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Analog Science Fiction and Fact, January/February 2005
Serial
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The Stonehenge Gate (Part 1 of 3) / Jack Williamson
主人公ウィルは大学で英文学を教えている。教官仲間の友人のループ(考古学)、ラム(言語学)、デレク(物理学)と話しているうちに、デレクがサハラ砂漠の地中にストーンヘンジのような構造物を見つけたことを話題にする。ラムの曾祖母リトル・ママはその辺りの出身らしい。ラムはリトル・ママが別の世界からやってきたと信じていた。その話をきいた彼らは、その構造物がリトル・ママの使ったゲートかもしれないと、休暇を利用して発掘調査を行うことになる。
評価は最後でまとめて行う。〜30000語。作家デビュー75周年記念を祝っているジャック・ウィリアムソンによる新作長編の連載。どうしてこの4人が発掘を行わないといけないのか(主人公は家を担保にお金を借りたりしているのだ)など、納得できない部分もあった。映画やテレビのシリーズのスターゲイトを思い起こさせる設定だ。黒人系のラムには額に妙な痣まである。
Novella
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Uncreated Night and Strange Shadows / James Gunn
The Giftie (Analog '99.9)、Pow'r (Analog '00.01)、The Abyss (Analog '00.07+08)、The Rabbit Hole(Analog '01.12)の続編。フランシスの古本屋でエイドリアンが見つけたUFO本には、異星人からの通信の宇宙船の設計図が記載されていた。政府の妨害をくぐり抜け、彼らはそれを全世界に公表した。その後、エイドリアン、フランシスと政府の元捜査官のジェシカが中心になって、宇宙船を建設し、通信の示す場所へ向かう……というのがシリーズのこれまでのあらすじ。
さて、ワームホールを抜けた先には、奇妙な惑星があった。周りにはどうやらあちこちの種族のものと思われる宇宙船が停まっている。しかし、異星人からは何の応答もなかった。惑星内部に空洞を見つけて、内部を調査するが、結局見つかったのはエイドリアンの姿を含む様々な異星人の姿をおさめた映像記録だけだった。そこに、UFO本の筆者のピーターが自分の代わりに宇宙船に乗せていたAIが、異星人と接触をしたと語りはじめる。
〜18000語。エイドリアンたちの他に、船には二百人以上の人が乗っているはずなのに、その気配がみられず、ほとんどエイドリアン、フランシス、ジェシカとピーターのAIの会話で話がすすめられていくようだったのが不満だ。大きな部屋に乗組員を集めて、ピーターのAIの話を聞こうとしているのに、いきなり途中で、「みんな忙しいだろうから、この3人でAIの話を聞こう」と言って、他の人を追い出す。地球から2年かけてやってきて、謎がようやく解決するかというときなのに。私なら絶対にこんな船では反乱を起こしそう。
ジェームズ・ガンも作家歴50年以上を誇るベテラン作家だ。
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A Few Good Men / Richard A. Lovett
ティファニーは友達と会うため毎週カフェにきていたが、そこで奇妙な女の姿を目にする。若者の一人が席を立つといつも彼女が追いかけていき、その若者は翌週から姿を見せないのだ。その女ダネットは300年未来からやってきたタイムトラベラーで、疫病のため数が少なくなった男性を増やすために、過去の男性を未来にさらっていた。ティファニーは巻き込まれて未来につれていかされてしまう。元の時代に戻りたいと思いながらタイムトラベラーの基地で働くことになった彼女は、ダネットと親しくなって……。
〜25000語。ありがちな疫病後の未来の時間旅行SFに見せかけておいて、実は、三百年未来で疫病で男性の数が激減したから男性を過去からさらっているのではない、というところがひとひねりしてある。
Novelettes
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The Supersonic Zeppelin / Ben Bova
航空機会社に勤める経営学専攻の新人である主人公は、エンジニアの仲間たちと話すうちに、衝撃波のでない超音速飛行船のアイデアを思い付く。彼は上司にその企画を通すと、ワシントンで政府からの補助金を受けるために、せっせとロビー活動を行うのだが……。
〜9400語。ちょっと怪しげな工学のアイデアをエンジニアではなく、政治面から描いた近未来SF作品。こういうふうな政治を扱ったSFはそれほど好きではなかったけれど、これは語り手の描き方がよかったせいか面白く読めた。
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Mars Opposition / David Brin
ある日、地球に大勢の火星人がやってくる。彼らは地球人たちと交流するでもなく、なにかのリストにのっている人物を探していて、情報を提供してくれれば対価を払うと言うのみだ。そして、そのリストに乗っている人物が見つかると射殺していったので、世界はパニックになる。やがて、そのリストが火星の探査船に積まれたディスクにのっていたものだとわかるが……。
