カメラバッグ
2012.5.20.

デジカメ売却
2012.5.13.

a6と、CIPA ISO12233規格準拠の解像度
2012.5.6.

3,630万画素ニコンD800、そして、画像の結合
2012.4.30.

ファインダー内を撮る
2012.4.22.

さくら
2012.4.15.

花の季節
2012.1.8.

EVFは明るさ不足
2012.4.1.

デジカメの電子水準器
2012.3.25.

互換リチウムイオン電池
2012.3.18.

EDにだまされる
2012.3.11.

津波は人ごとではなかった
2012.3.4.

デジカメの写りをブラインドテスト
2012.2.26.

灯油ポンプが壊れた
2012.2.19.

デジカメの将来は?
2012.2.12.

写真の整理とフィルムのデジタル化
2012.2.5.

横浜中華街
2012.1.29.

コンパクトデジカメがおもしろい
2012.1.22.

棚からぼた餅
2012.1.15.

寒さにも負けず
2012.1.8.

トヨタFun-Vii
2012.1.1.

ISO25600
2011.12.24.

スイングパノラマ
2011.12.17.

表紙の写真を撮り直してみると
2011.12.11.

背景のボケ
2011.12.4.

マイクロトマト
2011.11.27.

ウォシュレット交換
2011.11.20.

チョッキンチョッキンチョッキンナ
2011.11.12.

おとながたのしむプラモデル 刊行
2011.11.6.

続 無線LAN AIBOの無線LAN
2011.10.30.

無線LAN
2011.10.23.

パソコン遊び2011 その5 ミニITX スピードと消費電力
2011.10.16.

プリンタが壊れた
2011.10.10.

パソコン遊び2011 その4 ミニITX用電源
2011.10.2.

パソコン遊び2011 その3 ミニITX用ケース
2011.9.25.

パソコン遊び2011 その2 インテル製ミニITXマザーボード
2011.9.19.

パソコン遊び2011 その1 Windows XPを新規インストール
2011.9.11.

Windows XPと7とのデュアルブート
2011.9.4.

ますます身近になったLED照明
2011.8.28.

ラジオ体操
2011.8.21

掃除大作戦
2011.8.14.

どれにしようかセキュリティソフト
2011.8.7.

パスポート更新
2011.7.31.

続 やらなきゃ良かったハードディスク交換
2011.7.23.

やらなきゃ良かったハードディスク交換
2011.7.17.

だましあいうどん
2011.7.10.

フルトヴェングラーの第九
2011.7.3.

雨の日
2011.6.25.

レッツノート買取500円
2011.6.19.

Windows 7で文字を見やすく
2011.6.11.

64ビット版Windows7
2011.6.5.

ノートPC選手交代
2011.5.29.

BNE WAS HERE
2011.5.22.

四季の径とメタセコイア
2011.5.15.




カメラバッグ
① ズームレンズつきデジタル一眼が1台だけ入る
② 適度にポケットがある
③ 全体的な防水と、天に向かって口を開けないこと
④ 重みが分散するようにベルトと肩当ての幅が広い

ということで、カメラバッグHUGGER(ハガー)1930を選んだ。

デザインは良いが、反面、目立ちすぎるのではないかという気がした。
しかし、選択肢は限られ、雨が多いイメージがあるギリスの会社の製品(製造は中国)ということでHigh Water Resistance とあるのは信用できそうで、迷いつつ結局これにした。

これまではA4版が入る大きさのバッグを持って歩いていた。
あれや、これやと入れていて、個々にはそれ程ではなくても、合わせると全体では2kgくらいになっていた。
これにカメラも入れると、それが1kgでも合わせて3kgを越えていて、重いなぁーと感じてきた。
ハガー1930の重さは0.89kgなので、カメラが1.5kgとすると合わせて2.5kgくらいになる。
しかし、④のおかげか、重いという感じはしない。

早速、雨の日に近くの公園に出かけてみた。
人に出会うことはほとんどなかったが、雨のなか、水路に水を流して掃除をする人、植木の手入れをする人、そんな人たちが印象に残った。
しっとりと落ち着いた雰囲気は格別で、カメラを持って雨の中を歩くのが病みつきになりそうだ。

2012.5.20.




デジカメ売却
調査・研究を大義名分にしていたらデジカメお大尽になってしまった。
このあたりが潮時と、余分を処分するために中野のフジヤカメラに出かけていった。

カメラを売却するのは初めてである。
勝手が分からず、紙袋をぶら下げて店内をキョロキョロ見渡していたら、どうぞ、どうぞと声をかけてくれた。
「20分ほどお持ちください。声をかけますから、店内を見ていてください」とのこと。
重い袋を持って帰らずにすみそうなので、とりあえずほっとした。

機材を売りたいにあるように、出向かなくても売却できる。

売却金額を調べるでいくらで売れるかが分かる。
売却価格は、完動すること、付属品一式(取説、ケーブル、ソフトウェアディスク、バッテリー、充電器、ストラップなど)が揃っているのが条件になる。

デジカメは値落ちが激しい。
GF1(DMC-GF1)とG1(DMC-G1)が出たのが2009年で2回か3回モデルチェンジされた。
このあたりで,かろうじて値がついた。
G1はボットシューにサビが出ていたのでBランク。
他は、Aランク(美品)かABランク(並)で、ABが多かった。

元箱や保証書がなくても査定額を下がらないとのことで、ここに持っていったが、もう一つの売却先としてマップカメラがある。
オンライン査定価格を調べると、どちらも似たようなものだった。

NEX-5Nは迷った。
多くを教えてくれたたカメラだったし、写りも悪くなかった。
しかし、レンズのお化けの恰好に馴染めなかったし、外付けEVFが暗いのが気に入らなかった。
使う気が余りないので、買取り価格が下がらないうちに思い切って処分してしまった

ベテランがEVFのような小物もしっかり評価してくれて全体として正当な査定だった。
とにかく処分するのが先決で、どの位になるかは調べていかなかった。
漠然とこんなものかと考えていたのと較べると大分高く買ってもらえた。

なお、売却ではなく、下取りなら査定がプラス10%、あるいは、購入品が5,000円引きになるようだ。

2012.5.13.




a6と、CIPA ISO12233規格準拠の解像度
現在日本ではデジカメの解像度テストはCIPA(カメラ映像機器工業会)標準化委員会作成 ISO12233規格準拠が一般的になっている。
写真の限界解像度チャート部分を撮影し、HYResACEというWindowsソフトウェアで解像度を出している。
チャートにある水平、垂直、斜め45度右上がり、斜め45度左上がりの4つを対象として、これらの平均が平均解像度、単位は「本」となっている。
デジタル一眼(レフ)の一部機種についてGANREFに平均解像度が公開されていて、それは次のようになっている。



カメラ レンズ 画素数(短辺) 平均解像度(本)
ニコンD700 Ai AF Nikkor 50mm f/1.4D 2,832 2,730
ニコンD5100 Ai AF Nikkor 50mm f/1.4D 3,264 3,042
ニコンD90 Ai AF Nikkor 50mm f/1.4D 2,848 2,603
オリンパスE-3 ED 50mm F2.0 Macro 2,736 2,163
EOS 5D Mark II EF50mm F1.4 USM 3,744 3,366
EOS 60D EF50mm F1.4 USM 3,456 2,994
EOS Kiss X4 EF50mm F1.4 USM 3,456 2,882
EOS Kiss X5 EF50mm F1.4 USM 3,456 2,899
EOS Kiss X50 EF50mm F1.4 USM 2,848 2,464
PENTAX K-5 FA50mmF1.4 3,264 2,560
PENTAX K-7 FA50mmF1.4 3,104 2,651
PENTAX K-X FA50mmF1.4 2,848 2,513
α900 50mm F1.4 4,032 3,206
SIGMA SD1 50mm F1.4 EX DG 3,136 3,788
E-P1 ED 50mm F2.0 Macro 3,024 2,662
E-P2 ED 50mm F2.0 Macro 3,024 2,715
DMC-G1 45-200mm/F4.0-5.6 3,000 2,595
DMC-GH2 45-200mm/F4.0-5.6 3,456 2,904
DMC-G3 45-200mm/F4.0-5.6 3,448 2,790
DMC-GF1 45-200mm/F4.0-5.6 3,000 2,412
DMC-GF2 45-200mm/F4.0-5.6 3,000 2,386
NEX-5N 18-55mm F3.5-5.6 3,264 2,644
NEX-5 18-55mm F3.5-5.6 3,056 2,589

さらにベスト5は
シグマSD1 3,788本
ニコンD3X 3,643本
キヤノンEOS 5D Mark II 3,366本
キヤノンEOS-1Ds Mark III 3,251本
ソニーα900 3,206本

で、これらのイメージセンサーはSIGAMA SD!がAPS-Cである以外は35mmフルサイズである。

解像度はデジカメ本体とレンズによって決まり、レンズによっては解像度が低いになる。
そのためレンズに注目すると組み合わされているレンズの多くは単焦点レンズで、現在はズームレンズが主流なのでちょっと気になるところである。
しかし、ニコンではAFS-G、キヤノンではLのズームであれば50mm単焦点よりは性能は上のようでレンズによっては解像度はさらに高くなると考えられる。
パナソニックDMCとソニーNEXのレンズはズームだが、パナソニック45-200mmは自分のテスト結果からすれば14-45mm、あるいは、45mm F2.8マクロに較べて少なくと同等なので、レンズが足を引っ張って解像度を下げていることはない。
ちなみに「デジカメの写りをブラインドテスト」で最上位と判定したのは実はこの45-200mだった。

前回、解像できたのはa5まででa6は無理だったと書いた。
a6が写るためにはa5に較べて1.122倍の解像度が必要になる。
このGANREFにある解像度と自分の結果との対応を知ろうとすると、上の表と同じカメラとレンズの組み合わせが3点、類似が1点ある。
これらからa6が写せる解像度を解析すると3,356本と出た。
とすればGANREFの解像度に照らし合わせると35mmフルサイズがぎりぎりということになる。

さらに前回の4分割でチャートを撮っておいて、これらを合成してa6まで写せるというのは次のように解釈できる。
すべて重なり合う部分を含めて70%を写すとすれば、距離を近づけるか、レンズの焦点距離を増やすかだが、これで解像度が落ちなければ、実質的な解像度は0.7分の1、すなわち、1.43倍だけ向上する。
したがってa5が写せるカメラとレンズの組み合わせであれば、1.122倍だけ解像度をあげればいいのでa6も写せるのは当然となる。

上の表は、なかなか興味深いが余計なことは書かずに終わりとする。

2012.5.6.



3,630万画素ニコンD800、そして、画像の結合

マイクロソフトのフリーソフトMS ICE (Image Composite Editor)は画像を結合するソフトで、ここからダウンロードできる。
複数の画像を自動で結合してくれる、

これが面白くて、一体どんな結果になるのかが楽しみでワクワクしながらいくつかやってみた。
左の画像のオリジナルは15,769×7,192で11,341万画素、パノラマ写真風の下半分に、入りきらなかったランドマークタワーを継ぎ足した恰好になっている。
共通する部分を手がかりにして結合するが、データがない部分はブランク、すなわち、黒のままになる。
本当は、他も埋まるように空の部分を含めて全部を撮り直そうとしたが、折悪しく、おばさんのグループがかしましく休憩していたので断念した。

これを見てお分かりいただけるように、パノラマ写真のように水平、あるいは垂直のいずれかだけではなく、碁盤の目状に水平と垂直方向とを合わせた画像ができるところが単なるパノラマ写真とは違うところだ。

画像を結合するための条件は
●重複する部分を設けて全体を何枚かに撮り分ける
●光線の状態、動きが重なりあってもおかしくないように(短時間で)撮影する
●できるだけ水平と垂直を出す
といったところで、傾きや明るさの違いがあっても上手く調整してくれる。

このようにして、3,000万画素や5,000万画素はおろか、何億画素であってもでも簡単にできてしまう。
しかし、ポスターのように大きなプリントをするのでなければ、そんなに大きな画像は百害あって一利なしで、5,000万画素(50Mピクセル)あたりを境にして、ファイルを開くことができないソフトがあったり、処理が急激に重くなったりで、デメリットの方が大きい。

画像の結合は、レンズの画角を拡げることになるので、ちょっと入りきらなかったような場合には周りを一緒に撮っておけば後で、より広角のレンズで撮ったのと同じにできる。
それ以外にも利用価値がありそうな感じがする。
(キヤノン Power Shot G1 Xがスイッチアシストと称して、この機能を取り入れている。ただし、結合はパソコン利用)

タイトルにある3,630万画素はニコンD800/D800Eで、本体価格は各30万円、35万円といったところで、この性能に見合ったレンズは限られている。
ニコンが推奨するレンズと、その価格は次のようになっている。

AF-S NIKKOR 14-24mm F2.8 G ED  228,200円
AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8 G ED  200,600円
AF-S NIKKOR 70-200mm F2.8 G ED VR II  226,300円
AF-S NIKKOR 16-35mm F4 G ED VR  136,099円
AF-S NIKKOR 24-120mm F4 G ED VR  131,000円
AF-S NIKKOR 200-400mm F4 G ED VR  I 833,100円
AF-S NIKKOR 24mm F1.4 G ED  182,000円
AF-S NIKKOR 35mm F1.4 G  173,700円
AF-S NIKKOR 85mm F1.4 G  162,100円
AF-S NIKKOR 200mm F2 G ED VR II  671,500円
AF-S NIKKOR 300mm F2.8 G ED VR II  556,099円
AF-S NIKKOR 400mm F2.8 G ED VR  1,014,200円
AF-S NIKKOR 500mm F4 G ED VR  871,099円
AF-S NIKKOR 600mm F4 G ED VR  1,086,600円
AF-S Micro NIKKOR 60mm F2.8 G ED  66,900円
AF-S VR Micro-Nikkor 105mm F2.8 G IF-ED  87,000円

ということで、このなかからレンズを1本選ぶとすれば24-120mm F4 あたりが使い勝手が良さそうで、これは131,000円、ボディと合わせれば40から45万円となる。

同クラスのキヤノンEOS 5D Mark III(2,230万画素)も、ニコンD800/800E同様、レンズは高価なLシリーズ(全部ではない)でないと性能を十分に発揮できないといわれている。

このD800/800Eと24-120mm F4の写りはデジカメWatch【新製品レビュー】ニコンD800の「ピクチャーコントロール」の項にある作例でよく分かる。
同じところを写した画像は【新製品レビュー】ソニーNEX-7(2,430万画素)にもある。

2つの画像を保存した上で拡大して較べると、差が少ないというか、NEX-7は意外によく写っている。
そう感じるのは、NEX-7についている18-55mmは自分も持っているが、正直なところ、APS-Cの性能をフルに発揮するほどのレンズではないと自分なりに評価をしていたからだ。

さらに同じ大きさになるように拡大率を調整して較べるとD800の方がより細かく解像しているのが分かる。
拡大率は、例えばNEX-7では170%のところ、D800では120%ですむのだ。
これは、NEX-7の画素数は2,430万、D800では3,630万からきていて、D800の24-120mmレンズは3,630万画素に見合った性能を備えているといえる。

話を元に戻すと、画像の結合をはじめたきっかけは、これで見かけ上の解像度を上げられるのではないかと考えたからだった。
EDにだまされる」にあるような解像度のテストをやってきた。
新しい製品が出ると、半ステップ、また、半ステップと解像度はステップアップしてきた。

解像度テストを要約すると、チャートには粗い方から細かい方にaからcまで3ブロック、各ブロック6段階の計18ランク、平面にこのチャート6枚を配置して判定している。
200万画素の携帯はa、コンパクトデジカメではb、デジタル一眼ではcくらいまでというのが相場で、一番細かいcブロックではc1からc6の内で一番よく写ってもc5までしかいかない。
特定のチャートを、特定の距離で写しているだけなので、最後のc6まで読めたからといって何の意味もないし、必然性も全然ない。
でも、やはり気になるのだが、可能性があるのはD800やEOS 5D Mark IIIのような最新フルサイズ機と、高性能・超高価なレンズの組み合わせならどうだろうかということになる。

そこで思いついたのが画像の結合だった。
全部をいっぺんに撮ればc5まででも、分割して撮っておいて結合させればc6までいくのではないか?
というのは、チャート1枚だけならc6まで楽々写るのだ。

実際に全体を4枚で撮って、これらを合成するとc6も解像できた。
元々c5までいくデジカメ本体とレンズとの組み合わせは限られているので、結合でどのくらい解像度が上がったのかは分からない。
そこで、元々の解像度が低い場合で試したところ、3ステップ(c1がc4)くらい上がることが分かった。

D800とNEX-7、そして、画像結合の結果を分析すると、鍵になっているのは画像数で、D800+24-120mmなら合成しなくてもc6までいくのは間違いなさそうだ。

画像の結合はすでに実用的に利用されている分野がある。
それは将来の修復を見越した文化財の撮影だ。
そこでは、すでにフェーズワン8,000万画(500万円以上する)を8枚のような結合が取り入れられている。
1辺が何メートルのような大きさの絵画では、それでも十分ではないだろう。

何はともあれ、お金がかからない結合のおかげでチャート全部が恵贈できたので気分がすっきりした。
詳しいことは省略するがc6まで読めた結合してできた画像の大きさは7,543×5,555で4,186万画素(41.8メガピクセル)だった。

2012.4.30.




ファインダー内を撮る
これはファインダーの明るさを測っているところだ。
こんな感じでファインダー内を撮ろうとしたが上手くいかない。
いろいろっやってみたが、一部しか写らない。
ファインダー内を撮った写真をよく見るような気がするが、一体どうやって撮ったのか?

90mm相当のマクロレンズをついていて、これは原稿用などの写真を撮っている道具立てだ。
ファインダー内全体が写らないのはレンズのせいかと広角に代えてみた。
さらに距離を取るようにもしてみたが、状況は一向に好転せず、行き詰まってしまった。、

半分あきらめかけたが、もしやとコンパクトデジカメでやってみた。
意外や意外、これが正解で、なぜ上手くいかなかったが分かった。

できるだけファインダー接眼部に近づく、画角ができるだけ広い広角レンズにする、この2点がポイントだ。
ファインダーからどのくらい離れても見えるかのアイポイントは十数mmなので、これより長さがあるレンズは、そこまで近づけないのだ。
勘違いしていたのは、レンズ先端が近づけば良いのではなく、問題はファインダー接眼部からデジカメ内イメージセンサーまでの距離なのだ。

さらに画角が広いほどファインダー内全体を写しやすい。
結果として周りに余分ができたら、気にしないでトリミングすればいいだけだ。

あらためてウェブなどにある同種の写真を見ると概ね同じような写りなので、こんなところなのだろう。

2012.4.22.




さくら
思いでの桜並木は消えた。
しかし、桜はまだ健在だ

桜のころ

2012.4.15.




