もうこれ以上リピーター医師を野放しにしておくわけにはいかないので公表する。

つくばセントラル病院での2度の業務上過失致死で、1週間で2度も書類送検された女性医師は 文 由美

筑波メディカルセンターでは業務上過失致死で書類送検、筑波大学付属病院では業務上過失傷害で告訴された医師は 福永 潔


辻 勝久
筑波大学医学専門学群 昭和58年卒

阿竹 茂
筑波大学医学専門学群 平成 1年卒

文 由美
筑波大学医学専門学群 平成 1年卒

福永 潔
筑波大学医学専門学群 平成 3年卒


水戸地検 嫌疑不十分で医師を不起訴処分


 2006年3月3日 読売新聞


「術後良好」実は腹膜炎転院時双方見落とす
「90%大丈夫」説明あったのに…

 「治っていたはずの早期がんなのに――」。2002年暮れ、早期の胃がん手術を受けた土浦市内の男性会社員(当時47歳)が担当の医師たちのミスで腹膜炎にかかり、死亡していたことが2日、県警の調べで分かった。医師はいずれも刑事責任を問われたが、残された妻の悲しさと悔しさはやはりまだ晴れてはいない。

 県警によると、かつて筑波メディカルセンター病院(つくば市)に勤め、手術を執刀した男性外科医(39)と、転院先のつくばセントラル病院(牛久市)の女性外科部長(42)の2人が業務上過失致死容疑、またセンター病院に勤めていた男性麻酔科医(35)が業務上過失傷害容疑で書類送検された。

 3人のうち、外科医は手術後、患者の血液検査で血清中のたん白が異常値を示すなど、縫合不全による炎症の疑いを認識しなければならなかったのに、適切な処置を取らなかったうえ、外科部長に「術後は良好」などと伝え、腹膜炎で死亡させた疑い。

 外科部長は患者の脈拍数などに異常があったのにもかかわらず、引き継ぎをうのみにして必要な検査を怠り、腹膜炎を悪化させ、死亡させた疑い。

 容疑について、男性外科医は「検査結果に異常はあったが、忙しさもあり、引き継ぎの際に失念した」、外科部長は「良好という言葉を信じきっていた」とどちらも過失を認めているが、死亡との因果関係については否認し、麻酔科医は認めているという。

 会社員の妻によると、02年12月26日の手術前、筑波メディカルセンター病院で外科医に「早期の胃がんなので、90%大丈夫です」と説明された。それが手術後、下半身にまひ症状が。

 年が明けて1月6日、転院先のつくばセントラル病院で亡くなった。手術からまだ11日しかたっていなかった。司法解剖の結果、死因は腹膜炎と分かった。

 「なぜ夫は腹膜炎なんかに」。妻は強い疑問を持つようになった。本を読んだりして必死に勉強し、医療ミスとの確信を深めていった。妻は「仕事も充実していたし、天国の夫もまさか死ぬとは思っていなかったはず。早く真相を知りたい」と遺影に向かって話していた。

 筑波メディカルセンター病院はホームページで「亡くなられた患者さまとご家族の皆さまには哀悼の気持ちをささげます。関係者の皆さんにもご迷惑をかけ、申し訳なく思っています」との院長のコメントを発表した。

 つくばセントラル病院は取材に「担当者が不在で、コメントできない」と答えた。

「術後は良好」うのみで患者死亡…医師3人を書類送検

 茨城県の病院で胃がん手術を受けた同県土浦市の男性患者(当時47歳)が転院後、死亡し、県警捜査一課と竜ヶ崎署は2日、医師のミスが重なったとして筑波メディカルセンター病院(つくば市)に勤務していた男性外科医(39)と転院先のつくばセントラル病院(牛久市)の女性外科部長(42)を業務上過失致死容疑で、同センター病院に勤務していた男性麻酔科医(35)を同傷害容疑で水戸地検に書類送検した。

 調べによると、男性外科医は2002年12月に手術。血液検査の異常値で縫合不全による炎症の可能性を疑うべきなのに、女性外科部長に「術後は良好」などと伝え、外科部長は引き継ぎをうのみにして必要な検査を怠り、03年1月に腹膜炎で患者を死亡させた疑い。麻酔科医は手術の際の麻酔で脊髄(せきずい)などを傷つけた疑い。患者はこれが原因で下肢まひとなり、転院することになったという。

