99年6月の日記
 
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1999.06.30 (水)
 
<<本日のお題:こりゃまたスプレーしました。←加藤茶風←0点>>
 

職場の懇親を深めるために昼食会が開かれた。まあ昼食会と言っても、近所のそば屋から出前を取って会議室で食べるだけど。

で、私は「開化丼」を注文。これは牛丼の肉を卵でとじたものだ。前にも書いたかも知れないが、私は卵が大好きなのである。どのくらい好きかと言うと、かけうどんのつゆは残せても、月見うどんのつゆは残せないくらい好き。わかりにくいっすか?

とにかく卵であれば、生だろうと茹でてあろうと焼いてあろうと綴じてあろうと、何でも来いだ。言ってみれば、私は卵フェティシズムなのである。略してタマフェチ

そんなわけで、開化丼も美味しくいただいた。んで、満ち足りた気分で食後の一服を楽しむ。んーむ、美味い。

何と言ってもタバコは食後が一番美味しい。特に油っこい料理を食べた後の一服は格別だ。多分、口の中に油の皮膜ができるのと、料理の後味がタバコの味を引き立てているのだろう。

後輩にそう言うと、彼も深々とうなずいた。

後輩「できれば、タバコを吸うたびに、この美味しさを味わいたいもんすねえ。」

 「ふむ、確かにそうだな。とは言え、年がら年中食べ続けるわけにもいかないしなあ・・・。ん?待てよ・・・?」

後輩「どうしました?」

 「いや、油の皮膜と後味がタバコを美味しくするのなら、人為的にそういう状態『だけ』を作り出せばいいわけだ。そのためには・・・そう、スプレーを作ればいい!」

後輩「は?スプレー?」

 「そう、口の中に油の皮膜と料理の後味を残すようなスプレーを作るのだ。んで、シュッとひと吹きしてからタバコを吸えば、あの美味しさが手軽に味わえる!」

後輩「また怪しげなことを・・・。」

 「(すでに聞いていない)食べ物の嗜好は様々だから、例えばラーメン味のスプレーを作るにしても、バリエーション展開が必要だな。『サッポロ』『喜多方』『東京』『博多』とか。うむうむ。」

後輩「えーと、あのですね。」

 「それにこのスプレーを使えば、料理を食べたような気になれるから、ダイエットにも使えるな。」

後輩「いや、ですからね・・・。」

 「それだけでなく

後輩「あ、あうあう。」

 「ひどく不味い物を食べた後でも、このスプレーをひと吹きすれば、自分は美味しい物を食べたのだと、記憶を改竄できるではないか。おおブラボー!ブラボーだオレ!」

後輩「・・・・」

 「従来、口の中に使うスプレーと言えば、口臭消しと相場が決まっていた。しかしコレは、匂いや味をつけることに商品価値を見出しているのだ。まさにコペ転的スプレー。コレによりスプレーのパラダイムシフトが起こると言っても過言ではあるまい!おお、おお、マーベラスだオレ!」

後輩「・・・・ひとつだけ質問していいっすか?」

 「んあ?何かな?」

後輩「パラダイムってなんですか

 「へ?・・・それはつまり・・・鳥は鳴き、花が咲き乱れる・・・」

後輩「それはパラダイス。」

 「体中が痺れて動けない・・・」

後輩「それはパラライズ。」

 「クイズダービーに出てたマンガ家・・・」

後輩「それははらたいら。苦しくなってきましたね。」

 「えーと、えーと・・・家の近くにある金物屋のバアちゃん。」

後輩「は?誰ですそれは?」

 「原田きぬ。」

後輩「知らんっちゅーの。」

 「すまん、実は人面犬のことをパラダイムと言うのだ。」

後輩「そりゃまた何で?」

 「顔は人だが、体犬(カラダイヌ)・・・ちゅうてね。」

後輩「ええかげんにしなさいっ!(バックハンド)」

 「失礼しましたー。」

とまあ、そんなわけで(どんな)、どっかの会社が発売してくれないかなあ、カラダイヌ。じゃないや後味スプレー」。我ながらネーミングはダメダメだが。


1999.06.29 (火)
 
<<本日のお題:ちゃらちゃー、ちゃっちゃっちゃー♪>>
 

横浜は大雨。コンビニで、入り口脇の傘立てに傘を置いて買い物をしていたら、通りかかった男がすっと私の傘を抜いて行った。

慌てて外に飛び出して呼び止めると、男はダッシュで逃亡。ええい逃がすかこの盗人めが!

全力疾走で後を追う私。どうでもいいけど、こういうとき頭の中で太陽に吠えろ!」のテーマが流れるのは私だけですか?

しかし雨中の追跡劇は、あっけなく終わりを告げた。男が足を滑らせて自滅したからだ。具体的に言うと、「太陽に吠えろ!」のイントロが終わって、さあトランペットが鳴り響くぞ!と思ったときには転んでいたのだな。←どこが具体的だどこが。

とりあえず、男が落とした傘を拾い上げる私。男をにらみつけ、主観的には凄みのある声でこう言う。

「コイツは返してもらうぜ。」

すると男は、たじろぎながらもこう言った。

「そ、それがアンタの傘だって証拠はあるのかよぉ。」

小学生かお前は。

ふっふっふ、だがな、甘いぞ傘ドロボウ。証拠はちゃんとあるのだ。なぜなら私の傘にはしっかりと名前が書いてあるからだ!しかもルビまでふって・・・・って、オレも小学生ですか?


1999.06.28 (月)
 
<<本日のお題:シェリーに口づけ>>
 

6/26(土)の日記をアップ。

会社の帰りに新築のマンションを発見。なかなかに立派なマンションなのだが、名前を見て固まってしまう。入り口にデカデカと書かれたその名は、ポルナレフ高岡」

・・・・・・わからん。なぜポルナレフなのか、意図がまるで読めない。オーナーがミッシェル・ポルナレフのファンなのか?それにしても、何もマンションの名前につけなくても良さそうなもんだ。

まあ、とりあえず意表を突いてるのは確かだ。そんなことで意表を突いてどうするかって気もするけど。

んー、いっそのこと、そういう名前のマンションをどんどん建てちゃうと面白いかも。ヴィトゲンシュタイン高岡とか、モホロビッチ高岡とか。いや、特に意味はありませんが。


1999.06.27 ()
 
<<本日のお題:ダークヒーローと梅干しな日曜日>>
 

例によって、スポーツセンターのトレッキングマシンで運動。ぐいぐいと足踏みをしまくる。しかし何だな、この運動によるエネルギーを無駄にするのは惜しい気がする。何かに有効活用できないものか?うーん、足踏みだと・・・脱穀とか?←いつの時代の話だ。

まあ、それはさておき。運動の後は古本屋やオモチャ屋を回る。冷やかすだけで何も買わない・・・つもりだったのだが、オモチャ屋でS.I.Cシリーズの「ハカイダー」を発見してしまい、もろくも挫折。

だってさー、ムチャクチャカッコイイんだもんなー。買っちゃうだろとして。な?←誰に言い訳してるのか。

ちなみに、このハカイダーはオリジナルデザインの物ではなく、雨宮慶太が映像化したリメイク版に準じている。原型製作は、リメイク版のスーツ造形に携わった竹谷隆之だから、出来の良さは折り紙付きだ。特に軟質素材のマントを着せたときのカッコ良さは、感涙どころか失禁モノである。←するなよ。

んで、「光明寺博士とドクター・ギルの脳味噌」がアクセサリー(笑)として付属しているのだが、なぜか光明寺博士の方がクリアパーツになっているのだな、しかもクリアレッド。うーん、さすがに個人で人造人間作ったり、それを仁王像に隠しちゃう博士の脳は、一味違うよな。←そういう問題か?