花の季節
寒かった冬が終わりを告げ、街を歩いていると黄色の花々が目につくようになった。
春の花のテーマカラーは黄色、それはまだ活動が活発ではない虫たちの注意を引くため。

人間の目を引く色の組み合わせは補色.。

黄色の補色は青紫
青の補色は橙
緑の補色は紫
赤の補色は青緑

赤いチューリップと葉の緑との取り合わせは、まさに補色。
桜の花はピンク一、青空がバックなら見栄えがするのも、補色の組み合わせ。

駅のそばに、ちょっとした花壇がある。
黄色のブロック、白のブロック、そして、青紫のブロック。
春らしい黄色に、補色の青紫をあしらったのか?
しかし、青紫は土の色に埋もれて存在感は希薄。

帰りがけに再び通りがかったら、今度は日差しのために土は乾き、濃茶から薄茶色に変わっていた。
こうなると黄色、白、青紫、そして、薄茶と、見事なバランスに変貌を遂げていた。
かくも高度な植え付けには脱帽。

春といえば桜だ。
近所の桜並木は姿を消し、単なる遊歩道になってしまった。
同じように桜の名所は姿を消している。
これはソメイヨシノの寿命は意外に短いためで、60年寿命説があるそうで、第二次大戦の終戦時に植えられたのであれば寿命を迎えていることになる。
ソメイヨシノは成長が早く、樹齢50年で20mにもなるが30~40年で樹勢がピークとなり、以降は衰退傾向となる。
さらに、巣病に侵されやすく、放置しておくと枯死してしまう。

明治政府によりソメイヨシノが奨励され、それまでのヤマザクラに代わって全国に広まった。
明治から昭和の高度成長期までの象徴的存在だったソメイヨシノは再び旧来の桜に植え替えようという動きがあるようだ。

昨年は花吹雪に酔った
あんな豪華絢爛な眺めは見納めなのかも知れない。

2012.4.8.




EVFは明るさ不足
EVF(Electrical View Finder)は日本語にすれば電子ビューファインダーで、ミラーレス一眼のオプションとして外付するものと内蔵されたものとがある。、外光を遮り、背面のディスプレイモニターと同じ内容を覗いて見ることができる。
具体的に、どんなものかは、少し前の記事だが「いまどきのEVFを比較する」(インプレスデジカメWatch)を見てもらうとよく分かるだろう。

ここには書かれていないが、老眼のためにディスプレイが見にくくなった人にとっては、光学レフレックスファインダーも同じだが視度調整が効く。
さらにディスプレイと同じ情報の表示も可能で、前回の電子水準器も最高級デジタル一眼では凝った仕組みでファインダーに水平と垂直とを出しているはずだが、オリンパスEPやEM-DのEVFはこれらを見やすく表示できている。

解像力測定チャートと定点での撮影でデジカメやレンズの写りを較べてきた。
定点のひとつが観覧車の見える地点なのだが、ここでの撮影は鬼門なのだ。
というのは天気が良い日を選んでいるので、撮影する向きと太陽の当たり方の関係で、ディスプレイに、もろに直射日光が当たってしまう。
手で遮ったりするのだが、なかなかきちんとしたフレーミングを決めるのが厳しい。

このような場合に外光を遮って覗きこむEVFなら良いかと言えば、さにあらず
具合が悪い原因はEVFが暗いので、周囲の明るさとの差が大きいからだ。
これがはっきり分かったのは、昔からの一眼レフと同じようなレフレックスファインダーつきのデジカメで撮ったときだった。
明るく、きれいなので、こんなに違うものかとレフレックスファインダーの良さを再認識させられた。
とはいえ大きい上に、重くて1kgもあるのは、やはり、ごめんこうむりたい。

そんなことで、光学ファインダー、ディスプレイ、EVFの明るさを定量的に調べはじめた。
EVFを出しているのはパナソニック、オリンパス、ソニー、ニコン、フジ、リコーといったところで全部を較べたわけではないが、総じて輝度が上がらず、明るさが十分でないというのが結論だ。
特にソニーは有機ELということで期待したが、他社比の明るさは、例えば半分くらいでガッカリさせられた。
サポートに電話したところ、設定でさらに明るくはできないとのを確認し、ついでに他の人からも同じような指摘がないかを聞いてみた。
やはり、かなりありそうな印象だった。

オリンパスの外付けVF-2と、OM-D E-M5内蔵EVFにはエプソンのULTIMICRON(アルティミクロン)が使われている。
究極の精細感と鮮やかさ、ピントの山が掴める精細感を実現、微細さは眼の分解能に迫り、ドット感などとあり、肝心の明るさは表面輝度 460 cd/m2とある。
実際どうなのかが気になる。

ついでながら144万ドットだから高精細と言われるているが、これは800×600で48万ドット、RGB3色だから×3で144万という計算になっている。

EVFの明るさ不足を指摘する声は公にはない。
光学ファインダーを備えるデジタル一眼レフが依然として幅をきかせているので、ディスプレイしかないデジカメは、まだまだ脇役に過ぎず、まとも使おうとは思われていないからだろう。
パソコンをガンガン日が当たるところではやっている人はいないことから分かるように、EVFにしろ、ディスプレイにしろ、カメラ用は屋外広告くらいに明るくできないといけないはずだ。

2012.4.1.




デジカメの電子水準器
自分の写真は右に傾く癖があるのに気づいた。
建物などが写っていて、その水平、あるいは、垂直のいずれか、場合によっては両方が出ていないと気になるものだ。
テレビをちょっと注意して見れば、このあたりがしっかりしているのが、すぐに分かる。

右に傾く癖を教えてくれたのは電子水準器だった。
デジカメによって表示の仕方は違うが、左の写真ではディスプレイ中央に飛行機のような水準器を表示させることができ、水平が出れば線が黄色から緑色に変わる。

ここ1~2年で電子水準器を備えたデジカメが増えてきて、いわゆる高級コンパクトデジカメでも当たり前になってきた。
多くは水平の傾きだけが分かるようになっているが、垂直(上向き、下向き)にも対応している機種もある。
さらに、背面のディスプレイだけに表示されるのが大多数だが、デジタル一眼レフの中にはファインダーでも水平だけは見られる機種もある。
そして、最上級のデジタル一眼レフではディスプレイとファインダー両方で、しかも、水平、垂直ともに表示できるようになっている。

ほとんど場合、水平の傾きだけが分かればそれで十分だ。
カメラ
の傾きを水準器の表示に従って調整するわけだが、興味深いのはPENTAX K5の自動水平補正機能
で±2度の範囲でカメラが水平を出してくれる。
傾いて写してしまった場合、後で修正することがあるが、傾いたといっても大体1度か、せいぜい2度なので、こんなもので十分だろう。
K5はボディ内手ブレ補正で、これはイメージセンサーをシフトさせているが、水平補正をさせると、さらに回転動作が加わることになる。
本当にそんなに上手くいくのか、不具合がないか少し不安だが、それほど水平が大切だということなのだろう。

電子水準器を表示させておけば、ついうっかりしがちなところを警告の役目を果たしてくれる。
これがついていなくても、高級コンパクトデジカメやデジタル一眼では縦線、横線が表示されるように設定しておけば代わりになり、これがフィルムカメラ時代からの常套手段だ。

2012.3.25.




互換リチウムイオン電池
デジカメ コニカミノルタディマージュX1のリチウムイオン電池の中身を見てみた。
左が純正品に対して右の互換品は1,000円ちょっとだったので何分の1かで買えた。
容量は互換品の方が大きいことになっていたが実際のところは持ちがずいぶん悪かったと記憶している。
これらはデジカメ用だが携帯電話でも同じくらいの電池が多く使われている。
写真の手前 見える基板(端子の裏側にある)は電池の保護用で、回路の見た目は違うが互換品にも内蔵されている。
この互換品は値段の割に良心的なのだが、電池のセルだけしか入っていないものもあるようなので、いくら安くても恐ろしくて使えない。

これらの公称電圧は3.7Vで、充電時に電圧が上がりすぎる(過充電:4.3V)、あるいは、使っていて電圧が下がりすぎる(過放電:例えば2.5V)と、電池の寿命が縮まる、または、内部電極のリチウムが析出、成長して内部でのショート起きて発熱、発火、爆発する恐れががある。
そのようなことがないように内部には過充電や過放電を防止する保護回路が組み込まれているわけだ。

また、寿命を縮めないよう温度が
045℃に収まるようコントロールするために温度センサーとしてサーミスタも入っている。
さらに電池パックの回路は電圧低下のためにデジカメが突然動かなくなるような不具合をおこさないように電池残量情報をデジカメ側に送り出している。

これらを充電する充電器(チャージャー)は電池の温度が上がりすぎない範囲で充電が始まった時は大きめの電流を流し、充電によって電池の電圧が上がれば電流を下げ、満(フル)充電になると充電を停止する機能を持っている。

簡単に書くと電池と充電器ちは、こんなことだが、これらとデジカメ本体は相互に連携してリチウムイオン電池が安全に使えるようにしている。
そんなことなので、どんな特性なのか、そんな作りになっているか分からない互換電池や充電器の使用にはリスクがともなう。

デジカメ用電池は、これまで予備として純正品を持っていた。
しかし、モデルチェンジでこれまでの電池が使えなくなったのに気分を害し、ディマージュ以来久々に互換品を買うことにした。

電池名+互換で検索すると複数見つかる。
1,000円以下からか2,000円くらいで買えるが、残量表示できないものは保護回路が入っていない恐れがあるので止めておいた。
さらに対応機種をよく確かめないと動かないことがあるので要注意。(4種買って3勝1敗。老舗メーカーはガードが堅い)

互換電池は補助的な使い方に徹し、充電するときには目を離さないように、そして、せいぜい注意して使うようにしよう。

電池は各社バラバラで互換性がない上にモデルチェンジすると変わってしまうことがある。
韓国ではキャリアが違っても携帯電話の電池と充電器は共通なように、日本のデジカメでもそうなって欲しいものだ。


2012.3.18.




EDにだまされる
二人のデジカメで同じシーンを撮り較べてみることにした。

自分の分だが期待とは裏腹にシャープさが全くない。
左下のサンプルウィンド、天井や左手の照明、右の窓、どこにもピントが合っているようには見えない。
外の光りは入ってはいるが、そんなには明るくない室内だった。
ピントが壁に合ってしまったのか?

自分の方が、よく写ると確信していた。
なにせレンズは14-42mmF3.5-5.6 EDで、このEDはExtra-low dispersion 特殊低分散ガラスのことで、高価な高性能レンズを象徴しているのだ。

しばらく経ってから理由が判明した。
解像度チャートを写した結果を整理していたら、このレンズの解像度はコンパクトデジカメ並、かつ、コントラストが悪いので濁ったような写りをするのだ。
中古を買ったら付いてきたので仕方がないが、これではボディキャップ代わりのゴミ除けにしかならない。

これではせっかくのデジタル一眼レフが死んでしまう。
熟慮の末に、EDがつかない別のレンズを買った。
メーカーではEDがつく方はスタンダード、つかない方はハイグレードと、別のシリーズとしている。
セットのレンズで満足できなければ高いのを買いなさいというつもりらしい。

14-54mm F2.8-3.5(旧タイプの中古)は、大きく、ずしりとくる重さがある。
こちらは解像度、コントラストともに最良の部類でビシッと写るので大いに満足した。

14-42mmF3.5-5.6は、その後 沈胴式にしてマイクロフォーサーズ用とじて出たが、これも光学性能は似たようなものだった。(現在はⅡになった)

一緒に撮った写真をメールで送ってもらった。
こちらと見分けがつかないくらいの写りだった。
ということは間接的ではあるが、そのレンズも、やはり、余り良くないと言えそうだ。

安いのだから写りはこんなものですよというメーカーの論理は通じなくなってきた。
自分のような素人でも較べれば直ぐに分かってしまう。
そんなことで、そのようなレンズは姿を消しつつある。
現在よく売れている製品なら、レンズも多分しっかりしているのだろう。

2012.3.11.




津波は人ごとではなかった
首都直下地震があれば、かなりの津波が押し寄せるそうだ。
地震発生後70分くらいの値だそうだ。
自宅は海から離れているので影響はないが、日頃の行動からすると決して人ごとではない。

みなとみらいの外れに引いては返す波音が聞けるところがあり、底が好きで時々行っている。
ここをはじめ、海岸線をよく歩いている。
さらに、川沿いに津波が駆け上がるとすれば、危なそうな場所も思い当たる。

もし、津波警報が出たらどうするか?
行動範囲の地形は熟知しているし、GPSを持って歩いたので高度も頭に入っている。
70分あれば海から離れ、高台に避難できる。
しかし、地震の被害があれば思うように動けない恐れがある。

マンションなど個人所有の建物はセキュリティのために、門前払いを喰わされそうなので、結局、官公庁、ホテル、商業施設などの建物が、まず避難場所として考えつく。
これも、十分に承知しているので問題なさそうだ。

最もどうしようもないのが地下鉄だ。
横浜駅から桜木町、そして、元町中華街駅一帯は地上がすでにゼロメートル地帯で、線路は、それより何十メールか下だ。
地下街と市営地下鉄で緊急時の避難方法を考えているようだが個人では何ともしようがない。
水攻めはいやなので、とりあえず、地上の乗り物を利用するよう心がけよう

以上は、どうするかは別にして、一応の見通しは立つ。
ところが知らない場所では、そうはいかない。
出かけるには用心しなければいない。
せいぜい、グーグルアースで高度を確かめるくらいが関の山だが。

川があれば、そこが海からどの位離れているかも要チェックだ。

2012.3.4.




デジカメの写りをブラインドテスト

オーディオ機器の音を評価するやり方としてブラインドテストがある。
例えば比較する機器をカーテンで遮っておいて、それが何であるかを分からないようにしてあるので、先入観や思い込みに左右されずにすむ。
さらに、例えば較べるのが3種として、聞かせるのは4回、すなわち同じものが2回出てくるようにすることもある。
これは良いはずだとか記事で評価が高かったとかが結構影響するので、差が小さい場合には、こんなやり方を時としてするのだ。

同じようにしてデジカメの写りを較べてみたらどうなるか?
●同じ被写体を写しておいて較べる部分を切り出す。
●ファイル名をランダムにつけ直す
●ディスプレイ上で較べる
●順番をつけ終えたら、Exif情報からデジカメとレンズを特定する

較べたのは、はてこの煙突は?の煙突の部分、縦100ドットk以下なので、これは大画面テレビを顕微鏡で子細に観察するようなことに相当する。

●センサーサイズ APS-C、マイクロフォーサーズ、1/1.7、1/1.8、そして、1/2.3インチ
●画素数 1,600万、1200万、900万、300万
●レンズ コンパクトデジカメでは固定、デジタル一眼では交換レンズ
で、全部で13種を較べた。

正直なところ、こんなことをして、もし、1/2.3インチ1,600万画素が一番!というようなことになったら、どうしようか不安だった。
時間をおいて、評価を何度か繰り返した。

まず、300万画素は、粗いので直ぐに分かった。
さらに1/2.3インチのコンパクトデジカメは900万画素、1,200万画素、そして、1,600万画素にしろ、不自然な感じがしたりノイズが目につくので容易に判別できた。

これらが低位グループとは距離を置いたデジタル一眼では優劣を付けるのは難しかった。
結局、これらは3つのグループに分かれた。
一番良いのがAグループ、少し差があるBグループ、そして、Aグループより優れているように思えるが、そうとは言い切れないので散々迷ったのが1つあった。

AグループとBグループでは、それぞれのグループ内でまた順番をつけた。
最良のA-1はマイクロフォーサーズ1,200万画素+45~200mm、A-2がAPS-C 1,600万画素+標準ズームだったが、この2つも、どちらが上かは随分迷った。

こんなことで極めて当たり前の、すなわち自分の先入観そのものの線に落ち着いたのは、むしろ意外だった。

2012.2.26.




灯油ポンプが壊れた
途中で動かなくなったり、満タンのアラームが誤動作したりだったが、その都度、振動を加えなどして、だまし、だまし使ってきた灯油ポンプだが、ついにウンともスンともいわなくなった。
灯油まみれにはなりたくないので調査・修理は放棄して後釜を買い求めることにした。
寒さはまだまた続きそうだし、まごまごしていると手に入らなくなる恐れがある。

すっかり勘違いしていたのだが、ポンプの満タンでの自動停止は浮きが押し上げられてスイッチが切れると思い込んでいた。
そこで調子が悪くなると、浮きのせいだろうと、ノズルの先をひっぱたいたり、針金を突っ込んで押したりしていた。
動かなくなってから、よく見るとホースの中にはフレキシブルプリントがあり、先端まで2本の線が通してある。
ということは、浮きが持ち上がってモーターが止まるのではなく、ノズル内の電極が灯油に触れて抵抗が変わるのを検出しているのだろう。
これなら浮きが引っかかるようなトラブルは起きず、確実に動作する。

なぜ抵抗の変化で灯油を検出していると考えたかといえば、雨降り警報機キットを思い出したからで、仕組みと回路は似たようなものだろう。

買いに行ってみたら、売れ残っていたのは2種各1台だけだった。
ともに単3電池が電源で、一つは2本、もう一つは4本で動くようになっていて迷ったが2本の方を買ってきた。
これまでの単1のポンプと違い、充電できるニッケル水素電池にしたのでちょっと得をした気分だ。

2012.2.19.




デジカメの将来は?
フィルムのデジタル化で前回ビュアーをけなした。
どういうことか具体的な画像をお目にかけたい。
写真はカラースライドを撮った部分で、花びらの白部分に黒い縁取りできている。さらに、明暗の差も失われているので花びらは、のっぺり平板になっている。
コントラストが高いせいで、強調のない自然な画像より、こちらがきれいだと感じる人もいるかも知れない。
しかし、これは日本的な価値観とはズレがある。

日本のカメラメーカーは絞られていて、そうは多くない。
デジカメの世界的な生産数量、それもカメラつき携帯電話も含めれば日本製はマイナーである。。
ということは日本的価値観が当てはまらない製品の方が多いことになる。
さらにデジカメの平均価格が2万円台から1万円台に下がったそうで、日本製品も変わらざるを得ない。
テレビがそうだったように、カメラもデジタル化されると差別化が難しいので、どこかに中間的な着地点に落ち着くはずで、こういう画像にお目にかかることはないのだろう。

デジカメは、めぼしい競合メーカーはなく、日本に残された数少ない得意分野といわれている。
でも、大きく、重い、高いデジタル一眼レフだけが、かろうじて残されるということだけにはならないで欲しいものだ。

2012.2.12.




