモ、KDDi、ソフトバンクは通信サービス会社であり、利用料をもって成り立たねばならない。
そこが端末を売るから、おかしなことなるのであって、このような状態は解消して欲しい。
携帯は便利な生活を送るために欠かせないものになりつつある。
905は、また一歩理想に近づいたともいえる。
世に「ただより高いものはない」という。
これが気になる。
2007.12.23 / 2007.11.25.
ドコモPHS終了--迷える子羊 その2

ドコモの905が店頭に出そろったある日、いつもは通り過ぎる携帯ショップに立ち寄ってみた。
905シリーズを手にとっていたところに、高校生が入ってきた。
即N905iを注文した。
一通り905シリーズを見比べた。
どれも感銘を受けるほどのことはなく、画面が妙に細長いのが気になった。
目をつけていたF905iだが、相対的にあまりぱっとしないようだ。
905iシリーズの出足は好調で、一番人気はP(パナソニック)で、これにSH(シャープ)が続く。
さらにはN(NEC)。
D(三菱)は関東ではそれほどではないが、関西で好まれているようだ。
F(富士通)はぼつぼつで、SO(ソニーエリクソン)は売り上げ上位には出てこない。
PとNは元々愛用者が多く、Pはダブルヒンジで目新しいのが人気の原因なのだろう。
また、薄さもポイントになっているようだ
支払いはバリューコースでの一括払い、同分割払い、そして、ベーシックコースが同程度になっているという。
まずはドコモの目論見通りのスタートとなったようだ。
関西では、すでに品薄状態で、関東でも在庫が底をついた機種もあり、銘柄、色を自由に選べなくなっている。
PHS終了にともなう905シリーズ購入代金無料提供のパンフレットを読み直してみた。
すると気になる一文があった。
*お客様控え等においては「ベーシックコース」と表記されますが「ベーシックコース解除料」は発生しません。
無料券での905購入は強制的にベーシックコースなるが、即バリューコースに乗り換えることができるのだろうか?
いや違う、バリューコースは現在905シリーズだけにしか設定されていないので、乗り換える対象がない。
結局、無料券を活かすのであれば実質905以外の選択肢はない。
あらためて、どんな携帯がいいのかといえば
ワンセグ 不要
カメラ 高画素は不要
音楽プレヤー 不要
は先に書いたとおり。
では、これ以外の905シリーズ共通の特徴を、もう少し詳しく調べてみよう。
世界ケータイは、常々いいなと思ってきた。
905では3Gに加えてGSM通信機能を備えている。
3GとGSMについては
http://www.mobistar.jp/system1.htm
に詳しく説明されている。
FOMAの通信方式 3G(2GHz W-CDMA)は世界的には普及してはおらず、ヨーロッパとアジアではGSMが主流となっている。
世界各国の通信方式は
http://www.bwi.jp/gsm/gsm-network.html
にあるとおり、GSMの900MHz、1800MHz、1900MHzを利用している国がほとんどでGSM850MHzと3Gが少々といったところだ。
したがって905シリーズは新たにGSM 900MHz、1800MHz、1900MHzに対応したことによって「世界携帯」という言い方をしている。
(ソフトバンクは以前から3G+GSM対応機種を出している。AuはGSMには未対応)
905やソフトバンクの3G+GSM両対応機種なら、NTTのWORLD WINGでは154カ国、ソフトバンクの179カ国で通話が可能とされている。
ところが154カ国なり179カ国の、どこでも可能かといえばそうではない。
ドコモ
http://www.nttdocomo.co.jp/service/world/roaming/
ソフトバンク
http://mb.softbank.jp/mb/service/3G/global_service/
で都市名を入力して通話可能か、料金はいくらかを調べると、スイスは通信可能だがチューリッヒではできないことが分かる。
つまり通話可能とされる国でも、できない都市が存在する。
また、通話料金が同じ国でも現地通信会社によって違い、料金がバカに高いことがある。
日本と違い、海外では着信に課金されることがあるし、着信音が鳴っただけでも課金されることがある。
加えて、このような恐ろしい話がある。
国民生活センター「海外で利用できる携帯電話のトラブル」
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20060110_2.html
「国内専用電話が海外で盗難にあい、通話料請求が300万円!」
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/yw/yw06030501.htm
これは携帯内部のICカードが抜かれ、他の携帯に入れて使われたからである。
(海外とは限らず、国内で盗まれても相手が悪ければ同じことになる危険がある)
国際ローミングでは、海外ですぐ近くにいる人にかけても、日本経由の国際電話となる。
海外旅行で仲間同士で長電話をして、帰国してから届いた高額の請求書に驚くようなことになる。
請求額が100万円を越えた例も少ないないそうだ。
結局、個人持ちの携帯は海外ではなかなか使い(持ち出し)ずらい。
おさいふケータイは、かねてより気になっていた。
SuicaなどのICカードに対する携帯版のメリットは、使用履歴、残高が確認できること、および、残だが少なくなれば携帯上で入金できることだ。
電源を切ってあっても、電池残量が少なくなってもICカード機能(スイカなど)は使える。
ただし電池が入っていなければ動かないのは当然として、長期間使用しなかったり、バッテリーアラームが出たにもかかわらず充電していない場合には動かない可能性がある。
不安なのは改札を通った後でワンセグでも見て、バッテリーが残量不足になったらどうだろうかということだ。
改札を通れない恐れがある。
その他、故障、盗難となれば面倒なことになる。
SIMチップに情報は保存されているようだが、実績を積んだ単独のICカードに較べれば故障や盗難にあう危険性も高い。
便利そうに思えるが、おさいふケイタイで何でもこれですませようというのは考えもののような気がする。
あらためてスイカやパスモカードより、おさいふケイタイの方がいいのか分からなくなる。
それでは、GPS内蔵はどうだろう。
まず、この機能は国内専用で海外では使えない。
緯度、経度データは無料で取り込める。
ただ、地図や周辺情報の表示にはアプリを起動し、膨大なデータをダウンロードしなければならない。
フルブラウザ、VGA表示といっているが、データが大きいパソコン並みのアプリケーションを動かすには、現状の携帯では時間的にも、お金の面でも厳しいものがある。
携帯をパソコンに近づけようとしても、通信速度、処理速度は追いつかない。
消費電力も大きく、ワンセグは見ないでも、毎日充電するようになってしまうだろう。
こうして見てくると、あらためて携帯電話は通話とメールができればいいのではないかという気になる。
PHSの後釜をどうするかの選択肢は3つになる。
@ とりあえずただなので日本製携帯の記念碑(恐竜)905にする
A ドコモはやめて
ソフトバンクのホワイトプランに乗り換える
B いっそのこと携帯は持たない
@ の各社905iについては
http://www.nttdocomo.co.jp/product/related/archive/905i/index.html
で取扱説明書がダウンロードできる。
カタログや雑誌の記事は、私のような初心者には何が書いてあるかよく分からないが、取扱説明書を読めば納得いく情報が得られる。
おさいふケイタイの部分を比較すると、共通のテキストがあり、各社はこれを元に肉付けしているようだ。
これについての説明がすっきりしているのはNだった。
905のどれかといえば、人気薄の
SO905iがいいような気がしてきた。
とがったところがなくて、すべて当たり前。
こういうのが本当に使いのではないだろうか。
画面のデザインが優れていること、音楽プレヤーとしてATRACに対応し、
ハードディスクレコーダつきCDプレヤーと連携がとれる。
当初目をつけたF905iは、取説を読むと硬派という感じを受け、それはそれで個性として貴重な気がした。
A については文字が読みやすいのがいいが、ドコモFOMAらくらくフォンWはいやなので、3G+GSM、おさいふケータイつきの
GENT812SHsUを選択肢とした。(ソフトバンク)
(ワンセグ、GPSなし、カメラは200万画素)
PHSはほとんど使っていなかったので、ホワイトプランが安いし、これで十分だ。
今までに携帯電話が本当に必要だったことがあったろうか?
すべて、固定電話、公衆電話、他人の携帯電話でも間に合ってしまったのではないか?
最近見なくなったテレフォンカードはスーパーなどで買えるし、公衆電話は駅やコンビニにある。
また、歩いていると意外なところに電話ボックスが残っている。
大体は空いているので安く用を足すことができる。
本当に困ることはなく、煩わしさは減り、出費も減るのであれば、この際止めてしまうのもいいだろう。
2007.12.9 / 2007.12.23.
ドコモPHS終了--迷える子羊 その3(完)

現在携帯1機種の新規開発費用は100億円にも達するといわれている。
このためにP(パナソニック)とN(NEC)が共同開発に踏み切った。
また三洋は携帯事業を京セラに売却した。
2007年第三四半期世界の携帯端末マーケットシェアは
ノキア 38.6%
サムスン 14.7%
モトローラ 12.9%
ソニーエリクソン 9.0%
LG 7.6%
その他 17.2%
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20071026/285597/
ノキアの一人勝ちで、Pも、Nも、Fも、Dも、そして最近元気なSHも、その他17.2%に過ぎない。
Googleのモバイル向けのオープンソースOSであるAndroid(アンドロイド)により端末の新規参入がしやすくなる。
独自路線主体の日本勢のシェアは、さらに下がる情勢にある。
11月のNTTドコモのPHS契約数は34,700件減の 251,800件となっている。
各グループごとの携帯電話加入者数は
| NTTドコモ |
53,029,000 (53.0%) |
| KDDI |
29,416,200 (29.4%) |
| ソフトバンク |
17,402,700 (17.4%) |
| イー・モバイル |
122,300 (0.12%) |
| 総計 |
99,970,200 |
この他PHSは
ウィルコム 4,600,800
NTTドコモ 251,800
となっている。
昨今ドコモの一人負けといわれているが、いまだドコモは圧倒的な巨人である。
各キャリアのインターネット接続サービス非契約数は
| NTTドコモ |
5,250,000 (9.9%) |
| KDDi |
1,633,300 (5.5%) |
| ソフトバンク |
2.977,700 (17.1%) |
ということで、ここではソフトバンクのインターネット非契約率が高いのが目立つ。
これは通話(+メール)のみの契約が多いことを意味する。
ソフトバンク同士の通話が無料(PM9からAM1をのぞく)なのが効いて、新規および転出による契約が多いからと解釈できる。
「ただの」905シリーズは遠慮するとすれば、ソフトバンクに目がいく。
GENT 812SHsUの新規購入の買い取り価格はソフトバンクのオンラインショップでは(どこで買っても値段は同じ)17,640円だ。(ワンセグなし量販機種も同価格。中級機は3万円、最上級機で5万円程度)
https://onlineshop.mb.softbank.jp/wos/mobile
新スーパーボーナス加入価格42,720円とあり首をかしげる。
これは、最大限毎月2,280円、24ヶ月で54,720円通話料が割引になるということで、条件が複雑なので、よく理解できないが通話料が高ければ得になるらしい。
当方はほとんど使わないので、ホワイトプラン、月額980円( メール・ウェブのセットオプション300円で計1,280円)で十分だ。
通話料は30秒21円で、AM1〜PM9であればソフトバンク同士の通話料は無料。
(複数台を家族契約すれば24時間通話料無料となる)
ボーダフォン時代はつながりが悪いといわれたソフトバンクだが、2006年3月時点で21,000局だった3G基地局を2007年8月1日で46,000局まで増設した。
ドコモに較べて何かと不安があるが、本社が北九州にある関係で周りは皆ソフトバンクという人の話では、つながらない、あるいは、つながりにくいと話は聞いたことがないというのを確認した。
ドコモPHSからソフトバンクへの乗り換えは一大決心の基に決行した。
というのは、PHSはもう一台からぶら下がったかっこうの契約だったからだ。
このもう一台の番号は変えたくないのでMNP(Mobile Number Portability)を利用することになる。
そのためには、まずPHSを解約しなければならない。
この時点で、期待し、待ちに待った905が自分のものとする夢は完全に消滅することになる。
意を決して電話でPHS解約とMNP予約No.の発行をドコモに依頼した。
(端末が手元になくても可能)
しつこく慰留されることもなく、手続きはスムーズに完了した。
とはいえPHSは解約後数分で使えなくなると言われたときは何ともいえない寂しい気がした。
喪失感といったらいいのだろうか、不思議な思いだった。
MNP移行手数料は2,100円、一年割引解約料1,050円が発生した。
(この契約解除料は、短期の乗り換えでは1万円以上になることがある)
ソフトバンクの新規契約と端末購入のためにYカメラに足を運んだ。
端末はどこで買っても価格は同じだが、一括払いの買い取りなので、全額に対してポイント(20%だった)がつくからだ。
事務手付きは以前のように紙に書かされるのではなく、店員が画面操作するのに答えながら見ているだけで済んだ。
新しい端末2台を受け取り、店を出るまでは、空いている時間帯だったこともあり1時間弱だった。
カウンタがずらっと並んでいたので、特別の状況でない限り、時間はそんなに変わらないのだろう。
これで縛りは皆無、すべてのオプション契約はつけていないので、とりあえずは月々の基本料は1台あたり980円だけで、後に引く縛りは一切ない。
(新規契約料は1台あたり約2,800円。急速充電アダプタは付属しているが充電用卓上ホルダ約1,700円は買ったほうが便利だし、端末充電端子の蓋が壊れない)
オプション契約の変更はローミングを含めて、インターネットを通じて後ほど自分でもできる。
さて、自宅に持ち帰り、いざ動かし始めたところで、とんでもないドンデン返しが待ち受けていた。
写真のように画面左上に見慣れない文字らしきものが現れた。
よく見ると、それは「圏外」だった!
電波が届かず、まったく使えない状態なのだ。
ドコモPHSでさえ、こんなことはなかった。
(ドコモの2G Movaでもアンテナマーク3つのうち最低でも2つはつく)
当地は大都会から30分ほどで、地形的には大都市からは丘の陰になった谷間にある。
個別テレビアンテナをたてていた頃には3mマストを2本つながなければならなかった。
直進性の強い2GHzでは通信が困難な場所ともいえる。
その後、分かったのは、外出時は県庁所在地、電車の中、確かめた所はどこも通信可能だった。
また、自室でも時間によっては可能、窓際、高い位置ほど可能な確率大、雨の時は全然だめ、といったところである。
今日は朝から雨戸を開けたせいか、アンテナマークはずっとでている。
電波の状況は現状のFMと同じようだ。
人口密度が低い半田舎までは手が回っていないのだ。
さて、これはどうしようか。
契約時に電波が届かないからといって解約はできませんといわれた。
これには、一瞬不安がよぎった。
不安が現実となったが、このような状況を想定した救済策が用意されている。
それは「ご自宅内の電波状況を改善する、ホームアンテナを設置します」というサービスである。
アンテナを設置し、自宅内の中継局から電波をとばす本格的なもので、稼働のために必要な申請はソフトバンクがすることになっている。
工事費32,000円は、2年間の契約を継続するなどを前提に無料となる。
ソフトバンクの通信網はドコモより劣るかも知れないが、ドコモではここまではやってくれないかも知れない。
後日追記
ある日突然にといった感じで、2008年3月末、自宅での電波状態は改善され、問題なく接続できるようになった。
販売奨励金を原資とする端末0円商売も変わってきた。
後引きの制約を回避するために、今回のように端末を買い取るとすれば価格はどこでも同じなので、ポイントがつく大手家電店で買うのが得になる。
何年かすれば街の携帯ショップの多くは消えてしまうだろう。
巨人ドコモの足下は、2.5GHzの免許がKDDiとウイルコムにいってしまったのせいで心的なくなってきた。
ソフトバンクは、あの手この手を繰り出して奮闘中で(5,000円の商品券が今回もらえそう)自分でやったら厳しい反面、おもしろそいのではという気もする。
快く転出させてくれたドコモに、いずれ回帰するようかも知れない。
何はともあれ1ヶ月におよぶ携帯電話狂想曲は大団円とまではいかなかったが、とりあえず終わりを告げた。
MNP手数料、割引解約料、端末2台、新規加入2台で総費用は44,000円、発生ポイント7,500を差し引いた実質費用は36,500円で、これを月額利用料が安くなるであろう最大限の1,500円で割ると最短25ヶ月で取り戻せる計算になる。
シニア向け812SHsUは期待通り使いやすく、一晩の特訓で大体操作できるようになり、かつ、今までお茶を濁してきた携帯の文字入力もできるようになった。
PHSはほとんどスイッチオフだったが、今度は違う使い方ができるかも知れない。
2007.12.23.
これは宇宙だ!

また台湾に行ってきた。
4泊したのは、
いつものホテルだった。
このホテルでは蛇口のレバーを引き上げれば、短時間で適温の湯が湯船を満たす。
当たり前のようだが、なかなかそうはいかないのが海外のホテルである。
照明を点けるには、水や、お湯を出すには、そして、湯船の栓を閉めるには、どうしたらいいのか?
操作マニュアルを備えるところは皆無なので、すべてを理解し、操作できるようになるまでに相当手間取ることがしばしばである。
照明はベッド脇とか、入り口の壁に集中してスイッチがあるだろうと思われるかも知れない。
そういうことが多いが、スイッチが見あたらなかったり、一部が点かなかったりすることがある。
そうであっても、照明については若干の時間は要するものの点け方は分かるし、ああ、これは球が切れているという結論に達することもある。
手強いのは水回りである。
水の出し方がどうしても分からず、フロントに聞いたことが1回、シャワーのお湯を出せずじまいになってしまったことも1回あった。
水や、お湯を出すには、回す、押す、引っ張る、のいずれかであり、出ない筈はない。
ところである、常識的な力プラス アルファで3通りを試みて反応がないと、はたして、どれが正解か分からなくなってしまう。
国によっては作りが悪く、壊してしまうのではないかと心配になる。
アメリカあたりは体力の違いからきているようだが、恐ろしい力が要ることがある。
湯船の栓の開け閉めも難しい。
チェーンのついた栓で穴をふさぐような単純なのがいいのだが、連動したコックを回転させて開け閉めさせるものも多い。
うまく動かないと、このタイプでは力加減に悩むことになる。
どうしても閉めることができず、ずいぶん時間をかけて悩み、結局壊れているので、単に蓋を載せるだけが答えだったこともある。
このような次第で、部屋に入って落ち着くまでに時間がかかることもままあり、短期間にホテルを渡り歩くような日程はきついものである。
その点で、今回のように連泊し、そこが自分の家にいるような気分にさせてくれるところであればストレス皆無である。
さて、さあ寝ようと、スイッチパネルを操作したところ、あたり一面が光りに満たされた。
一体何が起きたのか戸惑ったが、それは写真のような天井の照明だった。
このような間接照明は新しい商業施設では、あちこちでよく見かける。
ただ、ホテルの部屋でとなると、初めてだった。
色は暖かみのあるクリーム色で、これは日本製電球色蛍光灯だろう。
長い直管が4本で、500Wくらい喰っているだろうか。
天井までの高さがそうはないので猛烈に明るい。
不思議な感じがするので、ベッドに寝転がって見上げるとグラデュエーションがとてもきれいで、そこはまるで宇宙のような気がしてきた。
ここに星座を投影させたらプラネタリウムになる。
しかし、余計なことをしないで、想像力を働かせた方がいいかのかも知れない。
このホテルには何度も泊まり、同じ部屋だったこともあるかも知れない。
気づかなかったのか、それとも新たに、こんな仕掛けを追加したのか?
どういうつもりなのだろうか?
毎晩、ホテルに戻ると、飽きずに宇宙を見上げるのだった。
2007.11.17.
eチケット

