2003年6月の日記
|
|
2003.06.30
(月)
<<本日のお題:実はいろいろ買ってますた日記
>>
最近購入して日記で紹介していない物を、いくつか紹介。
Gたれ「んしょんしょ」(ぐるぐるぐる)博 士「何をやっとるんだGたれ?」
Gたれ「湯飲みをかき回してお茶を濁してるのでし」
博 士「う、手の込んだイヤミを言うヤツだなー」
Gたれ「とんでもないでしー。Gたれは『ネタ切れなんでしね』とか、全然思ってないでしよ〜」
博 士「ぐわああああ、力一杯思ってるううううっ!」
ぜえぜえ、まあそれはさておき。まずは「仮面ライダーファイズ・アクセルフォーム」と「マンティスオルフェノク」のソフビ。アクセルフォームは、プロポーション・ディティール共に文句のない出来。ただ、目の部分が赤のベタ塗りなのは残念。ノーマルファイズのようにグラデーションをかけて欲しかったところだ。
Gたれ「アクセルフォームというと、器用貧乏だったり、経済的にも貧乏だったり、落とし穴に落とされたりするでしね」博 士「それはエクセルだっつーの」
Gたれ「他にエルガーラフォームとハッちゃんフォームが」
博 士「ないない」
Gたれ「んで、この前まで出てたチワワがメンチでしね」
博 士「あれは非常食かい!」
一方のマンティスは …… うーん、イマイチっすね。馬や魚に比べてモールドがあっさりしすぎてるし、塗装も甘い。つーか、カマキリよりも、象やサボテンを出して欲しかったぞ、私としては。
Gたれ「Gたれも不満はあるでしよ」博 士「ほぉ、どんな?」
Gたれ「カマキリフェノクの人間体は、関根勤がやるべきだったでし!」(力説)
博 士「いや、そんなラビット時代のネタを出されても」
続いては「S.I.C. 仮面ライダーアギト」。これまでのシリーズに比べると、ディフォルメが控えめ。個人的にはこのくらいが丁度良いと思う。グランド、フレイム、ストームの各フォームに加え、「最初のアギト」こと雪菜版アギトにも組み替えられるのが売り。なかなかにセクシーなプロポーションを堪能できる。ただ、顔は元のまま。怖いぞ。
私のお気に入りは、最もシンプルなグランドフォーム。黒と金のカラーリングが美しいっす。このクォリティでギルス/エクシードギルスや、G3シリーズ、アナザーアギトも出して欲しいなあ。
Gたれ「アナザーアギトは、ディフォルメしてもほとんど変わらないと思うのでしが」博 士「う、言われてみれば …」
さて、次は「GFF #0015 ヘビーガンダム」。パーツ差し替えでプロトタイプガンダムになる優れモノ。しかも、武器がやたらに充実していて、ビームサーベルのジャベリン形態、スーパーナパーム付きビームライフル、ハイパーハンマーなどなど、やけにマニアックなセレクション嬉しい。G3カラーのコアファイター&コアブロックも付いてるし。
Gたれ「みゅう、次回作はクロスボーンガンダムでしか」博 士「うむ、しかも1号機と2号機が同時発売だそうな。1号機はパーツ替えで3号機にできるといいなー」
Gたれ「Gたれとしては、ウモン爺ちゃんが昔乗ってた、ガンダム顔のボールをオマケに付けて欲しいでし〜」
博 士「それはマジで欲しいかも」
さて最後は「HGIFシリーズ カプコンギャルズコレクション」。バンダイの女性キャラガシャポンは、全体的に地味な印象があって、このシリーズも例外ではない。ただ、アキラ(写真の中央右) は良くできていると思う。特に頭部パーツの差し替えで、フルフェイスメットをかぶった状態にできるのがナイス。ただその場合、余った頭がわりとさらし首なのだが。
Gたれ「せっかくなので手に持たせてはどうでし?」博 士「ブロッケン伯爵じゃないってばよ」
つーことで、毎度の事ながらあれこれ買っているのであった。実はこのほかに本も何冊か買ったのだが、それはまた改めて。
Gたれ「でわ、そのときに備えて新しいお茶を用意するでし〜」博 士「だから、それはもういいっつーの」
2003.06.29
(日)
<<本日のお題:微妙に不満な特撮鑑賞日記
>>
いつものように「アバレンジャー」鑑賞。今回のあらすじはココ。
アバレキラーによる爆竜トップゲイラー復活と、新爆竜パラサロッキル登場が並行して語られる。なんかアバレはこのパターンが多いなあ。両者が上手く連動すれば面白くなるんだろうけど、いまいち噛み合ってない。結果としてどちらの話も、散漫とゆーか中途半端な印象しか残せていないような。んーむ。
パラサロッキルはノリの軽いラテン系、つーかメキシカン?でも武器はハサミ状のシッポ。ピアノの看板をキレイに切り抜くなど、メキシコと言うよりは末広亭な雰囲気。じきにリクエストもらって藤娘とか切りそうである。
で、今回はギガノイドをチョキチョキ。なぜリズムが三々七拍子なのか激しく疑問。やっぱサンバじゃないとダメだろアミーゴ。まあ、今回はギガノイドに「中の人」がいることが判明したので許すが。← 偉そう
さて、トップゲイラーの方はと言うと、プテラと同系列の翼竜。「最強最悪の爆竜」が翼竜ってのはちょっと意外。んで、相棒同様に自信たっぷりかつクールな口調で決めてくれる。でも語尾は「ゲラ」。仕様だから仕方ないんだろうけどねー。
続いては「ファイズ」。今回のあらすじはココ。
主人公サイドでは、なんかウジャウジャとした恋愛話が続いて食傷気味。そーゆーのはイイから、もっと本筋のドラマを進めろってばよ。私は特撮 "ヒーロー" ドラマが見たいんだっつーの。だいたい、SWも指輪もマトリックスも、恋愛描こうとして全部玉砕してるだろうに。特撮にラヴは不要!(断言)
一方、スマートブレイン側はと言うと、ラッキークローバーの補充メンバー選考。候補者はミミズフェノクにナマコフェノク …… って、人材いないのかスマートブレイン。ただ、ナマコフェノクの変身前が、ごく普通の中年サラリーマンなのは、ちょっとツボ。これで必殺技がコノワタ放出だったら、もっと良かったのになあ。← どういう趣味か
でまあ、エビとミミズはカイザ&馬くんを、ムカデとナマコは巧を攻撃。ノーマルファイズが妙に強いのは筋が通らないが、アクセルフォームでの戦闘シーンが格好良かったので許す。「超スピードで攻撃 → 静止して決めポーズ」の繰り返しが痛快。こーゆーのを、もっとガシガシ見せて欲しいもんである。つーか、見せれ。
2003.06.28
(土)
<<本日のお題:行列再装填鑑賞日記
>>
早起きして、有楽町で「マトリックス・リローデッド」鑑賞。怒濤のアクション責めにお腹いっぱい。フォアグラを作るために、トウモロコシをジョウゴで流し込まれるガチョウの心境である。げぇっぷ。いや、もちろん映像は凄いんだけど、人間どんな刺激にも慣れちゃうんで、いくら壮絶なアクションでも、同じテンションで延々やられると「長いなあ」と思ってしまうのだな。
とは言え、カッコイイのは確か。冒頭、ライダースーツにフルフェイスメットで「しゅたっ」と着地するトリニティ、日本刀ビュンビュンなモーフィアス、変幻自在のザ・ツインズ、走行中の自動車を踏みつぶすエージェント、そしてネオ …… は、えーとえーと。(困)
どうもネオ、というかキアヌ・リーブスには「ヒーロー」としての力強さが感じられないんだよなあ。あの小動物みたいな目がいかんのかとも思ったんだけど、サングラスかけててもイマイチだし。んー、やっぱ全身からヘタレオーラが放出されているのであろうか。困ったもんだ。
んで、困ったもんだと言えば、ネオとトリニティのアツアツぶりですが。えーと、その、なんだ。とりあえず君ら、部屋に着くまでガマンできんのか。人間、慎みを忘れたら終わりだよ …… って、聞いちゃいねえし。いやまあ、狭い船の中じゃ、そーゆーアレもしにくいだろうから、気がはやるのも無理はないが、しかしだ、いたずらに情欲に身を任せるのは人として …… って、消えてるし。
さて、覚えたて(何を)の高校生みたいな二人は置いといて、マトリックスの裏主人公、エージェント・スミスの話でも。いやー、やっぱイカスぞスミス。略してイカスミ。← 略すな
例の「みすた あんだぁすん」って嫌味な呼び方にも一段と磨きがかかってる上に、今回は増殖という新技も覚えたし。なんかもう「世界が100人のエージェント・スミスだったら」って感じ。古い上に意味不明だけど、それはそれとして。後、「やっぱりネオ、(スミスが)100人乗っても大丈夫!」ってイナバ物置みたいなコピーも思い付いたけど、それもそれとして。
しかしアレだなあ。リローデッドにおけるスミスってば、マトリックス(というシステム)にとって、ネオ以上にイレギュラーな存在になってるような。ネタバレになるからこれ以上書かないけど、レボリューションでその辺を掘り下げてくれると良いな。
ネタバレと言えば、今回いくつかの「謎」が明らかになったのだが、それがなかなかオーソドックスにSFしててイイ感じ。まあ、ありがちと言えばありがちなんだけどね。
それと、細かいネタだが、ザイオンのゲートを守る強化外骨格が、デザインと言い動きと言い、死ぬほどカッコイイ。サイズは小型のウォーカーマシン@ザブングルくらいか。あのシーンにしか出番がないのが残念でしょうがないっす。まあ、ラストのレボリューション予告編を見ると、どうやら次作では活躍するみたいなんで、それを楽しみにしてようっと。
あ、いっその事、次作でネオに大怪我をさせて、脳をアレに移植するっつーのはどうよ?んで、ときどきホログラフでネオの顔を投影して。ヒーロー性に欠けるネオの問題点を解決し、しかもメカ好き&ロボ好きの心を鷲掴みにできるナイスアイディアだと思うんですが。 まあ、見た目がロボコップ2のケインみたいになっちゃうけど、それはそれとして。← そればっかりかい
2003.06.27
(金)
<<本日のお題:世代を超えたヲタ交流日記
>>
朝、電車に揺られながらボーっとしていると、4歳くらいの男の子と目が合った。「えへへー」って感じの笑顔を浮かべる少年に、思わず笑い返す私。すると少年は、トコトコと私の方へ歩いて来ると、なんとペコリと頭を下げるではないか。おお、何て礼儀正しいお子様だ!…… と感動しかけたとき、私は奇妙なことに気が付いた。
少年は頭を下げながら、自分の頭頂部を指さしている。そして、彼の小さな指の先には、見事なくらいクッキリとした「つむじ」が2つ。えーと、ソレを見せにわざわざいらっしゃったんですか坊っちゃま?