写真の整理とフィルムのデジタル化
NHKラジオの文化講演会で「老前整理」講演:坂岡洋子を聞いた。
NHKの内容案内
片づけることを通して、前向きな生き方を提案する。子供の成人や自身・夫の定年など、人生の節目に家の中や心の中を整理することで、自分が行なって来たこと、これから行なってみたいことを改めて考えられるという。そんな心と暮らしの整理術を案内する

徳間書店刊 坂岡洋子著 「老前整理

気力、体力、判断力が衰える前に身辺を整理しようということだが、自分のものについては随分片付けてきた。
お陰で物置になっている屋根裏部屋は、本や諸々の大物を捨てたので、かなりすっきりしてきた。

この講演会を聞いて写真関係だけは殆ど手つかずだったことに気づいた。
35mmとブローニーのネガやスライドは高温高湿の屋根裏ではなく、部屋の戸棚や隅で相当なスペースを占めている。
古いものは何10年も経っているが、これまでは捨てる対象にはならなかった。
これらフィルムカメラの遺産は今さら日の目を見ることはないはずである。

まず、日常記録はプリントがあるのでネガは全て捨てた。
さらにスライドも捨てはじめ、どんどんプラスチックゴミの袋に入れていった。
何10カットかまできて、はてここはどこで撮ったのだろう、あれっ意外によく撮れているのでは、と手が止まった。
さらに別のスライドを収めたファイルを見ると、撮影日と場所がしっかり残っている。
これは、直ちに捨てることはできないという気になり、一度見た上で、残すものはデジタル化することにした。

何か手軽にデジタル化できるものはないかと調べてみると35mm&ブローニーフィルムスキャナーが目についた。
これは、ネガ、スライド、モノクロフィルムを小型のモニターディスプレイに表示したうえで、スイッチを押せばSDメモリーカードに記録できる。
パソコン無しでできるので、これは恰好の道具と直ちに飛びついた。
このような製品は35mm用ではいくつも出ているが、ブローニーもなるとごく限られている。
いずれでも、中身は透過光用光源があって近距離専用デジカメで写すという仕組みになっている。

500万画素1,600dpiということで十分な画像になりそうだが、期待に反して結果は芳しくなかった。
色は悪くないが、輪郭が強調されるので写りとしてはトイカメラのレベルだ。
もし日本メーカーのコンパクトデジカメ並の写りなら十分使えそうだ。
この製品は、こんなものがあれば売れるだろうくらいの軽いのりで作られた感じを受ける。
画面が3インチくらいあればビュアーとして使えるのだが、これでは小さ過ぎ、代わりにテレビにつないで見られるが、この画質ではそんな気にはなれない。
そのあたりは割り切って、大量の35mmをさっと片付けるには良いかも知れない

現在では、フィルム、スライドをデジタル化しようとしても選択肢は限られている。
35mm版であればキヤノンとエプソンにフラットヘッド、または、プリンタ一体型が現行品として売られている。
35mmでもきちんとデジタル化しようとすれば、このあたりということになる。

6×6、6×7、6×9のようなブローニー版、あるいは、さらに大きなシートフィルムもとなると、フィルムカメラの終演とともに、すでに姿を消してしまっている。
選択肢は2つ。
ひとつはCanoScan 9000Fが、しっかりしたフィルムスキャンーとしては多分これが最終製品で、まだ新品が手に入るようだ。
ただし、A4版なので大きさを持て余しそうで、老前整理には反して今さらという気がする。

もう一つはコピースタンド 例えばにデジカメをセットしてスライドやネガを透過光ボックスに載せて撮る方法がある、
幸い、このようなセットが捨てないで残してあったので、やってみるとこれは調子がよい。
写真のようにマクロレンズをつけたデジタル一眼で撮ったが、コンパクトデジカメでも多分できるのではないかと思う。

新たに買おうとすると高いので、コピースタンドはカメラを下向きにセットできる三脚で代用し、ライトブックスは割と簡単に自作できそうなので、このあたりが落ち着くところだろう。

先のフィルムスキャナーはブローニーも可となっているが、標準では6×6版専用で1カットずつ切り離さないとキャリアにセットできない。
それは別にしても大判のスライドやネガの平面性を出すのには難しく、確かガラス製スライドマウントを買った筈だが、残してあるのか捨ててしまったか定かではない。

フィルムのデジタル化に目処が立ったので、後はぼつぼつやることにしよう。
残るのは、ほんの少し、後は燃えるゴミか、プラスチックゴミだ。

2012.2.5.




横浜中華街
500m四方に500店以上の飲食店や雑貨屋が軒を連ね、日本は言うに及ばず東アジアでも最大のチャイナタウンで、神戸南京町や長崎新地とともに日本の三大中華街とされている。

ここから出て帰ろうとすると方向が分からなくなる。
それは、元々は埋め立て地である横浜新田の海岸線沿いに出来上がったために、その後で整備された周辺地域とは約45°ずれているためだ。

街の中心に位置するのが関帝廟(かんていびょう)で、これは1990年に建て直されている。
この屋根は「黄色」で、この病に対して東北西南に門が配され、それぞれの門が青黒白赤色なのは風水思想を取り入れているからである。

2004年にみなとみらい線が開業し、最寄り駅が元町・中華街駅になった
改札口から、みんなと一緒に歩いて行くと、まず朝陽門(東門)があり、これが中華街の入り口である。
青龍が守護神なので門柱は本来「青色」だが、中華街のイメージにそって赤になっている。

これをくぐり、真っ直に(やや右斜め寄り)歩くと、そこはメインストリートである中華街大通りで、名の通った中華レストランが建ち並んでいる。
歩いていくと善隣門があり、賑やかなのはひとまずここである。

そのまま進むと、「黒色」の玄武門があり、その先は日本大通り、横浜スタジアム方面となる。

大通りを抜けたところで左に折れて長春路を歩くと左手に地久門があり、そこで左に曲がると天長門までの関帝廟通りとなる。
この通り中程左手に関帝廟があり、その先の天長門をくぐると南門通りとなる、
この通りを右に行けば「赤」の朱雀門あり、その先は元町商店街で、左に行けば歩き始めに戻ることになる。
狭いエリアなので、このコースは15分もあれば一回りできる。
大通りや関帝廟通りは観光客でにぎわうので、これらとクロスする市場通り、香港路、中山路の方が落ち着いて中華街らしさを味わえるような気がする。

この地図を見ながら上を読み直してもらうと中華街通になれるかも。

なお、白虎神をまつったのが西陽門で、これは少し離れた元町側にあり、これで青黒白赤色が揃うことになる。

中華街には何度も行ったことがあるが、どこをどう歩いたか全く覚えていない。
典型的観光地なので敬遠し、深入りしないようにしてきたのだった。
今回は下調べをしてから歩いたが、それでもピンと来ず、これを書くためにおさらいをして、中華街の全体像をはじめて飲み込めた。

2012.1.29.




コンパクトデジカメがおもしろい
コンパクトデジカメで画素数が増え、1/2.3インチで1,600万画素が現在の相場になった。

キヤノンIXYデジタルシリーズで1/2.3(1/2.5)インチで発売年と画素数を調べてみた。

IXY機種名 発売年 画素数 サイズ
50 2005 400万 1/2.5
L2 2004 500万 1/2.5
70 2006 800万 1/2.5
820iS 2008 1,000万 1/2.3
830iS 2009 1,210万 1/2.3
400F 2010 1,410万 1/2.3
600F 2011 1,210万 1/2.3

画素数は年々増えたが、近々は減ってしまったのが興味深いところで、画素数を増やしても写りが良くなるわけではないからだろう。

写真はキヤノンIXY DIGITAL 600で2005年発売、イメージセンサー(CCD)は1/1.8インチ710万画素である。

1/2.3インチ、あるいは、1/1.8インチというのは、ここを見れば分かるがコンパクトデジカメでは軽量小型化のために1/2.3インチが主流になっている。

IXY DIGITAL 600は中古を買ったが今はない。
レンズカバーが閉まらなくなったのを幸いに返金してもらったのだが、返す前に解像度とノイズだけはしっかりチェックさせてもらった。

1/2.3(1/2.5)インチのコンパクトデジカメは720万画素から1,600万画素まで調べたが、画素数には関わらず本質的な写り自体はどれも似たようなものだった。
しかし、ここにきて、それ以外でかなり変わってきた。
みんなが画素数は多いのが好きなので増やしてはきたのデータ量も増えたが、変化をもたらしたのはイメージセンサーからの読み出しと画像処理速度の向上である。
先に紹介したスイングパノラマをはじめ、フルハイビジョン動画や3D撮影も、そのお陰だ。

最新のコンパクトデジカメで、ビックリさせられたのは状況によって何枚かを合成して1枚の画像が出来上がることだった。
写りといえば、とかく大画面テレビを虫眼鏡で拡大するような見方をしがちだ。
そうではなく、全体としては決してバカに写りであり、もはや昔からのカメラとは別物になったように感じられる。
このように写りに関わる新しい機能を取り入れるのはコンパクトデジカメならではで、過去のしがらみを引きずる高級デジタルには馴染みにくく、あからさまにやると受け入れられないだろう。

携帯が追いかけ、コンパクトデジカメは逃げなければならない。
どちらも目覚ましい進歩を続ける。

IXY600は返したが32GBのSDカード(最近同じものを2,300円で買った)が何故かついていた。
返ささないで済んだので、これについては得をした。

2012.1.22.




棚からぼた餅
CQ出版社の知らない人からのメールがきた。
以前にトランジスタ技術に掲載された記事を季刊誌トランジスタ技術SPECIALに再録したいということだった。

そして
トランジスタ技術SPECIAL No.117
の、、
第8章 パワー・ダイオードの基本特性と選定
となった。
元々は2004年8月号に掲載されたもので、話があった時はずいぶん遠い世界のような気がした。
内容におかしいところがないかチェックしたところ、なくなった製品があったので書き方を少し変えたくらいで他は特に問題は見つからなかった。
出来上がった本では他の章が立派な内容なので見劣りするが、それでも今で十分に役立つ情報だと思っている。

出版不況の昨今、原稿料の支払いは渋くなったようだ。
それでも、さして努力はしない割には少しだけだが臨時収入があった。
ここは、ぐっと引き締めて無駄遣いをしないようにしなければ。

2012.1.15.




寒さにも負けず
スタンドに買いに行くのとは大分違うのだが、流しの灯油販売では18リットルが1,700円している。
これはリットルあたり100円近い計算になり、10日でポリタンクが2つが空になるとすれば1ヶ月の灯油代は1万円になってしまので、これは何とかしなければ。

毎朝起きるとスイッチを入れ、温度がどのくらいかなのかを見るのが日課になっている。
外気温プラス10℃くらいになるが、ファンヒーターを交換して以来、大分低く表示されていて、これは高く温度を設定していることになる。
かなり正確なアナログ式温湿度計があるのだが、見にくいところに置いてある。
暖房を見直すにあたり温度が重要なのでデジタル式をいつでも目につく位置に新設することにした。

主に居る部屋は2つなので温度計も2台買った。(1台1,280円)
較べてみると温度、湿度表示は共にピタリと一致しているので信用できる。

暖房費を抑えるために、まず室内での寒さ対策をすることにした。
首、手首、足首を冷やさないのが肝要ということで

●軽くて動きやすい部屋着としてジャンパーのようなものを探しに行ったら1,480円で綿入りはんてんが売っていた。この際かっこうには目をつぶり、安いのでこれを買い、とっくりセーターの上にはおることにした。これで首を暖めることができる
●今まではスリッパは履かなかったが、背に腹は代えられず、長靴のようで靴下とスリッパの会いの子のようなのが500円で売られていた。これで足下が冷えなくなった。

こうした上で温度を監視しながらファンヒーターの温度設定を下げていった。
それまでは20℃だったが。落ち着いたところは3℃下げて17℃だった。
これで上がっても21℃くらいが維持される。

また電気代は灯油代より安いのではと思えるので
●朝など部屋が冷え切っている時に30分間だけエアコンを併用する

さらに
●できるだけ体を動かし、体内から暖める
●布団に入ったときに寒いので電気毛布で暖めておく

こんなことで結構暖かく過ごせるようになった。
何だかんだと言いながら快適なわけで、これは幸せなことだと思う。

ここのところ夏の暑さがしつこく、そんな時分はテレビでジャンパーなどを着ている人が出てくると羨ましかった。
今は逆に半袖の人が幸せそうに見えてしまう。
たまには暖かい日もあって一息つきたいものだ。

2012.1.8.




トヨタFun-Vii
トヨタ自動車は東京モーターショー2011にコンセプトカーFun-Viiを出展した。この車はボディーがディスプレイになっているのでボディカラーを変えられるし、情報端末のディスプレイにもなる。

プロモーションビデオ
のなかで華の写真を撮り、これを車に転送する場面がある。
そうすると、ボディ上に花がぱっと開く。
この演出には驚嘆し、流石と感心させられた。
車のボディをディスプレイにしてしまおうという発想が素晴らしい。
これを見て無限に空想が拡がった。

車を買うときにボディカラーは選ばず、自分で好きなように気分に応じて変えられる。

色々なことを考えるたが、とりあえずお正月なので日の出に謹賀新年の文字というのはお座なりかな。
(上の写真がビデオからのコピーです)

2011.1.1.




ISO25600
前々回の模型電車の写真では電車をレール上に置いて撮っている。
走らせればヘッドライトと室内灯が点き、感じが出るそうだが、やってみると満足な写真は撮れなかった。
モーターの配線を外すという手もあるが電車をいじる気がしなかった。

シャッタースピードが1/8や1/15では、動いている感じは出るが、電車の形がわからなくなってしまう。
ISO3200では1/30から1/60でしかシャッターが切れないので、これだと電車は単にボケただけになってしまう。
より高速で1/250や1/500で撮ったらどうなるのか?

三脚にカメラをセットし撮影ポイントに電車を置く。
レンズの焦点距離は35mm版換算で約80mm、撮影距離は約30cm、マニュアルでピントを合わせておく。
この状態で電車をゆっくり走らせと約1秒で画面をよぎり、かなり動きが速い被写体ということになる。

絞りはF7.1に固定してシャッタースピードを1/15から、露出不足にはなるが1/500まで変えてみたが、やはり電車は止めて写す方が良さそうだ。

上の写真では

絞りF7.1、シャッタースピード 1/250 、ISO25600

が撮影データである。

細かいことを言えばノイズが目立つが、まず、こんなところだ。

2011.12.24.




スイングパノラマ

左よりの尖った白い建物は、みなとみらいに建つインターコンチネンタルホテルホテルで、この写真はコンパクトデジカメDSC-WX30スイングパノラマで撮った。
元の画像は10,480×4,096ドットで180度近い範囲が写っている。

スイングパノラマでは最大256度のパノラマ写真が撮影できるが、これは1,920×1,080ドット 30fps(1秒で30コマ)のフルハイビジョン動画撮影機能をベースにして、つなぎ合わせ合成をしているので縦は1,080でしかない。
この解像度では少々物足りないので、横ではなく縦にスイングすれば写る範囲は狭まるが縦は4,096になる。

スイングパノラマはシャッターを押しながらカメラを動かして撮影する。
撮りたい中心辺りに体を向けておいて、ひねるようにしてシャッターを押し、そのまま体を回転させる。
意外に速く回さないとエラーになるので最初は戸惑った。

縦にスイングするのは横に較べてぐっと難しくなる。
まず、手持ちでは水平線が出しにくい。
さらに、多少上向きを保ったままでとなると一層困難になる。
パンヘッドつき三脚があれば具合が良さそうだが、そんなものは持っていないし大げさである。
結局何度かやってみて偶然に頼るしかない。

スイングパノラマ撮影時はズームか効かず、広角端である35mm換算で24mmに固定される。
おかげで、ご覧のような「空と海」の写真になった。

2011.12.17.




表紙の写真を撮り直してみると
前回、もし写りで勝負するなら別のカメラを持ち出すと書いたが本当に、もっとましな写りになるのか?

各種デジカメで解像度チャートを撮影し、実写と対比した。その結果、コンパクトデジカメは画素数が現在のように1,600万になっても、800万や1200万に較べて画質そのものは特段向上していない。
それに対してデジタル一眼の写りには歴然とした差があるし、かつ、ノイズも少ない。

5年前のDiMAGE X1で撮ったのと同じ状態にして、カメラはマイクロフォーサーズ、レンズは45mm F2.8マクロで撮り直してみた。
マニュアルフォーカスで手前側のドアにある出入口という文字にピントを合わせた
ヘッドライト上には「238」、側面後方には「姉妹都市ハノーバーから広島市民のみなさんへ」の文字があり、両方ともはっきり写すにはF22まで絞らなければならなかった。
そこで側面の文字は無視して238が多少ボケ程度にだが背景ボケがきれいなのが上の写真で、この時の絞りはF5.6である。
ISO800で1/4なので、相当暗い条件で撮っている。

あらためてDiMAGE X1で撮ったカットを見ると、みな良く写っていた。
このたび散々苦労した割に撮れた写真は昔とさして違わなかった。

2011.12.11.




背景のボケ
「おとながたのしむプラモデル」の表紙写真では、背景のミニチュア遊園地の観覧車などが程良く?ボケている。ここでの主役である模型電車を浮き立たるために脇役である背景をボカしているわけで、写真ではよくやる手法である。

この写真は本に書いたようにコンパクトデジカメで撮っていて、具体的には コニカミノルタのDiMAGE X1(2005年8月発売)で、そのCCDは1/1.8インチ800画素、レンズはf= 7.7~23.1 mm(35ミリカメラ換算約37~111mm相当)F3.5~3.8である。今では1,600万画素が当たり前なので、これは古いデジカメということになる。

jpegファイルからExif情報を読み出すと主なところは次のようになっている。

メーカー名 : KONICA MINOLTA
機種 : DiMAGE X1
露出時間 : 1/6秒
レンズF値 : F3.5
露出制御モード : プログラムAE
ISO感度 : 160
露光補正量 : EV-0.7
開放F値 : F3.4
自動露出測光モード : 分割測光
レンズの焦点距離 : 8.70(mm)
画像幅 : 3264
画像高さ : 2448
レンズの焦点距離(35mm換算41(mm)
シーン撮影タイプ : 標準
ゲインコントロール : High gain up
コントラスト : 標準
彩度 : 標準
シャープネス : 標準

-0.7EVの露出補正をしているが意図したものではなく、いつも通りの設定でシャッターを押しただけであり、マニア用カメラやレンズでなくとも同じように撮れる。

上の写真は同じ時に撮った別カットで、こちらは焦点距離23.10(mm((35mm換算111(mm)で露出などはほぼ同じだが望遠側で撮ったので背景のボケはより大きくなっている。
カメラに詳しい人ほど、とかくボケを云々しがちで、レンズは焦点距離が長く、開放F値が小さくなければいけないような言い方をする。しかし、そのようなレンズは、大きく、重く、かつ、とても高価である。
コンパクトデジカメのような焦点距離が短いレンズであってもボケが大きいのは、縮尺が1/87で全長125mmほどの模型電車を接写しているからである。

これらの写真でノイズが目立っと言われれば、その通りだが、それはほんの些細なことである。
もし写りで勝負するなら、NやCのデジタル一眼ではないが、別のカメラを持ち出す。

ボケのコントロールは撮影後パソコン上での画像処理でもできる。
また、背景ぼかし機能を持ったコンパクトデジカメ(例えばCASIO EX-ZR15)なら撮影時にコントロールできるらしい。
原理的には、故意にピントを外した画像と合成すればいいのだが上手くいくのだろうか?