国際航空券は、何んだかわからない文字がびっしりタイプされ、何枚もがセットになっていた。
意味不明な後ろの方を、いらないだろうと捨ててしまったら大事になったという話を聞いたことがある。
このような紙のチケットは、eチケットに切り替わろうとしている。
国際航空運送協会(IATA)が2007年いっぱいで紙の航空券を全面廃止する方針を決めている。
これまで紙の航空券に記載されていた出発日、便名、搭乗者、そのパスポート番号などの情報を航空会社のコンピューターシステムに記録する。
これにより航空券の提示が不要となり、自分で印刷したり、FAXで送られてくる旅程表をチェックインカウンターに提示すれば搭乗券が発券される。
利用者にとってeチケットは、旅行代理店に出向いて航空券を受け取る手間が省け、紛失、盗難などによるトラブルが避けられる。
旅行会社にとっても航空券の保管コストが削減できるなど負担も軽減されるメリットがある。
航空会社にとっては自社が対応できることはもちろん、他社との乗り継ぎチケットであれば、他社のシステムを接続しなければならない。
銀行統合に伴い、システムにトラブルが発生して大騒ぎになったことからも分かるように、これは相当に難しいことで、航空会社はこのようなシステム開発に巨額の費用を投じている。
航空券は、法人営業の旅行代理店であれば顧客まで届け、利用者も届いたものを受け取るのは相当な負担になっている。
これが、あなたのeチケットは、このURLにありますとのメールがきて、これにアクセスして、自分で印刷したうえで、チェックインカウンターにもっていけば済むことになる。
自動チェックイン機であれば、パスポートを入れれば搭乗券が出てくるそうで、後は荷物を預けるだけになる。
ずいぶんと便利になったように感じられる。
eチケット導入によりパスポート番号に関連づけたデータベースができているわけで、行き先の入国審査でリターンチケットを持っているかどうかを迅速確実にチェックできる。
旅行会社や個人の利便性より優先する必要性があるようだ。
2007.11.10.
最新パソコンの性能は? その1

半年ほど前のことだ。
パソコンを動かしていて異常な静寂に気づいた。
2年ほど使ってきたキューブ型はファンの回転音がかなり耳障りなのだが、これが聞こえてこないのだ。
これは一大事で、そのままではCPUの温度が異常に上がり壊れてしまう恐れがある。
すぐに電源を切って確かめてみると、ファン自体は正常だが、マザーボードから制御出力が出ていないようだ。
制御IC、その半田付け、あるいは、マザーボード配線に不具合が起きていて、自分では直せない。
これをそのままに捨て置くことはできない。
かといってパソコンを買い換えればすむというわけではなく、ソフトを1からセットし直すのは大変な手間がかかる。
考えた末に、ファンは別電源で回しっぱなしにすることにした。
12Vファンに6Vをかければ、CPU温度はそこそこの線を維持し、音もまあ静かである。
とりあえず、これでお茶を濁すことにした。
しばらくして、今度は全面USBポートにつないだ外付けハードディスクの動きがおかしくなった。
これは、となりのポートにつなぎかえると異常は解消した。
どうもマザーボードの部品搭載に問題がありそうな感じだ。
次に何が起こるか心配で、本当に動かなくなってからでは、元のように動かすのはほぼ不可能なので、そろそろ何とかした方がよさそうに思えた。
しかし、やはり何といっても面倒なので、やはりこの状態で使い続けてきた。
そして、つい最近のことである。
隣人のノートパソコンでCDR一枚分のファイルを外付けハードディスクから、これにコピーして驚いた。
めざましく速いのだ。
キーボードそばに貼られたシールにはCore2 Duoとある買ったばかりの最新パソコンだ。
パソコンは道具であり、その意味でペンティアム4パソコンでも特に不自由なわけではない。
ただ、150ページ近い大きなファイルの編集ではかったるいのも事実で、パソコンの動きが目に見えて速くなったのであれば、このあたりが潮時かもしれないと感じられた
現用パソコンのCPUはペンティアム4 2.4GHzで、これは4年前のもので、メモリ共々キューブに移し替えて使ってきた。
OSはウインドウズ2000で、XPにしようとしたことはあるが、うまくいかず、そのまま使い続けている。
不都合があるわけではないので2000でいいのだが、サポート終了が2010年6月30日とアナウンスされている。
この対してXPなら2014年4月で、こちらであれば当分は気にしなくてもよさそうだ。
そんなこんなで、この際、不安を一掃するためにも、最新パソコンに乗り換えることにした。
とはいっても、最近はパソコンには興味薄で、何がどうなっているのかぴんときていない。
そこで現状では、パソコンを新調すれば、どのくらいのお金がかかり、どの程度の性能が得られるかをレポートしたいと思う。
もう自作などという野暮なことはやめにして、今度は出来合いのパソコンにしようと思っていた。
会社ではエプソンダイレクトのデスクトップを使っている。
これが安いが、よくできていて動作も静かだ。
ただし自宅では置き場所に制限があり、現キューブ型の奥行き32cmプラスαくらいのものにしたい。
この寸法では、普通のデスクトップは置ききれない。
そこで前々から目をつけていたのはエプソンダイレクトのノートPC用CPUを使った
ST100だった。
筐体は、75(W)×185(D)×195(H)mmとコンパクトで、電源は外部ACアダプタから供給し、消費電力は最大110W(スタンバイ時3W /電源OFF時2.4W)となっている。
これに目をつけたのは現用のシャトル製キューブより一段と小さいので置き方の自由度が高まることは間違いない。
そして、電源を内蔵しないので動作(ファン)音が低く、ほぼ無音となるはずである。
6万円台から買えるが、ベースモデルはCPU CeleronM、メモリ256MB、ハードディスク40GBであって、Core2
Duo、2GB、120GBあたりに変更すると価格は15万円くらいに跳ね上がってしまう。
オプション部品が現状での市場価格からかけ離れて異常に高く設定されているのが原因である。
これはちょっと手を出しにくい。
そこで見つけたのがツクモが売っている
Aero Miniだった。
68(W)×295(D)×182(H)mmと奥行きは10cm長いが、それでも置き場所には十分に収まる。
電源はやはりACアダプタだがCPUがデスクトップ用なので150Wと大きい。
これは、ST100よりは性能はずっと上を狙い、内容としてはマニアックになっているためである。
日本製を表に出し、設計や使用部品もしっかりしているようだ。
価格は、CPUが上位モデルで、メモリやハードディスクにも不満のないモデルでも11万円だ。
エプソンと違い、OSなしも選択でき、それなら9.6万円になる。
これでいいやと、注文する寸前で気になり始めたのが、まったく拡張性がないことだった。
USBコネクタが4つ、DVI出力もついているし、PIC BasicのためのCOMポートもあり、何ら不足はない。
しかし、はたして本当に、これでいいのか?
USBをより高速化した規格が決まりそうだという話がある。
拡張性があれば、このような新たな規格も取り入れることができるのだ。
ここで登場するのが第3の選択肢で、これも前から気になっていた
Antec NSK1300というMicro ATXケースでの自作だ。
寸法は335(W)×270(D)×200(H)で、先の2つに較べると幅と奥行きが10cm大きいが、標準のMicro
ATXマザーボードが入る。
これなら、拡張ボードも入れられるし、何より現在キューブを置いているスペースに計ったようにピタリと収まる。
Antecは
80plusでも出てきたが、ウェブを見ると機構設計、熱設計もしっかりしているようだ。
現キューブは動作音がうるさいので、静かにしたいというのも一大目標なのだが、これならST100やAero
Miniに劣らぬ結果も期待できそうだ。
気になるのは、SDカードなどのメモリカードリーダ/ライタが筐体に内蔵されていないので、外付けにすることになることくらいだ。
OSを自分でインストールするかと考え始めたあたりから、自作に傾いてきたようだ。
Windows vistaは時期尚早なので、手持ちのXP Professional初期版をインストールするつもりだが、これを最新状態にもってくるだけで相当な手間がかかりそうだ。
OSは買わないので、費用はざっと計算して、高めの部品を組み合わせたとしても7.5万円から8万円ですみそうだ。
このような次第で、結局パーツを集めて、自作する(組み立てる)ことにした。
2007.10.28.
最新パソコンの性能は? その2

置き場所に寸法がぴったりのNSK1300の箱を開けたときに、意外に大きいなと感じた。
このケースは245×245mmまでのMicro ATXマザーボードを水平に収めることができ、その上の空間に専用電源が内蔵されている。
マザーボードにCPUとメモリを取り付け、DVDドライブとハードディスクとともに、このケースに納めて、配線すればパソコンのハードウェアができあがる。
とりあえずケースだけを所定の位置に置いてみることにした。
ずっしり重いケースを持ち上げてラックの上に置こうとしたが、脚がはみ出してしまい、お辞儀をしたかっこうになってしまった。
おかしいな、こんなはずはないと改めて寸法を見直しながら巻き尺で測ってみた。
335(W)×270(D)×200(H)の数字は、確かにそんなものだ。
しかし、この幅、奥行き、高さは、横からから見たところのようで、奥行きは270mmではなく、335mmもあるのだ。
事態は理解できたが、寸法に惹かれての選択だったので、がっくりきた。
写真を見ればわかりそうなものだが、後の祭りだ。
やむなく、この寸法でも収まるようにディスプレイの隣に置くことにして、ここにあるリムバールハードディスクやモデムをパソコンを置くつもりだったところに移すことにした。
こうすれば、パソコンが地震などで落ちてくる心配がないので、元々こうすべきだったと気づくのも遅きに失した。
それでは、どんな部品を使い、どのくらいお金がかかったか、どのくらい性能が良くなったか、そして、新旧の消費電力をお知らせしたいと思う。
DVDドライブとハードディスクは流用できるが、安くなっていることもあり、買い直すことにした。
これらのインターフェイスは、DVDドライブもIDEではなく、SATAのものにした。
転送速度が多少速くなるが、それよりケーブルが細いのですっきり配線できるからだ。
新パソコン部品
CPU Core2Duo E6750 2.66GHz FSB 1,333MHz TDP:65W \23,000
ケース アンテックNSK1300 \13,800
マザーボード ギガバイト GA-G33M-DS2R \18,800
メモリ 1GB×2 CFD(エルピーダ) \8,800
DVDドライブ LG GSA-H62N(ソフトつきSATA) \4,980
ハードディスク 日立HDT725025VLA380 250GB 7200rpm SATA \7,980
計 約\75,000(ツクモ本店Uで購入)
(CPUは下位シリーズなら半額以下で買える。また、マザーボードはVRDが6相同期整流、個体コンデンサ使用の高信頼性が期待できるものにしたが、AsusやGigabyteでも、機能面では遜色ないものでも1万円以下で買える。また、DDR2メモリは
1GBで安いものは\3,000を切っている)
旧パソコン部品、カッコ内はその購入時
CPU Pentium4 2.4GHzB FSB 533MHz TDP:60W \19,980 (2003.3)
ケース、マザーボード、電源 シャトル(Shuttle) XPC SB61G2 \26,980 (2005.2)
メモリ 256MB×2(Samsung) \8,958 (2003.4)
DVDドライブ LG \7,680 (2005.2)
ハードディスク 日立 160GB 7200rpm IDE \9,240 (2005.2)
新旧を較べると、価格の下落ぶりに驚かされる。
2年半で価格は
DVDドライブ −35%
ハードディスク −25%
となった。
これらは、内容が多少向上してはいるが、大きくは変わっていない部品である。
メモリは2年半で容量が8倍になった。
集積度を高めて価格を維持したと見ることができる。
CPUだけは前より高くなったが、それは性能が劇的に向上しているからである。
雑誌等ではベンチマークテストといって詳細な性能分析をしているが、実際に自分が使ってどうなのかにはつながらない。
そこで、単純な計算で新旧の較べてみた。
@ Super π 104万桁
新 19sec 旧 68sec
A Spiceシミュレーションの過渡解析
新 3.63sec 旧 8.0sec
@ では3.6倍、Aでは2.2倍、それぞれ、速くなっている。
2つの差は、@ではCPU内蔵2次キャッシュメモリが1MBから4MBに増えたことが、より効果を上げているからと考えられる。
いずれにしても2倍速いというのは使っていて十分に実感できる。
パソコン更新のきっかけとなったファイルのコピーは、やはりめざましく速い。
従来はバックアップが短時間で済むようにフォルダの場所を考えたが、その必要がなくなった。
また、おおきなメリットはウインドウズの起動が早くなったことだ。
旧では、ウインドウズ2000の起動に時間がかかるので、一時休止させておいて、電源オンで再開していた。
新では、XPの通常起動に15秒ほどしかかからない。
(ただし、ウイルスセキュリティの起動に同じくらい時間がかかる)
メモリを増やしたせいもあり、全体に動きが軽やかになった。
新旧パソコン本体の消費(入力)電力をMETEX M-3860Mで実測してみた。
新 旧
オフ(SB)時 4〜5W 2〜3W
起動時最大 116W 105W
アイドリング時 73W 66W
特定高負荷時 121W 116W
Superπ計算時 105W 105W
おおざっぱな比較だが、性能が上がった見返りとして、消費電力は増えている。
旧にはFX5200のビデオカードをつけていて、この消費電力が10Wくらいと思われるので、差はプラス25%程度と推定される。
実は、このように速さが2倍で、消費電力はほどほどになったのは、昨年(2006年)にCore2Duoが出てきてからであって、その前のペンティアムDでは消費電力が倍になる割には、これほど速くはなかった。
Duoという名前は、1つのCPUチップに、2つのコアが集積されていることからきている。
今は4コアのCPUも買えるが、PS3のCPUであるセル(Cell)は8コアだが、まだソフトウェアが追いついておらず、4コアも同じような状況にあるといわれている。
新で使ったCore2Duo E6750は、現時点で価格の割に性能のいい筆頭に位置している。
最後に音が静かになったかどうかは、これも格段によくなり、生活環境の中での動作音は気にならないレベルに下がった。
旧のシャトルは価格の安いので較べるのは気の毒ではあるが、NSK1300の作りがよく、重いので共振が起きにくく、差は歴然だ。
シャトルはCPU冷却用ヒートパイプつきヒートシンクのアイデアはいいが、構造、工作が伴わず、ファンの振動がアルミのケースに伝わり、どうしようもなかった。
アンテックのケースはパネルの取り外しに工夫があり、よくできているし、デザインも安物ケースとは一線を画している。
2週間ほどソフトのインストールとセットアップに時間をかけ、もう旧の出番はなくなった。
新で唯一気になるのは、テキスト表示が見にくいことだ。
リフレッシュレートを60Hzから75Hzに上げてかなり改善されたが、それでも旧の方がよかった。
マザーボードは派生品にDVI出力を持つものもあるが、引き替えにCOMポートがない。
PIC-BASICがこれを使い、USBでも大丈夫そうだが不安もあるのでDVIつきは止めにしておいた。
ゲームをするわけではないが、ファンがついていない最下位のビデオカードを追加するようになるかも知れない。
パソコンいじりは遠ざかってから幾久しかった。
改めておもしろい遊びだと思った。
不思議なことに周りでも、時を同じくして、また始めた人たちがいる。
しばらく使ってみて、これは快適だ。
パソコンが速いことはいいことだ。
2007.11.3.
Antex(アンテックス)半田ごてヒーター交換

久しぶりに半田ごてを持ち出した。
ころ合いを見て半田付けを始めようとしたが半田が溶けない。
はて?
こて先が暖まっていない。
故障だ!ヒーターが切れた!
半田ごては18Wセラミックヒーターの
アンテックスG型。
会社では何年も使えているのに、これは買ってからたった1年9ヶ月
回路が動かないでクソーと机をたたくくらいでヒーターが切れたと聞いたが、当方はそんな野蛮なことはしていない。
それどころか落としたこともない。
これは高い半田ごてである。
そこいらで売っているのは1,000円くらい、セラミックヒータのものでも2,000円見当のところ、アンテックスG型は3,780円もしたのだ。
自宅で使うのは、これが初めてなのだが、やはり使い勝手が良く、高くても仕方がないと納得させられる。
ボディーが細身なので握りやすく、コードに癖がついて変にからみつくことがない。
それに、無理かなと思う熱容量が大きなものでも意外とついてしまう。
ヒーターが切れたとは信じがたかったが、間違いない事実であり、ヒーターを交換することにした。
秋葉原で天井からアンテックスがぶら下がっている店で交換ヒーターがいくらかを聞いてみた。
輸入品であり、まあ、電気カミソリの替え刃が異常に高いことからして、さぞやと予想はしていたものの、何と2,180円!
店の人は申し訳なさそうに上目遣いで「どうしますか?」とたずねる。
この際是非もない、平然と「ください」と応え、買ってきたのが写真右上である。
ピンというかワイヤが3本出ているが、一体これは、どうやって交換するのか?
もしかすると、ソケットに挿すようになっているのか?
インターネットで検索してみたが関連する情報は見当たらなかった。
とりあえず中を見ることにする。
コード側にネジがあり、これが回り止めになっているようなので外そうとしたが、ちょうどいいマイナスドライバがないこともあり、なかなか外せなかった。
もしかしてネジではないのかもしれないと、会社のでやってみると簡単に回った。
かなり苦心して出てきたのが写真左下である。
何のことはない、ピンにはんだ付けしてあり、残りに1本は保護用?のようだ。
半田ごての修理に、別の半田ごてが要るのが割り切れない気がしたが、思いの外簡単に交換できた。
高温半田でないといけないのかと迷ったが、切れたヒーターの半田が簡単に解けたので普通の半田でいいと解釈した。
こて先を外して新しいヒーターにつけ直さなければならない。
これはヒーターに被せてあるだけなので、力業でつけ直した。
結局、この半田ごての作りは原始的で、いかにもイギリス製らしいと感じた。
どのような経緯で、この半田ごてが日本に入ってきて、広まったのか興味を覚える。
内部を引き出せなかった時は正直「オータムセール 新品3,580円」にしておけば良かったと後悔した。
何はともあれ、無事ヒーターの交換ができたので、しばらくは安心して使えるだろう。
2007.10.20.
ヨーロッパの街 照明の調整と肖像

