調査研究班の調査報告書
厚生省(現、厚生労働省)の特定疾患ウィリス動脈輪閉塞症調査研究班(昭和52年度発足)の調査報告書の分担研究報告のタイトルのリストをまとめました.過去の研究報告のタイトルを見ているとその時々の、もやもや病に対する関心事の移り変わりが読み取れます.もやもや病の病因論についての報告も多いのですが、未だ決め手に欠くのは残念です.
これは、過去の研究成果の報告書で、もやもや病の情報を一般及び医師に対して、当然、全内容を含め厚生労働省が公開すべきですが、 毎年一部の施設に配布されるだけで過去の報告書を手に入れることは困難です.インターネット時代の現在、厚生労働省は、過去のものを含め公開するのが使命と考えます.手にはいるものを、順次追加していきます.私が、全内容を公開するのは著作権の問題があると思いますが、タイトルのリストを公開することは問題はないと考えています.
現実に、各報告について、詳しい内容を調べるには、国会図書館や医科大学図書館で閲覧する必要があります.後者には必ずしもあるとは限りません.
追加(2001年9月13日):1977年から2000年までの、24年間の研究報告書のタイトルすべてをリストアップ出来ました.診断方法のCTからMRへの移行、最近は遺伝子レベルでの解析など、もやもや病に限らずその時代の神経科学での話題の移り変わりが読み取れますが、もやもや病の原因に関しては、よく分かっていないのは残念です.また、長期予後や出血例への治療法なども最近の話題です.また、もやもや病患者さんへの情報提供などにも力を入れて欲しいと思います.