何時も持ち歩いているデジカメに残っている画像約700枚を、背景(前景)ボケがあった方が良いかをチェックしてみた。
日記代わりの日常記録のせいもあるが、そのようなカットはなかった。
表紙の写真のようにボケに必然性が感じられるのは例外中の例外である。

2011.12.4.




マイクロトマト
シロップに浸したスポンジケーキを覆うのは生クリーム、散りばめられて赤いのがトマト、そして、てっぺんに一個だけちょこんとあるのがマイクロトマトで直径は5mmほど、恰好や色、そして、味もトマトそのものだった。
横浜ワールドポーターズ2階 セレブ・デ・トマトのランチビュッフェ(2,300円)のデザートである。
この店はトマトを売りにしていて、ランチは決して高級ではないが、味に対するセンスが抜群で、デザート然りだが、コースのメインである和風スパゲッティもとてもおいしかった。

トマトといえば大嫌いな人が多い。
この店は一時期営業していなかったので、トマトでは、やはり無理なのかと残念だった。
しかし、いつの間にか復活を遂げていた。
ただ、メニューはかなり変わった。

マイクロトマトは愛知県で誕生し、今のところ生産農家は10軒足らず、少量しか出回らない稀少なトマトトとのこと。
トマトは品種改良のおかげで、昔風の青臭いものは影を潜め、糖度が高く甘いさを売りにするものも出回っている。
そんな中でマイクロトマトは一種の変わり種といったところだろう。

2011.11.27.




ウォシュレット交換
ウォシュレットはTOTO製 温水洗浄便差のことで同種の製品はINAX、パナソニック、東芝、日立などから出されている。
現代家電の基礎 温水洗浄便差とは
新築住宅では普及率が70%以上と言われているが、近年では火災、感電、漏水などの事故が起きるようになり、メーカーおよび業界団体では10年を目処に点検や取り替えを勧める告知をしているそうだ。
Wikipedia温水洗浄便差

では、取り替えはどんな風にしたら良いのだろうか?
以下、TOTO製品での実例である。

TOTO:ウォシュレット 購入前のチェックポイントは新たに購入する場合であって、交換は至って簡単である。
これを見れば分かるように水洗トイレは便座、温水便座、そして、貯水タンクの3点で構成されている。
これらの品名ラベルを見れば、例えば便座はC780、タンクはS791Bのように型名が分かり、寸法はTOTO:アフターサポート トイレの型番・品番で知ることができる。
取り替えであれば型番だけで十分である。

TOTO製品は、購入するのが工事店か家電量販店かで扱う製品が違っていて、量販店で買える品種は限られている。
量販店扱い製品の価格は1万円台から5万円くらいで、取り替えには、例えば取り外しに3,150円、取り付けに6,300円がかかるので、プラス1万円くらいが総費用となる。

Yカメラで買ったのはTCF326で、これは約25,000円だったので取り替えには35,000円ほどかかったことになる。
翌日に工事できるとのことだったので直ぐにやってもらい、雷取り替え工事時間は30分ほどだった。
古い便座の回収はしてくれなかったので地方自治体の有料回収に回すことになるが、取り替え終わったころに廃品回収業者がちょうど通りかかったので1,000円で持って行ってもらった。

室温20℃、便座ヒーター 中、温水温度 中の設定で、消費電力は10~15W、温水用ヒーター動作時は250Wくらいだった、
貯水タンク容量0.78リットルを所定の温度に上げる250Wと電力が大きい時間は2~3分くらいだった。
就寝時 例えば午前1時から6時間だけ自動で電源を落とす設定ができるので、古い製品に較べると全体に省エネになっている。

前にウォッシュレットは10年使って修理したのは水漏れがひどくなった1回だけだったと記憶している。
その後にも、ポタ落ちは続いていたが交換でそれがなくなった。

2011.11.20.




チョッキンチョッキンチョッキンナ
庭の木がぼうぼうになった。
植木屋さんを頼んだが、中々来てくれない。
10月の半ばくらいにはということだったが11月になってしまった。
ヤキモキしていたら突然電話があり、これから行くという。
地図ソフトで検索したルートを送ってあるが所要時間は40分だった。
1時間くらいでと言っていたが待てども暮らせども来ない。
コンビニや、自転車屋、道々尋ねてやっとたどり着き、所要時間は2時間超。

日が短くなり、もうすぐ暗くなってしまう。
早速、頬かむりして仕事に取りかかる。
バサッ、バサッ、バサッ、枝を切る音が力強い。
チョッキンチョッキンチョッキン、テンポが良く、リズミカルだ。

名人だー。

大して植木があるわけではないので、またたく間に木という木は丸坊主になっていく。
当分は手入れしなくても済むように徹底的にと言ったものの、これはやり過ぎではないだろうか。

チョッキン、チョッキン、チョッキンナ。
まだまだいけない、チーパッパではなく、まだまだいくぞ、チョッキン、チョッキン、チョッキンナ。

裏のバカ犬が吠え続ける、ギャンギャンギャン、ギャンギャンギャン。
30分くらい鳴かしておいて飼い主がやっと登場。
ギャンギャン、・・・、ギャン

チョッキン、チョッキン、チョッキンナ・・・。

次の日の夕方のことである。
犬がまたギャンギャン吠え続けている。
もしやと外に出ると、果たして、植木屋さんが、チョッキン、チョッキン、チョッキンナ。
今日は巨大化した夏みかんである。

後門のオオカミ、いや、警備隊長は今日も元気いっぱいだ。
ギャンギャンギャン、ギャンギャンギャン。
ギャンギャンギャン、ギャンギャンギャン。

そんなのにはお構いなし、なんだ犬、こんな犬、チョッキン、チョッキン。

夜もー遅までーー植木屋でござる。
チョッキン、チョッキン、チョッキンナ。

翌日ビックリした。
夏みかんは幹だけ、実は2個だけ、空を覆いつくしていた枝や葉は、きれいさっぱり消えていた。
まだ青いが大きな実が10個ほど玄関脇に山積みになっていた。

周りでは植木をきれいに手入れしている家があり、そうでないところもある。
どっちにしても、ここまで徹底的にやった家は、ない。

ああ、すっきりした。

2011.11.12.




おとながたのしむプラモデル 刊行
おとながたのしむプラモデル
2011年11月10日発売予定

CQ出版社の紹介文です。

鉄道模型では,駅舎や町並みなどの建物などをストラクチャと呼び,走る鉄道車輌とともに重要な役割をになっています.本書では,細かなところまで本物らしくそして組み立て精度の高いドイツ製のプラモデルを取り上げ,その代表的なストラクチャ・モデルの紹介と,オリジナルなLED照明を中心とした電気関係の解説を行います.照明があるとないでは,組み上げたストラクチャの見栄えが大きく異なります.建物内外の照明だけでなく,1日を通して変わる街全体の明るさや色合いもコントロールする事例も解説します.

同社ウェブに、この本を紹介するブログを掲載

2011.11.6.




続 無線LAN AIBOの無線LAN
なぜ無線LANかといえば、それはAIBOだった。
亡き父が飼い主だったAIBOがし寂しく置き去りになっていた。
AIBOはガチャコン、ガチャコンと賑やかな音を立てながら歩き回り、時折カシャと写真を撮っていたのを覚えているので、どんな写真が残されているのかが気になった。

AIBOのオフィシャルサイトは残されてはいるがERS-7M3が最終モデルで、これも2005年に生産中止となった。
手元にあるAIBOはERS-7M2だが、アップデートキットによってERS-7M3相当になっている。
OSとしてはWindows XPまででサポートは打ち切られているので7には対応していない
どちらにしても数年を経た現在、これで新たに無線LANをというのは相当な難航が懸念された。

AIBOの無線LANはユーザーガイド/PC・ネットワーク偏にあるように、まず本体からメモリースティックを取り出して、PCで設定を書き込み、これを元に戻すことで無線LANが働くようになる。
書き込むのは、アクセスポイントのSSID、そして、セキュリティ用暗号化キーの2点だけで、ERS-7Mが対応する暗号はキー5文字のWEP64か、13文字のWEP128のいずれかとなっている。
(セキュリティが強化された最近の標準的設定とは違う)

まず説明書に目を通すと、AIBOが撮った写真を見るのであればメモ-リーティックを取り出して、この中にあるファイルを読めば良いだけであるのが分かったのだ。
つまり、わざわざ無線LANでつなぐまでもなくなってしまった。
それでもAIBOの低い視点からの画像がリアルタイムでPCの画面上で見られそうなのが楽しみで気を取り直してやってみることにした

AIBOは子機なので、その無線LANはそんなに難しくないはずだが、どっこい難航し、何度か断念しかけた。

まず、前回新調した最新の無線LAN親機を活かし、Windows7のXPモードが動くノートPCで試みた。
しかし、XPモードではメモリースティックのドライブが使えず、やむなく本当のXPで動いているデスクトップPCに切り換えた。
セキュリティをWEP64と128に設定しても上手くいかず、セキュリティなしにもしてみたが、それでもつながらなかった。
設定を変えながら試していって、まいってしまったのは、子機3台ともつなぎ直しになってしまうことで、これは相当な手間だ。
そうこうしながら、もし、これでつながってもセキュリティレベルが下がってしまうので、それは避けた方が賢明ではないかと考え始めた。

ここまでで何故つながらなかっただが、設定に問題があったか、設定に問題がないとして、それで本当につながるかだ。
ソニーがAIBOのようなロボットから撤退してから数年になるので、このような接続性については、もはやサポートされていない可能性が高いのでないかと考えている。

改めて調べてみると推奨アクセスポイントがあるのを見つけた。
そこで、AIBO 専用アクセスポイント(親機)を別途設けることにして、せっかく構築したノートPCとオーディオ2台のための無線LANには手を加えないように方針を変更した。

中古店で探したところ、数年前の製品は割に潤沢に並んでいて、推奨品のうちバッファローWZR-RS-G542(004年11月発売)を買ってきた。(2,625円)
さらに四苦八苦したのだが、どうせまたダメだろうと諦め気味だったところでAIBOのアイコンがPC画面に現れたときには、それこそ歓びがわき上がってきた。
思えば、手始めにノートPCを無線LANでつないでから、10日目のことだった。
早速、AIBOが見ているであろう画像をPCに転送して、そこに表示させようとした。
しかし、これにはメールアドレスから始まって(メールが届くとAIBOが読んでくれる)なんやかやと設定しなければいけないのが分かってみると、膨らんだ風船がしぼむように興味は急激にしぼれてしまうのだった。

AIBOは、クリニックモードで動作チェック、センサーチェック、そして、認識チェックを済ませた。
どこにも問題がなさそうなことを確かめた上で、バッテリーを外し、再び眠りにつかせることになった。

5年後、10年後に、どう評価されるかが楽しみだ。
今回動かしてみると、エンターテイメントロボットとしてできそうなことはやり尽くしていると感じた。
動作の速さ、バッテリーのもち、認識性能の向上のようなハードウェア面で改善の余地はありそうだが、流石大メーカーの製品らしい出来だと思う。
AIBOの中古価格は一時期安かったが今ではERS-7M2を10万円以上で買い取る店があるようだ。

無線LANだが、AIBOは子機だし、ホテルなどでノートPCをインターネットにつなぐような使い方も同じく子機になる。
有線であれ無線であれ、子機であれば、殆どの場合、ネットワークを設定する必要はなく、簡単につながる。
これは親機からとなるとハードルは若干高くなる。
今回バッファロー製品で数年前と最近のものとを較べたが、周辺ソフトウェアが改良されたおかげで、やりやすくなっていると感じられた。
ついでながら、ホテルなどの有線LAN端子につないでIPhoneやIPadが使えるようにする無線アクセスポイントが3,000円くらいで売られている。(例えばELECOM Logitec LAN-W150n/RIPS
これは小さくて軽い上に割と簡単につながりそうなので役立つ人もいるだろう。

2011.10.30.




無線LAN
自分の部屋では1m、10m、そして、15mと3本のLANケーブルで4台の機器をつないでいる。
ケーブルの数が足りないので使用頻度が低い2台はその都度つなぎ替えている。
長いケーブルは邪魔になることがないではないが、それほど気にならなかった。
また、つなぎ替えも頻繁ではないので、これも面倒というほどではなかった。
しかし、あるきっかけから無線LANを取り入れることにした。

無線LANを全然やったことがないわけではなく、数年前だったが、当時はセキュリティをかけていない他人のアクセスポイントにつなぐことができた。
自分のところよりスピードが速いので快適だったが、その人のPCの中まで覗けそうなので止めた。

馴染がなかった無線LANだが、簡単にまとめるとこんなことになりそうだ。
==========================================
●インターネット接続の流れは上流からモデムルーター、そして、無線LAN親機と子機の順になる。
●モデム、ルーター、無線親機が一体化されたものが多く使われている。
(プロバイダからのレンタル機器には月額いくらかで無線機能が有効になるものがある)
●現にLANケーブルによる有線LANが働いているのであれば、優先接続の無線親機を追加するのが手っ取り早い
IEEE 802.11b, g, nは広く普及している無線LAN関連規格で、この順で通信速度は速くなる。
(gで最大54Mbps(7M Byte/秒)、nの製品で150Mbpsないし300Mbps)
●親機と子機とは、複数のチャンネル(例えば23チャンネル)の内空いているチャンネルを利用して交信する。通信速度は親機、子機の遅い方で決まる
WiFi(ワイファイ、wireless fidelity)は、 Wi-Fi Alliance によって無線LAN機器間の相互接続性を認証されたことを示す名称、ブランド名であって、通信規格としてはIEEE 802.11a、/IEEE 802.11bを利用している。
●無線LANの設定をするのに有線LANで接続できているのが前提になる?(有線で無線の設定をした)
●電波が届く距離はケースバイケースだが40mと子機にあった。
実際のところ周りの家からの電波はかなり強いものがあるし、1階に親機を置き、2階で接続できたので、そんなものかな感じる。
==========================================

メインのPCは有線接続のままにすることにして、まずノートPCを無線接続にすることにした。

ルーターからLANケーブルでつなぐ無線親機として、子機との接続がしやすそうなAOSS機能を備えたバッファローWLAE-AG300Nを選んだ。
ノートPCに付属するCDROMから関連ソフトをインストールして、多少のことはったが割とすんなりつながった。

10mと15mのLANケーブルにつながっていたのはソニーのHDD搭載ミニコンポNETJUKEと、同じくハードディスクレコーダーつきCDプレヤー ソニー NAC-HD1である。
これらをインターネットに接続していれば、時刻合わせとCD内容(曲名)が自動で取り込まれるので重宝している。
これら2台はAOSS機能つきUSB接続の子機なら大丈夫だろうと高をくくっていたが、やってみたら上手くいかなかった。
調べてみるとバッファローとソニーとが提携していて、専用品でないとつながりそうもないことが分かった
WLI-U2-KG54はIEEE802.11g時代(3年くらい前?)の製品で、すでに販売は終了している。
では現行製品でどうすればいいかといえば、ここににあるように、LAN端子無線機器を利用くださいとある。
そのひとつとしてあげられているWLI-TX4-Gは1つのLANポートが無線接続で4つに増えることになるので都合が良い使い方がありそうだ。

専用品は入手不能ので、まずWLI-TX4-G 1台を買って、LANケーブル2本で2台のオーディオコンポにつないだ。
ここまでで有線接続のままにするメインPCは別にして、ノートPCと2台のオーディオ機器は無線接続できた。

さらに、これはラッキーとしかいいようがないが、中古店でWLI-U2-KG54-AI元箱入り未使用品を見つけた。(1,050円)
これをNETJUKE に取り付け、WLI-TX4-GはNAC-HD1だけにつなぐようにした。
また、これら子機の電源は使うときだけオンさせるようにした。
(USB接続のWLI-U2-KG54-AIはNETJUKEをオンしたときだけ働き、WLI-TX4-Gの電源はNAC-HD1と一緒に動くアンプの電源連動AC出力からとった。WLI-TX4-Gのアイドリング時消費電力は実測で1W、WLI-U2-KG54-AIは分からないが触った感じではより小さい)

以上でさらに1本のLANケーブルが不要となり、10mと15mの長いケーブルは両方ともなくなったし、つなぎ替える手間も要らなくなった。
まずは、めでたし、めでたしではあるが、しかし、敢えて無線LANを導入してまでやる意味があったかといえば否というのが正直なところだ。

では、何をやりたかったのか?

つづく

2011.10.23.