本HPの写真を何度か入れ替えた。
発端は照明をPICコントロールにしたことだった。
電源を入れると白、青、橙3色のLEDは100%の明るさで点灯する。
スタートスイッチを押すと3色のLEDはプログラムで明るさがコントロールされるが、写真は明るさが変わらない方が撮りやすいので、この100%の状態で撮っていた。
新しい天井の白色LEDは明るいといえば明るいのだが、目で見ても明る過ぎると感じていた。
ただ、これを改めようとすれば、白だけではなく、青と橙の明るさも変えてバランスを取り直さなければならない。
抵抗を入れて電流を下げればいいが、どの程度にしたらいいかはカットアンドトライで決めることになり、大変に面倒である。
このことは忘れかけていたが、スタートスイッチが押されるまでもPWMで明るさを調整すればいいことに気づいた。
プログラムの書き換えは簡単で、オンのいくつか割合を変えて実験したところ、明るさを約2/3にすればバランスがとれるというところで落ち着いた。
こうして写真を撮り直すと、今度は時計塔の文字盤が真っ暗なのが気になった。
この原因は白色LEDの取り付け位置が奥過ぎるためで手前に移動させた。
このあたりは以前は2列に白色LEDをずらっと並べていた名残で、要は無精をしていたからだった。
このようにして撮り直した写真の右手には新しい置物を登場させた。
ファラーの180558ゲーテとシラーの肖像がそれで、本当はこの2人はこわい顔をしていていやだった。
この場にふさわしいのは
フリードリッヒ大帝のような気はしたが、いかんせん高さ10.5cmは大きすぎで置ききれない。
肖像にももうひとつ
モーツァルトがあるが、これも置くのにふさわしいところとなると相当に難しい。
銅像、肖像は広場や駅前広場の雰囲気作りに恰好なものだが、他にはこのような製品は見当たらない。
なお、これら3種は組み立てキットではなく完成品として売られている。
(フリードリッヒ大帝はツートンカラーだが塗り分けの出来が悪い)
目で見た感じを写真に再現しようとするとなかなか難しい。
2007.10.14.
「実践ノイズ対策」アップデートとTIAS
「実践ノイズ対策」をアップデートした。
これはアップデート前のオリジナル原稿を約半分に縮め、無線と実験に掲載された。
オリジナル原稿をあらためて読んでみると、一見して分かる書き損じはご愛敬として、ごたごたしているのが気になった。
読みやすいように全面的な見直しをしたのでご覧いただければと思う。
これが掲載された時にはかなり反響があった。
といっても主にブログでのことでことで、こちらは読んでいなかったので、後で聞いただけだったのだが。
「間違ったことは書いていない」「AMラジオで何で低周波ノイズが聞こえるのか」とかの他に、書き方がよろしいというのもあった。
書き方云々は、今回読み直してみて、最後の人間のEMC対策はいいが、他はすっきりしていないと感じた。
当時の思い入れで、余分なことがたくさん書いてあるのも気になったので、それは削った。
ともあれ、アマチュア用の読み物としては出色と言ってくれた人もいたりで全体としてはよく書けている。
東京インターナショナルオーディオショー(TIAS)で各社展示を見て、デモを聞いて回った。
小口径メタルコーンをいくつか聞いて、共通する良さがあるのかなと思えた。
高そうだがJBLの大型ホーンから大音量で再生される展覧会の絵はすごかった。
静かな室内楽だったら、どんな音になるのか気になったが、多分、小型のスピーカの方が自然な音がするのだろう。
べらぼうに高くはないところではTAOCがよかった。
スピーカは自社の重量級ベースに載せてある。
これをメカニカルグランドとして、響きをコントロールするのは正しいやり方だろう。
ギャラリーはほとんどが年寄りの男性で、これをねらってか外国から製品がいっぱい入ってきている。
デモで「筐体をしっかりさせたら振動しないので低音の・・・」のようなことをしゃべっている人がいた。
相変わらず振動と音の関係は、このレベルである。
「いい加減なことをいうな、何をどうやっても振動しないなんてありえないぞ!」と叫びたくなった。
その昔、大先生がこの種の話しをしているのを我慢できず、ガンガンとやってしまい、会場が大混乱になったという話しを思い出し、静かに、その部屋から退出した。
振動については、
こちらをご覧いただければ、どうしてムカッと来たかお分かりいただけるだろう。
オーディオで、変なことを平気で人前でしゃべっているのは文化系の人だという話しがある。
理科系の人で、理屈は得意だが耳はさっぱりという人がいる。
そこへいくと、アマチュアで、理屈そこそこ、耳もそこそこというのは、貴重な??存在である?
2007.10.6.
ハマー

ハマーは、最もアメリカ車らしいアメリカ車だ。
ハマーを知っているか何人かに聞いてみた。
だれも知らないだろうと思っていたところ、意外にもそうでもなかった。
「ああ、誰々さんが乗っている」という答えが返ってきたので、聞いてみると、芸能、スポーツ関係でハマーを愛車としている人がいるらしい。
アメリカではこういうごつい車を、おしゃれだと女性が乗り回しているという話しもある。
日本では見たことはないが、アメリカではショッピングセンターやホテルの駐車場、フリーウエーで何台かにお目にかかった。
やたらと幅が広く、窓は上下方向に寸詰まり、縦の開口部が目立つフロントグリルと、際だって個性的な外観なので、あ、ハマーだと一目でわかる。
ハマー(Hummer)にはH1、H2、H3の3種類があり、H1は
AMゼネラル社、H2、H3はGM社の製品である。(写真はH3)
アメリカ軍の軍用車ハンヴィー(HMMWV=High Mobility Multipurpose Wheeled
Vehicle:高機動多目的装輪車両、humveeともいう)の民生用車がH1である。
H2はGMが
シボレー・タホをベースにして雰囲気を踏襲、H3はさらに小型化するために
シボレー・コロラドをベースにしている。
アメリカではハマーは高級SUVである。
H1は、1992年から市販されてきたが、2006年に原油高と排ガス規制のために生産終了となった。
全長 4,686mm、 高さ 1,820mm、全幅 2,190mm、重量 3,820Kgで、見かけは軍用車そのものである。
全幅2.2mというは日本の小型車より50cmも幅広で、これが独特の雰囲気の大元となっている。
重量が4トン近いので燃費は悪く、リッターせいぜい4kmしか走らないといわれている。
もともと砂漠や泥沼を走り回る軍用車なので、一般的な実用性とか経済性とかは無視されている。
軍用車ハンヴィーと民生用車H1の違いは興味深い。
違いが一覧表になっていて、両方がどんなものかがよく分かる。
便利さ、快適さ、楽しさは排除され、走ることに特化したのが軍用車だ。
軍用車にはドアキーがないらしい。
これは戦場ではキーなど邪魔だし、盗む人もいないからだろう。
H1を日本で買うと1,500万円とか2,000万円する。
H2、H3となるとぐっとソフト路線で、外観は曲面が取り入れられ、内装も乗用車そのものの感じである。
これらは日本では
三井物産オートモーティブ(株)が輸入元となり販売されている。
H1との比較のために大きさと重量を記すと
全長 5,180mm,、高さ2,060mm、全幅2,180mm、重量 約3,000kg
であり、寸法から分かるように、H1とはかなりプロポーションが異なる。
H3になると
全長 4,720mm,、高さ1,860(1,910)mm、全幅1,980mm、重量 約2,200kg
と小型化している。
国産の大型乗用車レクサスLS600hは
全長 5,030mm,、高さ1,475mm、全幅1,875mm、重量 約2,210kg
なので、幅がさらに10cmも広いH3でも日本では相当に運転しにくいだろう。
300トン積みトレーラは沿道の家を壊さないと運送できないことがあるそうだ。
そこまでいかないにしても、行動範囲が限られることになるだろう。
価格はH2が800から900万円、H3で450から570万円くらいとなっている。
ショッピングセンターの駐車場を見渡して、止まっている車は日本と変わらないと感じた。
もちろん日本には輸入されていないアメリカ車がたくさんあるが、これらも小型車であり、以前のように長大なフルサイズカーは見なくなった。
日本では軽自動車が多いが、それを別にすればアメリカの車も小さくなってしまった。
道が広々としていて、駐車場も広大ならハマーもいいだろう。
ついでながら、日本にもハマーとそっくりな車があり、災害時に活躍している。
トヨタのメガクルーザーといい、炊き出しに使われている。
何百人分ものご飯を炊き、汁物を作ることができるのだ。
本来は軍用車だが、自治体でも保有しているところがある。
後輪がステアできる4WSなので小回りが効くところが日本製らしい。
ハマーもH1なら一種のかっこよさを感じる。
平面で構成されたデザインは、民生車両にはないすごみがある。
でも、これに乗り込もうとすると「お出かけですか?」ではなく、「どこか戦争に行くんですか?」といわれそうだ。
H1、H2、H3、どれにしても幅が広すぎる。
日本で乗るなら500万円のランドクルーザーあたりにしておいた方が実用性が高いし、スマートである。
2007.9.30
コミュータ機EMB120

サンタバーバラ行きに乗るために、ロスアンジェルス空港の国内線ターミナルどん詰まりである88番ゲートを進んだ。
蛇腹の通路を歩いていくと天井がなくなって空が見える。。
歩いていけばそのまま機内に入れるものとばかり思っていた。
おやおや、どうしたことかと、さらに歩を進めると、通路は180度向きを変え、下りはじめた。
滑り止めがしてある通路は、今度は左に90度折れ、これが尽きたところでついに足下は地面になってしまった。
足下から視線を上げると、何としたこと!!
そこには、小さな、小さな飛行機。それも双発プロペラ機!!
ええっー、これで行くのー!!
気が進まないが、やむなく近づくと機体の一部がそのまま階段になっている。
乗り込むと天井が低いので、お辞儀をしたままの姿勢となる。
11番の席はないので1番に座れとスチュワーデスが言っているようだ。
座席は2プラス1の10列で30席くらいで、ほぼ埋まっている。
席について周りを見渡すと内張はなく、内装はペンキを塗っただけ。
公園にある子供用遊具の雰囲気だ。
座席も軽商用車の後部座席といった感じで、クッション感なし。
座席下はがらんとしていて救命胴衣の袋がぶら下がっているのがよく見える。
天井には読書灯とスチュワーデス呼び出しのためのスイッチが目立っている。
昼下がりの機内は猛烈暑い。
これが本当に飛ぶのか、安全に目的地まで運んでくれるのか不安が広がる。
以前、
ヒューストンとハンツビル間でEmbrare (エンブレア)RJ145という50人乗りジェット機に乗ったことがある。
シートポケットにある安全ガイドによれば、この飛行機はエンブレアEMB120というブラジル製だ。
RJ145のちょうど半分くらいの輸送用ということになる。
非常時には酸素マスクが降りてくるとスチュワーデスがアナウンスしているのを聞くと、これでもちゃんとした飛行機だと納得させられる。
座席が最前部なので壁ひとつ隔てて、すぐ前は操縦席となっている。
やがて操縦士が登場。
イヨーと手を挙げて中に消えた。
大型機とは違い、親しみが感じられる。
機体は小さいが、それでも操縦はちゃんと2人でするようになっている。
面白かったのは飛行機としての扱いは大型機と同じ。
離陸時に窓からながめると、ボーイング、エアバスに混じって順番待ちとなった。
2機前に並んでいる747は、はるかに見上げるようで、超肥満体の巨人に対して幼稚園の子供といったところだろう。
いよいよ離陸。
ブレーキをかけて、回転を上げ、その後一気に加速。
大型ジェットは滑走距離が長く、いつ機体が浮き上がるか、滑走路が尽きてしまわないか心配になることがあるが、程よく勢いがついたところで舞い上がった。
初めて乗るプロペラ機の騒音と振動は相当なものだった。
全体にメリハリがあり、飛行機らしい飛行機と感じられた。
機内放送では正味飛行時間が20分、着陸まで45分くらいといっているようだ。
海岸線に沿って北上し、低空飛行のために青い海と海岸線に砕ける白い波頭がよく見える。
何事も起こらず、ほどなくサンタバーバラ空港に着陸した。
飛行機から降りると、強烈な日差しと暑さに圧倒され、ターミナルに逃げ込んだ。
しかし建物は小さなスパーマーケットくらいの広さしかなく、すぐにまた日差しのなかに立たされてしまった。
荷物はちゃんと届いたか、どこで受け取るのかと思いきや、小さいながらバゲッジクレームの入り口が目に入った。
先にアムトラックを取り上げた。
ロスアンジェルス・サンタバーバラ間は速いもので2時間、各駅停車では3時間近くかかる。
サンタバーバラ空港は市街地から離れている。
アムトラックの駅は市街地にあるが、ロスアンジェルス駅は連絡バスはあるものの空港からは不便なところにあるらしい。
サンタバーバラ空港は国内線専用ではあるが、しっかりとセキュリティチェックがあり、その点では飛行機はやはり面倒である。
所要時間と便数からして飛行機に軍配が上がるということなのだろう。
EMB120にはロスアンジェルス−>サンタバーバラ−>ロスアンジェルスー>サンディエゴと3回も乗ってしまった。
最初はびっくりしたが、今やごく当たり前の乗り物となった。
2007.9.23.
アムトラック サンタバーバラ駅

9月のはじめの日没は午後7時半を過ぎる。
5時を過ぎたのに日差しは強烈で、空には雲一つなく、コンクリートに照り返しのため日向では30℃をこえているだろう。
ホテルでは夜中に列車の警笛と走行音が何度も聞こえたので、近くにアムトラックが走っているものと勘違いした。
車で探しあてたサンタバーバラ駅は市街地にあり、ホテルからは十数キロも離れていた。
駅舎は赤い屋根のまっ白で瀟洒な平屋建てで、とても駅には見えなかった。
近くまで行ったが見過ごしてしまったほどだった。
日本の駅とは違い、駅に自由に出入りでき、ホームにはジョギングをする人や自転車が走り、近所の人が荷物車を押して通り過ぎる。
ホームは線路両側にあるが、乗降する側の幅は、どこまでがホームか微妙だが、広いところでは20mもある感じだ。
駅舎に入ってみると、窓口は閉まっていて、時刻表もない。
風通しの良いベンチには荷物をかたわらに、所在なく列車を待つ人たちがいる。
何度も日向に歩み出して右手方向を見やる女性がいる。
状況としては今にも列車が現れてもよさそうな雰囲気だ。
しかし、一向に列車は現れず、待つこと30分以上、あきらめて帰ろうか迷っていると、突然踏切の警報音が聞こえた。
ファーンという警笛を鳴らしながらサンディエゴ行きパシフィックサーフライナーが姿を現した。
ステンレス外装で総2階建て、巨大な姿は圧倒的な迫力で、小山のようなというよりは、長い建物が、ずずいと迫ってくる感じだ。
いかにもアメリカという感じだ。
駅は無人だと勘違いしていたが女性のアナウンスが流れた。
乗客の乗降口は1カ所のようで、ここから車掌が降り立ち、この人のアナウンスがホームに響き渡った。
列車は7両編成で、最後尾が機関車で、これが後押しするかっこうになっている。
アムトラックはAmerican Track by Railに由来し、全米をネットワークする鉄道旅客輸送を運営する公共企業体で、正式名称は全米鉄道旅客輸送公社(National Railroad Passenger Corporation)という。
政府出資の株式会社という形態をとっていて、自前の路線はボストン市−ニューヨーク−ワシントンD.C.間(アクセラ エクスプレスが走っている)とミシガン州の一部区間のみで、他は路線を借り受けるか、運営を委託されている。
パシフィックサーフライナーは、ここサンタバーバラからは、ロスアンジェルスを経て、サンディエゴまで1日数本が運行されている。(ロス・サンディエゴ間は倍以上の本数となる)
起点がサンフランシスコであれば観光用として利用価値が高まりそうにも思えるのだが、北の起点はSan Luis Obispoとなっている。
路線が太平洋沿いを走るので、パシフィックサーフライナーという名前がつけられ、カリフォルニア州の援助を受けて運行されている。
全区間564.7 kmの運行時間は8時間半で、表定速度は66km/hということになる。
サンタバーバラ・ロスアンジェルス間についていえば3時間近くかかるので、利用する観光客はゆっくりと旅する人たちである。
車と飛行機中心の世界ではやはり運営は苦しいようだが、近年人気上昇中とも聞く。
そのせいか、物干し竿のような収音マイクと木製大型三脚を立てて撮影しているプロがいたし、一眼レフをぶら下げたアマチュアも見かけた。
ただ、この駅で乗り降りした人たちは、荷物の少ない観光客風の人と、近在の住人のようだった。
相当遅れて到着したが、慌てる風もなく、長く停車してから出ていった。
駅を出るとすぐに踏切があるが、列車が迫っているにもかかわらず、人は平気で踏切を渡り、あまつさえ列車が警笛を連発する中、直前を車がすり抜けた。
遮断機が下りきらないトラブルがあるようだったが、はらはらしながら見送った。
ここアメリカでは、列車は市民権を失っているのではないか心配になった。
2007.9.16.
カリフォルニアへ サンタバーバラ

カリフォルニアのサンタバーバラとサンディエゴに5泊してきた。
若い人を仕事のお手伝いするということで行ったのだが、その人とは4年間アメリカに留学していたので仕事以外は全部面倒をみてもらい、その点では安心かつ楽だった。
サンタバーバラはロスアンジェルスの北、コミュータでの飛行時間20分強ほどの保養、観光地である。
9月2日空港に降り立つと、強烈な日差しに圧倒された。
wether undergroundで調べると、この日の最高気温は平年を5℃上回る31℃であり、10時間の飛行時間の疲れのためもあり、その日差しと暑さでクラクラきた。
サンタバーバラにいた3日間は毎日空には雲一つなく晴れ渡り、曇りが恋しいほどだった。
人間は勝手なもので、雨ばかりだと、たまには太陽の顔を見たいと思うし、晴ればかりだとこうなるのだ。
この街は変わっていて、高層建築は皆無で、ごく一部(役所?)を除いては2階建に制限されている。
土地が十分にあるので、こんなことができるのだろうが、おかげで街並はゆったりとして落ち着きがある。
聞くところによるとマイケルジャクソンが住んでいるらしいが、家も物価もとても高くそうだ。
そんなこともあるのだろうが、黒人をほとんど見かけなかった。
日本に昨夜帰り、これを書いているが、実は帰ってこれるか、まだ、アメリカで足止めを食らったかは紙一重だった。
サンディエゴのチェックインカウンタは長蛇の列にもかかわらず、一向に進まない。
最初は乗客の荷物が重く、数が多いので、超過料金を支払っているせいかと思った。
カウンタでは客は係員とやりとりをしながら考え込んでいるのだ。
係員は端末を操作し、、また客とやりとりを続けている。
同行者が聞いたところ、天候の関係でサンディエゴ−サンフランシスコが大幅な遅延することがわかった。
これでは乗り継ぎが間に合わない恐れがあるのだ。
やっとわれわれの番になると、成田行きに連絡できるかどうか分からないので、もう一日滞在して、翌日の便に切り換えるか、それとも、間に合わないとしてもサンフランシスコまで行くかが選択肢だった。
迷った末に、サンフランシスコまで行こうというのがわれわれの結論だった。
smokeのせいでいっているが、世界中異常天候の昨今、次の日も最悪同じことになる恐れがないとはいえないし、サンフランシスコまで行けば、他社便に振り替えてもらえる可能性がある。
サンディエゴ発は結局2時間遅れ。
どう考えても成田行きに間に合うはずはないのだが、サンフランシスコで降りると、そこには「な・り・た」と叫ぶおじさんがいた。
乗り継ぎ客は意外に多く、20人くらいが揃ったのを確かめてから、おじさんは国内製到着ターミナルを突き進んだ。
みんな必死で後を追う。
階段を降りるとバスが待たせてあり、これで国際線出発ターミナルに移動。
エレベータに乗せられ、別のエレベータに横付け。
乗り継いで、これを降りると、そこは出発ロビーだった。
動く歩道を早足で駆け抜け、エスカレータで下ると、そこは成田行きの搭乗口だった。
15分もかからずに自席につくことができた。
出国審査はホッチキスで止めたカードを渡すだけ、セキュリティチェックはサンディエゴで済ませたせいかなしだった。
ユナイテッド同士の乗り継ぎだったので、こういうことができるのだろう。
待たされる方にすれば、出発準備が整っているにもかかわらず、少人数のために長い時間待たされていやなのだが、これからは今回の経験を踏まえて大目に見ることにしよう。
ただ、それほど出発時間が遅れたわけではなく、気流のせいで成田到着は予定より20分早かった。
こんなことで、やっとの思いで帰ってきた。
何にしても飛行時間10時間というのは骨身に応えた。
以前にロスアンジェルス、サンフランシスコ、そして、サンディエゴに行ったことはある。
しかし今回の雲一つなく強烈な日が降り注ぐカリフォルニアには、こんな世界もあるのかと圧倒されて帰ってきた。
2007.9.9.
世界の高速鉄道

