2002年11月13日
PAUL McCARTNEY 東京ドーム


ポール・マッカートニー来日!!!
と言われて、最初は「うぉぉぉ〜!!!」と思った。
だけど、チケット代見てビックリ!い、14000円????歌舞伎座のいちばんいい席よりも高い???
あまりの高さにあっさりあきらめた。

ところが!e+でハーフプライスチケットが出たんです!!
ということは7000円!なんてラッキー!もともと直前になってやっぱり行こうかな・・・と思っていたところにこれだよ〜!\(^o^)/ これなら迷わず行く!決定!!!というわけで、ライブ2日前に急に行くことになった。しかもダンナにはチケット押さえてから「行くからね」と断言パターン。事後報告ってヤツね。(^^;

かといって、ライブギリギリなんだから予習も絶対に間に合わない!!
でもできるだけのことはして思いっきり楽しみたい。
最新アルバム全曲を試聴、ポールのソロ、ウィングス時代の曲を集めたベスト盤を試聴、おうちにあるビートルズのアルバム・・・時間がないけど、ないなりに頑張った。

そして当日。受け取ったチケットのお席は2F。まあもともと期待なんてしてなかったけど。もちろん音も全く期待してなかった。
会場に入ると、もうすでにスモークを焚いてるの?と言いたくなるくらい煙が立ち込めてる。オマケにオリエンタルな香りつき。ステージサイドでお香を焚いてるようだった。
流れてる音楽(ジャズ)を聴いてると、音質がけっこういい!!これは期待できるかも〜!!

10分押してようやく開演。
このライブでは「プレショー」をやるそうで、トランス(テクノ?)っぽい感じの曲をバックにダンサーや役者がショーを展開していた。
中世ヨーロッパ風の衣装を着た人、赤いフラメンコのドレスの女性、「外国人から見た日本」風の着物の女性、中国雑技団ばりの体の柔らかい人が箱の中に入って出てきたり・・・すごい不思議な雰囲気を醸し出してたけど、私これ好きだったなぁ。
そして、そのラストに、ポールのベースのシルエットが写って、ポール登場!!

メニューはこんな感じ。
最近リリースされたライブアルバム「BACK IN THE U.S.」とほとんど曲が変わっていないようなのでほぼ完璧に近いはずです。?のところは私が知らない曲なので書けません。ちなみに、書いてはいても実は知らない曲ってあったりするのよね。それがライブで初めてやる曲だったとしても、その価値がその瞬間にわからないのはとってもつらい。

HELLO GOODBYE
JET
All MY LOVING
GETTING BETTER
COMING UP
LET ME ROLL IT
LONELY ROAD
DRIVING RAIN
YOUR LOVING FRAME
BLACKBIRD
EVERY NIGHT
WE CAN WORK IT OUT


THE FOOL ON THE HILL
HERE TODAY
SOMETHING
ELEANOR RIGBY
HERE THERE AND EVERYWHERE
MICHELLE
BAND ON THE RUN
BACK IN THE USSR
MAYBE I'M AMAZED
LET 'EM IN
MY LOVE
CAN'T BUY ME LOVE
LIVE AND LET DIE
LET IT BE
HEY JUDE


<ENCORE 2>
THE LONG AND WINDING ROAD
LADY MADONNA
I SAW HER STANDING THERE


<ENCORE 2>
YESTERDAY
SGT. PEPPER'S / THE END

どうよ、このセットリスト!!これ、ナマで聴いてきたんだぞ!!