まあ、とにかくこの出来で3200円は激安なので、みんな買いなさい。んでもって、誰か色を塗り替えて「ハカイダー四人衆を作ってくれ。あと武器も。でも、ガッタイガーはいらないっす。

さて、そんなこんなで有意義(?)な時間を過ごした後、自宅に帰る私。と、駅のキオスクで妙なモノを発見。その名も「携帯干し」である。んーむ、こんなところまでモバイルの波が。

これはいわゆる「梅仁丹」とか「梅干し純」とか「小梅ちゃん」みたいなのとは違う、正真正銘の梅干しである。しかも小粒の「カリカリ梅」ではなく、大粒の「しっとりタイプ」。なかなかに美味だ・・・って買ったのかオレ。

パッケージには誇らしげに「純生」の文字が踊っている。するってえとアレか、半生ってのもあるのか。やっぱ食い付きが違うのか。ジジババまっしぐらでトップブリーダーも推奨か。←やめれ。

しかし茶化してはいるが、これはなかなかの優れモノだ。「注:タネを飲み込まないようにご注意ください」という注意書きがあるなど、PLへの気配りもされてるし。何より、タネを捨てるためのスペースが箱に用意してあるところなんざ、心憎いばかりだ。やるな三○インターナショナルKS。

でも、インターナショナルってことは、海外でも売ってるのかコレ?「Mobile dried plum」とか言って。綴りに自信ないけど。←調べろ。


1999.06.26 ()
 
<<本日のお題:女神敗北?>>
 

朝から近所のゲーセンへ。もはや習慣と化した「デイトナ USA 2」をやるのだーっ・・・って、うおぁ?な、ない!?

おおおお、「LE MANS 24」に続いて私の愛するゲームが失われるとは。いいい陰謀だ。イルミナティのフリーメーソンがニャントロ星人と第三の選択でアブダクションなのに違いないぞ。助けてエルバッキー←落ち着け。

うっうっうっ、悲しい。さよなら俺のデイトナ。バイバイ哀愁デイトナ〜♪ ああ歌いにくい。

女神「何泣きながら歌ってるのよアンタは。」

 「ぎくっ!め、女神様。」

女神「悲しんでるヒマがあったら行動を起こすのよ!」

 「行動っていったい何を?」

女神「決まってるじゃない。サターンのデイトナUSAを買うのよっ!さ、行くわよーっ!!」

 「痛い痛い痛い。み、耳を引っ張らないで〜。(ずるずる)」

つーわけで、近所のゲーム屋に引きずられる私。うーむ、店の隅のワゴンに、サターンのゲームが無造作に積まれているのが、ものの哀れを感じさせるなあ。

 「あ、ありましたよデイトナ。980。」

女神「・・・・安いわね。」

 「なんか不満そうですね。」

女神「べーつにー。・・・あ、ココにデイトナUSA・サーキットエディションってのがあるじゃない。」

 「ん?、コレ新品じゃないですか。値段は・・・4500円!?

女神「(キラーン!) ソレよ!ソレを買いなさいっ!」

 「ちょ、ちょっと待ってくださいよ女神様。なんでこんな古いゲームを定価で・・・。」

女神お黙りっ(ごすっ)」

 「どげはあっっ!」

女神「すみませーん。これくださーい。」

店員「はいはい・・・あ、すみません。売り切れてますねえ。」

女神「えええええええっっ!」

そして十数分後。

 「女神様ぁ。なに怒ってるんですか?別の店で買えたからいいじゃないですか。980円だったし。」

女神「良くないわよ!だいたい衝動買いってのは、ろくでもない物を取り返しのつかない金額で買うのが醍醐味なのに!きいいいいいいいっっ!!」

 「(とんでもないこと言うよなあ・・・。)」

女神「ムシャクシャするから、アンタの友人のチ○リさんや、ア□アさんや、あ△たさんのトコに行って来るわ!」

つーわけで、辛くも女神様の攻撃をかわした私であった。ああ、危なかった。ほっ。

女神「ちょっとアンタ!」

 「うわあっ!まだいたんですか女神様。」

女神「そこの店で、サターン用のレーシングコントローラ(新品)を見つけたわよ。すぐ買いなさい!」

 「いや〜っ!たぁすけて〜っ!」

でまあ、どうなったかというと・・・・でかくて重かったっすよ、レーシングコントローラ。←結局買ったらしい。


1999.06.25 (金)
 
<<本日のお題:金曜のあれこれ>>
 

仕事の後、実家へ。以前日記に書いたように、実家のある西葛西の駅近辺には、お姉さんのいる店が無駄にたくさんある。んで、そのお姉さんたちが駅周辺で客引きをしてるのだが、今日はついにネイティブパツキンのお姉さんを目撃してしまった。いや、なにが「ついに」なのか自分でもわかりませんが。

のみならず、そのお姉さんに「シャチョーさん、遊んでいきません?」と言われる私。自分で言うのもなんだが、小汚いジーンズにシャツの裾を出して着てる社長はあまりいないと思うぞ。つーことで、丁重にお断りする。

さて、客引きゾーンを突破した私は、例によってビデオ屋へ。んで、「デイズ・オブ・サンダー」と「ビッグヒット」を借りる。

「デイズ・オブ・サンダー」は、アメリカのストックカーレースを描いた作品。公開は95年ごろだったか。「デイトナUSA」にハマらなければ、多分見なかったであろう作品だ。

監督はトニー・スコットで、主演はトム・クルーズという「トップガン」コンビ。で、お話は・・・・トップガンと同じ。(苦笑)

だってなあ、いきなりオープニングが朝焼けで、静かな音楽が流れて、その後エンジンの轟音って、トップガンとまるで同じ画面構成なんだもの。お話も「気の強い主人公→活躍→キャリアのあるヒロインとの恋→事故&挫折→復活」と、ほぼ同じ。さすが職人だなトニー・スコット。←嫌みか。

とは言え、レースシーンの迫力はなかなかだし、トム・クルーズも好感の持てるバカを演じていていい感じだ。

ところで見て気付いたのだが、借りたのは日本語吹き替え版であった。トム・クルーズが鈴置洋孝で、ニコール・キッドマンが土井美加という組み合わせ。むう、ブライト早瀬美沙の恋愛か。地味だな。←オイ

まあ、鈴置洋孝は、波瀾万丈なんてのも演じてるからいいとして、土井美加がニコール・キッドマンてのはどんなもんだろ?いや、なんつーかさ、土井美加の声って、幸薄いとゆーか・・・なんかビンボ臭くないか?←失礼千万。

さて、一方の「ビッグヒット」は、マーク・"ブギーナイツ"・ウォルバーグの気弱なおバカぶりと、ルー・ダイアモンド・フィリップスのイッちゃってるおバカぶりが楽しい佳作。ヒロインのケイコにあんまり魅力がないのが残念だが。

個人的には、殺し屋仲間の黒人(役名忘れた)がツボ。ある意味できわめて合理的な物の考え方をするヤツだ。バカだけど。どの辺がどう合理的かはあえて書かない。自分で見て判断してくれ。いや、書くと顰蹙買いそうだから。(^^;


1999.06.24 (木)
 
<<本日のお題:>>
 

トップページの「所長の一言」を更新。いつまで続くか「たれぱんだシリーズ」。それと、「転送室」「Age of "Q"」を追加。みんな行ってみれ!

今日はやたらに風が強い。会社に行く途中の河原には、丈の高い草がたくさん生えているのだが、それが轟々と音を立てながら波打っている。うーむ、こういう光景を見ると白土三平の忍者マンガを連想してしまうのは、私だけだろうか。頭の中を「カムイ外伝」の主題歌がエンドレスで流れちゃったりとか、サスケのお母さんは妙にっぽかったなあって妄想にふけったりとかさー。しない?変だなあ。

んなわけで、あれこれ妄想しながら会社へ。そしたら職場内の回覧で「情報セキュリティ」に関する講演のレジュメが回ってきていた。なになに?業務目的のネットサーフィンでリストラひええええ。

んーむ、かつて仕事中に掲示板に書き込んでいた私にとっては、耳の痛い話があれこれ載っているなあ。これを読んでる中にも激痛に襲われてる人がいるであろうて。ホレホレ。

まあ、それはいいのだが(いいのか)、そこに書かれていた「ネットワーク犯罪者の特徴」というのが、いささかアレであった。いわく、「ネットワーク犯罪者には、若年層のお宅族が目立つ」んだそうだ。

お宅族・・・・・。漢字で「お宅」って書くのもなんだが、今どき「族」はないだろ「族」は。そーゆー呼び方は「暴走族」やタケノコ族」辺りで絶滅したと思ってたんだがなー。うーむ。

