1側もやもや病・類もやもや病について
もやもや病の診断基準は、以下のごとくです.
1.頭蓋内の内頚動脈の末端、その近傍に狭窄や閉塞病変があり、脳底部に「もやもや血管」が認められる.
2.これが、両側に認められる.
両側病変を、確診例 とし、一側にしか閉塞病変がない場合を疑診例とされます.
除外診断して、動脈硬化、脳腫瘍、頭部外傷、放射線治療後、レックリングハウゼン病、ダウン症候群など基礎疾患がある場合が挙げられています.
もやもや病の確診例以外の類似の状態については、よく分かっていません.つまり、
(1) 1側のみにもやもや病独特の血管撮影像があるが、反対側は、全く正常な場合、
(2) 両側病変で、血管撮影像はもやもや病の確診例であるが、上記の除外診断の疾患を合併する場合.
また、 (1) + (2) の場合、つまり除外診断の疾患を合併する1側のみもやもや病の血管撮影像を呈する場合があります.
(1)を、1側もやもや病と呼ぶ場合があり、(2)を 類もやもや病と呼ぶ場合があります.
1側もやもや病が、両側病変つまり「もやもや病」に移行する場合もあれば、そうでない場合もあります.
1側もやもや病や類もやもや病についても、その原因はよく分かっていないため、もやもや病と同じように治療される場合が多いです.