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Undead and Unemployed / MaryJanice Davidson
Undead and Unemployed / MaryJanice Davidson
Berkley Sensation, August 2004.
ベティは信じられないことに特別な力をもつ吸血鬼の女王様になってしまった。そのうえ、超ハンサムなエリック・シンクレアが、彼女の夫で吸血鬼の王だと言う。冗談じゃない。もちろん、シンクレアのことが嫌いというわけではない。どちらかと言うとその反対だ。だけど、だからといって、否応なく伴侶にされてしまっていいってわけじゃない。
さて、ベティが吸血鬼になってしまってから、三か月がたった。スーパー・リッチな親友ジェシカとルームメイトのマークが家のローンや光熱費の面倒を見てくれるし、ときどき街で犯罪者からちょっと血をいただけば食費もほとんどかからないけれど、でも、やっぱり彼女は就職口を探すことにする。ちょうどショッピングモールの靴屋で雇ってくれるらしい。シンクレアはベティが仕事をすることに猛反対だが(彼もお金持ちなのだ)、吸血鬼だって自立した女性は仕事をしなくては。
けれど、そんなとき、街の吸血鬼たちが何者かに襲われて殺されるという事件が続く。友人の吸血鬼ティナも襲われかけて、仕方がなくベティは囮役として街にでる。そうしたら、本当にベティは襲われてしまう。だけど、その吸血鬼ハンターのグループの背後に、どうやら別の謎の人物がいるらしいのだ……。
コミカルなヴァンパイア・Chick Lit・ロマンスの第二作。ブランドの靴に夢中なブロンド美人の吸血鬼の女王様が、また読者を楽しませてくれる。
今回は、第一作の Undead and Unwed よりもセクシー度は少ないかもしれない。けれど、もう少しロマンティックになっている(ベティは気付いていないようだけれど)。ユーモアは前作に負けず劣らず、たのしい吸血鬼ロマンスである。第三作 Undead and Unappreciated も楽しみ。この次作はハードカバー版となるそうだ。
(2005年9月20日)
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