どうリアクションしたもんかと悩んでいると、少年はひょいと顔を上げ、満面の笑みを浮かべながら誇らしげに叫んだ。
少年「だぶるたいふーん!」
意表を突かれて呆然とする私。少年は何かを期待するように、私を見つめている。はっ!いかんいかん、年期の入った特撮オヤジとして、幼い同志に連帯のエールを送らねば!と私が思ったそのとき。少年の母親と思しき女性が、真っ赤な顔をして近づいてくると、私に向かってペコリと頭を下げ(つむじは一つだった)、少年を小脇に抱えて逃げるように隣の車両へと歩み去っていった。
ああお母さん、逃げなくてもいいんですよ。恥ずかしい事なんてないんです。だってその子は私と同じ魂を持っているのだから!…… と心で叫んでも届くわけもなく。母親に抱えられながら、笑顔で手を振る少年に、手を振り返すことしかできない私であった。さらば、頭に力と技の風車を持つ少年よ …… って、何を感動的にまとめてんだか。
少年が立派なヲタに成長することを祈りつつ仕事。んで、新しいガンダムエースを読みながら実家へ。今回の目玉は、ついにカラーページに進出したトニー漫画!なのだが、ちとギャグが不発気味。唯一「シャア専用ザクレロ」には笑ったが。
ただ「このネタはどこかで見たなー」と思って調べたら、アリアドネさんが数年前に「ギレンの野望」でやっているではないか。んーむ、さすがゴルコム総司令閣下、先見の明があるとゆーか、時代を先取りとゆーか。ただ、ネタと言うにはいささか天然ボ …… はっ!背後から殺気が!じょ、冗談はよせ ……。
アリアさん「博士も意外と甘いようで」
ぐはぁっ!← 撃たれますた
[おまけ劇場:今日のまなも&G、P、B、R、Uたれ]
Pたれ「ふぁいてぃん くらいむ♪」Uたれ「とらいん とぅ せいぶ ざ わーるど♪」
Fたれ「ひぁ ぜい かむ じゃすてぃん たいむ♪ (たいむ♪)」
3たれ「ぱーわ ぱふ がーるず♪」
まなも「なんかノリノリねえ」
Pたれ「あい、パワーパフガールズ ムービーを見て、格好良さにもうメロメロれし〜」
Fたれ「強くて可愛いのが素敵でし(素敵でし)」
Uたれ「憧れるでち〜」
Pたれ「というわけで『ぱわーぱふたれーず』を結成れし!Pたれはリーダーの『ぷろっさむ』〜」
Uたれ「キュートな『うぶるす』でち」
Fたれ「そしてタフでし、『ふぁたーかっぷ』〜(かっぷ〜)」
博 士「と言うことは、私はユートニウム博士役かな?」
Gたれ「(ひょこ) そりわ却下でし!」
博 士「ん?なんでだ?」
Gたれ「なぜならGたれがやるからでしよ。すあまと、スパイスと、たれてるものいっぱい、そして『けみたれX』でたーれずを作るのでし〜」
博 士「んーむ、じゃ私は?」
Gたれ「博士にはモジョ ジョジョの役をあげるでし」
博 士「って、サル役かい」
Gたれ「博士の名前を加えて『キミョ ミョミョ』ということで」
博 士「言いにくい上にすっげえ弱そうなんだけど」
Gたれ「じゃあ、市長さんの方がいいでしか?」
博 士「イヤな二者択一だなオイ」
Pたれ「それはともかく、悪いやつが現れたら、さっそく飛んでいって…」
まなも「やっつけるのね?」
Pたれ「ちがうれし」
まなも「へ?」
Fたれ「愛らしいポーズで (ポーズで)」
Uたれ「被害者の心を慰めるのでち〜」
まなも「なんじゃそりゃあっ!」
博 士「まあ、たれだからねえ」
Gたれ「今日もみんなが癒された!ありがとう、ぱわーぱふたれーず!」(小堺一機風味で)
まなも「なんだかなー」
2003.06.26
(木)
<<本日のお題:フィクションはフィクションのままで日記
>>
6/22(日)の日記で、鶴ちゃんが抱きしめてたのは毛布か布団か?と書いたら、北海の盟友・司葉さんから「あれは抱き枕だと思いますですよ」という指摘が。おお、なるほどお。するってえと表面には、怪しい笑み&ポーズの海堂@等身大写真がプリントされてるわけっすね!← そこまでは言ってない
例によってネット上でネタを探してたら「鈴鹿8耐に仮面ライダー参戦」という記事を発見。エキシビジョンか?と思ったのだが、本当にレースに出るらしい。「中の人」も一流レーサーだそうだし。んーむむむ。
しかしなあ、所詮は「ライダーっぽいデザインのメット&スーツ」を着て、ロゴ入りのレースマシンで走るだけじゃん。特撮ファンとしては、それじゃあ燃えないっすよ。レースだって、7時間目くらいでリタイア寸前のピンチに陥って、そこから大逆転ってな展開でもなきゃ納得いかないし。それじゃ単なる八百長だしね。なんちゅうか、根本的なところで特撮ヒーロー物に関して勘違いしてるとしか思えないぞ。
むしろ、三井グリーンランドとタイアップして、レース開始前に歴代のライダー全員が、各自のマシンで鈴鹿を激走!みたいなイベントをやった方が、はるかに面白いのではあるまいか。つーことで、今から企画を変更することをお勧めするっす。
んで、友人に電話して、上記の話をしたところ「私なんか、新日のタイガーマスクだって納得できなかったぞ」という返事が。むう、確かにアレは違和感があったなあ。マスクのデザインが変わってからは特に。
友人「つーか、みなし子じゃないタイガーマスクなんて、タイガーじゃないし」私 「って、ツッコミどころはそっちかい」
友人「むう、では他に何があると?」
私 「うーん、やっぱタイガーマスクを名乗るなら、車に跳ねられて死なないと」
友人「ひでえ」(笑いながら)
私 「マスクを素早く川に投げ捨てるのがコツだね」
友人「いや、コツって言われても」
私 「もしくはTV版の最終回のように、ありったけの反則技を駆使して相手を倒し、天井の照明を落としてトドメをさすとか」
友人「もっとひでえ」
私 「んで、観客といっしょに『みなしごのバラード』を熱唱」
友人「もういいっつーの」
2003.06.25
(水)
<<本日のお題:通勤中衝動買い日記
>>
ちと天気が悪いが、自転車で会社へ。土曜日に一度走ってるので、迷うこともなくスムーズにたどり着くことができた。しかし途中に寄ったセブンイレブンで、ついつい「ガンダムアルティメットオペレーション2」を何体か買ってしまったり。あまつさえ「カラーバリエーションが足りないなあ」とか思ってしまい、別のセブンイレブンで買い足してしまったり。
ちなみに買ったのは、グフカスタム×3 (ノーマル、砂漠戦仕様、寒冷地仕様) と、指揮官用ザクII×3 (ノーマル、砂漠戦仕様、シャア専用)。リュックがパンパン …… って、何やってんだか通勤中に。いや、1〜2個で済ませようと思ったんだけどさ。正直、すまんかった。← 誤用
今シリーズの目玉は、やはりグフカスタムだろう。格闘専用MSにしては、いささか重量感ありすぎって気もするが、力強いポーズと迫力満点のガトリングシールドの組み合わせは、文句なくカッコイイ。んー、この調子で旧ザクも出してくれないかなあ。08MS小隊に出たトップのアレか、ギレンの野望に出たランバ・ラルのアレで。
一方、連邦系MSはディフォルメがキツすぎる気が。特に肩アーマーが大きすぎて、腕が貧弱に見えてしまうのが残念。もう少しディフォルメを抑えて、んで陸戦型GMを出して欲しいっす。後、色替えと武器替えで08小隊版ジムスナイパーも。
そんなこんなで、トラップに引っかかったものの、およそ45分で会社に到着。30分は使い物にならないだろうと予想していたのだが、そんな事はなかった。せいぜい25分である。← オイ
帰宅途中、本屋で「ホビージャパン」((株) ホビージャパン) と「電撃ホビーマガジン」(メディアワークス) を購入。とりあえず「電撃〜」の方をパラパラと見ていたら、涼平の連載記事が開始されていてビックリ。彼のアイディアに基づいてガンプラ(トイ含む?) をカスタマイズするという企画らしい。ガンダムSEEDで声優デビューするわ、模型雑誌に連載持つわ、さすが日本一のイケメンガンダマー、順風満帆とゆーか何とゆーか。
帰宅後は、DVDで「ツィゴイネルワイゼン」を鑑賞。「陽炎座」の感想を書くときも困ったが、今回はそれ以上に書きにくい。とりあえず、ストーリーがないも同然の映画なのに、2時間半に渡って一度も退屈しなかったってのは凄い。あ、それと今回も大楠道代さんはエッチであらせられますた。
つーことで、考えをまとめてから感想を書くことにしよう。まとまらない可能性も高いけど。
2003.06.24
(火)
<<本日のお題:一応映画つながり日記
>>
日記に時々登場する同僚のYさん(♀:特技は荒削りな色仕掛け) から「チャーリーズ・エンジェルス フルスロットルはイイですよ〜」というお勧めの言葉をいただく。「怒濤のコスプレ50連発」とか「キャメロン・ディアスとデミ・ムーアのビキニ対決」とか「今回も男性用ブリーフでクネクネ踊るキャメロン」とか、思わず劇場にダッシュしたくなるキーワードがてんこ盛り。さすがフルスロットル、バカ全開っすね!ああ、楽しみだ。
つーことで、期待を盛り上げるために「映画秘宝」(洋泉社) のVol.44 を購入。キムチラーメンを食いながら熟読。むう、チャリエンも良いけど、「黒いオースティン・パワーズ」とでも言うべき「アンダーカバー・ブラザー」もなかなか面白そうだ。敵の女スパイがデニス・リチャーズってのもポイント高いっすね。しかし、期待を裏切らないというか、自分を良く知ってる女優さんでだなー。つーことで、これも楽しみ …… って、銀座シネパトスで公開っすか。「ジェイソンX」と同じですな。んー、またオトモダチばっかり集まるんだろうか。
その他の興味深いネタとしては「アレハンドロ・ホドロフスキーDVDデラックスBOX」発売とか。ホドロフスキーは、スーパーカルトムービー「エル・トポ」で人々の度肝を抜いた、伝説的な映画監督である。どれくらい度肝を抜いたかと言うと、「エル・トポ」を見たジョン・レノンが「あっとホドロフスキー為五郎〜!」と叫んで、上映権を買い取っちゃったほどである。← 叫ばせるな
んー、欲しい。しかし5枚組(映画4枚、インタビュー1枚) で24,800 円ってのは微妙だなあ。何作かは単品販売もされるようなので、とりあえず「エル・トポ」だけでも買っちゃうか。
