ドイツFaller(ファラー)社のプラモデル
はじめてのFaller -- 130376風車
観覧車 その1 -- 140470 Jupiter
観覧車 その2 -- 140312
観覧車 その3 -- 242312
ファラー(Faller)製品の取扱店
130342ミニマーケット
180577アスレチック
140436 Rainbow Roundabout(Carousel)
140315 Chairoplane - 回転ブランコ
140440 Break Dancers Roundabout - ブレイクダンサー
140439 Flipper Roundabout
140431 トップスピンTop Spin - 動くモデルは難しい
140430 Wildwaterウォーターコースターを作ろう - その1
140430 Wildwaterウォーターコースターを作ろう - その2
140430 Wildwaterウォーターコースターを作ろう -- その3
140430 Wildwaterウォーターコースターを作ろう -- その4
140430 Wildwaterウォーターコースターを作ろう -- その5
180583 Clock Tower(時計台)
130232 Ornamental fountain
電源の配線
夜の遊園地

はじめてのFaller -- 130376風車
この頃どうしたのですか、などといわれる。
今週も休みを待ちかねプラモデル作りにいそしんだ。
1つは写真のFALLER(ファラー、または、ファーラー))HO 376 風車である。
ファラー社はドイツにあり、1946年創業、可動式の大観覧車などシリーズが大ヒットし、現在では鉄道模型のストラクチャー(可動式・アクセサリー)会社として世界No.1だそうだ。
http://www.faller.de/
なるほど、この風車キットはユザワヤの鉄道模型コーナーに置かれていたのがうなずける。
プラモデルを作るのは何十年ぶりかだが、隙間や接着剤のはみ出しが目立つこともなく、不器用な自分としては上出来である。
カギは接着剤で、液体接着剤タミヤセメントを主に、補助的に同流し込みタイプを使った。
なかなか固まらないのも困るし、かといって瞬間的にくっついてしまっては具合が悪い。
その点、これらは固まり具合がプラモデル用として絶妙だった。
組み立ての難関は8角形をした塔の部分だった。
底板に8つの壁を空中に立ち上げなくてはいけないので、どうしたらいいのか悩んだ。
しかし産むが易し、きっちりと組み上げることができた。
部品の精度が高く、接着剤の固まり具合がちょうどよかったからである。
組み立て説明書は手順を踏んで、はしょることなくきっちりと示されているので、間違いようがないし、部品のかみ合わせもきっちりしていた。
誰がやっても、こうしかできませんよといった具合によく考えられ、かつ手抜きがないキットと感じられた。
もうひとつ作ったのは河合商会
http://www.kawaihobby.co.jp/
の箱庭シリーズの東屋だった。
http://www.kawaihobby.co.jp/hakoniwa/index.htm
ファラーのほうは彫りが深く、模様が細かくプラモデル的でないともいえるが、こちらは、いかにもそれらしくピカピカ光って安っぽい感じである。
ファラーは輸入品とはいえ7,000円もするのに対して、こちらは1,200円なので当然といえば当然である。
ただし、こちらで面白いのは、本物の芝を生やすことできることだ。
庭の池の部分に水を含ませたマットを置き、これに種をまくと15日くらいで芝が生えそろうそうだ。
キットの庭が本物の緑に覆われるわけだ。
日本らしいグッドアイデアといえる。
もう一つ感心したのは、ピカピカしたプラスチックの質感を隠す緑色の粉や、砂のようなものがついていることだった。
接着剤を塗って、その上にぱらぱらと粉をまいて、手で押さえると、草が生えた感じや細かい石が敷き詰められたような感じになる。
安物を知恵で、お金をかけずに見栄えよくしてしまうのもいかにも日本的である。
ファラーのような精密さはなく、一カ所はヤスリで削らないとはまらなかった。
説明書も何となくわかり、結果として出来上がる程度に書かれている。
これで分からなければ、あなたはバカですということになるのだろう。
多少、前時代的なものを感じるが、このようなキットが生き延びていることは貴重であり、ぜひ、これからも続けて欲しものである。
ファラーの風車はAC12〜16Vのシンクロナスモーターでしずしずと回転する。
もし部品に不足があれば、説明書の部品番号に丸をつけて送れば受け取れる旨が明記されている。
いかにもヨーロッパを感じさせるキットだった。
2005.9.18.
観覧車 その1 -- 140470 Jupiter