写真は台湾高鐵の席につき、目に入る前席の背もたれである。
台湾新幹線の車両は日本の新幹線そのものなので、字が繁体中国語なのを別にすれば、まるで新幹線に乗っているようだ。
室内を見渡し、聞こえてくる走行音は、日本の新幹線と変わるところはなく、安堵感を覚える。
新幹線は高速鉄道のパイオニアであり、開業は東京オリンピックの開催された43年前だった。
われわれ日本人からすれば、高速鉄道といえば新幹線なのだが、台湾、中国で走っているくらいで世界的にはマイナーといってもいい存在に止まっている。
現在高速鉄道の4強は
*ドイツ ICE3 最高速度330km/h
*フランス TGV 同320km/h
*イタリア ETR500 同300km/h
*日本 新幹線 同300km/h
といわれている。
このうち最も広がりをみせているのがTGVだ。
アメリカでボストン−ニューヨーク−ワシントンDC間を走るACELA EXPRESS(現在の最高速度は240km/h)、韓国KTX(最高速度300km/h)、スペインAVE(最高速度300km/h)、ベルギーThalys(最高速度300km/h)などはTGVの技術で走っている。
TGVは新幹線の成功に刺激され、遅れること17年の1981年に最初に開業している。
技術輸出では完全に新幹線を追い越している。
TGVだからというわけではないのだが、KTXの開業当時にこれに乗りたいと思った。
ソウルと釜山間をただ行って帰るだけでよかったのだが、代理店の人に「あんなのだれも乗っていませんよ」「故障ばかりで危ない」「大体帰ってこれないかも知れませんよ」といわれて止めてしまった。
そのころは評判が悪かったのだ。
「TGVではなく新幹線にしておけば良かったでよね」
ともいっていたのは一種のお世辞であったのだろう。
新幹線のすごいところは、その輸送密度だ。
東京・大阪間の距離で乗客が多いので、こうなるのだが世界中どこでもこんな運行が成り立つことはないのだろう。
3分の間隔でのぞみが走って事故がおこさないがすごい。
新幹線はシートがずいぶんと座り心地が良くなったものの内装が安っぽくなった。
これは軽量化のためで、空力、制御技術と合わせて省エネという点では他をリードしているようだ。
その点では時代を先取りしているといえる。
ICE3には、いずれ乗ってみたいと思っている。
先の4強で総合評価ナンバー1といわれるからではなく、何といっても、そのかっこうが好きなのだ。
それと、新幹線は実用一点張りだが、ICE3はそうではないのらしいのだ。
今のところICE3の知識はゼロ。
ぼつぼつ仕入れることにしよう。
2007.9.1.
日の当たる坂道

駅から会社までは歩いて25分、ここ何年かはほとんどバスに乗ることはなかった。
雨が降ればバスにしていたが、多少の雨でも歩くようになり、ついにはバスに乗るのは台風のような暴風雨の時だけになってしまった。
電車とバスの接続がいいとはいえず、7、8分間の待ち時間があり、追いつかれるまでに半分くらい歩けてしまう。
バスの暗い車内で所在なく過ごす時間がいやなのだ。
行程を4つに分けると
1、電車を降りて階段を上がり、駅ロータリーを跨ぎ、階段をお降り、後は一カ所10mくらいの上りあり
2、緩やかに上るが、ほぼ平坦
3、2に同じ
4、裏道から車道に出て、かなりの上り
となっている。
いやなのは4で、後ろから日差しがまともに当たりっぱなしなる。
真冬で気温が氷点下になるような日であれば、汗をかくこともなく、体が温まりちょうど良い感じである。
しかし、梅雨のような多湿期や真夏は汗だくとなり、歩き終わっても10分くらい汗が引かない。
最後の300mほどは、午前7時前とはいえ、背中にじりじりと真夏の日差しを背負うことになる。
大型トラックがわきを、少なからずすり抜けるし、ここは一大難所となっている。
何年間も、この現実を何も考えずに受け入れてきたが、ふと気づいた。
道の左側を歩いているのだが、右の歩道は結構日陰になっている。
ざっと見たところ8割方は日陰で、日陰が全くない左とは対照的だ。
目的地が道の左側にあるので、自然と左を歩いていたのだが、真夏は右にしたら、こんなにも汗をかくことはないのではないか。
翌日早速試してみることにした。
難点は、右を歩くには、わざわざ道を渡り、最後にもう一度左に戻らねばならない。
この道は、相当な交通量があり、車が来ないときは来ないのだが、あっちは切れたら、反対からは来てしまったというようなことになり、なかなか左に戻れないことになりかねない。
右側なら涼しかったかどうかだが、そんな気もするが、しかし、別の要素、例えばその日は風が吹いているかどうか、そして、気温、湿度、日差しの強さの影響が大で、確たる結論を得るには至らなかった。
右側を歩いても特に涼しくはなかった理由としては、すでに20分弱歩いているので、その影響が大きいこと、もう少しだからと、つい一生懸命歩いてしまうこと、そして、下り、平地はゆっくりでも、上りは早く歩こうとする癖があるからと考えられる。
暑いからゆっくり歩き始めても、最後はそんなことは忘れてしまうわけで、どこか風通しの良い日陰で完全休止でもしない限り、やはり汗は止まらないだろう。
場所として、そのようなところはないので、どうにもならないのだ。
この夏は暑く、暴風雨だったからではなく、暑さゆえに、歩く気がせず、バスにしたことが3回あった。
あまり記憶にないことで、やはりこの夏は、それだけ暑いということなのだろう。
2007.8.26.
またしてもインターネット接続不良
1年前にも困ったことがあったが、またしても同様の事態が発生した。
前の不良原因はルータのACアダプタ内蔵電解コンデンサ不良が原因だった。
今回もつながったり、つながらなかったりで大変に困った。
PCをリセットしたり、モデムやルータの電源を抜き差ししたりすると、何となくつながった。
それと、用を足すわけだが、何時か全然つながらなくなったらどうしようかと心配だった。
無線LANができるルータは問題あるらしいというので、前に使っていたものに替えたりして、何が原因かを絞っていった。
結論はモデムが犯人で、温度が上がるとつながらなくなるのだった。
このモデムは1年前にSo-netのコースも変更したときにただでもらったものだ。
富士通M1型で製造は2003年4月、インターネットで調べていたら3回も交換してもらった人がいたりして、どうも問題ある機種のようだ。
製造は台湾だが、日本製品なので4年くらいでへたばるのは困りものだ。
原因は突き止めたものの、さてどうするか?
交換してもらったところで、また同じことになる恐れがある。
どうしたものかとSo-netを見ていたら、折しも12Mコースがキャンペーン中なのを発見した。
料金は現状の3Mコースより若干安く、モデムリース料無料とある。
コース変更には6,000円弱かかるのが気に入らないが、キャンペーン期間は7月いっぱいで締め切りギリギリだったこともあり、これにとびついた。
6,000円でモデムがまともになり、安心してアクセスできればいいだろうと考えた。
届いたモデムを早速入れ替えたところ、それまでも不調は一掃された。
末期的な状態から解放され、上手くいったと喜んでいた。
ところが、2日後3Mから12Mコースへの局内工事が終わった時点で、また、接続できないことが出てきた。
新しいリース料無料のモデムは、やはり富士通(アクセス)のもので無線LAN、IP電話ができる大型のもので、できたばかりの新品だ。
アクセスできないときの症状は、前のモデムではADSLランプが点かなかったが、今度はLAN(LINK)ランプが点かず、前のように、いろいろやっているうちにつながるような生やさしいものではなかった。
前と同じで、モデムの温度が上がるとおかしくなるようではあったが、結局のところ時間をおくしかなく、これには、お手上げだった。
ここから、ソネットのテクニカルサポートデスクとのやりとりが始まることとなった。
とんでもない、別のメーカのものに交換しろ、いや他のメーカのものはありません、下り速度が1Mbpsが600kbpsに落ちたぞ、スピード低下の原因はいろいろです・・・。
担当者は、さぞ大変なことだろうが、こちらとしても、スピードはともかくとして、つながらなくては、どうしようもないので、何度もメールが行き交うことになった。
ずっとADSLとLANランプを見ながらアクセスしているが、今現在は不審な兆候はない。
何が原因でつながらなかったのか分からないが、下り速度が遅いのはISDNが関係しているらしいことを知った。
これは、下りが800kbpsしかでないのに、上りは1Mbpsと、速度が逆転しているからだ。
これまでは、下りは時々見ていたが、上りを調べたのは今回初めてだ。
スピードが上がらないのはガス漏れ警報のせいだと思いこんでいたが、そうではないのかも知れない。
ISDN干渉は、カッドというNTT回線単位で、同じカッド内にISDN回線を契約した人がいて、その回線が通っていた場合に、相当のリンク減となるということらしい。
さて、どうしたものか。
この暑さなことあり、とりあえずつながっているので、しばらくは休戦ということにした。
7月いっぱい12Mコースのキャンペーンはどうなったかと見れば9月30日まで延長されていた。
してやられたり。
コース変更料を安くなった分で取り戻すには44ヶ月もかかる。
この間に、また何か起きないかいいのだが。
(大分経ってから接続不良の原因が判明した。モデムとルータ間 接続ケーブルの接触不良だった。ケーブル交換後には接続不良は起きていない)
2007.8.18.
鉄道模型をつくる

Nゲージ ジオラマ製作マガジン
昭和の鉄道模型をつくる 第1巻を買ってみた。
全50巻が週刊で刊行され、第2号以降1,490円のところ、初回のみ780円と安かったこともあるが、どんな内容かに興味があったからだ。
「欲しかったんだよな」というテレビCMが流れたそうで、これからも明らかなように想定する購入層は定年退職して、さて何をしようかという人たちだ。
発行するのは講談社で、カトーと並ぶ鉄道模型大手のトミックスが後ろ盾となっている。
第1巻を見て、どんなものが出来上がるか、企画した人が、どんなことを考えたのかが分かった。
相当な数を売る予定だと聞いたが、果たしてうまくいくか気になるところである。
何より興味があったのは、コントローラをどうするのかだった。
出版者側からすれば全50巻がまんべんなく売れて欲しいだろう。
しかし、付属するパーツの市販品相当品が1,490円以上ならば、こちらを買った方が得なので、特定の巻だけを虫食いで買う人も出てくる可能性がある。
ざっと各巻の付属パーツを見渡すと、駅舎、電動ポイントあたりは買い得なのかも知れない。
安さにつられて第1巻を買った人は第25巻まで待って、この巻の動力ユニットと組み合わせれば一応動く車両になる。
それはそれとして、スピード調整や方向転換をするためのコントローラは数千円で売られているので、その扱いが気になる。
これがないと電車は動かないので、どうしても読者に提供しなければならない。
これについては25巻までを全部買い、シールを貼って応募した人にプレゼントすることになっている。
さすがに上手いことを考えるものだと感心した。
これなら販促になるし、お金も25巻のなかで回収すればいいことになる。
後で知ったが講談社のHPに知りたかったことはすべて出ているので、わざわざ買うまでもなかったわけで、この第1巻はあげてしまった。
昭和レトロというのが気に入らないし、古めかしい電車がくるくる走るだけではつまらないと感じるからだ。
それと、旧来の鉄道模型趣味を踏み出した提案がないところも残念な気がする。
子供が大勢いて、若者、中年、そして何より年寄りが目立つという珍しい入場者構成の某鉄道模型イベントに行ってみた。
会場には大小取り混ぜ数多くのレイアウトが持ち込まれていた。
これを見て改めて認識させられるのは、鉄道模型というのは「車両」を「走らせる」趣味なのだ。
大規模なものでは長辺が5m、10mもあろうというボード上に何重ものループ状と分岐線の線路が所狭しと引かれ、この上を電車がするすると動いている。
待機線上には出番待ちの車両がこれ見よがしにたくさん置かれている。
付帯する建物、情景などの景観までは手は回らず、灰色や赤茶色のなかを電車が走り回っているのは、何とも寂しい限りだった。
見て回ったところ、積極的に照明を取り入れていれたレイアウトは1つだけあった。
これも、16Vの照明を12Vで点けているようで薄暗く、効果を上げているとはいえなかった。
照明は別にして、ファラーとフォルマーの建物を置いたHOレイアウト(写真)が一番奥に置かれていた。
これはなかなかのいいできで、ほっと一息つけた。
複数の車両、信号、ポイント、照明を個別にコントロールするDCCという規格がある。
内容的には旧来の工業用仕組みを持ち込んだものと思われるが、なかなか難解なようだ。
これに替わる、日本発のインテリジェントなやり方が出てきてもよさそうなものである。
無線を利用したインテリジェント電車といえば分かっていただけるだろうか。
例えばこんなもので、まず電車を手動ですべての線路を走らせ、車両のコンピュータに路線構成と分岐を記憶させる。
後は他の車両の走行情報を監視しながら、衝突しないように車両自体が信号、ポイントをコントロールしながら走ることができ、また、制御を車両外のコンピュータに委ねれば、予め設定した時刻表に則ったプログラム走行もできるというものである。
煩雑な配線を避けるために通信はすべて無線ということになる。
車両が判断する自走は、予想外の動きをして見ていて飽きないだろう。
これができればメルクリンやトリックスに差をつけられる。
ホンダのロボットであるアシモがサッカーをするのを見たことがある。
コントロールには携帯電話が使われていた。
こういうことがすぐにでもできるのは、ホンダとかソニーなのかも知れない。
無線でインテリジェントまではいかなくても、PICのようなマイコンを使えば複雑な動きや照明のコントロールが実現できる。
「大人の」趣味としての鉄道模型とは、マイコンコントロールでなくとも、自分で工夫する要素があってはじめてそういえるのではないだろうか。
秋葉原の某販売店にある貸しレイアウトを目当てに小学生が大挙して開店時間を待ちわびているのに遭遇したことがある。
電車を走らせて喜ぶだけなら・・・。
話しはいろいろになってしまったが、では、「鉄道模型をつくる」は、だめかといえばそうではない。
この世界になじみのない人の、とっかかりとしては価値があるのだろう
全部買ったら7万円以上になるのは高過ぎるという人もいるが、月6,000円で鉄道模型の走る仕組みが理解でき、レイアウト作りにはどんな材料があり、どう使うのかが分かり、それほどじゃまにならないもの(45×60cmという寸法は一般的な最小寸法60×90cmより小さい。ただし、これでは市販Nゲージ車両のなかにはカーブを曲がりきれないものがでてくる)ができあがれば、それはそれで御の字である。
ただし、昭和レトロが、お嫌でなかったら、ではあるが。
(鉄道模型を趣味とする人は10万人といわれているところ、初回分は13万部売れたそうだ。)
2007.8.11.
電車券売機、ICカード乗車券

読み取り口に明日で有効期限が切れる定期を差し込む。
定期券のボタンがどれかさがしている内に表示は一ヶ月、三ヶ月、六ヶ月の選択画面に切りかわった。
六ヶ月を選ぶと、読み取った定期の情報を元に乗車区間、開始日、期間、氏名などの確認を求める画面となる。
確認ボタンに触れると、現金、または、クレジットカードでの支払いを促す音声が流れる。
この定期券発行機能つき券売機は銀行ATMをしのぐ機械かと思いきや、紙幣をまとめて放り込めばすむとわけではなく、1枚ずつ入れなければならない。
そのため紙幣9枚だったので手間取り、それまでのスピーディさが嘘のようでかったるい。
後ろが長蛇の列だったりしたら冷や汗ものだ。
それはともかく予想通りストレスなく、新しい定期を手にすることができた。
定期が券売機で買えることは知っていたが横目で見るだけだった。
利用する私鉄は2社で、両社で定期を発行する方法は異なっている。
一社では申込書に記入して窓口に持っていくと、スキャナ読み取り装置のついた機械で読み、これが定期に印刷された。
代金が窓口の人が数えるわけで、短かい時間で定期を買うことができた。
これで何等、不便、不都合はない。
ところが、もう一社の方で定期を買おうとして、行く手を阻んだのが、自動券売機だった。
まさか、これでしか定期が買えないとは夢にも思わなかったので、購入申込書をさがした。
見つからないので、窓口にたずねると「申し訳ありません、券売機でしか発行していません」といわれて絶句してしまった。
特急券でさえ券売機は避け、窓口で買っている。
画面を操作する機械は苦手としている。
なぜこうなってしまったかといえばルーツは銀行のATMである。
機械の前で少しでも操作が滞ると、人が吹っ飛んでくる。
「ええ、どうなさるのです?ああ、それでしたら、ここをこうして、・・・、はい暗証番号を押してください、ああ、出ましたね、・・・はい、ありがとうございました」といった具合で、何度行ってもこれで、操作が覚えられないのだ。
少しぐらいは画面をながめる余裕を与えてくれれば、次はさっさとできると思うのだが。
銀行のせいで、ATM似の機械は見るのも嫌になってしまった。
さて、窓口氏は「では私がお手伝いしましょう」と言ってくれた。
券売機の操作はすべてやってもらったが、住所まで漢字で入力するのでこれは大変だ。
新入学時期など、機械は何台か並んでいるとはいえ、相当な待ち時間になるのだろう。
継続購入は、冒頭のように簡単にできるが、窓口での発行はしないという決断が、よくできたものと感心する。
ひとつにはクレジットカードでの決済可能な、この機械は相当高いが、それでも人件費よりはということなのだろう。
しかし、もう一社がやっているような申込書に記入させ、これをスキャナで読み取り、定期に印刷する方法の方が時間はかからないし乗客サービスになるような気がする。
券売機で売るのであれば、それには紙幣の一括読み取り機能を持たせて欲しい。
紙幣を何枚も入れるには意外に時間がかかるものだ。
実は定期を買うかどうか相当迷った。
というのは、その期間に夏休み、正月が購入期間に含まれ、実乗車日数は116日しかない。
6ヶ月の定期代は100日の切符代相当なのだ。
ほぼ決まっている出張などためのマイナス6日があり、そうすると110日、これでは回数券を買うのと同じだ。
さらなるマイナスがあれば定期は買わない方がいいことになる。
ただ、経験的にこのような場合は、あれこれ考えずに定期を買ってしまうのが正解だ。
なにしろ自分の金で買うのではない上に、結局お金の差は大したことはないのだ
スイカに1万円ずつ何回チャージすればいいかなと、その方が改札を通るのがスムーズで気分が良いかなと思った。
相変わらずの磁気カードに落ち着いたわけだが、ICカードについて勘違いしている人が多い。
JR東日本のスイカと、関東地区私鉄のパスモを、JRと私鉄とで使い分けている人がいる。
JRのスイカは私鉄でも利用できるし、私鉄の券売機でチャージできる。
私鉄の最寄り駅で券売機は空いているので、もっぱらここでスイカをチャージしている。
JRだけで使えた時は残金が1,000円を下回らないようにしていたが、私鉄も乗れるようになってからは2,500円くらいに引き上げた。
とにかく、このICカードは便利で、いい時代になったものだと感じさせる。
2007.8.4.
COPとAPF、しかし・・・

