翼・成長の軌跡

入院生活
翼が無事誕生して、1週間の入院生活がスタート。
分娩前、看護婦さんから「出産終わったらいくらでも水分取って
いいから、今はあんまり飲まないでね」と言われて我慢して
いたのに、今度は「8時間は動いちゃだめだから、トイレも行けないから
あんまり飲まないでね」と言われる。
え〜?さっきと言ってることが違う〜。
面会時間も終わって、ダンナさんは帰宅。
分娩中は眠くなったのに、全然眠くならない。
軽い興奮状態のようで、2・3日はあまり眠れなかった。

誕生直後の翼は、吸引されたためにとんがり頭。
赤ちゃんのくせに目つきも悪いし・・・。
でも、暇さえあれば寝ている翼を観察。
時々びくっとしたように手を持ち上げたりするのがかわいい。
ちなみに翼の名前は、誕生2日目に決定。
もともと候補にあがっていたので、あっさり決まった。
でもまだ「つばさ〜」と呼びかけるのには、違和感がある。
ついつい「赤ちゃ〜ん」とか言ってしまう。

入院からの2・3日、何が辛かったかというと、筋肉痛。
出産で普段は使わない筋肉を思いっきり使ったから、特に上半身が
ピキーンと引きつるように痛い・・・。
翼を抱っこしようにも、腕が思うように使えない・・・。
あんな筋肉痛は、以前入院して3週間の寝たきり生活のあと、
初めて歩いた次の日以来だ。

入院中は、連日35度を超える猛暑。
ダンナさんは毎日お見舞いに来てくれて、病室のソファーで
ゴロゴロ・・・家は暑くて辛いらしい。
おいしいご飯は毎日出てくるし、おやつもあるし、退院するのが
こわいくらいに快適生活だ。

毎日、朝食のあとに授乳指導、沐浴見学、処置があり、そのあと
病室に赤ちゃんを連れてきてもらい、お世話しながらテレビを見たり
ごろごろしたり・・・。
お腹が空いた時以外は翼はほとんど寝ているので、やることはあまりない。
唯一、母乳を全然飲んでくれなくて、看護婦さんと苦労の連続。
ミルクも飲みながら寝てしまうことが多く、なかなか言われた量を
飲ますことができない。
看護婦さんの指導では、哺乳瓶を動かして起こしながら飲ませる、との
ことだけど、起きやしない。
でも、さすが看護婦さんはかなり強引に見えるやり方で、全部飲ませていた。

退院2日前、病院のエステルームにてフェイシャルエステ。
看護婦さんがやってくれるので、プロとは違うだろうけど、器具も揃っていて、
気持ちいい。ついつい眠りそうになってしまう・・・。
でも、欲を言えば、もうちょっと長くやって欲しかった。

入院7日目に無事退院日を迎える。
先生達と写真を撮り、翼にはかわいいベビー服を着せた。
退院のためにクーファンを持ってきてもらったのに、「退院の時はお母さんに
抱っこしてもらっているから、クーファンはだめ」と言われ、持って帰ってもらう。
先生や看護婦さんに挨拶すると、「あなたはこんなに小さいのに、こんな
大きい子をよく産めたね〜」と口々に言われる・・・。
入院中も何度も言われていたけど、これは褒め言葉??
家は病院から徒歩3〜4分なので、抱っこして歩いて帰ることに。
炎天下の中、翼は初めて屋外へ出て、自宅へ向かいました。


新生児翼
7月18日、退院。3人家族での生活がスタートしました。
といっても、最初の1週間は母が来てくれていたので、家事はすべて
母にお任せして私は翼に専念。
母乳を直接飲んでくれないので、何時間おきかに搾乳。
ミルクも、飲ませないといけない量に達する前にいつも寝てしまう。
起こしても起きないので、一日のトータルで計算しよう!と毎回の
ミルクの時間と量をメモ。
ちょっと飲んで寝て、の繰り返して1時間おきにミルクだったことも
しばしば。しかも、1回のミルクの時間も長い。
何よりも、夜中の授乳が辛い。
眠りそうになりながら、夜中の3時とか明け方近くにミルク。
でも、翼はおりこうさんで、数週間で夜中には起きず、朝の6時位まで
寝てくれるようになって一安心。

母も帰って、翼の1週間健診の日。
本当は、1週間健診が済んだら次の土日から実家に帰る予定だったのに、
体重が思うように増えていなくて次の週も健診になってしまった。
そうすると、その次の週はもう1ヶ月健診だ。
結局、実家には帰らずにいることになってしまった。

でも、ダンナさんが夜更かしなので、夜の2時〜3時位までは
面倒を見てくれていて、夜は楽。
なのになぜか四六時中とにかく眠い!
せっかく退院の直後に楽しみにしていたファイナルファンタジー]が
発売されて、ダンナさんが買ってきたというのに、とりあえず始めてみたは
いいものの、「ゲームするよりとにかく寝たい!」という状況でこの
ゲーム大好きな私が全く手をつけられない・・・ダンナさんはどんどん
進んでいっているというのに。