観覧車のゴンドラの数は36をもってよしとする。
いや、36でなければいけないのだ。
観覧車はドイツ語ではRiesenrad(大きな車輪)、英語ではFerris wheelという。
このFerrisは人名からきている。
1893年シカゴで開催されたコロンビアン万国博物館での最大の呼び物として大観覧車が登場した。
1889年、パリで開催された前回の万博ではエッフェル塔が建てられた。
これに対抗したのが、この大観覧車だったのだ。
設計者は、ジョージ・W・ゲイル・フェリス。
観覧車の直径は250フィート(約76.2m)という巨大なものだった。
これ以前にも人間が綱をかけて回すという観覧車の原型のようなものはあったが、電動で大規模なものは初めてだった。
この観覧車のゴンドラは座席数40で60人乗り、その数は36個だったのだ。
したがって一度に2,160人も収容できたことになる。
このように、コンドラ数36は由緒ある数字なのだ。
Faller(ドイツ、ファーラー、または、ファラー)のプラモデルキットには遊園地(Amusement
Park)シリーズというのがある。
回転ブランコ、スイングボード、インディアゴ、ジェットコースター、パワータワーなどがでている。
なかでも観覧車は3種がそろい、看板商品である。
特に面目躍如といえるのがJupiterと愛称がつけられた140470大観覧車であり、他の2種は中(140312)、そして、小(242312)である。
概要は次の通り。
(価格 FallerのWebより)
小 Nゲージ用 全高220mm、ゴンドラ数24、価格61ユーロ
中 HOゲージ用 全高326mm、ゴンドラ数20、価格67.95ユーロ
大 HOゲージ用 全高520mm、ゴンドラ数36、価格185ユーロ
オプションだが、大中小ともモーターでホイールを回転させることができ、また、全ゴンドラに明かりを点けることもできる。
Jupiterのイルミネーションキット140471は148ユーロ(1ユーロ138円とすると20,424円)と、びっくりするような値段がつけられている。
それはそのはずで、他モデルでもゴンドラに電球が組み込めるのだが、これに加えて専用電源回路つきEL照明が含まれる。
これにより、センターのJupiterマークは点滅し、2本の支柱は流れるような点灯する。
難行苦行の末にJupiterは出来上がった。
36個すべてのゴンドラに照明が入り、EL照明が明滅しながらホイールは回転する。
静々といいたいところではあるが、若干ぎすぎすして、しばらく回転を続けるとモーターの回転を伝える滑車は脱線してしまう。
失敗してしまったところがあり、半分諦めていたが、この程度にかっこうがつけることができた。
シールや細かいところは一部省略したが、何はともあれ、よくここまで来たという感である。
このキットは、部品点数の多さとともに、32ページにおよぶ組み立て説明書に圧倒される。
インターネットで調べても、組み立てに関する情報は見当たらなかった。
やむなく4カ国語で書かれた説明書の英語を頼りに、こつこつ始めたのだが、これには「接着するな」「締めすぎるな」「注意深く曲げろ」のような指示はあるだけで、組み立ての説明はない。
1つ前の写真に較べて、どこにどのような違いがあるのかを注意深くルーペで観察し、実物と対比させて、何のために何をしたらいいかを確かめながら進めていった。
面白いといえば、そうともいえるが、これはかなり本気にならないと先に進めないところが出てくる。
一番頭を悩ませたのは、回転するホイールにぶらさがったゴンドラのランプをどうして点灯できるかだった。
説明書に目を通した段階ではさっぱり分からなかった。
やってみて分かった仕組みはこうである。
*ホイール2つの外周内側にゴンドラをつるすリベットに線を巻き付けながらはわせる
*このリベットから4本の線でセンターハブに導く
*このハブにバネ電極を押しつけ外部に配線を導く
電気的接続は半田付けしか頭にないので、巻き付けただけなど、とんでもないと思っていたが、特に不具合はないようだ。
総組み立てには、どう少なく見積もっても正味数十時間以上はかかっている。
頭を悩ませるばかりではなく、延々と単純作業を強いられることもある。
支柱8本に飾り112個、コンドラに手すりとドアの取り付けが忍耐、忍耐だった。
難しくはないが、各々2晩も3晩も費やした。
支柱の飾りには、ほとほとまいってしまい、止めてしまおうか迷ったが、ないとさまにならないような気がした。
ゴンドラ36個の組み立ては、最終段階をむかえたところでの作業となり、もうあきらめの心境となり、挑戦を受ける心持ちで心静かにいそしんだ。
いずれも、一体化した部品を用意するのはたやすいにもかかわらず、作り手にわざわざ苦行を強いているのだ。
ゴンドラを回転させるのはACシンクロナスモーターで、これにはスピードコントロールさせる基板が付属している。
ゴンドラに取り付けた豆電球もACで点灯させている。
共通電源の電圧は12〜16Vである。
麦球1個あたりの電流は35mAで、36個では合計1.26Aとなる。
これらすべてをACでまかなうので、トランスは相当に大きなものとなる。
モーター電流はせいぜい数10mAなので、照明はスイッチングACアダプタを使ってDC点灯させ、モーターだけは別途小型トランスでドライブするれは電源は小型にできる。
この大観覧車を扱う店は日本では多分ここだけのようだ。
http://www.craft-s.com/ja/index.htm
首都圏の大きな鉄道模型店ではFallerのアミューズメントシリーズを、かなり置いている。
しかし、この大観覧車やパータワーのような大物は扱っていない。
東横線学芸大学駅からほど近いクラフトの店頭には組み上げたJupiterや140312(中)が置かれている。
もともと鉄道模型の店なのだが、観覧車はそれとは関係なく売れるそうだ。
世の中にはFallerのアミューズメントシリーズを気に入っている御仁が少なからずいるようでもある。
笑ってしまうのは、勇んで140470大観覧車キットを買っていったものの、2〜3週間経つと手に負えずに救援を求めてくる人たちがいるそうだ。
それに較べると、何はともあれ作り上げたのだから自慢してもいいのだろう。
もう一度やれば、もっと上手くできそうな気もする。
反面、運良く難を逃れたところで失敗する危険もある。
正直なところ例え10万円あげるから作ってくれといわれても、まっぴらご免こうむりたい。
この大観覧車キットは、やけを起こさない忍耐力があればできるとは思う。
しかし、テスターで導通チェックくらいはできないと、回転させ、ゴンドラの照明を点灯させるのは厳しいかもしれない。
このキットは、よくこんなものを売るものと呆れるとともに、Faller社の狂気に親愛なる敬意を表したい。
2005.11.12./2006.5.21.
観覧車 その2 -- 140312

紆余曲折の末に完成したFaller140312観覧車(中)は早からず、遅からず回転している。
部屋を暗くしているのでジュピターに較べて見劣りがする安作りは気にならない。
20個の豆電球は、時としていびつになり、また円形をとり戻したりしながら微妙な変化を見せている。
見つめていると、だんだんに頭が空っぽになり、光の輪に吸い込まれるような気がしてくる。
この観覧車には不思議な魔力があるようだ。
ホイールの径が50cmを超える140470 は大きすぎる。
30cmほどと小振りなこちらであれば、すんなりと然るべき場所に収まる。
インターネットでさがし回り、目をつけたのがホビーセンターカトーだった。
http://www.katomodels.com/hobby/index.shtml
首尾よく140312は手に入れたものの、オプションのモーターと照明とは、他の店もさがしたが手に入らなかった。
照明が点き、動いてこそ観覧車である。
悩んだ末、結局Jupiterに乗り換えてしまった。
そんなわけで、お蔵入りになっていたのだが、ジュピターが出来上がってみると、こちらも作ってみたくなった。
純正照明キットなしで、点灯させることができるかが大きな課題だった。
ジュピターの組み立てが大変だったのと較べると、こちらは至って組み立てやすく、土日でゆとりをもって完成した。
ゴンドラ照明用麦球はマルツパーツ館から1個120円で購入した。
回転軸からどうやって電極を取り出したらいいのかをずいぶん考えた。
専用キットにあるバネ電極に代わるものが必要だ。
手持ちで使えるものはないか考えた末に思いついたのは銅箔テープだった。
これにリード線を半田付けし、ハブとの接触させるためのスペーサとしてはスコッチの透明両面テープを使った。
これで試してみると電球を全数点灯させることができた。
たまにちらつくことがあったのは、タミヤの接点グリースを塗って解決できた。
モーターと照明はAC16Vでまかなっている。
ファラーの麦球は16V 35mAだが、買ったものは12V用だった。
電流は20個計の実測で1.1A程度なので3.3Ω 10Wのホーロー抵抗で電圧を下げた。
ファラーの麦球は明るさのバラツキが大きく、明るいものが切れてしまわないか不安なのだが、買った12V用は明るさがそろっている。
これも安心して動かせるポイントでもある。
140470ジュピターは、本物の再現を目指して妥協を廃しているのに対して、この140321では作りやすさ、丈夫さ、動作の安定性を優先させている。
部品が太めなので、見た目が悪いが、折れてしまったり、外れてしまうことが格段に少ない。
ホイール回転の安定性に関わるポイントは支柱と、回転させる仕組みにある。
ここにも実物の再現を目指すか、それとも簡単で確実なものにするかの違いがあり、もちろん140321は後者である。
例えば140470では実物が多分そうなっているのだろうが、機械室とおぼしきところにモーターを置き、バネを介して動力を伝えている。
対して140312はモーター軸そのものでホイールを動かしている。ホイールの重みがかかるようにしておけばスリップせずにうまく回すことができる。単純明快である。
140312は、こんなおもちゃみたいなものと要らない、誰かにあげてしまおうと思っていた。
ところが出来上がってみると、意外にもとても気に入ってしまった。
何よりかわいらしいし、冒頭のようにして動かすと、これがまた魅力的である。
大観覧車は、それはそれで立派なのだが、何かよそよそしい感じもする。
すごいでしょうと、他人にちょっとだけ動かして見せるにはいいのだが、ぼろを隠してやっと動かしているものだから長い時間動かそうとは思わない。
その点で、「中」の方は無理のない構造なうえに、幸いにして組み立てで失敗もしていない。
そんなわけで、ここのところ「中」はほとんど毎日動かしている。
ファラーの遊園地シリーズには、いろいろと面白そうなものがある。
しかし、動くプラモデルには難しい面があり、多分、観覧車の中あたりが結果として一番いいとなりそうな気がする。
なお、照明キットに含まれるホイールの配線材は「大」の残りで間に合わせてしまった。
そうでなければこのキットを買わざるを得ない。
価格は電球10個込みで5.500円くらい。
モーターは3.400円で、140312本体は11,000円弱。
これらを合わせると2万円をこえることになる。
純正照明キットについて説明しておきたい。
上に出てきたのが180635で、これには配線材、10個のゴンドラ用電球、そして、料金所用の電球が含まれる。
これで20個あるゴンドラのうちの半分に明かりが点けられる。
全てのゴンドラに照明を入れるのであれば、さらに電球5個のセットである180636を2つ買わなければならない。
2005.11.27.
観覧車 その3 -- 242312