エアコンの性能を表す指標としてCOPがある。COP(Coefficient of Performance)は、省エネルギー法の目標基準値であり、JIS C 9612定格条件でエアコンを連続運転した時のエネルギー消費効率を表している。
COP = 能力/消費電力
冷暖平均COP = (冷房COP +暖房COP)/2
このように、COPは定格冷房・定格暖房時の消費電力1 kW当りの冷房・暖房能力を表わしている。ただし、特定の条件―― 暖房では外気温7℃の時に室温を20℃に、冷房では外気温35℃の時に室温を27℃にするという条件で算出したものであり、自動車の燃費でいえば、時速60km定速走行時の燃費に相当するものだ。
コンプレッサーをインバータでコントロールするようになり、さらに、このCOPを指標とする省エネの推進によりエアコンの消費電力は、ここ15年で半分以下になった。
よりエアコンの実使用に則する指標として、燃費でいえば10・15モードに相当するのがAPFだ。
APF(通年エネルギー消費効率)= Annual Performance Factorは、省エネルギー法で新たに2010年目標製品の評価基準として採用された。
APF= (冷房期間中に発揮した能力の総和+ 暖房期間中に発揮した能力の総和)÷(冷房期間中の消費電力量の総和+暖房期間中の消費電力量の総和)
運転の条件は、(社)日本冷凍空調工業会規格(JRA4046:ルームエアコンディショナの期間消費電力量算出基準)に基づく試算値である。
● 外気温度:東京をモデルとしている。
● 設定室内温度:冷房時27℃/暖房時20℃
● 期間:冷房期間6月2日〜9月21日の3.6ヵ月間/暖房期間10月28日〜4月14日の5.5ヵ月間
● 使用時間:6:00〜24:00の18時間
● 住宅:JISC9612による平均的な木造住宅(南向)
エアコンの冷房、暖房能力は部屋の広さに応じた対応が定められている。
今後、COPとともにAPFがヒートポンプで働く機器のカタログ等に表示され、省エネがさらに推進されることになる。
さて、日本で販売されるエアコンは、このように省エネが重視されている。
しかし、アジアの国々では、めちゃくちゃにエアコンが効かせていることが多い。
最高気温が35℃でも40℃の国であっても、ワイシャツは長袖に限るし、背広を持っていくことにしている。
これらは寒さに耐えるためなのだ。
事務所、レストランの冷房の効き方は半端ではなく、外から入ったときは、さっと汗が引いていいのだが、程なくしんしんと冷え込んくる。
多分20℃くらいに下がっているだろう。
事務所でセーターは必需品であり、風邪でも引いたら当分は直らないそうだ。
レストランであれば会話は次第にとぎれがちとなり、ついには外に出てしばらく待避となる。
日本でも冷房があるのがデパートと銀行くらいだった50年くらい前は。冷房の効き方はこうだった。
冷房があれば、それを目一杯効かせるのがサービスだったし、それが当たり前だった。
いくらエアコンが省エネであっても、こういう使い方では全然省エネにはならない。
今、冷房を効かせすぎの国が適度な温度でエアコンを動かせば、地球全体でのエネルギー消費が莫大に抑えられるのは絶対に間違いない。
(写真は当話題には無関係です)
2007.7.28.
あなた、何人?

この写真はいかなる状況を写したものか?
和服の女性が注文をひかえているのはお分かりいただけであろうが、流ちょうな英語を駆使しながら伝票に記入しているのだ。
もちろん和食の食事どころであり、実に奇妙な感じがした。
考えてみれば、日本でも高級ホテルの和食レストランでも、このようなシチュエーションは当たり前なわけで、自分はそのような場には居合わせたことがないというだけのことではある。
しかし、この女性は何人なのだろうか?
ここは和食レストランであり、英語で注文を取るのは不自然なのだ。
飛行中、飲み物のサービスが近づいてくると何にしようか考える。
今日は野菜をとらなかったのでトマトジュース、すっきりとリンゴジュース、最近多いのだが赤ワイン、それともメニューにあるスペシャルドリンクがいいか?他の人が頼んている何だか分からないのにしようか?
決心が固まった後に、スチュアーデスが外人であれば、どう言ったらいいのかも考えておくことにする。
いざ、自分のところに回ってきたら「お飲み物は何にいたしましょうか?」ときたりすれば拍子抜けする。
多くの日本人は、こんなものだろうが、相手は、こちらが何人か分かるのだ。
どうして、中国や韓国人と見分けることができるのかは不思議ではある。
シンガポールの和風レストランでの注文取りが英語だったのは、もしかしたら、こちらが英語ではじめたからかも知れない。
そうでなければ、当然日本語の会話となったはずである。
相当数の日本人が相手のサービス業であれば、日本語、英語のような日本語、いずれであっても、話が通じないというのはありえない。
この女性の英語は、シンガポールでよく聞く中国なまりの聞き取りにくい英語ではなかった。
この人は、どこの国の人だったのだろう。
このところ自分の周りではバイリンガル、マルチリンガルが増えた。
そのうちの一つは英語なのだが、本当に日本人?といいたくなるような自然な話し方をする。
時代は変わったと感じる。
いつか、きっとこれが当たり前になるのだろう。
2007.7.22.
異国でくつろげる音楽を

写真はシンガポールの某ホテルで撮ったものだ。
このホテルは、この1月にも泊まり、こりごりだった。
というのは、夕方、チェックインをすませ、食事のためにそのまま外出した。
ホテルに戻ると、フロントに預けた荷物が届いていない。
荷物を開けないと何もできないので電話をして持ってきてもらった。
ところが、これが赤い色のプラスチック製で、自分のではない。
その後、待てど暮らせど、なしのつぶてなので、遂に頭に来て、自分でフロントに出向いた。
顔つきを見て、ピンときたようで、すまん、すまん、という感じで、荷物が置いてあるところに連れて行かれた。
見れば、いくつかのバッグがぶん投げてある。
メモでもつけておかなければ、どこの誰のか分かるわけがない。
さらに、困ったのは部屋のスタンドが点かないことだった。
いくつかある照明の内、それが点かないと主要居住空間が暗いのだ。
コンセントが違うし、隠れた中間スイッチがあったりして、どこが悪いのか、ずいぶんやった末に納得した。
電球を外して振るとカラカラいうのだ。
あり得ないことだが電球が切れているのだ。
ハウスキーピングがチェックしていないのだろう。
今回、またホテルと聞いて嫌な感じがした。
前回のようなことはなかったのだが、弱ったのが風呂の水が抜けないことだった。
やむなくそのままにしたら翌朝には水は抜けていた。
はじめて泊まるホテルでは、水回りに苦労することがある。
よくあるのは水の出し方がわからないというのがある。
大体、こうか、こうでなければこうと、出すにしても、抜くにしても、一応相場は決まっている。
しかし、並の力では、どうしようもないとしても、さらに力を増すことはできない。
過ぎたるは及ばざるがごとしで、壊してしまったら目も当てられないのだ。
翌日帰って、どうしたら水が抜けるかを理解した。
栓に爪を引っかけて持ち上げるのだった。
元は近代的な仕組みになっていたものが、壊れてしまっているのだ。
その他にはヘヤドライヤーのヒーター切れもあった。
これで一泊2万円である
シンガポールは客室数が不足気味で、大きな会議でもあれば、こんなホテルしかとれないのだ。
エリ***というホテルなのだが、フロントやエントランスの対応は、前回とは違い、良い印象だった。
写真のことが、どこかにいってしまった。
これは、ソニーの2GBメモリーオーディオプレヤーにバッテリー動作のスピーカ同
SRS-T57をつないだもので、海外出張時には最近これを持っていくことにしている。
スピーカは折りたためるので、コンパクトな上に音がいい。
外国では良い音を聞く機会はほとんどなく、ホテルの部屋ではもっぱらこれである。
といっても、持ち出したのは、今回は2回目であり、にもかかわらずスピーカは2代目になる。
初代は前回台湾に行ったときに、気に入った人がいたのであげてきてしまった。
コーンが金属製なので、しばらく鳴らしていれば、こなれて、柔らかい音になるはずだが、日本に帰ればしまいっぱなしになるので、そうなるのは何時の日か。
メモリープレヤーにはCD数枚分が入っているが、不思議とよく聞くのはドリスディだ。
ホテルに戻って、これを聞くとほっとする。
2007.7.15.
ヨーロッパの街 照明のPICマイコンによるコントロールその1

当ホームページのカバーフォト下側にあるヨーロッパの街の照明は
天井の白色LED2列・・・昼
背後下の黄色LED・・・夕焼け
背後上の青色LED・・・夜空
街灯と建物内照明
の計4系統あり、それぞれ独立した電源をもち、個別に手動でオン・オフしている。
何も変化しないのはつまらないので、青色のみ明るさが変わる回路が入っている。
(詳しくはPDF版おとなが楽しむプラモデル)
電源はスイッチングACアダプタで、5Vが1、6Vが1、12Vが3、16Vが1で合わせて6個もある。
HPの写真は暗い方の白色LED、黄色LED、青色LED、街灯と建物の照明をオンして撮った。
マイコンを利用して、各色の明るさと点灯タイミング、そして街灯と建物内照明のオン・オフをコントロールして、昼と夜とを演出してみたい。
構想としては
*昼から夕方に
白色LEDがオンの状態から次第に暗くなる。
合わせて黄色LEDがオフから次第に明るくなる。(夕焼け)
街灯と建物内照明が点く
*夕方から夜に
黄色LEDが次第に暗くなる。
合わせて青LEDがオフから次第に明るくなる。
*夜
青色LEDと街灯と建物内照明は点灯を維持
*夜から朝に
青色LEDが次第に暗くなる。
合わせて白色LEDがオフから次第に明るくなる。
街灯が消える。
を周期的に繰り返すというものである。
ありあわせのLEDを再利用したせいで電源の数が多いのを、この際、数を減らし、LEDも新しいものに置き替えて整理することにする。
マイコンは、変化がゆっくりでいいので、与しやすいであろうPIC Basicでこのようなことができるか試みることにした。
明るさはPWMでオンとオフとの比率を変えて変化させる。
はたして、白を暗く、黄色を明るくというような変化をPIC Basicで可能か?
RDポートのビット0出力を白用、ビット1を黄色用とし、ソースコモンのロジックレベルMOSFETをドライブするとして、次のようなプログラムを考えた。
Steps=70
Loops=10
UpBit=1
DownBit=0
For N=1 To Steps-1
For X=1 To Loops
Gusub UpDown
NEXT X
NEXT N
' ===================================
UpDown:
High RD.UpBit
Low RD.DownBit
For A=1 To N
Next A
Low RD.UpBit
High RD.DownBit
For A=1 To Steps-N
Next A
Return
ここでStepsはPWMのステップ数、Loopsは各ステップの繰り返し回数となっている。
70ステップというのは実際に動かしてみての良い線で、周期数としては80Hz程度になる。
ステップを増やせば変化は細かくなるが周期が長くので、明るさを絞った状態でちらつきが目立つようになる。
明るさをPWM制御する周波数は1kHzあたりにすることが多いようだが、このプログラムではステップを少なくすれば周期は短くなるが、明るさの変化幅がとれなくなってしまう。
80Hzは、ちらつきが気にならない下限に近いが、この程度の簡単なプログラムで考えていることはできそうで、写真は白、黄色、青のLEDの明るさを実際にコントロールしてみているところである。
(中央が3色のLED、左はPIC Basic開発基板、右が3チャンネルのLEDドライブ用MOSFET基板)
街灯と建物内照明は一度に全部がオン・オフするのは不自然なので3つのグループに分け、時間差をつけてオン・オフしようと思う。
黄色LEDはそのままにするが、白と青はこの際、実験で用いているスーパーフラックス外形に代えることにする。
2007.6.17.
ヨーロッパの街 照明のPICマイコンによるコントロール その2

ヨーロッパの街の天井部に取り付けた昼用LEDは
トーク4 No.121
のようになっていた。
RGBと白色LEDとを、2列にずらっと並んでいたが、これらは日亜のNGPWR70AS
http://www.nichia.com/specification/jp/led_lamp/NGPWR70ASS.pdf
に置き換えた。
これは、最新の製品で、色は純白で、すさまじく明るい。
基板1枚あたりに3個を載せ、計3枚で十分過ぎる明るさが得られる。
従前の青っぽい白色LEDに較べて色の面での効果も期待したが、こちらの方は違うといえば違うが決定的にこちらが良いともいえない。
青についても、RGB LEDの青だけを点灯するという変則的な使い方だった上に、何よりラックへの取り付けが苦しかったので、これもSuper
Flux外形で照射角130度のものに代えた。
この青については、手間を省き、よりスマートにするために面実装LEDを搭載したテープ状のものを奮発しようとしたが売り切れのため断念した。
白、橙、青の3色のLEDで、明るさの変化、点灯順序で昼、夕、夜、朝という1日を表現するのは意外に手間取った。
試行錯誤の結果、当初の考えとは相当に違うところに落ち着いた。
パソコンからケーブル届かないので、パソコンでプログラムを作り、PICに書き込んだ上で、実物で試したが、不思議なことに、デバック用と実際とでは感じが違った。
結局、あれやこれやで、半日かかってしまった。
1日は2分半で変化させているが、このあたりがせせこましくなく、かつ、じれったくもない線のようだ。
街灯と建物内照明も点けないと感じが出ないので、3チャンネル時間差というのは大変なので、とりあえずまとめてオン・オフさせている。
LEDの電源は12V 1Aひとつにまとまり、街灯と建物内照明は15Vと、電源は2つに減ったのでテーブルタップまわりはすっきりした。
ドライブ基板は、動作確認用として間に合わせで作ったが、PIC Basicとドライブ部は、まとめて小さな基板に収まるので、作り直すにする。
2007.6.24.
ヨーロッパの街 照明のPICマイコンによるコントロール その3

写真はコントロール用基板で、これ1枚で目的とする機能を実現している。
これに載っている緑色の基板がPIC Basic基板で、フラッシュROMに別途プログラムを書き込めば、この基板単独で動かすことができる。
PIC Basic基板には発振回路と定電圧電源が組み込まれているので、追加するのは、メモリークリア、および、スタートの2つのプッシュスイッチだけですむ。
プログラムはIOとタイミングのコントロールだけなので、Basicでなくてもいけるかも知れないが、ハードを用意する手間が最小(お金を出せば買える)で、かつ、円形シールが貼られていて、かっこうが良いのがPIC
Basicというところである。
基板の寸法は57×90mmとできるだけ小さいものを選んだ。
6個並べたMOSFETも小さくなければいけないので、TO-251外形60Vの5Vでドライブできるものにした。
RDポートを出力として、各ビットは
ビット0 白色LED
ビット1 黄(橙)色LED
ビット2 青色LED
ビット5 街灯と建物内照明 グループ1
ビット6 街灯と建物内照明 グループ2
ビット7 街灯と建物内照明 グループ3
をコントロールしている。
(街灯と建物内照明は明るさを変えず、単にオン・オフのみ)
街灯と建物内照明のグループ分けは、元々の配線が右、中央、左と3つにブロック化してあったので、これをそのまま活かした。
(右ブロックとラック上の遊園地内照明は共用)
周囲の明るさがどの程度でオン・オフさせるか、間隔はどのくらいがいいか、順番をどうするかを実際にやってみると、これも一筋縄ではいかなかった。
明かりを早く点けすぎるとエネルギーの無駄にしているようだし、逆に真っ暗暗くなり過ぎてから点けるのでは、街の住民には不便をかけてしまうだろう。
点灯間隔は、近すぎると時差点灯の意味がない、しかし、空けすぎると、まどろっこしい感じになってしまう。
やっとこの程度で良かろうというところにたどり着き、片付けを終えてからながめていて気づいた。
真夜中に遊園地の照明が煌々と点いているのはおかしいのではないかと。
他の照明とは別に、宵闇が訪れたところでオフになるようにプログラムを変更した。
RDポート8ビットの内2ビットは未使用のまま残してある。
といっても、小さい基板を選んでしまったので、このうち1ビットだけが無理なく使える状態にある。
さて、これをどうするか考えるのを楽しむことにしよう。
2007.6.30.
ヨーロッパの街 PICマイコンによる照明のコントロール その4

PICマイコンの未使用である1ビットで何をするか?
お読みいただいていた方ならお分かりのように路面電車走行のオン・オフをさせることにする。
どのタイミングで走行開始させ、止めるのは何時にするか?
当初は、朝が訪れ照明が消えると走り出すようにした。
世の営みの常識的を持ち込もうとした。
実際にそうしてみると、しっくりこなかった。
落ち着いたのは結局のようなシーケンスだった。
*プログラムがスタートする昼(白と青点灯)
*白を下げながら、黄色(橙)を上げる -- 夕焼け
*大分暗くなったところで
中央、左、右のブロックの順で街灯と建物内照明を点灯
*右ブロックは遊園地の照明と連動していて、これが点いたところ路面電車が走行開始
*青を下げ、完全に消えたところで右ブロックと遊園地の照明を消す(白、黄色はすでに消えている。点いているのは左と中央ブロックの街灯と建物内照明のみ)ここで路面電車を停止
*青を上げる
*白を上げる
かなり明るくなったところで、左ブロック、中央の順で街灯と建物内照明をオフする
概ねこのように変化させるPIC Basicのプログラムを組んだ。
現状で一回りが2分35秒、このうち電車が走るのは1分29秒となっている。
夕方から夜明けまでの光の変化を楽しめるように作ったので、真昼は10秒程度にしている。
遊園地も、ヨーロッパの街も、HO路面電車も、意図して揃えてきたわけではない。
しかしながら、何となく、かっこうがついたような感じだ。
光が変化し、動きのあるミニチュアは、ながめていると、いつしか夢の世界に誘ってくれる。
いつまで見ていても見飽きることはない。
ここで出来上がったのは、大がかりで、時間も、お金もかかり過ぎている。
最後の難関だったマイコンコントロールができるようになったので、今後、小規模なものも作ってみたいと思っている。
(当HP Topの画像を電車が走っているものに入れ替えた。プログラム スタンバイ状態なので照明は全点灯。左端近いところに電車が走っている。白色LEDを最新のものに入れ替えたせいで、ヨーロッパの街が大分明るく写っている)
2007.7.7.
プラモデルの歴史