帰宅後、ふと思い付いて久々に写真4コマを作成。例によって微妙なオチですが。では、今日はこの辺で。
2003.06.23
(月)
<<本日のお題:東西ヒーロー映画対決日記
>>
赤い〜錠剤〜知ってるか〜♪青い錠剤〜知ってるか〜♪ …… って、いきなり歌ってますが。いや、「早くマトリックス・リローデッドを見たいなあ」という切ない思いが、私をして歌わせるわけで。あー、でもこの歌は前にも歌った気がするなあ。んじゃ、別の歌を。
モーフィアス♪ モーフィアス♪ モーフィアスが持ってる♪ 赤い錠剤 青い錠剤 知っ・てる・かいっ♪ …… って、ほとんど変わってないじゃんオレ。ちなみに「知ってるかい」は微妙な間を入れて歌うのがコツだ。あ、誰も訊いてませんかそんなコツ。
Gたれ「ネオ〜♪救世主!ネオ〜♪君の番!ネオ〜戦え〜♪」博 士「んーむ、ウルトラマンレオで来たか」
Gたれ「あい。この場合、モーフィアスはモロボシ=ダンになるわけでしね」
博 士「んで、ネオに理不尽な特訓をするのか。合ってるような違うような」
Gたれ「ネオ〜ネオ〜♪ パンジャの子〜♪」
博 士「って、いきなり元ネタを変えるなって。しかもまるで意味不明だし」
Gたれ「その辺の謎は『レボリューション』で明らかに」
博 士「ならないならない」
さて、話は変わって。なんか「キューティハニー」が実写映画化されるそうで。そう言えば昔「けっこう仮面」も実写化(Vシネ) されたよなーとか、のんきに考えてたら、監督が庵野秀明だと知ってひっくり返ったり。おまけに主演の佐藤江梨子を自ら指名してるし。ノリノリかい!やる気まんまんかい!横山まさみちかい!← わかりにくいって
Gたれ「エヴァファンにとっては、なかなか微妙なニュースでしねえ」博 士「んむ。そうだねえ」
Gたれ「『エヴァの監督まで張ったこの庵野が、何の因果かイエローキャブの手先』って感じでし〜」
博 士「何でそこでスケバン刑事が出るかなー。とは言え、庵野監督の演出能力が腐ってなければ、ひょっとしたら面白い映画になるかも知れない」
Gたれ「逆に『だって何だか、だってだってなんだもん』な出来になる可能性も」
博 士「どんな出来だソレって」
Gたれ「ファンのハートがチュクチュクしちゃうような出来でしよ」
博 士「んーむ、判るような、判んないような」(悩)
しかしアレだな、このニュースに一番驚いているのは、特撮AV監督にしてメトミックアクションの巨匠・中野貴雄氏ではあるまいか。何せ「ハニー」と言えば主人公も敵も女だらけ。自分で撮りたいだろうからなあ。つか、私としては庵野バージョンと中野バージョンの両方を見てみたいのだが。
2003.06.22
(日)
<<本日のお題:今回はけっこう面白かった特撮鑑賞日記
>>
今週はちゃんとあった「アバレンジャー」。今回のあらすじはココ。
いやー、なかなかイカスじゃないかアバレキラー=仲代壬琴(なかだいみこと)。天才的外科医で快楽主義者で体も鍛えてて …… って、なんだか木野(アギト)と芝浦(龍騎)とマサキ(ティガ)のトリノイドみたいだけど、それはともかく。
「面白けりゃいいじゃん。ゲームを楽しもうぜ」な性格は多分に芝浦的なんだけど、退屈な日常に対する虚無感と憎悪、変身による苦痛をねじ伏せる執念など、キャラに奥行きが感じられる。どう見ても改心しそうにないのも高ポイント。
変身後のアバレキラーは、この手のキャラとしては珍しい白コスチューム。爆発の危険のため廃棄されたプロトタイプって設定が燃える。やっぱ、強大な力にはペナルティがないとね。んで、主役たちとは違う意味でアバレまくって、華々しく散ってくれることをキボン。なんか、この手のキャラが出るたびにそう言ってる気もするが。
続いては「ファイズ」。今回のあらすじはココ。
ベルトを奪われ変身できない巧と、巧の前で変身したくない馬くん。オルフェノクからの逃亡を通じて、二人の間に友情が芽生える、って展開はまずまず。まあ、相変わらず相手とオルフェノクとの関係を全然気にしないのは、どうかと思うけど。
それにしても、ピザ屋のマスターまでオルフェノクっすか。どうにもこうにも世界が狭いっつーか、偶然の大売り出しっつーか。後、前から気になっているのだが、公式ページを見ると、各オルフェノクの特殊能力が色々書かれてるんだけど、実際の戦闘シーンではほとんど活かされてないんだよな。ただでさえ、見た目がモノトーンで個性が出しにくいんだから、その辺で差別化を図らないといかんのじゃないか。
一方、久々に登場した草加の元へ、ムカデフェノクこと北條(しつこい) が現れる。二人が変身するシーンは、なかなかカッコイイ。ただ、戦闘シーンは描かれず、ファイズのベルトは草加の手に。やられたのか?あっさりやられたのか?うーん、それでこそ北條(と書いてヘタレとルビを振る)だ!いや、あいつらのことだから、なんか裏取引したのかも知れないけど。
そして、その草加が巧に渡したのが新アイテムの「ファイズアクセル」で、それによってファイズはアクセルフォームへチェンジ。胸のアーマーが開き、全身を走るラインが赤から銀に、目が黄色から赤に変わり、超高速で動けるとゆー、走り屋仕様のモードである。稼働時間がわずか10秒という制約が良いな。やっぱ、強大な力にはペナルティがないとね …… って、さっきも言ったなコレ。
個人的には、タイムアウト後に強制冷却の描写を入れるとか、稼働時間のリミッタを解除するオーバードライブ機能(ただし装着者にダメージあり) があったりすると、もっと燃えるんだが。
あ、燃えると言えば、毛布(布団?)を抱きしめて「海堂さ〜ん」とか言ってる鶴ちゃんは、ちょっと燃え(萌え) ましたな御同輩。← 誰だよ
2003.06.21
(土)
<<本日のお題:自転車通勤予行演習日記
>>
早起きして、自宅から会社まで自転車で行ってみる。自転車通勤が可能かどうかのテストである。カゴにタオルとポカリスエットを放り込んで、9時に出発。徒歩&電車だと45分ほどかかるのだが、はてさてどうなりますやら。
走ってみると、やたらにアップダウンが多くて、けっこう大変。おまけに歩道が狭く、車道へのスロープが細かく切ってあるので、非常に走りにくい。かと言って車道を走ると、猛スピードで走ってくる車が怖いし。自転車ってのは、けっこう不自由な乗り物かも知れんなあ。
しかし、30分ほど走って鶴見川の土手に出ると、サイクリングコースがあって、走りやすくなる。見晴らしもいいし、なかなか快適。んで、何とか40分ほどで会社に到着。んむ、電車を使った場合とほぼ同じか。これなら生活パターンを変えずに、天候や体調に応じて電車か自転車かを選べるっすね。
ただ疲労が激しいため、会社に到着してから30分は使い物にならないっつー些細な問題はあるのだが。いや、オレ的には些細。会社にとっては …… まあ気にするな。←オイ
一休みしてから、来た道をよっこらしょと戻って帰宅。途中のコンビニで買った弁当を食って、今度は電車で恵比寿へ。Mr. CRAFT に寄ったら全面改装されていて、妙にオシャレな雰囲気になっている。それはまあ良いのだが、ライダーなどの特撮系グッズがなくなってるっつーのは、どういうことよ?ガンダム関係は残ってるのに。んーむ、なんか納得がいかんぞ。
釈然としないまま店内を物色。したらば、ヘルレイザーシリーズに登場したセノバイトのアクションフィギュアを発見。とりあえずピンヘッドを買う。造形レベルはかなり高く、何より顔が本物そっくりなのが凄い。
その他で目に付いたのは、プレイメイトのアクションフィギュア。服のパーツが全部外せるという、本来なら嬉しいギミック付きなのだが、まるで有り難みがない。と言うのも、顔が思いっきり不細工なのである。ご丁寧にとゆーか無謀にもとゆーか、パッケージには本人たちの写真が載っているのだが、まるで別人。つーか、これって立体による中傷では?←そこまで言うか
2003.06.20
(金)
<<本日のお題:小ネタあれこれ日記
>>
会社でニュースをチェックしていたら「外務省、CG大使を命名」という記事を発見。ASEAN交流年のイメージキャラクターで、名前は「さくら・さなえ」と言うそうな。ココで、動いてる姿も見られますな。んー、私としては「さくら」の方を名前にして欲しかったんですが。だって、そうすれば彼女のことを「CGさくら」って呼べたのに!ま、今でも呼べないわけじゃないけどさー(泣)。← 泣くなよ
会社からの帰りに「仮面ライダー龍騎 Vol.7」(DVD) を購入。この巻の見所はなんつっても第28話、タイムベントの回っすね。総集編でありながら一本のドラマとして成立しており、しかも面白いとゆー。この話を見るためだけでも、買う価値はあるぞ。きっと、多分、恐らくは。5,800円。んーむ。← なんかちょっと迷いがあるらしい
帰宅後は友人と電話でバカ話。その際に「世紀末情報総合学者伝説 ヴォクトの拳」とゆーネタを思いつく。ネクシャリストの主人公が、クァールとかイクストルとか化学部長のケント(オイ) とかを口先一つでダウンさ!みたいな、そんな話。← どんな
主人公のグローヴナーは胸に七つの傷を持つのだが、これは様々な分野の科学を統合するネクシャリズムをシンボライズしたもの。つまりグローヴナーは一子相伝の正統ネクシャリストなわけですな。なんで一子相伝なのかは謎ですが。そんなわけで、このふざけた時代へようこそ!← つか、ふざけてるのはお前だし>オレ
[おまけ劇場:今日のまなも&G、P、B、R、Uたれ]
Pたれ「ふみゅう、暑いれし〜」(ぐったれ)まなも「うーん、確かに急に暑くなったねえ」
Gたれ「クーラー点けてほしいでし〜。そんで涼しい場所をたれたちが占拠するでし〜」(ぐったれえっへん)
まなも「ぐったりするか威張るか、どっちかにしなさいってば」
Uたれ「Gたれちゃんに賛成でち。耐えられない暑さでち〜」
まなも「て言うか、ウブちゃんは安心袋に入ってるから暑いのでわ?
