手作りごはん 






コムズカシイ話は後にして、まずは作り方からいっちゃいましょう。
カルシウムとリンの割合 ?
大丈夫 ! ! そんなに肩の力を入れなくても簡単に出来ちゃいますよ。


  • 一度に食べる量はその犬の頭ひとつぶん位の体積
  • 全体量の4分の1くらいを肉類、残りを野菜と少量の穀類
  • 味付けはナシですが、塩分もある程度は必要ではないかと。
    発酵食品をたす気持ちで、上等な味噌・醤油、あるいは真正な塩を
    少しだけ加えます。
  • コトコト水煮でやわらかく (煮た汁ごとあげてね)


これだけなんです。だまされたと思って一週間あげてみてください。
もうもうドッグフードには戻れなくなっちゃいますから♪ 






 
ベースになる野菜たち
 キャベツ・レタス・白菜など

プロセッサーにかけてから茹でても、
茹でてから細かく切ってもいいです。

慣れてきたらザク切りを煮たのでも可。
( わんこの一口大程度の ) 


食べ応えを作ってくれる野菜たち 
かぼちゃ・サツマイモ・里芋
とろろ芋・じゃがいもなど
 
量も増えるし、切り方が楽なお野菜たちです。
かぼちゃは一口大、イモ類は薄いいちょう切り的に。
( あんまりゴロゴロ大きいと、そのまま出てきちゃいます )

サトイモはアクがあるので、
事前に何度かゆでこぼしを。
 

 
   
緑黄色のなかでもアクが少なく便利なグループ 
さやえんどう・オクラ
いんげん
 
えんどう・オクラなどは下茹でもいらないくらいです。
ブロッコリーは湯がいた方がいいです。
( 下記
なぜでしょう ? を参照 )

このグループの冷凍ものは、
水をかけて解凍しただけで使えます。
凍ったまま、出来立て熱々ごはんの温度調節にも重宝。
お豆腐や凍った納豆も冷やすのに便利です。

 
  ( 納豆を冷凍のまま使う場合、
 発泡スチロールの容器のものはくっついて手間になるので
 「納豆一」のようなプラスチック容器でポコッととれるものが扱いよいです。)
 
   
意外と消化のよい仲間たち 
ピーマン・なす・もやし
豆苗・ごぼう
 
もやし・豆苗はざく切りでOK。
他にカリフラワー・冬瓜など。

ごぼうはうすーく斜め輪切りにしてから細切りで。 

 
   
意外と消化されにくい野菜のグループ 
にんじん・大根  他にかぶなど。
葉の方に多く農薬が掛かっているので注意。

大根は千切り。
にんじんは薄く輪切りにしてから千切りか、
ごろごろ切りにしたのを茹で上がってからつぶしても。
いったん冷凍にしたものは格段に消化がよいです
生の時プロセッサーにかけても、おろしてもいいですね。
おろしたものは生のままでもOK。

スティックでおやつにあげても大丈夫


 
   
お豆の仲間たち 
そらまめ・あずき  他に枝豆・大豆・虎豆・花豆など。

指で潰すくらいで大丈夫。
 
 
   
ごく少量でもよいグループ 
ワカメ
きのこ・ひじきなど
 
ナトリウムも必要なミネラルなので、
普通に元気な仔なら塩抜きしたワカメやひじきの塩分くらい
なんともないです。 
消化液は塩酸ですよね。
狼は獲物の血から塩分を得ています。


きのこはプロセッサーにかけたほうがいいですよ。
(おなかをこわすということでなく、そのまんま出てきちゃう)

 
   
生でもOK 
トマト・きゅうり  夏野菜は身体を冷やす働きがあります。
季節の野菜はその季節に食べるのが自然ですね。
( 季節はずれに大量摂取はどうかなという意味です )
農薬もその方が少ないし。

プチトマトの中身がピュッと飛び出すのに驚いて
嫌いになっちゃったり、
種の周りのドロドロが苦手な仔もいるので
最初はあげ方にちょっと気を使って。 
 
   
気をつけたい野菜 
ほうれんそう・青梗菜  他に小松菜・からし菜・菜の花・モロヘイヤ・ブロッコリーなど。
湯がいたら刻んで保存しておけば何かと便利。

緑黄色の葉もの野菜は、
別鍋でのゆでこぼしが必須です。
なぜでしょう ? 