そもそも、オタクは集団に対する帰属意識が希薄だから、そういった意味でも「族」って言葉は不適切だと思うのだ。ま、オジサン達のそういった思いこみは覆せないし、覆せたところでメリットもないから別にいいけどねー。(^^;

そういえば以前、ある上司から「奇妙愛君はあれだろ?オタクマニアなんだろ?」って言われたことがあったっけ。何者だオタクマニア。


1999.06.23 (水)
 
<<本日のお題:いろいろ>>
 

会社の帰りにいつものようにゲーセンに行ったら、「LE MANS 24がなくなっていた。おおおお、なんたる、な〜んたる〜。←「広川太一郎@スノーク in 旧ムーミン」風。

ああ、さらば俺のサルテサーキット。さらば愛しきルマンよ。「ルマン参戦なんつったりしてな。←悲しんでるのかホントに。

仕方ないので「デイトナUSA(1)」をやって、やり場のない悲しみと怒りを壁にぶつける。つーか壁にぶつかる。ぶつかりまくる。なんでこんなにドリフトさせにくいんだろうか、このゲームは。(泣)

結局、悲しみに加えてストレスまで抱え込んでゲーセンを退散。酒が弱いので、ヤケ酒ならぬヤケラーメン(味噌チャーシュー)をすする。ずずずずずず。

んで、すすりながら、昨日買った「忍ペンまん丸 (いがらしみきお ENIX)」の11巻を読む。ついに完結。んむんむ、大団円であるな。

掲載誌が「少年ギャグ王」ということもあって、かなりオーソドックスなストーリー展開だったのだが、そこにいがらしさんらしいギャグが絡んで、上手いことバランスが取れていたように思う。アレだな、ポジションとしては、あさりよしとおにとっての「まんがサイエンス」みたいなものかも。

それとクライマックスで、まん丸がまん丸らしい活躍をして、しかも活躍しすぎないのもグッドだ。判りにくい言い方でスマンが。判りたかったら買え。

さて、ラーメンとまん丸で、だいぶ気分が落ち着いたところで家に向かう。電車の中で、今度は「死霊たちの宴・上巻 (スティーブン・キング他 創元推理文庫)」を読む。これはジョージ・A・ロメロの傑作ホラー映画「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」の設定を使った、小説アンソロジーである。ようするにゾンビづくし。あるいはゾンビ詰め合わせ贈答セット

でまあ、こういうアンソロジーは玉石混淆がお約束なんだけど。うーん・・・やや石の含有量が多いかなあ?ロメロの「ゾンビ三部作」のような深みが感じられないのだ。キングは流石に上手いけどね。まあ上巻の、しかも途中までしか読んでないから、結論を出すのは早いか。読み終わったらまた感想を書くことにしよう。


1999.06.22 (火)
 
<<本日のお題:その名はキョウイチ>>
 

残業時間にてれてれと仕事をしていたら、携帯に着信。パソコンのディスプレイを見つめたまま応答すると、いきなり女性の怒鳴り声が。

「あんた今いったいどこにいるのよっ!」

「へ?」

「へ?じゃないわよっ!あたしはずっと待ってるんだからねっ!」

なんか知らないけどスゴイ剣幕である。とりあえず謝った方がいいような雰囲気だ。しかし、私には謝らなくてはいけないような事をした覚えがまるでないのであった。つーか、そもそもこの女性の声にまるで聞き覚えがないし。つまり早い話が間違い電話なのだな、コレが。←早くない。

「えーと、その、どちらにおかけですか?」

「(一瞬の沈黙) バ、バカにしないでよキョウイチあたしは誤魔化されないからねっ!」

「いや、だから、これは間違い・・・」

「何が間違いよ!だいたいあたしを呼び出したのは、キョウイチ、あんたでしょうにっ!」

「だから、その・・」

「わかった。またあのがいるのね。側にいるんでしょ!!」

「ふへ?」

いや、あの女って言われてもなあ。入社20年のベテランOLとか掃除のオバチャンなら、側にいるけども。

つーわけでその女性は、私が彼氏のキョウイチ君であり、彼女を誤魔化すためにトンチンカンな受け答えをしているのだと、信じて疑わないのであった。あげくの果てに、キョウイチ君の過去の悪行(当然女性関連)を一つ一つ並べ立てる始末。あうあうあう。

おかげで私は、これまで会ったことのない、今後も会うことはないであろうキョウイチ君について、やけに詳しくなってしまったのだった。言うなれば日本で2番目のキョウイチ君専門家 (1番は彼女)。しかしなんつーか、何の役にも立たない専門知識ではあるな。

それによると、キョウイチ君は名うてのプレイボーイ(死語)らしい。浮気は日常茶飯事、フタマタはお茶の子さいさい。それどころか、三つ股や四つ股の経験まであるらしい。んむ、松下幸之助もビックリだ。(注)

まあ、そんなこんなで、5分間ほど怒りの糾弾を続けた彼女であったが、言うだけ言って冷静になったのか、ようやく私の声がキョウイチ君と違うことに気付いたらしい。突然、警戒するような声で、

あんた

ときたもんだ。スチャダラパーかお前は。(^^;

あらためて、彼女が間違い電話をかけていることを指摘すると、しばし絶句した後に挨拶もなしに電話は切れた。なんだかなー。

いささかムカっとは来たが、まあ日記のネタになったから良しとしよう。うーん、心が広いよなオレって。←そうか?

:念のために言っておくが、松下幸之助が女たらしだったというわけではない。松下幸之助にフタマタはつきものなのである。どういう意味かわかんないお友達は、お爺ちゃんかお婆ちゃんに訊いてみようね。


1999.06.21 (月)
 
<<本日のお題:たれか故郷を思わざる←特に意味はない>>
 

会社からの帰り、乗換駅で電車から降りようとしたときに、背後からものすごい勢いで押されてドア脇の手すりに肩から激突。すげえ。振り向いてみたものの、誰か一人が押したということではなく、大勢が先を争って降りようとしたためらしく、怒りをぶつける相手を特定できん。んむむむ。

しかしなあ、みんな何をそんなに急いでいるのか。朝なら会社に遅れないように急ぐのはわかるんだが、帰りだぞ?終電にはだいぶ間があるし、一本や二本後の電車に乗ったって大して変わるまいに。

そんなに急いで家に帰りたいのか。アレか。よほど奥さんが美人なのか。「トゥルーロマンス」の頃のパトリシア・アークェットが三つ指突いて待ってるとか、「フェノミナ」の頃のジェニファー・コネリー諸肌脱いで待ってるとか。←なぜ諸肌。

まあ理由はどうあれ、それで私の肩の痛さが和らぐわけじゃなし。うーむ腹が立つ。だがしかし、今夜の私にはその腹立ちを鎮めるアイテムがあるのだ。その名もたれぱんだ絵本」である。しかし長い前フリだねどーも。

絵本と言ってもストーリーはない。一連のたれぱんだグッズでお馴染みの、「イラスト+短めのキャプション」というスタイルだ。で、イラストもすでにグッズで使われているモノが多い。

しかし、何度見てもいいものはいいのである。1ページ1ページを噛みしめるようにゆっくりと見て(読んで)いくと、見る見る心が落ち着くとゆーかたれていくとゆーか。ああ、幸せ・・・。

基本的にすべての絵が好きなのだが、あえてお気に入りを挙げるなら「渡りたれぱんだ」と「気がつくとそばにいる」の絵だ。特に「渡りたれぱんだ」は、ほとんどSF。(SF=しっとりふわふわ)

まあ、言葉で言ってもピンとこない人が多いだろうから、とにかく本屋で見ることお勧めする。んでもって買え。疲れた心に沁みること請け合いである。

つーことで、宣伝をもって本日の日記に代えたいと思う。オチはない。

オチはないけどたれている。←0点


1999.06.20 ()
 