パソコン遊び2011 その5 ミニITX スピードと消費電力
これまで、ここに掲載したPC、そして、今回のミニITX3台ででSuper Π 104磨桁を計算するのに要した時間を較べてみよう。

①~③はデスクトップPC
④~⑦はノートPC
⑧~⑩は今回のミニITX(名前は区別するために付けた)

メモリーなど計算時間に影響する要素があるが敢えてそれらを無視してCPU、クロック周波数、そして、コア数だけに注目する。

購入は2004年から2011年の7年にわたり、その時点での性能が大体どの程度であったか、あるいは、どのくらい進歩したかが分かる。

これらのうちEeePC901は、ノートPC低価格化のきっかけになったもので性能は低いが、他は標準ないし少し速いくらい。

購入 CPU Clock コア数 Superπ(秒)
デスクトップ旧 2007 Core2Duo E6750 2.66GHz 2 19
デスクトップ改 2011 Core i5-2390T 2.7GHz 2 11
デスクトップ現 2011 Core i5-2400S 2.50GHz 4 11
ASUS Eee PC 901 2008 Atom N270 1.6GHz 1 94
レッツノートCF-Y2 2004 LVペンティアムM 1.2GHz 1 78
Lenovo G560 2010 Pentium P6200 2.13GHz 2 20
ASUS U31F-RX480 2011 Core i5-480M 2.66GHz 2 14/22*
ミニITX S1* 2011 Core i5-2390T 2.7GHz 2 11
ミニITX S2* 2011 Pentium G620T 2.20GHz 2 16
ミニITX ISK100* 2011 Core i3-2120T 2.66GHz 2 14
⑦はACアダプタ動作時が14秒、バッテリー動作時が22秒


●アプリケーションを動かして、78秒のレッツノートCF-Y2は特に遅いとは感じなかった。しかし、94秒の
ASUS Eee PC 901は、まどろっこかった。これは基準がどこにあるかということになる。
●逆に、どの程度なら十分に満足かといえば、mp3編集のような思い仕事であれば、もっと速ければと感じられ、ここにはない、より高性能のCPUであっても同じはずである。
●CPUのスペックが同じくらいでコア数が2つの②、コア数が4つの③とでは、Superπ計算時間は変わらないので所要時間は単独でのコア性能を現している。
●Superπは別にして、コア数が多くても大多数のアプリケーションは速くはならない。それは複数コアが有効に働かすことができていないからである。画像のようにコア毎に働き具合をモニターできるが、4コア中よく働くのは1つ、2つとなるとぼつぼつ、残りの2つは仕事に殆ど寄与しない。これは、2コアが、やっと当たり前になったとこだからで4個以上が活きるソフトは現状ではごく少数に過ぎない。また、そのような仕事はフルハイビジョン(1,920×1,080)の動画編集や特別なゲームくらいな筈だ。

●まとめると普通の使いかであれば数年前に不満のないレベルも達していたのではと考える。ただし、自分の基準より30%くらい速いと、それは実感できる。(クロックがどうの、コア数がどうのと、新しいPCを追い求める必要はない。ただし、コア数2が現状での必須条件だろう)

消費電力をまとめるが

32インチ液晶テレビ シャープLC-32SC1は実使用時  39W (力率0.67)
60W相当LED電球 7W

を頭に置いて見ていきたい。
上の①から⑩を、影響しそうな構成要素をど返しして実使用状態での消費電力を表にまとめた。

①~③と⑧~⑩は外部にディスプレイをつながなければならず、自分の17インチCCFLバックライト液晶ディスプレイは25W(最新のLEDバックライトの23から24インチで、ほぼ同じくらい)なので、これを加えた数字が総電力になる。

CPU コア数 TDP チップセット Superπ(秒) オフ時 起動時最大(W) アイドル時(W) Superπ計算時(W)
Core2Duo E6750 2 65W G33 19 4.5 116 73 105
Core i5-2390T 2 35W H67 11 3 84 47 72
Core i5-2400S 4 65W H67 11 3 93 48 74
Atom N270 1 2.5W 945GSE 94 0 18 13 17
LVペンティアムM 1 5W 855GME 78 0 25 17 26
Pentium P6200 2 35W HM55 20 0 40 21 35
Core i5-480M 2 35W HM55 14/22* 0 51 8 35
Core i5-2390T 2 35W H61 11 1 57 31 55
Pentium G620T 2 35W H61 16 1 37 18 28
Core i3-2120T 2 35W H61 14 1 43 16 30
④から⑦のノートPCはバッテリーをフル充電しておいて動作させたときの入力電力

●②と⑧とは同じCPUを差し換えている。消費電力の違いは主としてチップセットから来ている。
●②、③、⑧(⑦)のCPUであるCore i5には一時的にクロック周波数を上げる機能があり、このおかげでSuperπ計算時間が短くなるが、この期間の電力は周波数に比例して上がる。
●⑧はケース内蔵電源、⑩はACアダプタ+DC-DCコンバータが電源であり、⑧より⑩の電力が低いのは、このような電源の違いの影響が大きい。
●いずれも内蔵電源である、デスクトップ③と、ミニITX⑧を較べて後者の電力が低いのはチップセット(H67とH61)の影響が大きいと考える。

ミニITX用電源の項でTDPが65Wの2400Sが90W出力電源で動かせるのではないかと書いた。
③のウインドウズ起動時は最大で93Wなので厳しそうだが、②と③の差を基に、⑧で2390Tを2400Sにしたと仮定すれば70Wくらいが想定されるので、それであれば90W出力ACアダプタでもいけそうな感じがする。
ただし、それはACアダプタが十分に信頼できることが前提になる。

PCは動作中に消費する電力は大多数の時間は表のアイドリング時の数字となる。
性能はそこそこ、デスクトップしては電力が低い⑩が16W(CPUを2390Tとしてもほぼ同じはず)で、これにディスプレイの25Wを加えれば41Wとなる。
これは32インチ液晶テレビの39Wと、ほぼ同じである。

⑦のノート(CULV)PCはディスプレイ込みで8W、性能も十分なので、①から⑩で選ぶとすれば、これがベストということになる。
これにしても消費電力はLED電球並みなので、果たしてどちらが生活に役立っているかを考えると難しい。

2ヶ月にわたってパソコンで遊んだ。
意味があったかどうかは心許ないが、それはともかくとしてパソコンいじりは電子工作として一番面白いのではと感じた。
最先端の技術に触れているような気にさせられ、適度に好奇心が刺激され、また神経を適度の使うからであって、これらは典型的な趣味としての楽しみだろう。

ミニITX 完

2011.10.16.




プリンタが壊れた
印刷中にプリンタが止まってしまった。
これまでに経験したことがない状況で、ダイアログボックスが真っ赤でエラーコード5200が出ている。
プリンタヘッド故障のようで、補修期間が生産打ち切り後5年に短縮されたこともあってメーカーによるサービスは受けられないことが分かった。

今までに使ってきたプリンタを振り返ると、これが5台目になる。
最初はシャープMZ-80K(発売1979年12月)用のドットインパクプリンタで、これは16×16ドットだった。
次は、漢字がきれいに印字できる24×24ドットのNEC熱転写プリンタにして、これら2台はモノクロプリンタだった。
その後、カラーの時代になってキヤノンのインクジェットBJC-600(1994年購入)、さらに写真が印刷できるエプソンPM-770C(1999年購入)、そして、今度壊れたキヤノンiP4100となる。

過去31年で5台使ってきたので数年で取り替えてきた計算になる。

iP4100を買ったのは2005年1月で、店頭でモノクロプリントがあまりにきれいだったのと、プリンタらしくないデザインが気に入って衝動買いした。
使用期間は6年9ヶ月、実績からすればそろそろ替え時ともいえる

困るのは交換用インクを切らさないようしていることで、何とかこれを活かせる機種がないかとさがしてみた。
しかし同系機種は中古でしか手に入らない上に、それらには手を出さない方が賢明といえそうだ。
知らなかったのだが、それは、インクジェットプリンタ特有の廃インク吸収体の存在である。
これは、インクを噴射するノズルの詰まりを防ぐためにインクを空打ちさせていて、これが廃インク吸収体に吸収され、やがてこれがいっぱいになってしまう。
そうなると、自分でプリンタを分解して吸収体を洗えなくもなさそうだが、一般的にはメーカーに出して交換してもらうことになる。
どのくらいでいっぱいになるかは使い方次第だが(インクカートリッジ10セットくらいか?)中古となれば、そのあたりは知る術もない。
結局、手持ちのスペアインクはあきらめざるを得なかった。

ちょうどプリンタが活躍している時期でもあり、後継機種のiP4930を後釜にすえた。
細かい改良が施されているが、機能、使い勝手はほぼ同じ、説明書なしで動き出した。
インクカートリッジ1個1個にLEDがついたのと、両面印刷が速くなったのに気づいた。
インクが乾くのを待って、もう一面の印刷に移るのでインクが改良されたのだろう。

もはや電源すら入らなくなってしまったiP4100は捨てるしかない。
分別収集のプラスチックゴミにすべく解体することにした。
心臓部に当たるメカは金属主体だが他はほとんどプラスチックで本当によく出来ていて、これが1万円台だったということは大モデルチェンジした当時は利益が出なかったのではないだろうか。
プリントヘッドとインク吸収体とを交換する費用は9,000円程度のようだが、それで10年も15年も使われてはかなわないので補修期間が7年から5年に短くなったのかも知れない。

今度のiP4930ではインクカートリッジが小さくなったようでインク代が気になるが、これは致し方ないのか。

追記
日本郵政では主要郵便局に使用済みインクカートリッジ回収ボックスを設置している。(共同回収


2011.10.10.




パソコン遊び2011 その4 ミニITX用電源
ミニITX PCはノートPCより大きくなるので、性能としてはそれ以上を目指すことになる。
結果として消費電力は一般的なデスクトップPCよりは小さいが、ノートPCは大きいという線に落ち着くことになる。
そのため電源はデスクトップのような本体内蔵だけではなく、ノートPCのようなACアダプタでも動かすことができる。

ISK100には19V 90W出力のACアダプタが付属していて、さらにこの出力を受けてPCを動かすために直接必要なDC 12V、5V、3.3Vを出力する基板がケース内にある。
前者のACアダプタはAC-DCコンバータであり、そして、後者はDC-DCコンバータとよばれる。

ISK300-150では電源はケース内に収まっていて、これはAC-DCコンバータとDC-DCコンバータとを一体化したもので、この出力は150Wである。

PCの性能は消費電力との兼ね合いになり、性能を上げれば消費電力は増えることになる。
2つのミニITXケースの電源は、どうして出力が90W、あるいは、150Wなのだろうか?

デスクトップ用インテルSandy Bridge CPUには性能が上位からCore i7、i5、i3、さらに、ペンティアム、セレロンと幅広い品種があり、これらのTDP(CPUの消費電力の目安)は95W、65W、45W、35Wのいずれかである。
これらのうち性能と消費電力との兼ね合いで、TDPが35WのCore i5 2390T、Core i3-2120T、ペンティアムG620TあたりがミニITX用として順当な選択肢で、さらにTDPが65WのCore i5 2400Sあたりも欲張ってみたい気がする。
これら3種のTDPが35WのCPUをミニITXケースに実際に組み込んで、どのくらいの消費電力となり、性能はどの程度かを検証してみたいと思う。
またTDPが65WのCore i5 2400SはマイクロATXとしてCore i5 2390Tと較べてみたい。

その前に本題の電源に戻り、TDPが35W、あるいは、65WのCPUを使った場合、PC全体ではどのくらいの電力となるのだろうか?
まず、参考までにACアダプタで直接動くミニITXマザーボードDH61AGの
Intel® Desktop Board DH61AG Technical Product Specification71ページを見てみよう。

ここではTDPが35Wと65WのCPUについて、PCの構成要素毎の電力から全体の電力を見積もっている。これは大変興味深い資料で、何がどの程度の電力か、さらに、使用率(Util)が、どのくらいかを考えれば良いかを示している。

細かいことはさておき、ここではPCとしての全電力は
TDPが35WのCPUでは99.7W
TDPが65WのCPUでは177.17W

となっている。ここからLCDディスプレイのバックライト分を除外し、RAMを2GB×2に統一し、さらにスピーカ分を差し引くと
TDPが35WのCPUでは99.7W
TDPが65WのCPUでは135.3W

となり、ACアダプタの出力電力は、この80%なので(効率が80%)
TDPが35WのCPUでは79.8W
TDPが65WのCPUでは108.2W

となり、めでたくもTDPが35Wなら90W(出力)電源で、TDPが65Wでも150W電源でも十分ということになる。

ただし、本当にここまで必要かといえば、多くの場合には、もっと少なくても済む。
というのは、TDPが65WのCPUはコアが4つなのだが、全部をフルに活かすアプリケーションは現状では少なく、われわれが使っているのはソフトでは、せいぜい2つのコアにしか動かない。
そこでTDPが65WについてCPU分を半分にしてみると
TDPが65WのCPUでは77.3W

まで小さくなり、これなら90W出力のACアダプタでも動作は可能ということになる。

ついでにTDP35Wでも同じことをしてみると(4コアはないが2390Tは4スレッド)
TDPが35WのCPUでは67.2W

で、これが無謀な数字かといえば、そうでもなく、次回に示すように、むしろ現実に近い数字とも言える。

以上をまとめると
90W電源ではTDPが35WのCPU
150W電源ではTDPが65WのCPU
を、かなりの余裕で動かすことができるということなる。

ここでPCが動かすための電力にこだわったのは当初TDPが65WのCore i5 2400Sを90W電源のISK100に組み込もうとしたのがもう一つの理由だ。
以上のような目算で、十分に行けそうな心証はあったが、結局のところTDPが35WのCore i3 2120Tが収まり、2400Sはデスクトップに回した。
こうなった理由は電力ではなく、ちょっとした勘違い(失敗)があっためなのだが、危ない橋は渡らずに済んだのかも知れない。

写真左はISK100付属のACアダプタで出力は19V 4.74A(90W)でデルタ製、パネルにVが印字されていてEfficiency Level 5を満足していることになる。

右はDH61AG用バッファローコクヨサプライ BSACA01DL19(デル用で、出力プラグは外形7.4mm/内径5.1mmと、かなり特殊))出力19.5V 90Wで、こちらにはEfficiency Level Ⅳ(4)とある。

Efficiency LevelはACアダプタの効率に関する規格であって

Efficiency Level Ⅳ 出力51~250Wなら効率は85.0%以上
同 Ⅴ 出力49W以上では効率87.0%以上

と規定されている。この効率は100%出力時であって、これより出力が小さければ下がるので、これを見越してDH61AGの資料では80%としている。

出力90Wで効率が87%であれば、入力電力は103.4W、電源の発熱として消費される(無駄になる)電力は差の13.4Wとなる。また、効率が80%なら、入力電力は112W、電源の損失は22Wとなり、8.6Wだけ大きくなり、率にすればプラス77%ということになる。このような電源の損失は電源の温度を上げ、ひいては寿命を縮めるので電源の効率は、とても大切である。

なお、このようなエナジースターの規格はさらに上を目指すはずだったが、Ⅴの段階で規格を外れる製品が多く見つかったこと、そして、電源効率の向上に一定の役割を果たしたとの理由で今ではなくなっている。

最後に電源内蔵かACアダプタか長短をまとめておく。
●内蔵は動作の安定性では有利だがケース(PCとして)は大きめになる
●ACアダプタは効率が高くできるので省エネになる可能性がある。
デスクトップ用ATX電源は12V、5V、3.3Vを巧妙な回路で出力してきた。そのために価格を安くできるが効率という点では不利だった。しかし80PLUS認証が広く浸透し、効率を上げなければならなくなったために回路は変わってきたPC電源のツボは、その例で、ACアダプタ プラス DC-DCコンバータという構成になっている。

●ACアダプタについて
150W出力のFSP Group製ACアダプタは167×66×38mmと,かなり大きく、表面積を計算すると39,752 sq. mmとなる。
90WのBSACA01DL19は126×51×31mmから表面積は23,826 sq. mmとなり、放熱に関係する表面積は出力に大体比例していることが分かる。ただし、90WくらいであればノートPC用として大量に流通しているのに対して、150Wはかなりの少数派で特殊な電源といえる。ちなみにISK300-150内蔵電源(Flex ATX 150W)の大きさは129×84×40mm(写真から推定)くらいで、同出力のACアダプタと大きさはそれ程違わない。しかし冷却ファンを持っているので密閉されたACアダプタより内部温度は低くなるので、より長寿命が期待できる。

出力108Wなのに120Wと称して売られている電源があった。
これは110Wとすべきなのだが、それは別にして、ここで取り上げたACアダプタには問題はないと思うが、一方で、あきれるくらい粗悪な製品が出回っているようなので要注意である。

電源はPCを安定して動作させ、トラブルなど起こさないための要である。
特にACアダプタについては情報をしっかり収集して、怪しい、あるいは、不審な電源には決して手を出さないようにしてもらいたい。

2011.10.2.




パソコン遊び2011 その3 ミニITX用ケース
マザーボードの大きさが170×170mmなのでPCは相当小さくなるはずだが、実際のところはなかなか厳しく、鍵はケースの選択にある。

今は245×245mmのマイクロATXマザーボードを巾×高さ×奥行きが260×190×320mmのアンテックNSK1300(後継はNSK1380)に組み込んでいる。
このケースは拡張ボードを増設できるマイクロATX用ケースとしては最小で、これには薄型ではない普通の光学ドライブ、そして、3.5ハードディスクを組み込んでいる。
この大きさを基準として、ミニITXでどこまで小さくできるかである。

できるだけ小さい5つのミニITX用ケースを取り上げる。

写真の3つは
●上段 アンテックISK100・・・①
245×70×212mm
●中段 ENtiny NT-MC300・・・②
255×126×225mm
●下段 アンテック ISK300-150・・・③
228×90×328mm

で、いずれも巾と高さは横置き状態での寸法だが、ISK100とISK300-150には縦置き用スタンドが付属しており、ISK100は縦置きが標準となっている。

写真にはないが、もう2つを紹介すると
Lian Li PC-Q09・・・④
265×110×200mm
AOpen S145A-160BK・・・⑤
268×70×318mm

これらについて、ポイントをまとめると次のようになる。
品名 巾×高さ×奥行き 薄型光学ドライブ内蔵 3.5インチHDD内蔵 PCI Expressカード収納 電源 ケースファン 参考価格(円)
アンテックISK100 245×70×212mm ×(代わりにフロントパネルにUSB端子が4つあり) × × 90W付属 100mm 10,000
ENtiny NT-MC300i 255×126×225mm オプション 80mm+50mm 11,000
アンテック ISK300-150 228×90×328mm × 150W内蔵 80mm 10,000
Lian Li PC-Q09 265×110×200mm × 多分× 120W付属 80mm 18,000
AOpen S145A-160BK 268×70×318mm 160W内蔵 60mm 6,000

●どれも2.5インチドライブ1台は内蔵可
●電源付属とは、外部ACアダプタと内部DC-DCコンバータと合わせて電源となり、消費電力を小さくできる可能性がある。
●③と⑤のように電源を内蔵すれば奥行きが300mm以上になってしまう。ただし150Wや160Wを出力できるのはそれなりのメリットがある。
●ACアダプタで動く①②④では奥行きは220mmくらいに縮まる。
●②は組み立て式だが、そうする必然性はなく、④PC-Q09の方がしゃれたデザインなのと合わせて、そちらにしたすればよかった。
●⑤はファンの径がケース60mm、電源ファンが50mmと小さいので騒音を懸念される。
(例えば径60mmのファンが80mmと同じ風量を得るには回転数を1.78倍に上げなければならない)
●ISK100とISK300-150には2台の2.5インチドライブが組み込める。NT-MC300iは2.5インチ、あるいは、3.5インチのいずれか1台とされているが、3.5インチ/2.5インチ変換アダプタを使えば、2.5インチだけなら2台が入りそうだった。
●S145A-160BKは仕様で3.5インチ1台とされているので2.5インチなら変換アダプタが要るだろう。

まとめると
●ミニITX ではノートPC用薄型(スリム)光学ドライブ(バルク品は3,000円くらい、電源とデータとを一体化したスリムドライブ用SATAケーブル要)と2.5インチハードディスクが似合っていて、そうでないとケースの高さは同じになってしまう。
●薄型にしろ光学ドライブを組み込むのであれば、巾はディスク径5インチ+αで250mmくらいになってしまう。
●拡張ボードを収めるか否かも影響をする。

① から③にはTDPが35WのCPUを組み込んだが、これに付属するCPUクーラーの高さは29.5mmである。もしTDPが65WのCore i5-2400Sにすれば、付属するファンの高さは44.5mmと15mm、だけ高くなる。高さが70mmしかない①と⑤ても、ぎりぎり収まりそうな感じがする。

組み立てやすい、2.5インチドライブ2台が収まる、他の理由で
●アンテックISK300+150 228×90×328mm 薄型光学ドライブと拡張ボード1枚収納可
●同アンテックISK100 70×245×212mm光学ドライブ外付け、拡張ボード1枚収納 不可
がベストチョイスと考えている。

現マイクロATXが260×190×320mmなので薄いだけのISK300-150でもかなり違って見える。またISK100は雰囲気ががらっと変わり、最もミニITXらしいといえそうだ。ただし、この組み立て説明は不親切で、どうしたものか迷ったが、それはそれで、また面白いところだった。

続く(次回はミニITX用電源)

2011.9.26.