 外科医は「忙しさもあり、引き継ぎの際に失念した」とし、外科部長は「良好という言葉を信じ切っていた」と供述しているという。


 2006年03月03日 朝日新聞


2医師、医療過誤容疑で書類送検

 病院間の医師の引き継ぎが悪く、転院した土浦市の胃がんの男性会社員(当時47)を03年1月に腹膜炎で死亡させたとして、県警捜査1課は2日、「筑波メディカルセンター病院」(つくば市天久保)に当時勤務していた男性外科医(39)と、「つくばセントラル病院」(牛久市柏田町)の女性外科医(42)を業務上過失致死の疑いで書類送検したと発表した。2人は容疑を否認しているという。
 また、県警は同日、メディカルセンターに当時勤務していた男性麻酔科医(35)を業務上過失傷害の疑いで書類送検した。麻酔科医は、手術前に麻酔をする際、針で脊髄(せき・ずい)などを損傷させ、会社員の下肢をマヒさせた疑い。会社員は下肢マヒの治療のため、メディカルセンターからセントラル病院に転院することになったという。
 調べでは、メディカルセンターで早期の胃がんの手術が行われたのは02年12月26日。縫合が不完全だったため、手術後の血液検査で腹膜炎を疑わせるような結果が出ていた。会社員は同30日にセントラル病院に転院したが、執刀した男性外科医は「術後の経過は良好」と検査結果とは異なる情報を同病院に引き継いだという。
 さらにセントラル病院では、女性外科医が転院の際に必要な血液検査などを怠ったうえ、脈が通常より速いなど会社員に腹膜炎の症状が見られたにもかかわらず、03年1月3日から食事を出すなどして腹膜炎を悪化させ、同6日に会社員を死亡させた疑い。
 調べに、男性外科医は「(引き継ぐのを)忘れた」と話し、女性外科医は「(男性外科医を)信用していた」と話しているという。
 会社員の死亡に疑いを持った家族が女性外科医と話し合い、女性外科医が竜ケ崎署に連絡した。

 2006年3月3日 茨城新聞



胃がん手術で患者死亡 3医師書類送検 竜ケ崎署


 胃がん手術の術後管理を怠り男性患者=当時(47)=を死亡させたなどとして、竜ケ崎署と県警捜査一課は二日、業務上過失致死の疑いでつくば市の外科医二人を、業務上過失傷害の疑いで同市の麻酔医(47)を水戸地検に書類送致した。調べに対し、麻酔医は容疑を大筋で認めているが、外科医二人は容疑を否認しているという。


 書類送致されたのは、筑波メディカルセンター病院(つくば市天久保)の男性外科医(39)と男性麻酔医=肩書はいずれも当時、つくばセントラル病院(牛久市柏田町)の女性外科医(42)の三人。


 男性患者は二〇〇二年十二月二十六日、筑波メディカルセンター病院で胃がんの切除手術を受け、同三十日つくばセントラル病院に転院。翌年一月六日に腹膜炎で死亡した。
 調べでは、男性外科医は胃がん切除手術の際に縫合を十分に行わなかったほか、術後の血液検査で患者に異常が認められたことを知りながら適正な処置を施さず、転院の際には「術後経過は良好」などと女性外科医に引き継いだ。女性外科医も患者に腹膜炎の症状が認められたにもかかわらず、給食を始めて症状をさらに悪化させており、両者は互いの過失により患者を死亡させた疑い。麻酔医は手術前、患者の脊せき髄ずいなどを麻酔針で損傷させ、下肢まひの傷害を負わせた疑い。


 男性患者は胃がんの手術後に行われた血液検査で、炎症の度合いを示す血液中のタンパク質が異常に高く、血糖値も医師のコントロールが必要な値にまで上昇。男性外科医は患者の異常を認識しながら、転院先の女性外科医に引き継がなかったという。
 女性外科医は調べに対し、術後経過が良好とする男性外科医の引き継ぎを「そのまま信じてしまった」と話しているという。


 男性患者の妻(51)は、「書類送検を待っていた。今後は主人の無念を裁判(民事)で晴らしていく。医師が医師の務めを果たしていれば、こうした結果にはならなかったと思う。もうこのような医療事故で第二の主人を出してほしくない」と話した。

 2006年3月3日 東京新聞



麻酔・手術・術後ミス 3医師を書類送検

茨城 男性死亡で過失容疑

 茨城県警は二日、胃がん手術の麻酔や術後治療の誤りから患者を死亡させたとして、筑波メディカルセンター病院(茨城県つくば市天久保一)に勤務していた男性外科医(三十九)とつくばセントラル病院(同県牛久市柏田町)の女性外科医(四十二)を業務上過失致死の疑いで書類送検。筑波メディカルセンター病院に勤務していた男性麻酔科医(三十五)も業務上過失傷害の疑いで書類送検した。

 調べでは、筑波メディカルセンター病院にいた外科医と麻酔科医は二〇〇二年一二月、同病院で同県土浦市木田余、会社員酒井宏行さんー当時(四十七)ーに早期胃がんの手術を実施したが、酒井さんは手術中の麻酔ミスで下肢まひとなった。

 さらに、手術後に縫合不全を示す数値や血糖値が異常に上昇するなどしたにもかかわらず、転院先のセントラル病院に「術後経過は良好」などと、検査結果を適切に引き継がなかった疑い。