特にほうれん草には
カルシウム・鉄などミネラルの吸収を妨げ、
結石の原因になる蓚酸が含まれているので必ず ! ! です。
 
   






  
  内臓と神経系に毒が溜まるので取り除いてから
熱湯から煮ます。
この時、生姜(チューブでない)もちょっと入れたりします。
アラの部分でも充分美味しそうに食べてくれます。
野菜とは別に煮たほうが骨の管理(?)がしやすいです。

茹で汁も全部かけてあげて下さい。
魚の脂は肉のと違って、良いものなので取らないで下さいね。
最後に指で、刺さるような骨がないか確かめて。

マグロの血合い肉がお安いですが
赤身魚の冷凍もの・大きい魚は気をつけたいこともあります。

なんでしょう ?

 
  脂身は取ってください。
肉の消化は得意なのでそう細かくしなくて可。
お肉だけ選って食べちゃうようなら小さくしてみて下さい。

他に、牛筋・アキレス・
鶏の軟骨
( 白くて角張った角笛のような形(三角錐のような)をしています)など。
 
たまご・豆腐  
  生の白身はビタミンHを壊すらしいのでなるべく火を通して。
(でも野生の狐さんなんかは丸ごと食べちゃってますし、毎日でなければ
 気にしなくていいんじゃないかな )

豆腐は量を過ぎるとおなかがゆるくなっちゃいます。
たぶん、にがりのせい。

他におから・高野豆腐など。

 
レバーについて 
  あげ過ぎるとレチノール過剰症 (食欲不振・疲労感・頭痛・
カルシウム減少・関節痛) になるそうで、
10kgの成犬で1日3グラム弱まで
と言われていますが、毎日毎日じゃなければ気にしなくても
健康体なら心配ないでしょう。

それよりも、ヒトにも犬にも気にして欲しいことがあります。
それは・・・ 
   



おまけ



まるごとのお魚をハサミでおろしてみましょう

わんこは意外と魚好き。たぶん匂いがたつからでしょう。
同じ意味で、豚より牛、牛より羊の方が食いっぷりがいい気がします。
もちろん、食いっぷりだけで食材を選んだりはしませんが。

        
用意するのは新聞紙とキッチンバサミ。これだけ。


1)新聞紙を広げる (まな板は使いません)

2)まずハサミで頭をおとす。エラから前の部分ですよ

3)切り口から片方の刃を入れ、腹を切る

4)刃の部分を使ってハラワタを出す
  → そのまま新聞紙にくるんで捨てちゃえば臭いません


これでおしまい。簡単でしょ。
あとは熱湯から煮た後に、骨を取り除くだけで出来あがりです。

ぜいごとか、背ビレ・胸ビレなど気になる方は取っちゃって下さい。
わんこの大きさにも拠ると思います。
我が家は鱗までつけたまんまですけど (笑)

 






 
炭水化物のグループ 
  このグループは G I 値が高いので 
太りやすい仔にはあげなくてもいいくらいです。
逆に言えばこれらで楽に体重調整が出来ます。
目安として体重10kgで1日ご飯茶碗軽く一杯ほど。
真冬は体温維持でカロリーを使うので多めに、
夏は少なく。運動量によっても加減してください。
初めは少量からスタートして
様子をみて増やしていきましょう。
太らせてから減らすより、ずっといいですから。

パンはイーストフード( イースト菌じゃないですよ〜)
など合成のものが入っていないものを
あげたいですね。
トーストした方が好きみたいです。

他に、蕎麦・うどん・冷麦など。

米も小麦もなるべく精白していないもの(玄米や全粒粉)
のほうが身体に良いです。

あまり神経質になることもないと思うのですが、
最近、小麦粉が体調不良のもとになるという
があります。
調子の良くない仔は控えめにしたほうが無難かもしれません。
白米・雑穀
パン・パスタ
 
 

 
   






 
ちょっとトッピングするとよいグループ 
  なにかひとつでものっけてあげればより良くなります。

オリーブオイルは優れもの。
さらにその上は亜麻仁油かな。
酸化が心配なので小瓶を買いましょう。
特に亜麻仁。

海老の殻は免疫力を高め、悪玉コレ・重金属・ダイオキシンを
除去してくれます。エビフライのしっぽなんかでもいいんですよ。
桜海老などの乾物もいいですね。
( 着色してないのにしてくださいね )