パソコン遊び2011 その2 インテル製ミニITXマザーボード
マザーボードにCPUとメモリーを取り付け、これをケースに組み込み、さらにハードディスク(SSD)や光学ドライブを取り付け、これらをケーブルで接続する、こんなことをパソコンの自作と言っている。
マザーボードには大きい方からATX、マイクロATX、ミニITXが規格化されていて、過去を振り返ると、パソコンの自作を始めたので1999年で、この時はATXだった。
当時の資料として、例えば「インテルに学ぶ CPUの科学 その1 ATX PC静音化実験編」が残っていて、ここにあるように今になれば巨大としか言いようのないATX PCが2台も出てくる。
この頃には違和感はなかったが、次第にPCの自作とは疎遠になり、大きいのは敬遠するようになっていった。
2005年には、当時流行っていたキューブ(マザーボードはミニITXに近い)に切り換えたが、これは信頼に足るものではなく、2007年にマイクロATXに移行し、現在に至っている。

最初のATXではマザーボードの機能は最小だったので、グラフィクとサウンドカードを足さなければならなかった。
しかし、これらに加えてLANなどは必要な機能の殆どはマザーボードに集約されたので、今では特別なゲームでもしない限り、何も追加しなくて済むようになった。

写真にある2枚のマザーボードは大きい方が比較のためのマイクロATX(245×245mm)、そして、小さい方(右)はミニITXで大きさは170×170 (mm)で面積は約半分となっている。(ATXは305×244mm)
ディスプレイ一体型デスクトップに採用されていることから察っせられるように、一般的な使い方ならはこれで十分だし、チューナボードを増設すればテレビパソコンにもなる。
取り付けるCPUを選べば、その性能は、例えば2007年のCore2 Duo E6750 (2.66GHz)に較べて格段に優れ、小型PCが実現できる。

ミニITXのマザーボードは各社からは出ているが、種類が豊富なのがインテル製で4種類が手に入る。共通するのは、最新のUSB3.0があるあたりくらいで、それぞれに違った性格付けがされている。
これらの内で、現在の性能レベルをそつなく取り込んだのがDH67CF、スマートフォンとの連携を打ち出したのがDQ67EPで、これらに魅力を感じる人が多いだろう。
そして、最新機能はさて置き、パラレルポートやPS/2ポートを備え(ヘッダだけだがRS232Cも)、古くからのユーザを意識したのがDH61DLで、価格はこれが最も安い。
さらに、DH61DLに近い内容ながら別売ACアダプタで動くのがDH61AG(これだけはメモリーがSO DIMM)となっている。

●マザーボードDH61DLとDH61AG
●CPUは最新のSandy Bridge(サンディブリッジ)でTDPが35Wと一番小さいCore i5 2390T、Core i3 2120T、ペンティアムG620T

として、
●自作デスクトップPCをどの程度まで小型化できるか
●消費電力と性能のバランス

を簡単に検証してみたいと思う。

この頃はPCの省電化が流行っている。
ここでは、そんなに大したことをするつもりはなく、素朴な疑念として、ラジオが1W未満で動いているのに対して、先の結果であるアイドリング時47Wというのは60W相当LED電球6~7個分に相当し、それは余りにも大き過ぎると感じるからである。

2011.9.19.




パソコン遊び2011 その1 Windows XPを新規インストール
友人のパソコンは最近調子が悪いそうで、最悪では起動時に止まってしまうそうだ。
OSはWindows XPで、大分長い時間にわたり、特に動画編集に力を入れてきた。
何が原因かを突き止め、解決するのは難しそうなので、この際パソコン自体を新調した上でOSのインストールからやり直すことにした。
手持ちのソフトはXP時代のものなので、最新のハードウェアにXPを新規にインストールすることになる。

残してあるXPはSP!、SP2、そして、SP3のいずれでもない最初期のもの(無印)である。
これで困るのは無印はハードディスクが137GBまでしか対応していないことだ。
現在手に入るハードディスクは、大体のところ、2.5インチで320GB、3.5インチでは1TBが最小なのでフォーマットができないことになる。
正規のインストールCDを持っているのが前提になるが、SPと統合できるフリーソフト「SP+メーカー」があり、これを利用させてもらえばXP SP3相当のインストールCDが出来上がることになっている。
正直なところ、そんなことが出来るのか半信半疑だったが、これは良くできたソフトだった。
これでハードディスク容量は気にしなくて済むことになった。

実際にインストールを始めてみると、困った問題が頭をもたげてきた。
それはXP登場時と現在のハードウェアの違いからくるもので、具体的にはハードディスク、そして、キーボードとマウスだった。

まずインストールの初期段階でードディスクが認識できなかった。
ここで使ったマザーボードはインテルのMini ITX規格のDH61DLで、このトラブルシューティングにはOSに関連する問題がいくつもみられる。
これを見つけるまでは、何が起きているかすら皆目見当がつかず途方に暮れたが、これによりBIOS設定をIDEに変更して、やっと先に進むことができた。

さらなる難関はキーボードとマウスだった。
XPの時代には、これらはPS/2という丸形コネクタで接続していたが、今ではUSB接続が普及したために、この規格は過去のものとなった。
BIOSの設定はUSBキーボードでできるが、SP3相当にしたとはいえXPのインストーラは元のままなので、本物のPS/2キーボードでないとインストール段階の選択ができないのだった。
これにも困ったが幸いにして古いキーボードが残してあったので事なきを得た。

またまた立ち往生したのはマザーボード関連ドライバのインストールだった。
これも変換アダプタをつけたUSBマウスでは反応しない。
PS/2マウスは、とうの昔に捨ててしまったので、やむなく買いに走る羽目となった。
今時、ボールを転がすようなマウスであって手に入るのはありがたかったが、要るのは今だけなので損した気分もする。

以上のハードディスク、キーボード、マウスの件はXPゆえのトラブルであり、Windows 7なら全然問題なしである。
DH61DLは、このような事態を予測して選んだわけではないが、1つだけだがPS/2ポートを持っている。
そのためにPS/2キーボードやマウスをつなげたが、もし無いのであれば、手動でのドライバ組みなどの対処法はあるだろうが相当手間取っただろう。

一昔の前のOSであるWindows XPを新規インストールするのは、それなりに覚悟がいる。
なお、ここで取り上げた問題はインストール時に起きるのであって、インストール完了後にはUSBキーボードやマウス、そして新しい仕組みを取り入れたハードディスクも全て当たり前に働いてくれる。
また、SP3もどきではなく元々SP3であればインストール時にもUSBキーボードやマウスが利用できるようだ。(ここがポイント!最新PCへのWindows XPインストール

2011.9.11.




Windows XPと7とのデュアルブート
Iさんは、20年ほどで何十台ものPCを組み立て、そのうちの何分の1かは稼働中だそうだ。
こんなに多くのPCが、なぜ必要なのかと言えば、大分前の作図ソフトやマクロを動かすためで、これらのOSとして古いものではWindows NTや2000まで使い続けている。
専門的なソフトがバージョンアップすると必ずしも以前のファイルがそのまま活かせるわけでもないので、そんな風にせざるを得ないのも分かるような気がする。

自分も2001年登場のXPがメインにしている。
そろそろサポートも終わりそうなのだが、新しいOSに移行するには相当な精力をかたむけねばならず二の足を踏み続けている。
Windows 7でXPモードというのも試してはみてXPでしか動かないソフトも、これなら動くのをやってみた
ただ、これは2台のPCを動かすのと同じで、7を立ち上げた上で、さらにXPモードを動かすので手間がかかる。
Iさんと話した後で考えた。
XPはそのままで使い続けよう。
ということで、今のPCでWindows XPと7とのデュアルブートさせることにした。

これは比較的簡単で
●ハードディスク一台を追加する(1台で複数のパーティションを設けるのは止めよう。ハードディスクは2.5インチでも3.5インチでも5,000円くらいで買える)
●XPをインストールしてあるハードディスク(データケーブル)を外す
●新しいハードディスクをつなぎ、これにWindows 7をインストールする
●両方のハードディスクをつなぎ、どちらのOSを起動させるかは立ち上げ時のBIOSで切り換える

追加するハードディスクはUSB接続であってできるはずだが、市販パソコンでBIOSでの切り換えができるかどうかは分からない。

BIOSでの切り換えは自分のパソコン(マザーボードはギガバイトGA-H67M-D2-B3))では、どのように操作するかを参考まで書くと
●DELキーを押しながらPCを立ち上げる(再起動させる)
●Advanced BIOS FeaturesのHard Disk Boot Priorityで起動させたいハードディスクを選ぶ
ということになる。
●以降、この操作をしない限り同じOSが立ち上がる

これでWindows 7がメインPCでも動くようにした。
これは近い将来サポート切れ(2014年といわれている)でウィルスに悩まされるのを心配するからなのだが、Iさんのところの、うんと古いOSの方が、かえって安全なような気がしてきた。
ウィルスを考えているような人は、きっと新しもの好きだろうし、だいいち新しいPCに枯れたOSは入らないのだから。

2011.9.4.




ますます身近になったLED照明
自分の部屋ではダウンライト4個のうち一個は電球型蛍光灯のままだった。
近くのダイエーで60WLED電球が998円で売っているのを見つけので、これも代えようという気になった。

これはサンクン(EUPA) TK-UL016L(電球色)で、パナソニックが450ルーメンに対して420ルーメンと少しだけ暗い。
金属部が立派で、ずしりとした重みがあり、何か得した気分になった。
点灯させると、光源としては多少暗いが、光りに広がりがあるので照明としては差がないようだ。
注意書きに「密閉型には対応しない」と明記されているのには好感をもった。
(密閉型は温度が高くなるので放熱が厳しくなる)
気になるは本当に40,000時間も持つかどうかで、いずれ結論が出るだろう。

ダウンライト用E17口金に斜め取付け専用タイプが出てきた。
これは横向きの取り付けても実質的な明るさが落ちないように工夫されている。
(詳しくはインプレス家電ウォッチ参照)
調光対応品もあり、初期の製品に較べて、光度も上がったのと相まって格段に明るい。
さらに、調光できる範囲も拡がり、クリプトン電球と変わらなくなった感じだ。
ただし、5,000円くらいするのは前のままで、いかにも高過ぎる。

近くのセブンイレブンでは天井の照明が全面的に蛍光灯からLEDに代わった。
電球ではなく、テープ状LEDで、多少暗くはなったがまんべんなく光りが行き渡り、新しい照明という雰囲気になった。
このLED化のための電気工事は2日にわたり2~3人がかりでやっていたので、お金が相当にかかっただろう。
対して、近所のスリーエフは蛍光灯のままで、節電のために一部を消灯しているのは物寂しさを覚える。

少し前には商業施設などでLED照明は珍しく、見つけるとうれしかった。
セブンイレブンがLED照明になって、時代は一気に変わったようだ。

2011.8.28.




ラジオ体操
夏休みといえば思い出されるのが、日記、宿題、そして、ラジオ体操だ。
朝6時半までに近くの広場に集まり、放送に合わせてみんなで体操をした。
首からカードをぶら下げていくとお兄さんがハンコを押してくれた。
ハンコの数に応じて、ご褒美がもらえるものでせっせと通ったものだった。
当時は夏休み中ずっと、やがて休みの始まりと終わりの10日だけになり、今ではやっていないようだ。
それでも放送は朝6時半から続けられているし、この夏も各地で夏期巡回が行われている。

ずいぶん久しぶりにラジオ体操をやってみたくなった。
ラジオからは、こんなアナウンスが流れる。

腕を大きく上にあげて背伸びの運動!
はい! 手足の曲げ 伸ばし腕を大きく降って
足もしっかり曲げ伸ばし
腕を大きく回しましょう
うんと伸びて肘を伸ばして 胸の運動!
大きく胸を開いて! 横曲げの運動。大きく小さく、大きく小さく!

といわれても、どう体を動かしたものか、さっぱり要領を得ない。
困っていたところ、それならテレビでやっているよと友人が教えてくれた。
なるほど朝6時25分から10分間、第2チャンネルで放送されている。
以来10日ほど所用がある日を除いて画面を見ながら体を動かしている。

Wikipediaによればラジオ体操は

1925年に保険事業の視察で訪米した当時の逓信省簡易保険局(現・株式会社かんぽ生命保険)の猪熊監督課長がアメリカでのラジオ体操を知り日本に帰国したのち日本でもラジオ体操を行う事を提案、1927年にラジオ体操を行う事を決定、1928年に制定、そして同年11月1日7:00に天皇の御大典記念事業の一環として放送を開始した。日本で最初の考案者は体育学者の大谷武一で正式名称は国民保健体操である。

ということで、80年以上の歴史があることになる。
日本でラジオ体操が始まったきっかけはアメリカだが、中国やロシアでも似たような体操があると聞いた。

テレビでのラジオ体操は正面からだけではなく、横からも写しているので、どう動かしたら良いのかがよく分かる。
10分間の後半が第1、または、第2で(日曜は第1と第2)、前半は、体をほぐすための「みんなの体操」で始まり、続いて日替わりメニューとなっている。
これは筋肉や、衰えがちな機能を強化する内容になっている。

第1は、かなり思い出してきてスムーズに体が動くようになってきた。
しかし、第2の方は、ぎくしゃくしっぱなしだ。
両方とも、運動会などで何度となくやったはずなのに。
多分、回りに合わせていただけということのようだ。

6時25分にやっと間に合ったような日のために?座っていてもできるようになっている。
また、この時間は忙しい人のためにはYou Tubeにテレビ放送そのものの録画がアップロードされている。「ラジオ体操 動画」で検索すれば出てくる。

2011.8.21.




掃除大作戦
容易にはきれいに出来ない窓がある。
外側には手が届かないのだ。
はしご、脚立というのは大げさであり、ついつい何年も拭かずじまいになってしまった。
どうも気になって仕方がないので、この際、一念発起することにした。
このような状況にピタリの道具があるに違いない。

あった、あった、ありました。
これは取っ手の先に大判のウエットティッシュを巻き付ける。
地がスポンジなので誠に具合良く、窓の汚れを簡単に一掃できた。
汚れたウエットティッシュは捨ててしまえば済む。
この窓・網戸拭きワイパー\1,280(写真上)は先が回転するので使い勝手もなかなかのものである。

窓ふきの成功に気をよくして、今度は床掃除に適する道具がないかを探してみた。
家の中ではスリッパなどを履かないので、足の裏にゴミがつくのが気になっている。

床はフローリング、畳、マット、ジュータンと様々である。
これを一括して掃除するとなれば、何といっても電気掃除機である。
工夫、改良が積み重ねられた結果、万能、かつ、有効な働きをしてくれる。
実際、いろいろと試した結果として、やはりこれが一番頼りになる。
ただし、欠点も抱えていて、音がうるさい、コードが邪魔になる、強力すぎて余分なものまで吸い込んでしまうと悪戦苦闘を強いられる。
何といっても最大の欠点は、電気がないと動かないことであり、昨今のご時世ではモーターが何100Wと強力であれば電気代も気になるところである。

近くのスーパーで見つけた電気いらずの優れもの達を紹介しよう。

まず粘着ローラー(カーペットクリーナー)。(写真下)
もし何たるかをご存じなければ、ここの動画を見れば、その働きぶりをご理解いただける。
100円ショップでは、お試しテープつき本体、そして、スペアテープ2間が各々100円で売られている。
名前通りカーペットでの威力は大だが、畳やフローリングでも結構いける。
きれいに出来る範囲は限られるが、そこが、どの程度汚れていて、何が落ちていたかが一目瞭然となる。
ゴミをテープに貼り付けてしまおうという素朴さは、やってみると意外に楽しくて飽きない。
ただし宣伝用動画のように、汚れたテープを何時もすんなり剥がせるわけでは、それなりのテクニックを要する。

汚れれば捨ててしまうとすれば、ウエットティッシュや化学雑巾(きんちょうサッサ)が利用できる。
これらを手に持って拭くより楽なのはフローリングワイパー\698だ。
これは、ヘッドが360度回転し、アルミ製柄の部分を3段に伸び縮みさせることができる
やってみるとヘッドが回転するおかげで、狭いところでも手早くきれいに出来る。

さて、これらを駆使して、足の裏にゴミがつかなくなったか?
否であって、隠れていたゴミが顔を出す、落ちてくる、外から持ち込まれる、侵入するなど様々で決して無くなることはない。
結局、道具の如何ではなく、いかにマメに掃除をするかという至極当たり前の結論になりそうだ。

最後になるが、気になる掃除機がある。
それはコードレス スイブルスイーパーG2である。
これをテレビショッピングで見て、鮮やかな働きぶりに驚嘆した。
しかし、吸い込みやすいゴミで、いかにも効果がありそうに見せているような気がする。
さらにバッテリーでの動作時間の最大で45分と短いのが不安で、だからといって2本組みで買わせようとするのは気分が悪い。
ショッピング番組は不信感いっぱいで見ているわけだが、案外優秀な製品なのかも知れない。
(もし、そうなら教えてください)

2011.8.14.




どれにしようかセキュリティソフト
携帯からメールが届かないなどのトラブルがあり、昨年(2010年)9月からウイルスバスター2011クラウドを使い始めた。(メールが届かない

この7月にプログラムがアップデートされ、7月26日から配信が始まった。
特別な操作をしなくても、その旨のメッセージが表示され、ダウンロードが開始されるが、1週間経っても完了しない。
それどころか、パソコンを立ち上げる度に毎度、プログラムバージョンの確認から始まる。
この間、朝スイッチを入れ、寝るまでパソコンを動かしたままだったにも関わらずである。
ただ、延べ何十時間かかかってマイナーなバージョンアップだけはできた。

この1年、「アップデートを受信しています」のメッセージは出るのだが、バージョンはずっと同じだった。
ひとたび受信が始まると、操作パネルを表示させようとしてエラーメッセージが出て何もできない。
保護は一応効いているようなので特段問題はないのだろうが、不信感はつのるばかりだ。
有効期間3年版を買ってしまったが、この際、乗り換えを考えることにした。

手に入る有料、および、無料セキュリティソフトとして、どんなものがあるか、そして、それらの特長と評価は
セキュリティソフトの選び方2011が参考になりそうだ。

量販店に出向いてみると
*ウイルスバスター
*ノートン
*マカフィー
*カスペルスキー
*ウイルス セキュリティ ZERO
*G Data
の順で上から下に展示されていた。
最も目につきやすいのがウイルスバスターで、G Dataは、しゃがみ込まないと手できないほど床すれすれだった。
この頃の展示は、買い手のことはそっちのけで、店の儲けを優先する傾向が顕著なので、「目立ちにくい商品」 イコール 「最もよい、あるいは、買い得な」ことが多い。
ちなみに、売れているのは、ウイルス セキュリティ、ウイルスバスター、ノートンの順である。

また、これまで使ってきたのは、マカフィー、ウイルス セキュリティ、そして、ウイルスバスター2011クラウドだった。

ノートンにする心づもりだったが、売っている現場を見て気が変わった。
ノートンは1台・1年版は新規パソコンとの抱き合わせ販売だけだったこともあり、G Dataインターネットセキュリティ2012の1年版を買ってきた。

結果として代えて良かった。
まず、プログラムは更新の操作をすれば、その時点で即実行される。
パターンファイルも設定に従って(インターネットに接続する毎に)更新されていく。
単純明快、これで、いいのだ。

もう一つ、ありがたいのは迷惑メールが、きれいさっぱり消えたことだ。
(メールソフトはOutlook2010)
これまで1日に10通程度届き、タイトルを一目見ただけで、それと分かるのに、何で自分で削除しなければならなないのか大いに不満だった。
多くのセキュリティソフトにはスパムメール対策機能があるが、メールソフトによってはフィルターが効かない。(上にリンクを示した比較サイトを参照)

動作の重さについては、保護機能が有効になるまでの時間は、むしろ短くなった。

肝心のセキュリティ能力については、勝っているのか、あるいは、必要にして十分なのかは分からない。
しかし少なくとも迷惑メールから解放されただけでも大変ありがたい。

ノートパソコンの方は、あまり使わないので、無料のマイクロソフト セキュリティエッセンシャルズを入れてある。
こちらの方は大丈夫だろうかと不安だったが評価は結構高いようだ。
当分は、この体制でいこう。

2011.8.7.




