2000年6月の日記
 
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2000.06.30 (金)
 
<<本日のお題:妄想暴走焦燥日記>>
 

こういう日記を毎日書いていると、だんだん物事を素直に見られなくなってくる。かつては美しき野の花を愛で、小鳥のさえずりに耳を傾け、世界平和を毎晩に祈った私なのに、今ではすっかり汚れてしまった。どのくらい汚れたかと言うと、平気で過去を捏造できるほど。

んで、会社の帰りに駅の近くで「勇気の手を結んで、暴力通せんぼ」という看板を発見。うむ、言いたいことは判る。いわゆる「暴力追放キャンペーン」というヤツだな。

しかし、私の脳はこれを「暴力通せんぼ」と解釈してしまうのである。あまつさえ「通せんぼ」を「通りゃんせ」と誤読。結果として私の頭の中では、パンチパーマでめがちな男たちが、楽しげに通りゃんせに興じてる姿がありありと浮かぶのであった。「ここをどこの細道だと思っとんじゃワレェ!」とか「行きも帰りもコワイんじゃあッ!!」とか歌いながら。

電車に乗ってからも「暴力かごめかごめ」「暴力花いちもんめ」「暴力おちゃらかほいなどと、とめどもなく妄想は脹らむばかり。頭の中は「後ろの正面はワシじゃあッ!」とか「あの子じゃわからんわいボケェ!」とか「それはそうと『おちゃらか』って何じゃいッ!!」ってな具合で、男たちの暑苦しい宴は、既にたけなわだったり。

このままではいかんと思った私は、何か気分が変わる物はないかと辺りを見回した。すると「○○子どもクリニック」という看板を発見。次の瞬間、「医者も看護婦も全部幼児」という病院が頭に浮かんでしまった。しかも外科。おまけに患者はさっきの男たち。

「どうちました?」「これはいけない、すぐに手術でちゅ」「院長せんせーい」ばぶー(ぐさぐさ)」「あ、また死んじゃいまちた」みたいな。ほのぼの系スプラッタって感じですか。←何だそれは

んで、挙げ句の果てに降りた駅で「横浜整形ビル」とか「東京マネキン紹介所」なんつーものを発見して泥沼に。詳細は省くが、ここまでの脳内登場人物が、すべて顔だけマイケル・ジャクソンにされた上にマネキンになってしまうという、意表を突きすぎた妄想が、頭を駆け巡るのであった。ぜえぜえ。

何だか疲れ切って帰宅。少しはまともな事を考えてバランスを保とうと、asahi.com を見に行ったら・・・「行方不明のアイデア課長補佐、東京で『生存』」?

ああああああ、また妄想があああああっ!←エンドレス


2000.06.29 (木)
 
<<本日のお題:家政婦は読んだ日記>>
 

書き忘れていたが、「イティハーサ」(水樹和佳子 ハヤカワ文庫) というマンガにハマっている。一万二千年前の古代日本を舞台にしたSF(ファンタジー) なのだが、個々のキャラクターのドラマがしっかりと描き込まれているし、ストーリーも読み応えがあってナイス。

単行本1冊当たり450ページ前後で全7巻という大作だが、読み始めると止まらない面白さだ。しかし問題は、現在のところ第2巻までしか出ておらず、しかも月に1冊の刊行ペースだということ。ううう禁断症状が。古本屋でオリジナルの単行本(ぶ〜けコミックス) を買っちゃおうかなあ?

ところでこのマンガは、ある友人から勧められて読み始めたのだが、紹介されてから購入まで、けっこう間が空いてしまった。なぜかと言うと、私がタイトルを覚えられなかったからだ。バカ?

そんなのメモを書けばいいじゃん、と思ったあなたは甘い。私は書いたメモを忘れてしまうし、仮に持っていられたとしても、あまりの字の汚さに、3日経つと自分でも読めなくなってしまうのだ!←得意げに言うな

本屋で数回呆然と立ちつくした後、私は一計を案じた。オリジナルのタイトルが覚えられないなら、覚えられる名前に置き換えればいいのだ。つまり試験の暗記法の要領だね。んで、あれこれ考えた結果、ある名前で見事に購入に成功したのであった。その名前とは・・・

「市原さん」だ!

あ、いや別に力んで言うほどの事じゃないっすね。

ちなみに、記憶を強化するために「ドアのすき間からマンガを覗き読みしている市原悦子というイメージを繰り返し頭に浮かべた私であった。やっぱバカ?


2000.06.28 (水)
 
<<本日のお題:老人と海日記>>
 

とある事情から「時事放談」という言葉を打とうとしたら、我が偉大なるATOK様は砲弾」と変換なされた。とりあえず撃つ方も撃たれた方も、そして当の爺さんも非常にイヤな気分になりそうな砲弾であるな。何というか「精神的三方一両損と言うかの大岡裁き」と言うか。

しかし、爺砲弾も取り乱さずに潔くしていれば、きっと発射されずにすむであろう。ほら、昔からも泣かねば撃たれまい」って言うし。←言いません

さて、話は変わるが、例によってasahi.comへネタを拾いに行ったら、「五輪聖火、史上初の海中リレー」という記事を発見。なんでも「花火会社が約9カ月かけてつくった特殊なトーチ」を使って、「約2分40秒の間、遊泳した」んだそうだ。何だかなー。

良くわからないのは、そもそもどうして「聖火を海中に潜らせよう」なんて考えちゃったかだよな。なんつーか、企画会議で苦し紛れに出したあげくボツになるようなレベルじゃないか?少なくとも、9カ月もかけて専用のトーチを作るよほどのアイディアじゃないだろー。

ショーアップしたいのであれば、せめて人魚の格好をしたお姉さんが持って泳ぐとかさ。あ、造形は「スプラッシュ」レベル以上を推奨ね。何なら私が人選をしてやってもいいが。いりませんかそうですか。

いっそ泳がせるんじゃなくて、聖火を持って海底を走るのはどうだ。とりあえずバカみたいで笑えると思うぞ。それに泳いじゃったら「聖火ランナー」じゃなくなっちゃうし。聖火スイマーや聖火ダイバーじゃダメでしょ。どうせ無意味な行為なんだから、せめて笑いを取らなくっちゃね。

しかし、海にまで潜ったとすると、次はどうするんだろう。やっぱ宇宙かね?シャトルに聖火乗せて、衛星軌道1周してから降下とか。とりあえず軌道上で聖火持ってを走ってみるのも一興か。んで、途中で消えたら大気圏突入時の熱で再点火したりして。

個人的には、カルトSF映画「ダークスター」のラストみたいに、聖火を持った宇宙飛行士に「宇宙サーフィンで大気圏に突入して欲しいぞ。すっげえ絵になると思うんだけど。まあ、問題があるとすれば、宇宙飛行士がそこはかとなく死んじゃったりするくらいですか。←オイ


2000.06.27 (火)
 
<<本日のお題:帰ってきたハードボイルド日記>>
 

俺の名は奇妙愛博士。某エレクトロニクスメーカーに雇われた、しがないテクニカルライターだ。相も変わらずシケた仕事ばかりやらされているが、文句は言えない。どこぞの探偵さんの物言いじゃないが、「金がなくては生きていけない。仕事を選んでは生きる資格がない」からな。

そんなわけで、今日もどうにか1日を乗り越えた俺は、重い足を引きずりながら家路をたどっていた。気温はさほど高くないが、濡れた毛布で全身を包まれたような湿気が不快だ。

こんな夜はロクな事がないと、俺の第六感が告げている。自慢じゃないが俺のカンは良く当たる。唯一問題なのは、悪い予感しか当たらないってことだ。そしてそれは、今夜も例外じゃなかった。人気のない路地にさしかかったとき、突然悲鳴が聞こえたのだ。

基本的に俺は他人には干渉しない主義だ。しかし何事にも例外はある。特に悲鳴の主が若い女だったりするときはな。

俺は路地に駆け込み、女の元に駆け寄る。女の肩をつかんでいる男が振り向くところへ、勢いを止めずにジャンピング・ニーを叩き込む。会心の一撃。天国のジャンボ鶴田でさえ祝福してくれるほどの。

吹っ飛ぶ男には目もくれず、俺はもう一人の男に向かう。左手で軽くフェイントをかけ、次の瞬間、重いローキックをお見舞いする。虚を突かれて転倒する男。俺はゆっくりと女を庇う位置に立ち、男たちを見下ろす。

「遊び足りないなら相手になるぜ」

口元に笑みを浮かべながらそう言ってやると、男たちはお定まりの捨てゼリフを残して逃げる。20世紀も終わろうってのに、陳腐な連中だ。

静かに振り向くと、女が潤んだ瞳で俺を見ている。その体が小刻みに震えているのは、恐怖の名残だろうか?俺がそう思った瞬間、女は俺にしがみついてくる・・・。

よしっ!シミュレーションは完璧だ !!