オープニングは「HELLO GOODBYE」!!!
うお〜!!!
もう、誰が座っていられるものか。思わず立ってしまったのは言うまでもない。当然アリーナは大盛り上がり!!みんなすっごく楽しそう!
それにひきかえ、2階は・・・全然。立ってるのは私の周りであと一人くらい。
げっ!一人立てばみんな立つかと思ったのに・・・やな予感。
2曲目「JET」。これは試聴しただけなので曲の一部分しか知らなかったけど、ああ、やっておいてよかったよそれでも。「JETだ〜・・・」と思いながら立ったまま聴いていると突然後ろの若い女の子に肩をはたかれ、
「すいませ〜ん、見えないんですけどぉ」
と言われ、あえなく沈没。(;_;) 
この先また立って見た日にはまたきっとお互いイヤな思いをするだろうから、最後までおとなしく座って観てました。寂しいなぁ・・・ポールの来日なのに。もっと盛り上がってもいいんじゃないの?
アリーナ席がこんなにうらやましいことはなかったよ!ハーフプライスだし周りが筋金入りのファンじゃないってことなの?とか、こんなこと言っちゃ悪いけど若い子(ああ、こんなこと言ってる私もいいかげんトシね(^^;)にはこの価値がわかんないのか(若い子がみんなそうってわけじゃないだろうけどね)?とか思ったけど、人から聞いたり掲示板の書き込みを見てると、どうもそういう思いをしたのは私ひとりではないらしい。
エルトン・ジョンの時もこんな感じだったなぁ・・・あの時も立ちたいところがあったけど、後ろの人から文句言われそうで怖くてガマンしちゃったんだよね。
人それぞれ楽しみ方はあるから一概に「こうしろ!」って言い方はしないけど、なんか・・・ね。
でもさぁ・・・BON JOVIとかなら座ってる人のほうが少ないよねぇ。JOURNEYだって1Fだったせいかもしれないけど総立ちだったしなぁ・・・

ALL MY LOVING」まで立て続けに演奏。
ここまででもかなりナミダもの。この先どうなっちゃうの?って思う。

今回初めての試みだそうだけど、会場のスクリーンに通訳の字幕が入ってた。でもね。ポールの英語はきれいで聞き取りやすいから通訳なしでもわかる!ばっちりわかる!
通訳さんは8人いたそうで、ポールがしゃべったことをその場で訳して字幕にしてるんだとか。(すげー。すげー。すごい語学力だよ通訳さんたち。NOVAレベル4の私には不可能だ)
で、おちゃめなポールは「犬が丘をかけていった」とかいろんなこと言って字幕が出てくるのを楽しんでました。
ポールとしては、通訳を入れることで客席とコミュニケーションを取りたいと思ってるみたい。
それは言葉だけじゃなく、ライブの随所でも感じられた。よく日本語を挟んだMCしてたし。あんなに日本語しゃべる外国人アーティストなんて見たことないぞ。たいていは通訳だって入らないんだから。
しかもあんな大スターが、たとえカンペ見ながらでも日本語でしゃべってくれるなんてもう、すごいことですよ本当に。
アリーナの最前列の人たちはいろんなプラカードを持ってきてた。ええなぁ。私も最前列ならあのくらいやりたいもんだ。ポールが「漢字だと難しくて読めない」とか言っていた。かなり笑えた。なんてかわいくておちゃめなおじさんなんだっ!

バンドのメンバー紹介&メンバーのコメントをはさみつつ、ライブは続く。

7曲目「LONELY ROAD」から「YOUR LOVING FLAME」までは最新アルバムの中から。
YOUR LOVING FLAME」はHEATHERに捧げる曲だと言って演奏してました。
も〜、ラブラブなのねぇ。でも、私はポールが再婚したこと、よかったって思ってるんだ。
その後、バンドのメンバーが全員ステージを降りて、ポールだけに。
黒人女性のことを歌った曲、人権問題(←これは日本語で)のことを歌った曲と紹介して
ギター1本で「BLACKBIRD」。
これからしばらくアコースティックな演奏が続く。
ジョンと会話をしてることを想像して書いたという「HERE TODAY」。
この曲の前に「ジョンに拍手を!」とポールが言うと、会場から大拍手が沸き起こる。
「ジョージはたくさんウクレレを持っていて、これ(ウクレレ)は彼からのプレゼントだ」と言って、「SOMETHING」を弾き語り。ただでさえナマで聴ける感激で涙出てくる曲が多いのに、その中でも恐らくここがいちばんの泣きどころだったと思う。
私自身、この曲以前は嫌いではなかったけどめちゃくちゃ好きかと言われればそういうわけでもなかった。
なのに、ここでもう大涙・・・しかも、ウクレレで弾き語りだからちょっと明るい感じになるのにね。前にいたお姉さんたちも泣いてた。私のお友達も違う席で見てたけど、やっぱりここがいちばん泣けたと言っていた。みんな感じることは同じだね。