1ヶ月健診では、翼の体重も順調に増え、
結局しばらく実家へ帰ることになりました。


実家での翼
8月11日、翼が1ヶ月になる一日前に、実家へ帰ることになりました。
ちょうどお盆ということもあって、なるべく混まない時間帯に、と
新幹線は7時台。眠い目をこすってダンナさんに新幹線ホームまで
送ってもらい、実家へ出発。
車中、翼は最初にミルクを飲ませたらあっという間に眠ってしまって
新横浜に着くまでほとんどずっと寝ていて楽だった。
ダンナさんとはしばらくお別れ。元気でね〜。

実家での翼は、とにかく夜なかなか寝ない!!
2時3時は当たり前、時には外が明るくなってから寝ることもある。
夜11時を過ぎると、目が「カッ」と音を立てそうな勢いでぱっちりに
なり、ミルクを飲む量もハンパではない。
その代わり、朝はとってもお寝坊さん。私も翼につられてお寝坊さん。
家では夜はずっとダンナさんが見てくれてたけど、実家はみんな寝るのが
早くて誰も起きていてくれない・・・。
たまに、遅〜く酔っ払って帰ってきた父に会うことはあったけど・・・。

実家滞在中には、中学時代から会社の同期まで、いろんな人が翼に
会いに来てくれました。
みんな、どうもありがとう!!
普段なかなか会えないから、すごいうれしかった〜。
まだまだ寝てばっかりで笑顔も見せないちび翼だったけど、きれいなお姉さん
たちに抱っこしてもらって、きっと喜んでいたはず。

9月1日には、寒川神社へお宮参り。
翼は白のベビードレスを着て、フリフリのお帽子もかぶっておめかし。
蝉時雨の中をお参りしたけれど、肝心のお参り中、翼はいきなり「う〜」とか
声を出したり、「ぶっ」とでっかいおならをしたり、落ち着きなく終わりました。
大きい太鼓や鈴の音にはびっくりしていた様子。
他の赤ちゃんはおりこうさんにしてたよ〜、翼。

実家には約1ヶ月間滞在して、自宅へ戻りました。


2ヶ月の翼
9月に入り、長かった実家滞在も終え、自宅へ帰ることに。
自宅へ帰る日、なんと父が名古屋出張を同じ日に合わせ、家まで
送ってくれることになりました。
なんというじじバカっぷり・・・。

帰った自宅は想像通り、かなりの散らかりようで、どこから手を
つけていいのか分からない状態。
なのに、翌日ダンナさんの友達が家に遊びに来るという。
・・・おかげで早く片付いたけど、大変だった。

この頃の翼は、ミルクを飲む量も増え、時間も短くなって、
飲み終わると次のミルクの時間まではねんね。
夜も11時とか12時位には寝てくれるようになり、寝てくれなくても
ダンナさんが見てくれていて、私は寝れる。
つまり、私は結構楽・・・そして暇。
テレビを見てばっかりいるのも飽きてきたなーと思ったころ、
ファイナルファンタジー]の存在を思い出した。
これだ!!それからハマること約1ヶ月。
時にはお腹を空かせた翼の口に、哺乳瓶を突っ込んで、ゲーム。
「これは母親としてOKなの?」と思いながらもクリアするまではやめられない。
翼〜、ごめんね〜。

2ヶ月になって翼はよく笑うようになって、私の動きをじーっと見ることも
多くなった。ベッドの上の回るくまさんが大好きで、見ると「あう〜」とか
言いながら、ご機嫌。笑顔もかわいい!

今思えば、2ヶ月の頃が一番楽だった。


3ヶ月の翼
3ヶ月になった翼。3ヶ月健診では、病院の先生に不審な顔。
人の区別がつくようになってきたらしい。
翼はお父さんが大好きで、会社から帰ってくるといつもニコニコ。
ご飯を食べている様子をいつもうれしそうに見ている。
構ってもらっている時は声を上げて笑って大喜び。
私にはこんな笑顔見せないぞ、というほどの笑顔。
ちょっと悔しい・・・。

それまで翼のしゃべり(?)はほとんど「あうあう」だったのに、
「ばぶばぶ」などにに変わってきた。
泣き方も、「んぶー、んぶー」とか変になった・・・。

3ヶ月になると、起きている時間がかなり長くなって、
ほとんどねんねだったそれまでと違い、お相手が少し大変。
指をしゃぶったり、ガラガラを持てるようになったり、
手も使えるようになってきて、なかなか目も離せない。

翼の生後ちょうど100日目にお食い初めをやりました。
やっぱり鯛?と思ったけど、栗ご飯とお肉。
狂牛病騒ぎの真っ只中だったけど、牛肉。
翼はニコニコだったのに、お箸を近づけるとなぜか
眉間に皺を寄せてしかめっ面。
でも無事済ませ、ビデオもしっかり撮影しました。

確か3ヶ月の頃の(2ヶ月だったかな??うろ覚えだけど)翼の
エピソード。夜中に、苦しげな翼のうめき声。
何?何??どっか悪いの???と心配になって覗いて見たけれど、
眠っている様子。でも、うめき声は続いている。
とりあえず、様子を見ていたらしばらくうめき声が続いたあと、
「ぶっ!!」とでっかい翼のおならの音。
そして、翼は再びすやすやと平和な眠りについた・・・。
・・・・・心配したのに・・・いや、何もなくてよかったけど。

そして育児(?)日記のスタートに至ります。