俺は地を蹴って路地へ飛び込んだ。だが、何やら様子がおかしい。俺が考えていたシチュエーションとは違っているようなのだ。

そこにいたのは一人の女。そして一人の男。男はこの季節にコートを着ている。いや、この言い方は正確じゃない。正しくはコートしか着ていないのだ。コートの下からは毛脛がにょっきりと生えている。これは・・・いわゆる伝統主義的露出狂ってやつだ。ロシア語で言うと「アレミセイ・ロシュツィンスキーだな。前にも言ったような気がするが、細かいことを気にしてると長生きできないぜ。

男は女に向かってコートの内側を披露していたが、俺に気付くと慌てて駆け出し、近くに置いてあった自転車に飛び乗った。そして、ツール・ド・フランスに出場できそうな勢いで走り去った。

俺か?俺は黙って見送ったさ。何せシミュレーションが役に立たなかったからな。自慢じゃないが、俺はアドリブが苦手なんだ。

「あー、大丈夫ですか?」

しばしの沈黙の後、俺は女に声をかけた。女は呆然としていたが、俺の声で我に返ったように答えた。

「えっ・・・ええ。大丈夫です。でも・・・」

「でも?」

俺が聞き返すと、女は男が逃げ去った方向を向き、しばらくしてこう言った。

「・・・ホントにいるんですねえ、ああいう人って・・・」

「・・・ホントにねえ・・・」

なんだか感慨深げに語り合う俺たち。しみじみしてる場合じゃないって気もするが。

こうして、一つの事件は終わりを告げた(のか?)。俺は奴に「シーザー」というコードネームを付け、記録(この日記)に留めておくことにした。

なぜシーザーかって?ほら彼が言ってただろう?

「来た 見せた 帰った」って。

何か間違った事を言ってるか俺は?


2000.06.26 (月)
 
<<本日のお題:何だかついてない日記>>
 

6/24(土)の日記をアップ。

会社で思いっきりアクビをしたら、の筋肉がつった。アクビで顎を外すってのは聞いたことがあるが、顎がつるってのは、ちょっと珍しいかも知れない。んむ、さすがオレ、凡俗とは一味違うよな・・・って言ってる場合か。すっげえ痛いぞ。

筋肉がつった場合、マッサージしながら伸ばすと良いのだが、何せ場所が顎。口をんがーと開けて、両手で頬の辺りを揉みほぐす姿は、ほとんど「動くムンクの叫び」といった風情である。しかしまあ、見ようによっては「毛繕いをするラッコ」と言えないこともないような。←無理

んで、どうにかこうにか筋肉をほぐして仕事を再開。したらば突然ふくらはぎの筋肉がつる。慌ててふくらはぎを伸ばしていたら、今度は臑(すね)がつった。こうなると、片方を伸ばせば、もう片方が必然的に縮んで痛むわけで、もはやチッチサリーも。あ、いや二進も三進も。←余裕あるのかオレ

どうにもアンビバレンツな状態の脚を必死でマッサージする私に、通りすがりの同僚がしげしげと見つめながらこう言った。

「なんか楽しそうですねえ」

ええ、おかげ様で。←ヤケ

ヘトヘトになりながら仕事を終えて帰宅。気分を変えようと、途中で「バンパイア・セイバー」のガシャポンをやったら、3回連続でデミトリが出る。肉体だけでなく精神的ダメージも増加。

さらに、コンビニで弁当を買ってレンジで温めてもらったら、バイトが温めすぎて、容器がグニャグニャになったり。しかもなぜかバイトから責めるような視線で見られたり。「温めさせたアンタが悪い」みたいな。なんでやねん。

つーわけで、どうにもこうにもツイてない1日であった。なんか、こういう事が続くとグレてしまいそうだ。いきなり陰謀論にハマるとか。仕事が進まないのも日記にオチがないのもダジャレがウケないのも、全部ユダヤとフリーメーソンとイルミナティとニャントロ星人の仕業だ!みたいな。

・・・・楽でいいかも。←やめれって


2000.06.25 ()
 
<<本日のお題:全体的にメカっぽい日記>>
 

6/23(金)の日記をアップ。

さて、今日は投票日なわけだが、私は横浜市民で実家は東京。つーことで、すでに不在者投票を済ませていたのであった。やっぱ国民としての権利は行使しないとね!ただ、残念だったのは、投票所で私の票を買ってくれる人がいなかった事だ。いや、いわゆる1票の重みってヤツを、定量的に把握したかったって言うかー。ほら、それもまた国民の権利だし。←違います

本屋で「ホビージャパン」と「モデルグラフィックス」を購入。今月の「ホビージャパン」の目玉は、なんつっても「S.I.C.版 ロボット刑事」発売決定のニュース。相変わらずデザインアレンジがナイス。ただ、おまけはコートじゃなくて、赤いブレザーにして欲しかったような気が。

後は、旧ザク(第08MS小隊版) もなかなか。やはり旧ザクはいいねえ。MSは旧ザクに始まり旧ザクに終わるっつーか。なんかへらぶな釣りみたいな事言ってますが。

モデルグラフィックスは、ルマン特集。個人的にはマツダスピードの717Cと727Cが、適度に変なデザインでお気に入り。しかし、今回のヒットは、誰が何と言おうと、旧ソ連の表面効果翼艇、「カスピ海の怪物」ことA-90だ!

何せ、全長60m近い、翼の短い飛行艇といった宮崎アニメに出てきそうなスタイルの機体が、海上5mを時速500kmでぶっ飛ぶのだ。これで燃えなきゃ男じゃねえぜ!って感じ。

ちなみに「まんがサイエンスVI」(あさりよしとお 学研) には、さらに巨大な全長100mの化け物が写真入りで紹介されているので、私と同じを持つ君は本屋へダッシュだ!


2000.06.24 ()
 
<<本日のお題:特に言うべき事もない土曜日の日記>>
 

何の予定もないし雨も降ってるので、ダラダラと寝て過ごそうと思ったのだが、選挙カーの女性の声がうるさくて眠れやしない。むうう、許すまじ。

何がイヤって、あのコントロールを失っちゃった声が何とも耳障りだ。まあ、延々同じ内容を大きな声で叫んでれば、一種のトランス状態になるのも無理はないけどさー。それにしたって不快だし不気味だぞ。なんか悪い霊に憑依されてるんじゃないかと思えるぐらいだ。キツネとかムジナとか畑恵とか。いや深い意味はないが。

しかし、ああいう喋り方には、実際何のメリットもないと思うんだがなあ。他の候補者に負けじと声を張り上げてるんだろうけど、過剰になるばかりで「うるさい」って印象しか残らないもんな。いっそ、ゆっくりとした落ち着いた声でやった方が、かえって目立つんじゃないか?まあ、政治家&関係者がこの日記を読んでるとも思えんが。

夜、テレビで「世界ふしぎ発見」を見る。今日のテーマは「フォン・ブラウン&ロケットボーイズ」。これと言って目新しい話はなし。特にロケットボーイズについては、何のために取り上げたんだか、さっぱりわからない。その辺カットして、打ち上げ映像をいっぱい流せばいいのに。

ただ、米海軍のバンガード計画については、名前しか知らなかったので、ちょっと得した気分。打ち上げ失敗の映像も見られたし・・・って、そんな事で喜んじゃいけませんかそうですか。

んで、その映像を見てるときに、「バンガード計画へのレクイエム」ができてしまったので、書いておこう。

バンババンババン バンババンババン バンガード〜

月へ〜 行くぞ〜 バンガード計画〜

重力はでっかい〜 でっかくて飛び切れず〜

自爆した〜

鎮魂の思いが伝われば幸いである。


2000.06.23 (金)
 
<<本日のお題:たまには真面目にビデオ鑑賞日記>>
 

仕事の後に実家へ。ビデオ屋で借りた「RONIN」を見る。「冷戦終結により存在意義を失った各国の情報部員たちを集め、厳重に警護されたスーツケースを強奪させる」というストーリー、監督がフランケンハイマー、そして主演がロバート・デ・ニーロ&ジャン・レノということで、期待して見たのだが・・・・うーん、ハズレだなこりゃ。

最大の問題点は、キャラクターの掘り下げが足りないこと・・・つーか、全く掘り下げられてないこと。と言っても、何もキャラの過去やら何やらをグダグダと語れと言ってるわけじゃない。

元々異なる組織に身を置いていたプロ達がチームを組む以上、そこには必ず何らかのコンフリクトが生じるはずだ。それをどうやって乗り越えて計画を成功させるか(あるいは計画が崩壊するか)が、この手の映画のキモだと思うんだが。

ところがこの映画に、そういったコンフリクトはない。それどころか、登場人物の誰一人として、まともに人物造形が行われていない。仕事や生き方についての基本的な価値観すら描かれないのだ。だから、メンバーの一人が裏切っても、サム(デ・ニーロ) とビンセント(ジャン・レノ) の間に友情が芽生えても、サムとヒロインの間に恋愛感情のようなものが芽生えても、まるでリアリティがないのである。唯一、元KGBのグレゴールがいい味を出しているのだが、後半失速して生かし切れてないしなあ。