2冊の本を通してプラモデルの歴史をたどってみたい。
井田 博 著 日本プラモデル興亡史
ISBN 978-4-16-767989-7
620円
田宮 俊作 著 田宮模型の仕事
ISBN 978-4-16-725703-3
550円
いずれも文春文庫、価格は税込み
「プラモデル」はマルサンが1959年に商標登録したもので、マルサン倒産(1968年)に際し大手問屋の三ツ星商店に売却され、1975年日本プラスチックモデル工業協同組合に移譲され、一般的ないい方となった。
プラモデルは正式には「プラスチックモデルキット」といい、もともとはイギリス軍が車両識別の教育用に考案したもので、日本には戦後まもなく進駐軍と共にアメリカから渡ってきた。
売られていたのはレベル(Revell)社製で、現在も存在する同社HP
http://www.revell.com/
にはThe leader in replica plastic kits since 1945とあるように、日本では木製キットしかない時代にディテールを精密に表現したプラスチック製キットが入ってきた。
当時の木製キットというのは細かい部分は木のブロックを小刀などで削り出して型を整えるようなもので現在の感覚では材料のキットだった。
対してプラモデルは、金型の中に熱で溶けたプラスチックを高圧で流し込み成形(射出成形)するので部品は細かい部分まで正確に作り込まれている。
製造にはモデル毎の精密な金型と、射出成型の設備が必要となる。
国産初のプラモデルとなったのは、1958年(昭和33年)にマルサン商店から発売された潜水艦ノーチラス号だった。
プラモデルの基本情報はこのようになるが、遠い昔の記憶を辿ると潜水艦のプラモデルを作ったことがある。スクリューがゴム動力で動き、船体上面にある栓を外して内部に水を入れると、その重みで水中に潜った。風呂の中や、公園の池で遊んだ覚えがあるが、これは一体どういったものだったのか?
日本プラモデル興亡史よれば、これは1959年2月に発売になったニチモの伊号潜水艦
http://www5e.biglobe.ne.jp/~sousei/nihonpura.htm
のようだ。
パッケージと組み立て説明書の写真が載っていて、これには見覚えがあるような気がする。
定価は100円、100万個単位で売れた、プラモデル最初のヒット商品だったそうだ。
他にもプラモデルを作ったような気もするが記憶は定かではなく、いずれにしても深入りすることはなかったような気がする。
このように歴史を紐解くと、自分はプラモデルの最初期から関わりを持っていたことになる。
同年代の人は多分同じなのだろう。
田宮俊作氏はタミヤを作り上げた人で「田宮模型の仕事」の目次から拾うと
第一号「戦艦武蔵」の大赤字で腹がすわる
もうガマンできない、自社で金型を作ろう
ソ連戦車を取材にイスラエルに飛ぶ
本物のポルシェ911を買ってバラバラにするしかない
カリフォルニアの砂をけたてるタミヤRCカー
山あり谷ありミニ四駆18年間
外国人の見たタミヤ模型
というような内容になっている。
現在は模型のデパートのようなタミヤだが、戦災で全焼、さらに漏電でまた全焼、山のような借金を抱えたところから始まり、やがてF1のティレルに6,000千万円を払いモデル化の権利を買ったというような発展をとげる。
金型屋とのやりとり、海外への進出、勢いのある発展の様子など特に興味深いところである。
プラモデルは別にしても面白い本だ。
2冊まとめて読んでいたら先週末は今週の話題を書くのが、かったるくなってしまい、前週の分に手を入れてお茶を濁してしまった。
2007.6.9.
ハードディスクレコーダーつきCDプレヤー ソニー NAC-HD1(販売終了)

パネルに貼られた店頭販促用ステッカーには
250GB HDDオーディオレコーダー
非圧縮でCDを380枚ストック
曲のタイトル 自動入力
FM/AMの音楽とトークを自動選別録音
とある。
パネル表示を一見すれば、ただのCDプレヤーでないことがわかる。
操作ボタンのHDDはハードディスク再生だが、転送、設定、オプション、そして、ANY
MUSIC、おまかせCHは、一体これは何なのか?
パネルのヘッドフォン端子左側にあるのはUSB端子で、ここにネットワークウオークマンや、内蔵ハードディスクのバックアップ用外付けハードディスクをつなぐことができる。
(外付けハードディスクのフォーマットもできる。ただし、NTFSではなくFAT32)
中央のパネルはバックライトつき液晶パネルで、全面に情報が表示される。
写真はHDDジュークボックス動作中で、CDのタイトル、演奏中の曲名が色鮮やかに表示され、小さな字でインターネットから取り込まれた音楽ニュースがテロップとして流れている。
背面パネルには大型のファンが低速で回転し、LANケーブルがつながっている。
これは、CDプレヤーともいえないこともないが、まさにパソコンそのものである。
曲にタイトルの自動入力についてはネットワークウオークマン
http://www003.upp.so-net.ne.jp/hashizume/Talk/3.htm#78
でびっくりさせられたが、インターネット接続によってはじめて可能なのに対して、こちらはハードディスクにこれまでに発売されたタイトルが収録されているところが違っている。
いずれにしてもネットワークウオークマンやパソコンに馴染みがないと、何ができ、何をどうしたらいいのか呑み込むまでにしばらく時間がかかるだろう。
これが10万円、一体誰が買うのだろう。
ハードディスクが壊れれば蓄えたデータは瞬時に失われてしまう。
外部にバックアップはできるものの、やはりそれが心配で購入には二の足を踏むだろう。
http://www.ecat.sony.co.jp/audio/hi-fi/products/index.cfm?PD=27517&KM=NAC-HD1
発売のニュースリリースには
1.【高音質録音】さまざまな音源から高音質のまま楽曲をHDDに録音可能。 CDと同じリニアPCM(非圧縮デジタル音声)の高音質で、CDからHDDへ最大約16倍速の高速で、CD約380枚を録音できます。
2.【タイトル自動取得】CD音源のタイトル自動取得に加え、デジタル/アナログ音源の波形データを解析し、音楽タイトルを自動で取得。 HDD内の大量の楽曲データ管理に便利です。
3.【“おまかせチャンネル”機能搭載】HDDに貯めた音楽から、気分や雰囲気、時間帯に合わせて楽曲を自動的に選んで再生し、楽しめます。
4.【高速転送】本体の転送ボタンを押すだけで、最大約50倍速でウォークマン(R)に曲の高速転送が可能です。
とあり、いちいちCDをかけなくてもすむし、何より気分や雰囲気、時間帯に合わせて音楽を自動的に選んで再生してくれるというところにとりわけ魅力を感ずる。
調べてみるとヤマハにハードディスクつきCDRレコーダ
http://www.yamaha.co.jp/news/2005/05042001.html
というのがあり、ソニーでは内蔵ハードディスクをいじれないが、こちらは自分で組み込むようになっている。
しかし、CDタイトルや曲名は自分で入力しなければいけないので、違ったジャンルの製品といえる。
発売のニュースで知って以来、気になって仕方がなく、矢も楯もたまらず買ってしまった。
これまで使ってきたCDプレヤーと置き換えてしまうので、はたして、どの程度の音がするものか気がかりだった。
セッティングと接続は、SACDプレヤー マランツSA8400をそのまま置き換えた。
http://www003.upp.so-net.ne.jp/hashizume/Thinking/Original/SetUp.pdf
筐体全体をサスペンションで浮かせた状態になっているが、その効果の程は確かめていない。
同軸デジタル出力をアキュフェーズのD/Aコンバータにつないでいる。
オーディオとは久しくご無沙汰で、CDはあまり聞いていなかった。
SA8400はケアしていない状態で、1曲だけの比較ではあるが、NAC-HD1の方が音が良いと感じられた。
内蔵D/Aコンバータを通して聞くことはないが、その状態の比較でも、やはり、こちらの方が好ましいようだった。
SACDが聞けなくなるのが多少心残りだが、ほとんど持っていないし、アキュフェーズのD/Aコンバータを通して聞くCDの音に満足しているので、この際SACDは切り捨てることにした。
次にハードディスクに録音して、オリジナルCDと聞き比べた。
「CDと同じリニアPCM(非圧縮デジタル音声)の高音質」というコピーのせいで、音が劣化することはないように勘違いしていたが、実際には録音すると若干音が悪くなる。
ふわっとした空気感が減退する、音が団子になる傾向があるように感じられる。
15倍速取り込みによるジッタ増加のせいかと、取り込みを遅くしたらどうかを試そうとしたが、そのような設定はできないようだ。
考えてみると75分のCDを5分くらいでハードディスクに取り込めるから実用性があるわけで、等倍速取り込みなど論外だ。
ただ、差があるといっても、そのつもりで聞くから分かる程度の軽微な差でしかないので、録音した音でも十分に満足できるレベルにある。
高音質を追求した“単コン版・NET JUKE” − ソニー開発担当者に訊く「NAC-HD1」登場の背景
http://www.phileweb.com/news/d-av/200705/23/18460.html
気分や雰囲気、時間帯に合わせて自動再生する、おまかせチャンネル機能は、HDDに記録された曲を自動解析することで実現されている。
12音自動解析は
http://www.jp.sonystyle.com/Product/Netjuke/Interview/index.html
に開発者インタビューが載っている。
電源スイッチをオフにすると、画面は消えるが、ランプは緑色のまま変わらない。
はて?おかしいなと感じたが、新たに記録された曲が解析されているのだった。
説明書によれば、独自の12音解析技術により25チャンネルに分類され、各チャンネルには5曲収まる。(5曲の再生順はランダム)
代表的なチャンネルは
1,ベーシック 時間帯毎のおすすめ
7,フィールハッピー 元気がよく楽しい曲など
9,フィールリラックス さわやかで楽しい曲など
11,フィールハイ ノリのよい曲など
13,カフェ ポップで楽しい感じの曲
14,ソファラウンジ ジャジーな曲
24,ヨガ アンビエント系の曲など
といった具合になっている。
解析には演奏時間の4分の1程度かかるので、これは電源スイッチを切った直後にはじまり、仕事が終われば、リレー音とともに自動的に休止モードに移る。
時間がかかりすぎるようにも感じられるが、曲想の判定には曲全体をチェックしなければいけないので、時間がかかるのは仕方がないのだろう。
夜も眠らない働き者ではあるが、動作音はファンの音を含めて十分低く抑えられている。
このおまかせチャンネルは、コンピュータが勝手にやっていることで、どのような結果になるか楽しみだった。
CD40枚ほどがハードディスクに収まったところで試してみると、これはうまくいっている。
チャンネルを次々に切り換えてみると、それらしく音楽が分類されている。
次々にアルバムをまたいだ曲が聞こえてくると、これが実に意外で、新鮮だった。
これを使いはじめて気がかりなのは、インターネットにつなぎっぱなしなので、ウイルスに感染しないかだが、やはり最大の懸念材料はハードディスクだ。
パソコンと較べると、そのアクセスランプを見れば分かるように、パソコンは動いている時間の比率は低いのに対して、こちらは音楽の再生中にはハードディスクは回りっぱなしになる。
HDDを再生する限りパソコンより厳しい使い方をしていることになる。
標準と高速起動が設定で選べるが、これは休止状態でも回しっぱなしにする時間を増やすか、減らすかであって、音楽を聞いているときは動いているのは変わらないはずである。
現在のところ、ハードディスクは身の回りで盛んに使われているが、近い将来フラッシュメモリに置き換わる。
これは100GBのフラッシュメモリは10,000円を切ると言われていて、そうなればメモリが主役になり、ハードディスクは補助的役割を果たす程度になる。
HDDレコーダではなくメモリレコーダになるわけだ。
冒頭でこれをパソコンそのものと書いたが、動かしてみると、というよりは音楽を楽しむためのロボットといった方が適切で、今はなきアイボを思い出した。
ピュアオーディオとは方向性が違うが、そこでは得られない音楽の楽しみ方を提案してくれる製品として拍手を送りたい。
LCD画面表示は情報が整理されている上に上手くデザインされている。
プラスチックフィルムに裏から光を当てたようなきれいさは、オーディオコンポーネントらしからぬできだで、それもそのはずで、似たような機能を持つミニコンポがあり、ほぼそのままをそちらから持ってきたようだ。
http://www.sony.jp/products/systemstereo/index.html
これが動き始めてからは音楽が鳴りっぱなしになっている。
ピュアオーディオ機器としてもレベルは高く、それはトレイの動きひとつにも感じられる。
パソコン用ドライブと較べると、いかにも精度の高さそうに感じられる。
ただ、引っ込む時に、がつんとぶつかって止まるのが、気になっているところである。
しばらく使ってみて悩んでいることがある。
この機器の魅力はおまかせチャンネルにある。
悩みというのはハードディスクに記録した曲が、すべてこの対象になることだ。
再生時に非表示のボタンを押せば、対象からは外れることになる。
ただ、それでは不十分だ。
ハードディスクに入れたい曲は雑多であり、クラシックの室内楽がかかった後に歌謡曲が出てくる可能性もある。
おまかせチャンネルを聞いていると、あらためてクラシックとポピュラー音楽の境目は案外曖昧だと感じられる。
しかし、種類が違い、一緒にしたくない音楽はあるものだ。
アルバム自体をおまかせチャンネルの対象にしないように設定できるようにするか、別個のおまかせチャンネルを設けることができないか何度となく説明書を読んだり、インターネットのサポートページを見たりした。
おかげてネットジュークという製品について物識りになった。
どうも、そのようなことは考えていないような感じだ。
今はできなくてもソフトウェアの変更でいけるのだろう。
同じ曲がかかると、ああまたかといやなので、毎日せっせとため込んだおかげで総記録時間は50時間をこえた。
曲、録音、演奏とも良いものを選ぶのは骨ではあるが、埋もれてしまっていたCDを聞き直すと音楽の好みも変わったようで意外な発見もある。
2007.5.27./6.2.

[
ブレードサーバー

写真はSuper Microの最新鋭サーバーシャーシで、1UシャーシにクォドコアCPUが2つ載るボードが2枚入っていて、合計16コアが収まっている。
個人用は現状4コアまでで、さすがに世界が違う。
中央部は980W高効率電源で、このようなサーバーが複数ラックに組み込まれ、さらにラックが林立するようなデータセンターの電力は膨大なものになる。このためにデータセンターのすぐそばに変電所が必要とまでいわれている。
最近話題になるブレードサーバーでは、シャーシに収まるのは、CPU、チップセット、メモリ、ハードディスクで、電源、ファン、入出力基板は複数のブレードサーバーで共用される。
個別に持っていたこれらが要らない分、個別のブレードサーバーは薄く、コンパクトになる。
ブレードは、刃物、または刀身といった意味で、その薄さからきている。
ブレード・サーバは、高密度で実装されていることから、低消費電力のCPUなど低消費電力の部品が採用されている。また、電源ユニットや冷却ファンなどを複数のサーバ・ブレードで共有していることから、タワー型やラックマウント型のサーバーに比べて電力消費が少ない。
また、ファンや電源のような故障の発生しやすい部分を最小限に絞り込め、ブレード自体に電源ケーブルやLANケーブルなどを抜き差しする必要がないので、故障時の交換にかかる時間も短時間できる。
いいことずくめのブレードサーバーではあるが、まだ、サーバー市場では少数派に過ぎない。
それは、各社、独自の形状や仕様で互換性がないからだ。
現在のブレード・サーバのシェアは、IBMとHP両社でほぼ70%を超える寡占状態にあるといわれている。
標準的な1セットでの価格は1,000万円くらいするようだ。
ブレードサーバーはいずれ各社で互換性が確立すれば、ある規模以上のサーバーでは大勢を占めると予想される。
そして、サーバーの処理能力は、ますます増さなければいけないのが、世の求めるところであり、大停電の原因がブレードサーバーということにもなりかねないだろう。
2007.5.19.
一本足パンタグラフ

通勤には私鉄2社を利用している。
2社の車両では一本足パンタグラフが増えている。
一社では、従来の菱形(正確には六角形)パンタグラフは、ほとんど姿を消し、もう一社でも1/3から1/2は一本足になった。
架線との接触は、菱形の方が良さそうだが、考えてみると、そうではなく、むしろ一本足の方が、接触部の水平が保てそうな気がする。
横から見ると「く」の字型をしていて、進行方向に支柱がないと、何となく不安を抱かせるが、当然ながらそれんなことは問題ではなく、利点が多いのだろう。
というわけで一本足パンタグラフを調べてみることにした。
一本足パンタグラフはZ型とよばれることもあるが、シングルアーム型とよぶのが大勢となっている。
スライダー(架線との接触部)の水平を保ち、全体の変形を防ぐためにリンクとよばれる、もう一本の支え棒をもっている。
利点としては、軽くて丈夫、風の抵抗が少ない(風切り音が低い)、着雪が少ない、さらに、部品点数が少ないので、製造と保守のコストが安いなどがある。
新幹線での採用が早かったが、一般車両では1990年代後半からは一般化した。
現在パンタグラフの製造は東洋電機製造と工進精工所の2社で行われている。
かっては日立、東芝、三菱製もあったが、今では、これらの2社に集約されたとのことだ。
パンタグラフについては、ここですばらしくよく説明されている。
http://www1.odn.ne.jp/~aaa81350/kaisetu/panta/panta.htm
シングルアームパンタグラフは現代的な感じがして好きだ。
最近のように頻繁に見かけるようになってきて、ヨーロッパの車両をかっこいいと感じたのは、案外このパンタグラフのせいもあるのではないかという気がしてきた。
ヨーロッパでは1960年代と、日本よりずっと早くから採用が始まった。
機関車にしろ、電車にしろ、シングルアームが目立つ。
代表的なヨーロッパの車両であるICE (Inter city express)など、おお、日本とはデザインが違う、これはいいと感じたが、パンタグラフを差し引けば、デザイン自体は日本とそんなには変わらないように思えてきた。
写真を見たのは本物ではなく、模型だった。
模型は小さいので、構成全体が写っていて、そうなるとパンタグラフが目立つのだ。
2007.5.13.
大聖堂のイルミネーション

大聖堂は背が高いので置き場所がなかった。
こちらにあるのを、おそこに押し込むには、あれが要らなくなったので捨てて、そして、これはどうしよう・・・やりくりの末に、やっと本棚の上に、ぴったりのスペースが確保できた。
できあがった大聖堂を置いてみると、部屋の照明の当たり具合がよろしくない。
せっかく細工がすばらしい正面が暗く沈み、側面の窓が目立ってしまう。
されば連休最後の仕事として、専用照明を設けることとした。
場所としては、コンセントから遠く、テーブルタップをそばまでもってくるとコードがじゃまになってしまう。
この際、ニッケル水素電池が余っているので、これが4本の5Vを電源にすることにした。
純粋な飾りと割り切って、まず、かって試作した提灯のなかに入れてあった自動可変色LEDを周歩廊に置いてみた。
元々はでな色の変化をねらったもので、可変色LED4個に白色LED1個を加えているので騒々しい感じがして不似合いではあるが我慢して(面倒なので)そのまま使うことにした。
玄関に近い、いわゆる外陣には目立ちにくいが青色LEDを置くことにした。
あらたに作ることにしてスーパーフラックス4個を基板に載せた。
問題は正面をどうするかだった。
最近は面実装LEDをしゃれた恰好にまとめたのを売っている。
3個LEDでが入っていて、確か1080円だった。
これを2つくらい置けばちょうどいいのだが、電源が12Vなので残念ながら使えない。
LEDを転がしておくのは忍びないので、一念発起して少しはみっともないものにしようと材料をさがしたところ8mmの透明プラスチックパイプがでてきた。
これをちょうどいい長さに切り、4個の黄色スーパーフラックスを取り付け、気張って配線はパイプの中を通すようにした。
思ったほど格好よくはならなかったが、まあまあ上出来だ。
以上、すべてを点灯させて撮ったのが、この写真だ。
空が青いように見えるのは内部の青色が窓を通して、間近にせまった壁に広がっているのだ。
正直なところ、この写真の意図を越えたきれいさには、びっくりさせられた。
まあ、これは建物自体の出来が良いせいだろう。
今PCに向かっている位置からは、正面がこちらを向いた高台にそびえている。
遊園地とヨーロッパの街は背後にあるので、段々に囲まれてきた感じだ。
2007.5.4.
フォルマー3739大聖堂とPDF版おとなが楽しむプラモデル第2版
フォルマー3739大聖堂は一応できあがった。
このモデルの詳細と組立過程はPDF版おとなが楽しむプラモデル第2版の載せた。
初版発行から2ヶ月に満たないが、ファラー140430 Wildwater ウォーターコースターの動画があるのに、これが載っていないのは片手落ちなので、本文に収めた。
第2版で新規に追加した項は
*これはすばらしい フォルマー3739 大聖堂
*ファラー140430 Wild waterウォーターコースターを作ろう
*手に入れやすい部品、材料を活かした ファラー140312 観覧車の組み立て
また
*遊園地にHO路面電車を走らせる
ではループ運転について書き足した。
さらに時間の限り、気づいたところを書き足し、全体的な見直しを図った。
実質的に、この第2版が初版といってもいいかも知れない。
第1版をお持ちで、第2版に興味のある方は、声をおかけください。
第2版のリリースに合わせて、このHPにあった重複する記述は削除した。
せこいことをするなと感じられるかも知れない。
PDF版にあるファラーやフォルマーの製品紹介は、ここに出していたもの元に編集加筆している。
大観覧車などは気を入れた書いたのでほとんどそのままだが、他は勘違い、誤りの類を訂正し、書いた当時と認識が変わっていることもある、かなり書き直している。
今さらHPの方を書き直すのも面倒でもあり重複する部分は消してしまい、PDF版を見てくださいとしてしまった。