現在日本でもっとも手に入れやすい観覧車キットがこのNゲージ用242312だ。
専用照明キット242313もよく見ている。
したがって動き、かつ、明かりの点く観覧車を作りやすい。
高さの22cmはHOゲージ用140312の2/3とコンパクトだ。
ただし、これは意外な難物で、特に照明については専用キットを買っても一般の人には扱いきれない。(点けられない)
組み立ての手間は140312比で半分ないし1/3くらいの感じですぐにできてしまう。
回転させるとなると、ホイールを支える電気的接点との関係もあるが、小さいだけに寸法精度が若干シビアなようでもある。
140312に較べるとホイールの組み立ては気を遣わなければならない。
結果として、支柱とホイールがぶつかってしまい、うまく回転しないようであればヤスリで削ればいいだけの話しでそれほど深刻なわけではない。
ずしりと重い照明キットの中身を見て唖然とした。
何とこれには入力がAC230VのACアダプタが入るのだ。
ドイツやヨーロッパではいいが、ライン電圧がAC100Vの日本では使えない。
さらに添えられたメモにランプが切れたらすぐに取り替えろとある。
そのままにすると電圧が上がってしまい、残りの球の寿命が著しく短くなってしまうのがその理由だ。
銘板には出力1,000mAで2.2Vとあるので、電球は3V用だが寿命を考えれば2.2Vあたりで使えということだろう。
かねがね不思議に思っていたのはファラーの照明はすべて16Vを電源としているのに、なぜこのモデルだけが3Vなのかだった。
実物を手にして納得できた。
それはゴンドラが小さいので電球もそれに見合った大きさのものしか使えないということだ。
実際麦球は超ミニで一般的なものに較べて長さは半分くらいの感じだ。
よくこんなに小さなものがあるものだと感心してしまうが、電源の3Vは、この電圧で明るさと寿命のバランスがとれるということなのだろう。
よくこんな照明キットを涼しい顔をして売っているものだと呆れてしまう。
どうするか考えた末に付属のトランスはあきらめて3V出力のスイッチングACアダプタを照明の電源とすることにした。
電球の数によらずDC3Vがかかってしまい、これでは寿命が短いのだろうから2.2Vくらいまで下げることにする。
組み上げた状態でランプ24個に2.2Vかけると電流は実測で800mAくらいだ。
計算上直列抵抗としては1Ωを入れれば、その消費電力は0.64Wとなる。
2Wくらいのホーロー抵抗をもってくればいいのだが手持ちがないので3Aダイオードで代用した。
明かりを点けてホイールを回転させたところちらつきが目立った。
まず、全体がちらつくのは、軸の接点の接触が安定しないせいだ。
バネ材に変な癖をつけてしまったせいもあるが、どうしても芳しくなかったのでこのバネは取り払い、代わりに140312同様銅箔テープに置き換えてしまった。
これで全体のちらつきは気にならなくなった。
しかし、個々のゴンドラがちらつくのはなかなか止めることはできない。
140312では、たまにしか起きないものが、この2421312いつもどれかがチラチラしている。
接点復活材をいろいろ試したが決定的に改善するに至っていない。
DC点灯はAC点灯に較べて電球の寿命が短くなるといわれている。
その上に、こう点いたり消えたりでは、じきに切れてしまう球が出てきそうだ。
話は変わり、2個の16V電球が付属していて、ゲート左右の支柱に取り付けるように指示されている。
実際にやってみると、これは明るすぎてゴンドラの明かりとバランスがとれない。
これは止めて、料金所内に1個だけ点けるのはよさそうだ。
そんなこんなで、このモデルに照明を点けるのはお奨めできない。
この242312はコンパクトなので置き場所を選ばない。
インテリアのアクセントとして結構なものである。
AC16VとDC3Vの専用電源を組んで、遊園地内に置くのではなく単独で動くようにした。
2006.5.28.
ファラー(Faller)製品の取扱店

ファラーの組み立て説明書には
In case of missing part(s), please indicate these on the instructions leaflet with a circle and return the leaflet to Gerr. FALLER GmbH, (Address). You will receive the replacement by return.
と書かれている。
Misiingに組み立て時の失敗が含まれるかどうか分からないが(後でreplacementが出てくるので、これも含まれると解釈してよさそうな気がする)不足部品がどれなのかを説明書に丸をつけて、それを送り返せば代品が受け取れるということである。
これはさすがドイツだと感心ものの、すぐに記憶からは消え去った。
時を経て、いくつめかのファラー製品を組み立てていた時のことである。
部品の一つがないのだ。
4色各4個なければいけない部品が一つだけ足りないのだ。
こんなこともあるものなのかと困ってしまった時に、先の部品送付の一文を思い出した。
説明書を送り返すのは面倒である。
今やインターネット時代、ファラーのウェッブにあるアドレスにEメールを出してみることにした。
自分が該当製品を買ったこと、どの部品なのかが間違いなく伝わるように慎重に言葉を選んだ。
メールを出したのは木曜夜、部品が届いたのは翌週火曜日だった。
もちろん費用は一切負担していない。
期待してはいたものの現実に届いてみると、これは感激ものだった。
写真にあるファラー製品カタログは
http://www.craft-s.com/ja/faller/catalog.htm
から手に入れた。
これは460ページをこえる分厚いもので、ドイツ語、英語、フランス語、オランダ語の4カ国で、簡潔な説明文とパステル調の絵で各製品が紹介されている。
もともとが鉄道模型なので駅、鉄道施設からはじまり、商業施設、工業施設とすすんでいく。
そして、町、村、田園風景と、鉄道とは直接関係ない分類になっていく。
そして、ついにアミューズメントパークシリーズがでてくる。
プラモデル製品は完成させた状態で、人間を配されている。
これがとても良くて、ヨーロッパの街や田園風景、そして、そこで暮らす人々の生活が彷彿させられる。
ぱらぱらページを繰ると興味は尽きないが、変わった製品としては、公衆トイレ、建設中の家、火事に燃えた家、延焼中の税務署などがある。
また、水中ポンプで水を循環させる噴水も他にはないものだろう。
インターネットを見るとファラー製品はヨーロッパでは扱い店がかなりあるようだし、アメリカでも容易に手に入りそうだ。
ところが日本では、ファラー製品自体ほとんど知られていないし、置いている店もごく少数に限られる。
今日(2005年後半)現在 首都圏で店頭在庫が多いのはホビーセンターカトー
http://www.katomodels.com/hobby/index.shtml
である。
これはKATOブランド鉄道模型の関水金属ショールームで、波はあるがアミューズメントパークシリーズも何種類かはいつでも買える。
このシリーズは鉄道模型マニア以外で買いに来る人が相当いるそうだ。
ただし、特定のモデルが欲しくても予約は受けていない。
これは、店が注文を出しても、何が入ってくるか分からない状態だからだそうだ。
仕入れがどこからなのかは謎である。
日本中どこでも手に入れるには通販ということになる。
ユーロバーンをお奨めしておきます。
ドイツの2002年度市場の鉄道模型関係の総売上は、2.52億ユーロとも、2.85億ユーロとも言われており、毎年数パーセント伸びている。そして、この拡大を支えるのは、40歳から80歳代の大人だそうだ。
http://www.craft-s.com/ja/report/20040222/20040222_1.htm
何千円とか2万円を超えるプラモデルを買えるのは、やはりこの年代であり、買った人たちは時間をかけ、こつこつと楽しみながら組み立てているのだろう。
2005.12.11./2006.5.21.
130342ミニマーケット

