Kabuki Syndrome Network in Japan Newsletter 歌舞伎ジャーナル  第59号

《平成18年12月3日》

 1人の障害児の保護者として企業等がこんなことをしてくれたらうれしです!!

企業等が市民の一員としてこれから求られること

  コンプライアンスは当然のことですが、

   @ 地球環境問題に積極的に取り組むこと。

   A 弱者対策を積極的に実施すること。

  @は、専門ではないのでAについて私の考えを伝えます。

  企業や商店(以下「企業等」という。)にお願いしたいこと

  【目的】割引などを実施することにより障害者等の社会参加等の機会を増加させ、もって障害者等への偏見のない社会を実現する。

  A-1対象者で示す障害者およびその家族(以下「障害者等」という)が構成する団体・任意団体(以下「団体等」という。)への協力

  対象者

   (1)身体障害者児…身体障害者手帳所持者

   (2)知的障害者児…療育手帳、愛護手帳所持者

   (3)精神障害者…精神障害者手帳所持者、精神通院公費負担手帳所持者

  問題点 介護保険で要介護と認定された者の扱い

 

  具体例

   (1)団体等が主催するイベントを見に行く

   (2)団体等が主催するバザーなどに品物を出して協賛する

   (3)団体等が管理するジュースなどの自動販売機を企業等の敷地内に設置を許可し、利益を団体等の活動資金とさせる。

 

  A-2障害者等への協力

  以下の割引が協力できる企業等を募集する。

  障害者等に対してその企業等のポリシーに則してできる範囲で一般の利用者に比して割引等のメリットを与える。

  現行の障害者等に対する企業等の割引等

   鉄道・バス事業者、航空事業者…料金の軽減(一般的には50%、重度の障害者については、同行者1名も軽減対象となる)。

   タクシー料金…料金の10%割引

   公立の動物園など…統一的な取り組みはない。

   テーマパークなど…待ち時間の効率化。

   その他…所得税などの所得控除。

  【事例】東芝PC集中修理センタでのパソコン修理の技術料金の軽減(口頭依頼で実施)

  今後期待される割引等…メリット

   電気料金やガス料金等の生活に必要不可欠なものに対する割引

   社会参加に要する費用の割引…すでに鉄道料金など一部実施済み。ただし、病院通院などは必要不可欠に該当

   余暇に要する費用の割引

   その他…誕生日プレゼント等やカードのポイントが割り増しで取得できる

   問題点 航空料金などの場合、障害者割引よりも早割などのほうが安い場合がある。

  割引率などは統一的な基準を作るのではなく、各企業が考えて設定する。

 

  実施にあたっての具体的な方法

   (1)障害者等に割引等を実施する企業等は割引制度をより効果的に現すために統一的なマークを作る。

    (例…おひさまマーク 理由:簡単で明るいイメージ。誰もが容易に理解できる)

   (2)企業等は割引を希望する障害者等から個人情報に配慮し、手帳の写し等を徴する。

   (3)企業等は必要に応じてカード等を作成する。電算で処理する場合は氏名等を登録する。

   (4)障害者等は支払い時にそのカード等を提示したり、電算処理の場合は氏名等を伝え、メリットを受ける。

  以上 文責 尾関敏伸

 

歌舞伎ジャーナル目次へ