今や遊園地に路面電車が走り回るというおかしなことになってしまった。
周回線路を敷いたので計画図面にある遊具のためのスペースが侵略されてしまった。
といっても線路を増やして運転を楽しもうとか、車両を買い足して本物の外国製電車を走らせようとは思っていない。
写真は遊園地に大聖堂を進出させて撮ったもので、これはなかなかいいと悦に入っている。
進出したといっても、ただちょっと置いてみただけなのだが。
PDF版おとなが楽しむプラモデルは、正直なところ全く売れていない。
拡販活動はしていないので、当然だろうと認識していて、今のところこれでいいと思っている。
ただし、書いてある内容は世界を見渡してもオンリーワンであることに自信を深めている。
第2版でそれが一層はっきりするだろう。
2007.4.29./5.6.
路面電車のループ運転

かねてから懸案だった線路のループ化に挑戦することにした。
遊園地にハノーバー電車を走らせたが、線路が尽きる手前でスイッチで進行方向を転換させ行ったり来たりさせるにとどまっていた。
方向転換のタイミングが遅れれば電車はレールから外れてしまうわけで、落ち着いて走らせることができなかった。
レールを敷く際に、当然ループ状にしたかったが、これはなかなか難しかったし、また、大観覧車を壊してしまう恐れがあったので止めにしておいた。
今回は、大観覧車はラックから降ろし、背水の陣で取り組んだ。
写真は半径15cm強のカーブを通過するハノーバー電車で、なんとか目的を達成することができた。
かねてから待機させてあった
専用電源により、電車はカーブをぬって優雅に走り、逆回りも問題なかった。
90cm長Pecoのフレキシブルレールを4本つないだが、大分切ったので全長は3.3m程度で、これを30秒弱で電車は1周する。
ついでに室内灯(白色LEDではなく電球の方)を組み込んだ。
走行音が耳障りで路面電車らしい雰囲気を壊わしているが、模型電車なので致し方ない。
線路を繋ぎ合わせるのがいかに難事業であったか、そして、遊園地内を電車が走りぬける様子を収めた各30秒ほどの動画4本を
「PDF版おとなが楽しむプラモデル」に追加することにした。
2007.4.21.
パソコンのファンが回らない

あれっ、何かおかしい??
やけに静かだ。
ややっ、ファンが回っていない。
自宅のキューブPCに異常発生。
これは2年前に組み立てたものだ。
http://www003.upp.so-net.ne.jp/hashizume/Talk/3.htm#64
静かなのはいいが、CPUの温度が上がってしまい、このまま使い続けるわけにはいかない。
やむなくカバーを開けることにした。
このキューブ型というのは中身が目一杯詰まっていて、原因を追求するのは容易ではない。
おまけに2年間のブランクは大きく、ドライブ類を外す際に重大なミスをおかしてしまった。
ハードディスクのコネクタを壊してしまったのだった。
壊したあたりで、大分勘を取り戻したのではあるが後の祭りである。
さて、どうしてファンが回らないのか?
ファン自体が壊れたか、これを回す電圧が出ていないかのいずれかだ。
別電源でつなぐとファン自体は回った。
ということは、温度モニタ、ファンコントロールICからコネクタまでの配線に異常があることになる。
温度モニタ機能は正常だ。
さて、どうするか?
CPUのペンティアム4 2.4GHzは2003年3月に買ったもので、4年間使ってきたことになる。
これは、間違いなく最も長い期間持ちこたえたCPUということになる。
今は、PCをあれこといじることはしたくない。
いっそのことと新しいのをいう考えが頭をもたげる。
しかし、ウインドウズVistaではドライバは揃っていないし、ソフトもバッチを当ててやっと動くような状態のようだ
大体からして、ソフトを1からインストールするのは大変だし、今のCPUでも特段不足があるわけではない。
マザーボード上の電解コンデンサをつぶさに観察する。
てっぺんが膨らんだのは見当たらない。
ということは、ファンさえ回れば、まだ使い続けることはできるだろう。
思案の末、ファンは別途ACアダプタで回すことにした。
12Vのファンだが、試してみると6Vかければ、そこそこ回り、音も静かだ。
これに決定!
コネクタを壊してしまったハードディスクをそのまま使い続けるというわけにもいかず、交換することにした。
3.5インチSATAの160GBは6,250円と一段と値下がりしていた。
ちなみに2年前に同容量を買ったときは9,240円だった。
これでは、日立がハードディスク事業を見直すというのも、もっともな話で、この値下がりは気の毒な気もする。
金曜の夜から、日曜の午前までかかって、何とか一件落着となった。
起動時にファンの回転が上がりやかましかったのは解消したし、ハードディスクは消耗品でもあるので、これでまあ、よかったのかも知れないとも思える。
しばらくは平穏であって欲しい。
このパソコンいじりというのは不毛なもので、時間かかる割には得るところは少ない。
今度おかしくなったら出来合いを買うようだ。
パソコンついでに、ATX電源、今時買おうという人はいないかも知れないが、これは良いというものを紹介しておきたい。
それはシーソニックSeasonic S12シリーズSS-550Hだ。
http://www.owltech.co.jp/products/power/Seasonic/S12E/S12E.html
このところ何台かATX電源の中身を見た。
今だ10年前の技術がそのまま引きずると電源も多いなかで、これは最新回路のよるもので、電源自体の損失が小さく、作りも大多数と一線を画するものになっている。
低圧回路を含むすべての電解コンデンサが日本製なのがいい。
せいぜい1次整流の400V電解コンデンサだけが日本製で、他は台湾・中国製品というなかで、これは珍しい。
15,000円以上するが、これなら多分安心して使えるだろう。
自分はといえば、3年か4年前ならいざ知れず、今では、この電源を組み込むような大きなパソコンには縁がなくなった。
2007.4.15.
エナジースター (Energy Star) バージョン4.0
表紙には「あのパーツは何W? 消費電力の謎」、目次には「意外なパーツが電気を使う!?
測って分かった消費電力の真実」とあるので、つい立ち読みしてしまった。PCのパーツを交換して、PCの入力電力を測るという記事だがなかなか面白い。
電源はPFCつきが電力が大きい傾向ありと書かれているが、車でいえば4WDが2WDより燃費が悪いのは当たり前で、本当はPFCつきにも係わらず、ないものと同等の消費電力のものがあると書いて欲しかった。
出力が何100Wもあるのに、PFCなしの電源が相変わらず幅をきかせている。
75W以上の電源はPFCつきになると騒いでいたのはどうなったのだろう。
アメリカのEPA(Environmental Protection Agency-環境保護局 )のコンピュータ基準エナジースター
(Energy Star) バージョン4.0は2006年10月にが確定し、アメリカでは2007年7月20日に発効する。
すでにHPが、これに準拠するPCを発表している。
http://www.hp.com/hpinfo/newsroom/press/2007/070312b.html?mtxs=rss-corp-news
このVer.4.0準拠PCの中身は、このようなもので
http://www.intel.com/cd/channel/reseller/asmo-na/eng/337748.htm
さらに詳しくは
http://cache-www.intel.com/cd/00/00/33/90/339085_339085.pdf
にある。
資料から分かるようにインテルがしっかり肩入れをしている。
クォドコアなど一方ではCPUの電力を上げておきながら、他方こういうこともやっているのが憎い。
消費電力、待機電力を抑えようというもので、PCのシステムがどんなもので、その動かし方をどうするかに関係するが、電源は80
PLUSそのものである。
すなわち20%、50%、100%負荷で効率80%以上、力率は0.9以上が条件となる。
効率測定時の入力電圧が気になるところだが、80 PLUS Verification and Testing
Report
http://www.80plus.org/manu/psu/documents/CoolerMaster_RS-500-ASAA_500W_80PLUS_Report.pdf
によればAC110(115)Vのようだ。
力率0.9以上を満足するにはPFC回路つきとなる。
雑誌でテストされた電源を見渡したところ、80 PLUSの電源は1台もなかった。
代理店が貸してくれたのが、売れ残っては困る旧型だったのかも知れない。
80 PLUSの対象となるのはパソコン、サーバ用ATX、CFXなどの電源で、これは、3.3V、5V、12Vの3出力が大電流で、台湾ではPCパワーとよばれている。
認定電源
http://www.intel.com/cd/channel/reseller/asmo-na/eng/35815.htm
エナジースターVer.4.0では、スイッチングAC-DCアダプタについても規定がありでは
http://www.energystar.gov/ia/partners/prod_development/downloads/power_supplies/Draft4EPSSpec_Final.pdf
要約すると待機電力は
出力10W未満 0.5W以下
10W以上250W以下 0.75W以下
効率は
出力49W以上 84%以上
出力1W 49%以上
この間は式(0.09*lnP+0.49)があって
10Wでは69.7%
となっている。(Proposed Energy-Efficient Criteria for Active Mode)
エナジースターは強制力があるわけではない。
準拠した製品を買わなければいけないのは、とりあえずはアメリカのお役所くらいのだろう。
また準拠しているからといって値段が高ければ売れないだろう。
日本では80 PLUSなど価値を認める人はいないようで、製品パッケージには代わりにSLI対応マークをつけてシーソニックの電源は売られていた。
世界各地で異常気象が起きている。
この前行った台湾も寒くて、夏物を持っていたら着るものなくて困ってしまった。
エネルギー消費抑制を具体化する表れのひとつがエナジースターであり、その動向から目が離せない。
将来、さらにハードルが高くなり、2009年1月に基準が見直されるといわれている。
2007.3.31.
答えが出た -- エレベータホールへの階段

1、2、3・・・14、フー、やっと10階までたどり着いた。
車に乗ってばかりの日が続き、運動不足なこともあるのでエレベータには乗らず、1階から階段を上ってきたのだった。
9階から10階まで階段は14段だ。
2階から10階までの階段数は14か15段だった。
1階から2階だけが19段、それも、段数が増やせないほど、びっしりステップが切られていた。
頭の中で、階段がせり出す様子が思い浮かんだ。
そうか、分かった!
積年の疑問が解けたのだ。
ここは台湾 台北のこぢんまりしたホテル。
3年前にも泊まったことがあり、居心地がよく、安心なので気に入っている。
完璧に日本語だけですむので、日本人が多いというか、日本人ばかり泊まっている感じだ。
http://www.kyotohotel.com.tw/index.htm
1ヶ月ほど前に、このホテルから、また泊まりに来てくださいとハガキがきた。
だからというわけでもないのだが、台湾に来ることになった。
このホテルで気になっていることがあった。
それはエレベータホール前の4段の階段だ。
荷物を引きずってエレベータに乗ろうとすると、これがじゃまなのだ。
端に板があることは、あるのだが、わざわざ荷物だけをそちらに持っていくのは煩わしい。
例え荷物がなくても、この階段はない方がいいし、階段がある必然性が思い当たらないのだ。
下界と部屋とを隔てる役割があるのかとも考えたが、これには無理があるような気がする。
階段を上ってみてわかったのは、これは純粋に建築上の都合なのだ。
ホテルにはいると右手にフロント、左手にエレベータがあり、奥は建物の幅いっぱいにレストランと調理場になっている。
エレベータと調理場との間が階段のスペースで、これには限りがあり、階段の段数は限られ最大で19段ということになる。
1階だけが天井が高いので、こんなことになるのだが、エレベータホールに下駄を履かせないと、階段がせり出してしまい、エレベータ前が狭くなってしまう。
実は、なぜ階段があるのかフロントの人に訊いてみたのだが分からなかった。
つまらないことが気になったものだが、すっきりした。
台北も異常気象だそうで、天気が悪く、寒かった。
気温が低いのは知っていたが、行くころには持ち直すだろと着るものを夏用にしたのは誤りだった。背広はホテルにつるしたままだった。
こちらと大して変わらない気温なのにも関わらず、冷房を入れるのは勘弁してもらいたい。
おかげで風邪を引いてしまった。
2007.3.25.

動画収録

CDRの容量は700MBもあるのに、ページ数は110余りとはいえpdfファイルは3MB強。
「おとながたのしむプラモデル」のCDRはがら空き状態なのが気になっていた。
そうだ、動画を入れようと思いついた。
そうすれば、印刷物ではない電子媒体ならでは特徴が出せる。
収録したのはQuick Timeで再生できるMOVファイルで、撮影はデジカメディマージュX1(FlipperのみXt)による。
どのように動くか、あるいは、光の変わる様子は言葉で説明するより動画なら、そのものズバリで分かりやすいだろう。
収録したのは
* ファラー140440 ブレイクダンス-- BreakDance.mov 6.2MB
* ファラー140439 Flipper Roundabout回転カップ -- Flipper.mov 6.9MB
* 観覧車その2 ファラー140312 (中) -- FerrisWheel.mov 14.9MB
* ヨーロッパの街 -- EuropeanToen.mov 19.9MB
* 光の村 -- HikariNoMura.mov 10.6MB
で、Flipper.movのみ15fps、他は20fpsなので多少かカタカタした映像だが動きは十分にわかる。
解像度は320×240で、これは最近流行のワンセグ並ということになる。
特に、観覧車の光の輪がゆっくり回転する様は、本文に書いたことを実感していただけるはずだ。
現在の遊園地からは外してしまったのでC、DR版には書かなかったが、ファラー140430
Wildwater ウォーターコースターの動画も収録した。
これは、ポンプで水を循環させたコースをボートが滑り降りるという、信じられないようなプラモデルの動きを記録した貴重な映像である。
細切れなので、つなぎ合わせようかとも考えたが、自分の見るのは、それぞれを繰り返し再生することが多いので、あえてバラバラのままにした。
(本当のところはつなげなかった。AdobeのAfter effectならできると聞いたが、やってみると手に負えなかった)
これらを再生するにはQuickTime Playerが必要で、Windows版は次のApple社のサイトからダウンロードできる。
http://www.apple.com/jp/quicktime/download/win.html
ファラー社の動くプラモデルがどんなものか、また、ヨーロッパの街や、光の村で、光がどのように変化するのか見ていただきたい。
光と組み合わせた模型が、どんなにすばらしいものかが、お分かりいただけるはずだ。
2007.3.17.
ジオラマ

写真はPDF版「光と影のディスプレイをあなたのお部屋に おとながたのしむプラモデル」の裏表紙の写真で、タイトルにふさわしい写真として選びました。
このサブタイトルを「光と影のジオラマをあなたのお部屋に」、あるいは「光と影のディスプレイをあなたのお部屋に」とするかで迷いました。
また、もうひとつ迷ったのが「楽しむ」と「愉しむ」で、落ち着いたのは「写真を愉しむ」でした。
ジオラマ【diorama】
長い布に描いた背景の前に物を置いて照明し、実際の光景を見るような錯覚をおこさせる見世物。1889年(明治22)以降、東京の浅草辺に流行。幻視画。ディオラマ。
→パノラマ。
実際の風景に似せて小型模型を配したもの。
【岩波書店 広辞苑第五版】より
ついでに、ここで出てきたパノラマも調べると
パノラマ【panorama】
全景。広い眺望。一望の下に収められた景色。「―がひろがる」
都市や大自然・聖地などの眺望を屋内で見せる絵画的装置。円環状の壁面に緻密で連続した風景を描き、立体模型を配したり照明をあてたりして、中央の観覧者に壮大な実景の中にいるような感覚を与える。1789年イギリスのロバート=バーカー(R. Barker1739〜1806)が制作。日本では1890年(明治23)上野・浅草で公開。映画などの発達により衰退。回転画。「―のような夜景」
【岩波書店 広辞苑第五版】より
いずれも背景の前に小型模型を配し、これに照明を当てて現実に似せた世界を作り出した見せ物ということになります。
ジオラマは前面に、パノラマではぐるりと周囲に展開することになります。
ということで、内容からして、ディスプレイよりは、むしろジオラマの方が合っているようにも感じられます。
趣味悠々「ようこそ!鉄道模型の世界へ〜レイアウト製作入門〜」がNHKで放送されている。(3月21日まで)
これはなかなか面白くて、発泡スチロールをベースにして地形の起伏を作っていくのを興味深く見ました。
薄い発泡スチロールを重ねて、カッターに角を落としたり、手でむしったりして形を整えたうえで固め、上にパウダーを撒いて色づけをして風景の土台ができあがります。
この上に線路を引き、駅、鉄橋、踏切など鉄道模型の付帯物、そして、木や建物を配して、鉄道模型でいうレイアウトができあがることになります。
さて、タイトルで、なぜ「ジオラマ」ではなく「ディスプレイ」としたのか?
それは過去を振り返り、ノスタルジーにふけりたくはない、新しい世界に目を向けたいと考えるからです。
そこ展開するのは当然過去の日本ではなく、自分には馴染みが薄いヨーロッパなど外国の光景です。
ジオラマは広辞苑の解説にあるように明治時代の見せ物でした。
パノラマは200年以上前に現れました。
鉄道模型のレイアウトでも、木造の駅舎、古びた建物が並び、添え物としてオート三輪にミゼットが置かれるといった何十年か前の日本でよく見かけた光景が展開されるのをよく見かけます。
古い人間である私も、こういうのに懐かしさを覚えるわけですが、古くて憂鬱なイメージで、好きではありません。
ジオラマという言葉は日常的表現ではなく、マニアックなものというイメージをいだいてしまいます。
「ディスプレイ」は何だか分からないきらいはありますが、単に、ちょっとした飾りくらいのつもりです。
商業施設にあるのは大がかりな「ディスプレイ」ですが、だれでも(一般人)が自分の部屋に置ける、しゃれた飾りが、ここでいる「ディスプレイ」です。
「楽しむ」と「愉しむ」との違いですが、他人などから与えられるのが「楽しみ」で、自分で考え、作り出すのが「愉しみ」というニュアンスの違いがあります。
私たちにとって「楽しみ」がなければ生活は文字通り楽しくありません。
しかし「愉しみ」というのも欠かせないはずです。
上手くできなかったことができるようになった、分からなかった理解できた、というのはうれしいことです。
こうなれば、もっと上手くなりたい、もっと知りたいと思うでしょう。
もし周りにいい先生がいれば、何も意識しないでも、私たちは愉しむ術を知ることになります。
だだし、これが模型とか電気となると難しいのが現実です。
この本は、そんなときに助けになればと考えながら書きました。
プラモデル作りは、はっきりいって私は下手です。
この前提でご覧ください。つまり、不器用であっても、少し馴れればこの程度にはできると解釈してください。
電気関係は一応専門です。
これについてはできるだけ易しく書きましたが、それでも読む方によっては、少し難しいかも知れません。
そんな方は大きな本屋で電気について書かれた本を探してください。
きっとご自分にあった本が見つかるはずです。
プラモデル作りは、子供のころに経験のある方も多いでしょう。
あらためて一つの趣味として楽し(愉し)まれてみてはいかがでしょうか?
「おとながたのしむプラモデル」ですが、最初は何も考えずに「大人が楽しむプラモデル」としました。(ファイル名は今でもそのままです)
パッケージのデザインをしてみて、そこでは「おとなが楽しむプラモデル」になりました。
最近では「おとなが・・・」というのが流行なのに気がついたのと、柔らかい感じが好ましかったからです。
さらに、パッケージをながめていて「楽しむ」は「たのしむ」のほうがいいような気がしたので、結局「おとながたのしむプラモデル」となりました。
不思議なのはCDRのラベルです
なぜか「おとながたのしむプラモデル」より「おとなが楽しむプラモデル」のほうがいいようなのです。
感覚的な話しなのですが、画面や紙が四角なのに対して、CDRが丸いせいか、字の大きさとスペースとの関係からくるものなのか、理由は定かではありません。
結局、ファイル名、パッケージ、CDR印刷でタイトルは、ばらばらになりました。
3月14日発売としたのは、何を隠そう、私の誕生日だからです。
なお、テキストや画像がコピーできないようにセキュリティを設定していますが、印刷には制限をかけていません。
2007.3.10.
PDF版 おとなが楽しむプラモデル 発売