Friedrichsensは何かとファラーのカタログを繰るとなかなか見つからない。
6角形の平屋で、商品がぎっしり置かれているのが外からよく見えていて、外観はすっきりしている。
屋根中央にあるEマークのブロックはモーターで回転させることができる。
なぜなかなか見つけられなかったかといえば、2つ並んで出ていたので、一見違う物と勘違いしてしまったのだった。
ファラーのモデルとしては外観が近代的なので、「らしく」ない代表かも知れない。
看板を回してみたものの、ただそれだけのことで面白みはないので止めてしまった。
(本当は軸を折ってしまったので接着剤で固定してしまった)
かわりに白色LED計6個を組み込んで店内をこうこうと照らし出すようにした。
インパクトには欠けるが、落ち着きがあるのがいいところではある。
なお、Friedrichsensとはミニマーケットとなっているが、日本でいえば小規模スーパーである。
180577アスレチック

Fallerのプラモデルは、ここで取り上げるもの多くはモーターで動く。
ものによってはモーターは2個だったり、多いものでは4個だったりする。
複雑なものほど、どんな仕組みで、どう動くか作ってみてのお楽しみとなる。
表にでるのは、とかくこのように派手なものになりがちだが、ほとんどのファラー製品はモーターとは無縁でじっとしているだけである。
また、遊園地シリーズの大物は、箱がばかでかい。
モーターなし、箱は極小なのがこれだった。
値段もファラーとしては最も安くて2,000円程度である。
内容はご覧の通り、日本では子供用遊園地にあるアスレチックそのものである。
子供の遊具は、日本もドイツも同じようなものなことが分かった。
140436 Rainbow Roundabout(Carousel)

Roundaboutとcarouselは日本語で、回転木馬、ないし、メリーゴーラウンドとなる。
このモデルはレインボー回転木馬とかメリーゴーラウンドとかすると変な感じを受ける。
というのは、水平ではなく垂直平面で回転するからだ。
その昔のことではあるが、同種のフライングカーペットというのに乗ってえらい怖い思いをしたことことがある。
下がるときは無重力状態になり血の気が引いてしまったのだった。
さてファラーの436は現物をもとにプラモデル化したようで、インターネットにそっくりの実物写真が出ている。
可動部がモーターに直結していて、これが回転するだけなので、その意味で作るのは難しくない。
ただし、このモデルは、これまで見てきたファラー製品のなかで唯一好ましくない印象を受けた。
配線がわかりにくい、動作が不安定、無理無駄な組み立てを強いるが、その理由である。
そのせいかどうかは分からないが、現在ではファラーの総合カタログには載っていない。
移動用トレーラをベースとした構成はなかなかいい。
組み立てに特に問題はないのだが、さあ試運転をしようとすると、どう配線したらいいのか分からない。配線図にはNo.632というスイッチボックスが使われているが、この中身がどうなっているのか書かれていないのだ。
箱の製品説明には市販のプッシュスイッチで代用できるとある。
しかし、配線をどうするかの情報はない。
スイッチボックスはないし、また買う気もないので、プッシュスイッチでどうしたらいいのかを自分で考えることにする。
鍵になるのはリードリレーである。
これはベース上ゴンドラの最下点に置かれる。
このリレーを働かせるのはゴンドラ中央に取り付けた磁石である。
動作としては、ゴンドラが最下点にきたときにリードリレーはオフになることによって、ここでゴンドラが停止する。
つまり、何時もこの位置で止めようというわけだ。
一方、プッシュスイッチの役割は停止状態から別経路で電源を導いて動かし始めることにある。
一度動き始めれば最下点付近以外はオンとなるリードリレーからモーターには電源が供給される。
すなわち動き始めればプッシュスイッチは押し続けなくても、ゴンドラは動き続け、最下点で停止することになる。
動作が不安定というのは動き始めで、どちらに回転し始めるのか迷うような感じでゴンドラは行ったり来たりする。
しばらくこれが続いてから、やっと正規の回転が始まる。
まことに見苦しく、こんなことが実物で起きたら乗っている人間はふらふらになって目が回ってしまうだろうと気になってしまう。
組み立て上の難点は、リードスイッチに半田付けをしなければいけないことと、柵の組み立てである。
ファラーの他モデルは半田付けしなくても済むようになっている。
半田付けができない人は誰かに頼むようだろう。
柵については極細の支柱を立てておいて、これを頼りに柵を付けろというわけだが、支柱と柵本体は一体ものとすべきである。
現状でも、できないわけではないが難しいし、できて上がってから触れただけでもとれてしまうくらいしか強度がないので後が大変である。
どうもこのモデルは市販前のチェックが十分でなかったようだし、改良もされていないものを買ってしまったようだ。
2006.2.11.
140315 Chairoplane - 回転ブランコ

動くファラーのプラモデルで最も単純で失敗の恐れが少ないのがこれだろう。
12個のブランコがぶら下がっていて、回転軸上にセットされたモーターでくるくる回すだけなのだ。
したがって短時間で組み立てられる。
また、このモデルはモーターと照明用電球とが込みで売られているので、まず何かを作ってみたいと考える向きには最適かも知れない。
実際ファラーの入門セット(日本には入ってきていない)では、これが中心的存在となっている。
組み立てで苦心したのは傘の部分外側12面上部に取り付ける直径2mmもない小さな赤と黄色の飾り玉だった。
ピンセットで挟み損なうとどこかに飛んでいってしまい、行方不明なる恐れ大である。
この飾りが1個でも欠けると様にならないので、必死の思いで指先を駆使してなんとか取り付けた。
回転部にはファラー489という潤滑油を差すように指示されている。
これはKATOの24-021金属保護液で代用した。
ホビーセンターカトーで聞いたところ、この用途に適したものだそうだ。
他のモデルでも489の代わりは、これにしている。
電球は回転軸内に取り付け、それ自体は固定されている。
これを点灯させるとなかなか雰囲気がよくきれいだ。
ただ、それはそうであっても、カタカタいいながら回るだけで1万円近くとするこの回転ブランコには、物足りなさを感じてしまうのも事実ではある。
2006.2.11.
140440 Break Dancers Roundabout - ブレイクダンサー

