DV→DVDビデオ


 書き込み可能DVDドライブの導入目的のもう一つは、デジタルビデオ(DV) カメラで撮影した映像を編集や加工をして、DVDビデオを作ったり、或いは、再生時の利便性、 保存の容易さなどで、DVD化する事だと思います。余談ですが、 昔撮ったビデオ(β、VHS、8mm)は、画質の点で、 ビデオCD相当です。再生出来る機器が在る内に、デジタル化して保存しておきましょう。
作業の概要
 DVDマルチドライブの所でもリンクさせましたが、 DVSM-34242FBの製品案内に図解されています。 それをご覧いただくと。DV(デジタルビデオ)からDVDビデオ作成迄のおおまかな流れが掴めるでしょう。

1.DVキャプチャー(デジタルビデオのデータ取り込み)
 私の行った店には、i-LINK(IEEE-1394)ボードは、バッファロー製の IFC-ILP4/DVしか売っていなかったので、それを購入し、 Duron1300AVのPCIスロットに取り付けました。WindowsXPでは、ドライバーのインストール不要 (OSに含まれている)との事で、パソコンの起動後、直に使えました。 これには、DV編集のソフトとi-LINKケーブルが付いていましたが、付属しないタイプもあるようです。 DVDマルチドライブに付属していたソフト(ShowBiz)で、 DVキャプチャーが出来ましたので、結果的にIFC-ILP4/DV付属のソフトは不要でした。

1-1.NV-MX2000に付いていたDVキャプチャーソフト
 始めに試したPCG-C1XFと違い、Duron1300AVの画面サイズがXGA(1024×768ドット)なので、 問題無く動作しました。キャプチャー時のファイル形式は、拡張子がAVIと言う形でした。 そして、1回に読み込める時間は、最大3分で、その時のファイルサイズは、約600MBでした。 例えれば、カップラーメンにお湯を入れてから食べられるようになる迄に、CD-Rを1枚使い切る感覚です。 画像データは、重いですね。色々制限があって使いにくいので、このソフトを使うのはやめました。

1-2.ShowBizの使用感
 このソフトを初めて使おうと思った時、"スタート"→"プログラム"から、 このソフトが見つけにくかったでした。 理由は、このソフトの表示が、ArcSoftShowBizとなっており、私はアルファベット順に並んでいる プログラムリストの頭文字"A"ではなく"S"の周辺を捜していたからです。
 先ず、i-LINKケーブルを接続するとデジタルビデオカメラNV-MX2000の コントロール(再生/停止等)がこのソフトで出来ました。 但し、キャプチャーを終了する為、停止釦をクリックしたのに、デジタルビデオカメラは、一時停止でした。 ビデオカメラは、一時停止(PAUSE)状態を続けていると、テープを傷めますので、必ず、停止(STOP) させましょう。正しく連動しないので、デジタルビデオカメラ本体の停止釦を押しました。 これは、このソフトの仕様でしょうか?私は、バグだと思います。 このソフトは、キャプチャー開始時に、ファイルの形式を、下図のように選ぶ事が出来ました。 DVキャプチャーとDVDビデオへのエンコード(符号化)を同時に行ってくれるので、 手間無しで便利でした。

DVD-001

 MPEG(エムペグ)へのエンコードは、ソフトウエアタイプです。10分キャプチャーしたので、 停止させた所、下図のように、60%位しか、エンコードが終っていませんでした。

DVD-002

 さらに、それが終了すると、シーン検出の作業になりました。

DVD-003

 このスピードは、パソコンの能力に依存しますので、次は、ハードウエアエンコーダーボードか、 最新のパソコンが欲しくなって来ますね。 ファイルサイズを見ていると、"キャプチャーしながらエンコード"中は、どんどん大きくなって行きますが、 最終的に、エンコードが終ると、約400MBになっていました。 このソフトの表示方法は、上記のように動作状態がわかり易かったでした。 この方法で、次々にキャプチャーして行き、8つのファイル合計で、1時間45分位になりました。 DVDは、最大2時間記録出来ますが、少しマージンを取り、 これらファイルで1枚のDVDを作る事にしました。

2.編集
 ShowBizを終了し、MyDVDを、起動させました。以下、DVD-Rへの書き込み迄、 このソフトでの作業になります。 今回は、キャプチャーしたファイルを開き余計な画面を削除した程度で、特別な技は使いませんでした。

3.オーサリング(タイトルの作成)
 オーサリングをインターネットで調べると、 "〜、最近ではDVDタイトルの作成を指して単に「オーサリング」と呼ぶことが増えている。〜"と 書かれていました。 このソフトは、雛形のタイトル画面を使って、ファイルを読み込めば、画像の最初の部分をサムネイル化し、 その下にファイル名が書き込まれました。それをクリックして、画面を開き編集して行く手法なので、 ファイルを読み込んで行くだけで、次々とタイトル画面にサムネイルが出来て行きました。

4.DVD-Rへ書き込み
 ブランク(未記録)のDVD-Rを、DVSM-34242FBのトレーに載せ、それを閉じると、 "Bz Recoder GOLDで書き込むか?"の表示が出ますが、そのウインドウを閉じて、 MyDVDのソフトで、書き込みました。 MyDVDの画面下部に作業状態が次々と表示されて、実際にDVD-Rへ書き込みが始まる迄に、 時間がかかりましたので、ここでパソコンは、"本来のオーサリング"をしているような動作でした。 書き込み速度は、自動になっていましたが、30分弱で、書き込みが終了したので、 4倍速で書き込んだと思われました。

5.再生&画質の確認
 出来上がったDVD-Rは、家に有るPS-2、DVDプレーヤーで、再生出来ました。 タイトル画面から、サムネイルを選べば、直にそこが再生されるのは、テープには出来ない 操作感覚ですね。
 画質比較の方法は、テレビとPS-2、デジタルビデオカメラをそれぞれSケーブルで接続し、 同じ画面を交互に再生して比較しました。DVのAVIファイルサイズは、前述の数値を換算すると、 10分で、約2,000MBとなりますので、DVDのMPEG-2ファイルは、AVIファイルの1/5のデータ量です。 それにより画像情報量が減り、細かい画面のシャープネス感がなくなると予想していましたが、 一般の動画では、DVとDVD画質の差は、殆ど認められませんでした。 但し、以前掲載したデジカメ用の解像度チャートをデジタルビデオカメラで撮影した映像と、 それをDVDビデオ化した映像を比較した所、ほんの少しですが、オリジナルの映像の方が、 解像度が良かったでした。


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