しつけがうまくいかないと感じたとき

ここへはマニュアルの罠をお読みになってからきてくださいね♪






大前提です。

わんこは健康ですか ?
 

まず確認しなければならないのはこのことです。
  • 耳は両方とも聞こえていますか ?
  • 眼もちゃんと見えていますか ?
  • 身体に痛いところはなさそうですか ?
    (痛くて同じ姿勢を続けられないこともあります)
  • 股関節・膝関節、大丈夫ですか ?
    ( ココが悪いとオスワリ・フセなど出来ない事があります)






わんこの性格を考えてあげましょう 
同じ犬種でもいろんな性格のわんこがいるのはヒトとおなじ。
ちょっと強く叱ると悲しみで一杯になっちゃって
何を叱られたんだかわからなくなっちゃう弱い仔もいます。 



出来ないからってイライラしないでね 
命の危険があるほどハチャメチャでないなら、
出来ない事があってもいいんじゃないかしら・・・・・。
そんな風に思い直せば余裕もでてきますよ。 



愛があるから出来ない、のかも 
ご両親の言う事は聞けなくても、近所のおばさんの注意には
素直に従う・・・・・。
そんなご経験はありませんでしたか ?

馬鹿にしているわけじゃないけれど、つい、
「これくらいはママは許してくれるもんね♪」って思っちゃう。

ご自分の子供の頃を思い出してみてください。
ご両親の望んだことだけしているあなたでしたか。
違いますよね〜。
あなどられてると思えば悔しいけど、
ときにはこんな風に考えてみるのもいいかもしれません。

( あきらめろ、って申し上げてるわけではありません、よ。)

 






最低限 「マテ」と「コイ」 、これだけ出来れば♪
だってそうじゃないですか。
このふたつさえ出来れば、生命は守ってやることが出来ます。
( ノーリード犬に襲われたとかそういうのはナシです。)

散歩中あぶないことをしそうになったら「マテ」で止められます。
脚側が出来なくても角の手前でマテをして安全を確かめたり、
他の犬にケンカを売ろうとしたらマテでクールダウンも。
フセが出来なくたってその態勢を手でさせて「マテ」を掛ければ
カフェでお茶だってできますね。

うっかりリードが外れちゃっても「コイ」が出来れば安心です。
( 動かない方が良い場合には「マテ」です。)

マテとコイ。
これだけ出来ればあとはオマケ、もうけもん、なのです。

 











                    余計なおまけ
                        
 〜 こうしてみたら ? こう考えてみたら ?

私がマニュアルっぽいこと申し上げるのも気が引けるのですが、
ちょっと違う角度から見てみるヒントになればなぁ、と思って書いてみました。
決定打じゃないですけど。
もちろんすべてのわんこに当てはまるわけではないので
私のやり方は参考程度にどうぞ。 




わんこの耳にコマンドを届かせて 
犬が何かに夢中になっている状態の時はコマンドを出してもなかなか耳に入りません。
どんな状況でも従えるように訓練を重ねるのは大事ですが
それには
段階を踏む必要があります。
今は無理だな(その段階でない) と思ったらコマンドは出さないことです。
もちろん緊急時は別ですが。

ただ単に耳に入っていないと思われる時、
例えば
嬉しくて部屋中駆け回っていたり
玄関のベルに警戒して吠え続けていたりして
「ウルサイ ! !」も「スワレ」もなんのその状態なそんな時、
私は空気の抜けたボール等をコマンドと同時に痛くない程度に当ててやります。
つまり 「オマエに言ってんだゾ〜。」って気づかせてやるんです。
これ、結構イイです。
 



タイミング 
たとえば誉める時は、
行為が完了してから誉める時とすかさず誉めた方が良い時があります。

前者はオスワリ・フセなどですね。
後者は、例えばベランダにいる犬を部屋へ 「おはいり」 と呼んだとします。
私の場合、犬が振り返って戻る意思を見せた時に 「いいこ♪」、
ベランダと部屋の境に前足を掛けた瞬間、「ヨシッ。」と言います。
全部身体が入るまで無言だと間延びしちゃいますし、
「これで間違いないんだね♪」ってわんこに安心( 自信 )してもらいたいからなんです。
あくまで私のわんこの場合ですので
あなたのわんこに合う様にあなたがいろいろみてあげてくださいね。

それから、動作中に掛けるマテも早めに出してください。
お風呂場から出てすぐのマットの上に立たせたいときとか、
自動車から降りてすぐ足元でステイさせたい時とかですね。
( 「ここに立ってね。」を理解できるならそれでいいです。)
マットに後ろ足を踏み出す・車から降りかけたその瞬間マテをいれると
余計に動きません。



「ヨシ」の使い方 
マテの解除として「ヨシ」、
Goodの意味でも「よし♪」だとわんこはこんがらがっちゃうかも。 



“イヤな事”にはご褒美を 
嫌がることは (爪切りとか耳掃除とか) その行為が全部完了したあとで、ちょっとした
ご褒美をあげてはどうでしょうか。
小さなお菓子でもいいし、その仔が喜ぶ ボール投げなんかの遊びや、お散歩、
何でもいい。
( その時々で変えるともっといいですね。)

ご褒美があれば我慢する甲斐もあるってもんです。

褒美にならないものはくっつけて行わないでください。

私が耳掃除の嫌いな仔に身体拭き → 耳掃除と続けてやったところ
身体拭きまで嫌いになられちゃって今ちょっと困っています。



「○○はこう」って決め付けていませんか ? 
■フセは両手をすんなりと伸ばし下半身は崩さないこと、なんてこだわっていませんか。
いいじゃないですかぁ、ヤスメの姿勢になったって。
競技会に出るわけじゃないんだから。

■グルーミングはサロンの様に立ったまましなきゃダメかしら。
お互いにリラックス出来る姿勢でいいんですよ
ん。

■爪きりは一度にすべて終わらせなくたっていいんです。
嫌がるなら一日1本だっていいじゃないですか。
18日あれば終わりますよ(笑)
抱きかかえた方がいいとか、あるいは一緒にねっころがってやるとか、
わんこが安心するポーズを探してあげてくださいね。

■お散歩ではよそのわんこにご挨拶が出来なければだめですか ?
怖がりさんなら無理に挨拶させなくてもいいんじゃないでしょうか。
あなたとの関係がうまくいっているならそれで充分。
ユキズリのわんこに愛想振りまけなくたっていいのでは・・・・・ ?



して欲しくないことは経験させない 
当たり前と言えばそれまでですが、
して欲しくないことは一度だって経験させないで下さい。

例えばテーブルの上にあるものの盗み食い。

わんこがしないで済む様に気を遣ってあげたいですね。
失敗させてから叱るのは可哀相です。
( ヒトの) 赤ちゃんが大事な書類をビリビリにしちゃったら
それは手の届く所に置いていた大人の責任ですよね。

この件であるなら
一番確実なのはヒトが席を外すときは食べ物は必ず片付けること。
でなければわんこの手や口が届く所に置いておかないこと。
そしてイスなどとっかかりになるものはきちんと仕舞うことです。

私は若犬のころテーブルの上のものは匂いすら嗅ぐことを許しませんでした。

くんくん・・・何の匂いだろう、いいにおい♪
わんこはなにも悪い事をしていません。ニオイの方に鼻を向けただけです。
でも私はイケナイと言いました。
厳し過ぎるでしょうか。
でも
匂いを嗅ぐのを許す事は、その対象に興味を持つのを許可することです。
だったら初めから「コレはおまえとは関係ないことだ」と宣言したほうがずっと親切です。
 






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