この写真を見てファラーから「何だ、これは!」と怒られてしまうかも知れない。
中央の銀色の玉はクリスマスツリー用飾りである。
本来は旗が何本も立っているのだが、組み立て中に何本かが折れてしまい、全部折ってしまい代わりに玉を載せたのだ。
この旗はファラーの気にくわないところであり、軸に紙を絡ませただけで、ちょっと力がかかるとすぐに折れてしまう。
また、本来は背後に衝立のようなものがあるのだが、見通しが悪くなり、うっとうしいので組んでいない。
これには水彩画のような妙な絵があり、遊園地らしい雰囲気を出しているともいえるが、自分としては違和感を覚えるし組み立てが面倒なので、他モデルでもすべて取り付けてはいない。
なぜブレイクダンサーなのか?
このモデルは面白い動きをする。
4個の椅子(車)が1組で、これが各々自転をしながら、全4組が公転する。
こう書けばお分かりのように、遊星歯車(プラネタリーギア)のおかげでこのような動きをする。
これに一ひねりが加えられていて、それがブレイクダンサーのゆえんである。
磁石が、椅子と、そして動かないベースとの両方に取り付けている。
椅子が回転しながら磁石同士が反発を起こす位置にくると、椅子がはじかれたようにスピンするのだ。
単純だがうまい仕掛けだ。
このモデルには12個の明かりを点けることができる。
これはオプションで、そのための電球はついてこない。
明かりはあったほうが楽しいので、3φの白色LEDを組み込んだ。
秋月電子で売っている5個で100円のものが指向性が60度と広いので、この使い方には適している。
全部で12個あるのを4個ずつ3グループに分けた。
電源であるAC16Vを、ブリッジダイオードと手持ちの47μF 25V電解コンデンサで直流化すると22V程度になる。
4つ直列接続したLEDに対して制限抵抗500Ωで電流は15mA程度にした。
点灯させてみると白といっても、やや青色がかるのが気にはなるのだが、明るさとしては十分なので、これはこれで良しとした。
このモデルは仕組みが簡単な割には動きが面白くて見ていて飽きない。
磁石の組込さえ間違いなければ組み立ては難しくはないので、お奨めできるモデルだと思っている。
なお、磁石の取り付けには非磁性ピンセットが必要だ。
製造現場で使うセラミックピンセットは1万円もして目玉が飛び出してしまうが、模型店で売っているタミヤのプラスチックピンセットが必要十分である。
また、照明の配線を支柱に遠そうとすると回路用配線材は最も細いのものでも太過ぎる。
東急ハンズで売っている「模型用電線」でやっと配線できた。
半田ごてが被服に触れるとチリチリ縮まってしまう昔懐かしい線材だった。
2006.2.11
140439 Flipper Roundabout

これはホビーセンターカトーでは回転椅子といって売っている。
これを組み立てはじめて、一体どのような動きをするものなのか想像がつかなかった。
というのはモーター軸の両側から動力を取り出しているのだ。
モーターは一方の軸だけを使うものだと思っていた、というか、それしか見ていなかったのだ。
後になって専門の人に聞いたところ、別に珍しいことでもないようなのだが、うまく動くのか心配だった。
組み立ては極く簡単で、程なく試運転となった。
組み立てを進めていくうちに、薄々ではあるが、どうなるか見当がついてきた。
12個ある2人乗り椅子がターンテーブル上で回転しながら、このターンテーブルがせり上がるのだ。
写真は、せり上がったところである。
椅子を取り付けないで動かすと、空中に浮き上がった状態のターンテーブルだが、椅子をすべて取り付けると重みで下がりきる。
うまく動くように調整するのは相当に難しい。
何せモーターはひとつで、その両軸出力がうまく仕事に結びつくようにするには、モーター取り付けネジを締めたり緩めたりいろいろみるしかない。
これを完成品として売るならば、回転用1、せり上がり用1の、2個のモーターにしてしまうのではないだろうか。
そうしないと「うまく動かない」「壊れた」とクレームばかりで、お手上げになるだろう。
あれこれやっているうちに、何がどう効いているのかは分からないままに、動くようにはなった。
これにも140440ブレイクダンサー同様に4つの白色LEDを使い、加えて料金所には青色LEDを入れてみた。
今のところ、まあまあ動いてはいるが、動かなくならないか何となく不安を抱いている。
見た目はなかなかいいのだが、ちょっと気むずかしいモデルである。
子供のころに、この本物に乗っことがある人がいて、本当に怖わかったそうだ。
2006.2.11
140431 トップスピンTop Spin - 動くモデルは難しい

このモデルは左右に2本の支柱が立ち、これにつながるアームを介して2列座席数30ほどの人間の座る部分が支えられている。使われているモーターは各アーム底部に収められた2個のDCモーターである。ファラーではもっぱらACモーターが動力源となっているが、あえてDCモーターとした理由は、小型の割にトルク大、回転コントロールが容易、正転逆転可能なためと考えられる。動作時に最下点を検出するのはマグネットとリードリレーで、プラスチックの箱に収められた専用コントロール回路が付属している。
このトップスピンがどのような動作をするものなのか分からなかった。
それでも何となく近づきがたい気がしていた。
単にぐるぐる回るか、これプラスアルファではないのは絵から推察できる。
それが、どうして手を出したかといえば、現品限りの半額処分品を見つけてしまったからだった。
組み立てをはじめようと説明書を開くと、案の定これはただ者ではない。
特に2本の支柱に歯車がぎっしりなのは、それだけで白旗をあげて降参したくなった。
腹をくくって組み立てを進めてみると、この部分はそれほど困難を極めるというほどでもなかった。
出来上がった2本の支柱はトレーラーに取り付け、垂直に立てなければいけない。
この垂直というのはとても大事で、そのために接着剤ではなく、わざわざネジで止めるようになっている。
ここまでやって出来上がりをながめると、おかしいのだ。
左側支柱が反っくり返ったように傾いているのだ。
理由はネジ止めする支柱側部品の取り付けがまずいのだ。
この部品は接着剤でつけているのだが、ここには注意が行き届かず、きっちりしない状態で固まってしまったのだ。
本当はここで無理にでも部品を外して、やり直せばよかった。
しかし、これがどんなに重大なことかの認識を欠き、また、どんな動きをするものかを早く見たかった。
試運転できるまで組み立てを進めた。
動力が伝わらないので、無理に押さえつけながら動かしてみた。
人間を乗せた座席部は上昇し、円運動を何回か繰り返し、その後に逆転、次に最上部で停止して座席部のみが自転するという、乗客にとってそれは恐ろしいものだ。
動画を撮ろうと何度かこの動作を繰り返した。
段々に動きが悪くなるので、加える力を増やしたところで「ガリッ」と大きな音がして、後は何をやっても全く動かなくなってしまった。
動くプラモデルの動力伝達部は歪みなく組み立てなければならない。
ここが難しいところで、接着剤で固めてしまうので修正が難しい。
また、観覧車のように4本ないし8本の支柱が絡むと余計に難しいことになる。
重要部分は、きっちりした取り付けをこころがけ、接着剤が十分に固まるのを待ってから次のステップに進むようにしたい。
この固まるのを待つというのは、とかく先を急いでしまい、これが失敗の原因である。
間違いや、不具合を見つけたら、それが例え翌日であっても、剥がして修正しないと動かなかったり、問題を残してしまったりすることになる。
無理に剥がすというのは、それはそれで別のトラブルを引き起こすこともあるので勇気が要る。
しかし、多分、やらないよりはいいように思える。
動かなくなったTop Spinは、どう壊れたのか、復旧可能なのかは調べていない。
いずれ十分に時間があれば確かめてみたいと思っている。
失敗してしまったが、これは本来、作るのが特段難しいものでもないように思える。
支柱さえしっかり立てれば、ガーガーとファラーらしからぬうるさい音を出しながら動くはずだ。
2006.3.18.
140430 Wildwaterウォーターコースターを作ろう - その1
遊園地での定番は観覧車、そして、ジェットコースターである。
観覧車は2つもあるので、ジェットコースターをわが遊園地に加えたい。(各モデルの絵はFallerのウェブ
http://www.faller.de/より、各絵をクリックすると同ウェブにリンクして拡大画像が見れます)

