このコーナーは良くある質問の一部を紹介しております。
歯周病ってどんな病気ですか? 歯を支える骨や歯ぐきの感染症です。食べかす(歯垢)の中の細菌によって、歯ぐきが腫れ、歯を支える骨が溶けてしまいます。最終的には歯がぐらぐらになって抜けてしまいます。歯周病は歯ぎしり、喫煙などでさらに悪化します。また、最近の研究で糖尿病や骨そしょう症などが歯周病を悪化させ、逆に、歯周病が、心筋梗塞、糖尿病、早産などの原因の一因子になることも明らかとなっております。
歯周病はどうすれば治るの? 歯周病の原因は歯垢(プラーク)の中の細菌です。すなわち、適切な歯ブラシを行うことで予防もできますし、ある程度治すことが可能です。ただし、歯周病はそのほかの体の不調や飲み薬、咬み合わせ、喫煙などの複雑な因子でさらに悪化している場合がありますので、詳しくは検査することをおすすめします。
歯ブラシはなにを使えばいいの? 歯ブラシを選ぶ場合、基本的には奥歯まで届くようにコンパクトなものがよいでしょう。固さは「ふつう」を選びます。固すぎると歯ぐきを傷つけてしまい、柔らかすぎると汚れを落とす効率が悪くなります。
実際には、歯並びが各々異なるため、歯並びや磨き方にあわせた歯ブラシを歯科衛生士に選んでいただくと良いでしょう
歯磨き粉はどんな物がいいんでしょうか? 基本的にはヤニ取り等の研磨剤の多い物を避けていただければ、どれも大きな差はありません。あまり歯磨き粉をつけすぎると、歯磨き粉の中の清涼感を与える成分にだまされ、磨き残しがあってもさっぱりしてしまいます。反面、全然つけないとステイン(お茶のシブや、たばこのヤニ等)がつきやすくなります。まずは、何もつけずに隅々まで磨いたあと、仕上げに歯磨き粉を使用するとよいでしょう。

成分的には、歯を強くする「フッ素」、歯周病を予防する「クロルヘキシジン」が含有されている物がおすすめです。ただし、これらはしっかり磨いたうえで効果が発揮できますので、これだけ口に含めば歯磨きをしなくて良いという物ではありません。これは、うがいぐすり、軟膏なども同様です。

歯は食器と一緒です。歯を磨かないということは、洗っていない食器でまた食事をとることと一緒です。気持ち悪いでしょう?

電動歯ブラシって良いの? 新世紀をむかえ、多くの製品があふれていますので患者さんも非常に悩むことでしょう。以前、電動ブラシは特におすすめしていませんでしたが、現在特におすすめの物は「ソニッケア」という音波歯ブラシです。これは特に難しいテクニックもいらず、短時間で歯垢を確実に除去することが出来ます。特に、歯ブラシをうまく扱えないお年寄りの方、歯周病になりやすい方などにはおすすめできる物です。

しかしながら、従来からある歯ブラシは非常に完成された物です、歯ブラシを使い、基本的な清掃法を身につけておくことで電動歯ブラシも100%使い切ることが可能となります。

固いものを食べると歯が丈夫になるの? これは、発育期のお子さまの場合にあてはまることで、あごの骨や咬む筋肉の発育に重要です。しかし歯周病で歯が弱っている方はかえって歯を痛めることになります。特に「歯ぎしり」や「食いしばり」のある方は、普段から歯に多大なストレスがかかっており、歯が亜脱臼(ねんざ)のような状態を起こしている場合があります。ここへ余計なストレスをかけることで、冷たいものがしみる「知覚過敏」がでたり、歯が揺れだしてしまうことがあります。このような場合、歯を休めるために固いものは避け、歯にも休憩をとらせてあげてください。
インプラントは簡単に出来るの? インプラントとは主にチタン合金製のネジ状の人口歯根を顎の骨に植える方法です。植えてからおよそ3〜6ヶ月で歯が入れられます。骨の厚さ、高さにより出来ない場合もあります。また、歯周病のある方は、歯周病を治してからでないとインプラントの周りが歯周病菌に冒され、早期に駄目になるか、骨にうまく付きません。詳しくは検査を受けて下さい。
定期検査はどのぐらいで受ければいいの? 歯周病になりやすい方は、3ヶ月に1回、そうでない方も半年に1回が理想的です。歯周病に関しては、歯周病菌の巣である「バイオフィルム」が約3ヶ月で出来るといわれており、これが出来ると歯ブラシでもなかなかとれなくなってしまいます。
以下、随時追加予定