Uたれ「だって、出るとおろおろしちゃうでちもん」
まなも「んーむ」
Rたれ「ふっ、みんな軟弱でし!」
まなも「ロッちゃんは元気ねえ」
Rたれ「当然でし!おりわ常に熱く燃えてるでしから!とりゃああああでし〜!」(ころころころころぱたっ)
まなも「って、いきなり倒れてどーすんの!」
Rたれ「きゅうううう」
Gたれ「燃えすぎたでしねえ」
まなも「わかったわかった!クーラー点けるから!」(ぽちっとな)
8たれ「はふううう〜」(恍惚)
Bたれ「… (つんつん)」
まなも「ん?どしたのボーちゃん、涼しい場所に行かないの?」
Bたれ「… クーラーの風は体に悪い、でし」
まなも「んー、まあ、それはそうだけど。暑くないの?」
Bたれ「… これを」
まなも「うちわかあ。オッケー、これであおいであげるね」
Bたれ「… 後、これもお願いする、でし」
まなも「浴衣?…… あたしが着るの?」
Bたれ「… (こっくり)」
まなも「んーむ、相変わらず自分の趣味に忠実ねえ」
Gたれ「そんなことないでし。ボーちゃんは遠慮してるでしよ」
まなも「そ、そうかなあ?」
Gたれ「でし。もしボーちゃんが趣味に忠実だったら…」
まなも「だったら?」
Gたれ「今頃まなも姉ちゃんは花魁の着物を着せられてたでしよ。言わばフルアーマー花魁でし!」
Bたれ「…… (ぽっ)」
まなも「なんだかなー」
2003.06.19
(木)
<<本日のお題:短めで正直すまんかった日記
>>
床に積み上がった本を整理しようとして、さらに状況を悪化させてしまいますた。んーむ、何かを片づけるためには、片づけるためのスペースが必要なのだな。よく「起きて半畳寝て一畳」っていうけど、今の私の部屋は「起きて半畳寝られんじょー」だったり。ハタ坊かオレは。
マトリックス・リローデッドの予告編を見てて思い付いたのが、「ロード・オブ・ザ・リング・リローデッド」というネタ。と言っても大したものではなく、アラゴルンとアルウェンのラブシーンを、増殖したエルロンドが妨害するだけですが。「私の額が広い内は認めん!」みたいな。「It's only a human (所詮はただの人間だ)」とか言いながら、アラゴルンの上にワラワラとのしかかって。
後、マグニートーがガンダルフな「X-men 2」とか。X-men の危機に、逆光でピカピカ光る白いマグニートーが!…… って、友人に話したら、なんか実際そういう話だったそうな。それはつまりアレですな。私のネタはハリウッド級だということですな!(違)
2003.06.18
(水)
<<本日のお題:その組み合わせはどんなもんかDVD鑑賞日記
>>
先日の門司港オフでアリアドネ総司令閣下にお借りした「陽炎座」を見る。いやー面白かった。でも、なんで面白いかを説明するのが、すごく難しいぞコレって。つーか、自分でも良く判ってないんだよな。んーむ、とりあえず思い付くままに書いてみるっす。
まずは映像。虚と実、幻想と現実、あちら側とこちら側、その間を行き来しつつ、しかもその境界を曖昧にした映像は、美しいと同時に緊張感に溢れている。観客は、その緊張感を主人公・松崎と共有し、翻弄され嬲られる。波瀾万丈のストーリーがあるわけでもなく、派手なアクションがあるわけでもないのに、画面から目を離せず、退屈もしないのは、持続する緊張感のおかげだろう。
んで、ここからネタバレなんで反転。
その緊張感は、陽炎座の崩壊と心中の成就(って言うのかなアレは) でピークに達する。陽炎座が崩壊した時点で、あちらとこちらを隔てる壁も崩れ、松崎の心は「あちら側」に行ったきりになる。そうなってしまえば、もはや翻弄されることもないわけで、緊張は解け、見る者は奇妙な開放感を味わうことになる。絵金の無惨絵を大胆にフィーチャーしたエピローグが、不思議とカタルシスを感じさせるのは、そのせいだろうと思う。もちろん、脳天気な音楽の力もあるけど。ま、アレっすね、完全に狂ってしまう方が楽ってことなのかも。
それと、映像に「適度な俗っぽさ」と、にじみ出るような「おかしみ」があるのも良いですな。おかげで、鼻持ちならない「実験映画」や「アート映画」とは一線を画する映画になってるとゆーか。さすが清順監督、江戸っ子だけあって粋っす。
さて、続いては俳優。なんつってもヒロイン品子を演じた大楠道代が素晴らしい。冒頭の登場シーンを見ただけで「あう、この女はヤバイっす」と思わせるんだから大したもんだ。なんつーか、強烈に惹かれつつも、頭の中で警報が鳴り響いちゃうような女。深入りしたら絶対ロクな目に遭わないけど、それでも深入りしちゃうっつーか。蟻地獄 or 女郎蜘蛛に喰われる寸前の虫が感じる恐怖と恍惚っつーか。ちょっとコワレてますか私?でも、表情といい、和服の着こなし&立ち居振る舞いといい、クライマックスの踊りといい、マジで凄いぞ。
伯爵役の中村嘉葎雄も、怪しいサイコ演技が絶妙。んで、主人公・松崎を演じた松田優作はというと …… んーむむむむ。(悩)
えーと、ファンならご存じだと思うが、優作って役に入れ込めば入れ込むほど演技がヘンテコになるじゃん?スターとしてのオーラや存在感は凄いんだけど、俳優としてはどうにも不器用な人だから。おまけに今回はルックスまでヘンテコだし。て言うか、おそ松くんのイヤミにそっくりなんですけど。ああっ!石を投げないでファンの人!
でまあ、普通に考えれば明らかにミスキャストなんだけど、この映画の場合、そうは言い切れない気がするんだよなー。あのヘンテコっぷりが、作品に不思議な味わいを与えてるとゆーか。監督はそこまで計算してるんじゃないかと勘ぐってしまうとゆーか。その辺も含めて、一筋縄ではいかない手強い映画だと思うっす。必見。
さてさて、続いては番長に借りた「パワーパフ・ガールズ ムービー」。これはもう、娯楽映画(ヒーロー映画) のお手本とでも言うべき面白さ。ガールズの誕生から、彼女たちがタウンズビルを守るヒーローになるまでをきっちり描きつつ、ドラマ&アクションをたっぷりと盛り込み、73分とは思えないほど密度の高い「映画」として完成させている。痛快でカッコ良くてキュート。文句なし!である。
それにしてもガールズは可愛いなあ。こんなにシンプルな絵なのに、動いてしゃべった途端、なんでこうも愛らしくなるのであろう。もうメロメロっす。いや、ファンからすれば「何を今さら」なんだろうけど。ちなみに一番好きなのはバターカップ …… って、読めてましたかそうですか。
映像特典は「キャラへのインタビュー」「メイキング」「未公開シーン」「予告編」など。それぞれ時間は短いけどツボを押さえていて、充実感が強い。これまた必見である。つーか、自分用に買うことを決定。
てなわけで、見る機会を作ってくれたアリアさん&番長に感謝っす。
2003.06.17
(火)
<<本日のお題:追悼日記+α
>>
昨日の話になるが、春風亭柳昇師匠が亡くなった。享年82歳。
私は落語に関しては薄味なので、落語界における柳昇師匠の位置づけとかは良く判らないのだが、あの何とも言えないすっとぼけたキャラクターは大好きであった。滑舌の悪さや妙な間の取り方も、あの人の場合はプラスに働いていたように思える。失礼な言い方かも知れないが、とても可愛らしい人であったと思う。
晩年はNHK総合TVの「笑いが一番」(小三治が司会してたころ) に、弟子の昇太と一緒にレギュラー出演しており、「イイ感じにボケが入ったご隠居」を演じていた。いや、どこまでが演技で、どこからが素なのか判然としなかったけど。
また、マンガファンの間では「究極超人あ〜る」の「春風高校校長・柳昇(やなぎのぼる)」のモデルとしても有名。まあ、モデルっつーか、本人にしか見えないって話もありますが。CDでは実際に柳昇師匠が声を当ててたし。校長先生も実に愛らしいキャラクターで、「あ〜る」を読んで柳昇師匠を知ったり、ファンになった人も多いのではあるまいか。
ところで、調べてみたら柳昇師匠は五代目なんすね。つーことはアレだ、あちらではあのつかみが使えないじゃないか。んーむ、こりわ一大事。
「えー、大きなことを言うようですが、春風亭柳昇といえば、今や極楽ではあたし一人 …… じゃないんですよ。弱ったねどーも。どうしたもんかね」
なんつーことになっちゃうよな。まあ、そうやって困ってる師匠も愛らしくていいかも知れないが。ともあれ、ご冥福をお祈りします。
話は変わって。一部で話題になっていた「巨大ロボットPC」が、いよいよ公開されるそうな。以前公開されたシルエットは「八頭身の火星大王」って感じで、お世辞にもカッコイイとは言いがたいモノであったが、今回のはそれなりにスーパーロボット系のシルエットになっている。て言うか、まるっきり別物になってるんですけど。んーむ、よっぽど評判がアレだったのだろうか。
それにしても、名前が「桜花」ってのはどーよ?玉砕覚悟っすか?もしくは自爆スイッチ付き?まあ、それはそれで男のロマンですが。(違)
2003.06.16
(月)
<<本日のお題:むちゃくちゃ久しぶりおまけ劇場オンリー日記
>>
[おまけ劇場:指輪物語たれバージョン・たれの仲間 その12]
カザド=ドゥムの橋からバルログもろとも落下してしまったガンダルフ。いや、正確に言うと "ふろたれ" が落としちゃったんですが、まあそれはさておき。
導き手を失った "ふろたれ" 一行は、アラゴルンの先導でロスローリエンへ到着。夫のケレボルンと共にこの森を治めるガラドリエルに謁見しました。
ガラドリエル(まなも)「旅の仲間たちよ、ようこそロスローリエンに」ぴぴたれ(Pたれ)「ふみゅう、アルウェンお姉ちゃんに良く似てるれし〜」
ガラドリエル「あの子は私の孫ですから。私に似て美しいのは当然ですわ。ほっーほっほっほ」
アラゴルン「誰も美しいとは言ってないと思うのだが …… (ぼそぼそ)」
ガラドリエル「なんですって?」(笑顔で重低音)
アラゴルン「あわわわ、ぎょ、御意〜」(平伏)
めりたれ(Hたれ)「アラやん、汗ダラダラでしやんか」
ぎむたれ(Rたれ)「すごい迫力でし!そのたくましさに惚れ惚れするでし〜。これでヒゲが生えてれば完璧でしのに〜」(うっとり)
ふろたれ(Gたれ)「顔だけじゃなく、性格も似てるんでしねえ」
さむたれ(Bたれ)「… 血は水より特濃、でし」
緊張感のカケラもない謁見の後、"ふろたれ" たちは久しぶりに暖かな寝床で眠りにつきました。そして、みんなが寝静まったころ、突然、"ふろたれ" がむっくりと起きあがると、フラフラと外に歩み出ていきました。するとそこには、待ち受けていたかのようにガラドリエルが立っていました。
ガラドリエル「こんばんは、ふろたれ」
ふろたれ「んみゅう ……… こんばんはでし」(ぺこ)
ガラドリエル「ガラドリエルの水鏡を見てみる?」
ガラドリエルはそう言うと、台に乗った水盆へと水を注ぎ入れました。そして "ふろたれ" を抱き上げると、水盆の側へとそっと降ろしました。
ガラドリエル「さあ、覗いてごらんなさい」ふろたれ「…… あい。んしょ」(んくんくんくんく)
ガラドリエル「って、何で飲むのっ!」
ふろたれ「けっこうなお手前でし」(ぺこりん)
ガラドリエル「だからそーじゃなくて!覗くの!のーぞーく!」
ふろたれ「みゅう、わかったでし。んしょんしょ」(つるりんぼっちゃん)
ガラドリエル「って、落ちるなー!」
ふろたれ「(ぶくぶくぶくじたばたじたばた)」
ガラドリエル「あーもー世話の焼けるーっ!」(ひょいじゃば)
ふろたれ「(ぷるぷる) みゅ? … (きょろきょろ) … ここはどこでし?」
ガラドリエル「寝てたんかい!」
ふろたれ「あ、これはガラドリエル様。おはようございますでし〜」(ふかぶか)
ガラドリエル「まあ礼儀正しいこと …… って、違うでしょ!」
とまあ、そんなこんなで、いっこうに話が進まないまま、いたずらに時間だけが過ぎていくのでした。って言うか、今回でロスローリエン編は終わるはずだったのになー。なんでこうなるかなー。んーむむむ。
2003.06.15
(日)
<<本日のお題:特撮がないので困りますた日記
>>
今日も今日とて「アバレンジャー」鑑賞 …… って、お休みかい!いや、ファイズがゴルフで休みなのは知ってたんだけど、何となくアバレはやるような気がしてたんだよなー。うーん、日記のネタがなくなってしまったぞ。困ったもんだ。
とりあえず、昨日中古で買った「死霊のはらわた」のDVDを鑑賞。したらば画質が最低で愕然。画像が妙に白っぽいわ、走査線が1本ずつ数えられそうなくらい輪郭がギザギザだわ、音が籠もってるわで、もうダメダメ。一体全体何をマスターにしたのやら。一応8/8にリマスター版が出るらしいんだが、メーカーが同じなんだよなあ。なんか不安。つーことで、誰か人柱になってみませんか?あるいは不発弾処理。もしくは時限爆弾の赤と青のコードをプッチンする役。さあ、君の漢気(おとこぎ) を見せるんだ!…… って、むしろソレを求められてるのはオレですかそうですか。
続いて今さらなニュースネタ。いきなり余談で申し訳ないが、ウチのATOK様は「ニュー拗ねた」の変換なさったり。なんかちょっと可愛いかも。いやまあ、それはさておき、グレゴリー=ペックが亡くなったわけですが。んで、冥福を祈る気持ちは十分に持ち合わせているつもりなんですけど、でも納得のいかないことが一つだけ。
なんでどの記事も「オーメン」を取り上げませんか?