スーツケースの中味や、それを巡る対立関係が判りにくいので、争奪戦に緊迫感が生じないことや、各組織の思惑、登場人物のモチベーション(あるいはオブセッション) が見えないのも問題。

それと、無駄に長いシーンが多すぎる。冒頭の集結シーンや、後半のアイスショーのシーンなどは、もっと短くできたはずだ。評判の高かったカーチェイスも、何回も同じパターンを延々と繰り返されれば飽きる。

「クライマックスでそこら中を爆発させるしか能のないクズ映画」とは違う物を作ろうという意気は買うけど、出来がこれじゃなあ。

なんか、ボロクソに言ってるけど、監督がフランケンハイマーじゃなかったら、ここまで文句は言わない。しかし、「フレンチコネクション2」や「ブラックサンデー」といった傑作を見てきた者としては、言わずにはいられないのだ。んーむ、次作で唸らせてくれることを期待しようっと。


2000.06.22 (木)
 
<<本日のお題:お馴染み無意味日記>>
 

仕事中に突然「ジャコビニ流星話法というのを思いつく。しかし、思いついたのはいいが、意味がさっぱりわからない。とりあえず仕事の手を止めて(オイ)考え込む私。

ちなみに元ネタは、スポ根マンガの極北「アストロ球団」に登場した「ジャコビニ流星打法」。あらかじめヒビを入れたバットでボールを打つと、粉々に砕けたバットがボールと共に飛び、どれがボールかわからなくなるというもの。しかし、恐ろしくコストパフォーマンスの悪い打法であるな。

んで、元ネタを活かす形で意味を考えると・・・「ジャコビニ流星話法」というのは、つまり「言ってることがバラバラで、何が本題なのかわからない話し方」って事になるか。んむ、いるよなー、そうゆうヤツ。話に脈絡がなくて、どうでもいい事ばかりベラベラと・・・って、オレじゃんそれ。←墓穴

思わぬ精神的ダメージを受けた私は、気分を変えるために、屋外の喫煙場所で一服。隣の建物では、大型の映像表示装置をテストしている。野球場のバックスクリーンとかに設置してあるアレだ。なんか回りくどい言い方で申し訳ないが、具体的製品名は言えないので。ヒントはこの日記。

さて、通常この手のテストでは、面白くも何ともない観光地案内みたいな映像が流れているのだが、今日はなぜか「モーニング娘。」のラブマシーンのビデオクリップが流れていた。ただし、音声はなしだ。

で、しばらく眺めていて気づいたのだが、大画面&音声なしで見てると、いろんな意味でキツイぞモーニング娘。歌詞に合わせて様々な仕草やポーズをしてみせるのだが、それがことごとく浮いてると言うか、ハズしてると言うか。

特にツライのが、いわゆるセクシーポーズ。たとえばCCガールズ(懐かしい)の場合は、「セクシーという記号」を表現する事はできた訳だが、「モーニング娘。」の場合は、そのレベルにすら達してないと言うか。

なんつーか、ハリウッド映画にときどき出てくる、外人が書いたニセ漢字みたいな。「セクシー」を表現しようとして、似て非なる謎のポーズになっちゃった感じ。ヒドイこと言ってますかオレ。

なにせ、極めてストライクゾーンの広い「博愛主義的エロオヤジ」の私から、何らエモーショナルな反応を引き出せなかったわけで、これはやはり彼女たちの未熟さの現れであろう。んむ、破れたりモーニング娘。!・・・って、勝ってどうなるもんでもないですが。

そんなわけで、今日の日記もやっぱり「ジャコビニ流星話法」に終始するのであったよ。


2000.06.21 (水)
 
<<本日のお題:相も変わらずダジャレ日記>>
 

昨日の日記について猫好君から訂正要求があった。般若心経を唱えるための所用時間は、声に出せば1分だが、頭の中なら40秒を切るそうだ。お詫びして訂正する次第である。

しかし40秒は速いなあ。もはや神の領域と言えよう。あ、この場合は仏の領域か。んー、「人を超えてになれ!」って感じか。そこはかとなくっちゃってる気もするが。

んで、二人して「読経ダジャレ」で盛り上がる。読経ナイトクラブ」とか読経ラブストーリー」とか読経ララバイ」とか。やっぱアレですか、「読経ラブストーリー」の場合、織田裕二の役名はカンチ在菩薩」ですか?

後、「読経ララバイ」も、かなりイヤ度が高いよな。そんなもんで寝かしつけられたくないぞオレは。なんつーか、二度と目が覚めない気がするし。

それと、姉妹編として「写経ダジャレ」というのも考えたのだが。「森繁久弥の写経シリーズ」とか。わかりにくいっすか?じゃあ、「宮尾すすむと日本の写経でもいいや。←五十歩百歩

あるいは、仏教SFを専門に書く作家というのはどうか。これがホントの小松写経とか言ってな。代表作は「仏体0」「仏閣の日」「四次元ブッキョウ「宗教消失」・・・って、しつこい?

話は変わって、今週の「じゃじゃ馬グルーミンUP!」は、なかなかの急展開ですな。んー、次週が待ち遠しいぞ。果たしてアレは文字通りケガの功名となるのか?あぶみは呪われたアイテムの呪縛から逃れられるのか?二重遭難は避けられるのか?そして、北海道経済は本当に破滅してしまうのか?待て次号!・・・って、なんか違うような。とりあえずウソは書いてないはずなんだが。


2000.06.20 (火)
 
<<本日のお題:歌は流れるあなたの脳に日記>>
 

今日も今日とて頭をフル回転させて仕事。どのくらいフル回転かというと、魔神バンダーの顔が変わっちゃうくらい。なんか喩えがさらに古くてマイナーになってるぞオレ。

んで、リズムに乗って仕事をしてると、無意識の内に頭の中で音楽が鳴り出す。無意識なのでジャンルや曲名はランダム。まったく制御不能である。ハマってるゲームのBGMだったり、有線でよく聞くヒット曲だったり、昔から聞いている洋楽だったり。

だが、時には訳のわかんない曲が流れることもある。先日なんかかに道楽」のCMソングが流れちゃったしなあ。1時間くらいエンドレスで「と〜れとれぴ〜ちぴちかにりょうり〜♪」みたいな。んーむ、いったいオレのニューロンで何事が?ひょっとして潜在的キダタロー萌えなのか?←それはイヤすぎ

しかしまあ、かに道楽はまだマシな方かも知れない。最悪なのは嫌いな曲が流れてしまうことだ。「部屋とYシャツと私」とか、あーゆーヤツな。嫌いなだけに印象が強いのか、いったん流れ出すと、どうにも止まらないというのが難儀である。

とまあ、私の場合はそんな感じなのだが、さらに上を行っているのが同僚の猫好君だ。なんと彼の場合は、仕事中に頭の中で般若心経が流れているのだ!ただ私と違うのは、彼の場合、意図的に流しているってこと。うーむ、それはそれで別の問題がありそうな。

何でも、最近ではわずか1分で唱えることができるとか。これはもう、スーパーチャージャー付き読経マシーンと呼んでも過言ではあるまい。ラマ僧がグルグル回す、お経を刻んだ円柱(正式名不明)も形無しだ。もはや彼に対抗できるのは、西園寺えりかしかいないのか!・・・って、いなくても別に問題はないですが。

 

[追 記]

「ラマ僧がグルグル回す、お経を刻んだ円柱」の正式名称は「マニ車」と言うのだそうだ。情報を提供してくれたアリアドネさんに感謝。


2000.06.19 (月)
 
<<本日のお題:社会派風刺日記(嘘)>>
 

一生懸命仕事をしていたら、午後2時頃に突然猛烈な睡魔に襲われる。なんかこう、全身を掴まれて、眠りの世界に引きずり込まれるような、そんな感覚。

ここ数日は特に寝不足ということもなかったので、不思議に思ってあれこれ考えてみたところ、どうやら原因らしきものに思い至った。実は、今日は忙しくて、昼休みに机で寝なかったのである。んーむ、これは人間の肉体が習慣によって条件付けられてしまう事の好例であるな。

んで、その話を同僚にしたところ、彼は首を傾げながらこう言った。

同僚「って言うか、それは博士が幼稚園児並みだって事でわ?」

 「むう、それはつまり、私が幼子のように純粋無垢だと言いたいのだな」

同僚「力いっぱい違います」

 「えー、違うのー?じゃあさ、実は私はラテン系だったというのはどうだ。んで、体がシェスタを求めてしまうという」

同僚「その、あからさまにモンゴロイドな顔の、どこがラテン系ですか」

 「いや、的に

同僚「・・・一生一人で言ってなさい」

ああ、見捨てられてしまった。まあ、お陰で眠気が覚めたからいいけど。

さて、そんなこんなで、どうにか仕事を終えた後は、例によってasahi.comでネタ探し。するといきなり「シャドー将軍』死去を速報、東京発海外各社電」という見出しが目に飛び込んできた。シ、シャドー将軍?