 セントラル病院の外科医も適切な検査や術後処置を怠り、汎発性腹膜炎で酒井さんを死亡させた疑い。

 2006年3月3日 産経新聞



術後管理不手際で患者死亡

医師3人を書類送検

 手術後の管理の不手際で患者を死亡させたとして、県警は二日、業務上過失致死の疑いで、元筑波メディカルセンター病院(つくば市天久保)の男性外科医(三十九)と、つくばセントラル病院(牛久市柏田町)の女性外科医(四十二)を書類送検した。

 調べでは、男性外科医は平成十四年十二月二十六日に筑波メディカルセンター病院で胃がん手術をした土浦市の男性=当時(四十七)=が、縫合部分などに炎症を起こしている可能性を知りながら、三十日に転院した際に「経過は良好」と報告。引き継いだ女性外科医も検査を怠り、翌十五年一月六日に男性を腹膜炎で死亡させた疑い。

 また、この手術の際、麻酔のミスで患者を下肢まひにしたとして、業務上過失傷害の疑いで、元筑波メディカルセンター病院の男性麻酔科医(三十五)を書類送検した。調べでは、男性に麻酔をかけた際、脊髄などを傷つけ、下肢まひにした疑い。

 2006年3月3日 毎日新聞


医療ミスで死亡 医師3人書類送検 つくば

 つくば市天久保1の筑波メディカルセンター病院(石川詔雄院長)で、早期胃がん手術を受けた土浦市の会社員の男性(当時47歳)が、麻酔を誤って刺されたうえ、術後の管理が不適切だったために転院先の牛久市柏田町のつくばセントラル病院(竹島徹院長)で死亡したとして、県警捜査1課と竜ヶ崎警察署は2日、外科医2人を業務上過失致死容疑で、麻酔科医1人を業務上過失致傷容疑で水戸地検に書類送検した

 調べでは、02年12月26日、筑波メディカルセンター病院の当時の男性麻酔科医(35)が、早期胃がんの切除手術で、麻酔を誤って深く刺し過ぎたため、男性は下肢まひになった。

 手術をした同病院の当時の男性外科医(39)は男性を転院させる際、男性が胃がん手術の縫合不全により、異常を示す検査結果が出ていたにもかかわらず、引き継ぎを怠り、転院先の女性外科医(42)も必要な検査をせず、男性を汎発性腹膜炎により死亡させた疑い。

 死亡した男性の妻(51)は「医師がきちんと対応すれば死ぬことはなかった。民事訴訟も検討している」と話した。



202006年3月14日 読売新聞

医療ミスの女性医師 別の手術でも患者死亡
書類送検へ

 県警捜査1課と竜ヶ崎署は、2日に業務上過失致死の疑いで書類送検した牛久市柏田町のつくばセントラル病院(竹島徹院長)の女性医師(42)を、別の患者に対しても手術ミスや術後管理を怠ったために死亡させたとして、同容疑で水戸地検に書類送検する方針を固めた。

 調べでは、女性医師は2003年4月5日、牛久市の男性会社員(当時63歳)の胆石と胆のうを摘出する手術を執刀、その際に誤って肝臓を傷付けたうえ、術後も適切な処置を行わず、6日に失血死させた疑い。

 手術は、開腹せず、腹部に開けた小さな穴から内視鏡の一種の腹腔(ふっくう)鏡を差し込んで、患部を摘出する方法で、県警は「傷は摘出部分とは関係ない個所で、過失は明らか」としている。

 女性医師は、胃がんの手術を受けた男性患者が転院後に死亡した医療事故で、転院先の担当医師として適切な検査などを怠って患者を死亡させたとして、2日に書類送検されていた。

本当に執刀医は女性医師だったのか?助手に付いた医師は誰だ?指導医がいたとしたら誰だ? 「ある人物の臭い」がプンプンする。

202006年3月16日 読売新聞

術後ミス患者死亡 医師また書類送検 過失致死の疑い

 県警捜査1課と竜ヶ崎署は15日、手術後の管理を怠り、患者を死なせたとして、牛久市柏田町のつくばセントラル病院(竹島徹院長)の女性医師(42)を業務上過失致死の疑いで水戸地検に書類送検した。女性医師は大筋で容疑を認めているという。女性医師は2日、別の医療事故の責任も問われ、同容疑で書類送検されている。

 調べでは、女性医師は2003年4月、牛久市の男性患者(当時63歳)の胆石と胆のうの摘出手術中、肝臓を傷つけて多量の出血を招いたのにもかかわらず、適切な処置を取らなかったうえに出血を促進するような注射を打ち、男性を失血死させた疑い。

 女性医師は「出血を見落とし、間違った注射を打った。ここまで容体が悪いとは思わなかった」などと供述しているという。

 竹島院長は読売新聞の取材に「患者や遺族の方に大変申し訳ない。今回の件を真摯に受け止め、再発防止に努めていきたい」と話した。


2006年8月4日 読売新聞