取り上げると個人の経歴に傷でも付くのかなー?正義感溢れる良い役ではないか。単に悪魔の子をブスッとやろうとしただけなのに。← そういう言い方がアレなのでわ
そんなわけで、いずれチャールトン=ヘストンが天に召された場合は、ちゃんと「地球最後の男オメガマン」を取り上げるようにね。それと「ボウリング・フォー・コロンバイン」もね。
2003.06.14
(土)
<<本日のお題:帰ってきたオフ会日記
>>
Gたれ「博士博士〜、アリアさんからメールが届いたでし〜」博 士「ん?どんなご用かな?」
Gたれ「んと、6/8(日) の日記で、夜のバーベキューの話が省略されていたのは残念だ、楽しみにしてたのに〜!と、通りすがりの教授 (アリアさんの配偶者の人) がおっしゃっていたそうでし」
博 士「おお、そうかあ。長くなりすぎるかなと思ってカットしたのだが」
Gたれ「Gたれも聞きたいでし。あのときはいなかったので」
博 士「あんなとこにいたら、スモークドたれになっちゃうからなあ」
Gたれ「香ばしいアロマたれと呼んで欲しいでし」
博 士「どんなアロマだソレって。さておき、教授のリクエストとあれば、お応えせねばなるまいて。門司港オフでも、格安切符を紹介していただいたし」
Gたれ「あい。でわ、大牟田侵攻作戦日記・アディショナルバージョン開始でし!ゆよんよんよん〜♪」
博 士「何だその『ゆよんよんよん』ってのは」
Gたれ「回想シーンに入るときの効果音でし」
博 士「懐かしい表現だなオイ」
Gたれ「読んでる人は、ここで画面をユラユラさせると良いでし〜」
博 士「なんだかなー」
というわけで。ヒーローショーと絶叫マシンを堪能し、ナビさんを見送った我々は、夕食の時間まで休憩。番長と私はホテルの大浴場(温泉) に浸かる。アルカリ性なんたらとか言う温泉だそうでポカポカと良く暖まる。しかし、ちょいと肌にしみるお湯だなあと思ったのだが、よーく考えてみたら、単に日焼けをしてただけだったという。ちなみに気付いたのは、この日記を書いてる最中だったり。遅すぎ。つーか、「アルカリ性なんたらの温泉は肌にしみる」という間違った知識を、一生抱えていたかった気もするなー。
入浴後は、ホテルの中庭(?) にあるビアガーデンでバーベキュー。テーブルに埋め込まれたコンロで焼くスタイル。基本的にはガスなんだけど、バーナーと鉄板の間に炭が置いてある。言うなれば、コンロのハーフ&ハーフって感じですか。自分で書いてて良く判りませんが。
コースは当初、食べ放題のみにしておいたのだが、暑い中をずっと外にいた&温泉に入ったためか、全員が「ビールをグビグビ飲みてえモード」に突入してたんで、急遽飲み放題もつけることに。中ジョッキの生ビールで乾杯。んぐんぐんぐ …… ぷはあああああ。
んで、さっそく肉やら野菜やらを焼いて食う。ホテルの食い放題なんで、味の方はあまり期待してなかったのだが、意外なほど美味しい。肉はジューシーだし野菜もイケる。まあ、外で、しかも焼きたてを食べてるせいもあるんだろうけど、美味いんだから何でもいいや。ビールも進むし。あぐあぐぐびぐび。ああ幸せ。
つーことで、ロース、カルビ、モツ、豚バラ、鶏肉、チョリソ、タマネギ、ピーマン、ナスなどなどを、どんどん焼いてどんどん食ってどんどん追加。楽しいドンドン愉快なドンドン♪ドンド〜ンドンドン♪ …… って何を歌ってんだか。しかも古いし。
それにしても美味いなあ。バーベキューだけじゃなく、揚げ餃子や鶏の唐揚げ、エビ焼売といったオツマミ系も充実しており、これまた美味いし。ああ、帰らねばならなかったナビさん&参加できなかったメンバーが気の毒である。だが悲しまないでくれ友よ!君たちの分まで我々が存分に食ってやるからなっ!…… って、全然慰めになってませんかそうですか。むしろイジメですかそうですね。ともあれ、苦しくなるくらい食って飲んで大満足な我々であった。
食事の後は、私と番長の部屋に集まって、持参したPBG4で「アニマトリックス」や「世界のCMフェスティバル 第1部」のDVDを鑑賞。「世界の〜」は、さすがに選りすぐったCMだけあって面白い。個人的にお気に入りなのは、サケ缶(マスかも) のCM。数頭のクマが魚を獲っているところへ一人の男が駆け寄り、一頭のクマを倒して魚を強奪して逃げるというもの。ラストに「最高のものをお届けするために、私たちはベストを尽くしています」というテロップが出て大笑い。
またクマの動きがいいんだ。後ろ足で立ち上がってシャドウボクシングをしたり、フットワークをきかせたり、後ろ回し蹴りをしたり。着ぐるみには見えなかったけど、CGなのかなあ。クローズアップやカット割りを使わず、固定カメラのロングショットでドキュメンタリーっぽい雰囲気を出してるのも良いセンスだと思う。
その他にも、無駄に格好いいアディダスのCMや、思わず志願したくなる中国軍の勧誘CMや、考えオチが面白くもコワイ保険会社のCMなどなど、どれも楽しめた。ただ、無造作に オパーイ が映し出されるフランスのCMにはビックリしたけど。でもなぜか「フランスだからなあ」って納得しちゃうんだよな。ちなみに、北欧で作られてるアダルトなビデオで、ヘンタイ風味の作品には、たいていタイトルに「French」って言葉が入ってますが。いや、友人に聞いた話ですけどね、ええ。(目をそらし気味に)
とまあ、そんなこんなで楽しく過ごす我々であったが、さすがに疲れが出て10時過ぎにはヘロヘロに。翌日もあるんで、早々に解散して寝たのであった。
Gたれ「よんよんよんゆお〜ん♪というわけで、回想シーン終わりでし」博 士「思った通り、長くなったねえ」
Gたれ「あい、教授は楽しんでいただけたでしかねえ」
博 士「そうだといいねえ」
Gたれ「ところで、今日のことは書かなくていいのでしか?」
博 士「んー、まあこれといった出来事もなかったし。せいぜいアバレンジャー4人と、不知火舞と、春日野さくらと、綾波レイと、ケロロ軍曹&夏美のガシャポンを買ったくらいだし。ごく平凡でありきたりな土曜日であったよ」
Gたれ「…… 博士は一度、平凡という言葉を辞書で引いた方がいいと思うでし〜」
2003.06.13
(金)
<<本日のお題:読書感想あれこれ日記
>>
今日から通常の日記を再開。まずは最近買ったマンガの寸評から。
「鉄腕バーディ」(ゆうきまさみ 小学館) の第1巻。連載も読んでいるが、単行本でまとめ読みする面白さは、やはり格別。旧作のプロットを踏襲しながらも、絵やドラマの密度が段違いに増しており、読み応えたっぷりである。細部まで神経の行き届いた描写や、コマ割りの巧みさも、相変わらずお見事。何よりも「正攻法のSF」なのが嬉しいっす。2巻以降も期待大。
キャラクターでは (バーディは別格として) ゴメスがお気に入り。私はこういうクールなプロフェッショナルが好きで好きで。なんつーか、淡々と「仕事」をこなしてるところがシビレるっす。後、つとむの父ちゃんが何気にいい味を出してます。あれこれ心配のタネは多いけど、頑張れ一家の大黒柱!
それと、巻末の「こんなバーディはイヤ だ
か?」が素晴らしい。眼鏡かけて、ショッピングカートを引きずるバーディ(役の子)
に激ラヴ。「超少女・明日香」のノーマルモード明日香(半纏+前髪で目隠し)
に匹敵する萌えキャラかと。て言うか、半纏着せて
( ゚д゚)ホスィ・・・。
それにしても、ボディメイクって具体的には何を ……。やっぱ、要所だけ隠して後はボディペインティングとか …… あ、鼻血が。← バカ
続いては「Holy Brownie ホーリーブラウニー」(六道神士 少年画報社) の第2巻。相変わらず、どす黒いギャグが炸裂していて、面白いやら痛いやら。ところどころ、妙にイイ話が混ざってるのが、かえって凶悪っつーか。困ったもんだ。でも「セーラーイスカンダル」の回は、コテコテの萌え系声優を起用してアニメ化して欲しい気も。いや、その方が破壊力が増すかなーって。← 貴様の魂も十分黒いと思われ
マンガ以外では「明るいクヨクヨ教」「ケーキの丸かじり」(東海林さだお 文春文庫) を購入。面白さでは「明るい〜」の方が明らかに上。ちゅうか「丸かじり」シリーズって、東海林さんのエッセイの中では、正直言ってあんまり出来が良くない方だと思うのだが。ページ数が足りないのか、尻切れトンボで終わることが多いんだよな。
しかし、今回はちょっと特別。クリームパンの食べ方に関する記述があるのだが、これが私の好きな食べ方と同じなのだ。どういうのかと言うと「中身(この場合はクリーム) の少ない周辺部から食べていって、最後にたっぷりと中身の詰まった中央部を食べる」というやり方である。私は子供の頃からコレをやっていたのだが、「行儀が悪い」「ビンボくさい」「普通に食え普通に」などと、大変に不評であり、私自身も「オレの食べ方は変なのかも」と思いかけていたのである。
しかし、食に関するエッセイの第一人者である東海林さんが、同じ食べ方をしていたのだ。これはまさに百万の味方を得たのと同じことである。ウチの掲示板で私を「同志」と読んでくださった山形ミクラスさんも、我が意を得たりと喜んでくださるであろう。
こうなれば我々三人、志を同じくする者として「我ら生まれし日は違えども、パンの食べ方は同じ」というクリームパンの誓いを交わすべきであろう。東海林さんが劉備、山形さんが張飛、私は関羽ってことで …… って、さりげなく一番いい役を確保してんなよ>オレ
2003.06.12
(木)
<<本日のお題:全身倦怠日記
>>
6/9(月) の日記の正式版をアップ。ようやく門司港オフの日記が終わったっす。へろへろ。
明日からは何とか通常の日記を再会の予定。でわー。
2003.06.11
(水)
<<本日のお題:気息奄々日記
>>
6/8(日) の日記の正式版をアップ。昨日にも増して長くなったため、今日はここまで。寝るっすー。
2003.06.10
(火)
<<本日のお題:疲労困憊日記
>>
6/7(土) の日記の正式版をアップ。いつものことだが、書いても書いても終わらない。つーことで、今日はここまで。お休みー。
2003.06.09
(月)
<<本日のお題:博多凱旋日記
>>
早起きして朝風呂に入り、朝食を食べてチェックアウト時間までゴロゴロ。でもって、博多駅まで戻ってコインロッカーに荷物を預ける。身軽な状態で中州や天神で遊ぼうという算段である。