その瞬間、私の頭には以下のようなビジュアルが、次々と浮かんだのであった。

  1. プロイセン風の軍服に身を包み、尖ったヘルメットを被った悪の大幹部
  2. 武装SS風の軍服に身を包み、アイパッチをした悪の大幹部
  3. トゲトゲの甲冑に身を包み、巨大な剣を振り回す悪の大幹部

なんか、発想が偏ってる上に貧困ですか?

ともあれ、真相を確かめるべく、私は見出しをクリックした。するとそこには「竹下元首相の死去を、海外の主な通信社が速報した」という記事が。つまり将軍」を直訳しただけだったのだな。むう、なんか肩すかしだぞ。

かくして、私の頭の中では、上記のコスチュ−ムに身を包んだ竹下元首相×3が、楽しげにジェンカを踊るのであった。←不謹慎

しかしまあ、いくら私が不謹慎だとは言え、死んだ途端に「弔い合戦」とか言い出して同情票を狙う、自民党政治家には敵わないのではなかろうか・・・って、無難にまとめてんなよオレ。


2000.06.18 ()
 
<<本日のお題:心黒きラララ科学の子日記>>
 

ひょんな事から、コインランドリーで似非エコロジストとバトル。いったんは詳細を書いたのだが、何だかバカバカしくなったので削除。一つだけ言っておくと、現行のシステムに問題が多いからと言って、それさえ放棄すれば全てが上手くいくと思う奴は単なるバカである。って言うか、文明否定してる奴がコインランドリーで洗濯するな。

つーわけで、気を静めるために、先日購入した「辺境・近境」(村上春樹 新潮文庫) を読む。村上春樹の淡々とした文章は、こういうときに気分を落ち着かせてくれるのだ。ふううう。

さて、この本の冒頭には、日本の無人島(あるんだなあ日本にも)でキャンプをした村上さんがヒドイ目に会う話が載っている。

んで思ったのだが、都会に住みながら、「人間は自然と共に生きるのが一番幸せ」とかぬかしてるバカ、いやいやいや、おっしゃっている心清き方々を、この無人島に1週間ほど投棄、じゃなかった御招待してさしあげたら、さぞお喜びになることではないかと愚考いたす次第ですがいかがですか?あの方々が愛して止まない自然が、きっと暖かく迎えてくれることでしょう。数万匹のフナムシとか、得体の知れないクモ(のようなもの)とか、音だけ聞こえて姿を見せないの生物とか。ふっふっふ。

は、悪巧み?とんでもない。私は心からあの方々に喜んで頂きたいだけで。あ、念のために言っておきますが、電気はもちろん水道もありませんよ、無人島だから。まあ、私のように文明に毒された人間のクズには、とても耐えられませんが、真に自然を愛し文明を憎む皆様なら、きっとご満足いただけると、私、確信しております。どうか存分にご堪能くださいませ。なんなら帰ってこなくてもいいですけど。

そんなわけで、心の汚れた文明の申し子である私は、家に帰って血の通わない冷血ゲームマシンで遊び、環境クラッシャーことクーラーで涼み、人間を堕落させる悪魔の箱ことパソコンで日記を書くのであった。なんか文句あるか。←誰に言ってるのか


2000.06.17 ()
 
<<本日のお題:メカオフ日記>>
 

今日は月例のオフ会。いろいろあって、集合場所の渋谷駅モヤイ像前に早く着いてしまった私は、しばらく一人で待つことに。しゃあないので、周囲の人々を観察して時間をつぶす。

きょろきょろと辺りを見回していると、何やら気になる集団を発見。一人一人は普通なのだが、集団になると、何やら違和感を感じるのだ。

ルックスの統一感のなさ、挨拶は丁寧(お辞儀付き)だが直後にうち解けて話す様子、そして不意なお買い物も安心なリュック&ショルダーバッグ所持率の高さ。おまけに中はいっぱい詰まってるご様子。むう、さては君たちオタ系ネット友達の初オフ会だなっ!

私の推理を裏付けるかのように、2人の女性が現れた。1人は今どき珍しいフリルだらけのワンピースを着用。おまけにソックスにもフリル。まさに全身フリフリ状態。ムッシュかまやつか君は。さらに幅が10cmはあるかというヘアバンド(って言うのか?)を、顎の下にリボンで留めている。ピンクハウス系とも違う、形容しがたいファッションだ。

だが、もう一人はもっとすごかった。なんと、メイドを着ていたのだ!黒のエプロンドレスの、いわゆるフレンチメイドってやつ。んーむ、そういう服は決して嫌う物ではない、つーか積極的に好きなのだが、いきなり渋谷駅に登場されると引くぞ。

それと大きなお世話なんだが、服や小物にすごく凝ってるのに、髪型やメイクに無頓着なのはどうかと思うっす。つまり、彼女にとってコレはあくまでコスプレであって、ファッションじゃないんだろうな。

とまあ、そんな感じで人間観察をしている内に、お馴染みの楽師さん登場。そして、少し遅れて新規メンバーの鷹司さん(役職名:笑尉) も登場。初対面なので、どんな人かと思っていたら、髭を蓄えパイプをくわえたナイスガイであった。

さて、3人揃ったところで、近くの銀座ライオンで遅い昼食を食べながらお話。笑尉のページを見た時点で予測はついていたが、案の定メカの話に終始する。私もその方面は好きなので、ガンガン飛ばす。さらに、某国体護持組織(オイ)のエピソードも聞いたのだが、防衛機密に関わるのでココには書けない。なぜ機密かと言うと、これは私見だが、知られるとスゴク恥ずかしい事だからだと思う。

食事後に恵比寿に移動。私のリクエストでミニカー屋へ。上の階にある洋書売場で、シボレー・カマロの本を買う。笑尉は50年代のインディ・レースカーの本などを購入。実は笑尉はベンツの古いレースカーに関する本(25,000円)を買う寸前まで行ったのだが、あやうく踏みとどまったのであった。それを見て楽師さんが一言。

「いやー、ゴルコムメンバーで、衝動買いを踏みとどまった人を初めて見ましたよ。」

んーむ、物欲魔人の巣窟だからなあ。笑尉のところにも、いずれ衝動買いの女神を送り込まねば。

少し時間をつぶした後で、笑尉オススメのステーキハウスで夕食。んで、再びメカ談義。飛行機の運用速度に応じたエンジンのセレクションとか、超音速ヘリの話とか、戦車の話とか、軍事評論家の悪口(笑)とか。

その後は、やはり笑尉オススメの「ブリティッシュクラブ」というところに行くことにする。んー、略してブリクラですな。なんか、お店の人が「その略語だけは止めてくれ」と泣いて頼みそうだけど。

ところが行ってみると、そこは別の店に変わっていた。しょうがないので、ガーデンプレイスのビアホールで飲みながら、三度メカ談義。後、「腐っちゃった作家」とか「初手から腐ってる作家」の話をして盛り上がる。あえて名前は伏せるけど、とかとかとか。

いやー、そんなわけでメカづくしのオフ会であった。残念だったのは、ゴルコムのメカ担当である監察官さんが欠席だったことだ。さぞや濃い会話が展開しただろうになあ。

あ、それと、笑尉と監察官の共通点がもう一つあった。それは「寒いダジャレを好む」という点である。んー、まさに「類は友を呼んで朱に交わって再起不能」ってヤツですな。あ、オレもですかそうですか。


2000.06.16 (金)
 
<<本日のお題:いろいろ怪しい日記>>
 

最近、会社からの帰り道にある銭湯を利用している。ここはバスタオルとタオルが借りられて、使い切りの石鹸とシャンプー&リンスが付いてくるというサービスがあるからだ。ちょいと割高だが、帰りが遅いときには便利。家に着いてから改めて銭湯に行くのはめんどくさいからねー。

ザウスは「手ぶらでスキー」というのをやっているが、こちらは「手ぶらで銭湯」である。略してテブセン」!・・・って、なんか意味が変わっちゃってますか?あ、わかんない人は無理に知ろうとしなくていいっす。

ともあれ、今日も手ぶらで入浴。ジェットバスに浸かってぼへーっとしていたら、急に子供の叫び声が聞こえた。何ごとかと辺りを見回すと、小学生男子が2人、電気風呂(注)に入って大騒ぎをしてるのであった。以下は2人の会話である。

少年A「ぎゃー!ビリビリする〜っ!」

少年B「いてててて!痛えよコレ、すっげえ!」

少年A「なんかホラ、アレみたいじゃん。ホラ、電気出す魚いるじゃん!」

少年B「えーとえーと・・・あっ!しびれフグ !!