パスポート更新
外国に行く予定はないが、有効期限が短いと入国が拒否される恐れがあるので、あと6ヶ月残っているが更新することにした。
手続きは、新規でも更新でも基本的に同じである。

外務省のホームページにあるように、有効期間は5年と10年の2種類あり、申請に必要なのは

①戸籍抄本(または謄本)
②規定サイズの写真
③本人を確認できる書類

となっている。

もし住基ネットワークへのアクセスを拒否するなら住民票も用意する。

③については、
更新なら現パスポート
新規であれば運転免許証など写真付き身分証明
(写真付きがなければ健康保険証など2点)

以上を用意して窓口に出向けば発給申請書(5年用または10年用)があるので、記入して提出する。
なお、更新できるのは残存期間が1年未満で、残存期間は切り捨てられる。
(例えば10年用の有効期間は発給から10年で、これが延長されることはない)

昔は、住所を書いたハガキを一緒に出し、これが届いたら受取時に持っていったが、今では、このようなハガキは廃止された。

申請を済ませると、ちょうど1週間後から受け取れることができる引換証がもらえる。

受領できるのは本人のみで、引換証には、サインをした上で、所定の印紙と証紙(10年用は計16,000円)を貼って持っていく。
(申請受付は平日のみ、受取は平日以外に日曜でも可)

以上が申請から受取までの概要である。
前のことは覚えていないが、手続きは簡素化された感じで、申請、受取とも時間は、さしてかからなかった。

ある日、1日で申請を済ませようと
① 近くにある市の出張所で戸籍抄本をとる
② 床屋に行く
③ 申請窓口近くで写真を撮る(すぐに受け取れる)
④ 申請
という予定を立てた。
これで何も問題はなく、無事終えることができたのだが、1つ余計なことをしてみた。
① ら②への道すがら、自分で写真を撮るのに挑戦した。
駅やスーパーなどに、よくあるボックスで、椅子に座り、画面を見ながら操作する。
利用する機会もなかったので、戸惑いながらも、何とかパスポート用4枚(カラー、確か700円)が出来上がった。
実際のパスポート用は専門の店で撮ってもらった(モノクロ2枚1,575円)わけだが、流石に慣れていて、まるで別人のように良く写っていた。

偶然にも友人が、ほとんど同時期に更新した。
16,000円は高いと言っていた。
ICが組み込まれた分1,000円高くなっただけのような気がするが。

2011.7.31.




続 やらなきゃ良かったハードディスク交換
起動時画面に何も出ないというのは深刻だ。
ウインドウズの立ち上がる以前に門前払いを喰わされていることになる。

まず交換したハードディスク、そして、光学ドライブやグラフィックカードを外した。
それでも何も変わらないので、さらにメモリーを挿し直し、2枚を1枚だけにした。
これでも、一向に光明は差ささない。

電源ファンは回っているし、また、CPUファンも回りかけるので、電源は多分大丈夫なのだろう。
念のためCMOSバックアップ用バッテリーをチェックしたが電圧は正常だった。
残るのはマザーボードとCPUだけになる。
ハードディスクを交換してCPUが動かなくなるとは考えにくいので、交換時に力がかかったためにマザーボードが壊れたとの結論が妥当だろう。

昨年からデスクトップパソコンも、ウインドウズをXPから7に乗り換えようかと迷っていた。
買い換えたノートパソコンが7だったので、XPとの違いが飲み込めてきた。
とはいっても、ハードディスクを交換して2日間は順調に動いていたので、この際余計なことは止めてXPのままにしようという方に傾いていた。
仕方がない、何はともあれXPのデスクトップパソコンを復活させることにした。

CPUが壊れた可能性もゼロとは言えないので、この際、それもマザーボード共々新しくすることにした。
となると、メモリーもDDR2からDDR3に移行しているので、これも新調ということになる。
この3点を変えるとなると、パソコンは全く別物と見なされる恐れがある。
そのためにウインドウズ、そして、アプリケーションがハードディスクに入ったまま元通り動かない恐れがある。
ウインドウズから再インストールとなれば、すべてをゼロからやり直しということになる。

幸いにして、ウインドウズがXPだったせいか、最小の労力で新しいパソコンは動きはじめた。
ハードディスクにはつないだだけで、これにインストールしてあったOSもアプリケーションも全てそ元通りに動いた。
ウインドウズがVistaや7だったら、そうは問屋が卸さない恐れが大である。

素直でなかったのは、オフィス2010とウイルスバスターだった。
オフィス2010は認証をし直しのメッセージが出たが、この認証はすんなりとできた。
ウイルスバスターの方は3台用で1台しか入れていなかったので、新規の2台目として使えようになった。
かくして部品の入れ替えと、組み直しでだけで、デスクトップパソコンは復活を果たした。

新パソコンの構成
●電源つきケース アンテックNSK1300
(電源が80plusとなり後継はNSK1380
DVDドライブLG GSA-H62N
ハードディスク シーゲートBarracuda 7200.12 (1TB、7,200rpm、6Gbps)

以上3点は流用

●CPU Intel Core i5 2390T(LGA1155、2.7GHz、TDP35W)
*現在のところ正規品は販売されていないのでヒートシンクなしのバルク品を入手
*ヒートシンクは単品を買ったが構造的に納得いかなかず、長期の安定性に不安を覚えた。
そのため、LGA1155で最も安いPentium G620を別途購入してヒートシンクのみ利用した。

●マザーボード
Gigabyte GA-H67M-D2-B3(Micro ATX)
あっても使わないような機能は一切ないがバックパネルに8つのUSB端子があるのが気に入った。(USB3.0は無し)普通は8,000円くらいだがセット割引で約6,300円だった。

●メモリー
Crucial DDR3 2GB×2

パソコンの要となるCPUは
旧の Core2Duo E6750 2.66GHz TDP:65W
新 ではCore i5 2390T 2.7GHz、TDP:35W
となった。
TDPはCPUが消費する電力の目安であって、今回は性能より低消費電力に振って、TDPが低いTシリーズのなかで性能はちょっとだけましなのにした。

これまでにいくつかのパソコンを取り上げ、その都度、消費電力と演算能力を較べてきた。
その流れに沿って、新パソコンも俎上に載せてみる。

① CPUがコア2デュオE6750(2.66GHz)の旧デスクトップ (2007年10月)
③ Eee PC 901 CPUはAtom N270 1.60GHz (2008年8月)
⑤ ASUS U31F-RX480 CPUはCore i5-480M (2.66GHz) (2011年4月)
④新デスクトップ CPUはCore i5-2390T (2.7GHz) 2011年7月

測定結果
消費電力
 ④
オフ時 4~5W (0W) (0W)  3W
起動時最大 116W 18W 51W  84W
アイドリング時 73W 13W 8W  47W
Super π計算時 105W 17W 35W  72W
Super π104万桁計算時間 19秒 94秒 19秒  11秒

最も重視するアイドル時(アプリケーションを起動して何もしない状態)の電力は

旧の73Wから47W

に減ることは減った。
事前の思惑としては、消費電力と演算能力は③に近い線が目算だったが、ご覧のように処理能力は向上したが消費電力の減り具合はそれほどでもなかった。
実際にウインドウズの起動は速いし、mp3編集でも速くなったのが実感できる。
ただし何分の1になったわけではないので、あくまで結果として、こうなったというくらいの話である。

2390Tはクロック周波数を、1.6GHzから3.5Ghzまで設定できるので、1.6GHzと3GHzで試したところ、この47Wに変化はなかった。
ということは、47WはCPU以外のチップセットなどの分がほとんどということになりそうだ。
電源が効率75%で動いているとして、電源分を差し引くと35Wくらいになり、さらにファンの電力も引けばチップセット分は30W弱といったところか。

雑誌(週間アスキー増刊8-26 95ページ)には2400S(TDP:65W)と2500K(TDP:95W)が載っていて、アイドル時電力は、ともに50Wだそうだ。
SATA3に対応していないH61というチップセットなら20W程度に下がるようなので、TDPの大小にかかわらずH67、P67、Z68のような性能や機能を重視したチップセットでは、アイドリング時50Wくらいになってしまうのは現状ではやむを得ないようだ。

なお、2390Tはデュアル(2)コアでTDPが35Wだが、クァド(4)コアの2500Tがあり、そちらはTDPが45Wとなっている。
2390T同様現在のところバルクでしか入手できないが、そちらにした方が良かったも知れない。

ずいぶん久しぶりにパソコンパーツ店に行った。
一時期、この種の店が秋葉原のお気を連ねていたが、今では数えるほどになってしまったし、関係する雑誌もぐっと減ってしまった。
パソコン自作、といってもパーツを組み合わせるだけなのだが、興味のある人は一定程度はいるようだ。
ある店へ土曜午後4時ころに行ったら人であふれていた。
若い人が、ほとんどなのは意外だった。
それにしても儲かるのはインテルとマイクロソフトだけという構図は相変わらずだ。
今回またしても、むしり取られてしまった。

2010.7.23.




やらなきゃ良かったハードディスク交換
デスクトップパソコンでは250GBのハードディスクに2つのパーティションを作り、Cドライブ(128GB)とDドライブ(100GB)にしていた。
3年半経って気づけばDドライブは、ほぼいっぱいになっていた。
要らないファイルを消してみたが、それでも窮屈な状態になってしまった。

また昨年2010年夏にセキュリティソフトをウイルスバスターにしたところハードディスクへのアクセスがすさまじい期間があり、その音が耳障りで気になっていた。
ハードディスクは使い始めてから4年になんなんとしている。
ほとんど毎日動かしているデスクトップパソコンでは、こんな長い期間使い続けたことはなく、程々のところで次にバトンタッチしてきた。
そんなことを考えはじめると、以前はメリハリがあって好きだった日立製ハードディスクのアクセス音がうるさく、かつ、今にも壊れるのではないかと気になって仕方なくなった。

余計なことは止そうと思いつつ、ついハードディスクを交換することにした。
今度はシーゲートにした。
3.5インチ、7,200rpmで価格は4,500円から5,000円ほど。
合わせてLB コピー ワークス CD起動版2を購入した。(3,675円)

これがあれば、ハードディスクの内容を別のドライブに移し替えることがスムーズにできるはずだが、入り口でつまずいてしまった。
新しいドライブも2つのパーティションを持つようにフォーマットしようするのだが、これが上手くいかず、2日にわたり奮闘してしまった。

参考にしたのは
ハードディスクのフォーマット手順 - Windows XPで、拡張パーティションを作ってから論理ドライブを作るのだが、堂々巡りになってしまったのは「必ず全流域を使い切る」という原則を知らなかったからだった。
全体は1TBなので、1つ目のパーティションが100GBで、2つ目としては500GBで十分としても、これは必然的に900GBでなければいけないということになる。
以前の250GBであれば1つ目が128GBとすれば残りは100GBちょっとになるので迷わずにフォーマットしてが、1TBと大きくなったので分からなくなってしまったのだった。
プライマリーパーティション、拡張パーティション、そして、拡張ドライブといういいかたもすっかり忘れていたのも災いした。
さらにスタンダードディスク、ダイナミックディスクというのも聞き慣れないいい方が出てきた。
ちなみに、上の説明はスタンダードディスクでのやり方である。

苦労の末、新しいハードディスクがやっと動いてくれた。
アクセス音は、ささやくように静かになり万々歳であった。

しかしである、2日後に異変が起きた。
何もしないのにリセットがかかり、ウインドウズが再起動してしまう。
事態は悪化の一途を辿り、ついにはBIOS画面まで表示されなくなってしまった。

続く

2011.7.17.




だましあいうどん
メニューには上段右から
えびかきあげうどん、釜あげうどん、野菜天うどん、いも天うどん

と並び、さらに下段には左から
素うどん、たぬきうどん、きつねうどん、胡麻ダレせいろうどん、だましあいうどん

となっている。
だましあいうどん?何なのだろうか?

店のうたい文句は
うどんはさぬき、健康第一塩分ひかえめ、汁は薄口 博多風、これぞ「星のうどん」

というわけで、相鉄線 横浜駅の立ち食いうどんである。

ホームから降りると、この店が気になっていた。
しかし、らしからぬ間接照明のために店内は薄暗いので何となく敬遠していた。
ある日、ついに足を踏み入れ、以来すっかり虜になってしまった。
立ち食いでは、うどんを食べることはなかったが、ここの自家製うどんは歯ごたえがあるし、だしが効いた汁共々も文句なしにうまい。

店は大体3人か4人でやっている。
うち一人は天ぷら専門。
腕は確か、職員芸、立ち食いらしからぬ天ぷらが提供されている。

この店は相鉄線の駅構内がメインだが、狭いものの外にも別のカウンターがある。
この店の評判は高く、わざわざ入場券を買って食べに来た人がいるほどだったのそうで、スペースを工面して後で設けられたのだろう。
ここは五番街口改札を出て直ぐのところにあるが、行くのは、ちょっと難しい。
横浜駅は実に巨大に発展していて、相鉄線 横浜駅は南西口方面にある。
店は相鉄線ホーム下に位置し、地下のクイーンズ伊勢丹から分かりにくい階段を上がると目の前にある。

さて、冒頭の「だましあいうどん」だが、「化かし合いうどん」としたら、もう少しイメージがわくかも知れない。
具として油揚げと天かすが載っている。
すなわち、キツネとタヌキが騙(だま)し合うという気が利いたネーミングなのである。

改札内の店は冷房が効いているが、外のカウンターはといえば蒸し風呂状態になっていて夏はちょっと落ち着かない。
入り口近くが比較的ましである。

2011.7.10.




フルトヴェングラーの第九
FM放送でフルトヴェングラーの第九が流れていた。
30分番組なので1楽章と2楽章、そして、3楽章と4楽章との2回に分けて放送されていた。
3楽章までは、特に感じ入るようなことはなかったが、ソリストが合唱が加わる4楽章では様相が一変した。
まるで重戦車が一気に突き進むような凄い迫力で、これは狂気の演奏だと思った。
第二次大戦後、はじめて催されたバイロイトで、それも最初の演奏がこれだそうで、演奏する側、聴衆の思いが表れているのだろうと思った。

音質は全体としては悪くはなく、古い録音としてはむしろ意外に良いと感じられた。
ただし、3楽章では木管楽器には、ひどいビリツキがあった。
静かな楽章だけに、これは相当気になった。

この録音は1951年7月、バイロイト音楽祭でのライヴ録音なので60年前のものということになる。
一時期クラシック音楽をよく聞いた時期があって、第九の名演奏はこれというようなことは頭に入っていた。
しかし、かってもエンジェルの赤い盤(アナログレコード)では、貧弱な乾いた音しかしなかったような気がする。
今回の放送を聞くと、そうでもなくようなので、がぜん興味を覚えた。
そんなことで、もう一度聞いてみたくなり、CDを買おうと、手近な店に出かけていった。

第九は数枚置かれていて、フルトヴェングラーの第九は直ぐに見つかった。
しかしこれは「CDプレヤーでも再生できます」とあるSACDで3,300円。
これは要らないなと、さらに見ると、普通のCDもあり、こちらは500円だった。
著作権切れのためかレコード会社の製品ではなかった。
これを買おうとしたが、もう1枚、24ビット リマスター版1,500円もあった。
結局、最後に見つけたEMI版(TOCE14054)にしたのだが、置いてある数枚のうちの3枚がフルトヴェングラーということになる。
もしかして、フルトヴェングラーの第九が大ブレイクしたのだろうか。

改めて聞いてみると至極まっとうな第九だった。
あれほど鬼気迫る迫力を感じた4楽章も、少し乱暴な最後の最後は別にして、美しい音楽の、きれいな録音で以上のものではなかった。

第3楽章のビリつきが何時出るか何時出るかと耳を澄ませたが、ついに現れなかった。
あのビリつきは、それだけを引き算で消そうとしても不可能な性質のものだ。
リマスター(音質を整えながらアナログ音源をデジタル化する)で、60年前の録音がこんなに音が良くなるのだろうか?
放送された演奏と買ったCDとは、果たして同じ演奏なのだろうか?
リマスターでない500円のCDを買って聞き比べれば、はっきりするのかも知れない。

ビリつきだが、それを消すことができなくても、本来の音をこれだと決めた上で合成で作り出すことが出来そうな気がしてきた。
調べてみると、この演奏には、英EMIと独バイエルン放送協会が録音した2種類存在するそうだ。
売っていた3枚のCDは、いずれもEMI録音だが、放送されたのは、どちらか分からない。
しかし、これ以上深入りをするのは止めておこう。

後日談
ガサガサいうビリつきだが、これはFMの受信ノイズではないかという気がしてきた。
というのは、放送を聞いたコミュニティFM局は信号レベルとしては十分だが、他のFM局とは逆方向から電波が出ている。
そのためにテレビのゴーストと同じような感じで、エコーのようなノイズが出ることがあるのを昨夜発見した。
ソース自体のノイズではないのかも知れない。

2011.7.3.




雨の日
雨は朝のうちだけで曇りというのが天気予報だった。
しかし来てみると、雲は低く垂れ込め、また、パラパラ降っている。
やむなく傘を差すことにした。
「雨の日はしょうがない」、確かそんな歌の文句があった。

新緑の頃は過ぎて木々の緑は深さを増している。
しかし雨に洗われたおかげで緑はすがすがしさを取り戻した。
その下を歩いていくうちに心楽しい気分になってきた。

道の脇の一角はロープで囲まれていて
「芝生養生中 芝生内に入らないでください」
とロープから注意書きが下がっていた。
芝生の養生?面白い書き方をしたものだ。
見れば芝生のブロックが規則正しく敷き詰められている。
ここには雑草が茂っていたはずで、この雨の時期に芝生を育てるのだろう。

ほとんど上がかけていた雨が、ひとしきり勢いを取り戻した。
前を行く女性たちの傘が一斉に開いた。
手前からピンク、赤、薄緑、青と黄色のツートンカラー、そして、向こう側からは透明、茶色の柄模様もやってきた。
石や木を敷き詰めた歩道は雨に濡れて黒光りしている。
色とりどりの傘とのコントラストが鮮やかで、雨も悪くはないような気がする。

さあ、帰えるとするか。
雨が止むのは、きっと家に帰り着くころだろう。
楊貴妃が好んだという、あの果物が店に並びはじめたようだ。
買って帰るとするか。

2011.6.25..