他にきなこ・すりごま ・煮干・納豆・のり・青海苔・お豆腐・
無糖ヨーグルト・ブロッコリースプラウト・ハーブ・炒ったおから・
ゼラチンの粉・卵の殻を天日干しして粉にしたものなど、
いろいろ♪いろいろ♪♪

牛の乳製品も最近なるべくなら避けたほうがよいとのもあります。(牛肉も)
たぶん、抗生物質やホルモン剤の投与のためと思われます。
体調のおもわしくない仔は避けたほうがよろしいかもしれません)
 
オリーブオイル
甲殻類の殻・ナッツ類
 

 
             ごまは肝臓に良く、コレステロールの合成を阻害し
             活性酸素と戦ってくれる優れものですが、
             とても酸化しやすいので小さな入れ物に密封保存してください。
             古いものは用いないようにしましょう。 






 
ハーブたち 
  ベランダなどにちょこっと置いてあると、犬が好きな時に勝手に食べます。
もちろん殺虫剤なんてかけないでおいて下さいね。
化学肥料も施さない方が安心して食べられますよ。
時たま、うーんと薄めた牛乳とか米のとぎ汁をあげれば育ちます。

                              →おススメの肥料
                              
→おススメの害虫避け
  • しそ――殺菌
  • ペパーミント―――吐き気・消化器官
  • カモミール―――ストレス・消化不良
  • パセリ―――殺菌・消化促進
  • レモンバーム―――強壮・鎮静・鎮痛
  • ルッコラ (ロケット)―――健胃・強壮
 などなど






   
 食べられないもの 
 ×


 

ネギ系は赤血球を壊してしまうらしいので避けてください。 
少量なら大丈夫とも言われていますが、個体差がありますので。

わざわざうめぼしをあげることもないかな、と。
練り物は添加物が心配。

他にチョコレート・香辛料など。(少量の生姜は可)

 
   
貝やイカなどは“消化できないからNG”と言われてきましたが
これらはお肉とは比較にならないほど(?)優れた蛋白源なんです。

私ははじめフードプロセッサーで水を加えてすり潰したようにして
あげていました。
慣れてきたらブツ切りでも一向に大丈夫です。
きちんと消化されています。(うんちをほぐしてみました)

「あげてはいけない」と最初に言ったのはどなたでしょう。

 







野菜などは加熱によって壊れてしまう栄養素もありますね。
生で食べられるものは時には生のままあげてみては
どうでしょうか。

たとえば今まで全部お鍋にいれていた野菜を
少しとっておいて、出来あがってから ( 冷めてから )
混ぜてあげるとか・・・・・。
おやつ代りにレタスとか・・・・・。

        









組み合わせは ?

いろんな材料をのせたので、
「こんなに入れるのォ ? !」ってひいてしまった方もいるかもしれませんが、
その日家にあるお野菜を使えばいいんですよ。
毎回すべての栄養素を網羅する必要なんてないんです。
ヒトの赤ちゃんの離乳食とおんなじです。
一週間単位でバランスがとれてればOKなんですよ。
簡単に言ってしまうと

『 淡色野菜からひとつと、緑黄色野菜からひとつ選んで、肉を加える。』
( ちょっと極端に言ってマス。)

こんなんでいいんです。
もちろん1種類より2種類、3種類取り混ぜた方が望ましいのは当然で、
あるいは
お弁当をつめる時のように5色揃える、という考え方もいいですね。
量も種類も思うまま作ってください。

ドッグフードのように、いつでも栄養素の分量が一定である必要はありません。
いつもいつも決まった割合で栄養が入ってくるより、
何かが少なかった次のごはんはその栄養の吸収が高まるようになるそうです。
それに第一・・・・・・・ヒトの食生活はどうでしょう。
あなたの昨日とった栄養は、「食事摂取基準」を満たしていましたか ?
リンとの割合が気にされるカルシウムですが、マグネシウムとの割合も大事なんですよ。
その比率は2対1。ちゃんとそうしていましたか ?


ほーら、ね〜っ ? ! 大丈夫でしょ ? (^◇^)
食事療法が必要な方でない限り、神経質にならなくてもそこそこ健康でいられる
ではないですか。
犬だって、おんなじなんですよ。
「でもフードみたいに完璧には出来ないじゃない」 とおっしゃる方、
おやつあげてらっしゃいますよね ?
ジャーキーとかあげてたら、完璧なバランスが崩れちゃうって言うのに ?