って、貴様、そんな言葉をどこで覚えたっ!むう、性の乱れは小学生にまで及んでいるのだらうか?だから、意味がわかんない人は無理に知ろうとしなくていいですってば。

教育の歪みについて思いを馳せながら(嘘)、風呂上がりに散歩をしていたら、突然目の前に「原因不明の痛みと書かれた立て看板が。んーむ、でっかい活字で、いきなりそんな事を言われてもなあ。痛み以前に看板の方が不明だぞ。

んで、よくよく見てみると、下の方に「ありす 気・波動治療院」という文字が。ぬう、出やがったな波動!宇宙意志とかフリーエネルギーとか中性子が歪むとエイズとか言う気だなっ!←まだ言ってない←まだ?

それにしても、なんで「ありす」?ロリとメルヘンとトンデモの三位一体(前も言ったなコレ)なのか?はっ!ひょっとしたら「ありす 気・波動治療院」というのは略称なのでは?すると正式名称は・・・

「ありすと気違い帽子屋波動治療院」!?

何というか謎は深まる一方ですな。つーかオレが一方的に深めてますかそうですか。

 

[注:電気風呂]

ATOKは伝奇風呂」と変換した。なんか、入ったら最後、生きては出られないって感じ?


2000.06.15 (木)
 
<<本日のお題:はんにばりました日記←動詞過去形>>
 

「ハンニバル」(トマス・ハリス 新潮文庫) 読了。感想は・・・う〜〜〜〜ん(困惑)

いや、つまらなかった訳ではないのだ。それどころか、読み始めたら止まらない面白さ。

「レッドドラゴン」「羊たちの沈黙」で、脇役ながら強烈な存在感を示してきたレクター博士が、今回はついに主役。これまで断片的にしか語られなかった、彼の趣味嗜好や過去などが綿密に語られていく。普通ああいうキャラは、内面描写をした途端に安っぽくなってしまうものだが、さすがはレクター博士(さすがはトマス・ハリスと言うべきか)、その魅力はいささかも損なわれていない。

んじゃ、なんで困惑して唸ってるのかと言うと、もう一人の主役、クラリス・スターリングが原因なのだな。ネタバレはしたくないので、はっきりとは言えないのだが、んーむ、まさかクラリスがあんなになっちゃうとはねえ。

まあ、ストーリー的にはありだと思うのだけど、「羊たちの沈黙」でクラリスに惚れ込んだ私としては、ちょっと悲しかったりするのだ。ああ、切ないオヤジ心。

そう言えば、映画「羊たちの沈黙」でクラリスを演じたジョディ・フォスターは、「ハンニバル」への出演を辞退したそうだが、彼女が小説を読んで辞退したのだとしても、不思議じゃないと思うな。ま、ホントのところはわかんないが。

しかし、レクター=ホプキンスとクラリス=フォスターが、クライマックスの「あの」晩餐のシーンを演ずるところは、ちと見てみたかった気もしたり。ああ、複雑なオヤジ心。

あ、そうだ。悲しいと言えば、今回一番悲しかったのは、やっぱクロフォードだよなあ。なんか涙なくしては読めなかったぞ。これまたネタバレの恐れがあるから多くは語れないが、「羊たちの沈黙」で彼のファンになった人は、覚悟して読むように。ああ、むせび泣くオヤジ心←しつこい

それにしても、マジで映画化するのか?はっきり言って映画向きの小説じゃないと思うけど。「レッドドラゴン」や「羊たちの沈黙」は、「サイコキラーを主人公が追う」という、大きなストーリーの流れがあるけど、「ハンニバル」はそういう小説じゃないしなあ。

一応、レクターと、彼に復讐しようとするメイスン・ヴァージャーとの戦い、って流れはあるけど、映画を引っ張れるだけの物ではないし。かと言って、小説のストーリーをそのまま追ったら、ひどく中途半端なものになっちゃいそうだしな。

いっそ、レクターとクラリスに話を絞り込んだ方が良いかも知れない。レクターのクラリスへのオブセッションを、じっくり描いたら、意外な傑作に化ける可能性があるかも。ま、リドリー・スコットのお手並み拝見といきますか。←えらそう

しかしなー、問題はやっぱ「あの」晩餐のシーンだろう。特に料理のシーン。アレをそのまま映像化したら、グロテスクなギャグにしかならないと思うぞ。何せ読んだときに「コレってモンティ・パイソンみたいだよな」って思ったくらいだから。こう、パカっ←それ以上言うなオレ

つーわけで、今日は「ハンニバル」未読の人には、何が何だかな内容になってしまった。すまん。

すまんついでに、メイスン・ヴァージャーの気持ちを歌にしてみた。元ネタは「走れコータロー」(メチャ古) である。ネタバレと言えないこともないので、未読の人は読まない方が良いかも。

これからハニバル 大復讐〜

ひしめき合って いななくは〜

天下の野生豚 数十頭〜

今日はパーティ めでたいな〜

かじれ〜かじれ〜 レクターを〜

腹に鼻づら突っ込んで〜

かじれ〜かじれ〜 レクターを〜

噛みつけ引き裂け引っこ抜け〜

できるだけ陽気に歌うのがポイント。←何の


2000.06.14 (水)
 
<<本日のお題:何だか疲れ気味日記>>
 

昨日の「ダジャレも言えず」のクイズを、さっそく同僚に試してみたところ、全力で黙殺されてしまったり。うーむ、きっと家で嫌なことでもあったのだろうな。←自己欺瞞回路作動中

仕事のスケジュールがかなりヤバ目になって、ようやくエンジンがかかる。どうも昔から、追いつめられないと気合いが入らないのが困りものであるな。

だが、一度エンジンがかかれば、私の頭は見事なほどに回転を始めるのだ。どれくらいよく回るかというと、メカゴジラ(昭和版)も顔色を失うほどである。あ、最初からないですか顔色。つーか、喩えが古すぎる上に偏っていて、あまつさえ間違ってないかオレ。

そんなこんなで、頭をぐるぐる回しながら仕事に励んだ後は歯医者へ。今日は削った歯の型取りをする日だ。ううう、イヤだなあ。

私は歯を削られながら熟睡するほどのタフガイ(注) なのだが、型取りだけは苦手なのだ。あの、グニャグニャしたゴムみたいなものを口に入れられただけで、ちょっとしたパニック状態に陥るのである。何せ私は、医者が使う金属のヘラで、ちょっと舌を押さえられただけで、えずいてしまうのだよ。

案の定、型取り用のゴム(のような物)を押し込まれた瞬間、強烈な不快感が私を襲う。反射的に吐き出してしまいそうになるのを、意志の力で必死に押さえる私。ひじかけを握りしめ、精神的パニックに耐える。こうして書いてると、すっげえ大げさだけど、本人は必死だ。

それにしても、アレはもうちょっと何とかならんもんかね。基本的に人間の体は、外部からの異物を排除するようにできてる訳だからして。たとえば甘味をつけるとか。噛みしめてると、恍惚としてくるような成分を混入させるとか。←ってオイ

現状に甘んじることなく、より一層の企業努力を積み重ねることによって、顧客のニーズに応えていって欲しいものであるな。何言ってんだか、自分でもわかんなくなってるけど。

 

[注:タフガイ]

唐突だが「子はタフガイというダジャレを思いついたんですが、どうですかダメですか。


2000.06.13 (火)
 
<<本日のお題:ネタ切れ悪戦苦闘日記>>
 

歴史上の人物を使ったクイズを思いついた。んで「エンスー森の石松」に続いて、トップページの一言に書こうかと思ったのだが、あまりにネタがないのでここに書くことにした。

では問題。「キリストは冗談が上手かったか?それとも下手だったか?」

正解は日記の最後で。

仕事の合間を縫って「ハンニバル」(トマス・ハリス 新潮文庫) を読む。現在、上巻をほぼ読み終えたところ。ちとクラリスの出番が少ないのが残念だが、面白い。あー、やっぱカッコイイわレクター博士。

そんなわけで、レクター博士を讃える歌・その2を作ろうとしたのだが、なかなか上手く行かない。とりあえず「函館の女」と「小さなバイキングビッケ」で考えてるんだけどねー。今のところできてるのはハ〜ンニバル来たぜフィレンツェへ〜とか「ハニバル父さんコワイけど〜♪」とか、そんな程度。不調っす。

ネタを漁りにasahi.comを見に行くと「ピカチュウ版ニンテンドウ64」が7月に発売されるとか。んーむ、かつてはピカ中と呼ばれた私だが、さすがに買う気にはならんなー。

しかし、これに対抗してセガがシーマン版ドリキャス」とか出したりすると、とりあえず笑いは取れると思うのだが。いや、取ってどうするかは別として。

 

[クイズの答え]

下手だった。そのため、キリストは人々からこう呼ばれたのだ。

ダジャレも言えず」

・・・・引っぱるほどのネタじゃなかったっすかね?


2000.06.12 (月)
 
<<本日のお題:略称を作ろう日記>>
 

6/10(土)の日記をアップ。

この日記を長く読んでいる人はご存じだろうが、私は略語が好きだ。何と言っても日本の古典芸能だし・・・って、それは落語。そうじゃなくて、あのどんどんダメになる感じがたまらない・・・って、それは落伍。いや、だからインド人が額に付けている・・・って、それは白豪。そろそろみんな、ガマンの限界ですか?