レッツノート買取500円
現役を引退したレッツノートは処分しなければならない。
まず、メールの受信ボックスを新しいPCに移動した。
さらにハードディスクの内容を消すのだが、40MBとはいえ全セクターにFFを書き込むのには大変な時間がかかる。
元々込み入ったことはしていないので、そこまではしなくても良いのではということでリカバリーディスクを使って再インストールし工場出荷状態とした。

ついでにWindows Updateで最新状態までもっていったが、この間の何時間かは勝手に再起動がかかる症状は出なかった。
これなら、もしかして使えるのではないかという気もした。
しかし、もはや安心して動かせるわけではないのでハードオフの某店に持っていくことにした。

買取カウンターで、本体、ACアダプタ、取説、リカバリーDVDを渡した後、待つこと15分。
「ブルースクリーンが出て正常に動作しません、買取保証の最低価格500円です」となった。
前日に異常は出なかったので、どうやってチェックしたのか気にはなったが、是非もない、500円を受け取って帰ってきた。
あわよくば、もう少し高くと期待したが、これは、これで結構なことだ。
立場が買う側であれば、信用できる店ということになる。

PCリサイクル法により2003年9月30日以前の販売されたノートパソコンにはリサイクルに3,150円かかるが、このレッツノートを買ったのは2004年7月なのでリサイクル費用はかからない。
そんな古いパソコンは少ないせいか、無料で回収しますという車が回ってくる。
動作不良であってもバッテリーやACアダプタは1,000円や1,500円で売れるだろう。
中古店は儲かりそうだが、そうでもない。

この某店だが、レッツノートに思い入れがあるようだ。
CPUがデュアルコアの機種だが、48,000円の値をつけて何台も並んでいる。
しかし、買う人はいないようで、数は減っていないようだ。
中古のパソコンは、レッツノートであっても、手を出さない方が賢明である。

買取に持っていったことはないので最低保証価格があるのは知らなかった。
正直なところ、例えただでも置いてくるつもりだった。
使い物にならないのだから居座ってもらっても困りものだ。
これで気分すっきり、足取り軽く帰ってきた。

500円は吉野屋での昼飯で消えた。
7年前のノートパソコンは腹に収まってしまった。

2011.6.19.




Windows 7で文字を見やすく
IE(インターネットエクスプローラ)であれば
表示-文字のサイズ
で最大から最小までの5段階に文字の大きさを変えられる。
また、ワードやエクセルであればフォントサイズを変えたり、ズーム(表示倍率)で調整したりできる。
このようにして見やすくできる。
しかしWindowsそのものでとなると話は違ってくる。

① Windows自体の文字は、Windows XPであれば
(画面を右クリックして) 画面のプロパティ-デザイン
で、フォントサイズを標準、大、特大と選らぶことができる。

② ここで、詳細設定に進むと
非アクティブウインド、アクティブウインド、メッセージボックスの各々について
フォント、そのサイズ、さらには太字(Bold)にするか
を選ぶことができる。

多くの場合、①だけで十分でだろう。

① と②はWindows 7でも同じようにできる。
ただしXPのようにはいかない。

いろいろなやり方があるかも知れないが、その一つは

① コントロールパネル-デスクトップのカスタマイズ - フォント - フォントサイズの変更
で小(100%)、中(125%)、大(150%)を選ぶことができる。
これはXPでの標準、大、特大に相当する。

② (画面を右クリックして)個人設定 - ウインドの色
でXP同様、フォント、そのサイズ、さらには太字(Bold)にするか
を選ぶことができる。

XPでの画面のプロパティは、Windows7では画面の「個人設定」と変わっていることが分かる。
「ウインドウの色」で、フォント、そのサイズを変えるというのは馴染めない(思いつかない)ところである。

XPも7も同じだが、「ウインドの文字」についてフォント変更したり、太字にしたりは以上では操作できない。
どうしてもとなれば、レジストリの書き換えという特別な操作をしなければならないようだ。
普通には出来ないようにしてあるのは、例えば文字が決められたスペースに収まらないような不具合が生ずるのではないかと感じたので、そこまではやらなかった。

14インチのレッツノートから13.3インチのASUS U31Fに代えて文字がずいぶん小さくなったように感じられた。
ディスプレイが17インチくらいあれば全然問題ないが、ある程度小さくなると急激に見にくくなって疲れる。
そんなことで、どうしたら見やすいかを確かめてみた。
散々迷わされたが、書いてみたら「あれ、たったこれだけ!」と意外なほどシンプルだった。

このような年配者御用達の情報はウェブにも本にも載っていないようだ。
フォントのサイズを上げれば当然見やすくなるし、サイズが同じでもフォントによって違いがある。
また、太字(Bold)にするのも効果がある。
画面がパソコンよりずっと小さいスマートフォンにも応用できるかも。

2011.6.11




64ビット版Windows7
WindowsはXPを、まだ利用している。
XPにも64ビット版もあったらしいが全く普及せず、XPといえば32ビット版ということになる。
現在の売られているパソコンはWindows7になった。機種によって32ビット版であるか、あるいは、64ビット版であるかは、まちまちで、やむなく使い始めたASUS U31Fは64ビット版だ。
少し前に動かしたレノボG560も同じだったが、これにはMSオフィスをインストールしたくらいで、手元から離れていった。
今度は、いよいよ本格的に64ビット版Windows7を動かさなければいけないことになった。

アプリケーションソフトは最新版であればWindows7に対応している。
しかし、32ビット版と64ビット版との両方で動くか、32ビット版だけで動くか、あるいは64ビット版だけで動くかとなっている。
ノートパソコンは、メインのデスクトップと全て同じに使うのではなく、メール、ホームページの更新、そして、最低限の資料作成や画像編集など最小限の仕事ができるようにした。

この段階で、かなり古いソフトのなかにインストールできないものがあった。
それはAcrobat 6と7で、XPでは6を使っているので、これをインストールしようとしたが受け付けてくれなかった。
それではと、7にしたら、インストール後の認証までできたが、起動する度に認証を求められた。
これでは、とてもやっていられないと調べてみて、はじめてWindow7では動かないことを知った。
最新版を買い直せばいいのだが、かなり高いのでパーフェクトPDF Pro(4,980円)にしてみた。
この種のAcrobat互換ソフトは出始めの頃は使い物にならなかったが、これはいけそうな感じがする。

その他に、ホーページビルダーなど当面必要なソフトを使えるようにして、ひとまず、ここまでにした。
諸々のソフトを動かそうとすれば問題が出てくるかも知れないが、それほど困ることはないだろう。
若干の追加投資が求められることになるかも知れないが、古くから何となく残してきたソフトが整理できるメリットもあるだろう。

Windows7の操作はXPとは、かなり違う。
しかし、右クリックを活用すれば、ほぼXPの感覚で扱うことができる。
そんなことで、ここからは、多くの方にとっては関係ないであろうハードがらみ、あるいは、特殊なソフトについて書いておきたい。

自分にとって、どうしても動かしたいのは次の2点だった。

① USB接続デジタルオシロスコープSoftDSP SDS200A
これはSoftScope 2.5.0が32ビット版と64ビット版との両方に対応しており、ドライバーは必要なく、あっけなく動いてくれた。

② PICマイコン用プログラム作成と書き込みキットPICDEV-2502
こちらはWindows7対応状況がある。
分かりにくい書き方だが、何とか動くようになった。
最後の最後に悩まされたのは書き込み操作ができなかったことで
管理者として(書き込みを)実行
とすればよいのに気づくまでに相当に時間がかかってしまった。

以上は製造元がWindows7に対応していてくれないと、どうにもならないのだが、この2つが無事に動いてくれたので、ほっとした。

さて、Windows7にはXPモードという仮想PCが用意されていて、XPでは動いたが、7では動かないソフトに対応している。(外部インターフェイスはUSBのみ)
このような例として回路シミュレーションプログラムPSpiceがあり、最新版でも64ビット版Windows7では動かないようだし、書籍に添付されている古い版でも同じだ。
状況は、PSpiceをWindows 7 / Vistaで使う方法(CQ出版社)に詳しく説明されている。
ここでも「どうしても正常動作しない場合,Windows 7 のProfessional やUltimate に
搭載されているXP モードを使うことで,動作は可能です」とある。

このPSpiceと、古い業務用ソフトを動かすためにXPモードを組み込んでみた。
具体的なやり方はXPモードのインストール方法を参考にさせてもらった。

ASUS U31Fをはじめ多くの市販パソコンはWindows7 Home Premiumが搭載されている。
XPモードを動かすためには上位のProfessionalにアップグレードしなければならず、これには8,000円から11,000円程度かかる。
また、CD何枚分かのファイルをダウンロードし、XPとしてのウインドウズアップデートする(70個くらいのアップデートファイルあり)、さらにXPでのセキュリティプログラム(無料プログラムとしてはセキュリティエッセンシャルなど)の組み込みむようになる。
そんなわけでXPモードが動くまでには、かなりのお金と時間がかかることになる。

XPモードは、Windowsが XPのパソコンそのものなので、PSpiceをはじめWindows 7で問題があるソフトを動かすことができた。
パソコンは1台だが、XPと7とが独立して働くのは興味深いが、奇妙な感じがする。
Windowsが7になったからといって目立ったメリットがあるわけではないので、XPのままで良かったのではないのか。
パソコンのハードウェアは消費電力が小さくなったので進歩したが、OSは?である。

2011.6.5.




ノートPC選手交代
メモリーを増設して生きながらえてきたレッツノートCF-Y2がついに引退することになった。
4月になって久しぶりに動かしたところ、勝手にリセットがかり、再起動してしまう症状が出た。
こうなるのは電源をオンさせてから、かなり時間が経ってからなので、使い続けることができそうな気がした。
しかし、1時間半ほどは症状が出ては困る。
そこで時間をかけて慎重に調べた。

増設したメモリーを外したり、問題がありとのいわれているサウンドドライバを入れ替えたり、考えられることは、みなやってみた。
しかし、症状は避けられず、結局、はんだクラックのせいではないかとの結論になった。
これは、バッテリーを空にして、充電しながら動作させると(この時に内部基板の温度が最も上がる)、ごく短時間でリセットがかかるからだ。
温度が上がったことにより、部品が接触不良を起こしていると考えられる。
使い始めて6年9ヶ月。
ノートパソコンはこんなものかという気もあるが、日本製プレミアムノートとしては、少し寂しい気がする。
CF-Y2はCPUがAtomであるパソコン程度の速さはあるので、本当のところは、今となっては多少遅くても、何であっても、使い続けたい。
それは、マイコン書き込みなどのハードウェアがらみのソフトを動くようにするのに手間がかかるからだ。

致し方ない、後釜をさがさなければならない。
次の週にはノートPCが必要で、それまでに使えるようにしなければ。

最近の製品を物色すると、タッチパネルで操作するスレートPCというのが軽く、小さく、魅力的なのだが、まだ未成熟な感じがするし選択肢が限られている。
レッツノートの重さは1.5kgだったので、重さ2.5kgのレノボG560では持ち運ぶのがかったるい。
そんなことで選んだのはASUS U31F RX-480だった。(オフィスなしで69,800円)

少しでも見やすいようにと画面が13.3インチのものにしたが、11.6インチでよければオフィスつきでも、もう少し安く買える。
これらは光学ドライブが付いていない。
ソフトウェアのインストールやリカバリーディスクの作成には光学ドライブがあった都合が良い。
そこで、USB接続の外付けDVDマルチドライブを合わせて購入した。(数千円)

さて、ASUS U31F-RX480はCULV(Consumer Ultra Low Voltage)ノートパソコンの一つである。
これは、CPUが低電圧、低消費電力で動作する薄型ノートパソコンで、バッテリーでの動作時間が長いのが特長になっている。
これまで当HPに登場したパソコンとの比較で、このノートPCの速さと消費電力が、どの程度の位置づけになるかを調べてみた。(①以外はノートPC)

① CPUがコア2デュオE6750(2.66GHz)のデスクトップ (購入2007年10月)
② レッツノートCF-Y2 CPUは低電圧版ペンティアムM(1.2GHz) (購入2004.7)
③ Eee PC 901 CPUはAtom N270 1.60GHz (購入2008年8月)
④ Lenovo G560 CPUはPentium Dual-Core P6200(2.13GHz) (購入2011年1月)
⑤ ASUS U31F-RX480 CPUはCore i5-480M (2.66GHz) (購入2011年4月)

測定結果
消費電力
オフ時 4~5W (0W) (0W) (0W) (0W)
起動時最大 116W 25W 18W 40W 51W
アイドリング時 73W 17W 13W 21W 8W
Super π計算時 105W 26W 17W 35W 35W
Super π104万桁計算時間 19秒 78秒 94秒 20秒 19秒

相当に乱暴な、かつ一面的な比較ではあるが相対的な位置づけがはっきりした。
Super πの計算時間は①、④、そして、⑤は、ほど同じである。
②のレッツノートCF-Y2で78秒は、我慢できなほど遅くはないが、少々かったるい感は否めない。
これは、数年前のノートパソコン、そして、CPUはAtomのネットブックと呼ばれる低価格ノートPCのレベルである。

最近の製品である④と⑤は3年半前のデスクトップ並の速さがある。
注目はアイドリング時の消費電力にある。
ASUS U31FのようなCULVノートは①から④までに較べて格段に小さいことが分かる。
自分の使い方では、動作中のパソコンが消費する電力は多くの時間に、ほぼこのレベルにある。
ASUS U31Fを、しばらく使ってみたがレッツノートより明らかにバッテリーでの動作時間が長い。
数字を横並びで見ると、パソコンの消費電力に差は相当大きい。
73Wというのは60W白熱電流より大きく、8WはLED電球並みである。

U31Fのバッテリー込みで1.8kgで、レッツノートの1.5kgとは大して変わらない。
しかし、薄いせいなのか、ずしりとした重みを感じる。
多少は省エネになるというのをよりどころにして我慢するとしよう。

2011.5.29.




BNE WAS HERE
汽車道の港第2橋梁のわきに「BNE WAS HERE」とあるのを見つけた。
白地に黒の極太フォントなのでよく目立つ。
BNE?何のことだろうか?

Wikipediaによると香港、クアラルンプール、ニューヨーク、サンフランシスコ、東京、バンコク、プラハで確認されている一種の落書きのようだ。

BNEの意味としては

ブリスベン国際空港のIATA空港コード
音楽レーベル(Brand New Entertainment)
日本で活躍する外国人グラフ

との説があるようだが、そんなにもっともらしい意味はなく、単に人名、地名の頭文字を並べただけのような気がする。

Wikipediaを見る前は、一体何のことか、いろいろと想像したわけだが、肩すかしを食らった感じだ。
そんなことであるなら、この際、BNEを自分で勝手に考えて遊ぶことにしよう。

これを見つけたのが橋のそばだったので、Bをbridgeとすれば

Bridge Not Eternal was here

というのは、どうだろうか。

●(人間が)永遠に存在すると思っていた橋が天変地異のためになくなってしまった
●時の為政者が威光を誇示するため設えた絢爛豪華な橋が、その没落とともに取り壊されてしまった
●河を隔てて暮らす相思相愛のふたりがいた。しかし橋がなくなってしまったので仲を引き裂かれてしまった
●2つの国の国境には川が流れていた。橋を介して両国の往き来が盛んだったが、やがて両国は仲違いをしてしまい、橋は取り払われてしまった

といった具合で小説でも書けそうだ。

さらに無理矢理日本語をBNEに当てはめたどうだろうか。

Bはバビブベボ
Nはナニヌネノ
Eは子音なのでイーかエー
として、これを組み合わせれば

●バカで ノー天気は いい
●ボーと 寝てりゃ エコになる
●晩まで にぎわう 江戸の街
●坊主が のんびり イビキかく

支離滅裂のきらいはあるが、いくらでも楽しむことができる。

汽車道では、同様のシールをさらに7つ(合計8ヵ所)発見した。
それはそれとして、写真を撮ったシールは白地に黒文字でなければいけない。
何となれば黒い柱に白いシールなので、僅かだが左に傾いているのが気になってしまう。
このようなイタズラは、完璧で、かつ、周りに融け込んでいるのが望ましい。

2011.5.22.




四季の径とメタセコイア
四季の径は、相鉄いずみ野線 緑園都市駅から始まる1kmほどの歩行者専用遊歩道である。
緑園都市駅には、横浜駅から海老名行き急行で二俣川駅乗り換え、20分ほど着く。
駅を左側に出て、二俣川方向に戻ると緩やかな上り坂があり、ここからが四季の径である。

入り口には次のように書かれている。

「緑園都市駅からこども自然公園に続く約1kmの歩行者専用遊歩道です。全体を四季のゾーンに分け、四季を彩る樹木を植え、四季にちなんだ絵タイルも施されています。各ゾーンのポイントには、電車と駅の眺められる三角広場、レンガタイル貼りのアーケイド形陸橋、洋風で趣のある明るい公園と東側歩道には(生きた化石)メタセコイアの樹木などがあります。平成元年に横浜市みちなみ景観賞を受賞しています。 泉区役所」

坂を上りはじめると右手には高層集合住宅が建ち並んでいる。
ここを住まいとした人たちの中には、この遊歩道が気に入って選んだ人も多いだろう。
緩やかな坂を登り切り、道路のトンネルをくぐったあたりからは道の両脇には垢抜けた洋風住宅が建ち並んでいる。
このあたりで気に入っているのは、樹木や花ではなく、むしろ径際の家並みである。
日本にして日本にあらず、日本にあらずして正しく日本、不思議な雰囲気に浸ることができる。

歩いて行くと、やがて「生きた化石」メタセコイア3本が径の真ん中に現れる。
ウィキペディによると

「1939年に日本で常緑種のセコイアに似た、落葉種の植物遺体(化石の1種)が発見された。発見者の三木茂博士により『メタセコイア』と命名され、1941年に学会へ発表された。

当初、「化石」として発見されたために絶滅した種とされていたが、1945年に中国四川省磨刀渓村(現在は湖北省利川市)の「水杉(スイサ)」が同種とされ、現存することが確認されたことから「生きている化石」と呼ばれることも多い。

その後、1949年に国と皇室がそれぞれメタセコイアの挿し木と種子を譲り受け、全国各地に植えられている。」

生きた化石と聞くとたいそうなもののように感じるが、インターネットで英国の種苗会社などから種子が入手できるそうで自分でも育てることができるそうだ。

道が尽きたところで交差点を左折、さらに次の信号で左折すれば5分ほどで南万騎が原駅まで歩くことができる。
左折せずに歩道上の模様を辿っていくと、こども自然公園の第2駐車場に至る。
この広大な公園をブラブラ歩いて二俣川駅側の第1駐車場まで30分くらい、さらに二俣川駅までは20分くらい。
休日をゆったり過ごせるおすすめコースである。

2011.5.15.