ファラーFallerでは、この類4つを製品化している。
店頭で見かけるのは140451 Big Dipperと140430 Wildwaterである。
前者はコース全長5.5m、後者はコースに水を流し同3.3m。
値段は20,000円から24,000円もするファラーの看板商品である。
この他に少し規模の小さな140432 Wild Mouse、および、これをもとにしたファラー20周年記念モデル140425があり、ジェットコースター類は計4種を数えることになる。
各々の大きさ
140430 Wildwater 53-43-21H cm
140451 Big Dipper 71.5-43-42H cm
140432 Wild Mouse 55.2-24.8-37.5H cm
であり、際だって立派なのは名前通りBig Dipperである。
動きとしてはいずれも人間が乗る部分をモーターで最上点まで引き上げ、あとは重力により、または、ポンプでくみ上げた水に乗ってコースを滑り降りる。
最下点からは再びモーターで引き上げられるという動作を繰り返す。
トラブルなく動けば見ていて楽しいはずだ。
さて、これらのうち自分の遊園地に置くのをどれにするか迷うところである。
まず、途中で宙返りをしたりしてダイナミックで、らしいのはやはりBig Dipperだろう。
これに魅力を感じる人が多いようで、海外のウェブには組み立てを含む情報が「Big Dipper Faller」のキーワードで検索できる。
しかし、これはいかにも大きすぎる。
大観覧車が幅50cmで高さ50cmくらいなので、幅が20cm広く、高さが10cm低いくらいだけなので、こちらに方に目がいくことになる。
また、見かけとしては、やたら骨組みが目立つのも面白くないところである。
ただ、多分でではあるが、うまく動かせる確率は高そうではある。

もっとも難しいそうなのはWild Waterだ。
これはコース2つがつながった構成のために、引き上げようモーター2個、そして、水のくみ上げ用モーター2個と、機構的に興味深い。
ただし、作るのは難しそうだし、水漏れに悩まされるのはいやである。
こう考えていくとWild Mouseの20周年モデルあたりが落ち着くところかという気にもなる。
ただ、動きとしては左右に振れながら滑り降りるだけのようで、つまらないようにも感じられる。
想像ではあるが、Big DipperやWildwaterはいいのだが、いかにも大きすぎたり、面倒だったりして、場所をとらないで難易度を下げたものをという声で出てきたもののような気がする。
これに記念モデルが増えたわけだが、それだけ手を加える余地があったともいえる。
対してBig DipperやWildwaterは、完成度が高く、そうではないのかも知れない。
記念モデルでは旗がずらっと並んでいる。
この旗は苦手である。
軸が細いので、ちょっと触っただけで折れてしまうのだ。
迷いつつ、どれにするか選ぶのを楽しんでいたわけだが、ある日突然有無を言わせない結論が出てしまった。
Wild Waterが現品限り半額で売られているのを見つけてしまったのだ。
このような機会に再び巡り会うことはあり得べくもなく、後先も考えずに飛びついてしまった。
とはいうものの、とんでもないものを買ってしまったのではないか、はたして、作れるのか大いに不安だった。
つづく
2006.1.9.
140430 Wildwaterウォーターコースターを作ろう - その2
箱は54×38×9cmと大きく、ずしりと重い。
裏面にある概要はこのようになっている。
This kit contains; 951 plastic parts in 11 colours, clear window parts and detailed instructions.
中略
The buoyant boats in the shape of a tree trunk float on real water over the racing course with a length of approx. 3.3 m. Round about movement via two motor lifts. Two water pumps keep the water circulating.
11色951個の部品、窓用透明部品、詳細説明書つき。
コース長3.3m、丸太の形をしたボートは本物の水の上を滑り降りる。
2つの引き上げ用モーターによる繰り返し動作。
2つのウォターポンプによる水の循環。
となっている。
説明書は32ページに及ぶ立派なもので、ファラーの他のモデルとは違い文字による説明が目立つ。

ベースプレートは35×50cmあり、ボートが滑り降りるコースは2つに分かれている。
それぞれのコースはベースいっぱいに曲がりくねって配置され、ポンプでくみ上げられた水が流される。
ボートがコース最下点に達するとベルトコンベアに載って、他のコース最上点まで運ばれる。
これが繰り返され、ボートは2つのコースを繰り返し滑り降りることになる。
実際にこのようなウォーターコースターがあり、その図面をもとにプラモデル化したと思われる。
組み立て初期に、2個のモーター、そして、2個のポンプをベースに取り付けたところである。
囲いのあるベルトコンベア用モーターと、斜めに取り付けてある627型ポンプ(くみ上げ用モーター)の様子が分かる。
このポンプは写真で、下側ノズルから水を吸い込み、反対側ノズルに排出する。
この出口にパイプをつなげてボートが滑りはじめるコース最上点に水を導いている。
ベース部は深さ8mmで水を満たすブロックと、モーターがあって水は入れないブロックとに分かれている。
仕切り中央が空いているのが前者で、計4ブロックに約800ccの水を入れることになる。
さて、この組み立ては個々の部品が大きめなのでストレスが少なかった。
計32ページの説明書で12ページまでくると、いよいよ水を入れての試運転となる。
以降は飾り付けなので、ここで動作確認と問題点の解決としておかない難しいことになる。
ここまでで悩んだのはベルトコンベアのベルト長だった。
インターンネットで濡れると動かなくなるように書かれているのを見ている。
ベルトの長さはうまく動くかどうかのポイントと思われる。
さて、いざ試運転をしようとして愕然とした。
ファラーの説明書には珍しく字がいっぱいで、面倒くさいので読んでいなかったのだが、とんでもなく難しいことが書かれていた。
「水」はただの水道水ではなかったのだった。
つづく
2009.1.14.