んで、日本的な「外来語4文字略語」もいいのだが、英単語の頭文字を使った略語も好きだ。CIAとかSASみたいなヤツ。

まあこの辺は、正式名称の頭文字を取ってるわけだけど、フィクションの世界では、「まず略語ありき」というパターンがけっこうある。つまり、意味のある単語を略語ということにして、それに合うように正式名称をでっち上げるってタイプだ。

たとえば、懐かしのスパイ・ドラマ「0011ナポレオン・ソロ」で、主人公が所属している組織は「U.N.C.L.E.」と言うのだが、これの正式名称は「United Network Command for Law and Enforcement」だったりする。

馴染みのあるところだと、ガンダムの「MOBILE SUIT」の「SUIT」が「Space-Utility Insyruments Tactical」の略だ、なんつー設定もありましたな。

やっぱ、単に頭文字を取るだけより、こっちの方がカッコイイ。つーことで、私も一つ作ってみることにした。

他のいかなる組織にも命令系統にも属さず、敵の追撃・迎撃を専門に行う戦闘部隊。正式名称は「Pursuit And Interception Outfit Totally Unattached」(完全独立追撃/迎撃部隊)。しかしてその略称は!

P.A.I.O.T.U」だっ!

ああっ!カッコイイ名前を考えたはずなのに、ローマ字読みだとなんかエライ事にっ!←白々しい

つーか、結局今日も下ネタかい。


2000.06.11 ()
 
<<本日のお題:サークル名にご用心日記>>
 

6/9(金)の日記をアップ。

雨の中、近所のスポーツセンターで自転車こぎ。ここんとこサボっていたので、30分こいだだけでヘロヘロになる。んで息を整えがてら、掲示板に貼られているサークルの会員募集を眺める。

合気道や空手といった武道系(カポエラまである)や、エアロビクスなど、様々なサークルのポスター(と言うかチラシ)が貼られているのだが、やはり目立つのは社交ダンスだ。

んでまあ、たくさん貼られたサークルのチラシを眺めていると、中にはけっこう味わい深いものもあったりする。特に面白いのは、サークル名だ。

「ジュリエット」などという少女趣味っぽい名前があるかと思うと、その隣に「あゆみ」などという、いささか渋すぎるものがあったり。これはやっぱり「歩み」なんだろうなあ。いくらなんでも、サークルにホステスの源氏名を付けるとも思えんし。

そうかと思うと「赤い靴」なんてのもある。一見ロマンチックだが、よく考えると、死ぬまで踊らされそうでコワイぞ。あるいは異人さんに連れられて消息不明みたいな。←どんなサークルだソレは

だが、一番強烈だったのは「サミット」というサークル名だ。

「社交ダンスサークル・サミット」・・・もはや、どういう経緯でつけられた名前なのか、さっぱりわからないぞ。ご丁寧に地球の絵まで描いてあるし。

んー、対抗して「ダンスサークル・ガット・ウルグアイラウンド」とか、「ダンスサークル・ASEAN」とか作ってみるのはどうか。あるいは、政治色とナショナリズムに重点を置いて「ダンスサークル・国体護持」みたいな。いや、対抗して何になるかはさておいて。

[補 足]

アップした後に、「ダンススクール・肉体誇示」というのを思いついたり。問題は性別・・って、これのどこが補足なのかオレ。


2000.06.10 ()
 
<<本日のお題:すまん、また下ネタだ日記>>
 

のたのたと実家の近所を散歩しながら、友人と携帯でバカ話。映画や小説、マンガの話題が中心だったのだが、どうした流れか「人間にはなぜ生殖とは無関係な性欲なんつーものがあるのか」という話になってしまった。なんつーか、哲学と科学とエロオヤジの三位一体って感じ?

まあ、結局のところ、環境に自在に対応できるフレキシブルな脳を手に入れた代償として、いろいろと余計なものまで身につけちゃったんだろうなあ。とは言え、その余計なものが面白かったりするんだが。

以前の日記に書いたが、同僚と「ミニスカートは見えそうで見えないくらいがベスト」という話をしたことがある。むしろ、見えてしまったら興醒めだ、みたいな。こういう価値観(なのか)一つを取ってみても、人間の性欲の複雑怪奇さというか、一筋縄ではいかないって事がわかるような気がする。

この辺のことを、昔の人は上手に一言で表現してたよな。えーと、何だっけ?・・・あ、そうそう「人はパンツのみで生くるに非ず」ってヤツ。←いろんな意味で顰蹙

あー、それと「柔よく剛を制す」ならぬ獣欲、業のせいっす」というのも思いついたんですが、事態の改善には何ら寄与しませんかそうですかー。


2000.06.09 (金)
 
<<本日のお題:キ○ガイ最大鑑賞日記←誤訳>>
 

歯医者で治療を受けた後、実家へ。ビデオ屋で「マッドマックス」と「マッドマックス2」を借りて、久々に見る。テープがかなり傷んでたのが残念だったが、やっぱ面白いわコレ。

話の組立は荒いし、ラストは結構尻つぼみだし、音楽はなんかダサかったり、色々と問題はあるんだけど、それらをねじ伏せるような、荒々しいスピード感が素晴らしい。特にインターセプターがトゥカッターのバイクを追撃するシーンは最高だ。

後、エンジン音もカッコイイな。バイク(カワサキ製)の乾いた爆音、インターセプターの不揃いで重いアイドリング音、スーパーチャージャーの甲高い吸気音。ううう、たまらんす。

やっぱアレだな。リュック・ベッソンは「TAXI」撮る前に「マッドマックス」を100くらい見るべきだったよな。

ただ、ちょっと気になったんだが、スーパーチャージャーって、自由にオン・オフできるものなのだろうか?アレはエンジンに強制的に空気を送り込むことで、パワーアップするわけだが、構造上、止めてしまうと一切吸気ができなくなると思うんだけども。その辺に詳しい人、教えてくれないっすかね?

まあ、映画的な演出としては、あれで正しいんだとは思う。ボタン1発で急加速ってのは、絵になるし。そう言えば以前、「エアウルフ」でも「ターボだ!」とか言いながらボタン押してたなあ。しかし、いくら絵的にイカスとは言え、ヘリで音速突破するのはどうかと思うが。

とまあ、そんなこんなで、あれこれ思い出に浸りながら「マッドマックス」を堪能したのだが、ついでに、劇場公開時に映画館のトイレで、白人のホモ巨漢に襲われかけた思い出まで甦ってしまうのが難点。なんか、やけに具体的なパーツまで、ありありと覚えてるんだよなあ。さすがアメリカンV8って思った記憶が?←思うな


2000.06.08 (木)
 
<<本日のお題:恵まれないダジャレエイド日記>>
 

ネタを求めてネットをうろうろしていたら、「飼い犬に手を噛まれる」という表現を発見。次の瞬間「"かい〜の"に手を噛まれる」というダジャレを思いつく。んで、思いついたのはいいんだが、問題は、このダジャレを使うシチュエーションが見あたらないということだ。

やっぱダジャレは、話の流れに沿って繰り出すのが基本。ジャブのようにネタを振り、次の瞬間、必殺の右ストレートのごときダジャレを食らわせるのが、真のダジャラーと言うものだ。ま、往々にして空振りするんだけど。

そんなわけで私は、せっかく生まれたダジャレをムダにしないために、これを使えるシチュエーションを考えることにしたのだった。

まず「かい〜の」と言えば間寛平である。つまり、彼が誰かの手にガブリと噛みついているわけだ。んーむ、なんか容易に光景が想像できてしまうぞ。これも寛平ちゃんの人柄の賜物というやつだな。←どんな人柄だ

んで、元の言葉の意味からして、噛みつかれているのは、寛平ちゃんにとって目上の存在ということになる。これは当然、吉本興業だ。おお、これでシチュエーションが明確になったぞ。

つまりこうだ。ある日突然、間寛平が吉本興業に反旗を翻す。いきなり独立しちゃうとか、事務所を電撃的に移籍するとか。当然、吉本興業は驚き、そして怒るだろう。業界は騒然。様々なメディアに取り上げられ、人々の話題をさらうこととなる。

その騒ぎを眺めながら、私はおもむろに言うわけだ。

「これがホントの『"かい〜の" に手を噛まれる』だねえ」

かくして、私が思いついたダジャレは、ようやく陽の目を見ることとなるのだ。ブラボー!

つーことで、お手数ですが寛平ちゃんはとっとと吉本を裏切るように。そう、オレのダジャレのために!←超何様?