Gたれ「博士博士」(つんつん)博 士「ん?」
Gたれ「身軽になったとたん、あのお方がお見えになったでしが」(くい)
博 士「あのお方って …」
衝動買いの女神「おーほっほっほっほ!アタシの出番ねぇぇっ!」(ずどどどどど)
博 士「ぎゃあ!で、出たぁっ!」
女 神「身軽ならいっぱい買えるわよっ!たあっ!」(ジャンプ)
博 士「うひゃあっ!」(避け)
女 神「(がしっ!) さあ、捕まえたわよぉ!…… って、あら?」
Gたれ「みゅう、番長さんが捕まってしまったでし〜」
女 神「んー、確か北海道で買いまくってた子よね?ま、いいでしょ」(するする)
博 士「ああ、取り憑かれてしまった」
Gたれ「南無南無でし〜」(ちーん)
というわけで、衝動買いの女神様に取り憑かれた番長は、さっそくコインロッカーの近くにあったジブリグッズの店で、トトロのぬいぐるみ型ティッシュケース(でかい)を購入。もちろん博多じゃなくても買える代物だが、あえてツッコミは入れない。なぜなら、かなりの確率で私も同じことをしちゃいそうだからである。転ばぬ先の杖ってヤツですな。(誤用)
ともあれ、地下鉄で呉服町駅へ移動し「石畳小路 温故知新」という割烹で昼食。ランチメニューなのだが、ちょっとしたコース料理のようになっている。内容は「あさりの味噌汁、ざるうどん、まぐろとウニの寿司(軍艦巻)、牛皮を乗せたアイスクリーム、黒豆のムース&コーヒー」。
特に美味しかったのがざるうどん。岩海苔、マグロの中落ち、ウニが薬味として乗っており、うどんの風味がいろいろ変化して楽しい。特にウニの濃厚な味わいが、すっきりしたうどんの風味とマッチして美味い。デザートの黒豆のムースも、コーヒーに良く合っていてナイス。
腹がいっぱいになったところで、中州のキャナルシティへ。おしゃれなファッション関係の店が多いのだが、そういった店には目もくれず、キャラクターグッズの店に突入する我々。番長の頭の上では、衝動買いの女神様がノリノリで踊っている。良く見るとたれズも便乗して踊ってたり。つまり物欲を刺激しつつ、思考能力を低下させるわけっすね。んーむ恐るべし。
案の定、番長の物欲回路が暴走。リモコンに反応して足をジタバタさせるトロ@どこでもいっしょ(でかい)、マクファーレントイズの狼男フィギュア、ガシャポンの「昭和の猫」シリーズ、「妖怪根付」シリーズなどなどを、どーんと大人買い。女神様狂喜乱舞である。ちなみに私は、ガシャポンの「仮面ライダー アクションポーズ2」のコンプリートセットと、「百鬼夜行」の牛鬼と天狗を購入。まあ、可愛らしいもんす。
続いて、徒歩で天神に移動。途中に立ち寄ったゲーセンのプライズマシンに、アダルトなグッズが入ってて目が点になったり。具体的に言うと、オースティン・パワーズが1作目で持っていた、何かを増大させるアレ@スウェーデン製とか。どうせならユニオンジャックのビキニパンツも入れればいいのに。
天神では「ジュンク堂書店」と「福家書店」で買い物。私は紛失してしまった「パラサイトレックス」(カール・ジンマー 光文社) を買い直し。今回は番長のみならず総統閣下も暴走。大量の本を抱えて「あたしゃ何でこんなに買ってるんだー!」と叫んでおられた。いや、皆さんには見えないだろうけど、女神様が踊ってるんですよ、頭の上で。
Gたれ「もちろんたれたちもでし〜」(ごーごー)
身軽どころじゃなくなったところで、夕食。天神の地下街にある丼物の店で、オリジナル海鮮丼を食べる。様々な種類の刺身がたっぷりと乗っていて美味。いつも思うが、福岡オフで不味い物を食ったことってないよなー。総司令閣下がセレクトしてくれているとは言え、全体的にレベルが高く安いのは確かだ。ヲタ系の店もあるし、マニアックな本屋もあるし、いっそ住んでしまいたい程である。
夕食後は再び博多駅へ。新幹線で神戸に帰る総統閣下&それを見送る総司令閣下とお別れして、私と番長は福岡空港へ。さすがに疲れて、帰りの飛行機では爆睡。羽田空港からはリムジンバスで横浜駅まで。その間、番長が買ったマンガ「湯けむりスナイパー」(松森正 実業之日本社) を読ませてもらう。
これは、凄腕の元殺し屋が、第二の人生を歩むためにひなびた温泉旅館の従業員になる、というお話。エピソードそのものは、いわゆる「ちょっと泣かせる人情話」が多いのだが、そこに元殺し屋の主人公を放り込むことで、曰く言い難い味わいが生まれている。なんつーか「ゴルゴ13@橋田壽賀子ドラマ」みたいな。とりあえず一読の価値はあるぞ。ウィッス。
つーことで(何が)、3日間に渡る門司港 - 博多 - 大牟田侵攻作戦は、無事終了したのであった。総司令閣下、お世話になりました。総統閣下、ナビさん、番長、ヒーローショーに付き合っていただき、感謝です。
さあ、次は神戸で牛退治だ!
2003.06.08
(日)
<<本日のお題:大牟田侵攻作戦日記
>>
旅先でも「アバレンジャー」鑑賞。今回のあらすじはココ。
トイレのタンクに正座したスケさんの「いらっしゃい」とか、頭にアヤメを生やした人たちが妙に楽しそうとか、謎の梅雨前線山脈(しかも噴火)とか、なかなか面白いんだけど、浦沢脚本としてはハジケっぷりが足りないような気が。まあ、第10話がハジケすぎてたって説もありますが。
ストーリー部分もイマイチ。アスカが変身できないとか、変身しても実力を発揮できないといったエピソードは過去にもあったんで、どうしても「またかよ」と思ってしまうのだ。後、スケさんの戦争がらみのエピソードもなあ。ある意味飛び道具みたいなもんなんで、あんまり多用しない方がいいと思うっす。
さて続いては「ファイズ」。今回のあらすじはココ。
啓太郎&蛇くんによるラヴ&コメは別に良いんだけど、蛇くんがなんでファイズをやってたのか、問いただそうともしない啓太郎はアホ以外の何者でもないかと。て言うか、この作品の登場人物って「オルフェノク&スマートブレインの謎」について、全然興味を示さないのな。んーむ、現代の若者たちが社会に対して無関心であることを鋭くえぐっているのだろうか(棒読み)。あるいは大人(と書いて いのうえとルビを振る) の事情であろうか。
んで、巧と馬くんはムカデフェノク&エビフェノクにボコられていいとこなし。て言うか、ムカデ強すぎっすよ北條の分際で!← まだ言うか
観賞後はJRで大牟田駅へ。さらにバスで聖地・三井グリーンランドへ。まずは同じ系列の「ホテルヴェルデ」に荷物を預けて昼食。カレーバイキングなるものを食す。ここで番長が見事な推理能力を発揮して「3種類のカレーの表示と中身が食い違っている」ことを看破。良い子たちがうっかり激辛カレーを食べてしまう悲劇を未然に防いだ。んむ、天晴れである。「歌って踊れる翻訳&小説家」という称号を「歌って踊れてじっちゃんの名にかけられる翻訳&小説家」にパワーアップしてあげやう。あ、いりませんかそうですか。
昼食後はいよいよグリーンランドへ。お目当ての「ヒーロー最強列伝」が行われる、特設バトルステージへダッシュ。強い陽射しにもめげずに最前列の席に陣取る私と総司令閣下と番長。総統閣下とナビさんは後方の席。むう、普段あまりその手の話をしない番長だが、胸の奥には特撮魂が燃えていると見た。宇宙刑事シリーズの主題歌歌ってるし。
そうこうしてる内に開始時刻。まずは司会進行役のお姉さんが登場し、マスコットキャラのランド君を呼んだ …… って、何コレ?
んーむむむ、無表情な顔と、中途半端にディフォルメされた体型が、すっごく怪しいんすけど。なんつーか、リアル系からSD系にモーフィングしようとしたら、途中でソフトが固まっちゃったって感じのデザインですな。相変わらず判りにくい喩えですまんが。
んで、ようやく本番。ショーの様子は総司令閣下が以前に見た際のレポートを参照のこと。
おおおお、面白い〜。わずか30分のショーにおいて、10人を超えるヒーローたちそれぞれにアクションの見せ場を用意しているのが、まず凄い。おまけに、各作品のツボをしっかりと押さえた作りになってるし。ハカイダーはジロー(キカイダー)と戦うことしか考えてないし、浅倉(王蛇) はイライラすれば仲間であるはずのハカイダーにも襲いかかる。龍騎とナイトはサバイブだと滅法強いが、ノーマルだとヘタレ。そして北岡(ゾルダ) は、龍騎とナイトを平気で巻き添えにしてEOWを浅倉に発射!
いやー、脚本を書いた人(グリーンランドのスタッフらしい) は、相当な好き者ですな。単に仕事と言うだけでは説明できないパッションを感じるぞ。
唯一TV版と違うのがファイズ&とホースオルフェノク。ファイズは熱血ヒーローだし、馬くんは見事な悪役っぷりを見せてくれる。なんつーか、TVとはほとんど別人。しかしまあ、その辺はショーとしての都合によるものだし、何より本編の5万倍くらいカッコイイので許す。← ってオイ
特撮が使えないというハンデはあるものの、やはり目の前で繰り広げられるバトルは迫力満点。特にホースオルフェノクは、やられる際に頭から落ちるという気合いの入ったアクションを見せてくれたし。となれば、見る側も脳内補完能力をフルに使って、その熱演に応えるのが筋というものだ。何?マグナギガの腕が棒で支えられている?そんなものは愛で消せ!
つーことで、大満足のショーであった。元々特撮スキーである総司令閣下は当然だが、他のメンバーも楽しめたようで何より。特に番長はかなり気に入ったようである。何せショーの後でファイズのソフビフィギュアを買ってたし。ふっふっふ、ハマったな。(邪悪な笑い)
ショーの後は、いくつか絶境マシンに乗る。つり下げ型でぐいんぐいん回転するジェットコースター「NIO(仁王)」がなかなか。さらに「ウルトラマンティガ」で、イーヴィルティガことマサキが「体だって鍛えたんだー!」と上半身を露出したメリーゴーラウンドを撮影。← 何やってんだか
しかし、ここは良い遊園地だなあ。敷地が広くてアトラクションも充実してるし、何より園内でかかってる音楽が、全部特撮ソングなのが素晴らしい。まさに特撮者のメッカとでも言うべき場所であろう。みんなもぜひ行くべし。
残念ながら仕事の関係で帰らなくてはならないナビさんを見送り、ホテルにチェックイン。温泉で疲れた体をほぐし(気持ちよかった)、ビヤガーデンでバーベキューを貪り食いながらビールを飲み(美味かった)、部屋でDVDを鑑賞し(面白かった)、幸せな気持ちで就寝。さて、明日はいよいよ最終日だ。果たして何が起こるのであろうか?
