入 院 中 の 日 記 −2−

手術当日と翌日

98年12月22日(火曜日) 手術当日

(この日の記憶は曖昧なので、夫のメモをもとにしてあります。)

  • 6:00……浣腸(これが、一番嫌で、情けなかった。)
  • 8:10……看護婦さんが体を拭いてくれて、手術着に着替える。
  • 8:30……ストレッチャーが病室にくる。基礎麻酔の筋肉注射。体温血圧測定。
  • 9:00……手術室へ入る。家族は待合室で待機。夫・両親・妹
  • 11:05…終了の知らせ。面接室で、摘出物を見る。

    先生からの説明

    手術は予定通り、1時間程で無事完了。出血量も少なく、輸血はしなかった。 摘出したものには、触診では硬いものもなく問題ない。

    摘出したものの病理検査をして、ガンの広がり等を調べる。 病理の結果次第で、リンパ節郭清も有り得る。子宮筋腫の手術は、病理検査の結果により、婦人科と打ち合わせる。

  • 11:15…病室に戻る。麻酔は覚めていて、話もできる。
  • 11:30…痛みを訴え、痛み止めの注射を打つ。

筋肉注射は、すごく痛い。でも、この基礎麻酔で、けっこうボーッとなる。ずうっと意識あったはずなのに、後から考えると、記憶がブツブツと途切れている。

苦しい苦しいと、叫んでいる自分の声と、痛い痛いと、これまたわめいている自分の声で、麻酔から覚めた。

先生が、手術終わったよと、声を掛けてくれたのも、記憶にある。

病室に戻って少ししたら、先生が様子を見に来てくれた。
本当に手術したのかなぁと、思うくらいあっけなかった。

午後からずっと、夫や母と話をしていた。おしゃべりばかりしていて、少し眠れと言われてもちっとも眠れなかった。
夜になると、背中や腰が痛み、傷も痛くなったので、もう一度痛み止めの注射をする。


12月23日 手術の次の日

朝、体をきれいに拭いてもらい、手術着から、パジャマに着替えさせてもらった。喉が渇いて、唇もかさかさになってしまった。
お昼前に先生の回診があり、酸素マスクや、尿のバルーンが取れて、起きることができた。一人でトイレに行き、その後、4階の病室から1階まで、点滴を押しながら、レントゲンを取りに行った。

あんなに、手術前に悩んだり、泣いたりしたのに、昨日一日、麻酔でボーッとしているうちに、手術はすんでしまい、確かに私の身体に変化はあるはずだけど、ぜんぜんそんな事気にもならない。
あたりまえだけど、何にも私自身は変わってはいないんだと思い、不思議な感動を覚えた。

痛みもほとんど無いし、手術したことは、胸帯を巻いた胸を見ないと忘れてしまうくらい。とにかく、自分でもびっくりするくらい、心身共に、元気。