大正6年創業時の丸尾温泉旅館
昭和初期の丸尾旅館



 丸尾温泉は文政2年(1819年)に発見されました。地元の湯治温泉として歴史重ね、明治後期には野島陸軍少将の別荘で利用されていたと言われます。大正6年、蔵前仁蔵がこの温泉を譲り受け丸尾温泉旅館を始めたのが旅行人山荘のルーツです。当時、今のみやまコンセール付近には広大な国立種馬牧場があり丸尾温泉は湯治客や牧場関係のお客様で賑わったそうです。昭和9年、日本で初めて霧島国立公園に指定されると丸尾旅館にも全国から観光客が訪れるようになり、当館には与謝野晶子、斉藤茂吉、野口雨情などの作品が残っています。その後新婚旅行ブームにわいた昭和43年、現在の地に移転して霧島プリンスホテルとなり、平成9年、名称を旅行人山荘と変え現在に至っています。







恵まれた環境に感謝して自然を大切にします

美しい霧島の自然を敬愛し、環境に配慮した植栽や省エネを心がけます。そのためにチームマイナス6%や「霧島ふるさと命の森をつくる会」などに積極的に参加します。

社会に貢献できることに感謝して信用を大切にします。

私たちが社会の一員であることに誇りをもち、新しい価値の創造をめざします。そして利益の1%は慈善事業団体に還元します。

お客様に感謝して親切な心を大切にします。


笑顔のある心豊かな仕事をします。お客様とともに喜びを分かち合い、幸せの輪を広げます。











 平成19年6月22日 旅行人山荘は大正6年の創業以来90周年を迎えました。
大正・昭和・平成にわたる歴史を経て今日を迎えることができましたのは、
皆様の温かいご支援とご指導の賜物と深くお礼申し上げます。

平成19年には創業90周年の下記のような記念事業をしました。







◎旅のエッセイ 旅行人山荘賞 

たくさんのご応募があり全員に記念品をお送りしました。


◎90年の歴史を映す写真展

当館には昭和初期に霧島に訪れた野口雨情や斎藤茂吉、与謝野晶子などの作品が残っています。それらの作品とともに90年の歴史を振り返る貴重な写真を掘り起こしギャラリーに展示しました。




   




◎記念植樹

樫の木はどんぐりの実をつけて小鳥や獣たちの大切な餌になります。
また霧島固有の蝶キリシマミドリシジミ(天然記念物)はアカ樫の木だけに棲息します。霧島の自然によく似合う樫の木をを90本記念植樹いたしました。





 



◎郵便ポストの復活

日中戦争の激化にともない昭和13年(1938)の国家総動員法により統制経済となり、郵便ポストも鉄製から木製やコンクリート製となりました。昭和20年の終戦より再び鉄製ポストとなってコンクリートポストはほとんど処分されました。8月14日 長い間使用せず保管してあったコンクリートポストを再び山荘玄関前で活用することになりました。


   




◎グランドピアノの設置

霧島国際音楽祭は霧島の夏の一大イベントに成長し、内外からたくさんの音楽家が集まります。その練習生に少しでも役に立てればと思いグランドピアノを設置しました。もちろん宿泊のお客様が演奏されたり、また旅行人山荘独自の演奏会にも使用します。



 


◎ワンパーセントクラブの創設

90周年を記念して1%クラブを創設し利益の1%を社会支援事業とします。
観光に従事する私たちにとって思いやりと親切な心こそが大切なサービスであり、
そこから生まれる利益をすこしでも社会に還元し喜びを分かちあえることを願っています。