どんぐりは古来からの日本人の保存食でした。ほとんどのどんぐりは アクが強くてそのままでは食べられないのですが、縄文時代の人たちは 工夫して調理していました。とってもおいしい!とは言えないけれど、 食べてみると、素朴な味がして感動します。興味がある方は挑戦して みてください。 |
生で食べられるどんぐり
マテバシイ …… カラが固くて割るのがたいへんですが、割れたら一番食べ応えがあります。
ちょっとパサついたピーナツという感じです。カラを割るのにはペンチがお役立ち。
炒って食べるとさらに甘味がアップします。
スダジイ…… 昔からシイのみと言われて食べられてきたどんぐりです。
小粒なのでカラを割るのは手間ですが、柔らかいのでコツをつかめば
簡単!おいしいです。
アク抜きをして食べられるどんぐり
その1 煮てアクを抜くタイプ
水が茶色くなったら水を取り替えて
繰り返し煮ます。
クヌギ…… 大きくて丸くてそのまま食べられそう!って思いますが
食べてみたら渋ーーいっ!!!とても食べられません。
アク抜きが必要です。料理次第ではイケル味に。
コナラ・ミズナラ……クヌギと同じようにアク抜きが必要です。コナラは1本の
木にいっぱい実がなるので、そのまま食べられたらどんなに
幸せでしょう。
その2 水にさらすタイプ
細かく砕いて木綿の布袋に入れ
水にさらします。何度も水を取り替えるか
流水でアクを抜きます。
シラカシ・アラカシ……カシ類のアク抜きは水にさらしてします。
気の長い作業ですが、大昔の人はこうして
アク抜きをしていました。先人の知恵ってすごいなって
心から思います。
クッキング1 どんぐりせんべい
(1) 用意するもの マテバシイ お好みの分量
すり鉢・すりこぎ オーブントースター
(2) 作り方 ・マテバシイのカラを割り、中身を取り出す。
・すり鉢にあけ、すりこぎでする。(あまり細かく
しなくても大丈夫)
・平べったい形にのす。(手で十分。少し粘り気が
あるので固まります)
・オーブントースターで少し焦げ目がつくくらいまで焼く。
(3) 食べる そのままだと素朴な味。お好み塩をかけて
食べるとよいです。
置いておくと固くなるので、早めに食べるのがポイント。
クッキング2 どんぐりクッキー
(1) 用意するもの スダジイかマテバしいをすりつぶしたもの 50グラム
小麦粉 200グラム
砂糖 90グラム
マーガリン 100グラム
卵 1個
* どんぐりの粉はお好みで増減してもよいです。
粉が多いほど固く歯ごたえのあるものになります。
(2) 作り方 ・マーガリンを練り、なめらかになったら砂糖を加える。
・たまごを混ぜる。
・どんぐりの粉を混ぜる。
・小麦粉をふるいにかけ2〜3回に分けて入れ、
へらでサックリ混ぜる。
・適当な大きさにまるめる。
・180度のオーブンで10〜15分焼く。
(3) 食べ方 コーヒーや紅茶と一緒にどうぞ。
やはり時間がたつと固くなるのでお早めに。
どんぐりクッキング3 どんぐりだんご
(1) 用意するもの どんぐりの粉(マテバシイかスダジイをすりつぶしたものでもアク抜きした
クヌギやシラカシでもよい)少々
上新粉
お好みできなこやあんこ、醤油など。
(2) 作り方 ・上新粉にどんぐりの粉を混ぜる
・上新粉に少しずつお湯を混ぜ、耳たぶくらいの固さにまるめる。
(真中をへこませると均等に茹で上がる。)
・熱湯でゆでる。
(3) 食べ方 お湯をしっかり切ってアツアツのうちに召し上がれ。
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