2003.06.07
(土)
<<本日のお題:門司港上陸作戦日記
>>
自由に大きさを変えられ、しかも猛毒を持つという怪魚を退治すべく、我々ゴルコムメンバーは羽田空港に集合した。今回の作戦に参加するのは、私、番長、ナビゲータさん。そして、例によってたれ。今回は荷物の関係で G・P・B の古参たれと、新顔のUたれを連れていくことに。PBG4も持っていくので、やたら大荷物である。
天候の関係で激しく揺れながらも、飛行機は無事、午前10時過ぎに福岡空港へ着陸。地下鉄の駅で、福岡在住のアリアドネ総司令閣下と合流。博多駅に移動し、ここで神戸からおいでになったチコリ総統閣下をお出迎え。以上5人が今回の全メンバーである。あ、ちなみに総司令閣下は「あさたれ」と「みかたれ」を連れてきたので、たれの総数は6たれである。んーむ、いつもながら人間よりたれが多いな。
博多駅から特急ソニックで小倉まで。革張りのシートと板張りの床、柔らかな照明など、実に豪華&快適。小倉で乗り換えた鹿児島本線の電車も、ゆったりとしていて心地よいし。思わずたれもくつろいでしまうほどである。やるなJR九州。
![]()
↑ 毛並みの似ている「あさたれ」になつくUたれ
それはそうと、小倉駅でこんな店を発見したのだが。
「プラットホーム+ピット」の合成語なんだろうけど、どうにも語感がファイトクラブ。思わず「ルールNo.1、決してうどん屋のことを口外しないこと」と呟く私。ちなみにルールNo.2 は1と同じだ。
とか何とか言ってる内に、門司港駅に到着。門司港はレトロでおしゃれな街を売りにしているようで、駅舎もイイ感じで古びている。
とりあえず、ホテルポート門司にチェックイン。ここはビジネスホテルなのだが、部屋の広さはそこそこで悪くない。飲み物の自動販売機がホテル外より安いというのも、けっこう好感が持てる。しかし、ホテルの売りとして「CS放送アダルト2chが無料!」とサイトで高らかに宣伝するのはいかがなものか。いや、大きなお世話ですが。
荷物を置いて、昼食を食べに外へ。あらかじめパンフレットでチェックしておいた、ウニ丼が美味いという店を探す。メンバー全員がウニスキーなだけに、期待に胸が膨らむ。ただ、店の名前が「放浪記」だという辺りに、一抹の不安を感じるが …… って、的中しちゃったよオイ。
日本のノスタルジーに、アジアとインドのフレーバーを加えた結果、怪しい化学反応が起きてしまったような店構えが強烈。なんつーか、得体の知れないオーラが店全体から発しており、店内に入ることを躊躇わせる。「どうします?入ります?」と恐る恐る訊く私。判断を下しかねて固まる一同。だが、一人が「えー、もっとマトモな店に行こうよー」と、あまりにも正直な意見を述べたため、呪縛が解けた …… って、ヒドイこと書いてますか私。
ともあれ、その場を離れた我々は、あちこちの店を覗いてみた。しかし、ほとんどの店は午後2時を過ぎると夕方まで閉店しているため、なかなか昼食にありつけない。結局、港近くのモールのソバ屋で「かわらそば」なるものを食べた。これは熱した瓦の上で日本そば(茶そば) と錦糸卵、牛肉を焼き、温かいつゆで食べるというもの。見た目は変だが、なかなかに美味しかった。ある意味「放浪記」が怪しかったおかげで食べられたようなもんですな。ありがとう「放浪記」!礼を言われても嬉しくないと思うけど。
食後はお土産をチェック。巌流島が近い&大河ドラマ効果で、やたらに武蔵の名を冠したお菓子が目立つ。中には「おそいぞ武蔵」なんつーのまであったり。どこがお菓子の名前なんだか。
その後は船で下関へ渡って、また土産物屋や市場を覗いたり、ぼーっと海を眺めたり。たれたちもそれなりに観光を楽しんでいた。
![]()
↑ベンチでくつろぐボーちゃん
↑フグにのってご満悦のGたれ
Gたれ「『海のたれとん』でし〜!」
なんだかなー。
ウロウロしてたら「日本人は、さかな」という看板を発見。なんつーか「お前の本名はマーシュだ」と言われたようなショックを受ける。そうか、私たちはみんな「深き者」だったのか。道理で顔の彫りが浅いわけだ。← 納得してどうする
睡眠不足なのかヘロヘロな番長に対し、ナビさんは元気いっぱい。関門海峡の海底トンネルを歩いて渡りたいと主張。しかし、その手の根性に欠ける残り4人の賛同は得られず、1人で行くことに。ゴメンよナビさん。
再び船で門司港に戻った我々は、いったんホテルへと向かう。その途中で、謎のお店を発見した。コレである。
「東興電気」という名前なのに、看板に「古本・まんが」の文字が。しかも、店先には洋服が並んでいるとゆー。何者なんだお前は。
ホテルの部屋に戻って、しばし休憩。TVスポーツ専門チャンネルがあったので見てみると、プロレスをやっていた。んで、「獣神サンダーライガーVS タイガーマスク」というテロップが出てビックリ。タイガーマスクってまだ現役なのか?と思って良く見たら、虎のマスクをかぶり、白地に縦ジマのユニフォームを着たレスラーが登場 …… って、タイガースマスクかよ!しかもタッグマッチの相棒が「えべっさん」だし。何を考えてるんだか。いや、一目見てファンになったけども。
夜の7自前にホテルを出て、近くにある「てん花」という店へ。いよいよメインイベント、フグのコースを食べる時間である。座敷(個室) はゆったりと広く、静かで良い雰囲気。ただ、壁紙がちょっと変わっている。
なんつーか「純和風マトリックス」って感じですな。
お通しでビールを飲みつつ待つことしばし。ついにフグ刺しが登場。その見事さに、思わず写真を撮る私。
んで、さっそく食べて見たのだが …… 美味ーい!噛みしめると、淡泊だが深みのある味が口の中に広がる。湯引きしたフグの皮も、歯ごたえがあってナイス。
次に出たのはフグの唐揚げ。甘辛い秘伝のタレで味付けされた身が香ばしい。コロモもサクサクとして美味。骨から歯でこそぎ落とすようにして、全部食べてしまう。また、麦焼酎のお湯割りが合うんだコレが。ああ、すっげえ幸せ〜。
続いては鍋。フグのダシを吸った野菜が絶品。フグの身自体も、しっかりと旨味が残っている。んで、具を食べた後は、当然雑炊。これがもう、もう、あはううううううううううううう。← あまりの美味さに言葉が出ないらしい
全員、陶然としながら食いまくる。「口の中が桃源郷」というか「食べるぱらいそ」というか「喜びの悶絶」というか、とにかく満足である。
つーことで、初日は大成功。明日はもう一つのメインイベント、ヒーローショーだ!
2003.06.06
(金)
<<本日のお題:ほとんど言いがかり日記
>>
通勤途中によく思うのだが、スーツにショルダーバッグって組み合わせには、いささか問題があるのではなかろうか。いや、毎度話が唐突で申し訳ないが。
えーと、バッグと同じ側の肩にベルトを掛けた場合、かなりの確率でスーツの肩の部分がずり落ちるよね?んで、反対側は肩&袖が引っ張り上げられて、ワイシャツの袖がびろーんと露出すると。でまあ、その姿というのは、有り体に言ってバカにしか見えないわけで。ほら、昔コロッケが、ジャケットのずり降ろして野口五郎のモノマネをやってたじゃん?アレっす。あるいは藤山寛美。
それじゃあってんで、駅伝のタスキみたいに掛けてみると、あら不思議。「なんかうだつが上がらないっすワシ。はふううう」な雰囲気が醸し出されてしまうではありませんか。いや本当だって。実際に試してみたんだから自分で。← それは個人的な資質では
つーことで、スーツにショルダーバッグは合わないという結論が出たわけっすね。止めた方がいいっす。は?「俺は何としてもショルダーバッグを使いたいんだ!」ですか?んーむ、どうしたもんか …… あ、一つだけ方法が。バッグを背中に回して、ベルトを額に引っかければ、スーツの形は崩れないっすよ!グッドアイディア!
ただ、見た目が「ど根性ガエル」のゴロちゃんになってしまうという問題が。まあ、あなたのショルダーバッグに対する情熱の前では、取るに足らない問題ですよね!つーことで、さっそく明日からチャレンジだ!男の意地を見せるでヤンス!← 何言ってんだか ← つーか、誰に言ってんだか
あー、後、若いサラリーマンが良くやってる、スーツとリュックの組み合わせもなあ。楽なのは確かだけど、違和感ありまくり。これにコンビニのおにぎりでも持った日には、おめかしした山下清ではないか。
しかし、同僚に聞いた話だと「スーツの生地を使ったリュック」ってのがあるそうな。んー、それなら違和感も減少するかも。ただ、スーツとフィットしすぎて、遠目から見ると「ノートルダムの放送禁止用語サラリーマン」に見える可能性が。
とまあ、そんなわけで、スーツに合うバッグを探すのは、なかなか難しいのあった。つーか、最初からスーツなんて着なければいいんすよ!そうすれば全ての問題は、根本的に解決するのです!…… って、上司に力説したら「仕事しろや」って言われますたが。←大バカ
[追 記]
明日から6/9(月) まで、福岡県の門司港に行ってきます。フグがオレたちを呼んでるぜ!今回はPBG4を持っていく予定ですが、日記が更新できるかどうかは未定です。ご了承くださいませ。
2003.06.05
(木)
<<本日のお題:またもや書籍買いすぎ日記
>>
半日かけてやった仕事のファイル (Word) が見事にぶっ壊れて呆然。セーブはこまめにしていたんだが、ファイルそのものが開けなくなっては如何ともしがたく。うわああああああん ・゚・(ノД`)・゚・
Gたれ「おおファイルよ、死んでしまうとはなにごとだでし〜」博 士「そうやってドラクエみたいに復活できればいいんだけどねえ」(ため息)
Gたれ「所持金が半分になってもオッケーなのでしか?」
博 士「う、それはちょっと困る」
Gたれ「でわ、ウィズ方式で。ささやき − えいしょう − いのり − ねんじろ!…… あ 」
博 士「『あ』ってオイ」
Gたれ「みゅう、『おぉっと』の方が正しかったでしね」
博 士「いや、そういう問題じゃないし」
Gたれ「ともあれ、灰になっちゃったので、ゴミ箱に入れて削除でし」(ぽちっとな)
博 士「あうあうあう」
とまあ、そんな感じでファイルはロストしますた。まあ、昨日までのファイルはバックアップしてあるけども。とほほー。
放心状態で会社を出て、フラフラと本屋に入り、「ヒカルの碁」(原作:ほったゆみ、漫画:小畑健 集英社) の22巻、「仮面ライダー龍騎 ファンタスティックコレクション」(朝日ソノラマ)、「何をかいわんや」(ナンシー関 世界文化社)、「たかがバロウズ本」(山形浩生 大村書店)、「捨て童子・松平忠輝 上・中・下」(隆慶一郎 講談社文庫) を購入。ヤケ食いってのは良く聞くが、ヤケ買いってのもあるんだろうか。まあ私の場合、ヤケじゃなくても買うんだが。
んで、晩飯を食いながら、とりあえず「龍騎ファンコレ」を読む。ああ …… ライダーたちの写真が少ない。モンスターも載ってない。その代わりに俳優の写真がいっぱい …。いや、龍騎の俳優たちは好きだけどさ。なんつーか「朝日ソノラマよお前もか」って気分。
しかし、最も強烈だったのは、小林靖子&井上敏樹へのインタビュー。井上の「靖子がとっちらかしたものを俺がどうやってまとめるかという…」って発言に目が点。いや、冗談なのかも知れないが、「井上敏樹」と「まとめる」という言葉を結びつけるのを、脳が拒否するもんで。
おまけにこのオジサン「俺、世界を幸せにするために脚本書いてるんだもん」とか言ってるし。えーとえーと …… 少なくとも、その世界にオレは住んでません。
帰宅してネットをウロウロ。おお、「椎葉戯文堂」さんが6/3の日記に対するお返事を。うーん「ただ“たれ者さん”という書き方がいささか不興を買ったみたいで」ですか。いや、全然そんなことはないですよ。「たれぱんだ≠パンダ」であることへの拘りってのは、なかなか理解しがたいだろうなあ (無理もないなあ)、と思って書いただけですから。後、「やった!日記のネタが増えたぞ!」とも思いましたが。← オイ