140430 Wildwaterウォーターコースターを作ろう -- その3

水に関する注意書きは次のようになっている。
Caution: Use distilled water only, never use water from the main (danger of calcification)! 中略
Add approx. three or five drops of a softner (no flushing or washing agent) to the water.
「蒸留水を使え」「水道水は厳禁」「ソフトナーを3から5滴加えろ」が要旨である。
この後さらに「以降のステップ進む前に、試運転は1時間くらい注意深く行うこと」「水は一度抜いて、再度動かすときには入れ直すこと」と続けられている。
ご丁寧なことで、恐れ入ってしまう。
蒸留水はどうしたら手にはいるか、また、ソフトナーとは何なのだろうか?
さて、蒸留水をどうやって手に入れるかを調べてみると、芳香剤のはいったものや災害備蓄用が売られている。
しかし、本当に蒸留水でなければいけないのだろうか?
鍵はCalcification -- 石灰化、石灰沈着にありそうだ。
ドイツの水には石灰分が多いのではないだろうか?
インターネットでは
ミュンヘンの水道水を数分間沸騰させたところ、真っ白な粉が水面を覆っているだけではなく、水中にもキラキラとした白い結晶が浮いていた。さらに、ポットの内壁は全面にわたって半透明のヌルッとした膜で覆われていた。スイス、ベルギー、イギリス各所の水道水でも、半透明の膜が析出しないものの白色の結晶が多量に析出した。
とあった。
ヨーロッパ、特にドイツの水道水は日本と大分違うのだ。
水道水を蒸発させて残る残留物は「蒸発残留物」とよばれる。
成分はカルシウム、マグネシウム、シリカ、カリウム等の塩類および有機物であり、日本の水道では省令により1リットルあたり500mg以下に規制されている。
実際のところ多くは200mg以下だそうだ。
ついでなので、硬度についてもちょっとだけ。
WHOの定義によれば、硬度とは「石鹸との反応具合」を表すもので、硬度が高いほど石鹸の泡立ちが悪くなる。
硬度を決定するのは水の中に含まれるカルシウムとマグネシウムの量。これを炭酸カルシウムの重さに換算して、ミリグラム/リットルという形で表現される。
硬度
0〜100 軟水
100〜300 中硬水
300以上 硬水
日本の水道水は硬度として30〜100なので、軟水ということになる。
市販ミネラルウォーターの硬度は
ルソ(8.4)、スパ(14)、南アルプスの天然水(30)、ボルヴィック(50)、六甲のおいしい水(84)、エビアン(297.5)、 ヴィッテル(307.1)、トニースタイナー(1019)、コントレックス(1555)
といったところのようだ。
結論として、ウォーターコースターには、日本の水道水ならそのまま使ってもよさそうだ。
なお、ここではかなり神経質なことが書かれているが、同じポンプ180627を組み込むファラーの水車キット130225の説明書では、水については何も書かれていない。
ということで、水道水でOKのようだが、近くのスリーエフをのぞいたところ、OXIGEN WATER(硬度1以下、350mlで105円)が売られていた。
酸素10倍含有からして、これはほぼ蒸留水そのものと考えられるので、念のためにこれを買ってきた。
ソフトナーだが、これは花王ハミングのような洗濯用柔軟剤と思われる。
使う理由は表面張力を下げて、動作時水の回り、および、排水時に水切れをよくするためだろう。
動かしながら5滴を加えてみたが、特段効果があるようには見えなかった。
実は試運転に至るこの前の段階で大きな問題があった。
それはベルトコンベアのベルト長だった。
このモデルでは、インターネットにベルトが濡れると動かなくなるように書かれていたのが気になっていた。
さらに困ったのは、オリジナルの説明書では2カ所あるベルトは435mmと535mmとなっている。
別刷りで訂正の1枚ペラが添えられていて、これには445mmと535mmとなっているのだ。
訂正版に従がってベルトコンベアを組み立てたのだが445mmの方が緩々だった。
水に濡れれば状況は変わるかも知れないと、そのままで試運転をしたところ445mmの方はやはり動かなかった。
どうも、納得いかないので、ファラーにメールで問い合わせた。
答えは、「445mmなんて知らん、435mmだ」と言ってきた。
すぐに答えをもらってありがたかったが、割り切れない思いが膨らんだ。
短くすれば動きそうに思えるので、約13mm(10mmのつもりだったが)切りつめて、うまく動くようになった。
一方で、前は動いていた535mmの方が今度は動かなくなってしまった。
こちらも約6mm切りつめたころ、また動くようになった。
ベルト長は、状態により要調整ということのようだ。
あれやこれやで、やっとまともな試運転にこぎつけた。
最上点のベルトコンベアとコースとの接合点で若干水漏れがあるものの、大きな問題はなかった。
見ていると特に楽しいのはボートはスリップして、必ずしもベルトコンベアを順調に上るわけでないことだ。
もたもたしていると後続が追いついて、これに押されるようにして動き始める。
一方で押した方は止まってしまうので、エネルギー転移の法則などという言葉が思い浮かぶ。
ボートは、まず最大の勾配を「シュ」という音とともに、勢いよく滑り降りる。
コースは大きく右に折れ、最初のカーブではカサカラ音を立て壁にこすれながら進む。
その後の勾配は緩いのでスピードは落ち、やがてベルトコンベアに達する。
コンベアで引き上げられ、ここからは第二のコースとなる。
こちらの方は長く、勾配は緩い。
そのために、うねうねしたコースを縫って滑り降りるのを目で追いやすい。
最後は水の上をプカプカ浮かんだ感じになり、もうひとつのベルトコンベアに至る。
個々のボートはこれを繰り返すことになる。
10あるボートを2つのコースに振り分けて動かすと、適度の間隔でどれかが滑り降りることになる。
順調にはいかず、ベルトコンベア入り口で渋滞が起きて、ひっくり返るボートが出てきたりする。
このような場合はピンセットで助けてやることになる。
このように、まずます大過なく動いたわけではあるが、まだ、解決しなければいけない問題が残っている。
つづく
2009.1.22.
140430 Wildwaterウォーターコースターを作ろう -- その4

水に関する問題は解決し、試運転はまずまず成功だった。
ここで、また、問題が出てきた。
それは、800ccの水をどうやって排出するかだ。
何しろ深さが8mmしかなくて、これが段々減っていくのだ。
何も難しく考えることはない、外に持っていってぶち撒けば良いではないかとおっしゃる方もおられるだろう。
この段階ではそれでいいのだが、電源を配線し、置き場所が固定されると、そうはいかないし、やっと組み上げたプラモデルを逆さまにして振り回すなど、もっての外なのだ。
水を排出で思い当たるのは熱帯魚、また、変わったもの品揃えとなれば、東急ハンズということになる。
さて熱帯魚売り場や東急ハンズを行脚したが、水を排出するのは意外な難題なことが分かった。
つまりポンプの類は、深さで8mm以下というのは、それ以上は吸い出せない限界そのものだからだ。
最も可能性がある小型水槽用ポンプというのを買ってきて試したが、ほとんど用をなさなかった。
間違いなく使えそうなのは大型スポイトなのだが、これは20cc用が最大で、800ccとなると相当にかったるい。
あれやこれやで、結局どうしたかといえば、別途用意したファラーのポンプを使うことだった。
前段階としてコースに水を流す2つのポンプを、そのまま排出に利用することを思いついた。
ただしこれは、はじめは良いが、水が少なくなってくると働かず、相当な量の水が残ってしまう。
対して、別のポンプで残ったところを狙い打ちすれば、ずっと排出できる限界が拡大する。
それでも、あちこちに水たまりが残ってしまうので、ここからはスポイトの出番となる。
このようにして、水の問題は全てめどが立った。
試運転がうまくいけば、以降は装飾関係となる。
コースの飾り、海賊船に見立てた帆や砲台、カヌー乗り場、料金所などを加えていくことになる。
いずれも、それほど難しくはない。
飾り付けはファラーのプラモデル中で、多分最も優れたものなので、楽しく進められるだろう。
このキットは、コースに実際に水を流す凝ったもので、部屋が水浸しになるのではないかと恐れたが、そんなこともなかった。
ただ、面白いですよ、あなたもどうぞ、と言えるかといえば、やはり考えてしまう。
2009.1.29.
140430 Wildwaterウォーターコースターを作ろう -- その5

このモデルはコースに実際に水を流すという素晴らしいものではあるが、気になる点が2つある。
ひとつはベースやコースの色で、水にちなんだモデルということなのだろうが深い青となっている。
部屋に置いてみると、この色には違和感を覚える。
当初は目につく場所に置いていたが、一番奥に移動させた。
もうひとつの気になる点は、人間が出入りするゲート、ボートへの乗降場、砲台などの装飾が四角いベースからはみ出すことだ。
置き場所が固定して、ほとんど持ち上げたりしなければいいのだが、このモデルは水の排出などで、そのようなことは割に頻繁にありうる。
そうした場合には手が滑って衝撃が加わったり、ぶつけたりしがちである。
砲台のような丈夫な部分は良いが、乗降場のように柔なところは復旧困難なダメージを受ける恐れがある。
現に正規の位置に取り付けていた砲台は事故のために外れてしまった。
プラモデルというのは壊れやすいもので、このウォーターコースターは、どの程度までマニュアル通りに装飾を加えるかは考え物である。
さて、照明用電球がなかったので、しばらく作るのを中断していた。
このモデルには照明が不可欠で、それもLEDではなく電球だと思ったからだ。
やっと電球が届いたので、ゲートを作った。
ここに組み込んだ電球は4個で、プラスチックを透けて見えるところはなかなかいい。
ずいぶんと長い間待ったが、その甲斐があった。
最後の飾り付けは細かいというか、細かすぎる作業を強いられるところがある。
多くはベースからはみ出る部分でもあり、とりあえず先送りすることとし、これで区切りをつけることにした。
階段を一段一段組み立てなければいけないのだが、時間無制限でないとやりきれない気がする。
2006.3.12.
180583 Clock tower(時計台)