2000.06.07 (水)
 
<<本日のお題:立て万国の健康マニアよ日記>>
 

終わったはずのマニュアルの仕事が復活。またしても機能追加のせいだ。ああああ、ページ配分が、レイアウトが崩れていく〜。えぐえぐ。(半泣)

ヒイヒイ言いながら、どうにか修正を終えて一休み。同僚と雑談する。健康診断があったばかりなので、話題はその周辺。何でも、最近注目されているのはグレープフルーツなんだそうだ。良くわかんないが、食べると健康にいいんだとか。ふーん。

この手の「体にいい食べ物(飲み物)」ってのも、入れ替わり立ち替わりよく出てくるものだ。やっぱり「手軽に健康になれる(らしい)」ってのがポイントなんだろうな。ただ、最近取り上げられる健康食品ってのは、日常的というか、ずいぶんマイルドになってるような気がする。

かつての健康食品は、もっと非日常的というか、食べる(飲む)のに苦痛を伴ったもんだったが。例えば豆乳とか、酢大豆とか、紅茶キノコとか、九龍とか、比較的最近だと青汁とかね。

ああいった非日常性や、摂取に伴う苦痛が、「これだったらきっと効くに違いない」という思い(錯覚とも言う)につながっていたのではないだろうか。「良薬口に苦し」って諺の、非常にストレートな(そして実は根本的にまちがった) 解釈とゆーか。

それに比べると、最近の健康食品は、どうも甘っちょろい感じがしてならない。グレープフルーツなんて、面白くも何ともないじゃん。美味しいし。やっぱ「うげげ、こんなもの食う(飲む)のかよお」と思わせてこそ真の健康食品ではなかろうか。

そう言った意味で、やはり最強と言えるのは飲尿であろう。あのインパクトに勝てるものは、ちょっと他には考えられない。おまけに経済的だし。←って、そういう問題か?

念のために言っておくと、私はその手の健康食品には一切手を出していない(無論飲尿も)。私は「健康」とか「爽快」などの雑誌に載っている、奇妙キテレツな健康法 (赤パン健康法とか、ノーパン健康法とか) や、健康食品を見て喜んでるだけの、単なる研究者、あるいはウォッチャーに過ぎないのである。あ、野次馬とも言いますかそうですか。

私としては、あの「健康を求める余り、一線を越えてしまった」感じが好きなのだな。なんつーか「健康原理主義」というか「健康になれるなら死んでもいい!」みたいな本末転倒的暴走に愛を感じるのだ。

そんなわけなので、世の健康マニアの皆様におかれましては、安易な道に進むことなく、より過激な方向へと突っ走っていただきたいものであります。「健康かか!」みたいな感じで。←わりと巨大なお世話


2000.06.06 (火)
 
<<本日のお題:オヤジ悪あがき日記>>
 

今日は、年に1度の健康診断の日。まあ、特に悪いところはないのだが、気になるのはじわじわと増え続けている体重である。この1年の間に、ジ−ンズのウェストが着実にきつくなり、以前はすんなりと脚を組むことができたのに、今ではだいぶ苦しくなってしまっている。

最近では、現実から目をそむけるために、体重計にすら乗らなくなった私。だが、その体重が今や白日の下に晒されようとしているのだ。しかも、白衣を着た妙齢のお姉さん達の目の前で。ああ、なんて屈辱的。「たった1年でこんなに太るなんて、なんて恥ずかしい男だい。ホーッホッホ!」とか言われたらどうしよう。←言われねえってばよ

ああ、こんなことなら、もっと体重維持に務めるべきであった。いや、過去を悔やんでもしかたがない。現状をしっかりと見据え、その上で全力を尽くしてこそ真の男。今の私にできることを見つけるのだ!

つーわけで、とりあえずポケットの中の物を、全部カバンに放り込んで、軽量化を図る私。携帯電話や時計も外しておく。いっそパンツも脱いで直にズボンをはこうかとも思ったが、さすがにそれをやったら人間として大事な何かを失いそうな気がして断念。

しかし、こういうことをしていると、かつてゼロ戦の軽量化に死力を尽くした技術者の苦労が偲ばれるよなあ。まあ、こんなことで偲ばれても迷惑かも知れないが。

必死の努力の甲斐あってか、体重を知ることによる精神的衝撃は、何とか最小限に押さえることができた。ただ問題は、これが何ら抜本的な解決になっていないという点である。つーか、わかってんならやるなよオレ。

その他の検査は、特に言うべき事はなし。とりあえず、検査に引っかけたダジャレをあれこれ考えるが不調だ。血圧を司る神様は「ケツアツコエトル」とか。「検尿の羽衣」なんつーのも。ああ、ダメダメ。

後、もう一つ「検尿陛下というダジャレも考えたけど、これについては、深くコメントしたくない気持ちで一杯だったり。だからわかってるなら書くなってばオレ。


2000.06.05 (月)
 
<<本日のお題:今日はギャグなし日記>>
 

「不夜城」(馳星周 角川文庫) を今さら読了。相変わらず流行に一切左右されない、実にらしい読書スタイルと言えよう。単に動くのが遅いだけっつー説もあるが。

いやー、面白かった。プロットは「血の収穫」の流れに属してると思う。つまり「徒手空拳の主人公が、対立する複数の勢力を互いに噛み合わせる」ってヤツ。ただ、コンチネンタル・オプが積極的に状況をかき回していたのと違い、劉健一(「不夜城」の主人公) は、ただただ自分が生き延びるために、それを行う。

健一は、周囲のありとあらゆる人間を利用する。そして捨てる。そこに躊躇いはない。そうしなければ生き残れないから、そうする。感傷など割り込む余地すらない。そういった、およそ感情移入し難い男が主人公であるにも関わらず、この小説が魅力的なのは、やはり舞台である歌舞伎町の暗黒街と、そこに蠢く悪党たちの描写が見事だからだろう。

健一と、彼が「自分の分身」と呼ぶヒロイン、夏美との関係も、恋愛と呼ぶにはあまりにもシビアで苦いものだ。だが、それだけに鮮烈な印象を残す。んーむ、恐るべし馳星周。

それと、もう一つ面白かったのが、北上次郎による解説。この作品の凄さは認めながらも、「こういう小説は好みじゃない」とか書いちゃう辺り、正直と言うかなんと言うか。まあ、北方謙三とか、大沢在昌が好きな人にとっては、受け入れがたい作品なのは確かだろう。

ただ、私の場合、前出の作家たちのルーツ(多分)である、チャンドラーの作品が、いまいち好きじゃないのよな。なんつーか、センチメンタリズムが臭いすぎて。「卑しい街を歩む騎士」とか言われると引いちゃうのだ。

やっぱ、ハードボイルドはハメットでしょ。それも「血の収穫」!あの乾いた文体こそ至高!ああいう突き放した文体で書いてこそ、登場人物たちの生き様も死に様も際立つと言うものであるよ、うん。

まあ、とにかく「不夜城」は傑作っす。いまさら勧めるのもアレだけど、未読の人は本屋へダッシュだ。

あ、小説が苦手な人は、マンガ版の不夜城 (山本貴嗣・作画 角川書店) を読むのもいいかも。両方読んでもオッケーだ。


2000.06.04 ()
 
<<本日のお題:踏んだり蹴ったり日記>>
 

だーっ!ぐああああっ!むむむむむかつく〜っ!! 何がって「テストドライブ5」だ「テストドライブ5」!なんだってこう、自車とライバルカーの性能(特にコーナリング性能) に差があるんだっ!おまけに、こっちはちょっと接触されただけで吹っ飛ぶのに、奴らは平気で走ってるし!しかもただ抜いて行けばいいものを、わざわざぶつけて来やがるしっ!きいいいいいいっ!!

だが、何よりも腹立たしいのは、ゲームがマイナーすぎて、この悔しさ共有してくれる人がいないって事だっ!だあああああっ!!

と言うわけで、「俺も(あたしも) 奴らにはムカついてるぜ(わよ)!」って方は、私にメールをください。つーか、ゴルコムメンバーはみんな買え。←何様?

と、とりあえず落ち着くために、ラジオで音楽でも聴こう。ポチっとな・・・・うっ、これは平松愛理の「部屋とYシャツと私」ではないか。むうう、よりによって私がとことん嫌いな曲がかかるとは。

何が嫌いって「ときどき洋服を買ってね」辺りの歌詞がイヤ。その程度のおねだり(注)くらい、いいじゃないかと思う人もいるだろうが、問題はその後だ。「愛するあなたのため、いつもキレイでいたいから」?ケンカ売ってるのかコラ。

ストレートに「自分が欲しいから」って言うならまだしも、「あなたのため」だと?自分の物欲を正当化するんじゃないっつーの。おまけに「好きな人のために努力する健気な私」をアピールしてるし。もらった服を着るだけのくせに。好きな人のためにキレイになるなら、自腹を切らんかいっ!三島を見習え!←意味が違う

罰として「部屋でワイ談のオヤジ」という歌を作って、情感たっぷりに歌うこと。←読んでないだろ平松愛理は

ああいかん、ますますイライラが増してしまったぞ。ここは一つ、コインランドリー&銭湯で身も心もリフレッシュして・・・って、洗濯機が全部ふさがってるし!しかも半数はすでに終わってるのに取りに来てないし!ならば先に風呂に・・・って、めっちゃ混んでるし!おまけにマッサージ椅子をオヤジが長時間占拠してるし!あまつさえ、お金入れてないし!

