Kabuki Syndrome Network in Japan Newsletter 歌舞伎ジャーナル  第23号

《平成15年12月日》

 年の瀬の心温まるお話

   〜中学校の先生から、お便りがありましたのでご紹介します。〜

 初めまして、大阪の籠野 徹と言います。大阪市立城東中学校で吹奏楽部の顧問をし ております。突然このようなメールを差し上げて失礼しました。 以下は私どもが昨年以来続けて来た募金活動の浄財を寄付しようとして大阪府枚方市 の福祉課に送ったメールです。しかしながら、該当(歌舞伎メーキャップ症候群)の 子どもは枚方市の施設に入所していないと言うことで、一般的な募金としてなら受け 付けられるが、趣旨にあるような形ではご期待に添えない、との回答を得て、このま までは「歌舞伎シンドローム」に対する募金としての所期の目的を達せない、と判断 し、かねがね勉強させてもらっていた、このホームページより、メール送信させて頂 くことにしました。趣旨をご理解頂き、この病気の子ども、そして、その保護者の方 のお役に立てば幸甚です。もし受け取っていただけるならば、その方法と、恐れ入り ますが、学校ですので形式的なものですが、受領証と、厚かましいですが、感謝状を 発行していただければ記録として残り、有り難く思います。

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 おはようございます。大阪市立城東中学校吹奏楽部顧問の籠野 徹(かごの とおる) と申します。初めまして。昨年9月に枚方市のアクアシアターで行われた「アクア大道 芸フェスティバル」に出演を打診され、同時に枚方市周辺の中学校、高等学校の吹奏楽 部数校で約2時間程度のコンサートをプロデュースしてほしい、と依頼がありました。 喜んでお手伝いをさせて頂き、高等学校3校と、中学校3校に協力願って、楽しいイベ ントを打つことができました。その準備の過程でこのイベントが、大道芸のお祭りの形 を取りながら、実は国の難病指定から除外されている「歌舞伎メーキャップ症候群」と いう病気の子ども、その親への闘病資金の援助のために開催されているということを知 り、その支援者の方とも直接お会いして、自らの無知、勉強不足を恥じ入った次第でし た。ただ人を集め、進行することだけを考えていた私たちは、その終演後に話し合い、 次年度以降のこのイベントに際して、募金活動をした上で参加しようと決めました。そ ういうわけで、本校吹奏楽部が主催する小さな演奏会の場で、この趣旨説明をして募金 活動を1年間通じて行ってきました。

 その金額は68,000円にも上りました。その趣旨をよく.理解し、募金頂いた皆 様に心よりお礼申し上げます。

 ところが昨年9月に行われたこのイベントが、今年資金不足で行われないことを知り 、宙に浮いた募金をどうしようかと生徒と相談しました。せめて3年生が引退する日ま でに浄財を然るべき方法で寄贈したいと思いました。そして過日、私どもの演奏会でそ のイベントをプロデュースして頂いた、元京阪電鉄運輸部次長 山本 進 様においで頂 いて贈呈式を執り行いました。以上がこの募金の趣旨ですが、先日山本様を通じて、枚 方市より連絡を頂き、この募金の対象であるところの、「歌舞伎メーキャップ症候群」 という病気の子ども、その親への闘病資金の援助のため、に寄付したいのですが、枚方 市施設には該当の病気で入所している子どもはおらず、一般的な目的でなら寄付を受け られると言う旨のお話でした。しかしながら、前述のように、小さな演奏会のたびにこ の病気について生徒と私が調べたことをパネル等にして学習し、その趣旨に賛同した方 からの募金を受けて来ましたので、できることならば「歌舞伎メーキャップ症候群」と いう病気の子ども、その親への闘病資金の援助として寄付したく、枚方市の方で、その お世話を願えないかと考えます。演奏会の席上で、枚方市長 中司  宏様の本校吹奏楽部に対するメッセージも頂いた関係上、枚方市を間にはさむ形で然 るべき団体等に寄付したいのです。どうぞ、意を汲んで頂いてお取り計らい頂きますよ う、お願い致します。

大阪市立城東中学校吹奏楽部 顧問 籠野 徹 部員一同。

-- 募金活動風景

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 このお便りは,大阪府門真市を拠点に活動していらっしゃる『かぶきっこくらぶ』の関係の方に転送し,そちらで対応していただきます。

〜文章中に出てきました『国の難病指定』についてはここをクリックしてください〜

 

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