| ホームページでは、人間科学としての医療の内、科学についての宣伝のみが強調されがちですが、「医療人としての考え方」をきちんと公開する必要性を感じます。
人対人の関係の中で、どの様な信念(治療についてだけでなく人間として)を持っている先生に診てもらっているかを知ることは、患者さんが、どの様な悩みをもっているかを知ることと対等だからです。
『末期がんの患者さんが、桜が咲いたというニュースを見て「来年は見られないだろうな。」と独り言を言うんですね。うちの病院は、ウソをつかないようにしているんで、看護婦はとりつくろうことができない。
で、その日の午後、ストレッチャー式のベッドに乗せて近くの公園に花見に連れていったんです。患者さんが帰ってきて、開口一番、「僕の言葉を聞き流さないで受け止めてくれた。うれしい。」と・・・』
これは、「がんばらない」の著者の鎌田實医師の雑誌対談での一文章ですが、このような意識レベルに少しでも近づきたいと思います。 |