トライデントプラウシェアズ報道発表
2001年8月4日

反核グループ,『ヘレンズバラ協定』に調印

本日,10の反核グループが『ヘレンズバラ協定』に調印したが,これは運動組織間の世界初の国際的協定であると思われる.

この協定は,「核兵器を非武器化する人民の協定」と記され,諸政府が法的に拘束力のある国際協定に基づく義務を履行しようとしないのに不満を抱いた活動家たちに由来するものである.第一に引用されるのは不拡散条約であるが,これは昨年ニューヨークで再検討され,諸政府はあらゆる核兵器の廃絶を明確に公約したにもかかわらず,何らの行動も取られていないのである.さらにヘレンズバラ協定は,1996年7月8日に出された国際司法裁判所の勧告的意見を直接に参照しているが,ここには「核兵器の威嚇若しくは使用は一般に国際法のルールに反することになろう」と述べられている(勧告的意見105節2E).イギリスは一貫して,少なくとも一隻のトライデント核弾頭搭載潜水艦をパトロールさせている.

協定は調印に加わるグループに対し,諸政府に核兵器を廃棄するよう迫ることによって,また関係者たちに彼らが核兵器の犯罪性について個人的に責任を有することを知らせることによって,そして核兵器に対する非暴力的な直接行動を取ることによって,核兵器廃絶のための地球的協働という形で運動することを義務付けている.さらに,調印者たちは,いかなる個別の国,人種若しくは宗教グループの優位性を前提とするような,人間性の善し悪しについての包括的な偏見を持ってはならない.(ヘレンズバラ協定のコピーはトライデント・プラウシェアから入手できる.)

当初の調印者は次の通りである.即ち,トライデント・プラウシェアズ,スコットランド社会党,フォア・マザー・アース,青年学生反核運動,スコットランド反核運動,反核運動キムルー,ヘレンズバラ反核運動,平和女性連(デンマーク),ファスレーン平和キャンプ,オンクル・フェルガート・ナイ(オランダ).より多くのグループが速やかに協定に加わることが望まれる.協定は,イギリスのトライデント基地から数マイルのヘレンズバラの海際で行われたセレモニーで調印された.協定に調印した後,各グループの代表者たちは,ファスレーン海軍基地から取ってきたフェンスの一片に象徴として切り目を入れた.

調印が行われたのは,クールポートでのトライデント・プラウシェアの2週にわたる非武器化キャンプ期間中であるが,これは8月11日まで続く.キャンプの間,これまでに32件の逮捕があり,トライデント潜水艦に対する2度の海上行動があった.

(真鍋訳)