トライデント・プラウシェアズ報道発表
2001年10月4日

トライデントの非武器化活動家釈放、陪審再度評決不能のため

トライデントの非武器化活動家のロゥジィ・ジェィムズとレイチェル・ウェナムは、今日マンチェスター刑事裁判所から釈放された。陪審が彼女らに対する告発に対する評決に到達できず、また、政府側が再審を求めないことを検察側が確認したからである。

ロゥジィとレイチェルは1999年2月1日、当時バロー・イン・ハーネスでドック入りしていた英国海軍のトライデント型核武装潜水艦「ベンジァンス」(訳注:復讐を意味する)まで泳いで行って乗り込んだ。彼女らは横断幕を掛け、ペンキでスローガンを書き、司令塔の試験装置を破壊した。彼女らの最初の裁判は、検察側が、実行された破壊に対する理に適った金額査定を算出することができなかったため、失敗に終わった。昨年終了した2回目の裁判は、ペンキでスローガンを書いたことに関連する軽い罪に対しては無罪釈放となり、より重大な破壊犯罪に対する告発については陪審の意見がまとまらなかった。裁判での政府側出席者の一人は、彼女らの行動が「ベンジァンス」の予定を一月間遅らせたことを認めた。被告側の弁護団は、彼女らが、トライデント核兵器システムによって引き起こされた脅威による必然から行動したのだ、と主張した。

レイチェルは、「私はすごいと思った、これはすばらしい結果だ。少なくとも3人の人(あるいはもっと多いかも知れない)が、私たちの行動は正当であり、あくまでもそれを主張していると理解している、ということがわかったのは朗報だ」と語った。

トライデント・プラウシェアズのメンバーの一人ジェーン・タレンツは、「どんな判事でもレイチェルとロゥジィに有罪を宣告するとはとても想像できなかった。彼女らがやったことは周到に考慮され、誠実にしたがっており、なにゆえに行動したのかもきわめて明白だ。このキャンペーンの初めの日々に立ち返る彼らの行動は、すばらしい精神の高揚を私たちにもたらし、まったくの勇気と強い印象を与えるモデルであった。この裁判は、私たちが抑止政策と呼んでいる政策の影に潜む狂気の暴力---それが引き起こすかも知れぬ潜在的大虐殺のことを考慮することなく戦争へのオプションを目指す思慮の足りない戦争準備がなされているこの頃、非常に悲惨に例証されている暴力---を白日のもとに曝したのだ」と語った。

裁判が終わった時に、トライデント・プラウシェアズの支持者たちは、このキャンペーンが2001年のライト・ライブリィフッド賞(もう一つのノーベル賞として知られている)を受賞し、12月にスエーデン議会で表彰される、ということが伝えられた。この受賞は、「核兵器の世界を終わらせるために奉仕する、道義にかなった明快な非暴力直接行動のモデル」としての栄誉を、このキャンペーンに与えるものである。彼女らの想像力豊かなキャンペーンが核兵器の不法性を際立たせている。(K)