あ、それと、Gたれのアレは怒ってるわけじゃありません。アレは単に、
Gたれ「いばってるだけでし」(えっへんえっへん)
ということなので、お気になさらずに〜。
2003.06.04
(水)
<<本日のお題:DVD鑑賞×2日記
>>
「アニマトリックス」と一緒に購入した「バットマン マスク・オブ・ファンタズム」を鑑賞。アニメ版バットマンの劇場公開作品で、バットマン=ブルース・ウェインの悲恋や、彼があのコスチュームを身に着けるに至ったプロセスが描かれていて、なかなかに見応えがある。
絵に関しては「劇場版なんだから、もうちょっと何とかならんかなー」な出来なのだが、原作のダークな味わいは良く出ているし、ブルースの抱えている「悪を罰しなければならない」という強迫観念も描かれていて、好感が持てる。
キャラクターで魅力的なのは、やはり何と言ってもジョーカー。自分のスタイルをあくまで崩さない暴れっぷりは、実にカッコイイ。マーク・ハミルの熱演もナイス。
つーことで、面白いし安い(1,500円) んだが、前述したように、絵に関しては人によって好き嫌いがはっきり分かれそうなんで、とりあえずレンタルで見てみるか、パッケージ裏の絵をよく見て、買うかどうかを決めることをお勧めするっす。
続いて「ロード・オブ・ザ・リング (スペシャルエクステンデッドDVDエディション)」の隠しコンテンツに関して、友人から見方を教えてもらったので、さっそくトライ。手順は以下の通り。
「本編ディスク1の『シーンセレクション』を選択」→「シーン27『エルロンドの会議』にカーソルを合わせ、さらにもう一つ下へ移動」→「指輪の絵が表示されるので、ボタンを押して確定」
内容は指輪会議のパロディで、映画本編の映像に追加撮影した映像を合成したもの。編集の結果、シリアスな名場面が、抱腹絶倒のコントへと変貌している。いやー素晴らしいっす。ただ、ムチャクチャ下ネタ&大バカなギャグなので、そういうのが苦手な人は見ない方がいいかも。
んで、見てて気付いたんだが、ひとつの指輪って指にはめると姿が消えるけど、チ●チ●にはめても消えないのだな。パロディとは言え本家本元が作った以上、これはオフィシャル設定ということになるんだろうなあ。んーむ。
フロドも鎖で首にぶら下げるより、アレにナニしておいた方が安全だったかも。ただそうなると、ボローミアが指輪を奪おうとするシーンが、いきなり18禁になってしまいますが。しかもやおい。← やめれ
2003.06.03
(火)
<<本日のお題:たれとぅすとらはかく語りき番外編+1日記
>>
えー、まずは私信、のようなもの。「椎葉戯文堂」さんの6/3の更新日記において、パンダーゼットというキャラクターグッズが紹介されているのだが、その中に「このへんのたれ者さんもきっと反応してくれるんではないでしょーか」という文章が。でまあ「このへんのたれ者」であるところの私としては、お返事を書かねばならんなあ、と思ったのであった。
ということで書きますが。えー、パンダーゼットは、先週の土曜日に某オモチャ屋で現物を見ました。5分ほど「買うたやめた音頭」を踊った挙げ句、結局買いませんでしたが。コックピットにパンダが乗せられる(着脱可能) のが良いですな。シリーズ化して、グレートパンダーとかグレンパンダイザーとかも出して欲しいものです。
ただ、一点だけ指摘しておきますと「たれ者」は必ずしもパンダが好きなわけではありません。なぜなら、パンダと「たれぱんだ」は全く別物だからです。たまたま姿が似てるだけ。たとえば進化の系統樹を見ても、パンダの近くに「たれ」はいません。て言うか、系統樹のどこにもいないって説もありますが。何せ地球外生命体だという噂もありますし。ええ。
多くの「たれ者」たちは、そういう得体の知れなさも含めて「たれぱんだ」を愛しているのでございます。その点、ご理解いただければ幸いです。まあ、私の場合はパンダーゼットやアランジアロンゾのパンダも好きですが。
Gたれ「んみゅ、ああいうケモノとたれを一緒にしてはいけないでし。たれは極めて高度な知的生命体でしから〜」(大いばり)博 士「まあ、いらん知恵は山ほど持ってるけどなー」
Gたれ「何しろ、とっくに幼年期は終えてるでしから。パンダはおろか、人間より階梯が上でしよ。オーバーロードたれるれんと呼ぶが良いでし〜」(えっへんころぽて)
博 士「頼りないオーバーロードだなオイ」
Gたれ「人間を導いてあげてるでし。後、ぺとっと引っ付いて操ったり」
博 士「って、人形つかいかい!」
さて、話は変わって。会社の帰りに「アニマトリックス」のDVDを購入。9本の短編アニメーションによるオムニバスで、どれもなかなかに見応えがある。個人的に気に入っているのは、マトリックスの「ほころび」を描いた「ワールドレコード」と「ビヨンド」。特に後者は、カメラワーク、動きが絶品。お話としても面白い。
マトリックスの成立過程を描いた「セカンド・ルネッサンス パート1&2」は、絵の作り込みが見事。戦闘シーンの迫力は、さすが前田真宏といった感じ。ただ、ヘルメット被った何体もの人型ロボットが、ロープで貨物を引っ張るっつー描写はちょっとなあ。
「ラスト・フライト・オブ・ジ・オシリス」のチャンバラストリップや「キッド」のスケボーアクションもグッド。「プログラム」「ディテクティブストーリー」「マトリキューテッド」は …… まあ、可もなく不可もなく。
ともあれ、これだけの内容で 2,980円は安い。お勧めっす。
2003.06.02
(月)
<<本日のお題:まとまりもとりとめもない日記
>>
朝目が覚めたら、遅刻寸前の時間。慌てて飛び起きて自転車で駅までダッシュ。いやー、買ったばかりの自転車が、さっそく役に立ちましたな …… って、そんなつもりで買ったんじゃないんだが。それにしても、なんで目覚ましが鳴らなかったかなー。
Gたれ「(ひょこ) んと、これは仮定なのでしが、自転車を有効活用してもらうために、誰かが善意で目覚ましを止めたのでわ?」博 士「誰かが …… って、ウチで私以外の者といえば ……」(じろり)
Gたれ「身に覚えがないでし(ぷい)。きっと親切な人が窓からそっと訪問したでしよ」
博 士「それじゃストーカーだってばよ。やっぱ、GたれがこっそりスイッチをOFFにしたんじゃないのか?」
Gたれ「失礼なでし!Gたれは天地神明に誓ってそんなことはしてないでし!」(ぷんすか)
博 士「おお、そうか。それはすまなかった」
Gたれ「Gたれは単に、タイマーの設定時刻を1時間遅らせただけでし〜」
博 士「って、結局やってるじゃないかっ!」
まあ、それはさておき。
会社の帰りに「宇宙船」(朝日ソノラマ) 7月号を購入。巻頭は「ヒロイン特集」。それはいいのだが、写真のセレクトに問題が。ほとんどが素顔の写真なのである。やっぱ特撮ヒロインたる者、劇中の姿こそ真実であろうに。もうちょっと具体的に言うと「西島未智じゃなくて『えみポン』の写真を載せれ!」みたいな。「三種の神器 (眼鏡・おさげ・制服) を忘れるな!」みたいな。「笑姫(さきひめ) の写真もよろしくね!」みたいな。しつこいですかそうですか。
話は変わって。お馴染みの司葉さんからメールで「フレディVSジェイソン」の情報が。おお、もう予告編が見られるのかー。んーむ、炎の中で向かい合うフレディとジェイソン、なかなか絵になりますな。ただ、ジェイソンがずいぶんスリムになってるのが気になる。なんかこう、ティーンエイジャーっぽい感じ。
私としては、「ジェイソンX」でジェイソン役を演じたケイン・ホッダーを使って欲しかったなあ。やっぱジェイソンには、有無を言わせぬ力強さがないと。はっ!まさか今度のジェイソンは「新・13日の金曜日」で二代目ジェイソンを襲名し、直後に「なかったこと」にされたトミー君なのか?(違)
とは言え、これが夢のカードなのは間違いない。公開と同時にダッシュで見に行かねばな。んで、来年はマイケル・マイヤーズ (ハロウィン) を加えて「三大殺人鬼 地球最大の決戦」なんつーのを撮って欲しいもんだ。さらに、レザーフェイス(悪魔のいけにえ)とか、アクセル(血のバレンタイン) とか、フクロウ男(アクエリアス) とか、デビッド・クローネンバーグ(ミディアン) といった仮面の殺人鬼たちを13人集めて「仮面マーダラー猟奇」を!← 結局ダジャレかい
つーことで、司葉さん、ネタの提供ありがとうございました。
2003.06.01
(日)
<<本日のお題:アバレは良かったね特撮鑑賞日記
>>
今日も今日とてブラック魔王 …… じゃなくて「アバレンジャー」鑑賞。今回のあらすじはココ。
家を飛び出すまでの養育費を叩き返して、父親と縁を切ったと思っていたアバレブルー・三条。しかし、鬼の幻影は消えない …… っつーわけで、今回は前後編の後編。三条の抱える問題をどう解決するのか、多少の不安を感じつつ鑑賞。何が不安だったかというと、安易に父親と和解とか、そういう展開になったらイヤだなーという。
幸い、その心配は杞憂に終わったようで何より。しかし、この親子問題は今後も引っ張るのかな。何となく「ファントム無頼」の栗原みたいな展開になってますが。はっ!すると母親違いのオデコな妹が出演する可能性も!← 何を期待しているのか
凌駕は相変わらず、さりげなくも細かい気配りがナイス。ああいうタイプがレッドというのも、時代の流れなのであろうか。ティラノに乗って三条父に会いに行くのも「正面から行っても会ってもらえないだろうしなあ」という判断だろうし。以前も戦闘中に崩してしまったドミノを、戦闘終了後に直しに行ってたし。その辺を脚本が忘れていないところに好感が持てるっす。
個人的に気に入っているのは、らんるの幻覚に登場した振付の先生。JAE(いわゆるJAC)のメンバーらしいのだが、マッチョな体とオネエなセリフが、何とも言えないハーモニーを奏でていてグッド。このまま消えてしまうのは惜しいので、再登場を希望します。らんるの危機に現れて、戦闘員をなぎ倒すとか。
続いては「ファイズ」。今回のあらすじはココ。
前回は小さい子相手に、言いなりになったり逆ギレしたりで、どうにも「さいってい」だった啓太郎。今回はそんな自分に嫌気がさしたか、かなり頑張ってます。「自分にもまだできる事があるはずだ」って洗濯物干しちゃう辺りがなかなか。これからも、その意気で頑張れ!井上にリセットされなければの話だけどね!
今回気になったのは、恵子の母親。記憶を失ってショックなのは判るけど、小さな子供相手にその態度はねえだろう。「ごめんなさい、どうしても思い出せないの」くらい言ってみろ大人として!ああ、気分がささくれ立つ。
それにしても、キノコフェノクは何で恵子を狙ったんだろう?「九死に一生を得た子供を捕獲する」ってのなら判るんだが。あ、でも殺そうとしてたとは限らないのか。となると、彼女は今後も出番があるということかな?まあ、それも井上にリセット(略)
前回は戦闘シーンがないに等しかった分、今回はけっこう多め。しかし、ワニフェノクの最期があまりに呆気ないのが残念つーか、なんつーか。「ええい、キックがダメならパンチだー!」程度の攻撃でやられちゃダメじゃん。例えば「必殺パンチで『盾』にヒビを入れ、続く必殺キックでそのヒビが広がる&割れてグリグリどかーん!」にすれば、もうちょっと説得力が出たと思うのだが。アクションの「流れ」そのものは格好良かっただけにもったいないっす。
後、今回目が点になったのは「8時間耐久1万人エキストラ募集」のテロップ。劇場版ファイズは「1万人ライダー」が売りらしいんだが、それをエキストラにやらせますか。つーか、衣装とかどうすんだろ?これは …… 応募するしかないのか?← オイ