<<本日のお題:オチつかない日記>>
 

掃除に洗濯に早風呂。んで湯上がりにマッサージ椅子という、オレ的定番コースを堪能。凝りをほぐしつつぼへーっとしていたら変な人を発見した。

20代の後半と思しきその青年は、見た目は普通の兄ちゃんであった。顔も髪型も着てる服もごく普通。じゃあ、何が変かというと、異様に落ち着きがないのだ。

セカセカと脱衣場に入り、ロッカーの上に荷物を置いたかと思うと、熱帯魚の水槽を一つ一つ(2秒ずつ)のぞき込み、いきなり反転してロッカーに荷物を入れ、椅子に座った瞬間すぐに立ち上がり、番台でコーヒー牛乳を買い、椅子に座って一口飲んだ途端に立ち上がって、ロッカーの荷物からポテチ(なぜ持ってる)を取り出し、椅子に座ってポテチを口に入れ、コーヒー牛乳を口に含み、モグモグしながら体重計に乗り、反転して腹筋用のベンチで5回ほど腹筋運動をしたかと思うと、服を脱ぎだし、半分脱いだところで体操を始めた次の瞬間、残りの服を脱ぎ浴室へ。ふうううう・・・って、一息ついてたら戻ってきて残りのコーヒー牛乳を一気飲み。他の客(含むオレ)は口あんぐりである。

んーむ、これが噂のハイパーアクティブというヤツか。ビーチの林家こぶ平だな。そのココロは海パンはくデブ(2点)。・・・・すまん、オレが悪かった。こぶ平はともかく(オイ)許せ読者。

しかしアレだな、考えてみれば私もダジャレに関してはハイパーアクティブかも。一定時間以上ダジャレを言わないとし。すなわちハイパーアクティブ・ダジャレマニア。略してHAD。おお、なんかちょっとカッコイイぞ。←バカ?

HAD・・・ハッドか。ハッド・・・・ハッド驚くタメゴロー(1点)・・・ハッド空中三回転(0.5点)・・・ハッドして〜グッと来て〜(鐘一つ)。←歌うな。

んむむ、もしかしたら私には彼を変だと言う資格なんてないのかも知れない。傍迷惑さではいい勝負だし。とは言え今さら直せるもんでもないから、開き直ってこのまま生きていくことにしよう。うん、ある意味前向きな生き方だよな、これって。

You know I'm HAD〜 I'm HAD〜 C'mon〜(マイコーのアレ)。←だから歌うなってばよ。


1999.06.19 ()
 
<<本日のお題:サーキットに咲く友情の花>>
 

やや風邪気味。とりあえず暖かくして寝る私。しかし一人暮らしゆえ、お粥を作って「それは言わない約束でしょ。」と言ってくれるザ・ピーナッツはいないわけで。つーか、一人暮らしじゃなくてもいないぞ普通。

ま、そんなわけで外で昼食。その後自動販売機でコーヒーでも買おうかと思ったのだが小銭がない。しょうがなく両替のために近くのゲーセンに入る。しかし両替機には「ゲームをしない方の両替をお断りします。」と貼り紙が。うーむ、規則じゃしょうがないよな。じゃ、ちょっとだけ「デイトナUSA」を。

つーわけで不可抗力(オイ)でレース開始。すると、隣に小学生が乱入してくるではないか。ふっ、いい度胸だ坊や。しかしな、子供だからと言って手加減はしないぜ。獅子はウサギを倒すにも全力を尽くして千尋の谷に突き落とすのさ。←それじゃ食えねえってばオレ。

覚悟はいいか!3、2、1、GO!うおおおおおおおおおおおおっ!・・・・負けた。(即死)

ぬうう、子供だと思って油断したぜ。言ってることがさっきと違うような気もするが、オレは過去を振り向かない男(←誤用)。さあ、リターンマッチだ!

むう、いいスタートだ。だがな、オレから逃げようったって無駄さ。だってサーキットは丸いんだもん。これぞ必殺フォーリーブス走法←どんなだ。

かくして私と少年の熱いバトルは続いた。結局5回走って3勝2敗、ほぼ互角と言えよう。死闘の末に思わず好敵手としての友情が芽生える我々。世代を越えた友情だ。ちなみにどれくらい越えているかと言うと、当社比で約3。←越えすぎ。

両替をした金の残りでジュースを奢り、再戦を誓って少年と別れる。うむ、なかなか充実した時間であったな。それと、もう一ついいことがあった。夢中でレースをする内に、なぜだか知らないが風邪が治ってしまったのだ。うーん、なんかいい加減すぎないかオレの体。


1999.06.18 (金)
 
<<本日のお題:天しる地しる人のしる>>
 

私は毎朝、缶入りの野菜ジュースを飲んでいる。1本で1日分の緑黄色野菜が摂れるというヤツだ。まあ、そういう摂取の仕方って、何かしゃらくさい感じがするけど。

で、今日も1本買って、飲む前に缶に書かれている原材料名とかを読んでいたのだが、そこにちょっと気になる言葉を発見してしまった。

「果汁 45% 野菜 55%」

・・・・やさいじる

んーむ、他に言い方がなかったのだとは思うが、それにしてもやさいじる。野菜ジュースとか、野菜スープなら何ともないのに、野菜汁と聞いた途端、飲む気が急激に失せていくではないか。むう、恐るべしの言霊。言わゆるしる魔術」だな。←ソレは「白魔術」。←0点。

汁の言霊を示す例は他にもある。スポーツで「この勝利は、みんなの血と汗と涙の結晶だ!」とか言うと感動的だが、「この勝利は、みんなのいろんなの結晶だ!」では、せっかくの勝利がだいなしではないか。おお、スゲエ威力だぜ汁!

あ?でもアレだな。同じ汁って言葉を使っていても「味噌汁」とか「けんちん汁」とかはイヤな感じがしないよな。となると何が原因なんだろう?うーん・・・・(考えている)・・・・「野菜汁」という言葉に聞き慣れない、あるいは耳慣れない響きがあるからかな?

例えばだ。「けんちん汁」はオッケーだけど、これが「けんちゃんだったら飲む気がするだろうか?たった1文字違うだけなのに。うむ、やはり耳慣れない響きがあるとイヤな感じがするのだな。何となく根本的な所に間違いがあるような気もするが。そもそも何なんだけんちゃん汁って。

あ、しかし「青汁」は聞き慣れてるけどイヤな感じだ。むう、この説もダメか。ああ、もう何が何だかわからない〜。(T-T

でも、たった一つだけ確かなのは、世の中にこれほど真剣に「汁」について自問自答してるヤツはいないって事だな。そう考えると、ちょっとスゴイぞオレ!←威張るな。


1999.06.17 (木)
 
<<本日のお題:スペースマニア>>
 

今日も今日とて蒸し暑い。ビンボーな我が事業部では、経費削減の嵐が吹き荒れているため、なかなかクーラーの電源が入らない。入ったら入ったで、職場の権力を握っている寒がりのベテランOLが、情け容赦なく温度を上げるし。

ぬうう、許すまじ。こうなったら実力行使だ。喰らえ!怒りのテレパシー!! ←口で言えよ。

まあ、そんなこんなでグッタリしながら仕事。それも人の作ったワープロ文書のリライト。これがまた、うんざりするほど大変なのだ。

まあ、文章をわかりやすく手直しするのは、それなりに楽しいからいいのだが、問題は複雑なレイアウトを摩訶不思議なテクニックで実現していることだ。

例えば表を書くのに表機能を使わず、わざわざ文字位置をスペースで合わせ、さらに作図機能を使って罫線を引いている。おまけにプロポーショナルフォントを使ってるもんだから、文字位置が微妙にズレてるし。

そんな調子で、何ページにも渡ってレイアウトの異なる表が並んでいるのである。作成にかかった手間を考えると目眩がするほどだ。ひょっとしてスペース打つのが趣味ですか?

