(参考資料)
決議番号97-032
米国サンタバーバラ市の「核廃絶2000」市議会決議
◆ 核兵器が、文明、種としての人間、そして生命そのものに、継続的脅威であり続けているがゆえに、
◆ 核の時代を通して、都市は核兵器の第一の標的であり続け、そして今なお核兵器の大量破壊効果に対し無防備のままであるがゆえに、
◆ 核兵器の開発や維持は、今なお一年に何十億ドルも費やし、極端に高い費用がかかっており、これらの資源は、われわれの都市の基盤整備、市民の健康と福祉への援助、そして環境の質の保護や促進に利用されたほうがはるかに有効であるがゆえに、
◆ 公然たる核保有国5ケ国(合衆国、ロシア、連合王国、フランスそして中国)が、1995年5月の核不拡散条約再検討延長会議で「核兵器廃棄という究極的目標の下に、核兵器の世界的な削減のための系統的で前進的な努力」を追求することを約束したがゆえに、
◆ 1996年7月に、国際司法我判所が全会一致で「厳格で効果的な国際監視の下でのあらゆる分野にわたる核軍縮につながるような交渉を誠実に行い、完了させる義務がある」と判決を下したがゆえに、
◆ かつて米国の全戦略核戦力に責任を負ったリー・バトラー退役空軍大将が、核兵器を「本質的に危険で、あまりに高価で、軍事的に非効率で、人道的に許されない」と呼んだがゆえに、
◆ 冷戦の終結が、核時代を終結させるこれまでにない機会、現在そして将来の世代に村する責任を全うする機会、を提供しているがゆえに、
いま、それゆえ、サンタバーバラ市議会によって以下のことが決議された。
1.サンタバーバラは、自らを非核地帯として宣言し非核地帯の世界全体への拡大を支援する。
2.サンタバーバラは、すべての核兵器を臨戦態勢から解除し、すべての核弾頭を運搬手段からとり外し、そして核兵器国がこれらの兵器の第一不使用に無条件に同意することを要求する。
3.サンタバーバラは、すべての核兵器保有国に村し、すべての核兵器を来世紀の早い時期に禁止し廃棄する核兵器禁止条約の交渉の即時開始、そしてこれらの交渉を2000年までの締結を要求する。
4.サンタバーバラは、この決議文の写しを、合衆国下院議員、合衆国上院議員、そして大統領など、この自治体の選挙で選ばれた代表に送ることを命ずる。
1997年3月18日採択