もっと気楽にしていいんですよ。
1日や2日さぼったって病気になんかなったりしません。
作り忘れた時はご飯に卵かけて済ませちゃったり、トーストパンに牛乳とトマトだけだって
量が足りてれば結構犬は満足してくれます。





量は ?

一度におなかに入れる量はそのわんこの頭ひとつくらいの大きさが目安ですが、
回数はどうなんでしょう。それは・・・・・

『 あなたと、わんこの様子と、うんちとで相談してください♪』

忙しくて夜一回しかやれない、と言う方もいらっしゃるでしょう。( 成犬に限りますよ ! !)
朝と晩、二回楽しみがあってもいいじゃない、と言う方もいらっしゃいます。         

わんこはわんこで、いつだって何か食べていたい犬もいれば
一日に一度詰め込めるだけ詰め込めば満足する犬もいます。う〜ん、どうしましょ。

さあ、そこで一番発言権があるうんちくんの登場です。
もしカチカチポロポロなら、それは足りていないということで、
反対にうんちがゆるいならそれは食べ過ぎということになります。
( ここでは量と回数のみの考察です。脂が多過ぎてもなります )
いくらわんこがたくさん食べたいタイプでも
おなかがゆるくなる様なら、そのやり方はNGという事ですね。

うんちくんの発言は絶対です。

三者(?)で協議した結果をひと月ほど続けたら、最後のご意見番に話を聞いてみましょう。
わんこの脇腹にふれてみて、肋骨に1本1本触れられますか。
反対に目で見てわかるなら痩せすぎですよー。
“標準体重” というものは気にしないでくださいね。
だってヒトだって、筋肉質か骨太かでもいろいろ違うじゃないですか〜。

同じ犬種、同じ生活でも代謝はそれぞれ。
太ったり痩せたりしたら、量でなく中身を変えましょう。
せっかくその仔の消化能力に合っていて満足する分量を見つけたんですもの。
お痩せさんにはジャガイモやご飯の割合を増やしたり
おでぶさんならご飯はナシにしたり・・・。

その仔に合ったごはんにしてあげられる。量も。質も。
それが手作りごはんの最大の利点なんです。

定められたフードの量じゃ足りなくて、悲しそうにしてるわんこの姿につらい思いをすることも
もうありません。
つい、可哀相になっておやつで太らせてしまうこともなくなりますよ。

                       幼犬は多くの回数に分けて与えてください。おなかをこわさず、太らせない程度に好きなだけ。




ちなみに我が家では朝晩の2回食で、夜は朝より軽めです。
どんなにたくさんよそっても残さず食べておなかを壊すタイプなので
ほどほどにしています。
食べるからといって、たくさん過ぎる量を続けていると、だんだん食事が億劫そうになり
おなかもゆるくなってきます。
喜んでバクバク食べて最後に器がピカピカになるくらいに舐めるくらいが
丁度いいようです。
おなかが一杯過ぎると、器を舐めませんので。
またいつまでも未練がましく舐め続けていたら、少し量を増やします。
あくまでうちの仔たちの場合、です。
あなたのわんこはあなたがよ〜く観てあげてくださいね。
東武動物園の飼育係さんがおっしゃっていました。
「一に観察、二に観察・・・。」です。

        季節によって量の増減があります。
          夏を迎える頃から食が落ちてきますし、反対に寒くなってくるとよく食べます。
          冬は皮下脂肪を蓄えるため少しくらい太ってもいいでしょう。
          夏、あまり食べなくても元気なら心配いりませんよ。
          いつものごはんで量だけ減らしてください。
          減ったぶんを考えて高カロリー食にしたりすると却って良くないのです。
          自然にそうしているのですから。







味付けは ?