んで、そういうムダな労力を使って書かれた文書の内容が「文書の電子化による業務の効率化だったりするわけで。んーむ、ある意味自爆ギャグかも。笑えないけど。


1999.06.16 (水)
 
<<本日のお題:ブラッドベリに捧ぐ←迷惑>>
 

銭湯に行ったら、観音様の刺青をしたヤクザのおじさんがいた。実に見事な刺青で観音様も美しいのだが、いささか気になるのは、おじさんがやたらに日焼けしていることだ。結果として観音様も妙に色黒になってしまっているのだな。言うなればコギャル観音。あるいはアフロ菩薩。何だかあんまり救済されたくないって感じ。

でまあ、ヤクザの刺青といえば、この観音様を初めとして「竜虎」とか「唐獅子牡丹」辺りが定番なわけだが、20世紀も終わろうとしている現在、そろそろ新しいパターンも欲しいところである。

となれば、やはりここはオタク系刺青」しかないであろう。なんで「しかない」のかは企業秘密だが。まあ、インテリヤクザがいるんだから、オタクヤクザがいたって不思議はない、つーかいるに違いない。←根拠のない断言。

観音様の代わりにベルダンディ、竜虎の代わりにビーストウォーズ、唐獅子牡丹の代わりにギャレオン。後はそうだねえ、「背中(せな)で吠えてる暴走初号機なんてのも粋だよな。「俺の顔は見忘れても、この『カードキャプターさくら吹雪』を見忘れたたあ言わせねえぜ!」とかな。

シリーズ物のキャラを使った曼荼羅もいいかも。セーラー戦士曼荼羅とか、ガンダム曼荼羅(ヒゲ含む)とか。しかし、究極はやはり「東映戦隊曼荼羅」だろう。想像するだけで壮観だ。おまけに毎年彫り足さなきゃならないしな。

ちなみに、私が彫るならアレだな。「獅子に跨った三悪トリオ」で決まりだ。

コレがホントの「唐獅子ボカン・・・って、体張ってまでダジャレを言うなっ!←しかもすべってるし。

 

(久々に)本日のツボ:じゃじゃ馬グルーミン★UP! 19巻の表紙


1999.06.15 (火)
 
<<本日のお題:蒸し蒸し大行進>>
 

何か急に蒸し暑くなってヘロヘロ。会社に行く途中の電車で疲れてしまい、思わず終点(八王子)まで乗って行ってしまおうかと考える。そんでもって高尾山でサルをぼ−っと眺めるのだ。ああ、何て怠惰で甘美な1日の過ごし方なんだろう、うっとり・・・。

しかし、そんな私の夢想は、同じ電車に乗り合わせた上司によって破られた。半ば引きずられるようにして会社に連れて行かれる私。ああ〜サルが私を呼んでいるのに〜。

んなわけで、ヒイヒイ言いながら仕事。昼休みには談話室でぐったりしながら、同僚とへっぽこな会話を交わす。

 「あー・・・蒸し暑いねえ。」

同僚「そうっすねえ、梅雨入りしちゃったし。」

 「こう蒸し暑いと、思わず仏門に入りたくなるよね。」

同僚「へ?思いっきり脈絡がないっすね。いつものことだけど。」

私 「いや、ちゃんと根拠はあるぞ。何しろ梅雨だけに・・・」

同僚「梅雨だけに?」

私 「しっけ(出家)が増えるでしょう・・・ちゅうてね。」

同僚「・・・・・ってもいいですか?」

つーことで、ますます脱力した同僚は、午後は仕事にならなかったそうな。どっとはらい。


1999.06.14 (月)
 
<<本日のお題:動じない男>>
 

6/12の日記をアップ。

朝、会社に行く途中でコンビニに寄ったら、私のお気に入りである「チキンカレーロール」がなくなっていた。いや、売り切れとかそういうことではなく、品物そのものが店から消えてしまったのだ。おおおお、何てことだ。大好きだったのに。

さらに、追い打ちをかけるように「午後の紅茶・ミルクティー」もなくなっているではないか。アレは私にとっての公式清涼飲料水だったのに。

なぜかは知らないが、私のお気に入りの品物は、すぐにコンビニから消えてしまう。どうでも良い物や嫌いな物はいつまでも売られているのに。そんなに私の趣味はマイナーなのだろうか?

いや、これはもしかしたらアレか?陰謀なのか?朝っぱらから精神的ダメージを与えることで、仕事をする意欲をなくさせ、ひいてはウチの会社の経営を悪化させようという、ライバルメーカーの恐るべき陰謀。

だが、そんな姑息な手は私には通じない。なぜなら私は、根本的に仕事をする意欲に欠けているからだ!言うなれば働かざることのごとし!鋼の平常心を持つ男なのである。

うははははははは、破れたりライバルメーカー!・・・って、コレはもしかして「試合にって勝負にけた」ってヤツですか?


1999.06.13 ()
 
<<本日のお題:知らない方が幸せなこと>>
 

6/11の日記をアップ。

例によって近所のスポーツセンターで汗を流した後に、ゲーセンで「デイトナUSA 2」をプレイ。やり込んだ甲斐があって、中級コースならほぼ確実にトップが取れるようになった。ふふふふふ、コレで「営団地下鉄東西線西葛西駅前暫定スピードキング補佐見習い」から補佐見習い」が消えたな。いずれにせよ称号としてはアレだが。

このゲームのハイスコア登録は、ちょっと変わっている。アルファベット三文字の名前と、誕生日を入力するのだ。この誕生日がパスワードになって、過去にプレイしたときの順位に応じたポイントが、どんどん加算されるわけである。

ちなみに私の取得ポイントは約2500。プレイ回数は、えーっと・・・66回!? つーことは、金額にすると・・・。 (絶句)

み、見なかったことにしよう。(汗)

夜になってから、昨日買ったミニカーやら本やらを、ヒイヒイ言いながら自宅へ運ぶ。んで、パソコンラックの上にずらずらとミニカーを並べて悦に入る私。んーむ、やっぱ1/43スケールは、サイズといい、デティールといい、コレクションに最適だな。値段もリーズナブルだし。えーと、1台○○○○円で、×台買ったから・・・・。(硬直)

き、気付かなかったことにしよう。()

後、古本屋で大量に買い込んだ車の模型誌の値段や、同じく古本屋で買った車関係のビデオの値段の事も考えない見えない聞こえない〜。<(T-T)>

ああ、とりあえず穴を掘って、その中で現実逃避しよう。墓穴だけどな。


1999.06.12 ()
 
<<本日のお題:逆襲の女神>>
 

神林長平の「グッドラック 戦闘妖精・雪風」を読了。前作が見事に完結していたこと、私の前作に対する思い入れがハンパでなく強いこともあって、いささか不安を感じていたのだが、いやー、全くの杞憂であった。

切れ味の良い刃物で切り出したような文章は相変わらず魅力的。零や雪風の変化、それによる両者の関係の変化もスリリング。ディスプレイを通じた零と雪風のやり取りなんか、鳥肌が立つくらいの素晴らしさだ。これはもう、前作を読んだ人は読む義務ありだ!(断言)

前作を読んでない人は、早川JA文庫から出ているので、まずそっち(「戦闘妖精・雪風」)を読もうね。博士からの。←営業妨害か。

しかしなあ、早川もさー、グッドラック出すときに前作をもっと増刷しろよなー。前作から何年たってると思ってるのか。まったく。

さて、グッドラックを読み終えたのは、実は地下鉄の中であった。ここ数日、ジュネーブに住む友人の所へ遠征していた衝動買いの女神様が、週末になって突然帰国。有無を言わさず私を引きずり出したのである。目的地は渋谷。目指すは某ミニカーショップである。

途中、方向音痴の神様(じじい)や、ど忘れの神様(じじい2)の妨害を受けつつも、何とか到着。こぢんまりとした店内には、大きいのから小さいのまで、数百台のミニカーが所狭しと並べられている。女神様は狂喜乱舞。私の理性も宇宙速度を突破したらしく、回収不可能状態。

気が付くと大きな手提げ袋を抱えている私。えーと、何やらいっぱい入ってるんですけど。(^^;

しかし、女神様は納得していない。目当ての「メルセデスCLK-GTR」が品切れだったからだ。手近のキャッシュ・ディスペンサーに私を蹴り込んで金をおろさせ、そのままPARCO PART1のホビーショップ「MARK」へ。

ここがまた凄まじく、並んでるミニカーの数は優に1000台を超えるほど。当然のごとくCLK-GTRもある。カラーバリエーションもある。ゼッケン違いのもある。もはや理性は物欲と対消滅だ。←非科学的。