ぜえぜえぜえ、つ、疲れた・・・。んでまあ、この後、コンビニに行ったら弁当が売り切れてて、カップヌードルをモソモソ食べる羽目になったり、日記書いてる最中にMacが3回もフリーズしたり、ふと気づくとカゼを引いちゃったらしく、悪寒がしたりと、まったくもって散々な1日であった。

つーわけで、今日はオチもないままに終わるのであった。おやすみー。

 

[注:おねだり]

ATOKは「お強請り」と変換した。むう、やっぱりそうだったのか。


2000.06.03 ()
 
<<本日のお題:眠れる森のオヤジ日記>>
 

今日は特にすることがない。どこかに出かける用事もないし、買い物をしようにも先立つものがない。ゲームをするのもちょっとなあ、というどうにも無気力な土曜日。さあ、どうするか。

つーわけで私は、失われた物を取り返すことにした。それは何か。睡眠である。プルーストは「失われた時を求めて」だが、私は「失われた睡眠を求めて」だ。プルーストは「マドレーヌを、紅茶に浸して食べる」そうだが (注)、私は「焼きビーフン烏龍茶で流し込む」のである。かなり近いと言えよう。←言えません

ここのところ私は、深刻な睡眠不足に悩んでいる。こう言うと「博士の身にいったい何が?」と心配する読者もいるであろう。「まさか不眠症では?」と胸を痛める読者も、いてしかるべきだと思う。「細川ふみえが歌ったり踊ったりプルプルしたりするんですね!」とか思っちゃう読者も、いたら愉快だなあと思う。ちなみにソレはふーみんショー」だ。←0点

さて、なぜ睡眠不足かというと、あんまり寝てないからである。なぜ寝てないかというと、遅くまで起きているからである。なんか全体的に頭の悪い文章ですが。

んで、なぜ遅くまで起きているかというと、仕事から帰ってネットに繋いだり日記を書いたりゲームをやったりダジャレを考えたりしてる内に、午前2時を過ぎちゃったりするからである。つまり、私の仕事が忙しすぎるのが問題なわけやね。なんかオレ自分にウソをついてますか?

そんなわけで、事情説明が終わったところで布団にもぐり込む私。目覚ましをセットし、目を閉じると、あっと言う間に眠りに落ちる。夢すら見やしない。

数時間後、アラーム音で目を覚ますが、起き上がる気になれない。朦朧としながら、布団の中でのたのたする。この自堕落な雰囲気が心地いいんだよなあ。とは言え、いつまで寝てるわけにもいかない。友人に電話する約束があるのを思い出したからだ。起きなくては。

だが、どうしても起きられない。踏ん切りがつかないのだ。このままでは約束が守れないではないか。あ、そうだ、数を数えよう。カウントダウンして0になったところで、一気に起きるのだ。よーし。

100、99、98・・・って、数が大きすぎないかオレ

いかんなあ。ちょっとでも余計に寝ようという意識が働いているようだ。やっぱカウントダウンは、男らしく5から!

5!、4!、3!、2!、1!、0!・・・・・・・・・・・マイナス1・・・

どこが男らしいねん。

そんなこんなで、土曜の午後はただただ気怠く過ぎていくのであった。

 

[注:マドレーヌを・・・]

「失われた時を求めて」に、そういう場面があると、友人から聞いた。つまり、私はこの作品をちゃんと読んでいないのである。←知らんものを書くなよ


2000.06.02 (金)
 
<<本日のお題:世界はずみょみょで造られる日記>>
 

例によって昼休みに机に突っ伏して寝ていたら、頭が腕の血管を圧迫したらしく、目が覚めたら左腕が動かなくなっていた。右手で持ち上げて離すと、ぶらんと下に落ちてしまう。落ちるのを止めようとしてもできない。つーか、そもそも左腕の存在を認識できない(もちろん目には見えてるが)。これはつまり、血液の供給が断たれたことで、腕と脳の間の信号のやり取りができなくなったわけやね。

この感じは、なかなかに面白い。なんつーか、自分の一部であるはずの腕が、単なる物体になってしまう不思議というか。んで、こういうことがあると私は「あー、人間ってけっこう機械っぽいよなあ」とか思うのだ。

もちろん、これは本末転倒な考え方だ。なにせ生物は機械よりも早く存在したんだから。要するに私が言いたいのは「人間の体は、けっこう実も蓋もないメカニズムで動いてる」ってこと。そういった意味で「人間と機械は大して変わらない」ってことだ。

こういう事を言うと、「人間と機械をいっしょにするな!」と怒る人もいる。「人間には機械と違って魂がある!」みたいな。

でもさー、アレでしょ?その魂ってのも、脳内で無数のニューロンが複雑に配線されていて、そこを電流やら化学物質やらが、ずみょみょみょ〜と流れることによって生じてるわけで。別に肉体から独立した存在として魂があるわけじゃないし。やっぱ実も蓋もないっすよええ。

しかし、逆に言えば、この世にあるすべての人造物ってのは、突き詰めればそういう実も蓋もない化学反応から生まれたわけだよね。それってスゴクないか?だってさ、モーツァルトのレクイエムや、ゴッホのひまわりのような芸術作品が、ニューロンの配線がずみょみょみょ〜でできちゃったんだぜ?スゴイし不思議だしワクワクしないか?て言うかすれよコラ。←威張るな

まあ、「肉体を超越した不滅の魂」を信じることで生まれた文化や芸術もあるわけだが、一方でそう信じる心が、死んだ子供の体を切り裂かせたりもするわけで。なんか話が急に重くなってすまんけど、やっぱ魂とか人間ってモノを、あんまり過大に考えてしまうのは良くないんじゃないかな、と。

つーことで、今日の結論は「魂ってわりと実も蓋もない。けど、それはそれでスゲエ」ってことでいかがでしょうか。

後、「モーツァルトのレクイエムも、私のダジャレ、生成のメカニズムから見れば等価である」って結論はどうっすか?あ、納得できませんかそうですか心が狭いっすねお客さん。


2000.06.01 (水)
 
<<本日のお題:痛快走り屋日記>>
 

仕事やら何やらで、なかなかまとまった空き時間が取れない。そのため、RPGやシミュレーションのようなゲームはできず、短時間で終わるレースゲームばかりやっている。ちなみにハマったゲームを順に並べると、「クレイジータクシー」→「スピードデビル」→「テストドライブ5」といった具合。それにしても、アメ車が公道を爆走するものばっかりだなあ。

んで、年がら年中レースゲームをやっていたところ、日常生活に意外な影響が出てしまった。どんな影響かというと、会社の廊下を歩いているときに、ついつい最適な走行ラインを探してしまうのである。

「ここはS字だから、できるだけ直線的に抜けよう」とか「立ち上がり重視でクリッピングポイントを深めに取って」とか「オーバースピード気味だが、ドリフトすれば何とか」とか考えちゃうのだ。前を歩いてる人がいたら、当然スリップに付くし。何だよ当然って。

さらに急いでいるときなどは、先行者を最小限の動きですり抜け、一気にコーナーに突入。グリップを失いそうになるのを、巧みな荷重移動で避け、力強く加速してコーナーを脱出するのだ。もちろん頭の中では、野太いV8サウンドが鳴り響いている。ときどきからも出る。←出すな

そんな時の気分はまさに、「オレ様はナイットライダー!」であり、「燃料噴射式の自殺マッシーン!」であり、「夜空を見るたびオレを思い出せ!」であり、マックスに追われて爆死って感じ。←理解不能

うーん、このままだといずれ、先行者をコーナーで弾き飛ばしたり、後続者をブロックしたりしそうだ。

いや、それならまだ良いが(良くないって)、車体を軽量化!とか言って服をいじゃったり、顎と後頭部にエアロパーツ付けちゃったり、吸気効率を上げるために鼻の穴を広げたり、それじゃ排気効率もってんでの(自主検閲)しちゃったり、車高を下げるために脚を切りつめたりしちゃったらどうしませう?

その辺りのことを同僚に言ったところ、彼はじっと私の脚を見てこう言った。

同僚「足回りに関しては、それ以上切りつめようがないのでわ?」

 「ぐわああっ!当たってるだけにムカつくぅっ!そういうお前だって、腹にエアバッグ内蔵してるくせに!しかも膨らみっぱなし」

同僚「ぬう、エアロダイナミクスに優れた顔のあなたに言われたくないです」

 「どういう意味?」

同僚顔に凹凸がなくて抵抗が少ないとゆー」

 「がー!お前だってお前だってー!」

同僚「きー!あんたなんかあんたなんかー!」

かくして、不毛な言い争いは、いつ果てるともなく続くのであった。

とまあ、こんな風にならないように、読者諸兄もレースゲームのやりすぎには気を付けていただきたい。て言うか、誰もこんな風になりませんかそうですか。