〜10000語。有無を言わさない火星人の行動に、主人公はぎりぎりの選択をして、その結果皆の恨みを買うことになる。コミカルな話かと思ったらまったくそうではなく、ショッキングな話だった。
Short Stories
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Seventy-Five Years / Michael A. Burstein
歴史学者のイザベルは別れた夫の政治家ピーターと面会する。ピーターは次期大統領候補ともいわれていて、個人の戸籍簿を閲覧できるようになるのを72年後から75年後に変更しようとしていた。彼女はそれをやめさせようと説得し、彼が隠していたある動機を口にする。
〜2800語。アナログ誌75周年記念にあわせた作品だろう。ほとんど主人公たち二人の会話でなりたっているが、短いながらもキャラクターがきちんと描きこまれている作品だった。また政治がらみのSFかと思って読みはじめたが、思わぬ展開(クローン問題を絡めた話)になって、意外なくらい楽しんだ。
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Rough Draft / Kevin J. Anderson and Rebecca Moesta
ミッチェルは何年も前に長篇SFを出版し、それは非常に好評で各賞を受賞した。だが、ファンの反応に恐れをなした彼は、次の作品が書けずにいて、今はすっかり普通の人だ。だが、その彼のもとに、多次元世界でこの世には存在しない様々な情報を集めているという会社の調査員が、別の地球で見つけたその世界の彼が描いた新作長篇を送ってくる。彼の大ファンだと言うその調査員に直接会って、本のコピーも渡してもらったミッチェルは、コピーと本を焼き捨ててすべて忘れようとするのだが……。
〜5300語。アナログ2004年6月号の "The Bistro of Alternate Realities"と同じ世界らしい。デビュー長篇でヒューゴーとネビュラ両賞を受賞しながら、次の作品はきっと「前の方がよかった」とか言われちゃうだろうからもう書けないって言っている作家が主人公。
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Nova Terra / Jeffery D. Kooistra
モーターを専門とするエンジニアのウェスは、幼なじみのマイクが亡くなったと言う知らせを聞く。マイクは政府機関でなぞの仕事をし、あちこち飛び回っていたらしい。そんなウェスのもとに、亡くなる直前に投函されたらしいマイクからの手紙が届く。中には常識的には働きそうもないモーターの設計図が入っていた。ウェスはそのモーターを製作してみることにするのだが……。
〜6700語。アナログでは隔月で科学記事を書いている作者のSF短篇。MIBな人たちの登場や謎のモーターだなんて、いったいどうしようかと思ったが、キャラクターの描き方がよくて好感が持てる作品だった。
Essays/Articles
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Editorial: A Diamond Milestone / Stanley Schmidt
Astounding Stories of Super-Science誌から数えると、Analog誌は75周年記念になるそうだ。Stanley Schmidtが自身のAnalog誌との関わりと絡めて、歴史を振り返っている。
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Science Fact:
Why Are They? / Thomas Donaldson
"hot Jupiters"など、地球外生命が存在するかどうかを天文学や地学の立場からまとめている。
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The Alternate View: 75 Years of AV / Jeffrey D. Kooistra
Alternate Viewコラムの歴史など。このコラムはStanley Schmidt が編集長になってからすぐの1979年にG. Harry Stine と Jerry Pournelleによってはじまり、その後、John CramerとJeffery D. Kooistraに交代して現在にいたる。それ以前の、『爆発する宇宙』などの、科学コラムの話題なども。
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The Analog/Astounding Photo Yearbook by Jay Kay Klein
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The 2004 Index
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The Reference Library / Tom Easton
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Upcoming Events / Anthony Lewis
(2005年7月27日)
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