気が付くと手提げ袋が2つに増えている。不思議不思議(ってオイ)。何台買って、いくら使ったかは、あえて書かないでおく。つーかもう忘れた。私ゃもう知らん。オチもないけど知らん。←ヤケになるなってば。


1999.06.11 (金)
 
<<本日のお題:野生の王国>>
 

仕事が相変わらず忙しくてストレスが溜まる。そんなわけで、ストレスを「LE MANS 24」にぶつける私。吠えろ俺のポルシェ911GT1!いや、俺のって言っても1回100円のレンタカーなんですが。あ、コンティニューするから1回200円か。

それにしても、このゲーム、優勝するのがやたらに難しい。常に自車と競り合うライバルカー(状況に応じて車が変わる)がいるんだが、コイツが卑怯なほど速いのだ。コースアウトしたところを抜いても、あっと言う間にとんでもない加速で抜き返して来るし。

一番とんでもないのはクラッシュしたとき。事故車に突っ込んだライバルカーは、高々と跳ね上がり、前方へ1回転して落下。そしてそのまま・・・何事もなかったかのように(スピードダウンもせずに)走り去るのだ。

初めてソレを見たときは、あまりの事に呆然とし、そのまま事故車に突っ込んでしまった。しかも私のポルシェは思いっきりスピードを落としてしまうではないか。うっきーっ納得いかーん!ぜえぜえぜえ。

そんなわけで、ストレス発散のつもりが余分なストレスまで溜め込む私。んーむ、難儀なことよのう。

と、にわかに後ろが騒がしくなる。振り向くと、女子校生が4人、通信対戦可能なF1のゲームをやっていた。華やかな嬌声が響く・・・と言いたいところだが、どっちかと言うとの咆吼」って感じ。

「うぎゃあ!」「どげっ!」「ぐげら!」「げはあ!」「・・・・殺す

こ、コワイよママン〜。(T-T

怯える我々(つまり周辺の全員)を一顧だにせず、十数分に渡る野生のサバイバルマッチは続いた。そして、晴れ晴れとした表情で立ち去る彼女たち。明るい会話が響く。

「ところでさあ、○○君にはもう言ったわけ?」

「えーっ、そんなの言えるわけないじゃん。ずかしいしー。」

「××子なら平気で言いそうだよね。」

「あー、だってアイツ知らないもん。」

「ねー。」

恐らく、そこにいたほとんどの人間が、心の中で突っ込んでいたに違いない。

お前らが言うなっ!」と。(^^;


1999.06.10 (木)
 
<<本日のお題:シャチョー>>
 

何だか急に仕事が忙しくなった。割と大掛かりな仕事を始めた途端、細かい(しかし急ぎの)仕事が続けざまに飛び込んで来たのだ。これはアレだな。奇妙愛博士の法則・その1「幸福は一人でしか来ないが不幸は友達を連れてくる」というヤツだな。

しかし、忙しいときこそ息抜きは大切だ。私の場合、息抜きといえば読書である。昼飯を食べながら、肩の凝らない本を読むのだ・・・って、おや?

いつものようにカバンから本を出そうとして、私は大変な失敗をしたことに気づいた。うっかりして本を入れ忘れてしまったのだ。んーむ、やはり奇妙愛博士の法則その1は正しかったなあ。感心してる場合じゃないけど。

おお、いかん。読めないとなると、急に気持ちがイライラしてきた。私はいわゆる活字中毒であり、常に手近に本がないと禁断症状が起きるのだ。具体的に言うと、いきなり「ばかうけ!」とか「どっちらけ!」とか叫んだり・・・って、ソレはドン症状。←余裕あるのか?

とにかく読めれば何でもいいと、机の周りを漁る私。すったもんだの末にようやく見つけたのは、ウチの会社の健康保険組合が発行している冊子であった。以前、配られたときに読まずに放り出しておいたものだ。

まあ、この際贅沢は言ってられない。しかし、さっそく読もうとして、私は思わず固まってしまった。なぜなら、その冊子の表紙にはデカデカと「特集:トップヘルスと書かれていたからだ。

うーん、いつからウチの保険組合はナイタイマガジン」を出すようになったんだろう?しかも特集タイトルの後ろには、社長の名前が書かれてるし。いやあ、お盛んですな社長。←オイ

さらによく見ると、その下には連載エッセイ白衣本音が。なんか淫靡な響きを感じるぞ。かてて加えて今回のタイトルは好き」だ。バババ、バイアグラか?そうなのか?バイアグラ社長トップヘルスなのか〜っ!?←落ち着け。

そこまで妄想して、私はその冊子を読むのを止めた。こーゆーものは意図的に誤読したまま妄想にふけった方が面白いに決まっているからだ。妄想ネタがあれば禁断症状もしのげるし。

そんなわけで、本を忘れたおかげで私は充実した昼休みを過ごせたのであった。


1999.06.09 (水)
 
<<本日のお題:合法的変○>>
 

会社の帰りに銭湯へ。脱衣場に入ると、何やら不審な行動をとっているオッサンを発見。小太りで髪がだいぶ淋しくなったオッサンなのだが、しきりに誰もいない方へ向かって手を振っている。

ひょっとして電波系か?と思ったのだが、よく見ると天井に取り付けられた監視カメラに手を振っているのだった。まあ、それでも十分にヘンなんだが。

とは言え、日記に書くほどのネタではないな、と思ったとき、オッサンはおもむろに服を脱ぎ始めた。あ、いや、銭湯なんだから服を脱ぐのは当たり前だ。しかし、脱ぎ方が一風変わっている。りながららすようにして脱いでいるのだ。監視カメラに向かって。

その踊りをどう形容したらいいのだろう?一番近いのは、かつて「俺たちひょうきん族」で片岡鶴太郎たちがハゲヅラを付けて踊っていた「ピヨコのダンスだろうか。いずれにせよ面妖な光景である。言うなれば妖怪「銭湯ストリップおやじ」

んで、呆然と眺めている内に気付いたのだが、監視カメラの映像は番台のモニタに映し出されており、そこには今、この銭湯の奥さんが座っているのであった。

んーむ、してみるとこのオヤジのやってることって、全裸にトレンチコートの露出狂と大して変わらないのでは?違いがあるとすれば、場所が場所だけに逮捕はおろか、クレームもつけられないってところか。まさか「お客さん、こんなで服を脱がないでください」とは言えないもんなあ。

全くもって狡猾だ。単なるバカである可能性も否定できないが。しかしこのやり方は、世の露出狂志願にとっての福音たり得るのではなかろうか・・・って、煽るなよオレ。


1999.06.08 (火)
 
<<本日のお題:超小ネタ日記>>
 

トップページに書いた、「社会派ウルトラマン純文学・ティガ海峡」の続編のタイトルを考える。←仕事中に。

あれこれ悩んだ末に思いついたのが、「ウルトラマン宗教小説・ウルトラマン ガイアナ人民寺院」というもの。しかし、コレがトップページにどーん!と載ってるのもいかがなものかと思い直し、ここに書くことにした。

んで、改めて考えようとしたのだが、まるで思いつかない。それどころか、頭が「ガイアナ・モード」に入ってしまったらしく、そっち方面のダジャレばかり次々に思い浮かぶ始末。「宗教少女ガイアナいぱねま」とか「自○戦隊ガイアナン」とか「オ〜 プリーズ ステイ バイ ミー♪ ガイアナ〜」とか。←歌うな。

うーん、いっそのこと、そういう方面の宗教替え歌でもシリーズ化するかな。例えば「ボヘミアン」のメロディで。

(前奏)ちゃらっちゃちゃっちゃ〜♪ ラエリア〜ン

・・・・ダメダメっすか?(^^;;


1999.06.07 (月)
 
<<本日のお題:巴里の日本人>>
 

職場の同僚(女性、二児の母)の所に書類を持っていったときのこと。机の上にチューリップの形をした、木製の卓上型ペーパークリップを発見。ま、それ自体は別に珍しい物じゃないんだけど、一味違うポイントが。チューリップの花の部分に、マジックで黒々とのとはんとうと書かれているのであった。

しばしその文字を見つめて固まる私。能登半島はチューリップの産地だったっけ?あるいはコレには何らかの形而上学的な意味が隠されているのか?とりあえず本人に訊いてみよう。

同僚「あ、コレ?いや、能登半島に家族旅行で行ったときのお土産なんだけどさぁ。ほら、どこにも能登半島って書いてないじゃない?せっかく行ったのに、それじゃ記念にならないから自分で書いたの。

そ、そうっすか。(^^; なんつーか、前向きというか、豪快というか、大雑把というか。あまりに迷いのない発言に「最初っから地名入りの土産を買えば良かったのでわ?」という言葉すら言い出せない私であった。

んーむ、しかしコレは良いアイディアかも知れない。せっかくだから、私も真似することにしよう。何年か前に発作的に登ってきた東京タワーのお土産(プラスチックに金メッキのタワー、温度計付き)を取り出して、マジックでもって・・・・えっふぇるとうっと。

ああ、こうしてエッフェル塔のお土産を見ていると、次々に甦るパリの想い出・・・。凱旋門、ムーラン・ルージュ、人形館。カフェオレ、クロワッサン、フランス人形焼。シャンソン、ケ・セラ・セラ、モンパルナス音頭。ジュテーム、モナムール、ベランメエ・・・って、記憶の捏造にも限度がありますか?


