まず、講師に抜擢された私は正直冷や冷やものでした。笑

私が教室で教えているお菓子たちは
何年も掛けて改良を加えた自分が手馴れているもの。
家族に作り、おいしければ、それをレシピとして残す・・・というスタンス。
短時間で試作を重ねたことはほとんどありません。

ところが、今回のテーマは身体に優しいお菓子たち。
否応無く、短時間でのレシピ作りを余儀なくされました。

胸を借りるつもりで引き受けたレシピ作り。
最初は自分のイメージの中で作り始めたオレンジケーキを
さくさくと作り始めました。
それは自分の持ちレシピをあお風に変えたものでした。
しかし、最初からマクロお菓子を目指していたかよちゃん。
話が進むうちにマクロで行っては?ということになってきたのです。
私のレシピはアウトよね〜と思いました。
それと同時に、オレンジの季節ではないな〜という不安感も抱いていました。
落ち込むというか、私ってできるのか??と思ってもいました。
頭はぐるぐる回り、はっきり言って、絶体絶命の大ピンチ。
一刻の猶予も無い時に、時間を下さい。といった私がいました。
頭を真っ白にして考える。
どうしたら一番良いのか・・・
仲間も私と同じように考えてくれました。
そして、待っていてくれた。
そして、あきちゃんのレシピなら何でも引き受けるといってくれた
仲間の一言で、吹っ切れました。
こんなとこで止まっちゃいけない。
また進み始めました。夏に向かって・・・

気の持ちようというか、ちょっとした歯車の掛け方の違いで、
物事はどんどん進んでいきました。
BIOに飛んでいって、材料をしこたま買いこんだ私・・・
そこにはもう落ち込んだ私の姿はありませんでした。

そしてそんな中で私の作ったお菓子たち
そう、
それは初めて短時間で試作を重ねたマイレシピのお菓子です。
毎日、ノートにメモを取りながら考えていった配合。
それは、とてもシンプル。

幾重にも微妙な味が折り重なるお菓子は
私には作りきれず、普段でも省いて省いて・・・という配合になってしまいます。
今回も足しては引いてはまた足しては作っていったお菓子たちですが、
結局引き算引き算になりました。

そしてお菓子たちは出来上がりました。
自分にとって、この上なく愛着のあるお菓子たちです。

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