昨年末から、ファラーやフォルマーのプラモデルについて、ここに書いてきたことをベースにして原稿を書いてきた。
プラモデルを組み立てるだけではなく、照明を加えたり、いくつかもモデルを組み合わせたり、樹木やフィギュアなど周辺物を加えた、ディスプレイを作ろうという内容になっている。
模型の世界では、電気にはほとんど触れられるはないので、LED照明を中心にできるだけ詳しく載せるようにした。
当初から意識したのは誠文堂新光社のHOゲージ 小型レイアウトの作り方だった。
本の体裁や価格を同じようなところにもっていきたかった。
そんなことだったので、あくまで出版社に持ち込むために内容を充実させようと努力してきたのだが、気が変わるきっかけとなったのが、写真のパッケージデザインだった。
出版社相手に苦労するのだったらCDRにして売ったらという話しがあり、仮にデザインしてみた。
これが、すごく気に入ってしまい、がぜんこちらでいこうという気になった。
問題はCDRに入れたpdfファイルは簡単にコピーできてしまうことだ。
セキュリティCDRというのがあるが10枚12,000円もするので、当初の設定価格が2,000円なので、とても使うことはできない。
考えた末にファイルを開くパスワードをCDR1枚毎に設定し、売り先と対応させて記録するくらいができるうちで最もよかろうとの結論に達した。
このような形で動いてしまえば出版社から本として出せる可能性はなくなることになる。
自分で印刷して売るということも考えたがオールカラーで1000部印刷すれば、売値は2,500円か3,000円になってしまう。
難しいところだが、今は自分では動けわけではないので、踏み切れなかった。
このCDR販売がどうなるのか、とりあえずはじめてみることにしよう。
発売告知
こういうことに興味を持つ人は増えるとはずで、そのような人たちには参考になる内容になっている。
できるだけ分かりやすく書いたつもりだが、書けることには限度があり、実際のところは別途説明する機会でもないと理解してもらえないのではと感じている。
現時点で、存在するCDRは5枚だけで、それも校正漏れで余分な線が残ったものである。
それはともかく、あまり売れないのは寂しいが、かといって、あまりたくさん注文がくるのも苦しい。
さあ、どうなるか。
2007.3.4.
ACアダプタ小型化

秋月電子のACアダプタをたくさん使っている。
安い上に、いつでも店頭に山積みなっているので買いやすい。
3.3V、5V、6V、12V出力で10Wのものは特に重宝している。
他で買えば1,500円くらいするが600円か650円なのだ。
AC100Vのコンセントにさして使うものなので大丈夫なのか不安を抱いていたので、ある時にその方面の専門家に聞いてみたことがある。
中身を見ていたようで「しっかりしたもので、特に問題なし」との答えだった。
ところが、最近になって一段と小型化されたものが現れた。
はじめは一緒に並んでいたものが、従来のものはなくなり、小型のものだけになってきた。
写真でお分かりのように体積比は半分というところだ。
大きい方はテーブルタップにさすと両隣をふさいでしまうが、小さい方ならそんなことにはならない。
これは使い勝手が向上している。
今までは大きい方を買っていたが、こうなると小さいのを買わざるを得なくなった。
ずいぶんと小さいので、またまた、本当にこれで大丈夫か心配だ。
そこで一念発起し、まだ残っていた大きい方と、これから切り替わる小型の両方で、その内部を比べることにした。
比べてみて安心した。
回路は多分同じで、小型の部品に切り換えたのが小さくできた理由のようだ。
小さい方を基準にすれば、大きい方は基板に余裕があり、部品取り付けに無駄なスペースを費やしている。
部品で驚いたのは両方とも出力ダイオードがTO-220だったことだ。
後者は安い同軸型と想像していたが、意外にも値段の高いものをおごっている。
よくは分からないが、筐体が小さくなったので内部温度が高くなるのは致し方ないとして、まあこれなら安心度のレベルが特段低下していることはなさそうだ。
2007.2.26.
80 PLUS

2004年3月に「効率80%の電源」
http://www003.upp.so-net.ne.jp/hashizume/Talk/2.htm#16
でシーソニックのATX電源を紹介した。
2005年2月にPCはキューブ型にした。
http://www003.upp.so-net.ne.jp/hashizume/Talk/3.htm#64
インテルCPUの消費電力が大きくなるのを嫌い、いわゆる自作から撤退し、以来ニュースを見る程度で、この世界からは遠ざかっている。
久しぶりに歩く秋葉原の変わりようには驚かされる。
街もPCパーツ店も様変わりした。
デュアルコア、クォドコアCPUや、ウインドウズVistaの登場で、PCパーツ店には少し客がもどってはいるものの、閉店、商売替え、他ジャンル商品の併売など、何年か前の勢いは嘘のようだ。
店員の張り上げる声は、崖っぷちの厳しい状態を感じられるものなのに、客は素通りしてしまうのが気の毒だった。
何のために秋葉原に行ったかといえば80 PLUSの電源を手に入れるためだった。
80 PLUSとは、電源変換効率が80%以上の基準に満たした製品に対して認証を行なっている独立機関のことで、認証を受けた製品には、そのマークをつけることができる。
おお、まだやっていたかと胸をなで下ろした某大型パーツ店の電源コーナーに並んだ製品をつぶさに観察し、実際にこのマークをつけたものを1台、マークはないものの、ほぼそれに近いレベルにあるものを1台を買った。
PFCつきAC-DC電源で効率80%というのは、なかなかたいしたもので、400W出力で1万円しないのはすごいことだ。
3年前に買ったシーソニックの効率80%の電源は、中身の回路は大多数のATX電源とは違うものだった。
AntecとEnermaxはどうなっているのか。
80 PLUSのサイトは
http://www.80plus.org/
認証を受けた電源とメーカーは
http://www.80plus.org/manu/psu/manu_psu.htm
にあり、オンセミとフェアチャイルドのリファレンスデザインが顔を出しているのが興味深い。
今時ATX電源を買う人はいないかも知れないが、買うならATX 12V Ver.2.2対応のもので、Ver.1.3対応というのは設計の古い電源効率が低いものなので、おやめになった方がよろしいでしょう。
ただ単にATX規格品などとして売っているがパッケージを見ればどちらなのかが分かる。
2007.2.18.
路面電車用パワーパック

遊園地を周遊する路面電車は、その後線路から降ろしたままで動していない。
しかし、原稿に載せる都合上、その電源を作ることにした。
模型電車用電源はパワーパックとよばれ、そんなに高いものではない。
中身は出力 DC 0〜12Vをノブを回して変えられる可変電圧定電圧電源と思われる。
路面電車はゆったりと定速走行させるので電圧は一定でいい。
実験してみると電圧は4V、電流は0.4Aといったところなので、5VのACアダプタと抵抗で作ることにした。
写真のようなものができあがり、これで予備試験通り路面電車はゆったりと定速走行した。
線路への給電はみの虫クリップではさんでいる。
みなさんがやっているように道床つき線路なら、フィーダーつき線路というのが売られていてコネクタをつなぐだけで給電できる。
これを使えばいいのだが、なにせフレキシブル線路なので話しはそう簡単ではない。
ジョイナーとよばれる線路同士を繋ぎ合わせる金属部に工夫して電極を取り出すのかと思っていた。
ユザワヤで聞いてみたところわからず、電話をかけて問い合わせてくれたが、それでも分からず。
この2月7日からNHKテレビの趣味講座として鉄道模型が取り上げられている。
そのテキストを何気なく見ていたら、線路自体に直接はんだ付けするのだと書かれていた。
まさか、そんなことをするとは夢にも思わなかった。
恐れ入ってしまった。
フレキシブル線路というのは、前時代の遺物なのかも知れないという気がしてきた。
2007.1.12.
男女の比率

タイ バンコクで食事をしていたら、現地日本人は、ここでは男性一人に対して女性が3〜4人の比率だと言う。
若い日本人は、自分がマッサージに行ったら、若い女の子がずっと自分を見つめていたと言うのだ。
いかにも適齢期の女性があり余っていそうな雰囲気である。
男女比率は、ほぼ1:1のはずで、そんなことがあるのだろうか?
生物学的には、女性のほうが病気で死亡する確率が低いので、男性の方が多く生まれる。
男女比率が崩れ、男が多くなれば戦争が起き、紛争地域などでは男性の数が減り、相対的に女性の数が増えると言われている。
いずれにしても、1:1の比率は極端にアンバランスになることはなかろうと思われる。
男女比率の世界地図
http://www.chizuyainoue.jp/population/man_and_woman.html
を見ると赤が女性の多い地域で、日本をはじめヨーロッパ、北米、南米など、先進国が含まれる。
逆に男性の比率が高いのは中国、インド、韓国、中近東の一部のようだ。
(出展は総務省統計局 世界の統計2006)
女性100人に対する男性の人数
http://www.dataranking.com/table.cgi?LG=j&TP=po01-4
によれば、タイは
2000年 97.0
1975年 99.7
であり、現在でも100に近いと思われる。
バンコクの人口は635万人(2000年)で、統計で把握できない人も多いと言われている。
冒頭の女性が多いというのは、特に若い人たちがバンコクに集中しているとすれば、ひょっとするとそんなこともあるのかも知れないと思う。
バンコクで暮らす日本人は登録されているだけで3万人いるそうだ。
1月でも最高気温は30℃、3月、4月は40℃を超える。
それを別にすれば、日本人にも暮らしやすいところのようだ。
2007.2.4.
2軸路面電車

写真はHOゲージの2軸路面電車で全長は130mm、公称最小通過曲線はR183で、実際にはR150でも通過できるといわれている。フレキシブル線路を敷けば30cm巾のスペースでも走らせることができることになる。
もう何十年も前に廃止されたが、横浜ではそれこそ縦横無尽に市電が走り回っていた。
市電はもっとも親しみのある好きな乗り物だった。
子供ころは、料金は片道13円、往復切符を買えば25円だった。
距離に関わりなしに1乗車当たりの料金なので、長い路線では当時の国鉄や私鉄の何駅分も乗ることができた。
車両は何種類かあり、ほとんどが前後2軸ずつの4軸だったが、なかには写真のような2軸電車も走っていた。
よく利用したのは横浜駅と伊勢佐木町とを結ぶ、幹線路線だったので車両は、中程には乗車用ドア、前部と後部に降車用ドアがある大型4軸車両だった。
5分ほど余分に歩けば別の路線が走っていて、そちらは中型や小型車両だった。
中型車両として当時の最新車両も走っていて、これは加速良し、乗り心地良しで、たまにこの路線に乗るときは、どんな車両がくるかが楽しみだった。
新型はめったにない大当たり、中型は当たり、そして、みすぼらしい2軸に小型車両がきたら大外れだった。
車両が古いので内装やシートが見劣りするのだが、そんなことは特別に問題ではなかった。
いやなのは乗り心地なのだ。
ゆっくり走っているときはそれほどでもないのだが、スピードがでたら大変である。
車軸を中心として、ゆっさゆっさと、車体はぶれるように左右に往復運動をはじめるのだった。
周期2〜3秒くらいで揺すられる振幅は大で、脱線するのではないかと心配になるほどだった。
停留所は次が見えるくらい間隔が狭いのだが、高島町と横浜間は距離があり、この間は全速で走ることになる。
2軸車の盛大なブレにはお構いなし、運転手はけっしてスピードを緩めることはしなかった。
たまにしか乗らない自分とっては、恐怖の一時だった。
車社会が進行し、路面電車が走るのはもっぱら地方都市になってしまった。
都電荒川線に乗ってみると、懐かしさはあるが、かなり割合で専用軌道を走るので路面電車とはちょっと違うかなという気もする。
模型のハノーバー電車を走らせて遠い昔を思い出した。
2007.1.28.
タイ、シンガポール - 気温差

バンコクとシンガポールで、おのおの2泊してきた。
バンコクは5年前、シンガポールには4年前の、やはり1月に行っているので今回は2回目ということになる。
こちらを朝5時に出た時は-1℃くらいだった。
ところが彼の地の気温は、こちらでいれば真夏であり、前週バンコクの最高気温は35℃、36℃だった。
はたして40℃ちかい温度差に耐えられるかが心配だった。
前回のバンコクでは、冷房が入ったタクシーの中で、あまりの暑さ、湿度の高さ、そして、日差しにぐったりしてしまった。
さらに、困るのは外が暑くても建物内は冷房がガンガン効いていて、うっかりランニングの半袖シャツなどで行こうものなら風邪を引いてしまう恐れがある。
いずれにしても、帰ってくれば、また真冬なので、着るものは冬用と夏用とを用意して、上手く着替えなければならない。
成田空港では出国している間、コートを預かってくれるサービスがある。
荷物が少なくなってありがたいのだが、今回は成田エクスプレス到着から離陸まで1時間半なので、これは利用せず、コートは薄めのものとして、これを成田で脱いで預けるカバンの方に押し込んだ。
加えて、トイレで股引を脱いで同じくカバンに入れた。
シャツと靴下は冬用のまま、着替えとしてワイシャツは長袖、シャツは半袖を用意した。
今回助かったのはバンコクでは湿度が低く、さほど暑さは感じなかった。
夜食事を終えて外に出たときに「きょうは涼しい」というのには同意し難かったが、体感で気温は27℃、湿度は50%プラスアルファなので、快適をはみ出た程度だった。
これはたまらんと感じたのは、写真のマーライオン前で食事を終えてタクシーを待つときだった。
気温は27〜28℃だが湿度は90%RHくらいあったろう。
不快指数という言葉が脳裏をかすめ、日本の梅雨で最悪の時期の蒸し暑さがこんななのを思い出した。
シンガポールでは、この時期、気温はそれほど高くはないものの雨期のため雨がよく降るそうだ。
この日も一日雨が降ったり止んだりだった。
というわけで、また成田に帰ってくれば、往きとは逆に、股引をはき、コートを着て気温差に耐えた。
気温差を何とか克服できたわけだが、考えてみるとバンコク着が日が落ちるころだったのも幸いだった。このころになると気温が大分下がるからだ。
今日は雪がちらつき大変に寒い。
暑いのも寒いのもいやだ。
春よこい、はやくこい。
2007.1.20.
模型電車走る

ハノーバー電車とよばれる広島電鉄の現役路面電車をモデルとするKATOのHOスケール模型電車である。
全長は120.7mmで大変によくできている。
2軸の小型車両のため、最小通過曲線はR183mmしかないので、奥行きが47cmのラック上でも周回線路が組めそうだ。
Peco(ピィコ)のフレキシブルレールできついカーブを作り、実際に走らせてみるとそれ以下のRでも通過しそうな感じである。
中古の動床つきレールをつなげて直線路上で往復運転をしてみた。
電源は定電圧電源で、フィーダーは使わず、みの虫クリップでレールを夾んで、4Vくらいをかけると、速からず遅からず、路面電車らしいちょうどいい速さで動いた
年末年始は「大人が楽しむプラモデル 光の影のディスプレイをあなたのお部屋に」(仮題)という原稿を書いていた。
当初はプラモデル作りのパンフレットくらいのつもりだったが、途中でレベルを上げることにした。
そのために章を増やすことにして、最後章では路面電車を走らせるつもりだ。
遊園地を走る電車として、このハノーバー電車は、雰囲気として合っていると思われる。
この電車はヨーロッパの街の方なら、それこそぴたりなので、コの字型で往復運転をさせたらどうかとも考えた。
しかし、仕組みを作るのが面倒なのと、街の中にレールを置いてみると、やけに光って目立ってしまうのが嫌だった。
さらに遊園地でいこうと決めたのは、ご覧の写真で、これは素晴らしいと感じた。
模型電車には興味がないと言ってきたにもかかわらず、路面電車とはいえ模型電車が走り始めたのはこのような次第である。
遊園地に線路を敷くとすれば、まず配線を整理しなければならない。
とりあえずのつもりの配線が、みなそのままになっている。
レールが配線を踏みつけるようなのは見苦しいので、何とかしなければならない。
レールをちょうどいい長さに切ってつなぐのも面倒くさそうだ。
何にしても周回線路を敷くには時間がかかる。
この休みとしばらくは、そうもしてはおられず、一時休戦である。
2007.1.13.
照明の明るさ

この写真をどうやって撮ったかお分かりになるでしょうか?
はて、何のこと?と思われるかも知れない。
どこがポイントかといえば、この照明に16Vをかけた普通に状態では明るすぎてうまくないのだ。
照明に露出を合わせれば、それ以外は真っ暗、逆に照明以外を撮ろうとしても、照明が被ってしまう。
要は、照明が明るすぎて、まともな写真が撮れないのだ。
このブラヴァ5357HO壁灯の高さ20mm程しかない。
ご覧のように細かい装飾が施されている。
郵便局の壁に穴を開け、瞬間接着剤で苦労して取り付けた。
照明が明るすぎるのは別にして、この写真は一眼レフでは撮れない。
その理由は、狭いところにカメラをつっこまなけれいけないで、ボディに厚みがあるうえに、レンズが盛大に出っ張っているからだ。
レンズの出っ張りがなく、厚さが20mmのコンパクトカメラしてはじめて可能な写真なのだ。
明るさを抑えたのは、ごく当たり前の方法で、電圧を下げたのだった。
電圧が変えられる電源につなぎ替えてちょうど良い明るさになるように調節した。
これは、ミニチュア ヨーロッパの街の一部分だが、天井に取り付けた2組のLEDアレイをオン・オフさせ、また、背景のオレンジ色と青もオン・オフさせて写真を撮るのは、考えてもいなかったおもしろさがある。
特に良いのは建物関係以外の照明を全部オフにした夜だ。
今回建物の照明を暗くしてみて気づいたのは、今までは明るすぎで、多少暗めにした方が落ち着きが出るように思われる。
専用の可変電圧電源を用意するようか。
2004.1.7.