1999.06.06 ()
 
<<本日のお題:散ってまた咲く花のよに←菊>>
 

昼近くまで爆睡した後、部屋の掃除。私の愛車キャニスターCLK-GTR(ウソ)が、甲高いエキゾースト・ノイズを響かせる。全開のままテールを滑らせてコーナーを抜け、的確なライン取りでサーキット(ヨコハマ・ロクジョウマ・スピードウェイ)を駆け抜ける。テクニカルなパソコン・ラック・コーナーも、ホンノヤマ・シケインも難なくクリア。そして、ゴーーーールッ!! ああ、キレイになった。

さて、部屋が片づいたところで、今度はプレステでR4(リッジレーサー・タイプ4)をプレイ。昨日買ったジョグコン(コントローラ中央にハンドルの役目をするジョグダイアルが付いている)を試してみたのだが・・・む、難しい。

ダイアルに全く遊びがない上に、センター位置が感覚的に把握しにくいので、まっすぐ走るだけでも一苦労だ。フラフラ走って、あっちこっちにガンガン激突。酔っぱらいかオレは。サーキットの大トラと呼んでくれ。

慣れれば何とかなるだろうと頑張るが、やればやるほど下手になる感じ。悲しくなってきたので、中断してデモを鑑賞。んーむ、今に見てろよ。

復讐戦を誓いつつ、洗濯をしにコインランドリーへ。洗ってる間に昼飯を食べ、洗い終えた洗濯物を乾燥機に放り込んだところで銭湯へ入る。流れるような手際だ。さすがに一人暮らし20のベテランであることだなあ。なんか言って虚しいものがあるが。

まだ空いている湯船に浸かって、ぼへーっとくつろぐ私。と、妖しげな二人の青年が中に入って来た。友人同士のスキンシップにしては過剰くっつき方。おお、ここしばらくご無沙汰していたが、アレはまさにブェノス君とアイレス・・・・あれ?

アイレス君じゃない!?

まさかと思ってよく見てみるが、顔といい、身体的特徴(あえて具体的指摘はしない)といい、明らかに別人だ。むむむ、何があったんだ あの2人に。

常に密着して行動していた2人、お互いに(不必要なほど念入りに)体を洗いあっていた2人。パンツの交換すら辞さないと宣言していた2人。嗚呼、それなのに。おそらくは、余人には伺い知れない愛憎のドラマがあったのだろうなあ。

はっ、しかし困ったぞ。2人合わせてブェノス・アイレスだったのに、相方(ってオイ)が変わってしまっては、そう呼べなくなるじゃないか。その辺の問題もちゃんと考えてくれないとなあ。←無理難題

んーっと、んーっと、とりあえずブェノスタルデス君(暫定)」と呼ぶことにしよう。もっといい名前を思いついた人がいたら、私までメールしてくれたまえ。何も出ないが。


1999.06.05 ()
 
<<本日のお題:物欲暴走>>
 

過去の日記にも何度か書いたが、最近レースゲームにハマっている。とは言え、どんなゲームでもオッケーと言うわけではない。純正ペーパードライバーでヌルゲーマーな私であるからして、ポイントは爽快感とスピード感だ。だから、「サイド・バイ・サイド」みたいに妙に実車に忠実なゲームより、「デイトナUSA (1 & 2)」や「LE MANS 24」みたいなゲームの方が好き。

特に、スピード「感」に関しては、「デイトナUSA (1)」はピカイチだと思う。ドリフトの仕方がものすごくヘンなんだけど。

まあそれはともかく、私の中ではレースが、特にストックカーやGTレースが俄に盛り上がってるわけだ。ついこの間までビスマルク〜!」とか高雄〜!」とか言ってたくせに。我ながら飽きっぽいとゆーか、節操がないとゆーか。

で、盛り上がった場合に必ず現れるのが、毎度お馴染み「衝動買いの女神様」である。今回はレースクイーンのコスプレでご降臨。よく見るとコスチュームにローマ字で「BUTSUYOKUと書かれている。

女神「うふふふふふ。ゲームをより楽しむためにも、レースや車に関する知識を深めておく必要があるわね。」

 「そ、そういうもんでしょうか?」

女神「当然よ。さ、まずは神田神保町に行くわよっ!(バシバシ)」

 「痛い痛い痛い。パラソルで殴らないで〜(T-T」

そんなわけで、神保町の本屋街を物色する私。しかし、幸か不幸かGTレース関連の本は数が少ない。ストックカーに至っては皆無である。あちこち探して、ようやく「Sports-Car Racing Vol.1 〜 3」と「ミニチュアカー大図鑑」という本を買う。

女神「・・・・物足りないわね。」

 「(ぎくうっ!) いや、十分だと思いますが。『戦闘妖精雪風』の1冊目も買い直したし。」

女神「ダメ。だいたい本の写真はしょせん2次元。やっぱり3次元の資料も必要よ!というわけで、ミニカーを買いなさい!!」

 「ひいいいっ!」

かくして、パラソルの先端で後頭部をグリグリされながら、上野のオモチャ屋へ。トミカサイズの小さな物から、1/18スケールの巨大な物まで、様々なミニカーが並んでいる。

何とかしてデカイのを買わせようとする女神様をなだめすかし、散々悩んだあげく、1/43の「ポルシェ956K 1984」と、「ポルシェ911GT1 LE MANS 1997」の2台を購入。あえて価格は言わないが、決して安くはない。

しかも、下の階に降りたところがゲーム売場で、はっと気付いたときには「リッジレーサー・タイプ4」と専用コントローラ「ジョグコン」を買っている私。女神様の高笑いが響く。うううう・・・。

そんなこんなで、総額○を消費して、物欲フルスロットルな土曜日は終わった。しかし、安心はできない。女神様が「ミニチュアカー大図鑑」見ながら、いや〜な笑みを浮かべているからだ。

だがとりあえず今は、買ったミニカーで遊んで、現実から逃避する私であった。

わ〜い、ぶろろろろろろ〜・・・って、ソレでいいのかオレ35歳。(^^;


1999.06.04 (金)
 
<<本日のお題:小ネタ二題>>
 

朝、目覚まし代わりにしているラジオを聞いていたら、アルミサッシのCMで忌野清志郎がコントをやっていた。奥さんに「出ていかないでくれ〜」と泣きついた挙げ句、自分が追い出されるダンナの役。何だかちょっと泣きたい気分になる。

通勤電車でホクロ毛のオジサンを探すが見つからない。残念なような安心したような。その代わりと言ってはなんだが、コンビニ弁当のご飯に、ワンカップ大関をぶっかけて食べているオヤジを発見。んで、食べる合間にさらに酒を飲んでいる。