素材からでる味だけで充分よろこんで食べてくれます。
なのでヒトのみたいに味付けはしません。

ですが、私は “発酵食品の追加”の意味で
良質なお味噌やお醤油をすこーし入れる時もあります。
(ヒトの家族より上等のものを使っていることは内緒にしておいてください♪)
だってやっぱり塩分も必要なのではないかと思うから。

例えばわんこは自分でビタミンCを合成できるけど、
だからと言って与えなかったら身体は疲れてしまいますよね。
自分で生み出す(作り出す) より、食事で摂ったほうが身体は楽ですよね。
だからもしかしたら塩分だって、
“なくても大丈夫” であっても “あるならあったほうがいい”のかもしれない。
牛さんだって、元気がなくなると塩をなめたがるっていうし。

腎臓が健康で、充分な水分を摂っていれば、
多少余計な塩分があっても問題なく排泄されるそうです。


え〜っと、この項目はひとりごとです♪






フードから切り替える時

少しずつ切り替えていくのはフード同士の時と同じです。
注意することは、初めて食べる肉系のたんぱく質は一度に1種類にするという事です。
これはもしアレルギーが出たとき、原因を特定しやすいからです。
“今日は豚肉、明日は鯵” とやるとどちらがアレルゲンか判り辛いので
日替わりで初めての食材を試すのはやめたほうが無難。

それから、うっかり熱いままあげたりしない様に手で混ぜるクセをつけて下さいね。
夏は常温、冬は人肌よりちょっと温かいくらいが望ましいと思います。






カルシウムについて獣医さんのお話し

手作りごはんにするにあたって  
みなさんが一番気にされるのは
カルシウムが足りてるかどうか、
ってことではないでしょうか。
何人かの獣医さんに伺ったところ心強いお答えをいただきました。

  「心臓はカルシウムによって動いている。
  元気で生きてるってことはカルシウムは足りてるってこと。」

普通にバランス良く食べてれば、特別気にして骨を食べさせることもないそうです。
それはね、
意外なことに
動物性のものより植物や海草のカルシウムのほうが吸収されやすいから。

そしてカルシウムは “摂る”こともさる事ながら
“抜け出ない”ようにする事も大事だということです。
肉の取り過ぎは、あまったタンパク質を排泄する際一緒に骨中のカルシウムも出してしまうとか。
血液中のリンとの比率を1対1に近づければよいので、
海草や野菜で修正して下さいとのことでした。

ここだけの話(?)ですが、はじめ手作りごはんに難色を示していた獣医さんも
実はご自分の犬には手作り食を与えていた、ナンテこともありました。うふふ♪です。

ところで、お世話になった動物飼養管理士さんが教えてくださった
お肉3種の1日に必要な分量をのせておきますね。
いずれも成犬10kgにつき、1日当たり
牛―――64g
豚―――48g
鶏―――96g だそうなんです。

最初は計っていたのですがだんだん面倒になり、
見た目が全体の5分の1〜4分の1くらいになるようにしていますが問題ありません。
育ち盛りの仔犬はその倍くらいが良いと思います。。
あまり肉が多くても、それこそリン過多になってしまいますから、ほどほどに。
「ウチは生肉だけですの♪」なんてお金持ちが時々テレビに出てますが、困っちゃいますネ。
ベジタリアンのヒトやわんこは植物性蛋白だけで生きているわけですから、
極論すればお肉は少なすぎる事はないといった所でしょうか。

ところで 『犬の必要とするカルシウムはヒトの20倍』 という神話は
どこからきているか、みなさんご存知ですか ?
それは30年程前、ある学者さんが発表された「犬の栄養所要量」から出たものなんです。
それによりますと

◆たんぱく質―――ヒトの4倍 (体重当たり)
◆カルシウム―――20倍
◆脂肪―――ヒトと同じ
◆炭水化物―――あまりいらない
◆塩分―――40分の1

だそうなんですが、この発表のあと改定も出されていなくて( もうこの先生は亡くなってしまわれましたので)
どうなのかなぁ、といった所です。    

この研究はりっぱな物だと思うけれど、現在鵜呑みにするのもどうかと思っています。
だって、ヒトのことだって今まで信じられていた事が最近になって違っていたことがわかった
ってことがたくさんあるじゃないですか。
例えば・・・・・砂糖の取りすぎで糖尿になるのではない、とか
イカやハマグリのコレステロールは高くなく寧ろ下げる働きをする、とか
発ガン性があると言われていた焦げが肝臓に良かった、とか・・・・・。
30年たつ間に、違ってきちゃった事もあると思うんですよ。

それに十羽一絡げに犬、犬って言われてますが、
いろ〜んな犬種がいて、消化管の長さも違うし代謝も違うのに、
超小型犬から超大型犬まで一律に“体重当たり”でいいのかナ。