そんな大涙の「SOMETHING」の後に「ELEANOR RIGBY」・・・うわぁ。さっきの延長でまた涙。
HERE THERE AND EVERYWHERE」で「ああ、これもビートルズの曲なのよねぇ」と改めてしみじみ思い、次の「MICHELLE」でまた涙。一度出ると止まらんのう。(^^;
BAND ON THE RUN」も楽しかったー。プラカードを上げてるアリーナの人たちが何度かスクリーンに写されてた。いいなー。楽しそうだなぁ。
リンダに捧げると言って「MY LOVE」。ああ、来た来た・・・ここでまたうるうる来ちゃった。
思えばポールは大切な人を何人も亡くしてきたんだよね。ジョン、リンダ、ジョージ・・・人間誰でも大切な人をいつかは失ってしまうものだけど、誰だってつらいこと。そんなポールが今こうして元気で来日して、しかも再婚までして幸せそうなのを見ると、こっちまで勇気づけられる気がする。生きてるって素晴らしいって思うよ。

私の大好きな「CAN'T BUY ME LOVE」をやった後は「LIVE AND LET DIE」。
もうマグネシウムばんばん爆発させてた。大迫力〜!
曲が終わった後ポールが「けむい、けむい」と手で煙をよけてたのが笑えた。もう、おちゃめさんなんだから。(^^)
ド迫力の後に「LET IT BE」。あら、これじゃ「SOMETHING」ほどは泣けないなぁ・・・と最初は思ったくせに、やっぱり涙目になっていた。(^o^;;;
そしてポールが「みんな一緒に歌ってね」と言って「HEY JUDE」。
もちろん大合唱(特にアリーナはすごかったと思う)。やばいなぁ。また泣けてきちゃう。
ポールと一緒に歌っちゃうんだからさぁ。感激だよ。
こんなこと、どのアーティストもやってることなんだけどね。今まででいちばん一緒に歌って感激したんじゃないかなぁ。
「HEY JUDE」で本編が終了。

アンコール。
THE LONG AND WINDING ROAD」。これも大好きなんだよな〜。
それから、絶対聴きたかった曲の1つ「LADY MADONNA」!きゃ〜!!!これも大好きなんだよねぇ。
あのイントロのピアノがすっごく好きで、自分でもコピーして遊んでるもん。2日前までは生で聴けるなんて思ってなかったねぇ。
I SAW HER STANDING THERE」なんて曲もビートルズの曲なんだよねぇ。すごいよなぁ。やっぱりビートルズはすごい!ポールはすごい!
というわけで、ここでアンコール1回目終了。

アンコール2回目。
YESTERDAY」やっぱりこれ聴かないとね。
そして最後は「SGT PEPPER'S〜/THE END」。
この曲をやる前だったか後だったか、「もう帰らなくちゃいけないんだよ。みんなももう
帰らなくちゃいけないでしょ?」っとポール。
「もっとやってよ〜!」どれだけの人がこう思ったんでしょう。もちろん私もそのひとり。
ふと気づくと、もう10時!!もうそんななの?3時間近くも!
まだまだ聴きたい曲はたくさんあるんだけどな〜。「GET BACK」とかさぁ。

もう、本当に楽しかったし、何度も泣いたし、元気ももらった。生きてるって素晴らしいってポールに教えてもらった気がする。
14000円出しても全然惜しくない内容!最初からそうしておけばよかったよ。
やっぱりポールってすごい。ずーっといい曲を書き続けてるなんて本当にすごい。
それにあの若さ!御年60歳なんて全然感じさせないんだもん。声もよかった!!!
観客を楽しませることもうまいし、あのファンサービスっぷりはうれしい限り。
音も想像してた以上にいい音だった。よかったぁ〜!!
JETで座らざるをえなくなったこと、ライブ中に平気で携帯いじってた人がいた(最近こういうの多くない?リアルタイムでお友達にしゃべりたいんだろうけど、私は賛成できないね。ライブ後にして頂きたいです。携帯の画面が後ろから見てるとすごく目障り)ことが残念だけど、それでも最高のライブでした。
また来日してくれるといいなー。次はどんなにチケット高くても迷わず観に行きます。

あと、余談ですけど・・・
ビートルズで誰が好き?って聞くと、私の周りにいた人たちは圧倒的にジョンって言う人が多かったんだけど、私は中学生の頃からずっとポール派なんです。ホントだよ。

<2002/12/08>


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