「カカアがよっ。『酒ばっかり飲まないでメシもちゃんと食え』ってうるせえからよっ!」

訊かれてもいないのに、隣のOLに家庭の事情を説明するオヤジ。んむ、なかなかアクロバティックな拡大解釈であるな。

そう言えば、以前会社の先輩が、休み時間にまんじゅうを貪り食っていたことがあった。何事かと思って訊ねると、「医者がまんじゅうを食えと言った」のだそうだ。

だが、はっきり言ってその先輩はかなり太っている。医者がそんなアドバイスをするのは不自然だ。そう思って詳しく話を聞くと、医者の実際のアドバイスはこうだったらしい。

「洋菓子はバターが多く入っているので良くない。どうしても食べたければ、まんじゅうのような和菓子にしなさい。」

そんなわけで、自分は医者の言いつけをちゃんと守っているのだ、と胸を張る先輩。うーんうーん。(^^;

まあ、これはアレやね。「他人に言われたことの大半は、自分に都合のいいように歪められる」という生活の知恵だね。言うなれば、お婆ちゃんの知恵袋。

ただし意地悪婆さんだけどさ。


1999.06.03 (木)
 
<<本日のお題:異色妄想短編小説的日記>>
 

会社へ向かう電車の中で、ふと違和感を感じた。何か、とても奇妙なものを見たような気がしたのだ。

それが何なのかを確認するために、ゆっくりと周囲を見回すと・・・いた。

私の斜め前に、一人の中年男性が立っていた。年齢は40代半ばといったところで、スーツの襟には某電器メーカーの社章が留めてある。何の変哲もないサラリーマンだ。ただ一点を除いて。

彼の顎にはホクロがあった。口の斜め下の辺りで、かなり大きい。そしてそのホクロから、長さ5cmはあろうかというが生えていたのだ。

そんなものは珍しくないと思うかもしれない。だがその毛が、地面と平行に、まっすぐ前に向かって伸びているとしたらどうだろう?少なくともそれは、私の目を釘付けにするほどの視覚的インパクトを持っていた。

良く見ると、その毛(以後「ホクロと呼ぼう)は1本ではなく、数本の毛がまとまったものであることが判った。根元から先端に向かってぴったりと揃って伸びている。揃い過ぎていると思えるほどに。

そう、揃い過ぎている。自然に伸びたホクロ毛が、ああもまっすぐに揃って伸びるとは思えない。だとすれば、彼が意図的に揃えているのだ。

そう思う根拠は他にもある。それはホクロ毛の生えている場所だ。口のそばにあんな長い毛が生えていたら、いやでも目につくし、日常生活(食事とか髭剃りとか)のジャマになるはずだ。そして、抜くなり切るなりすれば、その問題はあっさり解決するにも関わらず、ソレはそこにある。

間違いない。彼はその毛を意図的に残しているのだ。いや、愛情を持って育てているといった方が正確か。

朝起きて、うっかりホクロ毛を剃り落とさないように慎重にひげを剃る。ホクロ毛の寝ぐせ(つくだろう、きっと)を直し、ポマードか何かで毛を揃え、入念に角度を整える。その光景が私の脳裏にありありと浮かぶ。

恐らく彼にとってホクロ毛はお守りのようなものなのだろう。幸せの黒いホクロ。伸びるほど幸運を引き寄せ、抜けるととても悪いことが起きるようなもの。

そこまで考えたとき、私をある衝動が襲った。それは私の中でみるみる膨れ上がっていった。

抜きたい・・・。

抜いてしまいたい。右手を素早く伸ばし、指先にホクロ毛を巻きつけて一気に抜く。そして、彼がどんな顔をするか、どんな反応を示すか見てみたい。

恐らく、彼は初め何が起こったかわからずに呆気に取られるだろう。驚いた顔をして私を見るはずだ。私の顔を、そして私の右手を。そこには長い毛が数本絡みついている。

彼はそれが何かわからない。自分にとってとても大事なものに似ているような気がするが、それを受け入れることができない。なぜなら、そんな事は起こり得ないし、起こってはならないことだから。

彼は自分を安心させるために、ホクロ毛に触れようとする。

ない。

慌てて何度も顎をさする彼。

ない。

鞄の中から、いつも持ち歩いている手鏡を震える手で取り出し、顔を映す。

ない。

絞り出されるようなうめき。驚愕。衝撃。そして疑問。

彼は信じられないという顔で私を見る。なぜこんな事をするのか、私が何をしたというのか、恨みがあるのか、と彼の目が問いかけてくる。

しかし私には答えられない。なぜなら理由などないからだ。あるのはただ「抜いてみたい」という衝動のみ。私の顔には困惑したような表情が浮かんでいるだろう。そして口元には曖昧な笑み。その笑みを見た瞬間、彼の中でなにかが切れる。

意味を成さない叫び。私に向かって伸びる手。喉に食い込む指。周囲の人々の驚きの声。苦痛。混濁する意識。彼の血走り、涙を浮かべた瞳。暗黒。告別式。三面記事。

このたびはとんだことで。さぞお力を落しでしょう。まさかこんな事になるなんて、恐い世の中ですねぇ。ところで何が原因で・・・は?今、何とおっしゃったんですか?・・・・

うぉ、いかんいかん。

我に返った私は、とっさに左手で右手を押さえる。ホクロ毛を抜いたのが原因で絞め殺されたのでは、世間の笑い者である。会社が笑われるのは、まあにならないが、親兄弟が不憫だ。

油断すると勝手に動き出そうとする右手をしっかりと押さえつける私。先祖(注)の笑い声が聞こえたような気がする。

どうにか衝動に耐え抜いて、会社の最寄駅に降りた。悲劇は未然に防がれたわけだ。

しかし・・・と私は思う。

あの衝動を感じるのは私だけだろうか?他にもいるのではないだろうか?彼の同僚、上司、行きつけの床屋の親父、かかりつけの歯医者、そして家族たち。もし彼らの内の誰かが衝動に逆らえなかったら?

走り去る電車を見送りながら、私は彼の心の平安が乱されないことを、彼の心が壊されないことを祈るしかなかった・・・って、心がコワレてるのはむしろオレっすか?

 

:ストレンジラブ博士。意志とは無関係にナチス式敬礼をする右手を持つ。


1999.06.02 (水)
 
<<本日のお題:屍鬼こもごも←0.2点>>
 

昼休みに小野不由美の「屍鬼」を読了。しばし余韻にひたる。なんつーか充実感と虚脱感を同時に感じているような気分。読んでいる間は「早く続きが読みたい、でも読み終えるのはもったいない」という相反する思いにとらわれ、読後はずっしりとしたものが残る。んーむ、こういう作品にぶつかるから、読書はやめられないんだよなあ。

まあ、発売されてから1年近くたった作品について、今さらスゴイスゴイ言うのもアレなので、多くは語らないけど、人物描写の容赦のなさには戦慄すら感じたぞ。帯に書かれた京極夏彦のセリフじゃないけど、登場人物にも読者にも「逃げ場なし」って感じ。

とにかく、(私みたいに)まだ読んでない人がいるなら、ぜひ読むことをオススメする。でかくて分厚くて重いけど恐れるな。読み進む内に見る見る筋肉もつくし。言わば文武両道本というか知的ブルワーカーというか。

上下巻で5000円くらいするけど、それだけの価値はあるぞ。行け行け買っちゃえゴー!!・・・って、私は人から借りて読みましたが。(^^; ←ダメじゃん。


1999.06.01 (火)
 
<<本日のお題:非常にキビシイ今夜はブギーバック>>
 

会社の帰りに友人と電話でバカ話。昨日の宇多田ヒカルの話から2世タレントの話題になった。才能は遺伝するか、遺伝するとしたらどのような才能が遺伝しやすいのかなど、あれこれ話して盛り上がる。

しかし、そこは私の友人(注1)、真面目な話だけでは終わらない。おもむろにこんな事を言いだした。

「ほら、小沢健二も有名な指揮者の甥でしょ?えーとほら、あの人・・・小沢・・・小沢昭一

そりゃ、明日のココロだーっ!! (^^;;

んーむ、財津一郎と財津和夫を間違える人(注2)はいるけど、小沢征爾と小沢昭一を間違えるとは。タダ者じゃないな我が友よ。敵に回すと恐ろしいヤツ。←何がどういうふうに。

まあ、オレ的にはそーゆーセンスは大好きなので、ぜひそのままでいて欲しいモノである。本人は不本意だろうけど。

注1:この場合「類は友を呼ぶ」という意味らしい。

注2:で、どっちがどっちだったっけ?←オイ