ヒトの栄養所要量ですら
生活活動強度別に4段階、年齢別に10段階、しかも男女別に出されているのに。

だからそんなに神経質に考えなくていいんじゃないかなぁ。






暮らしのコリクツ

我が家のご近所をお散歩中の飼い主さんたちに手作りかフードかを聞いてみたところ、
面白いことがわかりました。
12歳以上のお年寄りのわんこ22匹のうち19匹まで(←随時更新)が手作りごはんを食べていたのです ! !
そのなかで、犬用に作ってやるという方と人間の残り物をやるという方は半々でした。
残り物とは何かを伺ってみますと、
衣のついたままのフライ・タレのついた焼肉・てんぷら・
ハンバーグ (しかも玉ねぎ入り) ・ごはんにおみおつけをかけた物・・・。
絶対にだめとされている、塩分脂分満載じゃないですか。
この飼い主さんたちはみな中高年、“犬なんか残り物で充分だ”という世代の方たちでした。

この影にはやっぱり身体を壊して死んでしまったわんこもいるでしょう。
でも、今長生きしているわんこのほとんどがフード派でないという事実。
これはいったい、なんなのでしょう。( →ドッグフードの罠へ )

とは言うものの、ドッグフードには利点もたくさんあります。
ひとつにはお手軽だということ、買い忘れさえ気をつければ面倒な手間もいりません。
それに、家族の誰でも気軽に準備できますね。
誰かに預かってもらうのも、「これ食べさせて」で済むから簡単です。
病気になった時、獣医さんが見当をつけ易い、ってこともあるでしよう。
フードならビタミン○は足りてるハズだ、とか。
( ホントはそうでもないんですが )
いつも同じうんちが出ますしね。
旅行に一緒に連れて行っても現地調達できますから気が楽です。
これくらいかナ ?

さて、今度は手作りの良い所を。

  • 安心、安全
       自分で選んだ新鮮な材料で作った
    無添加です。

  • それぞれに合った食事内容に出来る。
       フードは体重で決められちゃってますが、それでいいんでしょうか。
       個々の代謝能力のことやどんな生活を送っているかで内容も変えたいですよね。
       いくら体重が同じでも、一日中お留守番のわんこと
       毎日兄弟犬と走り回ってるようなわんこの食事が同じでいいわけないんですから。

  • 満足する量をあげられる
       くいしんぼさんにはカロリーを下げてあげればいいんです。

  • うれしい食事
       あなただって、毎回カロリーメイトやウィダーインゼリーだったら
       いい加減いやになりますよね。
       喜んで食べている姿、食べ終わっての満足気な顔はあなたを幸せにしてくれます。

  • うんちが臭くない
       ヒトのみたいな、い〜いうんちがでますよォ。ほとんど臭いません。
       フードのは油っぽい、クサーイのが出ますよね。
       時々拾いますが、冷めててもクサイんです。
  • 毛並みが良くなる
       毛吹きはどうかわかりませんが、毛艶はもうフードの時とは比べ物になりません。
       半年でツヤツヤになり、1年で手触りふわふわです。( 成犬までフードだった場合 )
       もちろんコンディショナーも何もつけなくてです。 
       言うまでも無く、皮膚の状態も良好ですよ。    
       毛・皮膚が良いという事は内臓の状態も良い、という事ですよね。
       薬品などを付けてツヤツヤにするのは本末転倒と考えています。
  • 涙やけがない
       フードのように脂がきつかったり、酸化していたり、添加物が入っていると
       涙やけが起きますが、手作りごはんはほとんど起きません。
  • 歯が汚れない
       あくまでドライフードと比べて、ですが明らかな差が出ます。
       ヒトだって、乾いたクッキーなんか食べた後は歯にカスがまとわりついてますよね。
       どっちが歯垢がつきやすいか、考えるまでもありません。

確かに、手作りは手間がかかります。でも・・・・・。

 




食の安全は、楽チンさと引き換えに出来ないものだと犬暮らしでは考えています。
今、楽をしたツケは将来獣医さんに払うことになるかもしれません。
どうかあなたのわんこには真正な食べ物を与えてあげてください。
 







もうちょっとつっこんだ話   
わんこの手作りごはんについての私の独断と偏見に満ち満ちた部屋です。
言ってることはなーんの根拠もありません。

ご自分の頭で判断し、ご自分の目で観る自信のあるかただけ・・・
どうぞドアをノックしてください。 
 
   






INDEX