チューリッヒに近い町では、毎正時に鐘が鳴り渡っていた。
鐘つきの塔が近いこともあり、相当な大音量だった。
しかし、少しもやかましくはなく、むしろその澄んだ音色は電波時計など持たない生活もいいかなと思わせた。
ファラーのカタログを見ていたら、こんなのを見つけた。
http://www.faller.de/bildArchivPop/F180000/F180583_pop.jpg
時計を持たない人々に時を知らせる時計塔だ。
それにしてもこの絵がにくい。
フィルムカメラを持ち出しての実写のようで、背景のぼけ方が良く素晴らしい写りだ。
人形の配置もよく、現実とは違うが独特の雰囲気が作り出されている。
このモデルは日本に入っていないはずなので、わざわざドイツから取り寄せてもらった。
組み立ては簡単で、間違いなく写真通りのものが出来上がった。
ところが面白くもおかしくない、実につまらないものなのだ。
時計台だけだったら、あるいは自分が置こうとするところではどうなのかを想像するのを怠ってしまった。
というわけで、中途半端な大きさなこともあり、以来何となく邪魔もの扱いをしてきた。
しばらく時間が経ったある日、フォルマーの建物とのバランス上、明かりを組み込むことにした。
結果はご覧に通りで、その効果は想像を超えたものだった。
窓を通して漏れる光がきれいな模様を作り出した。
組み込んだ電球はファラーのクリアバルブ180671(3個組は180677)で、取り付け位置と光量が大きいのでこうなったのだろう。
ここまで考えてこの時計塔を設計したのなら、これは脱帽ものだ。
模型の世界は、ここ日本ではほとんどが昼間だ。
周囲を暗くして、照明を配置すると、そこは夜の世界となる。
小さな明かりは世界を一変させることになるのだ。
ファラーのプラモデルは動くことが魅力なのだが、明かりの活かし方にも魅力があるように思えてきた。
(写真で奥の建物はフォルマー3772Hotel)
2006.4.8.
130232 Ornamental fountain

街の広場に置くのに適したものをとカタログから見つけたものである。
部品点数は少ないので、簡単に組み立てられる。
作っていて、こんなにつまらないものが1,800円近くもするのかとがっかりした。
質感に乏しい安物プラモデルと感じられたからだ。
ところが最後にブロンズ色の人物像と、ガチョウだろうか鳥を合わせて5羽取り付けてみると俄然よくなった。
さすが押さえどころを心得ているのだ。
この噴水と130225水車にはウォターコースターで使った水中ポンプを組み込むことができる。
下に洗面器のような貯水槽を置き、ここから180627で水をくみ上げれば6つの噴出口から水が流れ出るようにできる。
本当は貯水槽は付属してくるものだと勘違いしていた。
627の手持ちがあるので動かしてみるつもりだったが貯水槽を準備するのは面倒なので単なる飾りとして置くことにした。
水面シートいうものがあるようなので、どんなものか買ってみることにする。
180583時計塔とともに置物としてはなかなかいいものである。
日本にはこのようなデザインはない。
2006.6.18.
電源の配線
ファラーのプラモデルのための電源について紹介したい。
ファラーをはじめドイツの鉄道模型はAC16Vで動く。
モーターや電球には12〜16Vとなっているので、日本の鉄道模型と同じく12Vでもいけるともいえる。
しかし、配線で電圧が下がってしまうので、電源はやはり16Vを基準としたい。
もともと鉄道模型をやっていたわけではないので、大元はKATOのDCC用アダプタ電源29-108('06.3現在、8,400円)を使い、この出力は15V
3Aである。
これはトランスをケースに収めたものでヒューズが内蔵されている。
トランスを買って自作するれば安く上げることできるが、この場合は必ずヒューズは入れて欲しい。
自分での信じ難いが、実際に3Aヒューズを切ってしまったことがあったからだ。
ファラーのプラモデルで標準として使われる180628モーターの電流は60mAとなっている。また、電球の電流は35mAで、この電流はBRAWAでも同じである。
各モデルの必要電流を計算してみると
140315 Chairoplane モーター1、電球1で計95mA
140440 ブレイクダンサーズ モーター1、電球12で計480mA
(電球のかわりにLEDとして、この設計電流は17mAなので実際は計264mA)
140430 Wild Water モーター4、電球8で計520mA
140470 大観覧車 モーター1、電球38(ゴンドラ36、他2)で計1.39A
140312 中観覧車 モーター1、電球21(ゴンドラ20、他1、12V 60mAを使用)で計1.32A
となる。
観覧車2つを同時に動かさないとすれば、現状の3A電源でまかなえる。
各モデルに電源を分配するためにスイッチつきアダプタを自作した。
これは穴開けが容易なプラスチックケースに、出力としてRCAメス、そして、個々の出力に対応したスイッチを9組取り付けている。
より本格的なコネクタを使うことも考えたが、手軽で安いRCAコネクタですませている。
観覧車2つとウォーターコースターは別途プラグと配線材を用意したが、それ以外は、赤白黄のAVケーブルが秋月電子で安かったので、これをばらして使っている。
このスイッチボックスですべてをまかなってきたが、フォルマーの建物プラスBRAWA照明については写真のミニコンセントとプラグを使っている。
これはミニチュアライトの世界
http://www2.ttcn.ne.jp/~ota-minilights/
が通販しているもので
CK1008-4プラグ式ターミナル(12端子)スイッチ・ヒューズ付
CK1004-3標準プラグ
で、コンセント本体は長さ18.1cm、幅1.8cmで裏面には両面テープがついている。
もともとはドールハウスの照明配線用ようだが模型用にもよさそうだ。
スイッチは12口全部に働く。
さらにファラーの遊園地にもBRAWAの照明をつけた。
照明への個別配線をどうするかを試行錯誤した結果、これについては6mm幅の銅箔テープを使うことにした。
遊園地を載せているラックの約1mにわたり銅箔テープ2本を貼り、これに照明の配線を直接半田付けしてしまった。
銅箔は上面と、横の面とに貼ったのでショートの危険はまずないと思われる。
少々乱暴なことをしてしまったが、これば便利で配線がとても楽だ。
以上が模型用だが、他にも照明用などにAC100Vが多数いるので、そちらはスイッチつきACコンセント2個でまかなっている。
2006.2.12./2006.3.8.
夜の遊園地

夜のとばりが降り、遊園地のそここには明かりが灯された。
子供たちの歓声が響き渡っていた昼に較べて別世界と化した。
闇と明かりが支配する、ここは恋人たちの世界だ。
この遊園地にはRainbowやFlipperのような軽度絶叫マシーン、降りるとふらふらになってしまうBreak dancersもあるが、回転イスのような穏やかな乗り物が好きな人も多いだろう。
極めつけは観覧車で、遠く夜景を見渡せるのは最高だろう。
屋台を物色するのもいいかも知れない。
ファラーの乗り物に組み込んだ照明だけではなく、街灯のような照明があったらと思っていた。
BRAWAを取り入れたら、ねらい通りに雰囲気がよくなった。
特に端のように照明を加えたことによって広がりが出た。
ウォターコースターを奥に移した。
理由は色が今ひとつ気に入らないことと、一番手前にPower Towerを置く場所を確保するためだ。
さらに、RainbowはIndiagoに置き換えたいと思っている。
Power TowerとIndiagoは確保済みだが、未組み立てである。
一気に計画通りに遊園地を完成させたいところではあるが、あとはペースを落としてぼつぼつと進めていきたい。
この写真は他とは違い、背面の明かりを消してある。
まさに夜の遊園地という感じになった。
2006.3.18.